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日本小故事『魔法のあみ棒』

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日本小故事『魔法のあみ棒』

むかしむかし、あるところに、ミリダと言う青い目と、亜麻色(あまいろ)のおさげ髪を持った娘がいました。
ミリダが十六才になった年の事、七人の強盗(ごうとう)が町を襲って来て、お父さんとお母さんは殺されて家を焼かれてしまいました。
みなしごとなったミリダは、ある店の女中(じょちゅう)にやとわれました。

ミリダは貧乏なので、どんな寒い日でも、はくクツ下がありません。
食べる物と言えば、1日に、ほんの少しのパンの耳とスープひと皿だけでした。
ですからミリダは、いつも寒くひもじい思いをしていました。
けれどもミリダには、ヤロミールという仲良しの若者がいたので幸せでした。
ある日の事、主人の店に毛糸の着物を着た、まりの様にまん丸いおばあさんが来て、
「食べ物を、めぐんで下され」
と、頼みました。
「へん!こじきに食わせる物などないよ」 けちな主人は、おばあさんを追い出しました。
それを可愛そうに思ったミリダは、おばあさんにそっと、自分の一日分のパンの耳をあげました。
「おばあさん、少ないですが、これをどうぞ」 するとおばあさんは、ニッコリ笑って言いました。
「ミリダや、ありかとう。
お礼に、いくら使っても減らない毛糸の玉と、魔法のあみ棒をあげよう。
これは命令一つで一本のあみ棒が七本になって、一人でにあみ始めるのだよ。
おまけにお前が命令すれば、誰の手の中にでも飛び込んで、あみものをさせるのさ。
そしてお前が止めろと言うまで、クツ下をあみ続けて、自分のした悪い事を白状してしまうのだよ」 ミリダは大喜びであみ棒と毛糸の玉をもらって、お礼を言おうとした時には、もうおばあさんの姿は消えていました。 ミリダは夜になるのを待ちかねて屋根裏の自分の部屋へ戻ると、あみ棒に、 「ネッカチーフと、手袋と、クツ下と、チョッキと、スカートをあんでちょうだい」 と、言いました。
すると、どうでしょう。 あみ棒は一人でに動き出し、夜が明けるまでには何もかもあみ上がっていました。
これでもう、ミリダは寒い思いをする事はありません。
それからもミリダは毎晩、あみ棒にクツ下をあませ、近所の貧乏な子どもたちにあげました。 さてある時、ミリダはたきぎを拾いに森へ出かけると、突然森の奥から強盗の頭が現れました。 この盗賊は、ミリダのお父さんやお母さんを殺した強盗です。
それが何と、ミリダに結婚を申し込んだのです。 「ミリダよ。お前は町一番の美人だ。おれと結婚しろ。おれと暮らせば、きれいな着物も宝石もやるぞ。一日中、遊んで暮らせるのだぞ」 「とんでもない。誰があなたの奥さんになるものですか!」 強盗の頭は、ミリダの言葉に大笑いすると、 「わはははははっ。気の強い娘だな。ますます気に入ったぞ。ひと月たったら迎えに行くからな」 と、言って、森の奥に消えてしまいました。
やがてひと月が過ぎました。
すると店の戸を開けて、強盗の頭が入って来ました。
「お前の所で働いている女中のミリダを、花嫁にもらいに来た」 主人は震えながら、答えました。
「分かりました。ミリダを幸せにしてくれるのなら、喜んで差し出しましょう。ミリダ、いいね」 すると、側にいたミリダが言いました。
「承知しました。 でも、お願いがあります。 わたしの家の焼け跡に、三日間で新しい家を建てて下さい。 それから結婚式には、町中の人を呼んで下さい」 「分かった。約束しよう」
さて、ミリダの結婚の事を知った恋人のヤロミールは、とても悲しみました。
けれどもミリダは、ヤロミールをなだめて言いました。
「心配しないで。結婚のお祝いには必ず来てちょうだいね。いい考えがあるのよ」 頭の方は町中の大工(だいく)を呼び集めると、約束した三日間で新しい家を建てました。
家具もすっかりそろえ、家畜小屋にはウシやヤギを入れました。
家の前にはいくつもテーブルを並べ、ごちそうとお酒を山の様に用意しました。
そして町中の人を、結婚式に呼びました。
ヤロミールも、来ました。
ミリダは花嫁衣装を着て、花婿の頭と並びました。
二人の回りには、六人の手下が座りました。
頭は機嫌良く、カラカラと笑って言いました。
「さあ、きれいな花嫁さん、お祝いだ」 その時です。
ミリダは魔法の毛糸の玉とあみ棒を取り出して、早口でささやきました。 「あみ棒よ、七本におなり!」 あみ棒はキラキラ光りながら、音をたてて七本に増えました。
「あみ棒よ、強盗たちの手に飛び込みでクツ下をおあみ!」 あみ棒はいっせいに強盗たちの手に飛び込んで、クツ下をあみ始めました。
強盗があみ棒を放り出そうとしても、あみ棒は手に吸い付いて離れません。
ミリダは、続けて言いました。
「あみものをしながら、今までの事を何もかも白状しておしまい!」 すると頭と六人の強盗たちは、ミリダの両親を殺して家を焼き払った事などを、ペラペラ話し出しました。
お客たちはあっけにとられて、あみものをしている強盗たちを見つめました。
その時、毛糸の玉がくるくるとゆれて、中からあのおばあさんが現れました。
おばあさんは、あみものの妖精(ようせい)だったのです。
おばあさんが、言いました。
「町の人たちよ。強盗どもの白状をよく聞いたね。それでいかがかですか、ミリダとヤロミールが結婚して、この家に住むというのは?」 「いいとも、いいとも!」 町の人たちは、声をそろえて叫びました。
そしてさっそく、ミリダとヤロミールは結婚式をあげました。
その間も強盗たちは、あんで、あんで、あみ続けました。
それを見て、おばあさんが言いました。
「まだまだ。お前たちは、お前たちが悪い事をした人たち全員のクツ下をあみ終わるまで、そのままあみ続けるんだよ」 そして強盗たちは、何日も何日もあみ続けました。
そしてようやくあみ終えた時には、強盗たちは悪い事をする事などすっかり忘れてしまい、腕の良いあみもの職人として町の人たちと平和に暮らしたという事です。

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