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唯吾分享37岁成为医生的我02日文字幕,台词

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是非 先生方のご意見を。
(新見悟)いいから戻れ!
(紺野祐太)研修医の紺野祐太です。よろしくお願いします。
やっぱり コミュニケーションを取る時間が
足りないんじゃないかなと思って。
(谷口)トップの佐伯教授の
独裁体制ですもんね。
ちゃんと診察 お願いします。
(佐伯)担当医の仕事ですよ。
(森下)今のままでは君は
研修は続けられない。
(博昭)これ以上
あの子を待たせないでやってくれ。
(沢村瑞希)
医者に判断を丸投げした時点で
患者の負けなんですよ。
(すず)
医者である以上
患者さんに信頼されるように
努力する必要があると思うんです。
僕は 自分が変わるために
医者になったんです。
あっ おはようございます。
どうも。
早いですね。
検査前のチェックがあるんで。
あっ ちょっと
一緒に行きましょうよ!
今日から毎朝 患者さんに
挨拶して回ろうと思って。
コミュニケーションを深めるには
やっぱり朝の挨拶が基本ですから。
採血のときで
十分だと思いますけど。
それじゃあ 時間が足りませんよ。
挨拶って 入院患者全員にですか?
ええ。 担当以外の患者さんにも
名前を覚えてもらったほうが
いいと思うんです。
何か あったときに
お役に立てるかもしれませんし。
サラリーマンの営業じゃ
ないんだから。(高木)沢村先生ですよね?
ええ。
(下田)まめだよな。
朝から名刺 配りにきて。
MRは人脈命っていうからね。
父さんから聞いたけど
情報網 半端ないらしいよ。
職員と仲良くなって
院内のこと 探り 入れまくるって。
で 有望そうな研修医には
とりあえず
唾つけとくんだってさ。
僕らも それなりに
評価されてるんじゃない?
(下田)ナースの評価のほうが
気になるけどなぁ 俺は。
寛子ちゃん。
俺のこと みんな 何か言ってる?
(寛子)
いえ べつに。 最近 忙しいんで。
無関心かよ。
(谷口)一番注目されてんのは
沢村先生らしいよ。
仕事速いし 判断も的確だから
先生の評判もいいって。
ふ~ん。 でも 私 外科志望だから。
それに注目されてるっていったら
紺野先生のほうじゃない?
(谷口)まさか。
逆の意味で。
MRから
名刺も もらえなかったし。
変わりもんだしな あの人。
今日も挨拶回りとかいって
訳わかんねぇ。
(戸の開閉音)
(下田)何か あったんすか?
308号室の飯田さん。
喉に痛みがあるらしいんで
薬の処方する前に
カルテのチェックを。
(谷口)あれ?
飯田さんって担当でしたっけ?
違いますけど 簡単な処置なんで。
(下田)いや まずいっすよ。
担当の先生か当直の先生に
言わないと。
関係ないですよ 担当がどうとか。
患者さんにとっては
みんな 医者なんですから。関係ないわけないでしょう!
研修医が1人で それも
担当外の患者の処置なんて
絶対に許されない行為ですよ
紺野先生。
申し訳ありません。
ミスがないように注意して
そのうえで必要な処置を
素早く行なったほうが
効率的だと思ったので。
効率とか関係ないんですって。
(中島)
まあ 仮に研修医じゃなくても
担当外の患者への処置は
ルール違反ですからね。
そうなんですか。
そうなんです。
とにかく
今後は注意してください。
新見先生も
今日は これぐらいで ねっ。
(下田)やっぱ だめだったでしょ?
勝手に手 出しちゃ。
軽率でした。
(谷口)
珍しいですね 素直に反省するの。
ええ。 明日からは
挨拶と治療以外のことで
相談 乗るようにします。
してねぇよ 反省。
[TEL](メール マナーモード)(佐和子)葛城と申します。
若林記念病院のほうから
ご紹介いただいて
こちらに通院させていただく
ことになりました。
(受付)かしこまりました。
お掛けになって お待ちください。(桑原)あの~。
(受付)はい。
沢木医院の紹介で来たんですが。
(受付)
紹介状を出して お待ちください。
はあ。コンコン!(ノックの音)
どうぞ。
あぁ。
たいへん お待たせしました。
担当の森下です。
(佐和子)よろしくお願いします。
(戸の開閉音)
じゃあ 座ってください。(森下)紹介状 拝見しました。
外傷後の慢性腎不全で
透析を続けておられるんですね。
今日は まず
お話を聞かせてください。
体調のことでも
これからの治療のことでも
気になることは
何でも結構ですから。
あっ 大丈夫ですよ。
これ 用意しておいたので。
あっ… 何か ちょっと子供っぽくて
申し訳ないんですけど。
(佐和子)あはっ…。
糖尿病のコントロール入院ですね。
今から いくつか
検査 受けてもらいますんで。
あの それと私
少し前から
おなかが痛むときがありまして。
胃腸炎とかですかね?
とりあえず レントゲン撮って
それから 血液検査ですから。
じゃあ 一旦 外でお待ちください。
はあ。
痛っ あぁ!
すいません!
あっ あの…。
あっ はい。
レントゲンの受付は
どちらですか?
あっ この廊下をまっすぐ行って
1つ目の角を右に曲がると
ありますから。
どうも。
お大事に。
あっ…。
ごめん。
ちょっと仕事 手間取ってさ。
お母さんは?
そっか。
どうだった? 森下先生。
研修医には厳しいのにな あの人。
(回想 森下)
((とんでもありません。))
((安心して
治療を受けてもらうために
医師は しっかりと お話を聞く義務がありますから。))
そういえば習ったな。
患者の話を遮ったり
ちゃんと診察しないで
検査に回す医者は
ろくなもんじゃないって。
(受付)今 混んでますから。
先に血液検査したほうが
早いと思いますよ。
はあ。
(桑原)あっ… どちらに?
あちらです。
(桑原)お願いします。
(受付)あぁ 先にレントゲン
行かれたほうがいいですよ。
この時間 混んでますから。
(桑原)そうですか。
(由香)桑原さ~ん。
桑原拓真さん。
(桑原)は… はい。
あっ 桑原さん。
新見先生がお待ちです。
えぇ?
あの 私 これから検査が…。
入院についてのお話が
あるそうなので。
はあ。
とにかく良かったよ。
スムーズに東央に移れて。
声のほうも 心療内科に
話 通してもらえるらしいから。
怒られるよ お父さんに。
あっ。
(谷口)あっ…。
べつに 僕たちのことは
気にしなくてもいいですよ。
(下田)紹介してくれるんだったら
それはそれで喜んで。
紹介って…。(下田)つうか 見直しましたよ
紺野先生のこと!
パン!
痛っ。
(下田)
病気の婚約者さんのために
大企業 辞めて 医者 目指したとか
もう 超かっこいいじゃないっすか。
ははははっ なぁ。
そんな大した話じゃないですよ。
(谷口)大した話ですよ。 ねぇ。
(直美)すてきな話よね ほんと。
5歳年下の美人な婚約者のために
頑張ってるなんて。
あれ?
何か機嫌 悪いっすよ 師長。
当たり前みたいに
飲み会 参加してんのに。
そりゃ にこにこできないでしょ。
同い年の自分が独身なんだから。
(谷口)
えっ? 師長 独身なんですか?
あのね 薬指に指輪ないからって
勝手に判断しないでよ。
10年ぐらい前かなぁ。
友達から 結婚したって話
聞いたけど。
したわよ 結婚。
まあ そのあと別れたけど。
やっぱり。
やっぱりって何が?
(下田)あぁ まあまあ まあ…。
そういえば彼女さん
手話 使ってましたけど。
はい。 彼女 失声症なんです。
失声症?
失声症って
ストレスとか心因性が原因の?
腎不全もですけど
きっかけは同じ事故です。
((すず!すず…。))
7年前 2人で山に
キャンプに行ったとき
彼女が斜面から落ちちゃって。
(佐和子)((祐太さん!))
((すいません
こんなことになって。))
(博昭)((すずは無事なのか?))
((かなり出血があるみたいで…。))
(谷口)
脾破裂の出血多量で腎不全…。
それで声も…。
僕の責任です。
もう少し早く 病院に連れて
いければ 良かったんですけど。
まあ でも ほら
今は その人のために
こうやって
医者になったわけだから。
そういう理由なら 研修中は
おとなしくしとくべきです。
わかってるんですけど
せっかく医者になったんだから
自分なりの理想もあって。
それで研修 ふいにしたら
つらい思いするのは彼女です。
(直美)ていうか
沢村先生は 医者としての
こう 理想とかないわけ?
そういや おたく
何で研修先に東央 選んだんだよ。
帝都大 出てんのに。
給料が一番良かったから。
現実的なんです 私。
結局 医者なんて
治せるか治せないかでしか
ないんだから。
患者は理想じゃ救えませんよ
紺野先生。
じゃあ お疲れさまです。
(直美)お疲れさま。
(谷口)えっ?(下田)かわいげねぇよな ほんと。
(直美)まあ すがすがしい
っていえば すがすがしいけど。
(谷口)それよりさ 彼女の分
また僕のおごり!?
(下田)おう。ただいま。301号室の中村さんですが
まだ時々 横隔膜けいれんを
起こしているので
注意してください。
(一同)はい。
(中島)はい それから えぇ~
今日から303号室に新規で入る
桑原拓真さん。
えぇ~ 小菅先生と沢村先生に
担当してもらいますんで。
(小菅)あぁ… はい。
糖尿病のコントロール入院ですね。
(中島)うん。 まあ そんなに
難しい状態じゃないから。
隠れ食いと 薬の飲み忘れにだけ
注意してください。
はい じゃあ 今日も
よろしくお願いしま~す。
(一同)よろしくお願いします。
(小菅)沢村先生。
はい。
(小菅)桑原さんだけど…。
え~っと
食事管理と インスリンの適正量だけ決めたいと思います。
303号室の桑原拓真さん。
コンコン!
(桑原)はい。
失礼します。 桑原さんですよね。
そ… そうですけど。
あぁ 担当の先生?
いえ 研修医の紺野です。
研修医?
見えないですよね? 年食ってて。
今日から入院されると聞いて
ご挨拶に来たんです。
担当じゃなくても
患者さん皆さんに
顔を覚えてもらいたくて。
はぁ?
入院中 何か困りごとがあったら
何でも言ってください。
治療のことは
そんなにお役に立てませんけど
それ以外のことなら
何でもご相談に乗れますから。
あの~ 私 個室じゃなくて
大部屋に変えていただくことは
できませんか?
大部屋は今 満床なんです。
あの じゃあ
退院は大体 いつごろに?
今後の状態にもよりますけど
糖尿病のコントロール入院は
短期ですから
そんなに長引かないと
思いますよ。
あっ もちろん 合併症には
気を付けないといけませんけど。
そうですか。
何か ご心配ごとでも?
いえ。
(足音)
何やってるんですか? 紺野先生。
あっ 新しい入院患者さんに
ちょっと ご挨拶を。
必要ないでしょ?
担当医じゃないんだから。
すいません。
じゃあ 桑原さん
また 何かありましたら。
はぁ~。
担当医の沢村です。
よろしくお願いします。
(中島)今月も ベッド可動率
他の病院からの紹介率共に
うちがトップです。
理事の皆さんも
たいっ… へん お喜びで。
うちは 病棟経営の
モデルケースだからねぇ。
佐伯先生の
ご尽力のおかげです。
他はどこも
ぎりぎりでやっておりますから。
もうけを出すなんて
簡単なのにねぇ。
(中島)あっ いえいえ…。
大事にしなきゃいけないのは
3つだけなんだから。
ほう。
(佐伯)
1つは ベッドコントロール。
次に 関係各所への根回し。
そして最後は…。
コンコン!
ん? どうぞ。
失礼します。
(佐伯)おぉ~ 珍しいねぇ。
森下先生が
呼ばれもしないのに来るなんて。
佐伯教授に お話がありまして。
おぉ~ ものものしいな。
はははっ…。
(中島)はははっ…。(のぶ子)あぁ~ あなた…
研修医の先生?
あっ はい そうですけど。
(のぶ子)お通じのお薬
どうも体に合わなくて
変えてもらいたいんだけど。
あっ それ
担当の先生じゃないと
わからないんで。
(のぶ子)でも あの
何とかっていう研修医の先生
毎朝 来てくれて
何でも相談に乗るって。
はぁ?
ええ。
では 失礼します。
(石浜)よう にいちゃんよ
悪いけど
ジュース買ってきてくんねぇか?
(谷口)はっ?
(石浜)オレンジジュース。
喉が渇いちまって
しょうがねぇんだよ。
(谷口)あの
そういうこと頼まれても ちょっと。
お前さんとこの仲間の紺野
っていうのが言ってたんだよ。
何でも相談に乗るって。
いや それは
医師としてっていう意味であって。
研修医だろ お前。
そんなもん お前
ぱしりにしか使えねぇだろうが。
ほら
お前も好きなもの飲んでいいから。
あぁ…。
ほら。
(下田)
勘弁してくださいよ 紺野先生。
(谷口)何で僕がぱしり頼まれなきゃ
いけないんですか!
すいません。 何か いろいろ
誤解があったみたいで。
他の先生方からも
クレームが出てますよ。
担当でもないのに
相談に乗るなんて言ってきたから
病気が悪化したんじゃないかって
患者さんが心配してるって。
本当ですか…。
朝の挨拶回りも
金輪際やめてください。
入院患者は みんな
病気を抱えて
神経質になってるんですよ。
すいません。
いろいろお話を聞くことで
安心してもらえればと
思ってたんですけど。
そういう愚痴やら文句を聞くのは
ナースの仕事ですよ。
前にも言ったでしょ
医者は接客業じゃないって。相変わらずすぎるくらい
相変わらずですね。
すいませんでした。
これ以上 余計なこと
しないほうが いいですよ。
医者と患者は
一定の距離を保ったほうが
お互い楽ですから。
とりあえず 私の患者には
近づかないでください。
何かあったら
即 問題にしますから。森下先生。
今 帰りか?
はい。
あの
葛城すずのことなんですけど。
あぁ 君の婚約者だったな。
彼女のこと
よろしくお願いします。
言われるまでもないよ
主治医なんだから。
あの それで 状態は?
彼女 移植も視野に入れてるのか?
家族は その方向で考えてます。
もちろん 僕も。
そうか。
いずれにしても
治療は長丁場になる。
家族や周囲のサポートが重要だ。
わかってます。
しっかりな。
あっ… うっ…。
ううっ…。
あぁ… うっ…。
はぁ… はぁ…。
うっ…。
((合併症には
気を付けないといけませんけど。))
ううっ… うぅ…。はぁ… はぁ…。
はぁ はぁ…。
検討したんだがね
やっぱり あの話は
見送らせてもらうことにしたよ。
他の科との連携を
強化するシステムは
今後
より必要性を増していきます。
患者の治療体制の向上を
考えた場合にも…。
(佐伯)わかるよ。 わかる。
森下先生の意見は
ごもっともだ。
でもね 森下先生
それ
うちの利益にならないでしょう。
また 考えてみるから。
貴重な意見 ちょうだいしとくよ。
失礼します。腕は いいんだが
扱いづらくなってきたねぇ。
ええ…。 まあ
森下先生のご意見も
わからなくはないんですが。
あぁ この間の話
そういえば 途中だったね。
もうけを出すために
大事にしなきゃいけない
3つのこと。
1つは ベッドコントロール。
次に 関係各所への根回し。
最後は何だと思う?
さて?
患者のためなんて
きれい事は言わない。
これが一番大事だ。スパイロメトリーの結果では
1秒率の低下はなく
安定しています。
アミノフィリンの投薬治療を続け
必要に応じて ステロイド投与も
行なっていく方針です。
具体的には 今回の検査では
1秒率 95.5%でしたが
前回は64%でした。
今後も発作時 非発作時を問わず
定期的なスパイロメトリー検査を
行なっていくつもりです。
以上です。
(佐伯)
下馬評どおり優秀だねぇ 彼女は。
(中島)ええ。 研修後は
是非 うちに欲しい人材です。
ほんと
誰かさんとは大違いですよ。
元気ないっすね
紺野先生。
朝の挨拶
禁止されちゃいましたから。
かえって
患者さんに迷惑かけちゃって。
(谷口)おとなしくしてたほうが
いいですよ もう。
今は 何か他にできることを
考えています。
考えなくていいって。血糖値は安定していますから
今後は 薬の飲み忘れだけ
注意すれば大丈夫です。
あの じゃあ 退院は?
それは もう少し様子を
見てからですね。 でも 治療は
順調に進んでいるのでご心配なく。
はあ。
他に何か気になることは
ありますか?
いえ。
グーー(おなかが鳴る音)
80kcal以下なら
売店で買い物しても大丈夫ですよ。
失礼します。こんにちは 桑原さん。
あぁ えっと…。
紺野です。 すいません
なかなか 顔見せなくて。
いえ…。
失礼します。
買わないんですか?
はあ。桑原さん どうかした?
いや 何か元気ないなと思って。
あの人 入院してから
誰も お見舞いに来てないのよね。
ご家族は?
お1人みたいよ。
最近 仕事も辞めたらしいし
親しい友達もいなくて
天涯孤独だって。
詳しいね。
ひと事じゃないもの
37歳独身バツイチには。
コンコン コン!
はい。
お邪魔していいですか?
はあ。
これ 1人で食べるには
ちょっと買い過ぎちゃって。
会社の人員整理に
引っ掛かっちゃいましてね。
新しい仕事も
なかなか見つからなくて。
アルバイトで
しのいでたんですけど
そしたら
こんな病気になっちゃって。
大変ですね。
不景気だから
しかたありませんよ。
それに 体を壊したのは
自分が悪いわけですから。
病気になるときは
誰でもなるものです。
そんなふうに考えないほうが
いいですよ。
それは そうかもしれませんけど。
病院で
よくわからないまま検査受けて
難しい言葉で説明受けてると
何だか
叱られてるような気に
なってきちゃうもんで。
昔から お医者さんってのが
おっかないんです。
最初に診察してくれた
外来の男の先生も
担当の… あの女の先生もね。
てきぱきしていらっしゃるから
私なんか
ペースについていけなくて。
治療に関することは
質問すれば
説明してもらえますから。
聞けないですよ。 お忙しいのに
お時間 取らせたりすると
嫌な顔されるんじゃないかと
思うもんで。
ふふっ ですから 珍しいです
紺野先生みたいな方は。
ははっ。
うっ…。
どうしました?
いえ 大丈夫ですから。
痛むんですか?
ちょっと見せてください。
いえ いいんです。
すぐ 治まりますから。
いつからですか?
入院する 少し前ですけど。
でも ほんとに平気ですから。
担当の先生 呼んできます。
いや… やめてください!
私は早く退院したいんです。
これ以上 長引くと
金銭的にも困るんです。
桑原さん。
大丈夫ですから。
あっ… あぁ…。何やってるんですか? 紺野先生。
いえ
ちょっと気になることがあって。
私の患者には 関わらないように
言ったはずですけど!
紺野先生 今度は何ですか?
桑原さんのカルテを見てたんです。
なぜ?
(中島)
紺野先生 説明してください。
桑原さんは
腹部に痛みを訴えています。
糖尿病の症状としては
不自然なので
別の疾病の兆候ではないかと。
私は聞いてませんよ そんなこと。
断続的なもので
すぐに治まるらしいんです。
それに 桑原さんは
早く退院したいみたいなんで。
だから 私には
黙ってるっていうんですか?
名前。
はい?
桑原さんは 沢村先生の名前も
覚えてないんですよ。
((最初に診察してくれた
外来の男の先生も
担当の… あの女の先生もね。))
それが何だっていうんですか?
信頼関係が築けてない
ってことです。
忙しそうだから
治療のことも聞けないですし
相談も…。
(中島)紺野先生 患者の診察は
指導医の先生方も含めて
責任 持ってやってるんです。
見落としはないと思いますよ。
じゃあ もう一度
ちゃんと調べてあげてください。
そんなことできるわけないでしょ。
担当の先生のメンツ
丸潰れじゃないですか。
メンツって…
そんなの関係ないですよ。
普通の会社では
チェックは二重 三重って
当たり前のことなんです。
誰にだって 見落としが
起こる可能性はありますし
桑原さんの場合は
故意で黙ってるわけですから
ちゃんと調べてあげれば…。
いいかげんにしてください!
私は責任持って仕事してます。
理想論だけで
何もできないあなたに
そんなこと
言われたくありません!
沢村先生。
(中島)紺野先生
今回は反省文を提出してください。(下田)内科名物だってよ。
ああやって 定規使って
反省文 書かせんの。
(谷口)性根をまっすぐにしろ
って意味だってさ。
お先に。
(下田)怖ぁ~。
キレてんなぁ~ さすがに。
(谷口)
はぁ~ 実際 やりづらいよ。
研修医同士で
ぎすぎすされちゃうと。
[TEL]
ふぅ~。
はぁ…。
あぁ… はぁ…。 ふぅ ふぅ…。
はぁ… あぁ… ふぅ~。
はぁ はぁ はぁ…。
うぅ… あっ…。
ふぅ~ はぁ…。
どうも。
あっ 大丈夫。
昔 少しやってたから。
残業っていうか
居残りっていうか。
あの人 昔から
あんな感じなんですか?
一般企業でも
仕事で そんなきれい事
言ってられないと思うんですけど。
((そんな甘いこと言っていて
どうすんだ。))
((でも それでは倉田さんが…。))
((もっと自分のことを考えろ!))
同じなんだ 昔からずっと。
もう少し 利口な生き方したほうが
いいと思うんですけど。
あなたのために
医者になったんだったら余計ね。
7年前の事故が理由なんでしょ?
((すず!すず!))
((すず!すず!!))はぁ~。
はぁ…。
コンコン!
桑原さん ちょっといい…。桑原さん!どこ行くんですか?
こんな時間に。
見逃してください。 私 本当に
お金に余裕がないんです。
そんなこと…。
あり金全部 置いてきましたから
もう これで。
あっ…。
桑原さん?
大丈夫ですから… うぅ…。
うぅ… あっ…。
桑原さん?
しっかりしてください!
誰か!誰か いませんか!?
大丈夫ですか?
どうした!?
森下先生!患者さんが…。
糖尿病の患者さんです。
腹部に断続的な痛みを訴えていたので
腹部大動脈瘤破裂の併発ではないかと。
外科に連絡してくれ。 早く!
はい!
(森下)しっかりしてください。
すぐ行きます。
ありがとう。(足音)
桑原さんは?
手術中です。
もう少しで
手遅れになるとこでした。
私のせいだって言いたいんですか?
患者が意図的に隠してたんですよ。
私は…。
ちゃんと向き合ってれば
わかります。
沢村先生の言うとおりだと
思います。
理想だけじゃ
患者さんは救えません。
けど 技術や知識だけで
理想を持たない医者にも
患者さんを救うことはできないと
思います。何してんすか? 紺野先生。
医療費の減免制度について
調べてるんです。
桑原さんが利用できるサービスが
あると思うんで。
それ 医者の仕事じゃないでしょ。
紺野先生。
聞きましたよ 桑原さんのこと。
おかげさまで手術は無事に…。
当直の先生じゃなく
わざわざ
オペ室に電話したそうですね。
文句 言ってきましたよ。
内科が出しゃばるなって。
緊急だったので つい。
それにしたって非常識でしょうよ。
大体 あなたね…。
(森下)今回は しかたない。
急いでるときは よくあるミスだ。
いや でもですね 森下先生…。
桑原さんを最初に診察したのは
新見先生だろ。
そのとき 触診は したのか?はっ?
触診していれば
大動脈瘤破裂の兆候に
気付けたかもしれない。
それは…。
忙しかったから見落としてしまった。
違うか?
失礼します。言っとくが ミスはミスだ。
細かいことでも
おろそかにすんなよ。
はい。コンコン!
(桑原)あぁ~ 紺野先生。
お加減は いかがですか?
すいません
ご迷惑をおかけしちゃって。
そうですよ。 何でも
相談に乗るって言ってたのに。
これ 医療費を減らせる
手続きについての書類です。
良かったら
少しご説明していいですか?
もう 説明してもらいました。
えっ?さっき 持ってきてくれたんです。
担当の沢村先生が。
あぁ ははっ。沢村先生。
何ですか?
桑原さんのこと
ありがとうございました。
僕も これ 用意してたんですけど。
担当は私ですから
余計なことしなくて結構です。
そうですね。
余計なこと以外で
頑張ることにします。
どういう意味ですか? それ。
思いついたんです。
患者さん皆さんに 気軽に
いつでも相談してもらえる方法。(石浜)何だよ こいつは。
名刺です 僕の。
連絡先も書いてありますから
何かあったら
いつでも連絡してください。
あっ…
ぱしりは ちょっと あれですけど。
あんた
俺の担当じゃねぇんだろうに。
担当じゃなくても
個人的な相談なら
いくらでも乗れますから。
これからは皆さんと
積極的に お話 したくて。
積極的にって言われてもなぁ。
え~っと 紺野先生よ。
先生っていうのはいらないですよ。
えっ?
紺野でいいです。 研修医ですから。
あっ… すいません。
研修医の紺野です。
(下田)名刺って…。
(谷口)
また叱られますよ 紺野先生。
名前 覚えてもらうには
一番 手っとり早いですから。
(谷口)いや でも こないだ
言われたばっかじゃないですか。
医者は接客業じゃないって。
じゃあ 医者の仕事って
何だと思います?
そりゃ
患者を治療すること。
もちろん そうです。
でも 患者さんが納得して治療を受けるためには
医者の側が ちゃんと向き合ってわかりやすい説明をしたり
患者さんに 安心感を与えてあげる必要があると思うんですよ。
それって…。
接客ですよね。 患者さんは
お客さんなんですから。♪♪「僕と花」(佐伯)あぁ 紺野先生。
これ
私んとこにも回ってきましたよ。
変わったことしてるね また。
患者さんのお役に立てればと
思いまして。
立派な心掛けだ。
私も名刺持ってるんだがね
ほら 製薬会社やら
医療機器メーカーやらの
MR君にしか渡さないもんだから。
そうですか。
(佐伯)医者が名刺を配る相手は
患者じゃないんだよ。 紺野先生。木島さん!
うちでは 木島さんを
助けられなかったんですよ。
他の病院で助かる可能性を
探すべきじゃないですか。
そんなことバレたら
ただじゃ済みませんよ。
(佐伯)ああいうタイプは案外
のめりこんで結局は自滅していく。
(森下)医者の言葉には責任がある。明日から来なくていい。