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唯吾分享37岁成为医生的我01日文字幕,台词

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(児童)おはようございま~す。
おはようございます。
(ナレーション 紺野祐太)
人生のスタートラインには
適正年齢というものがある。
人が何かを始めるのに
年は関係ない
という言葉をよく聞くけれど
ぶっちゃけ
それは ただの きれい事だ。 ある年齢を超えれば
体力は衰え…。
私のほうのミスでございます。
物覚えが悪くなり…。
人によっては
臭いも気になったりする。
ピッ!
 だから 新しい場所で
新しい何かにチャレンジするのは
間違いなく 若いほうがいい。
はぁ~。
(直美)おはよう。
(寛子)おはようございます 師長。
はぁ… やって来たわね
1年で一番 憂鬱な時期が。
これですね。
(直美)そう。
使えないくせにプライドだけは
一丁前の連中が
4人も来んのよ 4人も。
1人は帝都大学 医学部出身の
エリート。
しかも 女。
それから東央の卒業生が2人。
前に実習で来たチャラいのと
打たれ弱そうな
地方病院の跡取り息子。
(下田)何してんの? お前。
また エンスト?
(谷口)やあ 下田君。
内科の先生方の
顔と名前のチェック。
粗相がないようにって
母さんに言われたから。
相変わらず過保護だな お前の親。
(寛子)研修って4人ですよね?
うん。
あと1人は?
あっ そっか。
えっと 確か ここに…。
ん~… えっ?
(沢村瑞希)おはようございます。
(下田)おはようございます。
(谷口)おはようございます。
(直美)おはよう。
遅くなりました。
本日から お世話になります
研修医の沢村です。
(下田)同じく下田です。
(谷口)た… 谷口です。
おはようございます。
(下田)すいません
早く来たつもりだったんですけど。
初日から指導医の先生を
お待たせしちゃうなんて。
指導医?
ええ。
違いますよ。
僕は 皆さんと同じなので。
同じ?
(下田)いや…
てか 俺ら ぺ~ぺ~なんで。
僕も同じです。
同じって… あなたが?
ええ。
ちょっと年食ってますけど 一応。
(谷口)
ちょっとって おいくつですか?
37です。
 そう
人生のスタートラインには
適正年齢というものがある。
研修医の紺野祐太です。
よろしくお願いします。(小菅)えぇ~ 54歳 男性で
チェストペインを主訴に来院しました。
来院時…。
(下田)かったりぃな 初日から。
(谷口)内科はカンファレンスに
力 入れてるそうだから。
(下田)
で 結局 何もんだよ あいつ。
(新見悟)
ちゃんと聞いてろ 研修医。
(下田)あっ すいません。
(小菅)それでは 今回の
症例について 資料 お配りします。(小菅)えぇ~ 検査の結果
AMI下壁梗塞を疑い
直ちにPCIを行ないましたが…。
PCIって何だ?
さあ?
(小菅)DCAの必要性はなく
ステントを置きました。
基礎疾患のDMにより
動脈硬化が進み
ヘルツにも
影響を与えたと思われます。
以上です。
(中島)はい ここまでで 何か
ご意見のある方 お願いします。研修医の皆さんは?
質問があれば何でも どうぞ。
特にないようです。
(中島)では これで
カンファレンスは終わります。あの…。
何ですか? 紺野先生。
ちょっと思ったことがあったので。
(中島)どうぞ。
カンファレンスを拝見していて
感じたのですが
正直
たいへん非効率的ではないかと。
はぁ?
まず
この紙の資料は資源の無駄です。
皆さん
処分されてしまうようなので
パソコンを使っている
先生方に合わせて
データで統一すべきです。
ちょっと紺野先生。
それと英語やドイツ語の
専門用語ばかり使用するのは
わかりにくくなるだけです。
そのせいか居眠りしておられる
先生方も いらっしゃいましたし。
(ざわめき)
ここは治療方針について
話し合う場ですからね。
そういう意見は
別の機会に お願いします。
申し訳ありません。 紺野先生
いいかげんにしてくださいよ。
(佐伯)面白いな。
(中島)佐伯教授。
病院では
あまり聞かない意見だ。
新鮮だよ。 ふっ…。
君 確か 元会社員だったかな?
はい。
なるほど。
貴重な意見 参考にしておこう。
勘弁してくださいよ 紺野先生。
すいません。
でも 会議の効率化は
企業では当たり前なことなので。
ここは大学病院。
企業じゃありませんよ。
でも 節約って書いてありますし。
ちっ…
あぁ~ めんどくせぇな もう。
とにかく 今後は
気を付けてください。
指導医の俺の立場もあるんで。
わかりました 以後 気を付けます。
(谷口)大変でしたね 初日から。
(下田)でも けっこう
正論だと思いますよ 俺は。
実際 訳わからなかったっすもん
さっきの説明。
それ 勉強不足なだけでしょ。
(下田)はぁ?
おたく 全部わかったのかよ。
まあ 一応ね。
もし わからなくても
あんなふうに
けんか売ろうとは思わないけど。
けんか売るなんて そんな。
気を付けたほうがいいですよ。
体質が古いことで有名ですから
東央の総合内科は。
(谷口)実際 トップの佐伯教授の
独裁体制ですもんね。
次期医学部長の大本命だし。
(高木)佐伯先生。
(佐伯)ん?
今日は広尾で人気の
プリンをお持ちしました。
プリン? いいね プリン。
(谷口)気に入らないスタッフは
みんな飛ばしちゃうって
うわさですよ。
今は昔ほど 医局の権力は
ないって聞きますけど。
同じですよ 制度が変わっても
人が変わらなきゃ。
まあ 紺野先生が にらまれても
私には関係ないんで。
(下田)
うわ~ 俺 あの女 苦手。 無理。
(谷口)失礼だよ。
それに彼女の言うとおりでしょ。
僕らも研修中は 上の先生方に
目 つけられないようにしないと。
(中島)あぁ~ ねえ。
駐車場に止めてある
あの新品のLEXUS。
この中の誰かのかな?
(谷口)あぁ~ 僕のです。
卒業祝にって親が買ってくれて。
そうなんだ~ すてきだね~。
じゃあ 気の毒だけど
今日は歩いて帰るしかないね。
はっ?
(下田)病棟から一番近いスペースは
佐伯教授の定位置なんだと。
これ 当直の先生の車だから
明日まで動かせないってさ。
はっ… そんな。
(下田)
お前も ばっちり 目つけられたな。
はぁ… ははっ。
はははっ あぁ…。
(下田)諦めろ。
(中島)
いろいろと問題ありそうですね
今年の新人は。
(佐伯)
大学病院は学ぶ場所だからね。
ゆっくり学んでいけばいいさ
うちのルールってやつを。
(中島)
しっかり指導していきます。
あっ それから 埼玉の
関連病院にいる飯田先生が
そろそろ
こちらに戻れないのかと。
飯田先生?
はい。
あぁ~ あの反抗的な彼ね。
もうしばらく いいんじゃない?
ぐるぐるっと外回りで。
ぐるぐる~っとですか
ははははっ。
うまいな これ。
あら。
あぁ~ 札幌か。 やっぱりね。
今日から一緒に担当する
紺野先生です。
紺野です よろしくお願いします。
じゃあ 血圧測りますね。
(石浜)わざわざ
大学病院に入ったのによ
こんな ねえちゃん
押しつけんのか 先生よ。
(小菅)石浜さん 彼女
帝都大出身のエリートなんですよ。
医者としては ひよっこだろ。
顔は かわいくても安心…
ちっ… 痛ぇな。
すいません 緊張しちゃって つい。
研修医の紺野です。
よろしくお願いします。
(木島)あぁ どうも。
早速ですが 採血を。
紺野です。
(亜矢子)多田でございます。
よろしくお願いいたします。
こちらこそ
よろしくお願いします。
多田さんは
脳出血後のリハビリ中です。
左半身の麻痺と
摂食障害があるんで
診察には注意してください。
はい。
それでは点滴 お願いします。
先生。
はい。
主人も点滴だけだと
痩せるばかりで。
あの 流動食みたいな
軟らかいもんでも
食べさせて
あげられないでしょうか。
だめです。
前にも言いましたけど
今 まだ ものが
飲み込めない状態なんですよ。
じゃあ
いつごろになれば?
今後の検査結果しだいですね。
そうですか…。
しつこいんですよね あの奥さん。
つかまっちゃうと
もう ずっと質問攻めで。
紺野先生も
気を付けたほうがいいですよ。
患者さん 静かでしたね。
あぁ 旦那のほうが
意識障害があるんです。
あっ あの メモとか いいですよ。
必要なことは全部
カルテに入力すればいいんで。
患者さんが どういう感じの方か
書いてるんです。
会社にいた頃も こうやって
取り引き先の方のことを
覚えてたんで。
必要ないでしょ そんなの。
医者は接客業じゃないんだから。
はぁ~。
(直美)もう わかってるんですか?
白衣を着てる時点で
患者さんには研修医も医者も
区別ないんです。
ちゃんと仕事をしていただかないと
困ります。
(下田)すいません
ご迷惑おかけしちゃって。
もう…。
もういいです。
今後は気を付けてください。
はい。
狙われてる。
はっ?
(下田)うるせぇな~ もう。
ナースと ちょっと話 してただけで
がみがみ がみがみ!
(谷口)あの看護師長 研修医嫌いで
有名なんだってさ。
まあ 総合内科にいる
3カ月間の辛抱だよ。
(下田)3カ月間
ナースと仲良くできない。
…って 死ぬだろ 俺。
いいんじゃない? 死ねば?
(下田)だめだ~
すっげぇ むしゃくしゃする。
今日 飲みにいかねぇ?
親睦会も兼ねて。
そうですね せっかくですから。
(谷口)あの 沢村先生は?
おごりなら。
来るのかよ。
(一同)かんぱ~い!
あぁ~。
…ってか これ どういう状況?
あぁ~。
どうって 親睦会でしょうに。
(谷口)そりゃそうですけど
何で 師長まで一緒に?
(直美)
あぁ 紺野先生に ちょっとね。
やっぱり 狙われてる。
あの 僕に何か?
(直美)ほんとに わかんないわけ?
私のこと。
(直美)私。 相澤直美。
相澤直美?
(直美)ほら 高校のとき
クラスメートだった。
相澤さん!? ほんとに?
もうショックよね。
顔 合わせても
何の反応もないんだから。
驚いたな。
早く言ってくれれば良かったのに。
(直美)
ちょ… 驚いたのは こっちよ。
随分前に 帝光食品 辞めたって
うわさは聞いてたけど。
帝光食品!?
(直美)うん。
食品メーカーの
超大手じゃないですか。
何で そんなとこ辞めて
医者に?
突っ込むの やめたら?
リストラとか 問題起こして
クビになったとか
言いにくいことかもしれないし。
そんなんじゃないんですけど
ちょっと 違う道に
進みたくなったので。
(直美)でも 30過ぎてからでしょ?
医学部 入ったの。
うん まあ。
回り道ですね ものすんごく。
ハンデあり過ぎ。
ずけずけ言うわね あんた。
沢村先生の言うとおりだよ。
僕は もう
時間 無駄にできないし
頑張って 早く
一人前の医者にならないと。
うん。
(直美)じゃあ お疲れさま。
お疲れさまです。
(谷口)お疲れさまでした。
(直美)おやすみなさ~い。
駅のほうじゃないんですか?
ええ この近くですから。すごい偶然ですね
同じアパートなんて。
はぁ~。 そういえば来てましたね
昨日 引っ越しのトラック。
いつから住んでるんですか?
1週間前です。
こんな古いアパート
借りる人なんか いないと思って。
病院から近いですからね。
何かあったとき すぐ行けますし。
紺野先生。
はい。
お互い プライベートに干渉するの
やめましょう。
じゃあ お疲れさまです。
あっ 心配しなくて大丈夫ですよ。
僕 彼女いるんで。
じゃあ おやすみなさい。
どういう意味だよ おっさん。
あぁ~。
ピッ ピッ ピッ…(携帯電話の操作音)
カチャカチャ…(キーボードをたたく音)(ボイスレコーダーからの音声)
人口変化のステージに
日本は
足を踏み入れようとしています。
[TEL](メール着信音)「ただいま。
研修初日
無事に終わったよ。
そっちはどう?
今日は体調
大丈夫だった?」。
[TEL]ピッ ピッ ピッ…
[TEL]
「やっぱり目立つよ
30過ぎの研修医は。
頑張って 早くすずのこと
診てあげられる医者になるから」。了解。(回想 荒木)((考え直せないのか?))
((理由は例の件か?))
((申し訳ありません。))((後悔することになるぞ。))お疲れさまです。 今日の検査は
これで終わりですんで。
(亜矢子)ありがとうございます
紺野先生。
お忙しいのに
丁寧に診ていただいて。
研修医ですから
一つ一つ ちゃんとやらないと
不安なんです。
年 食ってる分
物覚えも悪いですし。
また そんなこと
おっしゃって。
(多田)亜矢子 あれ。
(亜矢子)これ 皆さんで どうぞ。
あの 多田さん
コミュニケーションが?
ええ。
新見先生のことは苦手だから
いつも知ら~んぷりしてますけど。
ふふふっ。
主人は 紺野先生のこと
応援してるんです。
自分も32のときに
脱サラして お店を開いたから。
(多田)
大変だと思いますけど
誠実に頑張ってくださいって。
多田さん。
あぁ…。
では こちらの同意書に
サインをお願いします。
うちのじいさん
これしか
方法ないんですか?
はい それしかありません。
検査結果を見るかぎりでは
そういうことです。
胃瘻の手術?
ええ。
主人と同じような
麻痺のある患者さんが
今度 手術するかもしれないって
聞いたもので。
胃瘻造設術というのは
麻痺とか摂食障害で
口から ものを
食べることのできない
患者さんのために
チューブで栄養を
送れるようにする
手術のことです。
うちの人も
その手術が必要なんでしょうか?
まだ何とも言えませんけど
検査の様子を見るかぎりでは
大丈夫だと思いますけど。
うちの人 早く元気になって
普通の食事ができるようになるの楽しみにしてるんです。
もし そんな手術でも
受けることになったらと思うと
かわいそうで…。(下田)いいっすね 紺野先生
こんなのもらって。
(谷口)僕ら
患者と どう接したらいいか
全然わかりませんよ。
僕も多田さん以外の患者さんとはだめだめですよ。
(下田)まあ 研修医だと
露骨に やな顔する人もいますし。
それもありますけど やっぱり
コミュニケーションを取る時間が
足りないんじゃないかなと思って。
いいことないですよ
仲良くなり過ぎても。
えっ?
コミュニケーション取れたからって
いい治療ができるとは
かぎらないでしょ。
手術ですか?
それが何か?
いや 多田さんは
手術を希望していないので
もう少し ちゃんと調べたほうが。
俺が ちゃんと調べてない
っていうんですか。
検査結果では微妙なラインです。
過去のデータを見るかぎり
リハビリをすれば
今後 回復をする見込みだって…。
その判断は こっちがすることです。
(中島)て~い ていてい…。
どうしたの? 大きな声出して。
医局長。
多田さんのことで紺野先生が。あぁ~。
明日の教授回診しだいだけど
多分 手術で決まりでしょう。
多田さんは回復して
食事ができるのを
楽しみにしてるんですよ。
今の検査結果だけで
結論を出すべきじゃありません。
そう言われてもね 多田さん
コミュニケーションも取れないんでしょ?
ええ 全く。コミュニケーションは取れます。
言葉は不自由ですが
ちゃんと接すれば
意思の疎通はできるんです。
ですから…。
いいかげんにしろよ!
あんたのほうが年は上でも
指導医は俺なんですよ。
研修医のくせに
いちいち逆らうのやめろ!
新見先生 落ち着いて。
とにかく
多田さんの件については
明日のカンファレンスで
話し合いますから。 ねっ。
新見先生 行くよ。(下田)あぁ~。 ちっ だめだ。
全然 終わんない。
教授回診の前の日は地獄だ
って聞いてたけど 本当だな~。
(谷口)専門外の教授に
プレゼンするための資料だからね。
(下田)はぁ~。
朝まで かかんじゃないの? これ。
じゃあ お疲れ。
(下田)終わったの!?また何か やらかしそう。血液検査 レントゲン 心電図に
特に異常はありません。
また 内視鏡検査でも
胃粘膜に明らかな病変は
ありませんでした。
以上の検査結果により
多田さんには
胃瘻造設術を施すのは
適切と判断されます。
うん 問題ないね。
そうですね。
ただ… 個人的には
現在 行なっている検査とは別に
テストを行なうべきだと思います。
テスト?
プリンやゼリーのような軟らかいものを
実際に食べてもらって
ほんとに食べられないかどうか
確かめるんです。
そんなテスト
認められませんよ。
誤嚥性肺炎にでもなったら大問題になるんですから。
人工栄養を始めたら
患者は食べる喜びを失うんですよ。
ご本人や ご家族に
納得していただくためにも
一度 ちゃんと
テストをしてあげたいんです。
あんたの考えなんて
どうだっていいんだよ。
もういいから 戻って。
是非 先生方のご意見を。
いいから戻れ!
お願いします!
(佐伯)まあ まあ
そのへんでいいでしょう。
多田さんは
とりあえず私が診てみるから。
えっ…。
(中島)佐伯教授。
判断は診察のあとでね。
紺野先生。
よろしくお願いします。(小菅)肝機能障害の石浜さんです。
(佐伯)もう少し様子を見ましょう。
お大事に。
(石浜)ありがとうございます
ありがとうございます。
入院2週間目で経過良好の
小野さんです。 お願いします。
もう少し様子を見ましょう。
お大事に。
顔色 いいね。
もう少し様子を見ましょう。
お大事に。
(木島)はい。(谷口)はぁ~。 ぜ~んぶ同じ。
(下田)意味あんのか? これ。
ないわよ。 ただの大名行列だもの。(亜矢子)
よろしくお願いいたします
佐伯先生。
はい。
多田さんの後遺症の状態ですが…。
あぁ もう結構。
それは さっき聞いたからね。
では カルテを。
う~ん…。
まあ 新見先生の判断で
大丈夫ですね。
もう少し様子を見ましょう。
お大事に。
ちょっと佐伯先生。
ちゃんと診察 お願いします。
紺野先生。
(佐伯)それは担当医の仕事ですよ。
でも 先ほど ご説明した
手術の件は…。
ですから
新見先生の決められたとおりで
よろしく。
教授…。
(中島)では 次の患者へ。
はいはい。(森下)
君 後で私のところに来なさい。研修医には
いろいろなタイプがいる。
マニュアルに頼り過ぎて
応用が利かない者。
自分では何も判断できずに
先輩の指示どおりにしか
動けない者。 それから
理想が高すぎて
現実を見て がっかりする者。
僕のことですか?
なぜ 研修先に この病院を?
森下先生のご専門です。
東央は腎臓疾患の治療に
実績があるので。
腎臓内科希望か。
だが 今のままでは君は
研修は続けられない。
大学病院でも一般企業でも
上司に楯つけば
やっていけない点は同じだ。
研修をふいにしたくなければ
言動には気を付けなさい。
話は以上だ。
身内に
腎臓疾患の患者がいるのか?
具体的な目的がなければ
その年で
医者は目指さないと思うが。
1人います。
なら その人のためにも
辞めるわけにはいかないな。
指導医の指示に従って
これ以上 もめないことだ。(倉田)((待ってください!))
((紺野さん
あまりに一方的じゃないですか!))
((ちょ… 紺野さん!紺野さん!))
((申し訳ないんですけど
もう決まったことなので。))
((紺野さん…。))[TEL](着信音)
[TEL]すいません!若林記念病院まで
お願いします。 急いで!
(直美)あぁ お疲れさま。
お疲れさまです。
紺野先生 いる?
帰りましたよ。
何か用事があるみたいで。
あっ そう。
随分 搾られたみたいだから
まあ 飲みにでも誘おうかと
思ったんだけど。
心配なら 研修先 変えるように
すすめたほうがいいですよ。
まあね。 高校の頃も
無駄に正義感 強い人だったけど。
ははっ…。
30過ぎだと笑えませんから それ。
(直美)長年 大人やってると
もう こう
がんじがらめになっちゃうから。
言いたくなるときがあるのよ
青臭いこと。すいません 遅くなって。
(佐和子)祐太さん。
今 眠ったとこ。
透析中にトラブルでも?
ちょっと血圧が
下がっちゃったみたいで。
念のため
一晩 入院してくださいって。
そうですか。
(博昭)あぁ 来てたのか。
ご無沙汰してます お父さん。
うん。
お母さんにも
お話 したんですけど
今後は東央で診てもらえるように
手続きを進めます。
ちょっといいかな。
はい。
あの事故から もう7年だね。
ええ。
私はね
君が仕事を辞めたことを
今でも無責任だと思ってるよ。
すいません。
まあ 君は君なりに努力して
あと少しで
一人前の医者になるところまで
来たんだしね。
でも これ以上
あの子を待たせないでやってくれ。頼むよ 祐太君。(直美)えぇ~
本日 退院予定の北川さん
夜間に2回
おなかを下してます。
本人も不安がってますが
予定どおりでよろしいでしょうか。
大丈夫。
後は外来でフォローしますから。
(直美)わかりました。
307号室の安藤さんですが…。
どうしたん?
いいえ。
静かですね 今日は。
そうですか?
あぁ やっぱり。
主人が教えてくれたんですよ。
紺野先生が来たって。
えっ?
足音で わかるみたいなんです。
紺野先生のこと。今日も
よろしくお願いいたします。
採血 始めますね。
(多田)はい。
(亜矢子)
先生 昨日のことなんですけど。
すいません。
今日はちょっと 忙しいので。(足音)今日は仕事が速いですね。
じゃあ 明日の午後は
多田さんの最終カンファレスなんで
その資料 お願いします。
わかりました。(下田)
多田さん 結局 手術っすか…。
(谷口)しかたないですよ
上が そう決めたんですから。
多田さんに試すつもりですか?
いえ ちょっと見てただけです。
ですよね。
勝手に そんなことしたら
大問題ですから。
昼間の患者さん 胃瘻造設術を
受けた方ですよね。
ええ。 無事に終わりました。
それが何か?
他に
方法は なかったんでしょうか?
私の患者は
多田さんより重度の麻痺です。
経口摂取できる可能性は
1%以下ですよ。
0%じゃなかったんでしょ。
なら…。
考えるだけ無駄ですよ。
ご家族には ちゃんと説明して
手術の同意書も
もらってるんですから。
それ ほんとに
納得できたんでしょうか?
もし 納得してないのに
同意書にサインしてるなら
それは 患者が ばかだからです。
インフォームドコンセントも
セカンドオピニオンも
患者が
自分の身を守るためにあるんです。
医療訴訟が
これだけニュースになってるのに
いまだに医者の言うことが
全部正しいと思ってるなら
ばかとしか言いようがないでしょ。
沢村先生…。
医者に判断を丸投げした時点で
患者の負けなんですよ 紺野先生。[TEL](メール着信音)((研修をふいにしたくなければ
言動には気を付けなさい。))
((これ以上 あの子を
待たせないでやってくれ。))[TEL]
「無理しないで ゆっくり休んで。
こっちは残業中。
早く一人前の医者になれるように
頑張らないと」。(看護師)いつも
ほんとに仲がよろしくって
羨ましいです。
(亜矢子)いえいえ。
昔から私がいないと
何にもできない人なので。
(看護師)そうなんですか?
ナースのみんなで
憧れてるんですよ。
ほんとに…。(荒木)
((何度言ったらわかるんだ。))
((君は私の指示どおり
動けばいいんだ。))
((しかし…。))
(荒木)((我が社の社員なら
何を優先すべきか わかるだろう。))同じか… 結局。
[TEL]
[TEL]
あっ。
どうしたの? 何で ここに。
(すず)
連絡くれれば良かったのに。
(谷口)あれ? 誰かな?
紺野先生と一緒にいるの。
(下田)おっ けっこう美人じゃん。
手話?
何?
研修 厳しいから。
すず…。
(荒木)((考え直せないのか?))
((理由は例の件か?))
((申し訳ありません。))
((後悔することになるぞ。))((僕は やり直したいんです。))
((新しい場所で 最初から。))仕事 思い出したから
後で連絡する。(亜矢子)テストですか?
そうです。
このゼリーを食べられるかどうか
多田さんに
試してもらいたいんです。
(亜矢子)でも… 検査の結果では
手術が必要なんですよね?
ええ。 でも それは
あくまでも理論上の結果です。
僕は 多田さんご本人に ちゃんと
確かめてもらいたいんです。
僕が多田さんの立場だったら
そうしないと納得できませんから。
危険は ないんですか?
誤嚥といって
食べ物が肺に入ることで
肺炎を起こす可能性はあります。
あなた…。お願いします。
(亜矢子)ううっ…。
お願いします 紺野先生。
はい。
紺野先生 どこ行ったんだよ。
お前ら 見なかった?
(下田)さっき
部屋で見かけましたけど。
トイレじゃないですか?
沢村先生は? 心当たりない?
いえ。
(佐伯)
あっ お疲れさまです 皆さん。
(一同)お疲れさまです。
(中島)あぁ~ では
カンファレンスを始めます。
まずは 紺野先生から。
あの それがですね…。えぇ~ 再度の嚥下誘発検査と
ビデオ嚥下造影検査の結果
やはり多田さんの経口摂取は
極めて困難と考えられます。
よって 今後は胃瘻を造設し
経管栄養を始める方針です。
紺野先生
結局 サボリか。
まずいよねぇ~
こういうの。
(中島)それでは 何か ご意見を。
(中島)どうぞ 沢村先生。
経口摂取は
極めて困難ということでしたが
もし 実際 試した場合
誤嚥が起こる可能性は?
それは 絶対に起こりますよ。
多田さんが ものを食べることは
100%できません。私も そう判断している。
検査結果を見れば
手術は絶対必要だ。
テストなんかして
事故が起こったら困るからね。
なら 今すぐ 多田さんの様子を
見にいくべきです。
はい?
紺野先生は 個人的に
テストを行なうつもりのようなので。
えぇ?
どういうことだ?
何だよ それ。
さっき そんなこと…。
(ざわめき)おい!あんた 何やってんだよ!
テストです。 多田さんご本人の
同意は得ています。
ふざけんな!
こんなこと 今すぐ…。
(亜矢子)食べられました 先生。
えっ?
食べられたんですよ 主人は。
(下田)マジっすか?
(谷口)すごい…。
そういう問題じゃない!
こんなことね…。
(中島)紺野先生!これは
いくらなんでも問題ですよ!
処分は覚悟してます。
(森下)
喉に詰まる感じは ありませんか?
(中島)森下先生。
(森下)
今日1日 様子を見ましょう。
誤嚥が起こらないように
少しずつ食べてください。
良かったですね 多田さん。(中島)それでですね
今回の紺野先生の件について
どのような処分が良いか
教授のご判断をと思いまして。
食べれたの?
はっ?
食べれたの? ゼリー。
えっ… ええ。
今のところ
状態は安定しています。
(佐伯)
そう。 じゃあ いいんじゃないの?
あの~ 処分のほうは。
以後 気を付けるようにね。
はっ わかりました。
では 失礼いたします。
お疲れさまです。
お疲れさまです。
残業ですか?
小菅先生に
研究データをまとめるように
言われたんで。
大変ですね 優秀だと。
誤嚥が起こらなくてよかったですね。
どんなに勉強してても
実際に起きたら 紺野先生には
対処できなかったでしょ。
ええ。 だから
沢村先生には感謝してます。
あのタイミングで
他の先生方を連れてきてくれて。
紺野先生のやり方は
患者の体で
賭けをしているのと同じです。
私は認める気には なれません。
でも多田さんは喜んでくれました。
こないだ 沢村先生が言ってたこと
本音かどうか わかりませんけど
やっぱり僕は
間違ってると思います。
((医者に判断を丸投げした時点で
患者の負けなんですよ。))
医者である以上
患者さんに信頼されるように
努力する必要があると思うんです。
患者さんが納得して
治療を受けられるために。これ ラス1ですから
食べてください。
じゃあ お先に失礼します。今日は いろいろと
申し訳ありませんでした。
反省してるとは思えないぐらい
すがすがしい顔だ。
忠告が無駄になりそうだな
紺野先生。
現実に がっかりするより
自分の理想を
貫こうかと思いまして。
子供じみた考え方だ。
ええ。
でも
やれるとこまで やってみます。
君1人が頑張ったって
病院は変わらないよ。
病院を変えようなんて
思ってません。
僕は 自分が変わるために
医者になったんです。
♪♪「僕と花」
お先に失礼します。[TEL]
「ありがとう。 自分らしく
頑張ることにするよ」。紺野先生… か。(石浜)何だよ こいつは。
名刺です 僕の。
関係ないですよ 担当がどうとか。
患者は理想で救えませんよ
紺野先生。
(木島)うぅ…。
(佐伯)患者のためなんて
きれい事は言わない。
これが一番大事だ。
誰か!誰か いませんか!?