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唯吾分享外交官黑田康作01日文字幕,台词

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[TEL](安藤)人質は 無事 解放されたよ。 ご苦労だった。 やり方は ずいぶん 荒っぽかったな。 (黒田)州警察は ゲリラ組織と結託して 身代金を つり上げてた形跡が あります。 少しくらい 痛い目に 遭わせた方が いいでしょう。 (黒田)まあ あの弟には 同情しますが。 (叫び声) [TEL](安藤)2週間の カジノ経営か。 場所代と 雇った従業員 それに 口止め料。 いったい 幾ら 掛かった? 要求された身代金の額の 半分にも 満たないと思いますが。 [TEL](安藤)最近は 機密費の捻出も 一苦労だからな。 (ツアーコンダクター)皆さん こちらに お集まりください。 次の任務は? [TEL](安藤)外務副大臣の警護だ。 場所は サンフランシスコ WTOの会場。 テロ予告があった。 分かりました。 [TEL](通話を切る音) サンキュー。 [テレビ](リポーター)WTO 農業交渉会議 開催を 2日後に控えた サンフランシスコの様子です。 えー ご覧のように 昨年からの BSE問題の再燃で 牛肉輸入規制を続ける 日本に対し名指しで批判する デモが 行われております。 会議に対する 過激な妨害も…。 (山路)病気持ちの肉を 押し付けようと すんじゃねえよ。 (利香子)あのう 課長。 課長。 (山路)何だよ? 大垣。 (利香子)捜査地図 できました。 (山路)早く言えよ。 そういうことは。 おい。 新富町殺しの捜査地図が できたとよ。 (永井)さすが 地図力博士。 仕事 早いね。 (廣田)うわー。 また 細かく 描いてくれたね。 どうも。 あのう それで 現場に続く 路地に面した ここの通りが 工事中なんで 捜査車両のルートは…。 (山路)分かった 分かった。 見りゃ 分かんだから。 お前 もう いいよ。 あっ はい。 (刑事)失礼します。 新富町殺しの資料です。 (山路)ほい。 (刑事)被害者は…。 (女性警官)大垣さん。 (利香子)はい。 (女性警官)交通安全キャンペーンで 使う 地図なんだけど 大至急 作ってもらえないかしら?(利香子)あっ。 分かりました。 ありがと。 フゥー。 よし。 (廣田)課長。 (山路)うん? (廣田)彼女 そろそろ 捜査に 参加させてやったら どうです? (永井)こないだ 言ってましたよ。 自分も 現場に 出てみたいって。 地図オタクに 殺しの捜査なんか できるかよ。 (利香子)すいません。 大丈夫ですか? (利香子)危ないですよ。 ほら。 起きてください。 起きて…。 (沖田)モーニング。 モーニング。 (職員たち)おはようございます。 (鮫島)当日の警備は 現地警察に 大幅な増員を 依頼しました。 具体的な増員の配置に関しては 次のページを参照してください。 もともと 厳戒態勢を 取っておりましたが 日本を名指しした 爆破テロ予告も ありましたので さらに 万全の警備を 敷いております。 (水野)VIPは もちろん われわれ 日本人スタッフにも 警備の方が 付くことになりました。 色々と 不便な面もありますが 安全のためですので ご理解ください。 それから マスコミ対応の件なのですが。 (沖田)皆さんも もう ご存じだとは 思いますが 今回の会議に 出席される 観上外務副大臣は 3日前に出た 週刊誌の影響で 注目の的に なってます。 (沖田)副大臣目当てに 日本から マスコミが 押し寄せる可能性が ありますが 正規の申請のない者は 全て シャットアウトしますので その点 留意してください。 (立原)東大出身で 元 女子アナ。 タレント議員として 話題に 事欠かない人だよな。 (晴子)幻滅ですよね。 わたし ちょっと 尊敬してたのに。 (沖田)仕事に 私情は 持ち込まないように。 (晴子・立原)すいません。 (沖田)総領事館も この件に関しては 一切 ノーコメントです。 黒田さん。 アテンドする あなたにも マスコミが 接触してくるかも しれません。 くれぐれも 相手にしないように。 分かりました。 (水野)では 話は 以上です。 ≪(ドアの開く音) (鮫島)黒田さん。 先ほどのメモ 見せていただけませんか? 警備配置図に 注意点を 書き込まれていたでしょう。 どこで学ばれたのか 知りませんがなかなか 的確だったので。 どうぞ。 ありがとうございます。 ああ どうですか? これから 一緒に ランチでも。 いえ。 先約 ありますんで。 失礼。[TEL](操作音)(ジョン)ヘイ。 ノー。 (立原)黒田ですか。 あっ。 少々 お待ちください。 黒田さん お電話です。 わたしに? ええ。 霜村さんという方から。 2番です。 お電話 代わりました。 黒田です。 [TEL](霜村)久しぶりだな 黒田。 俺のこと 覚えてるか? お久しぶりです。 (山路)大バカヤロー! 死体 見つけて 何で 消防車なんか呼んでんだ? てめえは。 慌てちゃって。 警察 呼ぶつもりだったんですけど。 そういう問題じゃねえ。 てめえだって 刑事だろうが! すいません。 (廣田)課長。 本庁から 団体さん お着きです。 (鷹村)それでは 捜査会議を始めます。 まず 被害者の殺害状況について 報告 お願いします。 (永井)被害者は 湊 肇 65歳。 横浜大学 医学部 教授。 一昨日の 10月4日 午後8時に 職場を出た後 行方不明に なっており 家族が 警察に連絡をしてました。 (廣田)解剖による 死亡推定時刻は 4日の夜 11時から 明けて 5日の 深夜3時。 後頭部 打撃による 脳挫傷がありましたが 死因は 急性麻薬中毒と 判明しました。 上腕静脈に 注射痕があり モルヒネが 検出されました。 (新居田)現場には 被疑者のものと思われる足跡 遺留品が 複数 残されていました。 状況から見て 発見現場で 殺害され 放置されたものと 思われます。 被害に遭う前の ガイ者の足取り 人間関係 周辺の目撃者の有無 徹底的に 洗いだしてください。 財布が 抜き取られていたので 物取りの線も。 あっ それと。 第一発見者が 所轄内にいると 聞きましたが。 (山路)ああ。 まあ。 (新居田)毎日 通勤で ここを通るなら 不審人物を 見掛けたりしてるんじゃないのか? (利香子)そういう記憶は ちょっと。 (新居田)なら 最初に 現場に 立ったとき 何か 感じたことは? (利香子)はっ? (新居田)捜査方針ってのは 最初に 現場に立ったときの 直感と印象で 7割は決まってくる。 何か 感じなかったか? (利香子)感じたこと…。 ああ。 「あっ。 人が死んでる」って 思いました。 すいません。 ほかの目撃者を 大急ぎで 捜し出します。 分かりました。 仕事に 戻ってください。 鷹村。 (鷹村)はい。 (山路)「人が死んでる」って そのまんまじゃねえか。 バカ。 やっぱり。 (山路)おい。 帰んぞ 大垣。 ったく。 大恥 かかせやがって。 (利香子)すいません。 でも 課長。 でもも くそもねえ。 帰ったら 始末書だ。 (利香子)あそこのコスモス 奇麗なんです。 (山路)えっ? (利香子)それで わたし いつも 通るたびに 見てるんです。 何ていうか 元気を 分けてもらえる気がして。 (山路)安心しろ。 コスモスには そんなつもりは ねえよ。 (利香子)違うんです。 だから わたし 昨日も この道 通って 空き地の方 見てるんです。 お昼に出たとき。 月島の地図 作ってからでしたからたぶん 2時ごろに。 でも そのときは 死体が あるなんてこと 気付きませんでした。 何が 言いてえんだよ? つまり 被害者は ずっと あそこに 放置されてたんじゃないと 思うんですけど。 どこか 別の場所で殺されて お昼から わたしが 見つけるまでの間に ここに 運ばれてきたとか? 課長? お前が 見落としただけなんじゃ ないのか? そんなことないと 思いますけど。 じゃあ 何か? 捜査本部の見解が 間違ってるとでも 言う気か? (利香子)でも…。 (山路)帰んぞ。 やっぱ お前は 地図 作ってる方が お似合いだ。 ♪♪(BGM) (霜村)よう。 来たか。 ええ。 (霜村)11年ぶりか。 ずいぶん たったな。 ええ。 こちらへは? (霜村)うん。 新型感染症に関する ブリーフィングが あってな。 まあ 小規模だから マスコミにも 政府にも 相手にもされてない。 今は WTOの会議 一色だろ。 (霜村)医者として ほそぼそ やってるよ 俺は。 お前 あれから 日本には? いえ。 あれから お互い 変わったよな やっぱり。 (銃撃音) 《うっ!》 (霜村)《黒田。 自分を 責めなくていい》 《お前の判断は 正しかったんだ》 (霜村)エクスキューズ ミー。 (霜村)言っとくけど 俺が 外務省 辞めたのは あの事件のことが 理由じゃないぞ。 何も起きなくても どのみち そうしてた。 あのころの 俺の口癖 覚えてるだろ。 医療から 国際貢献を。 そのつもりで 外交官に なったんだけどな。 医者の道を 蹴って いざ 外務省 入ってみたら 役所の中に いたって 何も 変えられないってことを 思い知らされただけだ。 そうですかね。 お前だって ホントは 分かってると 思うけどな。 でも まあ 辞めたからって 何が どうなったわけじゃない。 (霜村)無力な人間は どう あがいたって 無力なもんさ。 すまん。 久しぶりなのに 愚痴った。 すまん。 ホテルまで 送ります。 市内ですよね? (霜村)ああ 大丈夫だ。 そんな 酔っちゃいないから。 霜村さん。 やっぱり。 霜村さん? (霜村)こんなことに なるなんて…。 すまない 黒田。 すまない。 (鷹村)管理官。 これ 見てください。 (新居田)この情報を どこから? (鷹村)被害者の周辺を 調べている最中に 家族から 証言が。 被害者は この訴訟の被告でしたが裁判には 勝訴しました。 (新居田)しかし 聞いたことないなアトロン薬害訴訟なんて。 (鷹村)どうも メディアに対して 圧力が かかってたようですね。 いずれにしても 恨みを持ってる 連中は 山ほど いるってわけか。 (山路)管理官。 うちの捜査員の報告で 現場に残されてた 遺留品の 持ち主が 特定できました。 やっぱり 医者でしたよ。 本ボシで 間違いありません。 分かりました。 すぐ 会議を。 (永井)課長。 栄養ドリンクと カップ麺 買ってきましたよ。 (山路)おう。 会議 始まんぞ。 (一同)はい。 (鮫島)お疲れさまでした。 会議の間 同行させていただきます。 総領事館の黒田です。 (観上)黒田さん? ええ。 あなた イタリアで 大活躍なさった方? 前大臣の 川越さんから 伺ってるわ。 2人だけのときに 話した方が いい話なのかしら? どうぞ。(リポーターたち)観上副大臣 スキャンダルについて 一言…。 雑誌の男性について 一言 お願いします。 雑誌の男性について…。 (白山)現在 アメリカ側から 提示されている 牛肉の 輸入規制 緩和要求については…。 行きましょう。 (白山)受け入れられないと 言うよりありません。(代表者)サンキュー ソー。 (代表者)ダンケシェン。 先ほど アメリカ側からの 発言にも ありましたが 現在 日本では アメリカ産 牛肉の輸入を 規制しております。 昨年末 アメリカで BSEが 発生して以来 わが国は アメリカからの 牛肉 輸入を 規制していましたが アメリカ側の 輸入規制解除の 要求に対し われわれは 全頭検査を行うことを 条件に 輸入規制を 緩和しました。 しかし…。 失礼。 (白山)それに伴い 米国農務省 監査局の BSE対策実施状況に 関する…。 [マイク](白山)また 原因不明で 歩行困難の牛 18頭が 食肉処理されていたことも…。 外の警備に 連絡してください。 (鮫島)えっ? リストに なかった顔が 1人 交ざってました。 (鮫島)まさか。 それから 屋内に 爆発物がないか 再チェックを。 出席者は 直ちに 避難させるべきです。 (立原)まずいですよ。 会議は もうすぐ 終わりますし 記念撮影も ありますから それまでは。 安全確保が 最優先だと 思いますが。 (立原)でも 僕らの独断じゃ…。 (鮫島)とにかく アメリカ側の担当者に 連絡を。 [マイク](白山)アメリカ側が その安全性を 態度を持って 示していただかないかぎり 規制緩和は 考えられないという…。 (鮫島)1階の ごみ箱に 不審物が。(銃声) (悲鳴) 下がっててください。 (銃声) 大丈夫よ。 それより さすがね。 あなた。 何を考えてるんですか? あなたは。 (鮫島)大丈夫ですか? (立原)おケガは ありませんか? ありがとう。 (立原)取りあえず あちらに。 (水野)黒田さん。 あなたが…。 あなたが 最初に 過激派の潜入に 気付かれたそうですね。 一人のケガ人も 出さずに 済んだのは あなたの機転の おかげです。 総領事。 今すぐ 警備員 全員の 事情聴取を 行ってください。 (沖田)どういうことですか? アメリカは 世界最高峰の テロ対策を誇る国です。 現に 警備は 完ぺきでした。 にもかかわらず こうも簡単に 部外者が 潜入できたのは 不自然です。 それは つまり 内通者が いたと? おそらく。 ですから すぐに調査を。 分かりました。 アメリカ側に すぐに連絡します。 [テレビ](記者)それでは 輸入規制緩和について アメリカ側と 再度 協議されるということですね? [テレビ]今回の騒動は 一つの教訓と 考えております。 暴力的行為は 許されませんが 日本の排他的な 食料政策が 国際的に 批判されていることも 事実です。 互いに 妥協点を探る方向性で 考えたいと思います。 [テレビ](白山)アメリカ側からも 妥協案が 提示されました。 検討の余地は あると 考えています。 [TEL](バイブレーターの音) ハロー。 (銃声) (銃声) [TEL](バイブレーターの音) もしもし。 (観上)ありがとう。 お誘いを 受けてくださって。 こちらも 伺いたいことが ありましたから。 (観上)気が合うわね。 (観上)会議が 終わってからの方が スケジュールは 詰まってるのね。 あちこち 観光するのが 外遊だなんて。 政権が かわったのに 海外に出れば 相変わらずの 接待漬け。 あきれたものだわ。 あなたの パフォーマンスにも かなり あきれましたが。 あのときの映像は 全世界に 流れました。 スキャンダルを 払拭するのに 役立ったはずです。 (観上)人聞きが 悪いわね。 人の命懸けの行動を パフォーマンスだなんて。 犯人は 発砲したのよ。 弾の入ってない銃で 人は 殺せません。 (銃声) 弾痕は どこにも 見当たりませんでした。 あれは ただの空砲です。 あの騒ぎは アメリカ側と 外務省が仕組んだ 芝居でしょう。 あなたは 初めから あれが 空砲であることを 知ってた。 だから あんな大胆な行動を 取ることができた。 違いますか? 外務省は 牛肉の 輸入規制緩和の 落としどころを 探ってた。 下手に譲歩すれば 国民から 大批判を受ける。 だから 反対デモや 過激派を 仕立て上げ アメリカが 切実な思いで 日本に 規制撤廃を 求めてるよう 印象づけた。 そうすれば 国民に 妥協案を 納得させる 下地ができる。 一つを 突っぱねれば 別のものが 押し込まれる。 それが 外交よ。 その取引の中で より ベターなものを いかに選択するか。 それが わたしたちの仕事。 わたしは 今回の選択は 間違っていないと 確信してるわ。 相手が アメリカの場合 特にね。 時には 闘うことも 必要では? 同感だわ。 100年後 もう少し 世の中が 変わったとき。 今回の選択が 日本国民のために なるっていうのなら 嘘も 許されます。 ですが 外務省や あなた自身の 利益のためだとしたら それは 単なる 裏切りです。 今のポストに 就いてから 予算について 調べたわ。 これまで 放任されてきた 省内の無駄を 省くためにね。 そしたら 気になる部署があったの。 知ってるでしょ? 邦人テロ対策室。 海外のテロに関する 情報収集室らしいけど 規模と人員の割には 随分な予算が つぎ込まれているのよねぇ。 なぜ わたしに そんな話を? 噂を聞いたの。 邦人テロ対策室には スパイまがいの職員を 海外に 派遣している 裏の顔があるって。 あなたも その一人? もし 事実なら 放っておけないわよね。 省内でも 一部しか把握していない詳細不明の部署。 映画じゃあるまいし。 国民に開かれた政府を 標榜して できた 政府に そんな秘密が あるなんて 国民への 裏切りだわ。 裏切りに対する 考え方が 違うようですね。[TEL] 黒田です。 [TEL](安藤)WTOの テロの件 やはり ただの芝居だったようだ。 それから 外務副大臣の 観上さんが取った 行動も 君の予想どおり…。 彼女の スタンドプレー。 [TEL](安藤)ああ。 あの場で 犯人を 説得するなんて 筋書きは 用意されていなかったらしい。 事実関係を知る連中は 相当 頭にきてるようだ。 でしょうね。 [TEL](安藤)君は どうして 分かったんだ? 輸入規制緩和に 持っていくための自作自演なら テロ騒ぎだけで 十分です。 彼女が 目立つ必要は まったくない。 [TEL](安藤)なるほど。 いずれにせよ つまらない 出来レースに 送り込んで 悪かったな。 いえ。 次は どこへ? [TEL](安藤)しばらくは そっちで 待機だ。 たまには 普通の外交官の 仕事をしてないと 目立つ。 副大臣が うちのことを 調べ回っているらしいからね。 気を付けないと 足元を すくわれる。 スパイ呼ばわりされました。 [TEL](安藤)彼女は 本気で 外務省を 開かれた組織に したいようだな。 フフッ。 どうでしょう。 芝居に 参加してた以上 彼女も これまでの政治家と 変わりありません。 貪欲さと 度胸は認めますが。 ありがとう。 (新居田)被疑者は 霜村 毅 45歳。 元 外交官で 現在の職業は 医師。 NPO 医療団体 ボーダレス エイド 主催者。 (永井)現場から 発見された 複数の足跡の中に 霜村のものがあり 遺留品も 本人のものと 確認されております。 指紋も 採取されました。 (廣田)えー。 また 霜村と 被害者の 湊教授は 古くから面識があり 医療行政を巡って 対立関係に あったとのことです。 (新居田)霜村は 事件後 渡米したまま 帰国していない。 現在 外務省に 照会してるから 裏が取れしだい 捜査員を 派遣して…。 (新居田)チッ。 たった今 情報が入った。 被疑者 霜村 毅が サンフランシスコで 投身自殺したそうだ。 (刑事たち)自殺? サンフランシスコか。 ≪(ドアの開く音) (吉野)総領事館の方ですか? (吉野)たった今 霜村 毅氏の 検視が 終わりました。 あのう。 身元に 間違いは? (吉野)損傷が 激しいので 見た目で 判断は できませんが 日本から 送られてきた 身体データとは ほぼ 一致しています。 所持品や 目撃者の証言から 考えても まず 本人で 間違いないでしょう。 (吉野)日本で 彼が起こした 事件のことも さっき聞きました。 お知り合いだったんですね。 ええ。 (吉野)わたしは これから 死亡診断書を 作成します。 どうぞ お別れを してあげてください。 どうして 俺に 会いに来た? (山路)被疑者 死亡か。 締まらねえ オチだな まったく。 (永井)はい。 (利香子)あのう。 課長。 (山路)うん? 何だ? (利香子)報告書に わたしが 話したこと 書いてなかったので。 (山路)別のところで 殺されて 遺体を 空き地に 放置したって話か? 裏も取れてねえのに そんなもの 載せられっかよ。 でも 一応 目撃証言ですから。 (山路)しつけえな。 遺留品は 全部 霜村のもんだ。 あやふやな 目撃証言より よっぽど確実な 証拠だろうが。 そうですけど。 (山路)本ボシは 霜村で決まりだ。 で 野郎は くたばった。 後は 裏 取って この事件は しまいだよ。 分かりました。 ああ 大垣。 (利香子)はい。 お前 パスポート 持ってるか? (利香子)えっ? (利香子)あのう。 霜村 瑠衣さんですよね? あっ。 わたし 佃署の 大垣 利香子と申します。 あのう。 サンフランシスコまで 同行させていただくと ご連絡してあったと 思うんですけど。 捜査のためにですね 証拠品ですとか あと 被疑者の遺体の 確認を する必要…。 あっ…。 もちろん それだけじゃなくて ご家族が 未成年ということですので 身の回りの お世話とか 手続きとか 色々 お手伝いするよう 言われてます…。 あのう。 タクシー 拾います。 ここからだと 環八から 高井戸で 高速 乗ってくのが 一番 早いですから。 よし。 完ぺき。 (利香子)わたし 海外 初めてなんで 迷わないようにって 思って。 (利香子)あっ。 別に 観光気分とかそういうわけじゃ…。 何ていうか わたし 昔から 地図 見るのが好きで。 知ってる? 日本地図センターってところで やってる 地図力検定試験。 わたし 高校生のときに その試験で 満点 取って…。 (瑠衣)黙ってて。 ごめんなさい。 (利香子)うわ。 みんな 英語。 ねえ。 瑠衣ちゃん。 おトイレ 行きたくない? わたし ちょっと おなか 痛くなってきちゃったんだけど。 あっ。 じゃあ わたし 行ってくるから ここにいて。 絶対 いてね。 すぐ 戻ってくるから 動かないでね。 (立原)株 上げましたよね 観上副大臣。 日本でも 男性スキャンダルは 一掃されたらしいですよ。 霜村さんの お嬢さんですね? お迎えに上がりました。 あのう。 警視庁の方が 同行されるって 聞きましたけど。 (瑠衣)わたし 一人です。 (立原)では こちらへ。 (立原)ご遺体は サンフランシスコの病院です。 本来なら ご家族に 確認してもらうんですが 損傷が かなり激しいため 所持品だけでも チェックしていただいて…。 お父さんかどうか 確認してもらえるね? その方が 君も 納得できると思う。 (立原)黒田さん。 確認します。 ≪(ドアの開く音) (吉野)どうぞ。 パパのです。 霜村さんは 正義感の強い人だった。 外交官時代は よく 日本の医療技術を もっと 海外支援に 使うべきだと 話してた。 満足な治療も 受けられずに 苦しんでる人たちを 日本は もっと 救うべきだと。 命の価値を 誰よりも よく 知ってる人だった。 何かが あったんだ。 だから 彼は。 留守電。 アメリカに行く 直前の。 [TEL](霜村のメッセージ) 「アメリカに行く前に どうしても 瑠衣に 伝えておきたいことがあって」 「ママが 死んでから 瑠衣には つらい思いばっかり させてきたな」 「ホントに 悪いパパだったと 思ってる」 (霜村)《しっかり 勉強して 立派な大人になるんだよ》 《パパと ママは…》 《いっつも 瑠衣を 見守ってるからね》 《じゃあ。 バイバイ》 (瑠衣)まるで 遺言でしょ。 パパが 立派だってことは 分かってた。 ママのこと すごく 大切にしてたことも。 (瑠衣)でも ママが いなくなって わたし ずっと パパのこと 責めてた気がする。 パパと もう ずっと 口 利いてなかった。 ママが 死んだことを きっと わたしより ずっと 悲しんでたはずなのに。 何で 死ぬのよ。 (瑠衣)今度 帰ってきたら…。 もう少ししたら ちゃんと 話せると 思ってたのに。 (利香子)あっ あのう。 総領事館の方ですか? わたし 警視庁 佃署の 大垣と申します。 霜村 瑠衣さんの付き添いか? (利香子)あっ そうです。 空港で はぐれちゃって。 で 病院に行ったら もう 皆さん 帰ったって言われて。 彼女なら もう ホテルに送った。 (利香子)あっ あのう。 お願いがあるんです。 あっ… 急だったもので。 両替が 間に合わなくて。 後は 書類が整えば 帰国できる。 しばらく ホテルで 待機してください。 (瑠衣)チャイナビーチに行きたい。 (利香子)チャイナビーチ? プレシディオの西側にある 入り江? (利香子)地図で 見たんです。 それ以外は 何も 分かりませんけど。 ゴールドラッシュのころ 中国人の集落があった 場所だ。 どうして そこへ? パパ 言ってたから。 死んだら そこに 骨 まいてほしいって。 新婚旅行で行った パパとママの 思い出の場所なの。 分かった。 (利香子)瑠衣ちゃん。 かわいそう。 あの年で 両親が 亡くなるなんて。 留守電で 最後の お別れなんて つら過ぎますよね。 霜村さんは どうして 黒田さんに 会いに来たんでしょうか? えっと。 だって 10年以上も 交流なかったんですよね? なのに わざわざ サンフランシスコまで お別れしに来るなんて。 別れを 言いに来たのかどうか 分からない。 思い詰めた様子では あったが。 それは 日本で事件を起こして 逃げてきたわけですし。 自殺するつもりだったんですから なおさら。 (利香子)うん? 自殺するなら わざわざ 海外に 来なくていいですよね。 あっ でも 海外に来ること自体に 何か 意味があったとか。 黒田さんに 何か 伝えたいことが あったとか。 (利香子)あっ いや。 一応 刑事なんで わたし。 ほかには? えっ? ああ。 えっと ほかには…。 (利香子)《すいません。 起きてください》 《起きて…》 (新居田)《状況から見て 発見現場で殺害され 放置されたものと 思われます》 (利香子)《被害者は ずっと あそこに 放置されてたんじゃないと 思うんですけど》 《どこか 別の場所で殺されて お昼から わたしが 見つけるまでの間に ここに 運ばれてきたとか》 報告書に そんなことは 書かれてなかったが。 上司から 見間違いだって 言われて。 もし それが 事実なら 事件は 大きく様変わりする。 えっ? 霜村さんが 午後に 死体を遺棄することは 不可能だ。 そのとき 彼は サンフランシスコ行きの 飛行機の中に いた。 でも 現場の遺留品は 全部 霜村さんのものなんです。 あやふやな 目撃証言より ずっと確実な 証拠で。 だからこそ わざと残した 可能性もある。 彼に 罪を着せるために。 東京に帰ったら 上司に 掛け合うんだ。 事件を このまま 終わらせないように。 あっ でも 本当は わたし 捜査地図 作るの専門で。 このままじゃ 無実の人間が 殺人の罪を着せられるんだぞ。 亡くなった霜村さんには もう 真相を語ることは できない。 不審点があれば 徹底的に 調べるのが 警察の仕事だろ。 どこ 行くんだ? (利香子)戻るんです。 日本に。 わたしだって ずっと おかしいと思ってたんです。 自分の記憶に 自信ありますから。 一人で 帰る気か。 ≪(物色する音) (銃声) (銃声) (英語) (サイレン)(落ちる音) 吉野さん…。 《どうぞ。 お別れを してあげてください》 (利香子)じゃあ わたしは これで。 あのう。 わたし 頑張るから。 事件のこと ちゃんと調べるからね。 あっ。 でも あんまり 期待されちゃうと わたしじゃ ちょっと あれだけど。 ≪(ノック) (晴子)黒田さんが 現場にいたのって 偶然じゃないんですか? (立原)そりゃあ 襲われて 追い掛けたって話だからね。 (晴子)でも ニュースだって ただの事故扱いでしたよ。 (立原)表向き そういうふうに 処理してくれって 頼んだんでしょ。 事が大きくならないように。 あの霜村って人との関係も そうだけど もしも マスコミに…。 (晴子)立原さん。 (立原)あっ。 ≪(ノック) (沖田)少し よろしいですか? ええ。 (沖田)市警から 連絡がありまして。 あなたが 亡くなった吉野先生の 経歴などについて 聞き回っていると。 警察に対して 遺品の確認を したいとまで 言ったそうですが なぜ そんなことを? 彼と 自殺した 霜村 毅との 関係を知るためです。 関係? わたしと 吉野医師との接点は 霜村 毅の件以外 ありません。 たとえ そうだとしても それは 外交官である あなたが 個人的に 調べることではないと 思いますが。 黒田さん。 わたしは あなたの 仕事ぶりを 評価してます。 できれば ここに 長く いていただきたい。 あなたも これ以上 海外を 転々とするのは 嫌でしょう。 今日 午後に 矢田部 元総理の 奥さまが お忍びで 旅行に いらっしゃいます。 アテンドは あなたに お願いしますので お迎えに上がってください。 ≪(物音)エクスキューズ ミー。 (アミ)こんな時期に 異動? (西園寺)ええ。 それも 11年間 海外勤務してた人らしいですよ。 (アミ)確か あの人でしょ? WTOの会議で 副大臣のこと かばった。 (美月)えっ? あのニュースで 見た人ですか? ちょっと 渋めの。 (西園寺)そうですけど。 サンフランシスコから うちに来るのも 妙ですよね。 普通は 北米局だと 思うんですけど。 (武井)ふーん。 (大島)何者なんすかね? この人。 (鴨下の せきばらい) (鴨下)君たち。 せんさくは いいから 仕事して。 COMCEの来日まで もう 日がないよ。 (一同)はい。 11年間 海外か。 間違いないな。 (悠木)どういった方ですか? 経歴を見ると 世界各地を転々と されてきた方のようですけど。 (観上)面白い男よ。 その裏にあるものも きっとね。 手元に置いて じっくり 探らせてもらうわよ。 (山路)捨てといてやるよ。 (永井)すいません。 (山路)管理官。 (山路)ご苦労さまでした。 今後の事務処理は こちらで 行いますので。 (新居田)よろしく お願いします。 (山路)お送りして。 (廣田)はい。 (利香子)あっ。 あの 課長。 こないだのことなんですけど。 (山路)しつこいな お前。 帰ってきてから 毎日毎日。 見ろ。 ほら。 たった今 捜査本部は 解散したんだよ。 (利香子)別に 大掛かりでなくて いいので わたしの証言が 見間違いかどうかもう一度 調べてもらえれば。 そんな暇なやつ うちの署には いねえよ。 じゃ わたし 一人でも…。 (山路)バカヤロー。 単独捜査なんざ 百年 早え。 いいから さっさと 地図 作れよ 地図を。 お前の捜査地図 みんな 待ってんだからよ。 [TEL] (山路)はい。 佃署 刑事課。 大垣? ええ。 うちに いますけど。 はあ? 外務省? [TEL](安藤)どうだ? 久しぶりの 日本の空気は。 空気は どこも変わりません。 [TEL](安藤)無愛想な返しだな。 海外じゃ もう少し ユーモアが必要だと 思うけど。 [TEL](通話を切る音) (安藤)わたしが 安藤だ。 電話では 何度も話したが こうやって会うのは 初めてだな。 前任の片岡さんも よろしくとのことだ。 (安藤)早速だが 確かなのか? 霜村の件は。 確かです。 この事件には 必ず裏があります。 このまま 放置することは できません。 (安藤)外交官が 首を突っ込むことでは ないのかもしれん。 わたしの職務は 邦人の命を 守ることです。 すでに 目の前で 一人 亡くなりました。 (安藤)医者の 吉野氏か。 彼と霜村の関係は まだ つかめていない。 また 誰かが 犠牲になるかもしれません。 (安藤)君が こだわるのは 相手が 霜村だからか? いいえ。 これは わたしが かかわるべきことだからです。 なるほど。 (安藤)3カ月間の 本省勤務だ。 それと 君の希望どおり 中南米局に所属できるように 根回ししてある。 あの観上副大臣が 率先して 協力してくれてね。 彼女は 霜村の事件には 興味は ないんだろうけども。 ヘヘッ。 彼女が 興味があるのは 自分の出世と 君のことだ。 わたしのことではなく テロ対策室のことでしょう。 フフッ。 まっ 気を付けて。 堅い話は これくらいにして そばでも食べながら 一杯やるか。 いえ。 すしにしましょう。 チッ。