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唯吾分享黄金之猪01日文字幕,台词

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(工藤 優) どうして
どうして こんなことに
なったのだろう
世の中を支配するのは金だ
人を支配するのも 金
でも あの頃の僕は
そんな社会を変えられると
信じていた
正義という名の武器1つで
あのワルに 出会うまでは
(堤 芯子)
志望動機は チョコパンです。
私が5歳の時
こんなことがありました。
おやつのチョコパンが
なくなって
私が食べたんじゃないかって
疑われたんです。
でも 私は
「食べてない」っていいました。
すると 園長先生は
「私は信じるよ。
誰があなたを
疑うものですか」って。
でも その時
鏡に映った 私の口の周りに
チョコがベッタリ
くっついていたんです。
私は あれから
ウソをつくのをやめました。
私は 園長先生に教わった
信じる心を
子供達に伝えて行きたいんです。
(園長) 素敵な話ですね。
(刑務所所長)
((仮釈放中に罪を犯せば
再び刑務所に収監されます))
((交通違反や器物破損
履歴書の記載を偽っても
私文書偽造に当たりますので
心して更生に努めてください))
正直に書いて
更生できるかっつうんだよ。
はぁ~。
(呼び出し音)
(堤 啄子) はい 『八百心』です。
 もしもし どちらさん?
《『ベルルッティ』20万円
カモ発見》
(久留米) 君。
《ヤバ》
青森から?
それで その男は?
逃げてまったのす。
私のバッグも財布も
なぐなってまって
これから
どうすればいいんだべか。
いや~ 巧みだな。
「最初に靴を見る女には 注意しろ」
といってね。
君は 私に会った時
まず 私の靴を見て値踏みした。
困ったふりをして 同情を買い
金を騙し取る。
おおかた そんなとこなんだろ?
いくら欲しいんだい?
あんた 警察関係?
フフフ。
私から金を奪うのは無理だ。
私はね。
(久留米) あぁ。
(ウエーター) 大丈夫ですか?
いやいや 私は大丈夫だから
彼女のほうを。

合格だ。
(啄子) ケンちゃん 風邪治った?
治った。
喉にネギ巻いて寝たら 効いたろ?
効いたよ。
うん ちょっと待ってな。
はい もう1本 持って行きな。
ありがとうございます。
じゃあね~。
おやすみなさい。
(啄子) おやすみ。
(啄子)
相変わらず 汚い靴 履いて。
いい年して。
痛ぇな はぁ~。
おかえり。
(堤みぞれ)
ま~た それ取りに来たんだ。
(みぞれ) お金に困ると帰って来て
そのくせ結局 割れなくて。
違うって 私は ただ。
お母さんもさ
「二度と敷居またがせない」とか
いっといて
毎日 この部屋 風入れて
アホらし。
着替えとパジャマ
ここ置いとくよ。
ねぇ~ お金ないならさ
うちのキャバクラで働けば?
みぞれで~す。
「年増園」って あんた
まだ キャバ嬢やってんの?
楽しいよ 初々しさがない分
ハートに年輪。
流れに流れ着いて来た
事情通ばっかりだし
人間交差点っていうの?
(啄子) ≪芯子≫
ん?
(啄子) お客さんだよ。
あんた まさか また。
で 何の用?
財布なら返しましたけど。
あのワインは 『シャン・デ・ノワール』の
92年なんだがな。
ウソ。
何?
1本 40万円もするワイン。
40万円!?
あの! 何をしたか知りませんが
姉を許してやってください!
みぞれ 何いってんだよ。
姉は ホントに性悪な前科者ですが
根は真面目で
弱い者イジメする奴が大嫌いで
何より 母親思いなんです。
これが これが その証拠です。
母のために 姉が小さい頃から
コツコツ貯めていた お金です。
この豚を
お詫びに持ってってください!
何いってんの? ダメだよ。
だって 誠意を見せないと!
うるさいな ダメなんだよ。
安心しなさい。
私は 君を追及する気はない。
私の下で働いてみないかね?
「会計検査庁」?
国家予算 それは
国民が汗を流して働いた 血税
いわば国民が コツコツと貯めた
黄金の豚だ。
だが その金をむさぼり
私腹を肥やす悪人がいる。
検査庁は それを調査し追及する
国の機関だ。
国家予算 92兆円。
君に 国民の
黄金の豚を守ってもらいたい。
検査庁って何?

(車のクラクション)
おばあちゃん おばあちゃん
背中乗って 背中。
いや いい。
いいから 早く。
(大島) ≪老人に散歩禁止条例を
施行してみてはどうですか 長官≫
(池之端友一) ≪お年寄りは大切に
しないといけないよ 大島君≫
老人福祉予算は 年3兆円。
彼らこそ 金そのものだ。
(大島)
例の 私どもが新たに建設する
25件目の
介護付き老人ホームの件ですが。
補助金のことなら もう
10億 認可済みだ。
ほぉ。
これは 奥様が欲しがっていた
お品物です。
お誕生日に
長官からと お渡しください。
あぁ~。
(大島) フフフ。
アハハハ。
(明珍)
≪会計検査庁 通称「会検」は
国民が納めた税金の使い道を
チェックする監査機関≫
(明珍) その検査対象は
政府 警察 国税庁
税金を1円でも使っていれば
何でも対象になります。
中でも この特別調査課は
省庁を限定せず
国民の関心が高い事案を調査する。
いわば 特別捜査班。
1係から3係まであって
君は 私が課長補佐を務める
その2係 ここね。
はい。
はい みんな~
今日から うちに配属された
新人調査官補の工藤 優君です。
工藤君は 私と同じ
東京大学 経済学部出身。
進んで検査庁を志願した
期待の星ですからね。
よろしくお願いしますよ。
工藤です よろしくお願いします。
国家の襟を正す
国民の奉仕者として
不正をはたらく者に 正義の鉄槌を
食らわせる意気込みで
頑張ります。
硬いな~。
ここが どんな所か
分かってないな。
主任の角松だ
まぁ そういう理想は大切に
力み過ぎず
一つ一つ こなして行こう。
よろしくお願いします。
ところで もう1人の新人は
どうしたの?
もう1人?
あぁ 久留米検査官が
引き抜いて来たっていう。
久留米検査官っていうと
初の民間出身の?
特別雇用枠だか
何だか知らないが
民間出は 慣例にない人事を
すぐにしたがる。
とはいえね
「再生屋」の異名を取った人物だ。
一体 どんなキレ者を
送り込んで来るか ハハハ。
あっ 君 席ここね。
はい。
まっ どうせ 元いた
金融界の人間じゃないですか?
まっ 誰が来ようが
俺達は 俺達の仕事をするまでだ。
しかし 初日から遅刻とはね。
よっ。
ねぇ 特別調査課って ここ?
そうですけど。
ふ~ん じゃ はい。
差し入れ ウチの母ちゃんから。
あんた誰?
業者さんだったら 食堂行って。
堤 芯子。
おたくの何だ? あれ クル
クルコメだか マルコメだか
何だか知んねえけど そういう
偉い人に頼まれて来たんだけど。
責任者 誰?
クルコメ?
じゃあ こいつが?
あぁ~!
あぁ。
あぁ!
どうしたの? 大きな声出して。
いや いや あの。
ちょっと あの。
僕のフィアンセに面影が
面影が
ちょっと似てたものですから。
フィアンセって あの
亡くなった?
亡くなった?
そう 実はね
彼 結婚式の直前に 婚約者が
不治の病で亡くなってね。
あの時は 大変だったね。
はい。
一度 写真見せてもらったよね?
え?
っていうか 私 もらったな。
もらった?
(明珍) うん。
渡しました? そんなの。
(明珍) ハハハ これだこれだ
この人でしょ?
あぁ~!
ちょっと いや あぁ~。
どうしたの?
あっ すいません ちょっと
彼女のこと考えると
僕 ちょっと あの 過呼吸が。
これは 処分させてもらいます。
(明珍) うん だよね。
そのことは忘れて
仕事に専念したほうがいいよ。
というわけでね
2人の教育 頼んだよ。
え?
あの態度 服装
鋭意改善 よろしくね。
ちょっと待ってください。
彼女 席あそこだから。
補佐 ちょっと待ってください。
工藤といいます
堤さんも よろしくお願いします。
芯子。
え?
だから 芯子だよ。
鉛筆の芯の芯子。
痛ぇな もう 何なんだよ。
おい どういうことだ?
何で お前みたいな あばずれが。
お前
まさか 検査官もハメたのか?
おい そうなのか?
とにかく 俺の金返せ。
113万8250円
耳そろえて返せ!
騙される あんたが悪い。
おっと 開き直るつもりか?
お前な 俺がどんな思いしたか
知ってんのか?
結婚詐欺に遭ったなんて
みっともなくて 誰にもいえないわ
立つ瀬ないわ!
うるせぇな ぺちゃくちゃ
相変わらず ダサいネクタイして。
今度 一緒に見立ててあげようか?
角松さんに似合うネクタイ。
騙しはしたけど
気持にウソはなかった。
違う 全然違う。
え?
今のは 前に
あんたを騙した時に使った手口。
学習しねえ男だな~。
あっ そういや このネクタイ。
私が買ったんだろ。
似合うよ チンチクリンで。
とにかく 今すぐ出てけ
二度と その面 見せんな!
せっかく つかんだ就職口
手放すわけにいかないもん。
だったら 人事庁に
お前の正体 報告する。
ジンジチョウ? 何だよ
ジンジチョウだの モンシロチョウだの
訳分かんねえんだけど。
バラしたら
あんたの恥ずかしい過去も
バラす。
(芦田) 「堤 芯子」。
(芦田) ハハハ
変わった人材の選出ですね。
(茶々)
さすが 検査庁の改革を担い
総理 じきじきに任命された
久留米さんだ。
今 日本は破産寸前です。
だが この国の役人達は
まだ 船上でパーティーをしている。
思い切った
カンフル剤が必要ですね。
ハハっ お手並み拝見いたします。
だが 忘れないでください。
ここには 公正な判断を下すために
3人の検査官がいることを。
あなた お1人で
何かを
変えられるわけではありません。
ん! これ うまい。
いかがですか? お2人とも。
(久留米) 君は 介護付き老人ホーム
っていうのは 知ってるかい?
はぁ~ 知ってるよ。
老人ホームの あれ すごい版。
それが 金に群がる連中の
餌食にされてる。
餌食?
ホームの経営は 建設業者など
誰でも参入できる上
認可の手心ひとつで
建築費の最大100%を
補助金で賄えるようになってる。
ちょっと待って 自分のお金は
0円で建てられるってこと?
フフフ。
何だそりゃ ボロ儲けじゃん。
誰が そんな うまい話 考えんの?
認可の権限を握ってるのは
社会福祉庁の池之端長官。
彼は 業者と癒着して
巨額の わいろを受けてるという
黒い噂がある。
んなもん 知ってんだったら
とっとと警察に突き出しゃいい。
ハハハ。
それが できるなら
頼みはしないよ。
まっ 期待はしてないけどね。
損をするのは
真面目に税金を納めてる国民。
苦しむのは 年老いた者だけだ。
((君が 仮釈放中の身であることは
2人だけの秘密だ))
((あんた ちゃんと
頑張んなきゃいけないよ))
何だ? これ。
お前らの武器だ。
それを使って
ここにある会計報告書を
すべて
一枚一枚チェックするわけだ。
はい スタート。
地味。
これを足し算して。
あぁ!
ダメだ こりゃ。
はぁ。
欲のニオイがする。
あ?
それは 今 見た
収支に怪しいところは ない。
ねぇ これ 何て読む?
ブ ブ ブ ブ。
ヴィ ヴィ ヴィレ?
ヴィラ・アスピラシオン。
憧れの街 フランス語ですね。
正しい発音は
ヴィルアスプラスィオン。
さすが。
こんなの読めたところで
収支には関係ない。
違う それ全然違う。
何がだ?
入居者が読めない
名前 付けること自体
お年寄りのこと考えていない証拠。
確かに。
ばかばかしい。
調べるなら それじゃなくて
こっちだろ。
そうそう 職員が補助金を
私的流用していると
通報のあった 老人ホームね。
あと 堤君 出かける前に
その服装 何とかならないかな?
ちょっと品がないというか
美的センスが。
シッ!
その豆のほうが変だけど。
豆!? これはね 白毫といって
人々に光明を照らすだな。
「仏の明珍」を怒らせたぞ。
行くぞ。
はい。
(介護士)あぁ バレちゃいました?
え?
(園長) 実は 使ってないゲーム機を
彼に あげてしまったんです。
それだけですか?
(園長) ええ。
よく働いてくれるもんですから
つい。
(介護士) あぁ サエばあちゃん
ま~た はだしで。
冷える 冷える そこ座って。
とにかく
総勘定元帳と貸借対照表
あと 可処分財産の一覧を
見せてください。
他にも
不正があるかもしれませんので。
帰るよ。
は? 何いってんだ?
ニオイがしないんだもん。
ニオイって 疑惑のですか?
あんた バカ?
バ バカ!?
いや バカって
え? 俺がバカってことですか?
下の世話を必要としている
お年寄りの においは
消そうとしても
消せるもんじゃ ない。
毎日 風を通して
小まめに下の世話をして
体 拭いて 髪すいて。
そうやって 心を込めて
世話しなきゃ 消えないんだよ。
だから ついて来なくていいって
いっただろ?
何か しでかされたら困るんだ。
大体 調査のイロハもルールも
まだ分かってないだろ。
うわ 素敵な施設ですね。
『ヴィラ・アスピラシオン』
まさに 憧れの街だな。
まっ 入居費だけで2000万円
月々の管理費が15万円。
俺達には
到底 手の届かないところだ。
ニオイがする。
今度は何だ?
あのバラ。
ベルサイユ宮殿のバラ園ってさ
何のためにあったと思う?
観賞用でしょ?
トイレ。
え?
キレイなバラの いい香りは
貴族達のウンコ
の臭い隠しのためだった。
ホントですか?
それが どうした?
美し過ぎるものには 必ず
汚いものが隠されてるってこと。
確かに 『ひなたハウス』と違って
お年寄りや介護士が触れ合う姿は
見かけないですね。
たまたまだ たまたま。
納得すんな。
でも しかし 変わってますよね
堤さんって。
芯子だよ。
あ 芯子さん。
その 目の つけどころとか
そういうウンチクが。
あっ 霊感商法とか詐欺師っぽい。
え?
お前 何いってんだ!
俺達は お前
検査庁の調査官だぞ!
犯罪者呼ばわりは
いくら何でも 失礼だろ!
もう一度 その言葉 口にしたら。
二度と お天道さんは
拝めないと思いなさい。
え?
な~んちゃって
ってことじゃないか? アハハ。
冗談だ 冗談 本気にすんな お前。
(久留米) どうかね
収穫は なかったそうだが。
あの人達 バカ?
(久留米) ハハハ。
 君は 恐れを知らない
無法者だな。
私が怖いのは この世で1つ。
ホームの件は待ってな じゃあね。
はぁ。
(啄子) 芯子。
ちょっと こっちに来て
座んなさい。
説教とかさ そういうの もう。
(みぞれ) おかえり!
今日はね 就職祝いでね
芯子姉の大好物 すき焼きだよ!
すき焼きって これ 豚じゃん。
文句いってないで
さっさと平らげな
片付きやしない。
で どうだった?
仕事 続けられそう?
うん 楽勝。
う~ん!
仕事に楽なんてないよ。
少しは みぞれを見習いな。
フッ 男に媚びて
金 取んのが真面目ねぇ~。
同じお金取るんでも キャバ嬢は
ひと様を傷つけやしないよ。
そう ひと様を幸せな気持にする
立派な仕事なんだから。
ねっ。
ま 3か月でも持った日には
逆立ちして 商店街 歩いてやるよ。
いっちゃった!
あぁ いったよ。
私は 誰かと違って
ウソは つかないからね。
騙すより 騙されたほうがマシさ。
正直に生きたって
損するだけだっつうの。
はい ごちそうさん。
はぁ~。
(啄子)((おかあさんは信じるよ))
((誰が疑うもんか))

はぁ~。
何が
「ウソは つかない」だっつうの。

おはよう。
よし よし。
あいつ 来てないな。
デカイこといって
臆したんでしょう。
ああいう女ほど 実は小心者で
口だけの奴が多い。
ありがとう。
芯子さんなら さっき連絡あって
『アスピラシオン』全24ホームを
調査して来るといってましたけど。
あぁ!?
勝手なこと。
連れ戻せ。
今すぐ 連れ戻せ!
あっ はい!
うん 土地の相場は
坪500万円ってとこか。
御殿だね。
うん ううん 違う だから
帰らないとマズイんですって。
僕まで
とばっちり食うじゃないですか。
あんた 何のために
ここに来たの?
え?
パシリになるため?
出世するため?
僕は 国民が幸せになれるよう
国の誤りを正すというか
その 何ていうか 正義のために。
くだらな。
正義なんてね 生ものと一緒
すぐに腐んの。
んなもんね とっとと捨てたほうが
身のためだね。
とにかく 帰りましょうよ。
ほら 見~つけた。
何をですか?
インチキの証拠。
老人ホームに
高級ブランドのロードバイク。
あり得ないでしょ?
あ~!
(管理人)
会計検査庁? 何です? それ。
検査庁は 税金の使い道を
調べる機関でして。
ここ ホントに
お年寄り住んでます?
ええ もちろん。
じゃあ 住んでる人に
直接 話 聞きたいんだけど。
あ~ それは困りますよ。
入居者は
老人ホームに入っていることを
隠したがるもんで。
なら ここで待たせてもらうよ。
え?
ちょっ ちょっ。
ダメですよ
そんな借金取りみたいな。
いや 大体 僕らには
強制捜査権がありません。
許可なく居座ったら
不法侵入で呼ばれちゃいますよ
警察。
ダメじゃん。
いや だからって
張り込みはマズイですよ。
慣例が ないんじゃ。
慣例だか痛風だが 知らないけど
そんなもんに縛られたら
見つかるもんも
見つからないでしょ。
まぁ そうかもしれませんが。
芯子さん。
ん?
警察です 警察。
マッポ どうしよ。
マッポ? とにかく ここから。
痛い。
何だ この胸のざわめきは。
いきなり 何するんですか!
何いってんの
ガタガタいわないの 早く。
何?
帰るぞ 問題になる前に さっさと。
静かにしなさい 近所迷惑だ!
うるせぇよ!
役立たずのジジイは
黙って静かにしてろ!
何だ あいつら。
待て。
長官?
はい 都内の一等地にある
『アスピラシオン青山』に
住んでいたのは
社会福祉庁長官 池之端の。
ちょっ。
ちょっと あっち行こう。
ホームに住んでいたのは
池之端長官の1人息子。
長官っていったら。
大臣の次に偉い役人。
放とう息子の元に 足しげく通う
池之端夫人の姿の写真も
収めました。
待て待て ということは
税金で建てたホームを
普通のマンションとして
使用してたってことか?
『アスピラシオン』の経営母体は
元地上げ屋でした。
1件につき 10億の補助金を
認可してくれた池之端に
その見返りとして
ペントハウスを提供したのかと。
事実なら大事件。
いや 証明できれば
検査庁始まって以来の快挙ですが。
補佐 この不正を突破口に
池之端と『アスピラシオン』の
利益供与
贈賄を立証しましょう。
いや しかし 長官だぞ 長官。
そうですよ 長官なんて
どうせ追及できるわけが。
いや できる。
いや しかし。
やり遂げれば 出世できんでしょ?
それに その豆。
世の中に光明を照らす
幸運の豆粒なんでしょ?
よし!
社会福祉庁担当の第4課
および 検察と連携を図り
本格的な調査をするよう
持ちかけよう。
知りませんよ。
ただし くれぐれも
問題を起こさぬよう。
よし 社会福祉庁に殴り込みだ!
はい!
よし やる。
やってやる。
いいか お前ら!
腰が引けてる奴は
尻 蹴り上げるぞ!
社会福祉庁に巣くう 悪徳官僚を
俺達の手で たたきつぶすんだ。
補佐 茶々検査官から お電話です。
おぉ。
はい 明珍ですが。
申し訳ありませんでした。
ええ そのように
指示いたしましたので
ご安心ください。
茶々君 そろそろ財政省に
行きたいって いってましたよね。
私のほうから
財政大臣に伝えとこう。
はっ そこは ぜひぜひ
お口添え いただければと。
芦田君と3人で ゴルフでもしながら
お話ししましょう。
あっ 温かい言葉
ありがとうございます。
やはり 調査は中止ですか。
検査庁では
巨額な予算に関するものは
伝統的に調査をしないことに
なってるんです。
巨額の予算は
国の政策の中核をなすもので
高度な政治的判断が
必要ですからね。
我々の出る幕じゃ ない
ってことです。
中止?
調査中止って
どういうことですか?
検査官会議での判断です
それに あのペントハウス
高齢者住宅として
売れ残ったもの
500万円で
長官に売ったことになっている。
経営不振による転売は
法律上 問題がない。
いや 500万円って あれは1億。
とにかく 福祉は聖域 大気圏外。
指示に従わない者は
処分を覚悟するように。
いいな?
明珍補佐!
追っても無駄だぞ。
補佐がいった通り 福祉は聖域。
どういうことですか?
福祉の急速な進歩があるのは
そこに 莫大な利権が
生まれるからだ。
利権がなくなれば
福祉も進まない。
必要悪ってことですか?
こういうの よくあんだ?
3年前 旧防衛庁
機密費流用 100億円。
検査庁が見つけた
巨額の無駄遣いだ。
これを うちのお偉いさんは
8億円におまけして
国会に報告した。
100億円を8億円に?
どうだ? 太っ腹だろう?
ちょっと待ってください。
それが まかり通るなら
僕ら 何のために?
お上の
アリバイづくりのためか?
程よく適度に不正を暴き
問題は なかったと
お偉方にお墨付きを与える役目
ってことか。
そういうことだ。
ふ~ん。
負けだ 負け。
主任。
(金田) ほっといてやれ。
その機密費問題を暴いたのは
主任だ。
え?
角松さ~ん。
また面倒な騒ぎ
起こさないでくださいよ。
俺達は やってるふりだけしてりゃ
いいんだからな。
金田さん 今のどういう?
俺達は国民向けの
パフォーマンス劇団なんだよ。
検査庁はな キャリアの墓場と
いわれる 省庁の嫌われ者だ。
中でも ここは島流しの場所。
進んで志願した お人よしは
お前だけだ。
え?
何で 私が呼ばれたのか分かった。
あ?
バカなだけかと思ったら
あんたら むちゃくちゃセコいわ。
頼りになんのは 自分だけってか。
ほら どきな。
(金田) おい。
(明珍) 「きょうもパパは
お仕事がんばりました。
おっきなお金の
ムダ使いを見つけて
悪人どもを
やっつけてやりました」。
(ノック)
(金田)
補佐 いらっしゃいますか?
あっ はい。
大変です あの女が。
だから あんたに用はないって
いってんだろ?
長官は不在だといってるだろ。
居留守 使ってんじゃないんだよ!
ちょっと止まりなさい あんた。
何だよ。
(警備員) あっ 痛て。
投げたら警察ざただぞ。
何してるんだ?
こんなことして
長官に知れたらどうなるか。
私の将来まで つぶす気か?
うっとうしいな。
私はただ ここの悪党ってのが
どんな面してるのか
見に来ただけ!
だったら 鏡でも見てろ。
正面突破で倒せる奴だと
思ってんのか?
恋も仕事も泣き寝入りとはな。
あぁ?
なっさけな。
少しは やり返してやろうとか
思わないの?
悔しくないの?
悔しいに決まってるだろ!
でもな どうしようもねえんだよ。
あんた 玉持ってんの?
あ?
うっ。
こんな玉なし野郎だからね
女に 騙されんだよ!
(明珍) おい ちょっと待て
それ以上 一歩でも進んだら
国家公務員法 78条 第3号。
官職に適正を欠く者は
免職に処することができる。
つまり クビだ クビ!
上等だよ。
こんな ばかげた仕事
こっちから辞めてやるよ。

いらっしゃいませ~!
(みぞれ) どうしたの? 芯子姉。
バーボン ストレート。
え? ちょっと 顔 怖いよ。
いいから ダブル。
もう1杯。
飲み過ぎだって。
いいよ じゃあ。
(梅ちゃん)
辞めちゃえ 辞めちゃえ!
どうせ官庁なんてさ
そんなもんでしょ。
(マリリン) そうそう 私が
銀座のトップホステスだった頃は
贈賄なんか当たり前。
世直しなんか 無理無理。
無責任なこと いわないで。
飲んだ分はね 自腹だからね。
みぞれってさ ねえさん思いだよね
ねぇねぇ 何で?
いい 1人で歩けるから。
シ~!
お母さん 起きちゃうから。
う~ん。
脱がせるよ。
うん。
やっぱ無理だった。
え?
頑張ろうとした自分にムカつく。
ねぇ 覚えてる?
子供の頃さ 私が空き地で
こっそり飼ってた捨て猫に
中坊のヤンキー達が火をつけて
大やけどを負わせたの。
泣くだけの私に 芯子姉は
1人で
その中学校に殴り込みに行った。
(みぞれの声)
ボコられても また次の日。
またボコられても
そのまた次の日。
((うわぁ~~!))
私にとって 芯子姉はね
いつだって正義の味方だった。
私は 信じてるからね。
ハハハ。
これが 国家の金庫を守る武器?
はぁ。
ん~。

ねぇ みぞれは?
出てったよ バーゲンだって。
え?
あんた 何で ここにいんの?
仕事は?
(重さん) あぁ~ 芯子ちゃん
ホントに帰って来たんだね。
入れ替わりで 私らは出て行くけど
よかったねぇ~!
重さん 今度 介護付き老人ホームに
入るんだって。
え?
(重さん) 妻が
もう 私のことも
分からないようで。
(啄子) 重さんったら
ホームなんかヤダ
最後まで奥さんを自分の手で
介護するって聞かなくてね。
でも このパンフを見た妻が
急に はしゃぎだして。
(啄子) 新婚時代に家を探したこと
思い出したんだね。
(重さん) 私も 何だか2度目の
新婚生活が待ち遠しくなって。
コツコツ貯めたお金
2000万円を思い切って。
まぁ これで文無しだ アハハ。
じゃあ。
あっ ちょっと待って。
芯子ちゃん おかあさん 大切にな。
(啄子) はい これ持ってって。
あぁ~。
うわぁ~。
ほら お前の好きな
啄子ちゃんとこのトマトだよ。
(啄子) 働いてて よかった。
私らが働いたお金が
補助金となって
少しでも ああいう
お年寄りの役に立つならさ
高い税金払うのも 誇りに思うよ。

あのさ。
うん?
そのお金がさ
毛皮か宝石に使われてたら
どうする?
そんな連中。
ぶった切ってやる。

浴場は 大浴場1つでいい。
体を縛る機械浴で 流れ作業。
人件費を減らせ!
(池之端) ≪こんにちは≫
こんにちは。
(池之端須麻子) あぁ もうヤダ
加齢臭が服に移る。
お前も理事なんだ
少しは我慢しなさい こんにちは。
(車が近づく音)
うわぁ~!

(明珍) これで 社会福祉庁の
調査は終わりと。
昔さ 電車乗ってたらさ
おじいさんが ヤクザ者にさ
いちゃもんつけられてて
でも 誰も助けないんだよ。
警察に連絡もしないで
見てただけ。
一番のワルは 誰だと思う?
知ってて知らんぷりしてる連中。
そこで 聞こえないふりしてる
あんた。
ほら 目そらした あんた。
あんたらのことだよ。
仕方ないとかさ
こんな世の中
どうしようもないとかさ
でも それってさ
逃げてるだけなんだよね。
補助金がどうとか
よく知らないけどさ
1つだけ分かったのは
最後に犠牲になんのは
じいさん ばあさんだってこと
それ ほっとけんだ?
まっ 別にいいけどさ。
安くもない給料もらってんだから
ちっとは逃げずに
戦ったらどうかな?って思って。
あんたも。
あんたも。
「戦え」ってな 強制捜査権もなくて
どう戦えっていうんだよ。
百戦錬磨の官僚や建設業者が
ボロ出すわけ。
狙うのは!
ガードが堅い長官じゃ ない。
その 奥方。
奴らの正義の面の皮
はがしてやるよ。
報告書 提出に行って来ます。
それ。
トマトの染み ついたままですが。
工藤 報告書 作り直すのに
一日は かかるよな?
こんなもの すぐに。
3日。
3日は かかります。
補佐 やらせてください。
僕は 黙って見てるために
ここに入ったんじゃないんです。
お願いします!
補佐 お願いします。
分かった
3日間だけ報告を延ばそう。
それがリミットだ。
金田 やってくれるか?
奥方の身辺調査。
工藤 お前は『アスピラシオン』だ。
はい。
パフォーマンス劇団の意地
見せてやろう。
ただし うまくできなかったら
あいつに責任取ってもらうからね。
どっちにしろ あいつはクビだ
クビだよ! いいね?

何?
俺は 玉なしじゃないんでな。
僕も 逃げるのには
まだ若過ぎるのかなって。
(店員) 黒真珠のネックレスです。
どうもありがとう。
え~ あっ これ ちょうだい。
これです。
固定資産税の台帳も よろしく。
はい。
(ホスト達のコール)
(みぞれ)
『ドン・ペリ ゴールド』。
(金田) あれ いくらするの?
80万円。
80万円。
ぼり過ぎじゃない?
(シャッター音)
3時40分。
(シャッター音)
8時50分。

あぁ 君 『ひなたハウス』にいた
何で ここに?
あぁ~! どうも
僕 ボランティアなんですよ。
週に2回は
こっちに手伝いに来てまして。
へぇ~ ボランティアなんだ
偉いな。
俺も頑張んなきゃな。
あっ じゃあ 頑張って。
はい。
ん?
これという収穫は なしか。
奥方は 『アスピラシオン』の
理事もやっている。
でも その贅沢は 明らかに
夫婦の収入を超えている。
どうぞ~。
ありがとう みんなも飲んでね
ってか 何でキャバクラなんだ!
ここなら話が漏れないし
逆にネタが入るだろ。
漏れるだろ!
上に出せる証拠がなきゃ
無駄骨だ。
それどころか
あんな はったりかまして。
このままじゃ 俺達は
いい恥さらしだぞ。
隠し口座の証拠でもあればな。
ボランティア。
泥棒なら どこに隠すの?
安心できる場所 イコール
身近な場所?
ボランティア。
あっ 分かった ブラジャーとか?
はぁ?
そんなとこ邪魔で隠さないわよ。
ボランティア。
芯子姉なら?
私?
私か。
昔っから 女が隠す場所は同じ。
どこだ?
あの。
お前 黙ってろ どこだ?
いや でも これ。
うるさいな!
(くしゃみ)
ズル 見~っけ。
(大島) ナイスショット!
奥様 さすがです。
(須麻子) ちょっとさ
飛び過ぎじゃな~い?
気に入らなかったら
また買えばいいよ。
おや?
(大島) 何だ? 君達は。
おい! ルールも知らないのか?
会計検査庁 特別調査課 調査官
角松一郎です。
同じく 堤 芯子。
工藤 優。
何の騒ぎだね。
福祉法人
『アスピラシオン・グループ』は
国民のお金で 介護付き老人ホームを
建設 運営し
巨額の利ざやを生んでいます。
(池之端) 補助金の支給は
手続き上 問題ないはずだがね。
でも そこで
不当に搾取したお金を
長官にキックバックしてたとしたら
どうですか?
これは 奥様が最近買ったものの
一覧です。
このお金は
降ってわいて来たとでも。
一体 何のこと?
集めたんです 情報。
奥様 行きつけの銀座で。
よかったですよ 女性が贅沢を
ひけらかしたい生き物で。
ばかばかしい どこに証拠がある?
そうよ 私達は レシートも
領収書も残してないの。
証拠。
証拠ね。
奥様の あのバッグ
中身 拝見してよろしいですか?
バ バッグ
な な 何のために?
ちょっと! ちょ ちょっと!
ちょっと やめて! あっ!
これが 動かぬ証拠です。
この口紅の中身
隠し口座の印鑑ですね。
昔から女性が隠す場所は
決まってるんですよ。
あれ!?
えぇ~!?
あなた 名誉棄損で訴えるわよ。
ちょっと待ってください これ。
違う それ全然違う。
ん?
香水入れなのに 全然匂いしない。
ちょっと返しなさい あっ!
ビンゴです。
これは 裏口座の印鑑ですね。
パパ~。
金の出どころが分からなければ
意味がない!
その通りです でも
『アスピラシオン』で 1人の
ボランティアの青年に会ったんです。
話を聞くと
彼は無給で働いていました。
ところが この提出された
収支報告書によると
一日当たり 3000円の手当が
支給されています。
ハハハ 3000円
架空計上が3000円か。
アハハハ!
それを私が キックバックか?
そりゃあ いい。
彼は 週何日 働いてるんだっけ?
週2日です。
ということで 3000円×2日。
6000円!
かける1か月で?
2万4000円。
かける1年で?
28万8000円。
かける1ホームのボランティア10人で?
288万円。
かける老人ホーム24件で?
え~っと
6912万円。
かける え~っと 奥様が
理事になって2年ですよね?
(須麻子) はい。
(池之端) おい!
総計 え~っと。
締めて
1億3824万円。
きっちり 黄金の豚に
お返しいただきます。
誰に ものいってんだ!
うるさい!
正義の面の皮 かぶった
この悪党が。
あんたらが奪った その金は
じいさん ばあさんが
幸せになるために
みんなが 汗水流して
働いて払った金なんだよ。
国民を裏切り
年寄りの ささやかな幸せを奪う。
そんな奴ら。
のさばらしておくわけに
いかないんだよ。
待たせたな。
≪池之端長官!≫
≪長官 ちょっと!≫
≪長官!≫
≪長官 ちょっと ひと言!≫
≪長官!≫
≪お願いします!≫
(リポーター)
贈収賄の疑惑があるようですが
本当ですか?
(リポーター)検察も検査庁の報告を受け
動き始めたようですが。
(池之端の咳払い)
金返せ。
たかが! たかが 1億2億の
はした金が何だ!?
私は 1兆2兆の金を扱ってんだ!
分かってるのか!?
日本の福祉は 私が捕まったら
進化は止まってしまう!
分かってんのか~!!
(拍手)
(久留米) あらためて
会計検査庁へようこそ。
けれど 1つだけ忠告しておこう。
Truth lies at the
bottom of a well.
「真実は 井戸の底にある」。
君は その井戸を
のぞいてしまった。
だが それは
一歩でも足を踏み外せば
二度と はい出ることのできない
底なしの井戸だ。
心して いきなさい。
はぁ~。
[TV](明珍) 現役官僚の起訴という
検査庁創設以来の快挙を
成し遂げたわけですが
私は かねてより
社会福祉庁の暗部に目をつけ
部下を叱咤激励し。
政府が長官に1億3000万円の
追徴金を課したそうですね。
奪ったお金は返さないとな。
1円でも100万円でも。
目をそらすな 目を
こっち見ろ。
大変です!
池之端は 依願退職したため
国家公務員
退職手当法3条により
退職金1億3000万円が
国庫より支給されるそうです。
チッ それって。
チャラってことだ。
やっぱりな。
何なんですか これ。
その退職金こそが
無駄遣いなんでしょ!
面白い。
は?
騙し合いなら 負けない。
うわ。
おい待て。
今回は よくやった
だが もう十分だ。
後は おとなしくしてろ。
それから。
3年前 何で 俺 騙した?
100万円なら 返さないよ~。
113万8250円だ
勝手に切り捨てるな!
ケチ。
待て。
何。
ひとの気持 踏みにじりやがって
この結婚詐欺!
うっさいな 聞こえるよ。
何度でも いってやるよ。
詐欺師! 犯罪者!
わわわ!
≪犯罪者?≫
アダム・スミスは いった
「勝つ者は
すべての財産を奪われても
自分という財産がある」と
出会った時の彼女は
残金30円
でも彼女は 確かに持っていた
その財産を