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唯吾分享37岁成为医生的我11日文字幕,台词

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(ナレーション 紺野祐太)
 それは 彼女が話してくれた
僕と出会う前の彼女の思い出だ。
例えば
4歳のときに見た夕日の大きさ。
引っ込み思案で
小学校の頃は
本ばかり読んでいたこと。
初恋は中学2年生のとき
サッカー部の先輩だったそうだ。
短大のアウトドアサークルで
キャンプの魅力に
目覚めたらしい。
生きてる感じがするから
と言っていた。
 そして
彼女の就職先に僕がいた。
 それまでの彼女と
それからの彼女。
 その全てが
僕には いとおしかった。
 そう その全てが…。
すず!すず!
(沢村瑞希)すずさん!
(森下)葛城さん!
緊急で頭部CTを撮る。
その間に持続透析の準備だ。
戻ったら すぐに回すぞ。
(直美)はい。
すいません 病棟の患者が
緊急CTを撮りたいので
お願いします。
採血の準備。
はい。
すず すず…。
(森下)
すずさんは 今 状態が悪化し
傾眠状態にあります。
持続透析に切り替え
辛うじて
循環動態は保たれていますが
危険な状態であることに
変わりはありません。
(博昭)意識は…
意識は戻るんでしょうか。
(森下)可能性は
ゼロではありませんが
難しいと思います。
そうですか。
私のせいです。
私が 転院の希望を
受け入れようとしたから。
そのことと病状の悪化は関係ない。
でも…。
君は それが
患者のためになると思ったんだろ?
なら 医者として
今は まだ振り返るな。
ふぅ~。
(戸の開閉音)
(谷口)沢村先生。 すずさんは…。
(下田)大丈夫なんだよな?
ムンテラの時間。
紺野先生 動けないから
私たち3人で分担する。
さっさと準備して。
(下田)切り替え 早ぇな ほんと。
そうかな。
ん?
違うと思うよ。
(回想 すず)
ううっ ううっ…。
ううっ…。
ううっ… ううっ…。
(ドアの開閉音)
沢村先生。
まだ
泣いていい状況じゃないでしょ。
すいません…。
5分だけよ。
ううっ ううっ…。
ううっ…。
ううっ…。 ううっ。
ううっ ううっ…。
あぁ いいよ ここで。
玄関まで。
そばにいてやってほしいんだ。
そういえば
すず 話せたんだってね。
ええ。
何て言ってた?
寝癖って。
僕の頭を見て
寝癖って言いました。
そうか。
あの子は 君と一緒にいられて
うれしかったんだな。
ずっと望んでた普通の暮らしを
君と送れて。
ありがとう 祐太君。
お父さん…。
あと少しかもしれないが
あの子のことをよろしく頼む。
(戸の開閉音)
(中島)いや~ めでたい!
皆さんの応援で
佐伯先生は見事 医学部長の座を
射止めることができました~。
これで もう 総合内科の未来も
安泰です。 ははははっ。
(直美)申し送り そろそろ始めて
よろしいでしょうか。
(中島)はいはい どうぞ。
(直美)では お願いします。
(新見悟)まず
受け持ちの患者さんの変更から。
紺野先生が
しばらく休みになるんで
皆さん 協力してください。
遅くなって すいません。
(下田)いや… どうしたんすか
紺野先生。
(谷口)お休みするんじゃ…。
患者さんが待ってますから。
磯部さん 大丈夫ですか?
(磯部)はい。
(石浜)よう おい 紺野。
何ですか?
何ですかじゃねぇだろう。
いいのか? お前
仕事なんかしてて。
ええ まあ。
(石浜)だって お前 あれだろ?
彼女 入院したって…。
大丈夫です。
仕事が終わってから会えますし
時間が空いたら 顔 出しますから。
(石浜)けどよぉ…。
心配してくれて
ありがとうございます。
いいのかよ 瑞希っちゃん。
普通が いいんだと思いますよ。
普通?
彼女も望んでいたことですから。
(下田)紺野先生ですしね。
うん。
泣かせんなぁ おい。
ブー!
(佐伯)
勤勉なんだねぇ 紺野先生は。
(中島)こういったときに
お休みするかどうかは
本人しだいでして。
まっ いいんじゃないの。
私のほうからは もう現場に
口を挟むことはないしね。
かしこまりました。
あの~ それからですね。
ん?
(中島)その~ 佐伯教授の
医学部長ご就任に伴いまして
やはり 今後の総合内科の
かじ取りを行なう人材が
必要なのではないかと
思っておりまして。
あぁ 確かにね。
でしたら…
でしたら!
不肖ながら 私 中島保が!
教授代行は
森下先生に任せる予定なんだ。
はっ?
だから 森下先生に。
あぁ~ はぁ~
そうでございますか。 あぁ~。
彼は優秀だからね。
それに ほら
君は そういう器じゃないでしょ。
はっ…。
そうでございますよね ええ。
いろいろと引き継がなきゃねぇ
森下先生に。 ははっ。
(江上)佐伯先生が?
(尾藤)ほんとかね?
(森下)確かな情報です。
ですから 体調面で今後
医学部長の職務の継続は
困難かと。
佐伯先生が退けば
また選挙になります。
早急に票を取りまとめ
派閥から後継を立てるのが
得策かと。
(塩田)君が
そんなに駆け引きがうまいとはね。
はっ…
私も大学病院の医師なので。
コンコン!(ノックの音)
お疲れさまです。
お疲れさまです。
透析の確認に来ました。
(佐和子)お願いします。
あっ…。
あっ お母さん
やっぱり少し休まれたほうが。
でも 何かあったらと思うとね。
仮眠室は?
いっぱいでした。
だから あの アパートのほうで。
私 こっちの部屋なんで。
何か あったら言ってください。
ありがとう。
ううっ…。
ううっ ううっ…。
どうしました?
ううっ…。
ううっ…。
お茶でも いれましょうか?
ううっ ごめんなさいね。
あの子も祐太さんも
まだ頑張ってるのにね。
あっ 後で
何か作って 持っていきます。
えっ?
お医者様は お忙しいんでしょ。
ご迷惑でなかったら。
親子ですね やっぱり。
[TEL]
はい。 はい そうですけど。
延滞料ですか?
あぁ…。
じゃあ 延滞料
3,600円になりますんで。
すいません。
ありがとうございました。
そうだ。 2人で手話
習いはじめた日のこと 覚えてる?
一緒に手話サークル行ってさ。
最初に習ったの
お互いの名前だったよな。
すずのほうが覚えるの早くてさ
ついていくの大変だったよ。
良くなったら
また2人で何か習いにいこうな。
紺野先生
午後のカンファレンスの資料は?
もう出来てます。
仕事は早いですね ほんと。
それと 今日のカンファレンスは
おとなしくしててください。
まあ 紺野先生も 今は
それどころじゃないでしょうけど。
(回想 由美恵)
((お願いできるんなら
これを佐伯先生に。))
(小菅)えぇ~ MRIの結果
大きな変化がなかったので
今後は外来でフォローします。
以上です。
(中島)えぇ~ 何か
ご意見やご質問のある方は?
では 本日はこれで。
あの ちょっといいですか?
(谷口)下田君?
(中島)何か?
(下田)佐伯先生に
お渡ししたいものがあります。
ほう。 花束でもくれるのかな。
これです。
伊達さんの奥さんから
預かってきました。
(中島)ちょっと… 伊達さんって。
(下田)先日 うちの病院で
お亡くなりになった伊達さんです。
(ざわめき)
今度は あいつかよ。
手紙…。
(下田)昔 佐伯先生から
伊達さんに送られたものです。
(中島)下田先生 その件は
もう示談が成立したんですから。
べつに蒸し返そうってわけじゃ
ありません。
俺は 預かってきたものを
お渡ししたいだけです。(下田)どうぞ。
下田先生 私は医学部長なんだよ。
知ってます。
なら理解しておいたほうがいいね。
研修医が意見できるような
相手では ないということを。
(佐伯)もうすぐ
実務から離れる身として
唯一 残念なのは
今年の研修医たちが そろって
不出来だったということかな。
あんたなぁ…。
下田先生!いけませんよ。
中島先生 今日のカンファレンスは
これで終わりだ。
あぁ はい。 では。
うっ…。
うぅ…。
佐伯教授?
(中島)大丈夫ですか?
うぅ… うっ。 うぅ…。
(中島)至急 救急に連絡を。
はい。
(佐伯)うっ くっ…。
(小菅)大丈夫ですか~?
うぅ…。
うっ… あっ あぁ~。
(江上)お目覚めですか 佐伯先生。
ここは?
(尾藤)特別病棟です。
鎮痛剤を打ちましたので
痛みは治まっているかと。
(塩田)先生の病状については
聞き及んでおります。
後は 我々にお任せいただいて
治療に ご専念を。
随分と段取りがいいんだな。
これは全て 君のお膳立てか?
医学部運営を
スムーズに移行させるための
措置です。
はっ…
やってくれたねぇ 森下先生。
はぁ~ ふっ。
何だか 君とは
初めて友達になれた気が…。
(森下)
お疲れさまでした 佐伯先生。膵癌ですか?
(中島)既に ステージⅣbで
手術適用もない状態だそうです。
佐伯先生ご本人は そのことを?
ご存じです。
以前から他の病院で
検査を
受けておられたようですから。
じゃあ 何で
医学部長選挙に?
(中島)とにかく 佐伯先生は
本日から特別病棟に入られます。
担当は
新見先生に お願いしますから。
俺がですか?
よろしく。
ややこしくなってきたね。
全く。
(谷口)
何か よくわからないんですけど。
あんなに権威主義で
医学部長まで上り詰めた人が
いきなり膵癌なんて…。
医者でも 王様でも
病気になるときは なるでしょ。
天罰なんじゃねぇの?
さんざん
好き放題やってきたんだし。
違いますよ 下田先生。
そんなふうに言ったら
他の患者さんにも失礼です。
すいません。
佐伯教授は入院されたんです。
なら 僕らにとっては
患者さんの1人ですよ。患者さんか…。(石浜)しっかし驚いたな
今回のクーデターにはよ。
クーデターって。
(石浜)だけど お前
佐伯のやつ 倒れて
特別病棟に監禁だろ?
人聞き悪すぎますって それ。
(石浜)おい 森下の野郎が
教授代行なんだってな。
人のいいような顔してたけど
やっぱ あいつも それなりに
裏あったってこったぁ。
何すか? 裏って。
手際 良すぎんだろ
どう考えたって。
これで
佐伯をホスピスに送っちまえば
あいつの天下ってこったな。
(中島)これが 改革案ですか?
ああ
俺は総合内科を
抜本的に変えていきたいんだ。
ですが…。
(森下)他の科と競い合うのは
利益より治療実績であるべきだ。
いや しかし…。
(森下)とりあえず
この方針で頼むよ 中島先生。
問題が起きたら
また話し合って 擦り合わせよう。(2人)ふぅ~。
患者にとっては
理想的な医療ですけどね。
(中島)病棟は
立ち行かなくなりますよ。
医者だって かすみを食って
生きてるわけじゃないんですから。
(佐伯)精力的に動いてるようだねぇ
森下教授代行。
改革すべき案件が
山積みなので。
失礼します。
大した効き目のない投薬を
よくも まあ
律義に こなすもんだ。
できうるかぎりの治療を
行なうのが
医師として当然の務めですから。
そういうとこまで目が届くのは
今のうちだよ。
君が医者として
理想を追いもとめてこれたのは
准教授という立場にいたからだ。
政治の世界に身を投じれば
それが許されないことは
すぐに わかってくる。
私は あなたとは違います。
同じだよ。 上に行けば行くほど
手に入るものが
増えれば増えるほど
求め続けなくては
ならなくなってくる。
新見先生
気を付けたほうがいいね。
この男は 私より理想が高い分
冷酷だからねぇ。
ふふふっ…。
1つ伺いたいのですが…
なぜ 医学部長選を
辞退されなかったんですか?
目の前にある大きなケーキを
食べようとしないばかが
どこにいる。
ふっふふふっ…。
ふふふっ…。
不愉快な男だ。(佐伯)ごほごほっ…。
(紗由)大丈夫?
ごほごほっ…。
佐伯先生のご家族ですかね?
もういい。
はぁ~。お疲れさまです。
あぁ お疲れ。
すずさんの状態
ひとまず安定してるな。
おかげさまで。
業務は無理のない範囲でいい。
なるべく彼女のそばに いてやれ。
ありがとうございます。
あの 佐伯教授の状態は?
あぁ… 君が気にする必要はない。
(戸の開閉音)
あの
僕 総合内科の紺野と申しますが。
総合内科の方?
はい よろしければ 少しお話を。
(直美)
えっ じゃあ 佐伯先生の膵癌
森下先生は知ってたってこと?
(谷口)ええ。
MRさんに聞きましたから。
よく聞き出せたわね。
ぼんぼんと はさみは
使いようだろ。
(高木)
((話 聞かせろって言われても。))
(谷口)((うちの父の病院に
ウエスト製薬さんとの取り引き
検討させますから。))
何だか むちゃしてるわねぇ。
(谷口)だって下田君が やれって。
森下先生のことよ。
あんまり強引だと
周りから反発も出てくるだろうし。
でも 森下先生の考え方は
間違ってないように
思いますけどね。
紺野先生は そう思わないでしょ。
何でですか?
佐伯先生のことも
助けたいと思ってるから。
(佐和子)
どんな夢 見てるのかしらねぇ。
祐太さんと
おうちで くつろいで
ご飯 食べたり。
DVD見る約束もしてます。
(佐和子)そのDVD
うちに置いてあるわよ。
あぁ それ かなり延滞してて。
沢村先生から聞いてないの?
えっ?
((これ もう1回 借りてきました。))
((すずさんが帰ってきたら
紺野先生と
見る約束してますから。))
((ありがとう。))
((でも ご存じでしょ?
帰ってくるのは難しいって。))
((私は医者として
まだ 何もできませんけど
でも 治ってほしいって願うことは
できます。))
((だから 置いておいてください。
すずさんのために。))
沢村先生が。
うれしかったわぁ。
あんなに治ることを
願ってくだすって。
そうですね。ピッ(佐伯)((カルテを見してもらったが
状態は良くないねぇ。))
((今からは他の病院を探すのも
心身共に さぞ負担だろう。))302号室の宮本さんですが
少し発熱があったので
注意してください。
(一同)はい。
えぇ~ では 本日も
よろしくお願いします。
何か元気ないっすね。
(直美)森下先生と方針 合わなくて
胃潰瘍 悪化。
中島先生 新見先生も ちょっと。
はい。
(中島)何か?
佐伯先生の件なんだが。
こちらが検査結果です。
うん これは もう
ホスピスでいいな。
そうですかね。
待ってください。
何だ?
ホスピスの転院は
佐伯先生と ご家族も
納得のうえでですか?
(森下)説明は これからだ。
いずれにせよ…。
パン!(カルテをたたく音)
選択肢はないと思うが。
本当に そうでしょうか?
(中島)紺野先生 ちょっと。
昨日 佐伯先生のご家族と
話しました。
お嬢さんは
佐伯先生が生きる可能性を
探しておられるんです。
((佐伯先生ご本人は
ホスピスに行かれることは?))
(紗由)((それでもいいって
思ってるみたいです。))
((多分
自暴自棄になってるから。))
((父は 医学部での出世だけを
ずっと考えてきた人なんです。))
((治療ができても
医者として
復帰は できないだろうからって。))
((私たち家族には そんなこと
どうでもいいことなのに。))
ご家族の気持ちを考えれば
ホスピス以外での
あらゆる治療の選択肢を
提案するべきではないでしょうか。
それは例の膵癌治療薬のことか?
APT01ですか?(中島)いや でも あれは…。
その意見は却下だ 紺野先生。
APT01は 相応のリスクがある。
それに 仮に提案したとしても
佐伯先生は
投薬に同意しないだろう。
ホスピスに行くことが
佐伯先生にとっても
我々にとっても
ベストの判断なんだ。
ホスピスは
治療が かなわなかった方が
残りの命を
有意義に過ごすための場所です。
僕たち医者が 助けられなかった
患者さんのための。
そのとおりだが?
森下先生は 佐伯先生を
助けようと思われてますか?
医者として 佐伯先生を
精いっぱい助けようとして
それでも
助けられなかったんですか?
医者の仕事は
患者の手助けをすることだ。
助かりたいと思っていない患者を
助けることは できない。
助けるか 助けないかが
患者さんの気持ちしだいなら
僕たち医者に 心は いりません。
僕たちは 医療を提供するための
機械じゃありません。
患者さんが人間であるように
僕たち医者も人間なんです。
森下先生は
患者さんのための医療を目指すと
おっしゃってました。
でも 僕は 目の前にある命を
助けようと思わない時点で
森下先生も
佐伯先生と変わらないと思います。
俺も そう思います。
僕もです。
なるほど。
この立場になると よくわかるよ。
紺野先生 君は とても面倒だ。
担当外の研修医が口を挟むな!はぁ~。
指示どおり 処理する方向で。
うん。そろそろ
私をホスピスへ送る頃か。
ええ。 今度 ご家族も同席のうえ
ご説明します。
わかった。
では 失礼します。
研修医連中は…
治療の継続を希望しています。
佐伯先生を何とか助けたいって。
ほんと不出来な連中ですよね
上司に盾つくなんて。
若い者は
青臭いことを言いたがるからねぇ。
若くなくても いるだろ…
青臭いやつが。((ほんと不出来な連中ですよね
上司に盾つくなんて。))
((若い者は
青臭いことを言いたがるからねぇ。))
青臭いかぁ。お疲れさまです。
ご一緒していいですか?
ああ。
愛妻弁当ですか?
健康に気を使えって うるさくてな。
羨ましいです
作ってくれる人がいて。
自分で作れるんだったら
それで…。個性的だな。
女医って昔から
料理しないイメージあるんですかね。
ん?
こないだ見た古いドラマでも
主人公が全然 料理できなくって。
メスで にんじんと たまねぎ
切り刻んでましたけど。
俺も見たことある そのドラマ。
ははっ。
それ以外は
かっこいい主人公でした。
一匹おおかみで 妥協しない主義で
諦めない性格で。
現実は
そんなシンプルじゃないからな。
そうでしょうか。
生きていくためには
協調性と多少の妥協が必要で
諦めることや言い訳することにも
少しずつ慣れていく。
年を重ねれば 現実を知るからな。
青臭いのは若さの特権だ。
それは 違うと思います。
青臭いのは
自分を変えようとしている人の
特権ですよ。じゃあ 行ってくるね。コンコン!
どうぞ。
失礼します。
ご連絡くださって
ありがとうございます。
営業マンだな まるで。
もともと そうでしたから。
私は君が嫌いだ。
君も私が嫌いだろ。
どちらかと言うと。
じゃあ なぜ 呼ばれたからって
ここに来たんだ。
医者だからです。
医者として 佐伯先生に
できることをしたいからです。
僕は 医者を目指した日の気持ちを
忘れてません。
会社員としての自分から
逃げ出して
新しい自分になりたくて
医者を目指しましたから。
ただ 自分の関わった患者さんを
助けることだけを考えたくて。
(亜矢子)
((食べられたんですよ 主人は。))
(桑原)((珍しいです
紺野先生みたいな方は。))
(木島)((紺野さんが治るって
言ってくれれば信じます 俺。))
(早苗)((あなたは
医者の役割を果たせばいいの。))
(林田)((いつまでも
逃げ回ってらんないよな。))
(伊達)
((じゃあ 頑張ってみるかな。))
これからも 僕が医者を
続けていく理由は それだけです。
それが どんなに大学病院の
常識から外れてたとしても
患者さんを助けることだけを
考えていきます。
君は出世しない。
わかってます。
上司からは必ず嫌われる。
だと思います。
これから先もトラブル続きで
ぼろぼろになる。
やれるとこまで やってみます。
でも 佐伯先生も
同じだったんじゃないですか。下田先生から預かってきました。はぁ~。
君は この手紙を読んだのか?
すいません。
テープを貼るときに
どうしても見えちゃって。
ひとが恩師宛てに出した手紙を
読むなんて ひどいやつだ。
すいません。
読み返すと恥ずかしくなってくる。
はぁ~。 ふっ…。
どうも青臭くてねぇ。
病院を改革しようと
思われてたんですね。
患者さんのための医療を
実現したくて。
ああ。
だが いつの間にか忘れていた。
やっぱり 私は君が嫌いだ。君と話してると
生きなきゃならない気になってくる。
その手助けをするのが
医者の仕事ですから。
そうだな。
私が医者になったのは
大きなケーキを
独り占めするためではなく
分けあたえるためだったんだな。
また これから何かを手にして
分けあたえればいいと思います。
58で新しい生き方は
しんどいよ。
37で医者になる人間も
いるんですから。
そうだな。 ふふっ。
ふっふふっ…。
はははっ…。佐伯先生 APT01の投与を
希望されるそうです。どうされますか? 森下教授代行。ご家族も含めて 副作用の危険性を
十分に説明してくれ。
同意を得たうえで
細心の注意を払って頼む。
わかりました。
おい!誰か 手伝ってくれ。
わかりました。
何でも言ってください。
じゃあ すぐ取りかかってください!
はい。
行くぞ!
(下田・谷口)はい。(森下)
中島先生 君 教授選に出るか?
はっ?
俺は これからも
青臭さを捨てたくないからな。
私は教授の器では
ありません。 ですが
経営面でサポートするくらいの力は
あります。
トップが
甘党の方でも 青臭い方でも。
そうか。良かったですね 紺野先生。
まだ これからですけどね。
じゃあ 今のうちに
ゆっくり休んでください。
かなり疲れてるみたいですから。
もう若くないですからね。
知ってます。
じゃあ すずの所に行ってきます。
紺野先生。
はい。
頑張りましょう。
はい。
♪♪「僕と花」佐伯先生
治療 受けてくれることになった。すずも 早く元気にならないとな。
2人でやりたいこと
いっぱいあるから。遊びにいったり…。
DVD見たり…。(すずの声)祐太さん。すず。ちょっ ちょっ… そこ。
もっと丁寧に。
すいません。
ねえ ぼ~っとしてないで
患者さんと ちゃんと
コミュニケーション取んのよ。
自分が逆の立場だったらって
考えて。
は~い。
伸ばさない。 返事は はい。
はい。
お前ら 気を付けろよ。
瑞希っちゃん
ほんとに おっかねぇから。
石浜さん。
はい。
(直美)まさか
総合内科に戻ってくるなんてね。
(由香)しかも 鬼。
(下田)
お~っす みんな 調子どうだ?
あぁ~ シモちゃんだ。
シモちゃんだ。
(看護師)
こら。 シモちゃんじゃなくて
下田先生でしょ。
いいっすよ シモちゃんで。
よ~し 何して遊ぶ?
ゲーム ゲーム…。
ゲーム?
ブロック ブロック…。
ブロック?谷口先生。
外来の時間ですよ。
(谷口)あぁ 今 行きます。悲惨だな
あいつ。
大学院 来て
外来なんか やらされて。
(院生)違うよ ばか。
本人が希望して やってんだとさ。
じゃあ お薬 出しておきますんで。
あの 実は
おとといから背中が痛くて。
じゃあ…
ちょっと診てみましょうか。
背中 出してください。
ここ 痛いですか?
はい。
(森下)305号室の木村さん
良くなったな。
(中島)
投薬の効果が出てきたみたいです。
(森下)
師長は何か気になること ある?
(直美)303号室の
田中さんですが
今朝 発熱があったので
安静にしてもらってます。
わかった。
ここは痛みますか?
大丈夫ですね。
(森下)あっ うん
腫れも だいぶ引いてますね。
はぁ~…。
ダン!
いって!
ちゃんと見てな。
(中島)んんっ。
(森下)ははっ…。
うん だいぶ良くなってきました。
(医師)
2年前に膵癌で再発は なし。
今日は まあ
胃炎ってとこじゃないすかね。
君。
はい?
ちゃんと私を見て
診察したまえ。
はぁ…。そうそう。 そうしてくれないと患者が不安がるだろ。(瑞希)あっ あの 先生
ちょっと相談が…。
すいません。
今は忙しいんで。
中西さん。
採血です。
どうされました?今日から こちらで
お世話になります 紺野祐太です。
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