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CHANGE 05
(啓太)特別補佐官として 今日から 官邸に 入っていただきます。
韮沢さんです。
(韮沢)よろしく。
(百坂)どういった役割を 担われるんでしょう?
(理香)広報 及び コミュニケーション戦略を。
(韮沢)日本のリーダーが どんな人間なのか。
何を やろうとしてるのか。
国民が 政治に 何を期待してるのか。
国民と官邸との 橋渡しが 私の仕事です。
あっ。 あと あのう…。
僕の相談相手に なってもらったり。
はい。
ねっ。
的確な アドバイスしますよ。
(ひかる)お茶くみも 手伝ってくれたり?
もちろんだ。
あっ 皆さん。
よろしく お願いします。
痛い つって…。
(西)ハハハハ…。
何だ? あれ。
もともとは ただの 選挙プランナーだろ。
(秋山)いるんですよね。
政治を 飯のタネにしてる
うさんくさいヤツが。
(理香)韮沢さんは
選挙で 200勝以上している やり手です。
(郡司)選挙は プロでも 政治は 素人。
(西)そうそう。
(百坂)あの総理には ぴったりだよ。
(テレビ)「先日から 都内で行われている
日米構造協議が 今日 最終日を迎えます。
ビンガム アメリカ通商代表は…」 (秋山)ハリー・ビンガムだ。
(百坂)こいつの要求は めちゃくちゃなんだよ。
(秋山)何%って 言ってるんでしたっけ?
(理香)20%です。 アメリカ農産物の 輸入量を 20% 増やせって。
(西)そんな むちゃな要求 突っぱねるしかないよ。
(郡司)どっちみち 協議は 今日で最後だろ?
こいつは あした 帰国だ。
(理香)あきらめてもらうしか ありませんね。
(担当者)何度も 申し上げているように
これ以上の 輸入拡大を 受け入れることはできません。
わが国の方針は 従来どおり…。
(近藤)協議 終了です。 最後まで 拒否の姿勢を 貫きました。
定例記者会見で 発表されますか?
それとも 総理の ぶら下がり会見で?
(神林)総理? あれは ビンガムが 来ていたことも 知らないさ。
(理香)来年度 予算編成についての 2回目のレクですが
今日のレクが 思いのほか 進みましたので
明日は 飛ばして 来週 再開ということに。
はい。
(理香)それから 経団連 会長が
風邪で寝込まれたそうで。
えっ?
(理香)明日の会談を キャンセルしていただけないかと。
はい。 あっ じゃあ お大事にと 伝えてください。
(理香)分かりました。
ということは
夕方の 記者レクはなし。
夜の会食もなし。
経済財政諮問会議も延期。 あれ!?
うん?
嘘!?
何ですか?
明日の予定が 何もない。
えっ?
つまり…。
休み?
ということに。
うぉー! やった!
やっと 休める。 はぁー。 僕 東京見物 やってないんですよ。
浅草。 東京ミッドタウン。 あっ! そうだ。 美山さん これ。
これ。 これ 知ってます? 「ビバリーヒルズ ドーナッツ」
これね 並ばないと 買えないんですよ。
無理です。
はっ?
(理香)総理の外出は 事前に 警備計画を立てる必要が。
今からでは 間に合いません。 
プライベートな外出にも SPが?
当然です。
ここも?
SPだけでなく 番記者も。
マスコミも!?
秘書官も 突発的な事態に備えて 同行します。
明日の当番は 郡司さんですね。
つまり 総理が動けば
たくさんの人間が 動くことになって
一般の方々に 大変な迷惑を かけるんです。
東京見物は あきらめてください。
失礼します。
これだけ お願いします。
ドーナツなら 私が買ってきます。
並びたいんです。
出来たてが 食べたいんで。
総理大臣は わがまま言わない!
はっ。
あーっ。 本当だったな。
日本で いちばん 自由が利かないのは 総理大臣。
ドーナツ…。
(ひかる)あしたは DVDでも見て のんびり過ごす。 うん。
ああー。
じゃあ お風呂 いただきます。
(ひかる)はーい。
(羽鳥)お出かけですか?
うおっ。
(壇原)総理が 外出される。
いや あの…。
DVD 借りに行くだけです。 すぐ そこの レンタルショップに。
(壇原)レンタルショップ 警備配置。 不審者 確認。
いやいや そんな 大げさな 話じゃないです。
(記者)おはようございます! (記者たち)おはようございます!
おはようございます。
(記者)総理。
何を お借りになるんですか?
コメディーとか。
(記者)なぜ コメディーなんですか?
なぜって いや…。
(記者)ストレス解消ですか?
(記者)ストレスが あるんですか? (記者)政治的な ストレスですか?
やっぱり やめます。
(記者たち)総理! 総理!
これが ストレスだ!
っていうの ホントに もう…。
はいはい…。 はい! はい!
(理香)今 警備のほうから ドーナツだけは
何とか 対応していただけると 返事をいただきました。
えっ? 行っていいんですか?
(理香)警察庁の秋山さんに お願いしてもらいました。
総理が 次 いつ お休みをとれるか 分からないからって。
えっ!? いや。 マジ うれしいです。
ありがとうございます。
ただし 周りの目がありますので 総理として ふさわしい格好で
お出かけください。
はい そうします。
(理香)お願いします。
はい。 はい。
ありがとうございました 秋山さん。
(秋山)こういうことは 前もって 言ってくれないと。
そうですよね。
(ひかる) 「ビバリーヒルズ ドーナッツ」
あっ ごめん。
韮沢さんも 行きますよ。
(韮沢)俺は もう 準備できてるよ。
タンクトップ…。
(チャイム)
はい!
えっ!?
おはようございます。
おはようございます。
今日は 郡司さんが 当番秘書官。
(郡司)表の車で 待機しておりますので
何か ありましたら…。
ああ 今日は 出かけます。
お出かけになる?
「ビバリーヒルズ ドーナッツ」に。
(壇原)総理。 今 現地の 警備体制が整ったと 連絡が。
じゃあ 出発しますか。
ドーナツ?
はい 行きますよ!
待て。 待て おい…。
(ひかる)また 大きな声 出して。
どうしたんですか?
(韮沢)えっ!?
(ひかる)どうしたの?
こ… ここに来る。
(ひかる)来る?
誰が?
娘が。
娘?
娘!?
(ひかる)韮沢さん 家族 いたの!? (韮沢)いたさ。 1年前までな。
結婚してたんだ!?
離婚したの!?
奥さんに 捨てられたの!?
(韮沢)何だと!?
ああ 日本中 選挙で 飛び回ってるから。
愛想 尽かされたんだ。
(韮沢)何だと!?
図星。
(韮沢)よくある話じゃねえか。
かわいそうに。
よくある話だって 言ってんだろ!
で 娘さんが 何しに来るって? (韮沢)分からん。 何で 急に…。
でも もう 近くまで 来てるらしい。
普通に お父さんのこと 恋しくなっちゃったんじゃない?
(ひかる)それは ないでしょ。 家庭を顧みなかった 父親ですよ。
嫌な予感がしてきた。
(ひかる)えっ?
ドキドキしてきた。
大丈夫ですか?
(韮沢)あれ。 指先がしびれてきた。 
いやいや もう行きますよ。 ねえ。
韮沢さん。
(韮沢)行ってきて。
行ってきてじゃない…。
(ひかる)嘘!?
(羽鳥) 「ビバリーヒルズ ドーナッツ」班。
(壇原)総理の出発が 遅れそうです。
ちょっとした アクシデントが 起こってしまいまして。
ああー。 目が回る…。
はい すいません。
すぐ お願いします。
(ひかる)娘さんが 来るぐらいで 倒れなくても。
今 瑠美子先生 呼んだんで。 
やめますか? 何とか ドーナツ。
いや ドーナツは 絶対 行きますよ。
(郡司)いや でも 韮沢補佐官が…。 
この人だったら 大丈夫です。 ね
っ。
(チャイム)
娘さん?
早っ。
(韮沢)待ってくれ。
何?
心の準備が。
だって もう 来ちゃったんですよ。
私が 行きましょう。
(韮沢)あんた!
(理香)おはようございます。
(郡司)えっ…。
(壇原)本日の タイムテーブルを
総理に ご説明に 来られたそうです。
何か 問題が起こったんですか?
(郡司)大げさなんだよ。
あの補佐官は。
娘さん!?
(韮沢)きっと 恐ろしい言葉を
ぶつけられる。
(ひかる)絶対 恨まれてるもんね。
子供って ぐさっとくる言葉 言うじゃないですか。
(ひかる)うん。
(チャイム)
あっ!
来た!
娘さん!?
(韮沢)待ってくれ。
じゃあ 私が…。
(韮沢)あんた!
あっ…。
(ダガート)ハリー・ビンガム アメリカ通商代表です。
総理に お会いしたいそうです。
(郡司)ええっ!?
(百坂)ビンガムが!?
(郡司)いきなり
乗り込んできたんだよ。
例の 農産物 輸入拡大要求。
あれを 直接 総理と 話したいと言ってる。
どうして うちに入れたんですか!?
(郡司)追い返せるか。
アメリカ通商代表だぞ。
(韮沢)あいつは 大学フットボール 全米ナンバーワンを決める
ローズボウルで勝った
元 ノートルダム大学の ディフェンス。
クラッシャー・ビンガムと呼ばれて 恐れられた男だ。
(ひかる)クラッシャー?
(韮沢)たたきつぶす。
(理香)押しつぶす。
怖っ。
(韮沢)そして 湾岸戦争では 1人 敵陣地に乗り込み
味方の捕虜 20人を救出したうえ 軍事施設を すべて破壊して
帰ってきたそうだ。
(理香・ひかる・啓太)はっ!
(韮沢)あくまで 噂だが。 (ひかる)ランボーみたい。
(理香)いや ターミネーターよ。 
それ 話 つくってませんか?
(韮沢)噂だ!
はっ!
(百坂)ビンガムに 押し切られて 総理が 要求をのんでしまったら
大変なことになりますよ!
私が 対応する。
総理には 一切 しゃべらせない。
「ビバリーヒルズ ドーナッツ」班。
(壇原)総理の出発が さらに遅れそうです。
とんでもない アクシデントが 起こってしまいまして。
(ひかる)粗茶でございます。
(ビンガム)ソチャ?
(ひかる)あっ…。
ディス イズ バッド ティー。
バッド ティー?
(ひかる)あっ…。 ハハハ…。
グッバイ。 ハハハ…。
(韮沢)あの顔は 完全に 戦闘態勢だな。
僕は 何をされるんですか? 
(理香)しっかりしてください 総理。
(郡司)突っ込んだ話になったら 私が 答えますから。
初めまして 朝倉です。
総理秘書官の 美山です。
(郡司)同じく 総理秘書官の 郡司でございます。
すいません あの こんな格好で。
(英語の会話)
(郡司)総理の ご自宅に しかも
休日に お伺いすることが 非常識であることは…。
いや…。
重々 承知しております。
(英語の会話)
(郡司)お時間を 取らせては 申し訳ないので 早速 本題に。
本題!?
本題…。
(郡司)総理は 適当に うなずいてて。
えっ? だったら 僕 必要ないんじゃないですか?
(理香)逃げない。
(郡司)でも しゃべらない。
はい。
どうぞ。
(せきばらい)
(英語の会話)
(チャイム)
(ひかる)あっ!
(韮沢)うん?
韮沢さんの娘!
(韮沢)ええっ!?
来ちゃった。
総理。
はい。
どうぞ。
(英語の会話)
(ひかる)何してんの!? 早く出て!
(韮沢)待て!
(ひかる)えっ?
(韮沢)ちょっと ちょっと 待て。
お気になさらず。
(英語の会話)
(韮沢)まだ 心の準備が!
(ひかる)そんなこと 言ってる 場合じゃないでしょ!
やっぱ 僕 行ってきたほうが…。
何 言ってるんです。
自分の娘でしょ!
だから びびってんじゃねえか!
(ひかる)はあ!?
(韮沢)他人の娘だったら こんなに びびらねえよ!
いいから 「あなたのパパは 引っ越しました」とか
「死にました」とか…。
(ひかる)死んだ!?
追い返してくれ! なっ。
(ひかる)えーっ!
だって さっき 電話してたじゃん!
(英語の会話)
「あちらを 先にどうぞ」と。
えっ?
えっ?
(英語の会話)
「私は アポなしで 来たんですから 後回しで 結構です」と。
あっ…。
すいません。
(理香)ごめんなさい。
失礼します。
いらっしゃい。
あれ? 先生。
(壇原)韮沢補佐官の 診察に いらっしゃったそうです。
ああー。
(瑠美子)私を
お呼びになったでしょ?
はい。
お忘れになりました?
いえいえ。 お願いします。
ああー。
(瑠美子)血圧が高いわ。
何か 心臓に 負担のかかるようなことが?
娘さんが来るんで 動揺中なんです。
家庭を壊した 後ろめたさで おびえてるんです。
ああ 浮気?
(韮沢)選挙でだ。
バカね 男って。
(韮沢)選挙でだって言ってるんだ。
あら。 血圧 また上がった。 (韮沢)ああー。 ああー。
目が 血走ってる。
(郡司)ビンガムは 何が何でも 総理に 詰め寄る気だ。
(百坂)経産省と 農水省の担当者も 待機しています。
情報が必要なら いつでも連絡を。
(郡司)分かった。
(理香)郡司さん。
あの方は 総理と話したいって。
これは 非常に難しい交渉です。
正式な協議で 決まった結論を ひっくり返すわけにはいかん。
しかし 感情的になってる ビンガムを
これ以上 怒らせると 今後の 日米関係に 問題が生じる。
もちろん 分かってます。
(郡司)朝倉総理に
外交問題が 処理できると 思いますか!?
あのう…。
(郡司)私に 任せてください。
これから 本題に入るようです。 (近藤)大丈夫でしょうか?
(西)郡司さんは 経産省のベテラン官僚です。
(百坂)あの人が 当番でよかった。
不幸中の幸いですよ。
美山君も そこに?
(百坂)おります。
うん そうか。
ああ では ビンガムさん。
お話の続きを。
うっ!
足が しびれたんですか?
どうぞ 崩してください。
(郡司)すいません。
気が付かなくて。
(ビンガム)サンキュー。
じゃあ お話の続きを。
(英語の会話)
(チャイム) 来た!
(韮沢)娘だ。
(瑠美子)あら 大変。
無視してください。
いや それは 無理でしょう。
(英語の会話)
(郡司)向こうを 先に。
すいません。
(理香)ごめんなさい!
すいません。
失礼します。
いらっしゃい…。
(奈津子)国会王子!?
(壇原)本物ですよ。
誰?
俺の 娘だ。
奈津子です。
朝倉総理に お会いできるなんて うれしいです。
娘さんって 小学生ぐらいかと 思ってました。
うん 僕も。
私も。
若いパパで うれしいわね。
(奈津子)別に。
(郡司)あっ…。
もうすぐですから。
あっ どうぞ。
お茶 飲んでください。
ノーサンキュー。
何で 急に 電話してきたんだ? (奈津子)ニュース 見たんです。
この人が 補佐官になったって。
(理香・啓太)ああー。
(奈津子)びっくりしちゃった。
この人 選挙が大好きで
家に 全然 帰らなかったんです。
(ひかる・理香)ああー。
(奈津子)ママと私に 追い出されて
何やってんだろうって 思ってたら 総理補佐官だもん。
人間失格でも 補佐官になれるんですね。
そうかもね。
(理香)総理。
そろそろ 向こうに。
ですね。
いてくれ。
(ひかる)親子水入らずのほうがね。
1人にすんな!
(瑠美子)お大事に。
先生も。
(奈津子)何 びびってんの?
文句があんなら さっさと言えよ。
俺が 政治の中枢で活躍してんのが 気に入らないのか!?
韮沢さん。
大した活躍してませんからね。
一家の大黒柱に なれなかった男が 日本の大黒柱になってんのが
不満なんだろ!?
(理香)なってませんから 全然。
いや 落ち着いて 落ち着いて。
(奈津子)結婚したいの。
えっ?
結婚したい人がいるの 私。
(韮沢)結婚…。
ママを説得して。
ええっ!?
(英語の会話)
ああっ!
何だ。 そういう話だったのか。 
僕は 何か てっきり こう…。
修羅場が始まるのかと。
ねえ?
(瑠美子)私も。
(ひかる)よかった。
すごく いい人なの。
絶対 結婚したいの 彼と。
どんな男なんだ?
(奈津子)ミュージシャン。
ミュージシャン?
すっごく 才能あるんです。
よかったら 皆さんも ライブ 見に来てください。
(ひかる)ライブ? どこで?
(奈津子)渋谷。
(理香)渋谷の どこ?
(奈津子)ハチ公前。
(韮沢)ハチ公前!?
(瑠美子)つまり…。
ストリート ミュージシャン? 
(奈津子)彼が 売れるまで
私が 支えてあげるの。
アルバイトでも 何でもして。
(韮沢)そんなに急いで 決める事は ないんじゃないのかな。
えっ?
(韮沢)そいつが 売れなかったら
どうすんだ!?
(奈津子)売れる 絶対!
現実は そんなに甘かないんだ! パパも 認めてくれないの?
正直に言おう。 大反対だ!
韮沢さん。
(ひかる)そんな 頭ごなしに。
(瑠美子)分かるけど。
私も。
(韮沢)そんなヤツはな
自分の好きに やることしか 考えてないんだ。
世の中のことなんか 何にも 分かってないんだよ!
(奈津子)何よ! 自分は 好き勝手 やってきたくせに!
そんなの お前…。
(奈津子)大っ嫌い!
(瑠美子)あっ!
(韮沢)奈津子!
(瑠美子)ちょっと…。
(ひかる)おっ 帰ってきた。
ああー! ダメ そこ!
そこは…。
(韮沢)おい!
はっ?
(奈津子の泣き声)
何で 親父の書斎に入るんですか?
普通 外に出ていくんじゃ?
ですよね。
外は マスコミがいるから。
(理香)さすが 先生。
親子そろって 変わってるなぁ。
(奈津子の泣き声)
「ビバリーヒルズ ドーナッツ」班。
(壇原)総理の出発が さらに さらに 遅れそうです。
展開予測不能な アクシデントが 起こってしまいまして。
おい 奈津子!
出てきなさい! 奈津子!
奈津子ちゃん 出ておいで。
(理香)お願い。
閉じこもっても 意味ないって。 (ひかる)無理ですよ。 無理。
完全に 意地になってるから。
(韮沢)書斎に 鍵なんて かけんなよ!
何で 僕に言うんですか!? それ。
(壇原)何が あったんですか!? (韮沢)娘が 立てこもった。
(壇原)立てこもり!?
(理香)閉じこもったんでしょ?
(瑠美子)引きこもったって 言ったほうが。
(ひかる)この人が 結婚に 反対したんですよ。
奈津子ちゃん。
気持ちは分かるけど…。
(壇原)総理。
立てこもりは 任せてください。
皆さん 下がって。
ええー。 ちょっとした 立てこもり 発生。 対処します。
(ノック)
(壇原)警察です。
ここは 総理のご自宅ですよ。
しゃれになりませんよ 立てこもりは。
返事をしなさい。
(ひかる)ダメじゃん。
(韮沢)何やってんだ。
(ひかる)泣き声も 聞こえない。
まさか…。
(理香・ひかる)えーっ!?
(瑠美子)やだわ…。
えーっ!? おい 奈津子!
いやいや…。
(韮沢)バカなこと 考えるな!
奈津子!
(理香)落ち着いて!
韮沢さん!
(壇原)相手を 刺激してはいけません!
落ち着いて 落ち着いて。
(韮沢)中の様子が 分かれば…。
(瑠美子)お待ちを!
頭 いい…。
(理香)さすが 先生。
はい。
(壇原)聞こえますか?
物音が。
物音?
(物音)
(一同)おおー!
(理香)何か 投げた。
(ひかる)百科事典?
(瑠美子)あ…。
先生?
耳が…。
(壇原)無駄な抵抗は やめ…。 あっ。
ダメじゃん。
(韮沢)奈津子! 出てこないと
このドア け破るぞ お前!
もし よかったら
僕が 話 聞くんで!
総理大臣が相談に乗ってくれるって。
いいなぁ。
(瑠美子)耳がーっ!
(英語の会話)
(郡司)ノー ノー ノー ノー…! バカになんか しておりません!
まだ いる!?
(郡司)総理が 交渉のテーブルに
つかないから 話が進まないんだよ。
どうして?
(郡司)説明すると 長くなる。
かいつまんで 言うとな 女が 立てこもってるんだ。
はあ!? 総理の家で 一体 何が起こってるんです?
(神林)君。
(百坂)はっ。
美山君に 伝えてくれ。
官房長官が?
(郡司)美山さんは
すぐ 官邸に戻れと。
(理香)だって 今は…!
今後の対応を 指示されるそうです。
今後のって…。
(ドアが開く音)
(壇原)あっ。
あっ。 官邸に戻ります。
(壇原)お疲れさまです。
お願いします。
(壇原)あっ!
(韮沢)奈津子。 お前 自分が 何やってんのか 分かってんのか?
(瑠美子)ああ…。
(ひかる)もう 認めたら? 結婚。
(韮沢)バカなこと言うな。 
でも 相手のこと 知らないのに
勝手に きめつけるっていうのは よくない…。
一度 会って 話してみたら どうですか?
会ったら 気に入っちゃったりして。
あっ。 案外 いいヤツだったり…。
ありえない。
(チャイム)
うん?
誰?
(壇原)小柳 健介さん。
韮沢補佐官の 娘さんの お相手だそうです。
お相手?
(小柳)ちわっす。
ちわっす。
奈津子の父親だ。
ちわっす。
(韮沢)ちわっす?
いや あの。 体育会系の部員が よく 使う言葉で。
(ひかる)そう!
こんちはーっすが 短くなって。
(瑠美子)ちわっす。
一応 敬語です。
音楽 やってるヤツが 何で 体育会系なんだ!?
ちわっす。
(韮沢)何で 「ちわっす」なんだ!?
(ひかる)いろんな意味が あるの。 どうもとか そうですとか。 ねえ?
ちわっす。
(韮沢の舌打ち)
(英語の会話)
(郡司)あっ。 もうすぐですから。
何しに来たんだ? お前は。
結婚を 頼みに来たのか?
娘のヒモになって 好き勝手に やるつもりだろう!?
ちわっす!
(韮沢)何ぃ!?
(瑠美子)そうなの!?
(小柳)ちゃいやす!
あっ 違いやす!
ああー。 紛らわしいわ。
(韮沢)それしか しゃべれねえのか? お前は!
(ひかる)やっぱり 会わないほうが よかったな。
彼女 どこですか?
(ひかる)あっ。 しゃべった。
どこですか?
あそこの奥の部屋に。
閉じこもって 出てこないの。 (小柳)僕 行ってきます。
今は 誰が 何と言おうと 無駄だ。
(ひかる)総理が 説得しても ダメだったんだから。
あー あー あー。
(韮沢)あいつも 一緒に
立てこもるつもりじゃ ねえだろうな。
まさか。
(小柳)奈津子!
(韮沢)あの野郎。
娘を 呼び捨てに しやがって!
ちょっ。 待った 待った…。 まだ。
もう 出てこいよ。
(ひかる)無理だって。
(瑠美子)無理!
(鍵の開く音)
(瑠美子)出てきた。
(ひかる)嘘ぉ!
健ちゃん。
(小柳)みんなに 迷惑かけちゃ ダメだろ。
ちゃんと 謝れよ。
(奈津子)ごめんなさい。
お前な 総理の家で 大騒ぎして 今さら 謝ったって!
(小柳)彼女のこと 責めないでください。
悪いのは 僕なんですから。
あの。 将来のことは
もう一度 頭 冷やして 2人で よく話し合ってから
改めて 相談させていただきます。
でも
僕は 真剣です。
(小柳)皆さん!
ご迷惑を おかけしました。
はい。
(奈津子)ごめんなさい。
(小柳)失礼します。
わりと いいヤツじゃんね。 
(ひかる)礼儀も なってるしね。
(瑠美子)意外と 大人。
(ひかる)うん。
ちわっす。
(韮沢)まだ 許したわけじゃないからな。
ちわっす。
でも 聴きに来てくれるんでしょ?
彼の歌。
時間が あったらな。
では 私は これで。
ありがとうございました。
総理が おっしゃったとおりでしたね 韮沢さん。
えっ?
(瑠美子)失礼します。
(ひかる)お疲れさまでした。
よかったですね。
お前 誰か 待たせてるんじゃないのか?
(神林)こういうことは いつか 起こると思ってた。
党の支持率を上げるために あえて 朝倉君を 総理にしたんだ。
当然 リスクは 覚悟しなきゃいけない。
アメリカ政府は 知ってるよ。
朝倉総理が 外交も 経済も 理解していない
政治の 素人だということを。
(近藤)総理は ビンガムから 無理な約束を させられるだろう。
君が 考えなければならないのは
朝倉君の 今回の失態を どう フォローするかだ。
あのー。 おっしゃってる意味が よく 分からないんですが。
分からない?
かなり 怒ってらっしゃいますよね?
いいかげん 待たされて。
当然でしょう。
ホントに すいませんでした。
お願いします。
(英語の会話)
はっ?
えっ? 何て?
いや。 私は 待たされたことを 怒ってるんではない。
ほかのことで 怒ってるんだと。
ああ 何だ。 えっ?
(英語の会話)
えっ?
えっ?
ああ。 アメリカ合衆国 政府は…。
何ですか?
総理は 何も。
いや。 いいから 教えてください。
今回の 日米構造協議の結果に 強い不満を 持っています。
(英語の会話)
(郡司)我々は 最重要の 同盟国であり 運命共同体です。
(英語の会話)
(郡司)…にも かかわらず 我々の 要求を 日本は拒否しています。
これは 大変 心外です。
(英語の会話)
(郡司)いやいや。 ビンガムさん!
(英語の会話)
日本は アメリカの農産物を もっと もっと 買うべきです。
(韮沢)来た。
(郡司)私に ノーと言った 官僚たちは 私を 甘く見ています。
(英語の会話)
(郡司)私は 何としても この要求を通す 覚悟で
日本に まいりました。
このまま 手ぶらで 帰るつもりは ありません。
あなたは 日本の 総理大臣です。
(英語の会話)
あなたの判断で 今 この場で
イエスと お答えいただきたい。
(理香)あの。
お言葉を 返すようですが。
朝倉総理は ちゃんと 分かってらっしゃいます。
(近藤)何?
(理香)確かに 今回の交渉は
担当官僚に 任せていらっしゃいましたが
それは 向こうの要求を 拒否するという判断に
異存が なかったからです。
違うと思われれば きっと 総理は そう おっしゃいます。
いや。 それは 違うんじゃないですか? ビンガムさん。
(郡司)えっ!?
(英語の会話)
そんな 一方的な押しつけを 日本が のむわけにはいきません。
(郡司)いやいや 総理。
いいの?
あんなこと 言っちゃって?
(英語の会話)
(郡司)総理は 協議の内容を ご存じないでしょうから
説明をいたします。
我々は 日本側に いくつかの 要求をしました。
特に 強く 主張したのは 第2章 農産物貿易…。
ちょっと 待ってください。 それ 日米構造協議の 内容ですよね?
それは 分かってます。
はい?
だから ご説明いただかなくても。
(郡司)総理。 何か 勘違いを…。 
いや。 ホントに 知ってますって。
(英語の会話)
はい?
(英語の会話)
えっ?
えっ? 何て?
いや…。
そこまで おっしゃるんなら お答えください。
はい。
アメリカ通商代表部 要求。
第2章 農産物貿易 第十三項とは 何ですか?
十三項?
(ひかる)あっ こっち!
こっち こっち!
アメリカは 日本に対し 飼料用穀物の輸入量の
前年度比 50%アップを 要求する。
(韮沢)これだ!
(ひかる)あった!
1993年の 日米構造協議以来 アメリカが
継続して 提示している 年度要求額は 1,900億円。
これに対し 2007年の輸入実績は
とうもろこし 111万2,000tを はじめとする
総額 1,251億4,000万円に すぎない。
合ってる。
日本は 貿易不均衡 是正のためにも
この要求を のむべきであるって いう感じの 文章でしたよね?
郡司さん。
あ… ああ。
完ぺきだ。
(理香)総理は ご自宅で 勉強されてるんです。
毎晩 1日も休まずに。
今ごろは もう 総理と ビンガムさんは
お話を されているかもしれません。
この 十三項に対する 僕の答えは ノーです。
いや。 つまり この交渉に当たった 担当者の回答と
僕自身の回答は 一緒だと 思ってもらって 結構です。
(理香)でも 心配は ないと思います。
総理は はっきりと ご自分の 考えを おっしゃるでしょうから。
(英語の会話)
今の お答えは
アメリカ合衆国と ケンカに なってもいい。
そういう意味と 受け取って よろしいんですか?
ビンガムさん。
僕は この国の利益を 守らないと いけないんです。
でも あなたは ご自分の国の 利益を 考えてらっしゃいますよね。
ぶつかるのは 当然です。
でも この 十三項のために ケンカをすることが
どちらかの 国益になるとは 僕は 思わないんですけど。
でも それでも やるというなら
引くわけにいきません。
(郡司)総理!
僕は 内閣総理大臣です。
日本の国民を守る 責任があります。
あっ。 すいません。 今 偉そうなこと 言いましたけど。
以前 僕は 小学校の教師を やっていたんです。
去年は 5年生を 受け持っていたんですけど
とにかく よく ケンカするんですよ。
でも 中には 陰湿なものとかが あって そこから
イジメに つながっちゃったりも するんですけど。
そういう問題が あったときには 僕は 子供たちに
こういうふうに 言ってました。
考えようって。
クラスメートなんだから 気に入らないこととか
納得できないことが あったら 自分の 言いたいことは
ちゃんと 相手に言って 相手の 言うことは ちゃんと聞いて
それで お互いに とことん 考えようって。
そうすれば…。
(ビンガム)フフッ。
(せきばらい) 分かり合える。
いいえ。
相手と 自分は違うんだと いうことに 気づくんです。
同じ人間だと 思ってるから ちょっと 否定されただけで
むかついたり 誰かが 1人
別行動を取ったら 何だ あいつって。
そっから ケンカとか イジメが 始まるんです。
でも 同じ人間なんて いないじゃないですか。
みんな 考え方も 事情も 違う人間ですよね。
だから 僕は 子供たちに 自分と 相手は
違うんだっていうことを 理解してほしかったんです。
そのうえで じゃあ どういう言葉を使えば
自分の気持ちが 相手に 伝わるのか。
どうすれば 相手を 説得できるのか。
そこを 考えろって 言ってきました。
外交も 同じだと思うんですよ。
先ほど ビンガムさんが おっしゃったとおり
僕たちは 同盟国です。
でも やっぱり 違うんですよ 日本と アメリカは。
だから ビンガムさんが 思ってることとか
言いたいことが あったら 全部 言ってください。
僕も そうしますから。
日米構造協議は 今年で 終わったわけじゃないですよね。
だから これから もっと もっと とことん 話し合いましょうよ。
そうすれば お互いが納得できる 答えが
きっと 見つかると思うんです。
(英語の会話)
(郡司)そ… 総理の 今日の予定?
えっ?
あっ。 …は 「ビバリーヒルズ ドーナッツ」に。
(英語の会話)
何? 何? 何?
(韮沢)分からん。
(英語の会話)
あの おいしい ドーナツが お食べに なりたいのなら
早く 行って 並ばなければなりませんね。
アハハ。 ですよね。
(英語の会話)
あっ どうぞ。
あっ。 でも ニュー ワン。
(英語の会話)
おっ!
おおー。
(英語の会話)
あっ。
(英語の会話)
えっ?
今 何て おっしゃったんですか?
(ダガート)光栄です。
あっ。 ありがとうございます。
サンキュー。
(神林)美山君。
(理香)はい。
君は 朝倉君が 総理の仕事を やっていけると 言ってるのかね?
(理香)もちろん 神林先生 はじめ 皆さんの サポートは必要です。
でも 朝倉総理は 努力してらっしゃいます。
(近藤)ハハッ。
努力したぐらいで 務まるほど
総理の仕事は 甘くはないよ。 (理香)それは 分かってます。
でも… 何かを感じるんです。
はっ?
(理香)あの。 何て言うか。
あの人は 言葉を持ってるんです。
(近藤)どういう意味だ?
最初の 福岡の選挙のときも そうだったし
総裁選のときの あの スピーチも。
当たり前のことを 言っているのに あの人の口から聞くと
ふだんなら 鼻で 笑っちゃうようなことも
なぜか スッと 胸に 入ってくるんです。
もし 私が感じていることが 本当だったら
あの人は 実は とても 政治家向きなのかもしれません。
美山君。 君は 彼が 本物…。
(ノック)
(百坂)失礼します。
今 郡司秘書官から 連絡が ありまして
ビンガム通商代表が お帰りになられると。
えっ?
(百坂)今回の
日米構造協議の結果を 受け入れたうえで 改めて
交渉の機会を いただきたいと おっしゃったそうです。
(理香)ああー。 よかった!
あっ。 すいませんでした ベラベラ しゃべってしまって。
失礼します。
失礼します。
(近藤)とりあえず 大きな問題に ならずに よかったですね。
(神林)問題だよ。
実に 不愉快な問題だ。
(記者たち)ひと言 お願いします!
ビンガムさん!
ミスター ビンガム!
(ビンガム)ケイタ アサクラ。
(英語の会話)
はっ?
ビンガムさんは 何て?
(ダガート)私が聞いていた 情報は 間違っていたと。
(英語の会話)
どうやら 我々は やっかいな 交渉相手を持ってしまったようだ。
(英語の会話)
えっ?
(ダガート)あなた方は
すばらしい ボスの下で 働けて 幸せですね。
ああ… はあ。
(郡司)ああ。 イエス。
(記者たち)ビンガムさん!
ひと言 お願いします!
ひと言 お願いします!
帰国されるんですか?
(秋山)結局 何事も なかったということですか。
(西)まあね。
(秋山)郡司さんが うまく やってくれたんでしょ。
そういうわけでも なさそうなんだが。
では 私は お先に 失礼します。
(秋山)あっ。
はい 総理秘書官室。
えっ?
総理 終了。 ああ。
早くしないと お店が閉まる!
韮沢さん 早く!
郡司さんも 行きますよ!
ああ はい。
「ビバリーヒルズ ドーナッツ」
 お待ちください!
官邸からです!
郡司です。
(ひかる)官邸?
あっ。 少々 お待ちください。
総理!
はい もしもし。
静岡県 駿河湾沖で
竜巻が 発生しました。
竜巻!?
えっ?
(韮沢)えっ?
(理香)少なくとも 10棟が倒壊し 1万世帯が停電しているようです。
分かりました。
すぐに 現地に向かいます。
1万世帯が 停電してて 倒壊してるところも
あるみたいです。
えっ?
(韮沢)停電? 懐中電灯だ。 (ひかる)ラジオも欲しい。
じゃあ すぐに 手配してください。
(韮沢)よし 分かった!
行きましょう。
(韮沢)よし! 官邸 行こう。
ドーナツ なし。
郡司さん。 行きますよ。
あっ はい!
(近藤)総理が 被災地に 向かわれると。
また 勝手な判断を。
いいんですか?
総理が すばやい 対応をすれば また 支持率が上がる。
いいじゃないか。
それが 客寄せパンダの 役割だ。
(西)あっ お疲れさまです。
(百坂)航空自衛隊
タカギ 二尉です。
よろしく お願いします。
(タカギ)お願いします!
(百坂)こちらです。
はい。
(隊員)敬礼!
ご苦労さまです!
被災地の現状は?
(秋山)停電は 1万5,000世帯に!
じゃあ 自衛隊に 協力してもらって 懐中電灯を
全世帯に 配ってください! ああ。 それから ラジオも!
(秋山)確認しましたが 懐中電灯の 備蓄は 4,600しか ありません!
だったら スーパーとか コンビニから かき集めて!
被災者を 不安にさせないことが まず 第一なんです!
しかし…。
(百坂)しかし
急に言われましても その。
ええー。
いいから 言われたとおり 集めろ!
あっ。
あっ。 総理の指示ですから お願いします!
お願いします!
(理香)総理!
美山さん!?
(理香)あっ。 これを!
あっ。
あっ! これ…。
(理香)それも 持ってってください!
行列は?
割り込みました。
行ってきます!
(理香)行ってらっしゃい!
郡司さんも どうぞ。
ああ。 ありがとうございます!
うん。 うまい。
うまいっすね これ。
うん!
(郡司)うん。
うん。
ブッ!
(せき)
『マイルズ・アウェイ』