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唯吾分享暴风雨01日文字幕,台词

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(産婆)息んで! はい!
(女)ああっ!
(産婆)はい もう一回! はい!
(女)ああっ!
(産婆)はい 息む! はい!
(女)ああっ!(ユタの祈願の声)(ユタの祈願の声)(産婆)こんな嵐の日に
産まれるなんて
どんな運命の子なんだい?
逆子だよ。 たとえ 産まれても
母親を知らない子に
なるかもしれないね。ああっ!(ユタ)龍が!
王宮を逃げ出した龍達が
交尾をしている。
何 世迷い言
言ってるんだい?!
産湯が冷めてしまっているよ!
もう一度 温め直しておくれ!
(ユタ)産ませるな! その子を
産ませたら この世が乱れる。
大変な事になる!
(産婆)産ませるのが
私の仕事さ。
ああっ!
ああっ!
おっ! おっ!
おおっ!
何してるんだい?!
ああっ!
≪ああっ!(孫嗣志)「孫寧温」。 我が息子よ。
孫氏再興の祖とならん。
≪(赤子の泣き声)
産まれたか。男だな? 男の子だろうな?
なんてきれいな赤ん坊だろう。
美らカーギーの女の子さ。(真鶴の中国語での読み声)
(浅倉雅博)「いぼでぃうる太陽や
我肝あかあかと
吹ちすゆる風や 無蔵が匂い」。
見事な発音だな。
そなた 清国の者か?
(寧温)いえ 琉球の者です。
そちらは 見事な琉歌ですね。
そなた その年で
琉歌まで たしなむのか?
好きなだけです。
「つぼみのような太陽」とは
夜明けの事ですか?
そなたの事だ。
そなたを見て 詠んだのだ。私は 昨夜
薩摩から琉球に着いたばかりだ。
御仮屋に来た浅倉雅博と申す。
薩摩…。
いかがした?
薩摩のお役人が
なぜ 刀を持っていないのです?
我が藩は この国が
武器を持つ事を禁じておる。
それなのに なぜ
我らだけが持たねばならん?!
いや そうは言っても
ふだんは持つ。
今は 持ってないだけだ。
私は ただ この琉球の美しい
空と海に 挨拶がしたかったのだ。
ご無礼を。 私は 無知ゆえ
何事にも すぐに 恐れを抱きます。
いや そなたが無知とは思えぬが。
なぜ こんな所で
「孟子」を読んでいた?
女は 堂々と学ぶ事が
許されないからです。
学問が好きなんだな。
はい。
けど 学問を究めようと思えば
女に生まれて
一つもよい事はありません。名は 何と言う?
真鶴と申します。
真鶴か。
真鶴。
私にとっては そなたが
女である事は 幸運であった。
美しいのは
空と海だけではないようだ。
おかげで 一目で
この琉球が 好きになれた。
これを つぼみのような真鶴が
受け取ってくれたら
私は もはや この地に
根を生やしたも同じだ。 さあ。仕出し係の者です。 申しつかった
ものを お届けに上がりました。
お通し願います。
(番人)通れ。
(ベッテルハイム)真鶴。
イエス。
いつまで 宣教師の私を
仏教の寺に
軟禁しておくつもりなんだ?!
無礼にも 程がある!
あなたは
医師でもあるのですから
布教ではないと言えば いつでも
ここを出られるはずです。
ウソをついて 布教ができるか?!
ウソは 大罪だ。
私は キリスト教を伝来するために
はるばる 英国から
やって来たのだ。
それなのに 王府は 手伝いに
お前のような子供を雇って
この私を コケにした!
いや…
お前を 悪く言ったのではないぞ。
その真鶴の語学の才能だけが
私にとって
唯一の慰めになろうとはな。
また 好きなだけ
本を借りてってよいぞ。
ありがとうございます。
ベッテルハイム師こそ 語学の天才です。
12か国語を操り
あっという間に この国の言葉も
覚えてしまいましたね。
怒る時にしか
使ってないけどな。
≪(嗣志)お前は バカか?!
「荘子」も まともに読めんとは
今まで 何を 勉強しておった?!
≪(孫嗣勇)父上
申し訳ございません。
四書五経の知識もなく
科試に受かると思っておるのか?!
もう一度。 「潜龍用うるなかれとは
陽気潜蔵すればなり」。
これは 何からの引用だ?
(嗣勇)ええと…。
多分 「孟子」です。
愚か者! 「易経」の乾ではないか?!
寺子屋の子供でも
分かる話だ!
父上 どうか お許しを。
着物が 血で汚れてしまいます。
なぜ こんな時に 着物の心配を
する?! いまいましい。
いいか? 表に出て
水がめを持って 立っておれ!
「易経」を覚えるまで
離してはならん!
明日までに覚えていなければ
お前の着物を
全部 燃やしてやるから!
分かったか?!
はい。
兄上。
真鶴。
また 叱られてしまったよ。
ごめんなさい。 もっと早く
これを渡しておけば。
「易経」の読み下しか?
真鶴が書いてくれたのか?
一緒に覚えましょう。
無駄だよ。 僕が 官吏登用試験の
科試に受かるわけがない。
この前 第1次試験の初科を
突破するだけでも
30年かかると 先生に言われたよ。
2次試験の再科は 更に
その500倍はかかると言われた。
全部で ざっと
1,530年かかる計算だ。
1万5,030年です。
絶対に 無理だよ!
誰かが 王宮に上がらない限り
落ちぶれた士族の孫家が 永久に
浮かばれないのは分かるけど
父上ですら その夢を
かなえる事ができなかったのに
僕にできるわけがないよ。
私が手伝いますから!
よせ 真鶴!
元はといえば 私のせいです。
なぜだ?
私が 女に生まれたばかりに
父上は 兄上を
養子にもらったのです。
母上の命と引き換えに
生まれてきたのに…。
私は 父上に恨まれているのです。
真鶴が 男に生まれれば
よかったのにな 本当に。さあ 元気を出して
「易経」を覚えましょう!「君子は 成徳をもって
行いを成し
日に これを
行いに見わすべきなり。
潜の言たる
隠れて いまだ見られず。
行いて いまだ 成らざるなり。
ここをもって…」。
すまない 真鶴。
えっ?
もう 駄目だ。
すまない。
兄上!兄上。
孫家の嫡子として
あるまじき愚行だ!
孫家の恥さらしだ!
家名を汚して 出ていくとは!
こうなったら 盗人として
平等所に届け出て
牢にぶち込んでやる!
父上! 兄上を お許し下さい!
どけ。
兄上を お助け下さい!
兄上には
兄上に ふさわしい生き方が
あるはずです!
どうか お許し下さい!
許すわけにはいかんのだ。
嗣勇には 何としても 王宮に
上がってもらわねばならん。
私が 男になります!
私が 父上の期待に
応えてみせます!
お前は バカか!
お前の戯言に
つきあってる暇はない!
私を 宦官という事にして下さい!宦官?
はい。
清国では 王宮へ上がるために
宦官になる者がいると聞きます。
私を 清国から迎え入れた
養子という事にして下さい。
そうすれば きっと
父上の夢をかなえてみせます。
お前は 自分が 何を言ってるのか
分かっておるのか?!
宦官とは 去勢された男の事だぞ!
女を捨てるというのか?!
そうです! 父上が望むのなら
私は 宦官として生まれ変わり
見事 科試を突破してみせます!
そこまでして
嗣勇を助けたいのか?!
自分のためです。
孫家のために…。
いいえ 琉球のために
この身を生かしたいのです。
私らしく 生きたいのです!お前は 明日から
孫寧温と名乗れ。その髪を どうにかしてこい。はい。 回想 
そなたの事だ。
そなたを見て 詠んだのだ。(門番)どこへ行く?
科試を受ける孫寧温です。
本日は 再科を受けに参りました。
お通し願います。
お前が? 年は いくつだ?
18です。
その若さで 1次の初科に
受かったと申すのか?
はい。
(多嘉良善蔵)無礼者。
これで 2次の再科に受かれば
お前の首など
鼻くそ並みに飛ばす事のできる
評定所筆者になられるお方だぞ。
ハハハ… わしらは 同じ破天塾の者。
よく覚えとけ。
では 寧温 わしらは ここまでだ。
あとは お前1人で行け。
ありがとう 多嘉良のおじさん。
できれば 一緒に受かりたかった。
それを言うな。 わしらが
こんなに年を食うほどに
科試は難しいという事さ。
お前は その初科に合格した。
自信を持て。
はい。
では 行って参ります。
ちばりよ 寧温。
(男達)ちばりよ! ちばりよ!
ちばりよ 寧温!ここが… 首里城。
(聞得大君の祝詞)(聞得大君)龍が…
龍が 何かを告げておる。
(尚育王)いかがしました?
聞得大君。
今年は 科試の合格者が
出るでありましょうか?
かつて 王宮を逃げ出した
龍の子が
地上に現れ
王宮を乱そうとしておる。(鐘の音)
 心の声 
「唐兵乱甚敷有之…」。
 心の声 
(喜舎場朝薫)「清国国内の
混乱状態を踏まえつつ
今後 我が国が執る
対清政策について 論ぜよ」?
それを考えるのは 王府の最高官僚
三司官の務めだろうが。
 心の声 
今の王府が解けぬ
問題に答えよというのか?
(試験監督)これは
首里天加那志からのご出題である。
 心の声 
国王様が 自ら?
首里天加那志の仰せに
見事 答えてみせよ。
 心の声 
「清国との外交 貿易は
我が琉球王国の存立を左右する
一大事である。
その存続なしに
琉球の将来は ありえない」。
 心の声 
「しかし 樹木と同じように
国も 時が至れば 枯れる
という事を知る必要がある」。ガジュマルじゃ。 雷の落ちた
ガジュマルを探すのじゃ!
 心の声 
「薩摩が 王国を解体しないのは
清国が 強力な後ろ盾となって
琉球を保護しているに
ほかならない。
断固たる冊封体制の維持が
肝要である」。
 心の声 
「清国抜きの王国のあり方を
模索すべし。
その覚悟が
琉球存続の要諦である」。
何?! 「冊封をやめれ」って
まさか そんな答えを書いたのか?
はい。
「はい」って…。
檄文。 国体を揺るがす檄文だぞ。
琉球は 中国の皇帝から
王様の位を認めてもらう事で
成り立ってるんだぞ。
いけませんか?
(多嘉良)「いけませんか」って…。
(塾生1)寧温 冊封をやめたら
琉球は どうなるんだ?
(塾生2)いやさ 薩摩が
冊封するのか?
薩摩の目的は
琉球の完全支配です。
冊封などしません。
そもそも 冊封という体制は
もう 通用しないのです。
それより 西洋の列強は 新しい
体制を 強引に推し進めてきます。
冊封のように 緩やかに
国がつながるのではなく
はっきりと 植民地という奴隷国を
生み出すのです!
彼らの戦術は 巧みです。
条約という新しい協定を結び
契約を行うのです。 アヘン戦争で
香港が 英国領になった経緯を
見ても分かるとおりです!
琉球は たとえ どんなに
うまい酒を飲まされようとも
奴隷にはならんな。
(塾生)お前は 怪しいぞ。
えっ? 何?!
(一同)ハハハ…。
そのための出題であったと
私は思うのです!
それだけ 列強支配か 薩摩支配か
この二重の葛藤の中で
琉球は 今 揺れている事を
確信したんです!
おっとっと 飲め 飲め 飲め。
今日は 前祝いやさ。
今までの苦労を吹き払って
大いに華やかすぞ!
(騒ぐ声)
(三線と指笛)(オバァ)寧温のお父さんも
ここへお呼びすれば
よかったのに。
まだ 受かってもいないのに。
僕が 科試に受かるまでは
父は 僕を 息子とも
認めてはくれないでしょう。
子供は どんなバカでも
かわいいもんさぁ。
えっ? 呼びました?
踊け。
お~さい! へい!
あれは 寧温のために
はしゃいでいるんじゃないよ。
吹っ切ろうとしているんだよ。
吹っ切る?
善蔵は 今年は 不惑だからね。科試を受けるのも 今年までと
決めていたわけさぁ。
王宮へ上がることも大事だけど
家族のために 諦めることも
人生では 大事なことさぁ。孫寧温。
喜舎場朝薫。
ここ3年もの間 科試の合格者は
出ていないけど
今年は 君が受かると
確信しているよ。
僕もです。 あなたこそ
必ず受かると 信じています。
第1次の初科では 惜しくも
君に負けてしまったけど
おかげで 目標ができたからね。
2次の再科でも
油断をせずに済んだ。
いや 真和志塾の神童
喜舎場朝薫から
目標にされるとは
寧温も大したもんだな。
(太鼓の音)
(試験監督)これより
再科の合格者を発表する!
合格者は 2名。
(一同)お~!
(試験監督)その者は 前へ出よ。首席。(試験監督)真和志塾 喜舎場朝薫。
(どよめき)
気を落とすなよ。
次席でも 立派なもんだよ。
僕は 未熟ですね。
やっぱり どこか 悔しいです。
それで いいわけさ。
強がる必要もない。
(試験監督)エヘン!次席。国学訓詁師 儀間親雲上。(塾生)親雲上って
あいつは 役人か?
(多嘉良)北京の国士監に
留学していた官生上がりさ。
寧温 あっ 寧温!
父上。
(役人)孫嗣志の息子だな?
宦官とは 興味深い。
父上が 何をしたというのですか?
(役人)国家反逆罪だ。
何かの間違いです。
(役人)それらの禁書を
所持していた。
これは?
全てわしのだ!
息子には関係ない!
父上。
そして 何よりの証拠は
お前の書いた科試の答えだ。
おい!
(役人達)ええいっ!
おい! 寧温は関係ない! 離せ!
(役人)連行しろ! さあ 来い!
父上!父上 大丈夫ですか?
≪(役人)処罰は 明日 決定される。
国家反逆罪は 重いぞ。
今夜は 親子で過ごすがよい。
この世で 最後の夜に
なるかもしれんからな。
父上 すみません。
あの本は 私が幼い頃に
ベッテルハイム師から 借りたままに
なっていた本です。
その事を 白状したのか?
昔の名前を…。
いいえ。
しかし こうなっては もう
何もかも おしまいです。
諦めるな。
お前は 何としても生き延びろ。
科試に落ちたのです。お前の答えが 間違っていたのか?
間違っていたとは 思えません。
なら いい。
お前の才能は 誰よりも…
このわしが 信じておる。
父上。
寧温。
なぜ わしが 今まで
王宮に こだわってきたのか
それを 教えよう。(尚育王)三司官衆よ。
今年の科試は 史上最年少の
合格者を出したそうだな。
(宜野湾)はっ!
真和志塾にて学び
神童とうたわれた
喜舎場朝薫なる者にございます。
うん さように頼もしい青年が
王宮に上がる事を喜ばしく思う。
この琉球が
嵐の前触れの中にある事を
見事に 読み解いた若者であろう。
(与那原)首里天加那志の
おっしゃるとおりでございます。
(座間味)はい。
今年の再科の答案を
全て 持って参れ。
はっ?
余が出した問題だ。
全ての答えに 目を通したい。
まさか…。
そんな…。 我ら 孫一族が
前王朝の末裔?
真実なのだ。
今の王朝は もともと 家臣の家柄。
その昔に 反逆し
本来の王族を追放した。
そして 王族だけに許される
「尚」の姓を 勝手に名乗り
即位したのだ。
生き延びた 本来の尚家は
中国へ落ち延び
姓を 「孫」と変えて
潜むように生きてきた。
いずれは その子孫が
王宮へ上がり
第一尚氏王朝復興を
果たさん事を 悲願とし…。
それが 我が一族の宿命だ。
それで あんなに 科試に
こだわっておられたのですか?
寧温 お前は 女であったが
我が一族が待ちわびた逸材だ。
何としても 生き延びろ。
しかし 罪人となっては もう…。
逃げろ!
行方不明の兄 嗣勇を捜せ。
そして お前が 力となって
いつか 嗣勇を 王位につかせろ。
そんな事…。
世が世なら お前は 王の守護神
聞得大君になっていたのだ。よ~く見ると
お前は 実に 美しい娘だな。それなのに 私は お前に
本当の名前すら
付けてやる事をしなかった。3つの時 お前は
自分に 名前がないのに気付き
自分で 自分に 名前を付けた。
父上は 私の事を
見てらしたんですか?
娘として お前の美しさを
褒めてやれなかった事を
今は 悔やんでおる。
許せ。許してくれ。父上。再科の答案は
いかがでございましたか?
うん 全てに目を通したが 余の
意見も 三司官衆と同じである。
合否の選びに 間違いはなかろう。
はっ! では 早速
戴帽式の支度を整えます。
ところで 再科を受けたのは
30人と聞いたが
ここには 29の答えしかない。
あと1つは いかがした?
はっ それは…
首里天加那志のお目に通すような
ものではございません。
余は 全てと言ったはずだ。
すぐ 持って参れ。
(宜野湾)はっ!真鶴!
父上!
父上!
 心の声 
(嗣志)逃げろ 真鶴。(役人)孫寧温。
王宮へ上がれ。
科試に 合格だ。
(宜野湾)「孫寧温 右者の事
主上 御意により
このたび 評定所筆者主取に
仰せ下され候事」。孫寧温 そなたの再科の案文
見事であった。
余の目には
そなたが首席であったぞ。
父上の事 投獄された事は 全て
余の不徳の致すところである。
首里天加那志のご聖恩に
感謝いたします。
あれを 檄文と見なした三司官衆は
情けない限りだ。
お言葉でございますが
首里天加那志
投獄は 聞得大君加那志の
ご神託によるものでございます。
やはり 姉上か。
はっ。 なんでも 雷の落下した
ガジュマルの木を所有する家の者が
国家転覆を企てていると。
愚か者! 信仰は大事であるが
神にすがって
国を救える時勢ではない!
(宜野湾)ははっ!
(聞得大君)御物奉行。
(赤嶺)はっ!
最近 巷では
我々 神女の権威が衰え
ユタなる異端者が 跋扈しておる。
王国を乱さぬためにも この御殿を
増築して 神の威光を示すのじゃ。
その予算を 必ず そなたが通せ。
(赤嶺)はい。
下がってよい。
あの…。
(聞得大君)分かっておる。
下心は 口にするな。
ここは 聖地ぞ。
ははっ!
(ユタ)早く いたせ!
何の騒ぎじゃ? 何の臭いじゃ?
(ノロ)ユタでございます。
ユタなど わらわの前に
連れて参るな。 この目が濁る。
それが 聞得大君加那志。
このユタが 「聞得大君加那志が
偽者である」と
町で騒いでおりましたもので
捕らえたのでございます。
なに?!
神じゃ!
神が 偽者と言えば
そう告げるしかない。
何を根拠に わらわが
偽者であると申すのじゃ?
聞得大君とは 本来 馬天ノロの
勾玉を持つ者だからでございます。
第一尚氏王朝の聞得大君が
所持していた勾玉にございます。
それを お持ちにならなければ
聞得大君など
ただの飾りにすぎません。
貴様…。 このユタを成敗いたせ!
(男達)はっ!
偽者の聞得大君加那志は
近いうち 馬天ノロの勾玉の
持ち主に討たれ
王宮を去る事になろう!
待て。
その者は どこに居るのじゃ?
その者は 辰年の生まれ。
王宮を逃げ出した龍達に
見守られて生まれし
美らカーギーの女の子。それが 誠かどうか
見て進ぜよう。うっ!誠か…。
辰年の女を 全て捕らえよ!
(男達)はっ!もっと 強くだ!
馬天ノロの勾玉の持ち主は
見つかったか?
(上級ノロ)まだにございます。
既に 拷問での死者の数は
10名に達しました。
かまわぬ。 死体は
平等所の役人に引き渡せ。
ですが 罪状は 何と申せば…。
キリシタンという事にいたせば
よかろう。
キリシタンならば 処罰されても
しかたあるまい。
(雷鳴)
何だ?
寧温!
これは 示現流…。 薩摩だ。
薩摩?
拙者 浅倉雅博と申す。
御仮屋の役人ですか?
いかにも。
難破した異国船を見にきたのだ。何と言ってるんだ?
僕も まだ 英語は 完璧には…。
ベッテルハイム師…。
なぜ 幽閉されている宣教師が
ここに?
えっ? 琉球王府は
宣教師をかくまっていたのか?
この方は 医者です。
医者として この琉球のために
尽くしてくれています。
ここに居るのも
けが人を診るためでしょう。
寧温!孫親雲上 2人だけで 日本語で
話をしたいが よろしいか?
はい。
それにしても 首里城に
宦官が居たとは 驚いた。
話とは 何ですか?
うん 実は
あの英国人達を捕らえて
奴隷にしろと
在番奉行様に命じられておる。
薩摩の奴隷に?
英国の情報を得るためです。
なぜ それを 私に?
私と違って あなたが
自由に思えたからです。
自由?
身分ではなく 心がです。
その心に
触れてみたくなったのです。ところで 孫親雲上は
琉歌は たしなまれますか?
私は 好んでおります。
初めて この琉球にやってきた時
那覇港の 三重城で
1人の女の子と出会い
ますます 好きになりました。
忘れもしない。
その子は 漢文を 見事に発音し
女は 堂々と勉強できないからと
隠れて「孟子」を読んでいた。
つぼみのようだった あの子も
今では 満開の花を
咲かせている事でしょう。その子の名は…。
失礼。どうか なされたか?
来てはなりませぬ!
けがでも なされたか?
何ともありません!
行って下さい。 行って!忘れてた。
真鶴が まだ 生きてた事を…。それで 薩摩は
何と言ってきている?
首里天加那志
薩摩は 英国船を拿捕し
船員を 奴隷にせよと
主張しております。
薩摩のやり方は
いつも こうだ。
利益だけを横取りし 迫害の汚名は
琉球に着せるつもりなんだ。
首里天加那志 さような事をしては
清国が黙っておりますまい。
では 清国は
何と 主張するであろう?
それは 当然 英国船の乗員を
処刑せよと主張して参りましょう。
アヘン戦争での事を思いますれば。
それでは 琉球が
清国の奴隷みたいではないか?!
冊封を 何と心得る?!
そなたこそ 薩摩の奴隷か?!
(座喜味)まあまあ
静かにしなさい。
次に 現地を視察した
評定所筆者主取の主張を申せ。
首里天加那志 漂流民の保護は
海洋国の責務です。
たとえ 同盟国でなくとも
品格のある処遇をするのが
琉球の示す
人徳の道であると心得ます。
(与那原)至極 もっとも。
しかし 道徳と外交は 違うのだ。
何が 外交上の得策であるかを
考えるのが 我らの使命だ。
(宜野湾)よいか?
あと2か月もしないうちに
清国から 冊封のご使者が
やって来られるのだ。
英国人の顔を拝ませるのか?
その清国ですら かなわなかった
相手を 敵にするのですか?
もし 漂流民を殺したりすれば
英国に 琉球を攻め入る口実を
与えかねません。
琉球が イギリスの奴隷国になっても
よいのですか?
そうなった時に 清国や薩摩が
助けてくれるとは思えません。
我々は あくまで 独立国としての
対応を考えるべきです。
(座喜味)「2国とも切れ」と
いう事か?
(与那原)さすがに
玉無しの言う事は違うな。
(宜野湾)貴様は
やはり 国家反逆者だ。
(尚育王)寧温の言うとおり!
独立国として 漂流民の命を
政治の駆け引きに使う事は
許されない。ちょっと 長くないか?(清国大使の詔勅の朗読)
(清国役人の号令)(清国役人の号令)(号令)兄上。
 回想 
「君子は 成徳をもって
行いを成し…」。
すまない!
兄上!寧温 そなたに 頼みたい事がある。
これは そなたにしか
できぬ事だ。
何なりと。
そなたも知ってのとおり
王府の財政は
とっくの昔に 破綻している。
冊封使様ご一行 500名
半年間の滞在費も
薩摩からの借入金で
辛うじて賄っている。
はい。
余は 役人達の俸禄を下げた。
だが 不思議な事に
一部の役人達の暮らしぶりは
以前よりも
豊かになっているのだ。
この金が どこから流れているかを
調べてもらいたい。
畏れながら 首里天加那志
それは 財務を扱う
御物奉行に任せるべきかと。
「そなたにしか できぬ」と
言ったであろう?
どうやら その裏金は
御内原をすり抜けて
どこかへ消えていくようだ。
御内原?(大勢頭部)止まれ。
名乗れ。
私は 評定所筆者主取の
孫寧温でございます。
(大勢頭部)用がある時は
表の鈴を鳴らすのだ。
さような事も 知らぬのか?
表の人間は 御内原には入れぬ。
入れないのは 男です。
私は 宦官です。
(どよめき)
清国の紫禁城でも
宦官は 後宮に入れるはず。
それとも 清国の慣習も
退けますか?
女官 大勢頭部様。
(どよめき)
騒ぐな。
王国の血脈は乱されずとも
御内原の秩序を乱されては 困る!
私は 帳簿が乱れていないかを
調べに来ただけです。(女官達)女官 大勢頭部様の
お誕生を
心から お祝い申し上げます。
あの ぜいたくな料理は
どこから持ってきたのですか?
もちろん 御料理座からであろう。
誰の許可を得て
御料理座を使っているのですか?
あそこは 冊封使様などの国賓を
もてなす時に使う
特別な厨房ですよ。
≪(国母)その者の言うとおりです。
(女官)国母様のお成り!
(国母)女官の誕生祝いに
御料理座を使うとは
「身の程知らず」と言われても
致し方ない事です。
この身分不相応な宴を
誰が許したのですか?
≪(王妃)私が許しました。
(女官)王妃様のお成り!
(王妃)この御内原を預かる
私の許しを得た事であれば
それに 口を挟むのは それこそ
「身の程知らず」と言われても
致し方のない事ですわ。
かつては 王妃であった国母様も
それくらいの事は
心得ておられましょう?
王妃ともあろうお方が
相変わらず 世事にも疎く
贅の限りを
尽くしておられるようじゃ。
かような母に育てられた王子とは
いかがなものか
我が娘 聞得大君に
占わせてみせようか?
いっそ 側室の王子に
王位を継がせるべきかどうかを。
≪(側室)是非 占って
ほしいものですわ。
(女官)側室様のお成り!
(側室)聞得大君加那志の
ご神託があれば
私の王子が
お世継ぎとなるのは必然。
首里天加那志の寵愛が この身に
与えられるのと 同じように。
そしたら いずれ この私が
国母様になるのですね。
黙れ。
そなたなぞ 永遠に
衣をまとうような時刻に
出歩くような身分には なれまい。
まあ!
自分なぞ 近頃は 首里天加那志の
前で 衣を脱いだ事もないくせに。
あるわよ!
これこれ。
人前で
何を叫んでおる?!
あっ 畏れながら
せっかくのお料理が
冷めてしまいますゆえ
さあ どうぞ あちらへ。
(王妃 側室 国母)うるさい!
ところで なぜ この御内原に
男がいるのだ?
この者は 宦官でございます。
(どよめき)
宦官?
その者が? 噂に聞く…。
科試に受かって 評定所筆者主取に
なったという噂の宦官?
わっ! お会いできて 光栄ですわ。
ふ~ん 宦官の前でも
衣を脱ぎたいのか?
はっ?
皆様。
どうぞ これより お見知りおきを。
(どよめき)
(ノロ)聞得大君加那志のお成り!
(側室)聞得大君加那志。
おお 我が娘よ。
聞得大君まで 招いたのか?
いえ。
愚か者。 女官ごときの祝いに
わらわが駆けつけると思うな。
京の内から 不吉な蝶が出たゆえ
それを追ってきたまでじゃ。
蝶?
蝶は 死後の世界を 象徴する。
それが 聖地から出たとなれば
この王宮が
脅かされてるとの神託じゃ。孫寧温と申す宦官は
そなたか?
はい。
そなた 血の匂いがする。
まるで 初潮を迎えた
生娘のようじゃ。朝薫 聞得大君加那志とは 一体
何を考えておられるのだろう?
御物奉行殿を通して 聞得大君
御殿の増築を求めてきている。
増築?
御物奉行殿は 確か
側室様の兄上ではなかったか?
そうだ。
巷では
身売りをする百姓が
絶えぬというのに
これが 神のご意思かと思うと
背筋が凍る。
こんな案件は 却下だ 却下!
寧温。
聞得大君まで 敵に回すとは。
君は ますます
王宮に居づらくなるぞ。
朝薫 僕は 安らぎを求めて
王宮に上がったわけでは
ありません!
分かった 分かったよ。
僕だけは いつでも 君の味方だ。
ありがとう。
(聞得大君)「増築はさせぬ」。
そのように申すのだな?
はい。
(聞得大君)御物奉行が
決めた事を
そなたは 退けるのだな?
御物奉行殿に
何を吹き込んだのです?
吹き込む?
御内原にて
側室様の後ろ盾となる
お約束でもされたのですか?
ふん! 思慮もなく
思った事を 口にする。
怖いもの知らずの
若輩者というだけか!
あまり 得意になるでないぞ。神を祭る事を
ぜいたくと申すか?
わらわの住まいは
神殿も同じ。
御内原の暮らしと
一緒にするでない。
神であるならば
民から恐れられるのではなく
あがめられる事を
おぼし召し下さいませ。
よう分かった。
「わらわの力を 示せ」と
言うのだな?下がれ。おう 寧温。 こんな時刻に
また 戻ってきたか?
いろいろと やる事があるのです。
また 外出かよ フフフ。
うん?
何か…?
おじさん!
はい。
もう飲んでますね?!
飲んでない!
せっかく 寧温が
わしを 門番に取り立てて
くれたのに。 クソがつくほど
まじめに働いてるよ。
これは 何ですか?
あっ 駄目 駄目 駄目! あっ!
これは?
何でかね?
いつの間に 泡盛が…。
おじさん!
お許し下さい。
もうね 日も暮れる事ですし
大目に見てちょうだいって!
いやさ 寧温 実はよ
お前の事を 大層 気にかけてる
踊童子がおってよ。
話を そらさないで下さい!
龍譚池で 毎日 お前が通るのを
待ってるって。兄上!
(嗣勇)真鶴。
兄上。 まさか 兄上に
王宮で会えるなんて。
その驚きなら
僕のほうが大きいよ。
踊童子になっていたのですか?
あの後 踊奉行様に拾われてな。
素質を認めらたんだ。
兄上らしい生き方を
見つけられたのですね?
それなのに どうだ
お前の姿は!
それが 真鶴らしい生き方か?
兄上 これは 私の意志です。
ウソだ。 宦官などと偽って
幸せなはずが あるまい。
分かってるんだ。
真鶴は 僕のために
僕の身代わりとなって
父上の願いをかなえたのだろう。
僕が逃げ出したばっかりに…。
違います 兄上。
私は 私の使命を感じて
宦官になったのです。
それで 満足なのか?
満足です。
それで この国の
役に立てるならば。父上も さぞ 満足だろうな。父上は 死にました。最期まで 兄上の事を
案じておられました。
僕には 結局 きれいに着飾って
踊る事ぐらいしか
能がなかったんだ。
でも こうなったら
少しでも
真鶴の役に立ちたい。ならば その名で呼ぶのは
やめて下さい。
私は もう 真鶴ではありません。
これ以上 女に生まれた運命に
踊らされたくないのです。
自分の道は 自分で切り開きたい。
そのために 私は
真鶴を消したのです。
分かったよ 孫親雲上。私の事は 心配しないで下さい。
では お元気で。
何するんですか?!
おい! 何だ?! お前ら!
離せ! お前!ああっ!
孫寧温と
龍譚で会っていたのは なぜじゃ?
宦官の気分を知りたくて。
わ~っ!
わらわの目が
欺けると思っているのか?
お前には 妹が居たはずじゃ。
その妹は どこに居る?
疫病で 死にました。 あ~っ!
もう一度 聞く。 孫寧温の正体は
真鶴ではないのか?
真鶴は もっと…
もっと ずっと かわいかった。
あんな宦官より
かわいかったんだ! あ~っ!
もう一度 踊りたくはないのか?!
妹は どこに居る? どこじゃ?!
妹は… 疫病で死にました。
ぎゃ~っ!望みどおり
二度と踊れぬ体にしてやろう。≪
おやめ下さい!
妹は ここに居ます。私が 真鶴です!
違う! 違います! 孫親雲上は
私をかばうために
ウソをついてます!
私は 女です!
違う! 違うんだ!
待っていたぞ 孫寧温。
女? 女が 見事な案文を書き
科試に受かり 王府の務めを
果たしていると申すか?
信じられぬ。 証拠を見せよ。
そこで 衣を脱いでみせよ。
裸になるのじゃ!
そんな事をしちゃいけない!
もう運命には
踊らされたくないと言った
君じゃないか! 聞得大君加那志
お願いします! お許し下さい!
私の命と引き換えに
どうか お許しを!
黙れ!
おやめ下さい!(嗣勇)よせ! 処刑されるぞ!お前は 龍の子か…。お前は 役人ではない。
わらわの犬じゃ。
分かりました。 やめてください!
(聞得大君)わらわに逆らう者は
皆 排除せねばならぬ。
本当に それが
君の信念なんだな?
なぜ 僕を見ないんだ?!
あなたは なぜ 来たのです?
私は 役人の魂を
売り渡します。
「海を眺める
少女がいた」
「消えそうな灯に
したたるしずく」
「空へ還そうと」
「小さな手
差し出す」
「何をこころに
決めたのか」
「誰よりも
私が知っている」
「泣いても
ひとりなら」
「強くなろうと」
「時は」
「巡り」
「再来の風に
吹かれて」
「その願いは
遠く」
「誰かの明日を
照らすだろう」
「泣いていた」
「笑っていた」
「すべてを
慈しんで」
「降りそそぐ
光の中」
「この道を
歩いていこう」