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(塚田)もういっぺん言ってみろ~! だから 金 出せ つってんだろ! (塚田)お… お前! 早くしろよ。 はぁ… あぁ~~! ガン!ガラガラ… あぁっ! ふざけてんじゃねぇぞ。 あぁ~~! ううっ… あぁ…。 あっ… あぁっ! あぁ~…。 うっ… うぅ~ あぁ~…。 あぁ… あぁ~…。 あぁ~…。[TEL] (弥生)はい 救命です。 はい。 花房師長 整形外科から お電話です。 (美和)整形? (美和)目黒さ~ん どうしました? (目黒)あぁ… 胸が痛くてさ。 (美和)ろっ骨を骨折されているから 痛むのは しかたないんですよ。 (目黒)違うんだよ その痛みじゃないんだよ。 じゃあ どんな痛みなんですか? この辺がさ 夜になると きゅ~んと痛いの。 かみさんは 見舞いにも来てくれないし。 花房ちゃん わかってよ 独り寝の寂しさ。 (美和)入院中は どなたも不安になるんですよ。 たまには 速水先生にも 顔 出してほしいなぁ~。 (美和)それじゃあ 伝えときますね。 ピーポー ピーポー…(サイレンの音) (救急隊員) 59歳男性。 寿町の路上で 何者かに 右側腹部をナイフで刺され 路上に倒れているところを発見。 現着時 JCS3。 腹部創からの出血多量です。 (佐藤)腹部刺創だ。 (滝沢)代わります。 (遥)胸腹部レントゲン。 (一同)1 2 3。 (救急隊員)ストレッチャー出します。 ここ どこだか わかりますか? 滝沢 末梢ライン 確保して。 はい。 服 切りますね。 (佐藤)意識レベルとアイサイン チェックして。 はい。 (滝沢)腕 失礼しますね。 (佐藤)腹部エコー 準備。 (遥)わかりますか? 目に光 当てますね。 (遥)目 明けてください。 聞こえますか? キンコーン キンコーン…(心電図の音) (弥生)血圧63の44 プルス122 サチュレーション97%です。 出血性ショックか? 呼吸 アシストします。 ラインは まだ取れないのか。 血ガスも取れ。 (滝沢)はい。 (弥生)酸素 つなぎかえます。 (速水晃一)輸液全開。 酸素 10リットルに上げろ。 マップ10 FFP10単位 クロスマッチ 急げ。 (一同)はい。 佐藤ちゃん エコー 急げ。 はい。 和泉 ポンピング。 (遥)はい 代わって。 (弥生)はい。(弥生)血圧 戻ってきました。 88の48です。 わかりますか? (遥)念のため CT いきます。 ナイフ抜けないように注意しろ。 (遥)はい。 (滝沢)血ガス 結果出ました。 ハーベイ7.1 カリウム3.8 ナトリウム131…。 (基子)すいません はぁ はぁ…。 救急車で運ばれた 塚田康史の妻ですが あの 夫は…。 (田口公平)今 処置中ですから こちらで お待ちください。 (刑事)桜宮警察の者ですが 少し お話を伺いたいんですが。 はい。 (刑事)ご主人は お酒は けっこう飲むんですか? (基子)いえ 全然。 お酒なんて 1滴も飲みません。 へぇ~ しらふで。 よほど けんかっぱやいんですね。 (基子)けんかも何も…。 主人は 虫も殺さないほど おとなしい 気の弱い人なんです。 (刑事)奥さん ご主人をかばいたい気持ちも わかりますけど 実際 見た人もいるんですから。 (基子)本当なんです。 主人は ほんとに おとなしい人で。 大体 何で あんな場所に行ったのかも…。 (刑事)まあ あの辺りは 風俗も多いですからね。 塚田さん 処置が終わりました。 主人は 大丈夫でしょうか。 大丈夫です。 命に別状はありません。 はぁ…。 (佐藤)CTを撮りましたけど ナイフによる 臓器損傷もなかったし 脳の出血や損傷は なかったです。 塚田さんは お酒を飲んでたんでしょうか。 アルコールは 全く検出されなかったよ。 そうですか…。 あぁ~ ありがとう。 はぁ~。 おはようございます。 心療内科の田口と申します。 調子は いかがですか? はい… お陰さまで だいぶいいです。 それと ゆうべは ご迷惑を掛けました。 迷惑だなんて… けがをされた方の 治療をするのが 私たちの仕事なんですから。 (塚田)はい… すいません。 そんな… 謝らないでください。 すいません。 (基子)あっ 先生 どうぞ。 では 失礼します。 刑事さんにも 聞かれたと思いますが 昨日の事件のことを 少し伺ってもよろしいですか。 はい。 どうして ナイフで刺されるようなことに なったんでしょう。 差し支えない範囲で 構いませんから 話していただけませんか。 それが… 自分でも よくわからないんです。 記憶がないんです。 記憶がない? はい。 気が付いたときには この病院にいた。 じゃあ 何で あんな場所に行ったの? この人 何か隠してるんです。 実は… あの近くにある病院に 通ってまして。 何という病院ですか? ことぶき心療内科です。 年のせいか 気持ちの沈むことが多くて。 あぁ~ 田口先生 のどが渇いたんで 水飲んでもいいでしょうか。 どうぞ。 おかあさん ちょっと水取ってよ。 あっ はい。 じゃあ 今日は これくらいにしましょうか。 また今度 詳しいことを聞かせてください。 ありがとうございます。 では 失礼します。 はい。 カシャ!カシャ! う~ん。 あの 塚田さんが暴れています。 和泉先生 お願いします。 (塚田)うるせぇんだよ。 お前らじゃ話にならねぇんだよ。 (遥)塚田さん。 塚田さん どうしました?(塚田)どけって言ってんだろ。あぁ~ あぁ…。 文句あるなら 医者 呼べよ。 文句あるなら 医者 呼べ! あぁ~!あぁ~! あぁ~ はぁ はぁ…。 ふぇ~!あっ… あっ…。 塚田さん。 (基子)おとうさん。 (遥)救急カート。 (看護師)はい。 (佐藤)何があった。 (遥)痙攣発作を起こして 失神しました。 (佐藤)バイタル チェックして。(心療内科医)時々 自分が 自分でないような感じがする。 眠りも浅く しっかり眠れない。 とても不安な気持ちになる といった訴えがありましてね。 原因は? 中高年特有の不安というか… ミッドエイジ・クライシス。 いわゆる 中年の危機 というやつでしょう。 精神安定剤を処方したんですが また いらっしゃったので 量を多くして 様子を見ているところでした。 先生が処方されたお薬を 教えていただけますか? はい。 え~っと…。 これと これと… あっ これですね。 (遥) MRI上も脳梗塞や出血など 失神の原因となる 器質的な病変はありませんでした。 じゃあ 何で 患者は ひょう変した? (浅野)単なるICUシンドロームじゃ ないですか? 目黒さんみたいに。 ⅠCUシンドロームで 絶叫することはあるけど 意識まで失うことはないでしょ。痙攣も起こさないし。 (佐藤)一過性の不整脈は? (長谷川)心電図のモニタリングでは 不整脈は認められませんでしたね。 (永山)ワゴったのかも。 ワゴってるのは お前だろ。 低血糖の可能性は? ICUチャートでは 低血糖の記載はない。 糖尿病の既往もないよ。 低酸素血症は どうでしょうか。 (遥)サチュレーションも98%を キープしてたし 違うでしょ。 もう一度 経緯を確認してみろ。 患者が ひょう変する前に 何があった? 水? 水? そういえば のどが渇くと言って 水をたくさん欲しがるって 看護師が言ってました。 水を飲んで ひょう変するってこと? 尿崩症ではないでしょうか? 根拠は? (遥)確か ハルンも 時間300ml以上 出ていたような…。 (佐藤)つまり おしっこの出すぎってやつだな。 だから 出た分 異常に水を欲しがる。 尿崩症による 脱水を起こしたんだと思います。 脱水による失神か… 悪くはない。 コンコン!(ノックの音) 失礼します。 塚田さん また 暴れたんですって。 ああ。 今 塚田さんの通っていた 心療内科に行ってきました。 通院歴4ヶ月で 塚田さんはそこで 向精神薬を処方されています。 入院してから 薬を飲むのをやめたことで 精神が不安定になり 暴れだした… とは考えられませんか。 昨日の血中ナトリウム値は 131だったな? はい 異常はありませんでした。 今朝のデータは? (浅野)今 滝沢が取りにいってます。 コンコン! (滝沢)失礼します。 血中ナトリウムは113mEq/dlです。 低い… 低ナトリウム血症か。 ゆうべからナトリウム値が 下がりつづけてる。 ということは… 水中毒の可能性が高いな。 水中毒? (永山) つまり 水を飲みすぎたことで ナトリウム量が 激減したってことですね。 水の飲みすぎで 人格が変化するなんて…。 (佐藤)低ナトは 進行すれば 意識障害も起こすし 最悪の場合 命を落とすこともある。 水 恐るべしってことだ。 まずは 水制限だ。 それから水中毒は 心因性によることも多い。 田口先生は 患者の精神不安の原因検索を頼む。 わかりました。 (遥)お水を制限させてもらいます。 (基子)どうしてでしょうか? (遥)塚田さんは 水中毒といって 水の飲みすぎからくる 低ナトリウム血症という病気を 起こしているんです。 はぁ…。 何か 私 また ご迷惑を 掛けたみたいで… すいません。 いえ 病気なんですから 気にしないでください。 本当に全然覚えてないです。 でも 水の飲みすぎで記憶が なくなるなんて そんなこと…。 (遥)体の中の塩分が下がると 脳に水が回って 脳が むくむことがあるんです。 それで 意識障害を起こして ふだんと違う人格になるんです。 そんな…。 (ドアの開閉音) (白鳥圭輔)トントン! おっ お仕事中か? 何か御用ですか? いや その後 ジェネラル・ルージュは どうしてるかなぁ~ と思ってさ。 速水先生なら いつもどおり熱心に 患者さんを診てますよ。 で どう? 収賄のしっぽは つかんでくれた? あぁ… しっぽも何も 速水先生に限って そんなこと 絶対ないと思います。 ふっ 絶対なの? 思いますなの? 結局 どっち? あぁ…。 人は必ず うそをつく。 心療内科の先生なら よ~く ご存じでしょ。グッチーと僕が組めば 解けない謎はない と思ったんだけどね~。 はぁ~。 うん? 何? あぁ… ちょうど今 水中毒の疑いがある 塚田さんという患者さんのことを 調べていたんで。 ふ~ん 水中毒か。 はい。 アメリカで何年か前に カリフォルニアのラジオ局が 水飲み大会っていうのを 開いたんだよ。 トイレにも行かず 吐き出しもせず どれくらい水を飲めるかを競う そういう大会だった。 それに参加した1人の女性が およそ3時間で2ガロン 7リットル以上の水を飲んだんだ。 しかし 彼女は 大会の後半に頭痛を訴えはじめ その数時間後に亡くなった。 急性の水中毒だったんだよ。 かわいそうに。 しかも 彼女は 優勝を逃して2位だったから 欲しかった賞品も もらえずじまい。 ほんと かわいそうな話だよ。 あっ でも 彼女の遺族は 損害賠償訴訟を起こして ものすごい額の金を 手に入れたらしいよ。 仕事に戻ります。 あれ? 何で そのリアクションなの? 僕はグッチーに ちょっとした豆知識を 入れてあげようと 思っただけなのに。 豆って… また 嫌みだ。 でも カリフォルニアで飲むなら やっぱり水より おいしいナパバレーのワインがいいな。 美しい女性と共に。 白鳥さん 用事がないなら 失礼していいでしょうか。 これから 患者さんの所へ行くんで。 では。 でもさ グッチー 水そのものに毒性はないんだよ。 はい。 ただ それを過剰に摂取すると 死を招くこともある。 過剰っていうのは 異常だってことだ。 ここの救命も 過剰に 患者を受け入れつづければ いつか 異常事態を招くよ。 どういうことですか? 過剰な善意は もはや善意じゃない。 そう思わない?(美和)速水先生。 あの 整形に入院中の目黒さん という患者さんなんですが どうしても速水先生に会いたいと 言ってるんです。 胸部打撲の患者だろ。 ええ そうなんですけど いろいろトラブルが多くて。 トラブル? セクハラめいた行為をしたり… まあ 無理難題を言って 看護師を困らせたいだけなんだと 思いますけど。 セクハラ? 胸でも触られたか? いえ 私は。 大丈夫か? はい。 あの 目黒さんって 何かの雑誌の記者みたいで… ですから 近づかないほうがいいかと。 ああ。 ご忠告ありがとう。和泉先生から 説明があったと思いますが 塚田さんは 水中毒という 病気の疑いがあります。 その原因には 心因性 つまり 心の問題の場合も多いんです。 心の問題。 はい。 何か悩みがあったら 話していただけませんか。 はい…。 息子さんが家出? お恥ずかしい話ですが もう 1年になります。 苦労して 大学まで出したんですけど 就職しないって言いだして 何か やりたいことがあるとかで。 それで 主人と言い合いになりまして。 主人は あのとおり まじめ一徹の人ですから。 それで家出を? 浩之が… 息子がですね お父さんみたいな つまらない 人生は送りたくないって ひどいこと言って それ以来 どこにいるのかも。 じゃあ 塚田さんのストレスの原因は 息子さんの家出かもしれませんね。 つまらない人生って言われたのが よっぽどショックだったんでしょうね。 それ以来 ふさぎこむことが多くて。 コンコン! はい。 こんにちは。 ご指名頂いた速水で~す。 ちっ また あんたか…。ていうか あんた 誰? あぁ ちゃんとした ごあいさつ まだでしたっけ? 実は 私 こういうお店に 勤めてま~す。 白鳥… 白鳥って あのバチスタ事件を 解決した白鳥さん? あぁ~ そんなこともありましたね~。 あんたのうわさ聞いているよ。 医療界じゃ ちょっとした有名人だ。 ははっ。 でも その白鳥さんが ここに いるってことは また事件でも? 目黒さんのほうこそ 何か思い当たる節が あるんじゃないですか。 いや 私は偶然 ここに運びこまれただけなんで。 そうかな~。 僕は てっきり 目黒さんは メディカル・アソートと速水先生の 何かを調べるために 潜入取材でもしてるのかと 思っちゃいましたよ。 ふん… そんな体を張って 調べるようなねた なんですかね。 さあ どうでしょう。 白鳥さん…。 あんた 友達 少ないでしょう。 僕と仲よくして損はないですよ。 ははははっ。 友達? あぁ 友達ならいますよ。 少なくとも この病院に1人は。(遠藤) 塚田さんと私は同期でしてね。 創業以来 残ってるのは 私ら2人だけなんですよ。 ストレスを 抱えていたみたいなんですが 何か お心当たりはありませんか。 う~ん… もうすぐ定年だし このパソコン全盛時代に そろばんを使ってるような 男ですからねぇ。 時代の流れに付いていけない なんて言ってたな。 あっ それと こっちの社屋に引っ越してから 調子が悪いって言ってましたね。 いつ こちらのビルに? かれこれ 10年になりますかね。 そうですか。 はい。 あの… 塚田さんのご家族を ご存じですか? はい 息子さんが1人… 自慢のね。 いやぁ~ グッチーが誘ってくれるなんて うれしいねぇ。 久しぶりに朝まで飲もうか!ん? 飲みませんよ。 調査で来てるんですから。 えっ 何? 仕事なの? あっ じゃあ帰るわ。 ごめん バイバイ。 いや ちょっと…。 待ってください 待ってください。 何? こっち こっち…。 えぇ~。 ちょっと こっち来てください。 えっ? 白鳥さん。 この辺りで 患者の塚田さんは刺されたんです。 ほぉ~。 どうして お酒を全く飲まないのに しょっちゅう 来ていたんだと思いますか? 何で そんなこと 僕に聞くの? 2人で組めば 解けない謎はない って言ったじゃないですか。 えぇっ!? そんなこと言ったっけ? はぁ…。 この近くに 心療内科のクリニックがあって その帰り道だって言うんですけど どうも それだけじゃない気がして…。 それに 事件のことを 何も覚えてないって言うんですよ。 ほぉ~ それは不思議だねぇ うん。 ちゃんと考えてください。 はっ… そんなの 答えは簡単じゃない。 簡単? あれでしょ。 わかりました じゃあ ここにします。 ありがとうございます! いらっしゃいませ どうぞ! そういうタイプじゃないんですよ。 まじめな方で…。 いやいや ふだん まじめな人ほど 怪しいっていうよ。 料金を値切ろうとしたり もう ものすごい変態で もう 変態が大変なトラブル!みたいなね。 やっぱり 相談した僕が ばかでした。 はっ… それはさぁ 覚えてないんじゃなくて 思い出したくないだけなんじゃ ないの? その患者さん グッチーが考えてるよりも ず~っと悪い人かもしれないよ。 そんな。 正義を主張する者をまず疑え。 ゲーテは そう言った。 ほんとですか? ほんと。 ちなみに ゲーテというのは 僕の中学時代のペンネームだ。 ちょっ… いいかげんにしてください。 ♪♪ ありがとう すいません。 いつも ここで歌ってるんですか? はい 時々。 昨日 あそこで 中年の男性が刺されたの 知ってますか? いえ。 そうですか ありがとうございます。 すいません。 はい。 昨日 あそこで事件があったの ご存じですか? いやぁ~ 知らないですね。 そうですか すいません。 ♪♪ 君が僕にガタガタ…ゴク ゴク ゴク…キンコーン キンコーン… うわぁ~!! いやぁ~!! (塚田)うぅ… あぁ…。 あぁ あぁ あぁ…。 (弥生)塚田さん!? 塚田さん! 大丈夫ですか? 塚田さん わかりますか? (佐藤)どうした!? 痙攣です。 塚田さん。 (佐藤)エア・ウェイ。 ジアゼパム。 (弥生)塚田さん わかりますか? (佐藤) ラインつないで。 酸素つないで。 (看護師)お願いします。 はい。再発したな。 (佐藤) 水枕の水を飲んじゃうなんてな。 水中毒の危険性の説明が 足りなかったんじゃないですか? 説明したのは誰だ。 私です。 でも ちゃんと 理解してくださいました。 あの年代の男性は 女性の医師を なめてかかるとこ あるからね~。 そんなことないです。 大体 水制限してた患者さんに 誰が水枕なんて出したんですか? おれは そんな指示 出してないよ。 おれも。 じゃあ 一体 誰が…。 あの~。 (佐藤)何だ お前かよ。 (滝沢)いえ 速水先生のご指示で出しました。 微熱があったからな。 そんな…。 まず 前提から間違ってる。 えっ? 水枕の水を飲んだから 水中毒を起こしたんじゃない。 水を飲んでから 人格が変ぼうするまで 早すぎると思わないか。 それに 飲んだ水の量も少なすぎる。 患者の服は びしょぬれだった。 てことは 飲んだ量は これよりも ずっと少なかったはずだ。これぐらいの量で 水中毒を起こすか? 患者は 水中毒以外の病気や原因で 低ナトリウム血症を起こし その結果 痙攣発作を起こし 失神に陥ったんだよ。 さて 犯人を絞りこむか。 水は犯人じゃなかった。 水は むしろ 何者かに操られた 被害者だったんだ。 水を操っていたのは ADH。 つまり 抗利尿ホルモン。 そうだ。 すぐにADHの値を調べよう。 時間との戦いに なるかもしれないぞ。 解散。 (一同)はい。 速水先生 まさか 知ってて水枕を…。 (長谷川)先を いきすぎなんだよ ジェネラルは。 付いてけないな。 私は付いていきます。(佐藤)体内の水の出し入れを 指示しているのは何だ。 (永山)あっ そっか。 ADH 抗利尿ホルモンか。 ということは 患者は 抗利尿ホルモン分泌異常症 ということですか。 (佐藤)恐らく そういうことになるだろう。 じゃあ 抗利尿ホルモン分泌異常症を 引き起こす原因を言ってみろ。 中枢神経系疾患 肺疾患 ADH異常産出腫瘍 薬剤…。 (佐藤)一番 可能性が高いのは 腫瘍があるってことだ。 塚田さんの体のどこかにね。 癌…。 あくまで 可能性の1つです。 (塚田)じゃあ 私は 癌のせいで水を欲しがって 暴れたってことですか。 先生 私 死ぬんでしょうか。 わかりません。 私は まだ 死ぬわけにはいかないんです。 全力を尽くします。 (基子)これ… 見てくれますか。 息子の書いた作文です。 小学生のころだけど。 (浩之の声)「僕のお父さん 6年2組 塚田浩之。 今日 初めて お父さんの会社に行った。 お父さんは そろばんをやっていた。 会社は狭くて ぼろぼろで 天井からホコリが落ちていた。 だけど お父さんのそろばんは 誰よりも速くて かっこいい。 僕も 大きくなったら お父さんみたいな仕事がしたい と思います」。 すてきな作文ですね。 主人は その作文を 肌身離さず持ってたんです。 息子は必ず帰ってくると 信じてるんだと思います。 だから 主人のこと よろしくお願いします。 わかりました。 塚田さんは 水中毒じゃなくて 抗利尿ホルモン分泌異常 だったんだって? はい。 腫瘍がないかどうか 調べてるところです。 最初に しっぽを出したのは 水だった。 だから 水が原因のトラブルだと考えた。 しかし その水に 指示を出していたやつがいた。 それが抗利尿ホルモン ADH。 しかし 本当の真犯人は そいつを陰で動かしていた 癌だったってこと? 腫瘍が見つかれば そうなります。 何? それ。 塚田さんの息子さんが 子供のころ 書いた作文です。 へぇ~。 息子さんは 家出してるんです。 あっ そう。 オペになるのなら その前に 会わせてあげたいなって思って。 えっ? カシャ!カシャ! (足音) どうだ 検査の結果は。 (佐藤)それが 抗利尿ホルモンの分泌過剰は 検査の結果からも 確定していますが それを引き起こす原因が わからないんです。 (長谷川) 速水先生の指示された検査では どれも白でした。 そんなはずはない。 絞りこめ。 (長谷川)絞りこめと言われても 範囲が広すぎますよ。 脳 胸部 腹部 骨盤腔。 どのCTでもMRIでも 甲状腺のエコーでも 病巣らしきものは 見当たらないんです。 癌に特異的な腫瘍マーカーを測定しろ。 やったんですが 腫瘍は どこにもありません。 (長谷川)とりあえず 対症療法で いいんじゃないでしょうか。 様子を見るってことですか? だめだ 悪性だったらどうする。 原因を究明しろ。 次はないぞ。 そうですか ありがとうございます。(回想 塚田)((私は まだ 死ぬわけにはいかないんです。)) (基子)((息子は必ず帰ってくると 信じてるんだと思います。))すいません。 ん? 数日前 あそこの路地で 男性が刺されたのをご存じですか。(基子)田口先生 主人を刺した犯人が 捕まったそうです。 そうですか。 今 刑事さんが見えて おやじ狩りっていうんですか? その常習犯だそうで。 (塚田)浩之じゃなかった。 えっ? 浩之じゃなかった…。 塚田さん 浩之君が犯人じゃないか って思ってたんですか? そうなの? 浩之と会ってたの? だから あの場所にいた本当の理由が 言えなかったんですね。 ううっ… ううっ…。 2ヶ月前 心療内科の帰りに あいつを見かけて…。 (浩之)((♪♪ そんなふうに思ってた うずくまって)) ((浩之…。)) ((♪♪ でも 君が 空の青さ 探してくれた)) 何で 声を掛けなかったんですか。 (塚田)許せなかったんだよ。 えっ? あいつが あんなに 楽しそうに歌うのを見て ミュージシャンなんか くだらない ちゃんとした会社に就職しろ って言った… 自分をね。 自分を許せなかったんだ。 あいつ ほんとに楽しそうに歌うんだよ。 ((♪♪ 自分が思うことが大事…)) (塚田)誰も客なんかいないのに 毎日 毎日。 それ 見てたらね 声 掛けられなくなっちゃって。(塚田) 刺される1週間ぐらい前から ばったり 浩之を見かけなくなって 心配で心配で あの通りにいた人に 聞いたんだよ。 そしたら 浩之のいる所に 連れてってやるって言われて そのあたりから… 急に気分が悪くなって…。 ((あぁ…。)) ((おい 金 出せよ。)) ((浩之…。)) ((おとなしく 金 出しな。)) ((もういっぺん言ってみろ~!)) ((だから 金 出せ つってんだろ!)) ((お前!)) ((早くしろよ。)) ((はぁ… あぁ~~!)) (塚田)それで 気づいたら 病院のベッドに寝ていた。 (基子)何で もっと早く 話してくれなかったの? だって… 浩之が もし おれを刺したとしたら! ううっ…。 あの子が そんなことするはずないでしょ? そうだよな。 そうだよな…。 浩之君の歌 僕も聴きました。 えっ? すごく良かったです。 そうだろ。 そうなんだよ。 あいつ… あいつ 頑張ってたんだよ。 ううっ… ううっ…。はぁ~ やっぱり そういうことか。 (長谷川)田口先生 一体 何が始まるんです? (ドアの開閉音) おぉ~ みんな そろってるね。 あなたが みんなを集めたの? そのとおり。 ようこそ 皆さん。 えぇ~ 今日は皆さんに 見てもらいたいというか 聞いてもらいたいことがあって 集まってもらいました。 はい グッチー 読んで。 えっ? 読むんですか? 「僕のお父さん 6年2組 塚田浩之。 今日 初めて お父さんの会社に行った」。 全部 読まなくていいって。 グッチーの朗読コーナーじゃないんだから。 読めって言うから…。 「会社は狭くて ぼろぼろで 天井からホコリが落ちていた」。 (長谷川)一体 何の話ですか? 塚田さんは 10年前まで 朽ち果てた社屋の 天井の断熱材が むき出しで そこからホコリが落ちてくる そんな部屋で働いていたんだよ。 しかし 会社は経費削減のため その天井を直そうとはしなかった。 自社ビルが出来るまでの我慢だと 言ってね。 塚田さんは その建物で 何年 仕事をしてたんだ。 創業以来ですから 25年になります。 まさか…。 その まさかだろうねぇ 恐らく。 (遥)はっきり言ってもらえる? アスベスト もちろん聞いたことあるよね。 アスベストって 建築資材の石綿の? そう。 1970年代 アスベストは 奇跡の鉱物と呼ばれていた。 耐久性 耐熱性に優れている割に 値段が安かったからね。 しかし 今では 空気中に飛び散った 石綿繊維を吸い込むと 数十年の潜伏期間の後 肺癌や中皮腫といった病気を 引き起こすと考えられている。 静かな時限爆弾ってやつか。 塚田さんが働いていた所には アスベストが使われていたってこと? 確認してきましたよ。 (佐藤)ということは 抗利尿ホルモン分泌異常の原因は 肺癌。 でも CTでもMRIでも腫瘍は 見つからなかったんですよ。 胸部X線でも 肺癌らしき陰影は ありません。 また 喀痰細胞診でも 癌細胞は なかった。 肺癌で上昇する 主な腫瘍マーカーも陰性です。 だから おれたちは惑わされたんだ。 CTは何mm幅でやった? 10mmです。 もっと細かく。 2mmで肺に絞って再検査しろ。 いや ちょっと待ってください。 2mmまで細かく撮影して もし見つからなかったら? 放射線の被ばく量も気になります。 それに医療費だって ばかにならない。 和泉 検査の準備。 はい。 先生たち 行くわよ。 (滝沢・永山・浅野)はい。 付いてけないよ。 あぁ~あ みんな出ていっちゃった。 チーム・ジェネラル崩壊の日も 近いかな? 僕とグッチーのコンビは こんなに うまくいってるのにねぇ。 白鳥さん…。あった。 (遥) 肺にあったのは小さな腫瘍です。 早期の段階だったので この手術で すべて切除できるはずです。 (塚田)ありがとうございます。 (基子)浩之。 間に合った。 おやじ。 (塚田)浩之 どうして ここに? (浩之) 田口さんが教えてくれたんだ。 元気そうで良かった。 ありがとうございます 田口先生。 いえ。 浩之君。 君の作文が 病気の原因を教えてくれたんです。 おやじ ひどいこと言って ごめんな。 おれ…。 (塚田)いい歌だったよ。 えっ? お前の歌。 ♪♪「いくつの夜明けを数えたら」おやじ… 手術 頑張れよ。 お前の作文が おれにもう一度 生きるチャンスをくれたんだからな。今回は お前に助けられたな。 塚田さんの手術 成功したよ。 お前の粘り勝ちだよ。 どんな手を使ってでも 絶対に病巣を 見つけだしてやろうっていう お前の執念があったからだ。 患者を救うのが 医者の仕事だからな。 行動が すべてってわけか。 ひとを見るとき その人が何を言ったかではなく 何をしたかを見ろって 習わなかったか。 もちろん覚えてるよ。 だから お前の行動を見てるんだ。 見てるだけじゃ 何にも 解決できないぞ。[TEL](着信音) [TEL] はい。 [TEL](美和)目黒さんが急変しました。 (看護師)もうちょっとですからね。 (看護師)ゆっくり 呼吸してください。 大丈夫です…。 ミリスロールとシグマート 開始。 (遥)はい。 Aライン 確保。 (長谷川)はい。 グッチー。 白鳥さん。 目黒さんが。 えっ!? ピピピ… ピピピ…(心電図の音) 心停止です。 ピピピ… ピピピ… (光子) 夫を楽にしてあげてください。 原因は何なのか 誰のせいで こんなことになったのか。 (三船)ジェネラル速水の率いる 救命チームは 限界だ。 助けるためのカテーテルかね? それとも 殺すためのカテーテルか? でも 殺人を前提に調べれば ミスを見逃すことはない。