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(横川)ユニバースシネマ
買収の件
もう一度 先方と
話をしてみてはいかがでしょう
(桝山)話し合う必要性が
どこにある
(横川)強引な買収は
経営陣が納得しません
また もめますよ
(桝山)それなら前のように
全員 切り捨てればいい
≪(吉岡)社長 これを
昨年
骨髄移植を社長が受けた件で
ドナーを買収したのではと
(吉岡)正式に抗議しますか?
いや その必要はない
(吉岡)えっ
いまさら驚くことじゃない
秘書のあなたが
一番よく知ってるでしょ
社長が どういう人間か
(吉岡)おはようございます
社長?
社長
[テレビ](リポーター)IT時代の寵児と
呼ばれた
フューチャー・ステップス
桝山社長殺害事件から
3カ月が経過しましたが
いまだ
犯人逮捕に至っていません
強引な買収で
桝山社長を恨んでいた関係者は
各方面にわたって
多数いたとみられています
(リポーター)横川さん
このたび正式に
株主総会で 社長に就任することが決まったそうですが
一言お願いします
無念の死を遂げた
桝山社長の分まで
会社を盛り上げていく所存です
また 一刻も早く
犯人が逮捕されることを
望んでいます
(リポーター)ありがとうございます
(リポーター)今後も
桝山社長のような
強引な買収を
引き継ぐおつもりでしょうか
(リポーター)犯人に
お心当たりはないんですか?
(高木)被告人 木戸 聡史は
平成18年6月22日
六本木に所在する
フューチャー・ステップス株式会社社長室において
同会社社長 桝山 一弘に対し
殺意を持ってナイフで
その胸部を 1回 突き刺し
同人を殺害したものである。
罪名および罰条 殺人。
刑法 第199条。
被告人。
今 読まれた事実について
何か意見はありますか?
(木戸)はい あります。
(桜木)えっ?
(裁判長)起訴状と
違う点があるなら述べてください。
わたしは犯人じゃない。
(ざわめき)
(裁判長)静粛に。 弁護人ご意見は。
(黒崎)はい。
今回 特命捜査対策室が
再捜査に当たったそうですが
捜査にミスがあったと
考えています。
(黒崎)本件の殺人事件の犯人は
被告人ではありません。(黒崎)警視庁特命捜査室の
倉田警部ですね?
(倉田)はい。
(黒崎)まずは再捜査に当たり
当事件の犯人が
被告人であると判断した経緯を
詳しく説明していただけますか?
(倉田)2カ月前です。
(倉田)再捜査だ
どの事件ですか?
(倉田)4年前の
六本木IT社長殺人事件だ
(塚本)ああ あの
「金で買えないものはない」の
(高峰)確か強引な買収で
怨恨の動機のある容疑者が
多数いた事件ですよね
(深沢)でも当時は
容疑者 誰一人として
犯行に結び付く物証は
見つからなかった
(倉田)今回
まったく違う線が浮上した
現在は退社してるが
かつての秘書で
事件の第1発見者の
吉岡 知加子からの
有力な情報だ
居酒屋で
偶然 近くに居合わせた男が
当時
被害者が愛用していた腕時計を
身に着けていたらしい
腕時計
しかも彼女は
その男に見覚えがあった
えっ?
(倉田)被害者の会社があった
ビルは
東京国際警備という会社が
警備に当たっていた
その男は そこに派遣されてる
警備員らしい
(白石)警備員。
そりゃまた意外な線ですね
裏取りをして
すぐに解決するぞ
(一同)はい
(倉田)もう一度 聞くぞ
どうして この時計を
お前が持ってたんだ
それに この古美術のナイフは
当時 社長室にあったものだ
形状から見ても
凶器であることは間違いない
それが なぜ
お前の自宅にあったんだ
(ボールペンのノック音)
(塚本)いつまで耐えられっか
見ものだね
(高峰)木戸は感情を
自己抑制できるタイプじゃない
(深沢)すでに
体の方が我慢できなくなってる
(ボールペンのノック音)
俺だよ 俺がやったんだよ
なぜ殺した
目だよ 目
あいつの人を見下したような目
ずっと気に入らなかったんだよ
証拠を突き付けると
被告人が自白したと。
はい。
(黒崎)だが その自白は
あなたの不当な取り調べにより
強要されたものではないですか?
(黒崎)あなたは被告人に
長時間にわたり
ボールペンを
カチカチと鳴らし続けた。
いや それだけじゃない。
わたしが被告人から
聞いたところによれば
時に髪を引っ張ったり
足を蹴ったり
耳元で「お前がやったんだ」と
大声で怒鳴り散らした。
被告人は心身ともに疲弊し
思わず「やった」と言ったんです。
(白石)でたらめだ!
倉田は そんな不当な
取り調べなんかやってない!
白石さん 落ち着いてください。
(白石)犯人そいつだ。
言い逃れしやがって。
白石さん。
(裁判長)そこの方
次に発言をすると
退廷を命じますよ。
座ってください。
(黒崎)あなたは
ご自身が経営するバーで
被告人と被害者が
酒を飲んでいるのを
見たことがある。 そうですね。
(田中)はい。 時々
一緒にいたのを 覚えています。
2人が顔見知りなんて初耳です。
(黒崎)被告人と被害者は
懇意にしており
よく酒を酌み交わす仲でした。
腕時計もナイフも
生前に譲り受けていても
何ら おかしくはない。
ナイフには血液反応があったが
DNAの特定は
できなかったはずです。
(高木)異議あり。
それは強力な溶剤で
血液組織が
破壊されていたからです。
その証拠は検出されてます。
(黒崎)だからといって
そのナイフで被告人が
被害者を刺したとは言えない。
裁判長 以上の点からも
被告人が 当事件の
犯人であるという証拠は
全て憶測の域を出ていません。
証人尋問 終わります。
(高木)どうして顔見知りの事実を
見逃していたんですか。
申し訳ありません。
(高木)もしもの場合
どう 責任 取るつもりですか?
(倉田)わたしを捜査から外せと
検察から一課長に
抗議が入ったと聞きました。
(長嶋)ああ。
(倉田)申し訳ありません。
ただ この事件は 最後まで
わたしが責任を持ちたいんです。
再々捜査 やらせてください。
(長嶋)お前が外れたら
誰が指揮を執るんだ。
一課長には そう説明したよ。
頭を下げてくださったんですね。
それより倉田 必ず解決しよう。
うちで止められなければ
一生 未解決のままだ。
はい。
(塚本)だって
証拠が挙がってんだぜ。
どう考えても犯人は木戸だろ。
弁護士も「被害者を刺したとは
言えない」とか
「憶測の域を出ていない」とか
すごく あいまいな言い方でした。
それが狙いだ。
裁判でグレーゾーンに持ち込めば
嫌疑不十分で無罪となる。
不当な取り調べだと強調したのも
そのためだ。
そんな。
(白石)要は 疑わしきは罰せずだ。
(高峰)全ての証拠を
顔見知りの1点で
ひっくり返されたわね。
(倉田)正式に うちが
再々捜査をやることが決まった。
証拠および自白を含めて
木戸が犯人なのは間違いない。
ただ俺たちの捜査に
ミスがあったのも事実だ。
次の公判までに 何としてでも
新たな証拠を見つけ出す。
二度と失敗は許されない。
再々捜査のポイントは
見逃していた
被害者と木戸が
顔見知りだったという点だ。
(深沢)木戸は
事件当時も再捜査の際も
そのこと ずっと黙ってた。
(高峰)言えない事情が
あったのかもしれないわね。
言えない事情。
(白石)裁判で証言した
バーの店長に
裏取りをしてきますよ。
(倉田)あっ わたしも同行します。
(白石)すいません。
(倉田)あらためて
事件関係者への聞き込みを
徹底的に行ってくれ。
はい。
(一同)はい。
わざわざご足労いただいて
すいません。
(吉岡)いいえ。
犯人が犯行を否認したって
ニュースで見て
気になってましたから。
あらためて
お話を聞かせていただけますか?
桝山社長と木戸が どの程度
顔見知りだったのかも踏まえて。
はい。 前も お話ししましたけど
あの人にとって大事なのは
お金で。
日本トラスト証券を買収?
(桝山)目を通しておいてくれ
(吉岡)先方の小松社長とは
同郷で
父親のように
慕ってたんじゃないんですか?
2人とも 早くに ご両親
亡くした 苦労人同士だって
慕っているふりを
したにすぎない
言っておくが
俺は人は信用しない
もちろん
うちの会社の人間もだ
信用できるのは
しょせん金だけだ
(深沢)携帯電話を
株や為替 古美術の購入などに
使い分けていたそうですね。
(吉岡)ええ
仕事柄 交流は派手でしたが
プライベートの会話をしてるのは
一度も見たことがありません。
友達の1人ぐらいは。
そういうのをつくる人間じゃ
なかったんですよ。
(深沢)でも
警備員とは顔見知りだった。
(吉岡)それが信じられないんです。
人を見下すところがあって
自分より下だと思った人間には
まともに
あいさつさえしない人でしたから。
(深沢)ほかに
何か覚えてることなどは?
(吉岡)そうですね。
あっ ユメちゃん。
ユメちゃん?
(吉岡)失礼します
(吉岡)社長 それ 子供に人気の
ユメちゃんですよね
このキャラクターの
権利を持った会社を
買収する予定だ
狙いをつけた会社は
外さないはずなのに
その買収の話は
急に立ち消えになったんです。
ユメちゃんって あの
両手に夢をいっぱい持った
猫のキャラクターですよね。
えっと 確か。
こんなんだったかな。
(深沢)貸してみろ。
すごい うまいじゃないですか。
雑誌で 一度 見たことがある。
絵のうまさと記憶力は
関係してるという説がある。
お前の記憶力は
ひどいということだ。
褒めて損した。
(深沢)それで
その話は いつごろのことですか?
(吉岡)確か 殺される
1カ月前ぐらいだったと思います。
強引なやり方で 常に
トラブルが絶えなかったので
それが立ち消えになった
原因かもしれません。
お疲れさまです。
どうですか 再鑑定の方は。
(大森)あのね
再鑑定じゃなくて再々鑑定。
一度 徹底的に調べたものを
あらためて探せって
むちゃぶりもいいところよ。
何か ご機嫌 斜めです?
(竹林)うん けさね
ペットのイグアナの
食欲がなかったんだって。
イグアナ? そんなことで?
(大森)そんなことって桜木。
万が一のことがあったら
どうすんのよ。
(竹林)独身のアラサーにとっては
大事件なんだよ。
(大森)スズキが レタス
食べないなんて 初めてなのよ。
(竹林)えっ
ペットの名前がスズキ?
おい おい おい センスねえな。
(秋山)取りあえず今は
視点を変えて
証拠品の再検証をしてるとこです。あっ お願いします。
(竹林)あっ そうだ
1つ気になることがあんのよ。
あっ はい。
これ あの 被害者の遺留品の
パソコンなんだけど
ほら こんな記事が
わざわざ保存してあんの。
ポストに1,000万。
埼玉県の安藤さん?
何で こんな記事を?
でしょ?
で あと それとね
ブックマークにもね ほら。
あっ ユメちゃん。
(秋山)被害者
ユメラーだったんじゃないですか?
ユメラー?
(秋山)両手いっぱいに 夢を
持っている ユメちゃんのことを
心から愛してる
ファンのことですよ。
あっ でも桝山社長 この会社
買収する予定だったみたいですよ。
(秋山)何? 買収?
そんなのユメラーが許しませんよ。
ちなみに
その食い付きようからすると。
僕もユメラーです。
(竹林)ヤベえ
秋山の意外な一面 見ちゃった。
(大森)秋山 あんたキモい。
(竹林)はい 気にしない。
秋山君はキモくない。
(秋山)ユメちゃん。
(大森)キモいよ。
急性骨髄性白血病
(桝山)HLAという
白血球の型が
適合するドナーが
必要だと言われた
身内だと適合率は4分の1
他人だと何万分の1らしい
(横川)どうなさるおつもりで
俺には身内がいない
でも金があれば何とかなる
俺に合うドナーがいたら
その順番だって金で買う
今まで
金で買えなかったものあるか?
(横川)それから
すぐドナーが現れたので
わたしも驚きました。
(高峰)骨髄バンク側には
金品の受け渡しを
完全に否定されました。
しかし
金で買おうとしたのは事実です。
色々 憶測が流れても
仕方がありません。
どうぞ。
(高峰)当時
会計主任だった あなたは
桝山社長が亡くなって3カ月後
社長に抜てきされましたよね。
わたしが得をしたと
言いたいんでしょうが
それは
取締役会で決まったことです。
(高峰)桝山社長が警備員の木戸と
知り合いだったことについては
どう思われますか?
それは わたしも初耳でした。
あなたは桝山社長が殺される直前
電話で話してますよね。
(横川)再三お話ししましたが
次の買収先の打ち合わせを
していただけですよ。
(塚本)1つ
お伺いしてもいいですかね。
ここにある古美術品ってのは。
(横川)ああ 桝山社長が
趣味で集めていたものです。
そのまま引き取ったんですが
今では わたしの趣味に。
(塚本)ちなみに
お幾らぐらいするもんなんすかね。
まあ 安いもので400万ぐらいです。
あのつぼなんかは
1,000万はしますが。
1,000。 へえ。
(高峰)横川は何かを隠してる。
人は嘘をつくとき
緊張をほぐそうと 無意識に
自分の顔に触れたりする。
塚本さん?
(塚本)んっ んっ?
(高峰)黙り込んで何かあった?
いや 別に うん。
(高峰)おそらく社長の横川は
事件のことで
何か隠してることがありますね。
(倉田)そうか。
だが そうだとしても
そう簡単には口は割らんだろうな。
(高峰)ええ。
(白石)桝山社長と木戸が
たびたびバーで居合わせたのは
事実だった。
だが親しい友人かどうかは
定かじゃないそうだ。
桝山は金が全ての男。
金銭面で 何か つながっていた
可能性がありますね。
木戸に金を積んで 汚いこと
色々やらせていたのかもしれんな。
お金で つながっていた。
(倉田)桝山はネット銀行に
口座を 複数 持っていた。
金の流れを もう一度
調べてみる必要があるな。
(高峰)木戸を派遣していたのは
青山警備保障というところです。
そこも
調べるべきかもしれませんね。
(深沢)確かに 再捜査のときは
個人的な犯行の線だと思って
派遣元は調べてない。
(白石)経済犯専門の
捜査二課の協力も
必要になってくるかもな。
(倉田)そのときは室長に頼んで
調整を図ってもらいます。
(白石)ええ。
経済犯。
指紋も付いちゃってるしな
調べられたら俺。
(倉田)塚本。
(塚本)はい。
どうした お前 顔色が悪いぞ。
(塚本)ええ ちょっと
気分が悪くて。
≪(三井・道尾の笑い声)
あっ 三井ちゃん。
(三井)ネコパンチって
ホント面白いですよね。
(道尾)あっ 分かります。
僕も つぼなんですよね。
つぼ?
(三井)特に
ネコパンチュってネタが好きで。
カワイイ。
(道尾)あっ 僕もです。
三井さんと僕って
ホント一緒ですね 笑いのつぼ。
つぼ?
つぼ つぼ つぼ つぼ うっせえ。
(ため息)
係長も泊まりですか?
ああ 次の公判までに
それほど時間がないからな。
何としてでも
新しい証拠を見つけ出さないとな。
わたしも微力ながら頑張ります。
頼んだぞ。
あっ 桜木 そうだ ほい。
すいません
ありがとうございます。う~ よし。
当たり前のように
また泊まったな カメ。
あっ 室長 おはようございます。
いいかげん お前の給料から
ここの家賃を
払ってもらわないとな。
えっ?
倉田。
(倉田)はい。
(長嶋)お前も飲むか?
(倉田)いただきます。
ありがとうございます。
(長嶋)で どうだ 再捜査の方は。
ああ。
ああって何だい
気のない返事だな。
正直 桝山社長という人間が
よく分からなくて。
再捜査のときから
ずっと感情移入できないんです。
そういう被害者 初めてで。
理解できないか。
とにかく
お金が全ての人なんです。
カメ 人ってのは
そう単純なもんじゃないだろ。
笑っていても 本心は
どう思ってるか分からない。
逆に悲しんでるように見えても
心の中では笑ってるかもしれない。
目に見えるものだけじゃなく
その奥にあるものを
つかまえないといけない。
そうしないと 被害者の死の真相に近づくことはできないぞ。2005年3月
貧血症状が ひどかった
桝山社長は 病院で診察を受け
急性骨髄性白血病だと
診断された
桝山社長の場合
骨髄移植を行わなければ
数年以内に死亡する確率が
非常に高く
すぐに骨髄バンクに登録した
しかし身内がいないため
適合するドナーが見つかる確率は
何万分の1だった
(桝山)いくら金を出しても
駄目なのか
はっ? 待つしかない?
ふざけるな!
結局
適合するドナーはいなかった
もし見つかった場合 お金で
優先的に治療してくれるよう
掛け合ったが
当然 断られた
そして
お金に ものをいわせて
手当たり次第
海外にも当たってみたが
ドナーは見つからなかった
桝山社長は そのとき
どんな気持ちだったんだろう
それから3カ月後
奇跡的にドナーが見つかった
骨髄移植を受け
治療を終えた後
桝山社長は 出版社から
自叙伝の執筆を依頼されていた
「フューチャー・ステップスは
狭いアパートの一室で
大学時代の友人 真野 誠一と
パソコン一台で立ち上げたのが
始まりで…」
(恵里)いつも
ありがとうございます
(真野)ありがとうございます。
ありがとうございました
(恵里)あっ いらっしゃいませ
こんな場末でパン屋か
(真野)お前。 何の用だ
(桝山)かつては
億単位の金を動かしていたのに
100円のパン屋をね
(桝山)1つ もらおうか。
名物のメロンパンってやつを
(真野)お前に売るもんなんか
ない
お前に会社を追放されて
俺は どうやって生きていいか
悩んだよ
でもな 今では感謝してる
縁が切れて
心底よかったと思ってる
そうか
(真野)金が全てのお前には
一生 分からないだろうな
1個100円のメロンパンを
楽しみに待ってくれる
お客さんがいる
それが どれだけ幸せなことか
幸せか
邪魔して悪かったな
それは いつのことですか?
(真野)殺される
2週間ほど前だったと思います。
なぜ あいつが 突然 来たのか
分かりませんが。
桝山社長は 昔から
誰も人のことは信用しない
お金が全ての人だったんですか?
(真野)なあ 会社名どうする
(桝山)はあ
フューチャー・ステップス
ってのは どうだ
(真野)未来への階段?
何か だっせえな
いいんだよ
(真野)昔は よく笑った。
早くに両親を亡くしていたから
人との つながりみたいなものを
大切にするところもあった。
桝山社長が。
(真野)でも よかったのは
会社が上場するまで。
その辺りから資金繰りが
うまくいかなくなって
意見が対立し始めた。
そして あいつは笑わなくなった。
でも 久しぶりに真野さんに会って笑ったんですよね。
桝山社長
奇跡的にドナーが見つかって
助かったんです。
何か感じたことが
あったんじゃないでしょうか。
もう一度 調べてみます。
桝山社長が なぜ
真野さんを訪ねに来たのか。
分かったら また来ますね。
ありがとうございました。
(大森)このナイフ ちょっと
おかしいわね。 視点を変えて
ナイフ自体 調べてみたのよ。
確か これって
19世紀のフランスで
使用していたものでしょ?
ええ
ナポレオンの時代のものですね。
それにしては
柄の金属に含まれてる不純物が
少な過ぎるのよね。
(竹林)んっ? ヤベえ それって。
(塚本)白石さん 白石さん。
ちょっと ご相談があるんすけど
あの。
(白石)はっきりしろ。
(塚本)実は つぼ…。
(倉田)科捜研から連絡が入った。
凶器の古美術のナイフ
柄の金属部分が
最近 加工したものだそうだ。
桝山社長は長年にわたって
神戸にある古美術商から
商品を購入していた。
1カ月に1,000万から3,000万程度。
その古美術商
調べてみるべきだな。
あの どういう意味ですか?
(深沢)まだ分からないんですか?
美術品のナイフは
偽物だったんですよ。
へっ?
(深沢)購入した古美術品が
全部 偽物だった場合
買ったと見せ掛けて
金をどこかに
プールしていた可能性がある。
それに木戸が絡んでたのかもな。
脱税目的かもしれませんね。
桝山社長の死後も 社長の横川は
古美術品を買い続けた。
こいつもグルだな。
(塚本)全部 偽物?
係長 その古美術商の件
俺に任してもらっていいっすか。
兵庫県警に知り合いがいるんです。すぐに調べてもらいます。神戸の古美術商のこと
分かりましたよ。
老人が1人でやってる
小さな店なんすけど
何か おかしいんすよね。
はい 登記簿。
(白石)小さな古美術店の割には
何人も役員がいるな。
脱税とは違う目的が
あったのかもしれませんね。
(倉田)よし
古美術商の方は俺と塚本で洗う。
深沢と白石さんは
引き続き青山警備保障について
徹底的に調べ上げてくれ。
(深沢・白石)はい。
作文コンクール。
懐かしいな。
桝山社長が審査員。
ユメちゃん。
埼玉県 安藤。
(竹林)被害者の遺留品の
パソコンなんだけど
こんな記事が
わざわざ保存してあんの
高峰さん これ。
(千尋)「おとうさんは
大くさんでした」
「三か月まえに しごとのかえりに
こうつうじこにあって
なくなりました」
「まい日ないてばかりだったけど
なくなるまえ
おとうさんが こつずいいしょくがひつような かんじゃさんの
ドナーになっていたことを
おもいだしました」
「かんじゃさんが
げん気になったと わかったとき
おとうさんは
すごく よろこびました」
「わたしも うれしかったです」
(千尋)「わたしは
おとうさんに
大すきな
ユメちゃんの びんせんで
かんじゃさんに
おへんじをかいてと
おねがいしました」(千尋)「おとうさんは
天ごくに いっちゃったけど
おとうさんのおかげで
げん気に生きている人が
いるとおもうと
わたしも ちょっとだけ
げん気になります」
(佐希子)作文コンクールの後
主催した新聞社の
佐藤さんという方から
娘に手紙がありました。
(高峰)失礼します。
(佐希子)それが きっかけで
娘は佐藤さんと
文通をしていたんですが
その方が。
(高峰)おそらく
桝山社長の可能性が
高いと思われます。
分かんねえもんだな。
桝山社長がドナーの娘と文通ね。
でも 何で 偽名 使ったんだ?
骨髄移植を受けた
患者とドナーの交流には
ルールがあるみたいですよ。
移植後1年以内に2回だけ
骨髄バンクを通して
手紙のやりとりができる。
でも それには 互いの素性が
分かるようなことは書けない。
相手の素性に気付いた後も
そのルールにのっとったのか。
意外に律義だね。
(白石)さすがに
名乗ることはできんだろ。
自分に命を与えてくれたドナーが
不運にも交通事故で亡くなった。
しかも 生き残った自分は
あの「金で買えないものはない」の
悪評高い男だ。
分かった。 すぐに
こっちに持ってきてくれ。
裏が取れました。
(ノック)
(倉田)失礼します。
千尋ちゃんが送った手紙が
見つかった。
廃屋になってる
桝山社長の生家の物置に
保管されていたそうだ。
(千尋)「そういえば このまえ
びっくりすることが
あったんです」
「『おとうさんに
おせわになりました』っていう
お手がみといっしょに
すごく たくさんのお金が
ポストに入っていたんです」
「おかあさんは こまって お金は
けいさつに とどけました」
「お金なんかいらない」
「おとうさんも生きていたら
そういったとおもいます」
このキャラクターの
権利を持った会社を
買収する予定だ(桝山)「千尋ちゃんの
お父さんは
骨ずいバンクに ドナーとうろくをしていたんだよね」
「確かにお金じゃない」
「どんな見返りも求めない
100%の善意が
この世の中にはある」
「お金を放り込んだ人は それが
分からなかったんだろうね」
(高峰)千尋ちゃんは
手紙をくれたおじさんと
3カ月にわたって文通してたのね。
(千尋)おじさん 手紙の中で昔は
ユメちゃんのように
両手いっぱいの夢を
持っていたって。
でも気付いたら その夢は
どっかへ行っちゃったって。
いろんな悪いこともしたって
書いていました。
おじさんは
ホントに悪い人だったんですか?
そうだったかもしれない。
でも 千尋ちゃんに会って
変わろうとした。
桝山さんが最後に書いた
この言葉 本心だと思う。
(千尋)変わろうとしていたのに
何で殺されたんですか?
お父さんは死んだ。
それに お父さんが命を助けた
おじさんまで死んだ。
何で。
桝山社長に何があって
殺されたのか。
必ず真実を突き止めるぞ。
(一同)はい。
白石さん。
(白石)おう。
(深沢)青山警備保障の筆頭株主の
遠田という男
単なる名義貸しでした。
本部のやつらに聞いたところ
いわく付きの人物だそうですよ。
(白石)こいつを
徹底的に洗ってみるか。
(深沢)はい。
(塚本)これ見てください。
この会社も
登記はされてますけども
やっぱり実体のない
ペーパーカンパニーっすね。
(長嶋)この先
幾つのダミー会社を通して
何に つながってるかだな。
捜査二課に協力要請してみよう。
(倉田・塚本)はい。
あの わたし 何が何だか
さっぱり分かんないんですけど。
要は 架空の会社や人間を
隠れみのにして
違法なお金を
どこかに流してるのよ。
桝山社長が
やっていたことなんですよね。
(三井)皆さん
どうぞ召し上がってください。
(道尾)お味噌汁もあります。
(塚本)やけに仲いい感じに
なってんじゃねえか? お前ら。
(長嶋)捜査二課に
詳しく調べてもらったぞ。
神戸の古美術商
ダミー会社の5つ先には
とんでもないものがついていた。
あっ 室長。 遠田を洗ってたら
木戸のいた青山警備保障の裏には
大和会がついてましたよ。
(倉田)とんでもないものが
一致しましたね。
大和会に金を流す?
(桝山)その裏経理の処理を
やってほしい
(横川)そのために
わたしを雇ったんですか
だましたのか
だまされたのは俺も同じだ
(桝山)上場したてのころ
資金繰りが
うまくいかないときがあった
金策に走ったが
どこも金を貸してくれない
そんなとき 出資の申し出が
投資ファンドからあった
俺は わらにもすがる思いで
飛び付いたよ
でも危機を乗り越えた後に
初めて気付いた
大和会が絡んでいたのか
そうだ
(横川)会計主任を探してるって
わたしに話を持ち掛けた
黒崎って弁護士は
青山警備保障の顧問弁護士だ
巧妙に隠しているが
裏では大和会の法律関係の一切を
取り仕切っている
断れば わたしは どうなる
(ため息)
すまない
もう
引き返すことはできないんだ
(倉田)木戸は
大和会の準構成員だった。
あなたの会社の警備に なぜ
暴力団が かかわっていたんだ。
何も話しませんから。
話せば
自分の身に危険が及ぶからか。
桝山社長が
生家に隠し持っていた裏帳簿だ。
(倉田)神戸の古美術商を通して
大和会への不正な金の流れが
記されている。
あなたの身柄は
われわれが責任を持って守る。
だから 全部 話すんだ。
それとも 金を
むしり取ってるやつらの影に
一生おびえて暮らすのか?
(高木)当事件の犯人は やはり
被告人に間違いありません。
指定広域暴力団 大和会の
準構成員である被告人は
警備員として
被害者の会社に入り込み
常に被害者の行動を
監視していました。
それは
プライベートにも及んだため
バーで居合わせることもあった。
被告人は
被害者殺害の実行犯ですが
これは暴力団による
組織的犯行だったとも言えます。
異議あり。
当事件に大和会が絡んでいるなど
バカげた憶測にすぎない。
憶測ではありません。
現フューチャー・ステップスの
横川社長は
身柄の保護を条件に
取り調べにおいて
事件の真実を話しました。
(横川)大和会と縁を切るって
どういうことですか
さっき向こうに
連絡を入れたところだ
この会社なら
あいつらにくれてやる
俺は
一から やり直すことにした
ちょっ ちょっ ちょっ
ちょっと待ってください
じゃあ わたしは
横川。 悪いが お前も
身の振り方を考えてくれ
うっ
社長。 もしもし 社長
(木戸)やつなら
今 刺したところだ
誰だ 貴様
横川 組織を裏切ったら
お前も同じ目に遭うぞ
(木戸)上からの指示がなくても
俺は あんたを殺してたかもな
(木戸)いつも
見下しやがって
しょせん お前も
組織に使われてるだけだろうが
(裁判長)弁護人
今の発言について ご意見は。
ありません。
おい
守ってくれんじゃなかったのかよ。
(塚本)ヘドが出んな
やくざの論理ってやつは。
あの弁護士も やぶ蛇だったわね。
桝山社長と木戸が顔見知りだって
切り札を出したのは。
(黒崎)まさか横川が裏切るとは。
はい すぐに対応を。 失礼します。
逃げ切れると思うなよ。
警察は どこまででも追う。
亡くなった命を無駄にはしない。
(小学生)おじさん
言われたとおり買ってきたよ
はい
(桝山)ありがと
はい これは君の分だ
(小学生)ありがとう バイバイうまいな
(桝山)「今日 友だちの作った
メロンパンを食べたんだ」
「すごく おいしかったよ」
「千尋ちゃんのお父さんが
言ってたように
命とか 家ぞくとか 友だちとか
お金で買えないものは
この世の中には
いっぱいあるね」
(桝山)「おじさんは
そういうのを
これから大せつにしたい」
「変われるかな」
「でも生まれそだった家で
一から やり直してみようと
思ってるんだ」
うっ(桝山)最近 俺さ
でっかい会社のビルがあれば
よく見上げるんだ
いつか これよりも
でっかい会社をつくって
上まで
駆け上がってやるぞってな
でもさ 上ばっか見てたら
首が痛くなっちゃってよ
バカだな お前
(真野・桝山の笑い声)
(桝山)なあ 真野
(真野)んっ?
いつか2人で 頂点 立とうな
ああ。 やれよ 早くじゃあ あいつ 変わろうとして。
はい 真野さんを訪ねた理由も
書かれていました。
謝りたかったそうです。
仲直りして
できれば昔に戻りたいって。
あのころには戻れませんよ。
えっ?
きっと あいつも そのことは
分かっていたと思います。
お互い別の人生を選んだんです。
あのころには
どうやったって戻れない。
(真野)それに今となっては
戻りたくても戻れない。
あいつは この世に もういない。
(真野)伝えてくれて
ありがとうございました。
あのとき
「幸せか」って笑った桝山の顔。
一生
忘れられそうにありませんよ。(桝山)最近 俺さ
でっかい会社のビルがあれば
よく見上げるんだ
いつか これよりも
でっかい会社をつくって
上まで
駆け上がってやるぞって
でもさ 上ばっか見てたら
首が痛くなっちゃってさおい カメ
何してるんだ そんなとこで。
あっ。 あっ これ 桝山社長の
昔 友達だった人が作った
メロンパンです。
室長も どうぞ。
そうか。
桝山社長は
ただ純粋に夢を見てたんです。
なのに いつの間にか
周りの思惑に からめ捕られて。
確かに悪いことをした。
でも最後には 一から
やり直そうと思ってたのに。
カメ 人ってのは
そう単純なもんじゃないって
言っただろ。
それは
生きていくってことも同じだ。
大事なものは
失ってから気付くことも多い。
必ず思いが相手に伝わるとは
かぎらない。
変わろうと決心した瞬間に
殺されることだってある。
何だか 悲しくて切なくて。
それはカメが
いい面も悪い面も含めて
桝山社長が 必死に もがいて
生きたさまに 触れたからだ。
うん うまい。 カメ 食べてみろ。
うん。(男性)こちらです