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唯吾分享打工仔的梦想房03日文字幕,台词

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(寿美子)今日も死ねませんでした。ごめんなさい。 (岡野)うつ病ですね。 病気の原因になってる ストレスがあるはずです。 (大悦)時給1,700円に見合う 仕事なんて まだ1日も できてねえだろ。 この半人前が。 (誠一)母さんが あんなふうになったのはな いつまでたっても就職できない お前のせいだ。 (誠治)ごめん。 仕事 なかなか決まらなくて。 (寿美子)仕事なら ちゃんとやってるじゃない。 どんなに駄目な俺でも どんなに情けない俺でも 認めてくれる人がいる (北山)お久しぶりですよね。 はい。 (北山)何か感じ変わりました? そうですか? (北山)少し 顔つきがシャープになったような。 (北山)まあ 意欲を失ってらっしゃらなくて 何よりです。 意欲を失う? (北山)就職 あきらめたのかと思ってました。 あっ いや あの ちょっと忙しかったんすよ。 仕事もしてないのに 忙しかったっていうのは? あの 仕事してたんですよね。 あっ いや あの バイトなんすけど。 なるほど アルバイトを してらっしゃったんですか。 どんな仕事ですか? あの 工事のバイトです。 ああ なるほど。 お金を得るための手段だと 割り切って やったとしても きつくて大変だったでしょう。 でも きついだけじゃありませんから 土木の仕事は。 えっ? どういう意味です? 続けた人にしか分からない っていいますか。 何か。 何か武さん得意げなんで。 いや そっ そそ そんなことないですよ。 俺だって ちゃんと あの ばしっと 就職 決めて あの 工事のバイト 辞めたいって思ってるんすから。 あっ お願いします。 ♪♪(鼻歌) よいしょ。 ♪♪(鼻歌) (大悦)おい 誠治。 はい。 (大悦)ペース上げ過ぎだよ。 あっ いや 大丈夫っす。 何か 俺 コツつかんだみたいっす。 いよっ。 おっ。 よいしょ。 よいしょ。 う~。 (真田)おや いつから休憩してんのかな 誠治君は。 (豊川)張り切り過ぎたんちゃうん。 (塚本)調子こいただけだ。 (手島)結局 作業が遅れる。 ホントすいません あ~。 いいか誠治。 お前の体のことは お前自身よりも俺の方が分かってるってこと よく覚えとけよ。 いや でも ただ俺は ずっと半人前だった自分を 早く 取り戻したかっただけっていうか。 (大悦)ずっと半人前だった? (大悦)じゃ まるで 今は お前 一人前みてえじゃねえか。 えっ 俺 まだ 半人前っすか? 自分を一人前って思ってるやつに 一人前っていねえんだよ。 (作業員)お疲れっす。 (作業員)お疲れっす。 お疲れっす。 くっ。 (真奈美)今日 張り切り過ぎたんだって? あっ? どうせ 調子に乗ってるとか思ってんだろ。 うん。 あっ? 飲み行こう。 えっ? 行くよ。 おい ちょっと 行くっつってねえし おい 俺…。 原付だよ。 (豊川)あっ こっち こっち。 お待たせ。 おお 誠治 お疲れ。 (店員)はい お待ち。 (豊川)あっ ありがとう。 これ がつ刺しっていって ここの取って置きの一品。 食うてみ めちゃめちゃ うまいから。 うまいやろ。 うん。 おいしい。 誠治さ ずっと 仕事 探してんねやろ? うん まあ。 決まりそう? いや 今 普通に就職難だしさ まあ 俺は ほら そこそこの大学しか出てないから。 そこそこの大学で上等や。 俺らなんか大学も出てへんからな。 いや でも そこそこじゃ 意味ないんだよ 出てたって。 (手島)あるよ。 んっ? (手島)土木の資格の中には 学科試験のほかに 実務経験が必要なのもあって 大卒は1年半の経験でいいのに 高卒は 4年半 必要だから。 大卒でも千葉さんみたいに 土木を専攻していたら もっと短くて1年でいいし。 テッシーは土木施工管理技士の 資格 目指してんの。 ふ~ん。 (豊川)俺はアホやから 資格なんか無理やけど 土木の仕事は向いてると思う。 ていうか この仕事しかできひんし。 (手島)じゃ 僕 そろそろ。 (豊川)うん。 あっ ええで 今日は。 (手島)いや。 (豊川)ほな これでええで。 はい。 (手島)お疲れさまでした。 (豊川)お疲れ。 お疲れさま。 お疲れした。 ええって言ったのに。 あっ テッシーは出稼ぎで来てて 静岡の実家に仕送りしてるから。 若いのに しっかりしてんな。 テッシー? うん。 この世界で ずっとやってくって 決めてるみたい。 ふ~ん。 家の事情で この道 選ぶしか なかったんじゃないかな。 それでも いずれ 現場の管理とかやれるように 目標 持って すごく頑張ってる。 なるほどな。 俺の人生 語って聞かしたら テッシーあきれんだろうな。 だろうね。 知ってんのかよ 俺の人生。 語りたければ どうぞ。 語るかよ。 あっ ねえ 大学さ 土木 専攻してたって あれホント? うん。 てことはさ もう高校んときには この仕事に進みたいって 思ってたわけだよね。 うん。 何で? 何でだと思う? いや 分かんねえけど でも 女の子がやりたいような 仕事ではないじゃない。 うん。 何で? 内緒。 何 もったいぶってんだよ。 だって 誰にも話したことないから。 [TEL] あっ。 彼女? さあな。 否定しないんだ。 見え張っちゃって。 うっせえよ。 はい。 誠治? ごめんね。 薬 飲んだかどうか 分からなくなっちゃった。 あっ じゃ あの 帰って確認するからさ あの もうちょい待ってて。 夕飯後 すぐに飲まないといけないのに こんなに時間たっちゃった。 大丈夫 大丈夫だから あの 心配しないで待ってて。 すぐ帰る ねっ うん。 ごめん ちょっと用事できちゃって。 うん じゃ あした。 おう。 うん うん 大丈夫。 薬 ちゃんと飲んでるよ。 ごめんなさい。 ごみ ずいぶん たまってるみたいだけど。 んっ? 出してないの? ごめんなさい。 あっ いや いっ いいんだけど。 あっ じゃ 俺が ちゃんと分別して 出しておくからさ。 ああ それと 日曜に 姉ちゃんが 智也 連れて 遊びに来るって さっき連絡あったよ。 うん。 うん。 おやすみ。 おやすみなさい。 (児童)「うちゅうひこうしに なるのが ぼくのゆめです」 「おわり」 (一同の拍手) では 次 永田 智也君。 (智也)はい。 「しょうらいのゆめ。 ながた ともや」 「ぼくは おとなになったら ヒーローになりたいです」 「ぼくが なりたいヒーローは ウルトラマン トモヤです」 「なぜかというと ウルトラマン トモヤになって ぼくは ちきゅうをまもりたいからです」 「ウルトラマンは わるい かいぶつを たおす…」 (則子)智也は将来 医者になるって決まってるんです。 亜矢子さん。 (亜矢子)はい。 医者という仕事の尊さを 智也に教えるよう 言ってあるわよね。 (亜矢子)あっ でも まだ1年生ですし。 (則子)文也が1年生のときは 将来は立派な医者になりたいと 作文に書いていたわ。 (亜矢子)書いたんじゃなくて 書かせたんでしょうが。 誰のための作文よ。 智也のためであって あの人の 自己満足じゃないっつうの。 ちょっと聞いてる? あっ? もう 誠治しか 話せる人いないんだから ちゃんと聞いてよ。 あれ? あんた体つき変わった? んっ? たくましくなったんじゃないの? ちょっ やめろよ。 筋肉ついたじゃん。 触んなよ もう。 (智也)お母さん。 (亜矢子)んっ? (智也)おじいちゃん おもちゃ買ってくれないって。 (亜矢子)う~ん 残念。 (智也)おじいちゃん おもちゃ買ってくれたら 勉強 頑張るから。 (誠一)おもちゃ 買ってもらうために 勉強するんじゃないんだぞ。 よく覚えとけ。 (誠一)じゃあな。 出掛けんの? (誠一)ああ。 (亜矢子)どこ行くの? (誠一)ぶらっとな。 (亜矢子)ぶらっとって どこよ。 無趣味で 休みの日は家の中で ごろごろするしかない人が。 (ため息) (亜矢子)逃げたわね。 お母さんが病気になったから 家にいたくないのよ 絶対。 まあ ほら 今日は怖い人もいるしな。 まったく 一家の大黒柱が何やってんのよ。 知らねえよ。 (亜矢子)でもさ お母さんが うつ病になった理由って あんたの就職が 決まんないこととか あんたと お父さんが 仲が悪いってことだけなのかな。 えっ? ほかに何かあんの? 分かんないけど もっと大きな理由がある気がする。 (寿美子)ただいま。 (亜矢子)あっ おかえりなさい。 (智也)おばあちゃん。 (寿美子)智也。 (亜矢子)あっ 荷物。 (寿美子)あっ ありがとう。 うわ~ いらっしゃい。 ウフフ。 授業参観に行けなくて ごめんね。 僕 ちゃんと 作文 発表できたから。 ヒーローになりたいって。 そう。 うん。 ねえ 誠治おじちゃんは 1年生のとき何になりたかった? いや~ もう覚えてねえな。 あるわよ 誠治の昔の作文。 えっ。 どこかに しまってあるはずなんだけど。 あっ いやいや いいよ いいよ 別に 大丈夫 大丈夫。 (智也)誠治おじちゃん。 んっ? 今は何になりたいの? 今? おっ いい質問。 うっせえ。 (智也)夢 ないの? う~ん ねえ。 何で? 何でって そりゃ 大人になっても 夢 見てるやつってのはな 現実から 目をそらしてるってことなんだ。 意味不明。 意味不明でいいの。 大人になったら 嫌でも分かんだからさ。 あっ それから 大人になったら 世の中に ヒーローはいないってこともね。 (店員)お待たせいたしました。 (彰子)あっ こんにちは。 (誠一)こんにちは。 (彰子)いいんですか? 日曜日なのに。 ああ。 (誠一)あの これ。 (彰子)えっ? あっ 今 頂いてる分で十分です。 いや いいんだ 好きに使って。 靴とか服とか。 あまり高い物は買えないけど。 ありがとうございます。 あっ。 (彰子の笑い声) じゃあね お母さん 何かあったら電話してね。 (寿美子)うん。 (亜矢子)じゃあね。 おう。 バイバイ。 (寿美子)バイバイ。 (亜矢子)バイバイ。 (西本)こんにちは。 こんちは。 亜矢子ちゃん また来てたのね。 はい そうなんすよ。 (西本)あっ そう。 はい。 これでよしと。 あっ。 ごみ ありがとう。 うん。 もしかして 戻ってきちゃうかもしれないけど。 あっ いや 大丈夫だよ 俺が何回も確認したから。 これ。 ここに 昔の作文 入ってるから。 ああ あっ ありがとう わざわざ捜してくれて。 いまさら 子供のころの夢もない いつから自分の人生を 思い描かなくなったのだろうおにぎりも買ったん。 何か すぐ 腹 減っちゃうんすよね。 (塚本)腹だけは 一人前に減るんだな。 あっ すんません 早く一人前になります。 そういや この仕事って どのぐらいで 一人前になるもんなんすか? (真田)うん だいたい 10年から15年ぐらいじゃないの。 えっ そん… マジっすか。 (真田)うん いや どっちかな。 一人前になるのが先か 就職 決まるのが先か。 そりゃ もう 決まってるじゃない…。 それとも どっちも物になんねえかだな。 えっ? そんな ひどいっすよ。 (山賀)おい 真奈美 ちょっといい? はい。 (山賀)現場は順調? はい。 (山賀)今は どこまで進んでる? (あかり)千葉さん 意外と分かりやすいから。 えっ? 絶対 山賀さんに憧れてる。 ああ ゼネコンの人? (あかり)うん 喜嶋建設の設計士さん。 ふ~ん。 千葉さん 今は土木部門にいるけど いずれ山賀さんがいる 設計部門に行くみたい。 設計。 (豊川)あかりちゃん お茶ちょうだい。 は~い。 (真田)お疲れ。 (一同)お疲れさまでした。 (豊川)んっ あかりちゃんは? 帰ったよ。 (豊川)えっ お先。 お疲れっす。 お疲れさま。 (豊川)あかりちゃん あかりちゃ~ん。 何か あかりちゃんのこと 好きみたいっすね。 応援したくなるよね 哲平のこと。 どうかした? えっ? あっ いや ほら あっ あかりちゃんがさ あんま ここの人に興味ない…。 つうか あの ゼネコンの人は別だけど。 悪気はないんだけどね。 わたしも うちの会社の人 紹介してって頼まれた。 やっぱ ゼネコンには いるの? 憧れてる人。 わたし? あっ 何だ いるのか。 そりゃ そりゃ仕事できる人って 何か 何かいいじゃんか 何か大人の男って感じでさ。 何だ親父好きか。 ひがまないの。 ひがんでねえよ。 (豊川)あかりちゃん。 (あかり)哲平さん お疲れさま。 (豊川)一緒に 飯 食いに行かへん? あっ 分かってると思うけど。 (豊川)しゃあないやん 俺は あかりちゃんのこと 好きなんやから。 でも 何回 言われても 無理だから。 そんなん分からへんやん。 (あかりの ため息) ただいま。 んっ? おかえりなさい。 あっ ただいま。 ねえ これ やっぱ 誰かに いたずらされてんじゃないのかな。 今度から わたしがやるから。 いや 次も俺が出すわ。 でも。 いや こういうのは ちゃんと 原因 突き止めないとさ。 やっぱりいいわ。 んっ? どうして。 原因なんて分からなくても。 よくないよ こういうのは ちゃんとやっとかないと。 でも。 心配しないで 俺に任せて ねっ。 うん。(主婦)おはようございます。 (主婦)おはようございます。 (西本)あっ おはよう。 (主婦)あっ どうしたの? (西本)あっ ねえ 見て。 ペットボトルのごみの中に 瓶が入ってたの。 あら また武さんね。 (西本)瓶をね 取り出しておいてあげようと 思ったんだけど。 はあ もう西本さん面倒見いいから。 うん。 (主婦)でもさ そんなことしたら また 武さん つけ上げるわよ。 (主婦)そうよ。 そう? (2人)そうよ。 じゃ そこまで言うなら 武さんには もう一度 ごみを出し直してもらうわ。 (主婦)当然よ。 (主婦)そうよ。こんにちは (寿美子)原因なんて 分からなくても 母さん ごみ また戻ってた。 やっぱりね 母さんの間違いじゃ なかったみたい。 いいえ わたしがいけないの。 ううん 見たんだよ 俺。 いいえ わたしがいけないの。 西本さんのせいじゃないわ。 西本さんだって分かってたの? ねえ 分かってて 何で母さんが悪いの? どういうこと? ねえ いつからこうなの? ごめんなさい。 いや ねえ 西本さんと何かあったの? ごめんなさい ごめんなさい ごめんなさい…。 ごめん 別に あのさ 責めてるわけじゃないんだから。 ごめんなさい ごめんなさい ごめんなさい ごめんなさい…。 もう聞かない ねっ もう聞かないから 母さん。 ごめんなさい ごめんなさい ごめんなさい ごめんなさい ごめんなさい ごめんなさい ごめんなさい ごめんなさい ごめんなさい ごめん…。 えっ? お隣の西本さんが? 何で? いや 分かんねえよ。 いつから。 分かんねえ。 [TEL](亜矢子)何にも分かんないの? しょうがねえだろ。 俺だって 精いっぱいやってんだから。 とにかく わたしも すぐ そっちに向かうから。 ああ じゃ。 (岡野)お薬は きちんと飲めてますね。 (寿美子)はい。 (岡野)この調子で 続けてみましょう。 同じお薬を出しときます。 (ナース)武さん こちらに どうぞ。 (寿美子)ありがとうございました。 あの 先生。 まあ あの 母は 違うって言ってるんですけど ちょっと近所の人に 意地悪されてるような気が するんですよね。 (岡野)意地悪? あっ。 あっ そうだ そういえば 昔 あれ? って思ったことがあった。 何? あの 町内会費をさ うちが払ってないっていう噂が あるのを聞いてね わたし お母さんに聞いてみたの。 そしたら 払いに行くの忘れたってお母さんは言ったんだけど 町内会費って 払いに行くんじゃなくて 集金に来るはずだから おかしいなって思ったんだよね。 えっ? そう それに ほら クリーニング屋の おばあちゃんが亡くなったときも うちだけが 連絡が なかったってこともあったわ。 あっ じゃ それ全部 西本さんが意地悪したってこと? いや 意地悪じゃなくて いじめよ。 それ どれぐらい前の話? わたしが高校生のとき。 えっ じゃ もう 10年も前の話じゃん。 そんな前から 母さん いじめられてたの? 何で お母さん わたしに 話してくれなかったのかな。 話せなくて ずっと苦しんでたのかな。 いや 俺が もっと 早く気付いてりゃよかった。 いや。 (岡野)今の環境に ストレスの原因があるとしたら 環境を変えてあげた方が いいと思います。 あっ それは 引っ越しってことですか? はい。 あっ。 (誠一)引っ越すなんて無理だよ。 何でだよ。 (誠一)今 住んでる家は 会社 買い取りの社宅で 月5万円の家賃で済んでんだよ。 分かってるよ。 (誠一)今と同じような家に 住もうと思ったら その3倍は掛かるんだよ。 分かってるって。 月10万以上の 無駄金を捨てることになるんだぞ。 無駄な金ってどういうことだよ。 母さんの病気を治すために 必要な金だろ。 たかがご近所付き合いが うまくいってないからってな 引っ越す必要なんかないんだよ。 (亜矢子)たかがご近所ってね 主婦にとっての世界はご近所なの。 狭い世界で生きてて それが全てなの。 そこがなくなったら 逃げ場もなくて地獄同然なのよ。 10年以上だぞ。 もう10年も母さん いじめに耐え抜いてたんだから。 (誠一)そもそも寿美子にも 何か原因があったわけだろ。 病人を責めるようなこと言うなよ。 病人 病人ってな 心が弱いだけだ。 うつ病ってのはな れっきとした脳の病気なんだよ。 (誠一)今日も死ねなかったとか 大げさなこと言って ただ心が弱いだけだ。 そうじゃねえよ。 もう 薬を 毎日 飲んでっから あんだけ安定してんだろ。 心の弱さを治さないかぎりな どこに引っ越したって 同じことの繰り返しだよ。 なあ 親父 もう うつ病 理解してくれよ。 つうか せめて その 理解しようとしてくれよ。 ううん もういい。 理解してくれなくても 何でもいいから とにかく お金を出して。 (誠一)お金なんてない。 ないわけないでしょ。 (誠一)ないものはない。 お金は全て自分のためにしか 使いたくないってこと? (誠一)当たり前だ 俺が稼いだ金だ何に使うか 全部 俺が決める。 だいたいな 嫁いで家を出てった女が うちのことに口を出すな。 じゃあ わたしが 口を出さなくても済むように ちゃんとやってよ。 やってくれないから わたしが口を出さなきゃ ならないんじゃない。 どうしても口を出したいならな お前が お前が金を出せ。 はっ? 情けねえ。 何? 情けねえよ。 何が。 親父みたいのが父親だと思うと 情けなくて情けなくて 情けなくて仕方ねえよ。 (誠一)おい お前が払え これ。 何なんだ あの態度は。 何なんだ その顔は。 父親を尊敬してる顔にでも 見える? あしたは これで お願いします。 お疲れさまです。 (真田)お疲れさん。 (一同)お疲れさまです。 (あかり)千葉さん ゼネコンの人たちとの飲み会 待ってますから 忘れないでくださいね。 あかりちゃん。 わざとです。 哲平さん あきらめてくれないから。 えっ? バイトの人とじゃ 結婚とか将来とか考えられない。 でも このまま頑張れば 大悦土木の社員って話も あると思うし 哲平 あかりちゃんのためだったら頑張ると思うけど。 でも もし仕事中に事故が起きて ケガでもしたら どうなります? この仕事できなくなるんですよ。 まあ ほかに何かできたらいいけど。 事故なんて 絶対 起きちゃいけないことだから。 でも起こるじゃないですか。 喜嶋建設でも 2年前にあったじゃないですか 転落事故が。 事故の責任は ゼネコンにあるっていうけど ケガするのは下請けの作業員で 責任なんか負いきれないですよ。 何が分かんの? ごめん。 (山賀)あの事故のことに いつまでも とらわれるな。 真奈美。 五十嵐さんのところには まだ行ってるのか? 失礼します。(亜矢子)引っ越し代金が20万の 15万×12だから180。 200万。 (ドアの開く音) (亜矢子)あっ おかえり。 (文也)ただいま。 あ~ 疲れた。 無理し過ぎなんじゃない? (文也)んっ? ねえ スタッフは増やせないよね。 (文也)うん 人件費は できるだけ抑えないと厳しいよ。 (亜矢子)うん。 (文也)先 風呂 入ってくるわ。 うん。 (ため息) (亜矢子)話せなくて ずっと苦しんでたのかな ごめんなさい ごめんなさい… (誠一)病人 病人ってな 心が弱いだけだ うわ~! (空き缶の転がる音) 誠治。 何してるの? あっ? 別に何もしてないよ ただ普通に通っただけだろ。 そっ そっちこそ何やってんだ こんな所で。 こんなとこ? 何 むきになってんだよ。 わたしの好きな場所に向かって 何てこと言うの。 えっ 好きな場所? うん。 あっ 夜景が好きなのか。 夜景じゃなくて。 じゃ 何だよ。 あるでしょ。 ねえだろ もう あと 橋ぐらいしか。 えっ? 橋 好きなの? マジ? うん。 だって あれ ただの橋だろ? あのね 橋って 当たり前のように 架かってるけど ものすごい人間業で 造られてんだから。 例えば あの橋は 斜張橋って呼ばれる構造で できてて 塔から橋げたやトラスけたを ケーブルで つって 支えてる橋なの。 ケーブルの張力と橋げたの剛性の バランスを変えれば すごく長い橋を造ることもできる。 ほかにも いろんな構造があって けた橋 つり橋 トラス橋 ラーメン橋 エクストラドーズド橋 アーチ橋。 あっ アーチ橋っていうのは ランガー橋やローゼ橋があって。 別にいいけど。 もしかして 土木関係の仕事に就いたのも 橋の設計がしたかったから? うん。 ふ~ん いつから 橋 好きなの? 幼稚園のころには 普通に好きだったかな。 じゃ もう そのときには 橋 造りたいって 思ってたわけだ。 うん 小学校3年ときに 父に新しい橋を見に 連れてってもらったの。 (真奈美)橋 できた (真奈美の父)真奈美 テレビでやってた あのお好み焼き屋に行けるぞ (真奈美)やった (真奈美の父)よし 見に行こう うわ~ すごいな あっちと こっちが つながった 真奈美 橋には いろんな人の思いが 詰まってるんだよ 行きたい所に行く思いや 会いたい人に会う思い 橋を 一生懸命 造った人の思い 父の その言葉を聞いて 初めて気付いたの。 そっか 橋って人が造ってんだって。 こんなに すごい物が 造れるんだって。 何 照れてんだよ。 照れてないし。 照れてんだろ。 だいたい小3で気付くこと自体が 遅えんだよ。 だって 橋 造ってるとこ 見たことないし どうやってできるかとか 考えたこともなかったし。 あ~ 話して損した。 誰にも話したことなかったのに。 うらやましいよ。 えっ? いや 子供んときから描いてた夢をさ ひたすら追い掛けて で それが今 現実になろうとしてるわけじゃん。 誠治が思ってるほど 順調じゃないよ わたしだって。 何かあんの? ううん。 誠治にだって これから 夢 持てるかもしれないし。 持てねえよ。 何も持てねえ。 夢とか言ってさ もう そんな 能天気なこと 言ってる場合じゃないんだわ。 就職 決まんねえし。 だから いつまでたっても 再スタートが切れなくて。 それに 俺のおふくろ うつ病だしさ。 誰にも言わなかったけど。 お母さん 早く良くなるといいね。 なっ。あのころの俺は どんな人生を 思い描いていたのだろう (小学生の誠治)「ぼくのゆめ。 1ねん2くみ たけ せいじ」 「ぼくは 大きくなったら けいりしゅにんになりたいです」 経理主任。 (小学生の誠治)「けいりは かいしゃのなかで おかねのけいさんをする たいせつなしごとです」 「しゅにんは はんちょうさんです」 「ぼくは おとうさんのような けいりしゅにんになりたいです」 あのころは あんな親父でも 俺のヒーローだった (小学生の誠治)「おかあさんは たのしみにしているね といいました」 「ぼくは おかあさんのゆめをききました」 「かぞく みんなが げんきでいること」 「げんきでいてくれるだけでいいとおかあさんはいいました」 あのころは 母さんが俺の手を握ってくれた (誠一)いただきます。 いただきます。 (寿美子)いただきます。 母さん。 ここ引っ越さない? すぐってわけにはいかないけど 引っ越そう。 何だよ。 何だよ。 何だ今のは。 引っ越しなんか絶対しないぞ。 金は俺が何とかするから。 何とかできるわけないだろ お前に。 その工事のバイトが? そろそろ辞めるころだろ。 就職 決まるまでは 今のバイトも 絶対 辞めないし。 口では何だって言えるんだよ。 小さくたって古くたって もう どんなんだっていいんだよ。 俺が家を買うから。 バカなこと ぬかすな。 フリーターのお前に 家なんか買えるわけないだろ。 買ってやる。 母さんが元気に暮らせる家を 俺が買う。 フリーターでも家を買ってやるよ。レフトの路盤の高さは 大丈夫でした。 次 ライト側 お願いします。 こう配が きついんで 測点に注意してください。 (山賀)あの事故のことに いつまでも とらわれるな 五十嵐さんのところには まだ行ってるのか?(チャイム)