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唯吾分享白色荣光2 06日文字幕,台词

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カチャカチャ…(キーボードをたたく音)
バタン!ドスン!
(ドアの開閉音)
(健人)母さん!?
母さん!母さん!
母さん!
[TEL] プッ プッ プッ…
東城医大ですか?
救命救急センターの
速水先生 お願いします。
(白鳥圭輔)
「M・A・H」 メディカル・アソート・ホスピタルか。
メディカル・アソートも
よくやるよねぇ。
(田口公平)えっ?
この建設予定地
例の城東デパートの跡地だよ。
あれだけの人が亡くなった所に
あの会社 病院建てようとしてる。
しかも そこのセンター長が
速水か…。
でも ほんとですかね? それ。
えっ?
いや 速水先生が うちを辞めて
ほかに移るなんて
想像できないっていうか…。
いや これ
一応 正式な書類だけど。
勝手に
名前を使われてるだけとか?
直接 本人に確かめたほうが
いいんじゃないですか?
確かめるって… グッチー あのね。
あいつが まともに答えると思う?
でも 友達でしょ?
はっ? 誰と誰が?
速水先生と白鳥さん。
グッチー 大きいね
その認識のずれ 珍しく大きいね。
白鳥さんと
まともに つきあえる人なんて
そうそういないんですから
大事にしないと。
何? それ。 アドバイス?
何か ムカつくな。
ちっ… まあ いいや。
じゃあ 行ってみようか グッチー。
はい? どこに?
直接 聞きたいんでしょ 速水に。
えっ? 今から?
白鳥さん
ちょっと待ってください。コンコン!(ノックの音)
おやおや これはまた
お2人おそろいで。
(佐々木)では 私はこれで。
いやいや いや 佐々木ちゃんも
是非 ここは ご一緒に。
いや お2人にね いいかげんに
ほんとの話を聞かせろや!
と田口先生が
そうおっしゃってます。
えっ 僕?
話聞きたい つったの グッチーじゃない。いや… そうですけど。
(速水晃一)
忙しいんだよ この人も おれも。
お前らに つきあってる暇は…。
忙しい理由は これかな?
すごいよねぇ?
単なる医療機器代理店だと
思ってたら
こんな大きな病院
作ろうっていうんだから。
利益は社会に還元する。
それが当社のポリシーですから。
金で認可を買うのも
御社のポリシーですか?
おたく
医療機器の認可を早めるために
金 ばらまいてるそうじゃない。
ふっ…。
何の話だか…。
そうやって強引に認可を得た
医療機器の契約を
独占することで
多額の利益を上げている。
根も葉もないうわさ
ってやつですね。
ふ~ん 根も葉もない所に
花を咲かせてるんだ。
で? 田口先生の話は?
その計画書の中に
センター長として 速水先生の
お名前があるんですが
これ 何かの間違いですよね?
速水先生?
いや 間違いない。
予定どおり そこが2年後に
完成すれば おれはそっちに移る。
でも そうなったら
ここの救命は…。
[TEL](着信音)
はい。
[TEL] 速水先生に
山崎さんという方からお電話です。
山崎?
[TEL] 母親が階段から落ちて
意識がないそうです。ピーポー ピーポー…(サイレンの音)
(弥生)和泉先生
昨日も帰ってないんですか?
(遥)重度熱傷の患者さん2人が
搬送されてきて
さっきまで処置してた。
(滝沢)うちのシフト表なんて
あって ないようなもんですよね。
しかたないでしょ。
救命は 予約して来てもらうわけに
いかないんだから。
(滝沢)速水先生の
知り合いらしいですね。
えっ?
(滝沢)息子さんが直接
速水先生に
電話してきたらしいですよ。
(滝沢)きれいっすね。
彼女だったりして 速水先生の。
くだらない。
(救命隊員)山崎智子さん。
自宅の階段から転落。
頭部打撲 前額部より出血あり
意識レベルJCS30
血圧118の58 プルス58
サチュレーション99%です。
(救命隊員)息子さんです。
(滝沢)隠し子とか。
そのほかに外傷や出血は?
(救命隊員)お願いします。
(弥生)ご家族の方は 待合室で
お待ちいただくことになります。
わかりました。
(長谷川)移すよ。
(永山・浅野・滝沢)はい。
(長谷川・永山・浅野・滝沢)
1 2 3。
ストレッチャー出します。
(遥)山崎さん? 聞こえますか?
山崎さん?
外傷チェック。
末梢ライン確保して輸液キープ。
目に光当てますよ。
ちょっと診察するので
体 触りますね。
(滝沢)腕 失礼しますね。
(長谷川)ポータブルを。
(永山)わかりました。
(滝沢)点滴取りますね。
ちくっとしますよ。
(永山)救命です。
ポータブルとCT お願いします。
君が速水先生に電話をくれた
山崎君?
はい。 あの… 母は?
まだ 検査中だけど
状態は落ち着いてるようですから
安心してください。
そうですか。
お父さんは?
いません。
でも 後で 伯母が
来てくれることになってますから。
そう。 あっ 僕
心療内科の田口っていいます。
何か聞きたいこととかあったら
いつでも声掛けてくださいね。
(遥)一とおり検査をしましたが
特に異常はなさそうですね。
ただ DAIといって
外傷後の意識障害の
可能性があるので
念のため 一晩 様子を見て
明日には
帰っていただけると思います。
速水先生は?
あの… 速水先生とは どういう?
命の恩人なんです。
えっ?
昔 工事現場のそばを
歩いてたとき
足場が崩れてきて
下敷きになって
死にかけたところを
助けてもらったんです。
それから ずっと これです。
(遥)そっか…
そうだったんだ。
良かったね 助かって。
はい。
うちに来た患者さんが
元気に暮らしてる姿を見ると
この仕事しててよかったって
心から思える。
お母さんのことは任せて。
じゃあ。
おれのどこが
元気そうに見えるんだろう。
えっ?
ちょっと 電話してきます。(長谷川)
また レセプトの書き直しですか?
(佐藤)事務長に突き返された。
これじゃ 審査に通らないって。
速水先生が湯水のように
薬や道具 使うから
レセプトの つじつま合わせも大変ですよね。
でも そのお陰で
ほかに比べて うちの救命率は
抜群に高いわけだから。
確かに。 うちに運ばれてくる
患者は 幸運ですけどね。
はい。 手伝いますよ これ。
ふぅ~。
佐藤先生 信じますか?
うん?
速水先生が メディカル・アソートから
金をもらってるって聞いたら。
あのな そんなわけ…。
じゃあ 何で
あんな頻繁に会ってるんですか。
何で メディカル・アソート関連の
経理だけは
今も 佐藤先生に
タッチさせないんです?(滝沢)
頭部再検査の結果 出ました。
特に異常は なさそうですね。
(永山)
採血上も ハーベーが低い以外は
大きな異常は認めていません。
軽い貧血だな。
過労か。
山崎健人君です。
(佐藤)おぉ 健人君か。
大変だったね。
いえ。
母は
ほんとに大丈夫なんですよね?
ちょっと疲れが
たまってたみたいだね。
速水先生!
山崎健人です。
あのとき助けていただいた。
5年前です。 崩れてきた足場の
下敷きになって ここに。
悪いな 記憶にない。
覚えてたから
母を受け入れてくれたんじゃ
ないんですか?
意識がないと聞いたから
受け入れただけだ。
ここを出ていった途端に
忘れてしまうんだよ
救えた患者のことは。(健人)うわぁ~!!健人君!
(遥)何すんの?
(健人)はぁ はぁ はぁ…。
救ったなんて 言うな!
あんたのせいで こうなったんだ。
おれが こんなふうになったから
おれの世話をしなきゃいけない
ストレスで 母さんは倒れた!
健人君…。
命が助かっただけで 運が良かった
とか言われるけど どこがだよ!
あんたが死なせてくれれば…。
(遥)冗談じゃないわよ。
こっちはね 私生活 犠牲にして
必死でやってるの。
命救って そんなふうに言われちゃ
たまんないわよ!
和泉。
(佐藤)
外に出ようか。 なぁ 健人君。
行こう。 ねっ。
健人君?
(佐藤)健人君?
健人君!
(佐藤)健人君!
このまま 初療室へ運べ!
(佐藤)はい。
(一同)1 2 3。
(美和)
わかりますか 大丈夫ですか?
(永山)車いす 出します。
ジアゼパム 急げ。
はい。
(滝沢)モニター 装着します。
(遥)血圧 測ります。
(美和)靴 ごめんね。
挿管しますか?
ちょっと待て。
気道 確保。 そのまま。
(長谷川)はい。健人君 わかるか?
(長谷川)口にチューブを入れるよ。
(滝沢)先生。
ちょっと注射しますね。
ちくっとするよ。
ジアゼパム 投与しました。落ち着いたな。
末梢 確保しとけ。
(遥)はい。
(永山)何なんですか? 今の。
(浅野)ヒステリーとか?
研修医 脳波とCT MRI。
(滝沢)わかりました。
(永山・浅野)はい。
(滝沢)健人君の頭部CTと
脊髄のMRIです。
若干 脳室が
拡大しているようですが
手術の既往もありますし
特に目立った異常所見は
ありませんね。
(永山)
…ってことは 痙攣は やっぱり
5年前の頭部外傷の
後遺症ですか?
うん あの発作は
日常的に続いていたはずだ。
神経内科に 今も通院中で
痙攣止めの薬も
常用しているようですね。
つまり 我々が
彼にしてあげられることは
何もないってことですね。
以前の画像との比較は?
(浅野)これが 5年前
うちで撮ったものです。
転院後の画像は?
(浅野)えっ?
オンラインで送ってもらえ。
今すぐだ。
(永山)はい。
速水先生
どうして転院後の画像まで?
(永山)これが 転院後の画像です。
この血腫は何だ?
何で 血腫が出来たの?
骨折のせいで出血したのが
固まったんでしょう。
大きな外傷の後には
出来やすくなる。
(長谷川)脊髄を圧迫してますね。
でも 転院前にうちで撮ったMRIには
血腫なんて ないですよ。
(遥)左が5年前に
うちで撮ったもの。
真ん中が その2ヶ月後の
転院先でのMRI。
そして右が
今日 うちで撮ったMRI。
血腫があるのは
真ん中のものだけですね。
(佐藤)転院先で出来た血腫が
見過ごされて
時間の経過とともに
吸収されてしまった。
まさか この血腫で
脊髄が圧迫されたせいで
健人君は 完全半身麻痺に?
いや これだけ大きな骨折が
あったんですから
血腫があっても なくても
結果は同じでしょう。
あぁ…。命を救ったところで
この患者は一生寝たきりになる。
そう わかったとしても
それでも死なせたくないと
思うのは
救急救命医のエゴか?
いや あの子には可能性があった。
あの子って 健人君ですか?
麻痺が残っても歩けた可能性が
血腫が出来た時点で
気づいていれば
まだ残されていた。
うちでは 救った命の
その後のケアは十分にできない。
長期入院は診療報酬が低いからな。
患者は
ほかの施設に移るしかない。
もし 一貫して診れていたら
あの子は 今ごろ また
バスケができていたかもしれない。
あの子には 転院前から
半身麻痺があったんじゃないのか?
ああ。
だが 不完全型の麻痺だった。
あの子の親指だけは
わずかに動いていた。
それが今では 完全に動かない。
こうやって
こぼれ落ちてく患者がいるから…。
だから おれは
メディカル・アソートと手を組んだ。
えっ?
メディカル・アソートの作る
医療施設には
障害を残した患者の
療養施設も備えさせる。
患者は検査 治療と
その後の介護 療養まで
一貫して行なえる。
理想の医療だ。
違うよ。
メディカル・アソートが作ろうとしてるのは
VIP専用の医療施設だ。
だまされてるんだよ お前は。
だましたり だまされたり…
どこの世界も そんなもんだろ。
いいかげんに
はぐらかすのは やめろ!
白鳥さん!
お前 ほんとに大丈夫か?
メディカル・アソートは政治家に
金をばらまきまくってんだよ。
ヤバいんだよ あそこは!
お前こそ 大丈夫かよ?
メディカル・アソートは
鴨志田議員と深く つながってる。
厚労省は 鴨志田の
息の掛かった連中だらけだ。
だから何だ。
余計な口を出すなってことだ。
下手したら お前
厚労省に いられなくなるぞ。
そんなことは お前に
心配してもらうことじゃない。
どんな悪いうわさの会社だろうが
利用できるもんは利用する。
現場はな
国が何とかしてくれるのを
待ってる余裕なんてないんだよ。
違うか? 田口先生。
なっ?
人を救うのは 結局は金だ。白鳥さん コーヒーどうぞ。
いりません。
残念だなぁ。
まさか グッチーが
速水の味方をするとはねぇ。
味方とか そういうんじゃ。
でも 確かに 速水先生の
言うような形が出来たら
それは理想的かと。
これ見た?
城東デパート火災…。
先週で
ちょうど15年だったんですね。
あっ 速水先生。
「15年前 若き救命救急医が
多くの被災者の命を救った。
その姿から 彼はジェネラル・ルージュ…
血まみれ将軍と呼ばれ
現在も東城医大で活躍中である」。
そんなヒーローが
大火災の跡地に出来る
医療施設にやって来る。
メディカル・アソートにとって
ジェネラルの名前は
最高の宣伝材料なんだろうね。
和泉先生。
人 たたくのってさ…
こっちまで痛いんだよね。
(回想)
((あんたが死なせてくれれば…。))
(弥生)あんまり
気にしないほうがいいですよ。
ひっぱたきたくも
なりますよね。
あんなふうに言われたら。コンコン!
失礼します。(遥)速水先生。
何なんですか? あれ。
何で ほかの病院の計画書に
先生の名前があるんですか?
お前 のぞき見したのか?
(佐々木)速水先生。
よろしいですか?
ああ。
(遥)答えてください。 速水先生。
何を聞いても
無駄だと思いますよ。
余計なことは
何もおっしゃらない方ですから。
随分 速水先生を
わかってらっしゃるんですね。
少なくとも…
あなたよりは。(美和)無駄よ。
速水先生は自分の道を進むだけ。
誰の助けも必要としない。
自分以外の誰も信じない。
で? あなただけは特別
って言いたいわけ?
いいえ。
速水先生に例外なんてない。
だから 忠告。
速水先生を追いかけても
むなしくなるだけよ。
あなたと私は違うから。ふ~ん。 看護師長も
ご苦労が絶えませんねぇ。
で あなたは
速水の何を知ってるの?
何も。
ふ~ん。(佐藤)おれは覚えてたよ。
君が運ばれてきたとき
おれも いたから。
脳挫傷による意識障害と
多発外傷による出血性ショックで
命を救える確率は
半分以下だった。
君が無事に目覚めたとき
枕もとで泣きじゃくる
お母さんの顔を見て
おれも もらい泣きした。
(智子)((良かった…。))
(佐藤)君は本当に幸運だ。
そう思った。
(健人)
最初は そう思うんです みんな。
でも 疲れてくる。
おれのせいで 頑張らなくちゃ
いけない母を見てると
こっちまで つらくなる。
(弥生)健人君。
帰る前に ちょっと
確認してもらいたい書類が
あるんだけど。
わかりました。
倒れたばかりで
少し休んでいかなくても大丈夫?
(健人)慣れてますから。
母のこと よろしくお願いします。
あっ 僕ね
特別愁訴外来っていって
患者さんの話を聞く仕事
してるんだ。
良かったら 今度 連絡して。
聞いて
何か解決してくれるんですか?
健人君って
バスケやってたんですかね?
そういえば 事故に遭ったときも
バスケの試合に行く途中だったとか。
(佐藤)それが何?
あぁ いえ。
(弥生)
ここにサインしてもらえるかな。
はい。
家の電話番号
書いてもらえればいいんだけど。
(健人)はい…。
[TEL]
(弥生)
はい わかりました。 失礼します。
(雅子)
あの この子の伯母ですが。
妹の容態は どうなんでしょうか。
(弥生)
安定しているので大丈夫ですよ。
(雅子)あぁ 良かった。和泉?
何してんの?
3日ぶりに帰れるっていうのに
帰って 何していいか
わかんなくってさ。
この仕事 始めて すぐ
彼氏に振られてさ。
友達も減って
気が付いたら
電話もメールも仕事関係ばっかり。
入りたくて
救命に来たはずなのに
時々 全部 投げ出したくなる。
和泉は 最初から
救命を目指してたんだ。
私は
医者になりたかったわけじゃない。
救命救急医になりたかっただけ。
何で?
((今日から お世話になる
研修医の和泉です。))
((昔 速水先生に
命を救っていただきました。))
((えっ? マジで?))
((はい 子供のときに。))
((心肺停止だったのを
救っていただいたって。))
((そっかぁ。
その子が研修医か。))
((何か 速水先生 すごいっすね。))
((元気になってよかったな。))
((よろしくな。))
((はい。 頑張ります。))
理由は これ。
15年前…
城東デパート火災のやけどの跡。
私もジェネラル・ルージュに救われた
1人だったの。(遥)だから 健人君の気持ちも
わかるんだよね。
命の恩人だって
感謝しつづけてきた人に
全然覚えてないなんて言われたら
そりゃ がっくりくるよねぇ。
速水先生がメディカル・アソートと
癒着してるってうわさ
ほんとなの?
えっ?
ごきぶり厚労省が調べてんのは
そんだけ?
あっ いや…
まだ わからないっていうか。
東城医大を捨てんのかな?
速水先生。
えっ? 何で…。
ほんとなんだ。
あっ いや… それも まだ
何とも言えないっていうか。
あっ そう。 お疲れ。
和泉。
大丈夫?
…って 何がよ?この絵と同じ絵を
ここに描いてみてくれないか。
この絵だ。 簡単だろ?何で こんなことをさせるんだよ。
わかった。 もういい。速水先生。
あれ うそだったんですね。
救った患者のことは
全部 忘れるって。
覚えてましたよね?
健人君の麻痺の状態も
バスケが好きだったことも。
((もし 一貫して診れていたら
あの子は 今ごろ また
バスケができていたかもしれない。))
((あの子の親指だけは
わずかに動いていた。))
なのに 何で
あんなうそ つくんですか?
速水先生。
生きて出ていった患者のことは
例外なく 記憶から消しさる。
そう決めた。
どうしてですか?
そうしないと 前に進めないだろ。
健人君 ほんとは
先生に感謝してたんだと思います。
でなきゃ お母さんが倒れたとき
わざわざ 先生に
電話してきたりしません。
すっかり忘れてたって言われて
それで かっとなっただけだと
思うんです。
だから…。
だから?
もう一度 健人君と話をして…。
何のために?
健人君の気持ちが
少しは救われるかも。
患者の気持ちなんて 興味ない。
そういう言い方はないと
思いますけど。
おれは命を救う。
心は そっちの専門だろ。
だったら せめて 先生方の心だけは
大事にしていただけませんか?
あっ?
救命チームの先生方です。
今のままだと
みんなの気持ちが 速水先生から
離れてしまうかもしれません。白鳥さん?
[TEL]
はい。
し… いますけど。
わかりました。
白鳥さん 電話ですよ。
うん?
もう 早くしてください。
何だよ もう。
いい夢見てたのに もう。
早く。
はい。
はい 何?
ここは自宅じゃないんだぞ。
うん?
電話まで ここに。
はいはい わかりましたよ。 はい。
あぁ~あ。
どうかしました?
いや 僕の上司がね
今すぐ話がしたいんだって。
大変でしょうね
白鳥さんの上司って。
いや 大変なのは
僕のすぐ上の上司。
今のは もっとず~っと上の方からの
呼び出しかな~。
ふっ… まあ 何とな~く
何の話か察しは付くけどね。
山崎健人の脳脊髄圧を調べろ。
脳脊髄圧?
脳脊髄圧が高くなければ
タップテストも。
はっ?
あの子の描いた五角形だ。
記憶障害も出ている。
(弥生)((家の電話番号
書いてもらえればいいんだけど。))
まさか。
すぐ調べます。(長谷川)健人君。
腰椎穿刺っていう検査を
受けてもらいたいんだけど
どうかな?
えっ?
(長谷川)君の痙攣発作は
5年前のけがのせいだと
思ってたけど
ほかに理由があるかもしれない。
最近 物忘れが ひどくなった
って感じたことない?
少し。
しゃべりにくいって感じたことは?
正常圧水頭症。
(遥)だから
脳室が拡大してたんですか。
(長谷川)君の脳と脊髄を
取り囲むように流れている
髄液が
5年前のけがの影響で
うまく流れなくなって
脳室という場所に
たまっている可能性があるんだ。
(遥)水頭症の症状は大きく3つ。
記憶障害 歩行障害 排尿障害。
でも 健人君には
前から 半身麻痺があった。
だから 歩行障害と排尿障害の
2つが隠されてしまっていた。
(長谷川)痙攣も 事故の後遺症と
思われてましたからね。
それで 誰も
水頭症に気づけなかった。
もし そうなら
脳脊髄圧が改善されれば
痙攣や記憶障害は 良くなるかも
しれないってことですね。
(佐藤)可能性はある。
健人君 早速 調べようか。
お断りします。
(佐藤)えっ?
それやっても 100% 発作が
なくなるって保証ないんですよね?
まあ 保証はできない。
でも 可能性は…。
可能性とか希望とか
大嫌いなんだよ そういう言葉。
健人君。
うんざりなんだよ!もう。
希望とか可能性とか言われて
その度に期待して
結局 また突き落とされるんだ。
もう希望なんかないって
言ってもらったほうが
よっぽどいいよ!
もう おれ 人生あきらめてるし。
残念だけど それは無理だよ。
医学は どんどん進歩してる。
今 この間にも
壊れた脊髄を修復する研究を
している人たちだっている。
君は まだ若いし
希望がゼロだなんて言ったら
うそになっちゃう。
速水先生ね
ほんとは覚えてたんだよ
君のこと。
えっ?
ゆうべも
ずっと考えてたんじゃないかな。
だから 君の病気にも気づいた。
水頭症に気づいたの
速水先生なんだ。
君が自分の人生を
あきらめちゃっても
まだ あきらめたくない
と思ってる人は 大勢いるんだよ。
お母さんだって そうじゃないかな。
でも おれなんか いないほうが
苦労しなくて済んだ。
もっと幸せに…。
苦労することと不幸せは
似てるけど違うよ。
君は 自分のせいで
お母さんが頑張らなきゃいけない
って言ってたけど
こう考えたことはない?
君がいてくれるから
頑張れるんだって。
君が生きててくれたことが
お母さんにとっての希望なんだって。(滝沢)健人君。
お母さん 目を覚ましたよ。過労ですね。
余り無理なさらないでくださいね。
(智子)はい。
あの…。
息子は…
健人は 大丈夫でしょうか?(佐藤)ええ 大丈夫ですよ。
良いお子さんですね。
はい。 自慢の息子です。水頭症の検査のこと
お母さんにも話すね。
あれ もらっといていい?
えっ?
名刺。
はい。母さん。
あぁ 健人。
ごめんね 心配掛けちゃったね。
ううん。
おわびに
健人の好きなもの作るから。
何がいい?
何でもいいよ。
(智子)ちゃんと考えといてね。コンコン!
お連れしました。
(鴨志田)どうぞ。
これは これは 鴨志田先生。
わざわざ ご足労頂かなくても
ひと言 言っていただければ
議員会館のほうに伺いましたのに。
それとも 今日は
向こうで 誰かに聞かれたら
都合の悪いお話ですか?
まあ 座ってください。
うん。 実はね 白鳥君。
君を見込んで
是非 協力をお願いしたい案件が。
(長谷川)じゃ 健人君 針刺すよ。
はい。
(遥)ちょっと頑張ってね。
(長谷川)はい じゃあ
ちょっと ちくっとするよ。
響かない? 大丈夫?
(遥)健人君のタップテスト
終了しました。
経過を見守ります。
そうか。
先生。
私のことも忘れてましたか?
救った患者のことは忘れるって
私のことも…。
私は速水先生と一緒に働きたくて
だから必死にリハビリして
勉強もして…。
例外はない。
そんなこと
今の仕事に 何か関係あるか?
いえ…。
(美和)
先生 ちょっと よろしいですか。♪♪「いくつの夜明けを数えたら」
(長谷川)これと同じ絵を
ここに描いてくれる?
はい。(長谷川)タップテストの結果
構成失行 視空間失認
記憶障害も改善されました。
正常圧水頭症で
間違いなさそうです。
VPシャントの適応について
検査を進めます。
(佐藤)VPシャントで
髄液を腹腔内に逃がしてやれば
このまま 痙攣発作も
なくなる可能性が高いな。
良かったですね 速水先生。
次の症例に移るぞ。
研修医。
(滝沢)はい。
鈴木ジュンさん 36歳 男性。
意識障害で運ばれた
患者さんです。
既往歴 家族歴に
特記事項は ありません。(智子)あはっ うふふ。
すごい すごい。 うまい。おぉ~ いたいた。
また戻ってきたんですか。
う~ん 来ちゃったよ。
どうだったんですか?
上の人に怒られました?
怒られるどころか
褒められて おだてられて
協力しろって 脅されちゃったよ。
脅された?
満面の笑みでさ。
メディカル・アソートの医療施設計画に
協力してやってくれたまえ だって。
半官半民で進める 理想的な
医療プロジェクトらしいよ あれは。
まあ 要するに
余計なせんさくしないで
おとなしくしてろってことだね。
でも おかしいですよね それ。
ほんとに
理想的なプロジェクトなら
白鳥さんが何を探ろうと
構わないはずでしょ?
グッチー
珍しく鋭いこと言うから
びっくりしちゃったよ。
あっ…。
いや まさに そのとおり。
これで はっきりしてきたね。
鴨志田とメディカル・アソートは
何かを隠そうとしてる。
表ざたにされると困る 何かをね。
速水先生は そのこと?
知ってるのか
知らないのか
果たして
速水は敵か味方か。
どっちなんだろうね。カチャカチャ…(仲村)このドラマの原作を含む
宝島社の「バチスタ」シリーズの全6作を
抽選で50名の方に
プレゼントします。
ご覧のあて先までご応募ください。
(佐藤)急性アルコール中毒か。
(理沙子)
急におかしくなったんです。
絶対どこか悪いのよ。
(三船)私の所に
こんなものが届きました。
一番の問題は
ここに書かれているのは
真実なのかということです。
ここにいる全員が そのことを
知りたいと思ってるよね。
疑惑があるなら
堂々と究明しましょう。