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(三枝)すまないな 遅くまで付き合わせて (院生)いえ 研究発表まで 時間がありませんから (警備員)遅くまで お疲れさまです (三枝)どうも (三枝)お前 浅井さんを (院生)警備員さん! 警察! 警察を呼んでください! (三枝)あいつです! (警備員)待て!(父親)りょう君。 りょう君 帰るよ。 何やってんの? (りょう)お父さん これ何? (父親)おっ? (桜木)痛え 痛てててて。 寝違えた。 あっ! 今日って14日ですよね。 (白石)そうだな。 は~ 忘れてた。 昨日 わたしの誕生日だった。 (高峰)26になったんだっけ。 はい。 たまってた始末書 片付けてて すっかり忘れてました。 (白石)係長も忘れたのか。 えっ? (白石)係長 ああ見えて まめなところがあってな。 みんなの誕生日には こっそりと プレゼント贈ってくるんだ。 俺は この老眼鏡もらった。 (塚本)俺はイタリアのサングラス。(高峰)わたしは 子供が行きたがってた 遊園地のチケットをもらったわ。 (深沢)俺は 最新のFBIの犯罪研究書。 あっ わたし 何も もらってません。 あ~ん かわいそうにね。 (一同の笑い声) あっ 係長。 あの わたし 昨日…。 (倉田)昨日 1年前に起きた 東京理工大学講師殺人事件で 新たな展開があった。 再捜査だ。新たな展開があった。 再捜査だ。 (高峰)容疑者が 殺害現場から逃げようとして階段から足を踏み外して 死亡した事件ですよね。(倉田)ああ。 容疑者は 被害者が何度か通っていた(倉田)ああ。 容疑者は 被害者が何度か通っていた バーの店員 広田 拓真だ。 被害者の 浅井 政文は 東京理工大学の講師で 遺伝子工学の世界的権威 園田教授の研究室に所属していた。 遺伝子工学の世界的権威。 (深沢)確か広田は 事件の数日前 働いていたバーに客で来た 浅井と もめて 怨恨の動機があった。 現場に 凶器が見つからなかったが 状況証拠から見ても犯人は広田。 これが当時の捜査でしたよね。 (白石)でも結局 広田は死亡。 物証が挙がらず未解決となった。 (倉田)それが昨日 多摩川河川敷で凶器が発見されたんです。 DNA鑑定の結果 付着した血痕は被害者のものでした。 広田は犯人じゃない可能性が あるってことすか。 何で? 殺害現場から逃げようとして 死んだやつが 現場から30分はかかる多摩川に どうやって凶器を捨てるんだよ。 あっ。 共犯者 もしくは真犯人が 別にいる可能性もあるわね。 (倉田)当時も浅井の元に なぜ 広田が やって来たのかは 不明だったが その点も含めて 今回 再捜査に当たる。 塚本と高峰は 広田の関係者の聞き込み。 深沢と桜木は 被害者の 大学関係者の聞き込みを 徹底的に行ってくれ。 (一同)はい。 係長。 あの 実は わたし 昨日…。 思い出した。 昨日のうちに たまっていた始末書を 全部 片付けておけって 言ったよな。 それは できてるんですけど。 よし しっかり聞き込み頼むぞ。 はい。 何か大学って楽しそうですよね。 (深沢)まずは 浅井が所属していた 園田教授の研究室 行って 話 聞くぞ。 はい。 (男子学生)ねえ 君 どこの学部? 今度 合コンやらない? 携帯 教えてよ。 合コン? あっ はい。 (深沢)おい 何 教えようとしてんだ。 (広田)あっ 申し訳ありません(浅井)お前 何やってんだよ (広田)すいません (浅井)あっ! 謝って済む問題じゃない! これ どうしてくれんだよ (広田)ホントに 申し訳ありません (浅井)お前 大学生か? (広田)いや 大学は出てないです どうりでな お前みたいな無学なやつに この論文が いかに大事か 分かるわけないか 大学 出てんのが そんなに偉いっすか (浅井)何だ その口の利き方は(矢野)お客さま 申し訳ございません。 お代は結構ですので だから そんなことじゃ 済まないって言ってんだよ この店はバカの集まりか? (広田)てめえ こら (矢野)やめろ 広田 すぐ暴力か くずが てめえ もう一回 言ってみろ。 殺すぞ! (浅井)うっ これは立派な傷害罪だぞ つぶしてやる。 こんな店 すぐに営業停止にしてやるからな (矢野)申し訳ございません。 お客さま ホントに お代の方は結構ですので (塚本)広田は 悪さばかりした揚げ句 少年院に入った。 そんな彼の 身元引受人になったのが あなただったんですよね。 (矢野)あいつは ようやくバーテンの仕事に やりがいを覚えて 気持ちを入れ替え やり直そうと していたところでした。 広田は浅井のことが許せなくて 研究室に行ったんすかね。 バカにされて 悔しかったと思います。 ただ あいつが人を殺すなんて 何かの間違いであってほしい。 (三枝)浅井さん どういうことですか? あなたが発表した論文 わたしが書いていたものと 同じですよね 研究テーマが たまたま近いからな かぶったんだろ そんなバカな わたしのパソコンから 勝手に見て盗んだんでしょ 証拠はあるのか? 場合によっちゃ 名誉棄損で訴えるぞ (三枝)死んだ人間を 悪く言いたくはないんですが 浅井さんは 研究者としては最低でした。 それに どうやったかは知りませんが 人の秘密を調べ上げては にやつくような 悪趣味なところもあった。 (深沢)秘密とは。 あっ いや 別に それは大したことでは。 三枝さん。 あなた 事件の すぐ後 助教から講師を飛び越えて 准教授に昇格されましたよね。 (三枝)ええ。 あの 助教とか准教授とか よく分からないんですけど。 研究で結果が出せれば 順に偉くなるんだ。 教授 准教授 講師 助教? とにかく あなたは 浅井さんが死んで 同じ研究テーマのライバルが いなくなった。 まさか わたしを 疑ってらっしゃるんですか。 お話を伺ってるだけですよ。 (三枝)あっ 園田教授。 警察の方が 浅井先生の事件の再捜査で 話が聞きたいそうです。 (樋口)教授 わたしが話しておきますから。 (園田)ああ。 (三枝)わたしも これで失礼します。 桜木 話を聞いといてくれ。 俺は やつを もう少し つついてみる。 えっ? あっ あの。 樋口です。 (樋口)1年前 わたしは一研究員で 講師の浅井さんは先輩でした。 個人的な付き合いは 特にはありませんでした。 現在 樋口さんは? (樋口)助教になって この研究室で働かせていただいてます。 そうですか。 あとは…。 (樋口)わたしが知ってることなら 何でも お話ししますよ。 あっ じゃあ 事件に関係ないこと 1つ聞いてもいいですか? 関係ないこと? ずっと気になってたんです。 何なんですか? 遺伝子工学って。 桜木さんって何というか 刑事さんらしくないですね。 あっ すいません 何の研究してるのかなと思って。 わたし あんまり頭が良くないんでさっぱり分からなくて。 自分のこと そんなふうに言っちゃ駄目ですよ。 可能性は無限大にあるんです。 あっ はい。 遺伝子とは 生命の設計図のようなものです。 その設計図を 人工的に組み換えたりするのが 遺伝子工学。 それで 新しい何かを つくったりするんです。 新しい何か? (樋口)うん 例えば 園田教授と わたしは がんを抑える免疫細胞の 遺伝子メカニズムを 研究しています。 もう少しで 成果が出るかもしれないんです。 成果が出たら? がんに対する より有効な治療法に つながるかもしれない。 へえ。 大変そうだけど 人のために役立つお仕事なんですね。 刑事さんの仕事と同じですよ。 えっ? 大変そうだけど ちゃんと人のために役立ってる。 そっか。 (長嶋)どうだ 捜査状況は。 (白石)凶器を包んでたタオルに 付着した微細物から 近くの上流で 凶器が遺棄された可能性が 高いことが分かりました。 1年前ですが 現場周辺で目撃情報がないか 調べてみます。 (倉田)所轄にも 協力要請しておきますよ。 (白石)お願いします。 (長嶋)高峰 今回の犯人像 どう見る。 (高峰)広田に 共犯者がいたとしても 別に真犯人がいたとしても 不自然な点が多々あります。 そもそも なぜ 凶器だけ隠ぺいされたのか。 (塚本)広田が浅井の元を訪れた 理由が分かれば 何か見えてくるんだろうけどな。 深沢 大学の関係者の方はどうだ。 (深沢)浅井は どうやってかは分かりませんが 日常的に人の秘密を 調べ上げていたみたいですよ。 (倉田)秘密。 (深沢)三枝に 突っ込んで話を聞いたら 助教の樋口を食事に誘って 断られたことまで なぜか知っていたそうですよ。 その女が自分で 言いふらしたんじゃねえのか? 樋口さんは そんなことするような人じゃ ありません。 何で お前が むきになんだよ。 浅井のやつ どうやって調べたんだ。 研究室に何か 仕掛けていたのかもしれないな。 盗聴機か監視カメラか。 (白石)遺留品に そういったものは出てきていません。 ただ 大量に購入した メモリーチップのレシートが 残っていました。 その 記録用だったのかもしれません。 (深沢)研究室に まだ残ってるかもしれませんね。 調べてみる価値はあるな。 (一同)はい。 (高峰)失礼します。 失礼します。 (三枝)園田教授 学部長だけじゃなく ほかの先生方も 怒ってらっしゃいましたよ。 謝られた方が。 (園田)ほっとけばいい。 警視庁捜査一課の者です。 13時から 研究室を調べさせていただく お約束だったんですが。 13時。 ああ どうぞ。 (高峰)ありがとうございます。 お願いします。 (三枝の ため息) 何かあったんですか? (三枝)今日 教授会があったんですが 園田教授 すっぽかしてしまって。 (院生)ホントいいかげんですね。 園田教授は 自分の研究以外は興味ないから。 (三枝)やめなさい。 (院生)だって わたしたちの話も たいがい無視じゃないですか。 講義だって ほかの人に 押し付けてばっかりだし。 (院生)助教の樋口さんも かわいそうですよ。 毎日 家の送り迎えのような お世話係まで やらされてるんですよ。 園田教授って そんなに ひどい方なんですか? わたしたちの世界では 世界的な権威の方です。 まあ 確かに 気難しいところもありますが 一流の研究者とは 皆 そのような方ばかりです。 そういえば 今日 樋口さん お休みですか? 彼女のお母さんが 亡くなられたんです。 えっ? (大森)見~つけた。 (三枝)何ですか それは。 (高峰)おそらく 浅井さんが仕掛けた 盗聴機だと思われます。 (三枝)えっ? (大森)これが 出てきたってことは どこかに受信機と盗聴記録も 残されているはず。 徹底的に調べるわよ。 (大森)はい 発見。 (竹林)おお。 (秋山)やっぱりありましたね 受信機。 (竹林)ずいぶんたくさんあるな。 (高峰)盗聴機に付着した 指紋から 仕掛けたのは やはり浅井でした。 現在 科捜研で 内容を 整理してもらっているところです。 (倉田)そうか。 (白石)定期的に メモリーチップを回収して きっちり記録してたんだろ? 研究者の考えることは よく分からんな。 ≪(道尾)あの 東京理工大学の先生が お話があると。 警察が研究室に 色々と調べに来たと 連絡があって 正式に抗議に来ました。 (高峰)研究室に浅井さんが 盗聴機を仕掛けていたんです。 会話を録音したメモリーチップも 隠されていました。 研究室には 貴重なデータや 実験サンプルがあるんです。 勝手に入られては困るんです。 樋口さん 研究室を調べたのは 昨日 園田教授から 許可をもらったからなんです。 あっ そうだったんですか。 わたし 聞いてなかったもので。 (樋口)申し訳ありませんでした。 盗聴機の中身 どうでしたか? (竹林)今 調べてるとこ。 (白石)凶器が遺棄された周辺の 目撃証言 1年前だから やはり何も出てこない。 念のために Nシステムの記録 当たってみてくれるか。 (秋山)了解です。 事件当時 不審車両がなかったか 調べてみます。 (白石)うん 頼むな。 師匠 これが受信機か。 (竹林)ええ 盗聴した音を 自動的に記録してく 仕組みなんすよ。 浅井は定期的に メモリーチップを交換して 大切に保管してたみたいっすね。 (白石)チップが残ってるが。 (竹林)ああ それ 湿気と ほこりでショートして 破損してるんすよ。 待てよ 事件当日のことが 録音されているかもしれないな。 修理して 何とか 中身 聞けるようにしてくれ。 (竹林)いや これは無理…。 (白石)無理でも 涼しい顔して やってのけるのが 師匠だ。 大森さん さっきから何やってるんですか? 盗聴機から知り得た人物関係図よ。理学部長は 女子大生の 井上 遥ちゃんに ちょっかいを出し その遥ちゃんは 学部長のライバルである 吉田教授と付き合っていた。 そして…。 それって 事件に関係あるんですか? まさか 大森さんの個人的趣味じゃ。 失敬な 桜木。 (竹林)あれ? 三枝って確か事件関係者の1人? はい。 (竹林)ヤベえ 当たり出たかも。 いきますよ。 はい。 (浅井)「三枝も やるじゃないか」 「出入り業者に便宜を図って キックバックを もらっていたとはな」 (三枝)「どっ どうして それを」 (浅井)「お前は この先ずっと 俺の論文の下書きをしろ」 (三枝)「やっぱり この前 わたしの論文を 盗んでいたんですね」 (浅井)「言われたとおりやれば このことは黙っておいてやるよ」 キックバックなんて とんでもない。 最先端の研究なんで 何かと入り用で 研究費が足りなくなったときに 補てんしていただけです。 立派な不正だ。 だから浅井に論文の下書きを させられていたんだろ。 (三枝)言っときますが わたしは殺していませんよ。 どうだかな あんたには動機がある。 わたしを疑うなら…。 疑うなら? 知ってることがあるなら話すんだ。 (浅井)おかしいなと 思ってたんだよ それで後をつけてたら 新宿中央公園で見たんだよ 誰にも話さないでください わたしにできることなら 何でもしますから 取りあえず 300万 用意しとけ まさか 樋口さんが ゆすられていた。 その後 彼女に 相談に乗ると声を掛けた。 でも 絶対に誰にも言わないでくれって。 彼女が ゆすられていた理由は。 (三枝)何も 話してくれませんでした。 どうせ わたしなんか 頼りにならないと思ったんでしょ。 (深沢)彼女が 浅井に ゆすられていた 内容を調べる必要がありますね。 (倉田)それにしても浅井は いろんなやつの秘密をつかんでは ゆすっていたんだな。 広田が浅井のところに行った理由 分かりましたよ。 事件前日 広田と浅井が 電話で話してた内容が 盗聴記録に残ってました。 (浅井)「訴えられたら 店に迷惑が掛かる?」 「どうした 昨日の威勢のよさは」 「あした?」 「お前に謝りに来られても こっちが迷惑なんだよ」 (塚本)広田は世話になった店長に 迷惑が掛かると思って あらためて謝りに行ったんですよ。 事件当日 現場に居合わせた警備員も 彼の死に際について 供述していました。 違う 俺じゃないんだ (高峰)謝りに行って 偶然 殺害現場に居合わせて 犯人だと誤解された。 やつが血だらけだったのは 目の前で死んでいた浅井を 助けようとしたからかも しれませんね。 (倉田)そうだとしたら やりきれないな。 そうか。 Nシステムでヒットしました。 事件当時 凶器が遺棄されたと みられる近辺を 事件関係者の車が 通過していました。 誰ですか? 樋口だ。 (三枝)樋口は辞めました。 (深沢)樋口が辞めた? (三枝)ええ 昨日 突然 辞表 出したみたいで。 樋口さん。 失礼。 深沢です。 (倉田)樋口のマンションに 向かった 塚本から連絡があった。 マンションを解約して 部屋には荷物も一切ない。 携帯は つながらない。 彼女の車もない。 樋口が逃亡した。 (竹林)Nシステムだと彼女の車 東名川崎インター降りて 生田方面に向かったみたいっすね。 緊急配備を取りますか? (白石)いや ちょっと待て。 生田方面か。 もしかして彼女。 樋口さん。 浅井 政文 殺害の件で ご同行 願えますか。(倉田)これは 凶器が 捨てられたと思われる周辺で 事件当日 あなたの車が通り過ぎた記録です。 (倉田)浅井の死亡推定時刻の 約30分後に あなたは ここで何をしていたんですか? あなたが 浅井を殺害したんですか? 事件当日のことを 詳しく話してください。 (樋口)死体を運び出すのは 難しいと思って とにかく 凶器を 何とかしなければと思いました。 (樋口)凶器を川に捨て 研究室にある死体を どうすべきか考えながら 大学に戻りました。 (樋口)何が起こったのか 理解できませんでした。 でも彼が犯人ではないことは 分かっていました。 (倉田)広田の墓に行ったのは? この事件に 広田さんを巻き込んでしまった。 どうしても おわびがしたかったんです。 やっぱり広田は無実だった。 ちゃんと更生してたんすよ。 それなのに。 あなたが浅井を殺害した動機は 彼に多額の金を ゆすられていたからですよね。 浅井が あなたに 「おかしいと思って後をつけたら 新宿中央公園で見た」と言っていた証言があります。 調べれば分かることです。 わたしは 園田教授と不倫関係にありました。 えっ? 1年前 奥さまが 病気で入院していたときです。 新宿中央公園の隣にあるホテルが いつもの待ち合わせ場所でした。 (倉田)園田教授の奥さんは 現在は亡くなっていますね。 関係は今でも続いてるんですか? いえ そのときだけです。 でも なぜ 浅井は園田教授ではなく あなたをゆすってきたんですか? 園田教授の怒りを買ったら 浅井は 研究室にいられなくなります。 だから わたしだけ ゆすってきたんです。 わたしは公になれば 大学にいられなくなりますから。 それで結局 あなたは ゆすられた揚げ句に 殺害したと。 はい。 ≪(物音) (長嶋)助教の樋口が 全面自供したそうだな。 はい。 何だ 何か引っ掛かってる顔だな。 樋口さん 大きな目標に向かって 研究を続けていたんです。 それなのに 今まで積み上げてきたもの 全て捨ててまで どうして殺人を犯したのか 理解できなくて。 そっか。 駄目ですよね 加害者に感情移入するなんて。 カメ 捜査には いろんな やり方があるよな。 えっ? 高峰や深沢は プロファイリングや データを駆使する。 反対に現場主義の白石さんと塚本。 カメはどうだ。 わたしですか? 回り道かもしれない。 無駄かもしれない。 それでも気になることは 亀のごとく こつこつと 全部 調べ上げて きたんじゃなかったのか? お前が間違った方向に行ってたら 俺や倉田が ちゃんと止める。 被害者と加害者の 線引きなんかしないで カメなりの捜査を やってみたらどうだ。 わたしの捜査。樋口さんは 高校には行っていない それで 23歳のとき なぜ急に 大学に行こうと思ったんだろ (高峰)ご足労いただきまして 申し訳ございません。 (塚本)あの 失礼なんすけど こちらの方は。 (野崎)野崎です。 樋口さんの後任として 遺伝子工学研究室の 助教に就任しました。 樋口さんは 園田教授と不倫関係にあったと 言っているんですが。 ああ あの樋口か。 1年前だな。 彼女が すり寄ってきて困った。 仕方がないから そういう関係になった。 彼女は その件で 浅井さんに ゆすられ 殺害したと自供しているんです。 彼女なら やりかねない。 人を人と思わない冷徹さ そして 計算高いところがあった。 あの ちょっと待ってください。 彼女は あなたを長年 そばで支えてきたんですよね。 お荷物の彼女を 仕方なく引き取っていただけだ。 (塚本)何か釈然としねえな。 なあ 高峰。 園田教授 嘘ついた傾向はなかったのかよ。 (高峰)緊張から無意識に起こる ボディーランゲージの 兆候はないし 言語の様態にも おかしいところはなかった。 (塚本)言語の様態? (高峰)嘘をつくと 普通は声の高さや話す速度に 変化が表れるんだけど。 じゃあ 本心ってことか。 (樋口の友人)瑤子は 昔からホントに頑張り屋さんで あのころはアルバイトを 幾つも掛け持ちしてました。 確か お父さんが亡くなったのが 中学2年のときだったと思います。 樋口さんは中学生のときに お父さんをがんで亡くして 高校には行かず アルバイトを 幾つも掛け持ちしながら お母さんを支えていた そして 二十歳のころ この喫茶店で ウエートレスとして働いていた (男子学生)答えが こうなる (女子学生)難しいね ≪(ドアの開く音) いらっしゃいませ (樋口)お待たせしました (樋口)あっ すいません いつも 難しそうな お勉強 されてるなと思って (園田)遺伝子工学だよ (樋口)遺伝子工学? (園田)遺伝子とは 例えば生命の設計図 その設計図を組み換えることで 新しい機能をつくり出すんだ 何か すごいお仕事ですね。 わたしとは大違い そんなことはない この喫茶店は実に居心地がいい。なぜだか分かるか (樋口)いえ ここで働く人間が 人を優しく包み込むような 空気を持ってるからだ 君は 君にしかできない特別なものを ちゃんと この空間で つくり上げてるんだよ (杉浦)先生 わたしも彼女が ここで働いてくれて 助かってるんですよ でも ホントは彼女 勉強が やりたいんじゃないかと思って そんなことありません (杉浦)ここで勉強してる 大学生を いつも うらやましそうに 見てるじゃないか いや でも無理ですよ わたしになんて 無理。 誰が そんなこと決めたんだ 可能性は無限大にあるんだよ (杉浦)それ以来 園田教授が この店に来るたびに 彼女は 勉強を 教わるようになったんです。 それで大検を受けて 大学に入った。 そして 教授の背中を追い掛けるように 研究者の道に進んだんです。 樋口さんにとって 園田教授との出会いは 特別なものだったんですね。 ほかに彼女のことで 覚えてることありませんか? (杉浦)ああ そういえば…。 (樋口の泣き声) えっ? 園田教授 樋口さんのこと そんな冷たい言い方 してたんですか。 (塚本)高峰によると本心だってよ。 わたしが聞いた話の印象と 全然 違う。 (高峰)彼女の取り調べ どうでした? (倉田)一生かけて 罪を償うと言ってる。 だが何か妙な違和感があるな。 (塚本)違和感。 (倉田)このままいけば 無期懲役になるかもしれない。 なのに泣き言や恨み言の1つも 出てこない。 あまりに潔過ぎる。 (白石)わたしも 違和感を感じましたよ。 (塚本)俺は園田教授の態度が どうしても気になるんすよね。 あと急に助教になった 野崎ってやつも。 タイミング良過ぎやしませんかね。(深沢)悪いな ここ置いてくれ。 (白石)道尾 すまんな。 (塚本)何だよ それ。 (深沢)盗聴機に 記録されていた会話を 文章に 起こしてもらったものです。 どうも 気になることがあるんですよ。 (倉田)深沢もか。 (深沢)浅井のやつは なぜ 園田教授をゆすっていないのか。 樋口は 園田教授の怒りを買えば 研究室にいられなくなるって 言ってたな。 でも目的は金なのに 教授の方 スルーしますかね。 (高峰)確かに変ね。 (倉田)桜木 お前はどうだ。 事件が起きる3カ月前 樋口さんが新宿中央公園で 泣いていたという 目撃証言がありました。 何が彼女を悲しませたのか 調べてみたいんです。 よし 盗聴機のデータは 深沢と高峰で いま一度 洗ってくれ。 それと新しく助教になった野崎は 塚本。 白石さんは 桜木のサポート してやってください。 (白石)はい。 はい。 (白石)これが このかいわいの建物リストだ。 樋口の目撃情報 しらみつぶしに当たるぞ。 はい。 (塚本)野崎さんは 樋口さんと 大学の同級生だったんすよね。 それが何か。 (塚本)あなたは彼女の推薦で 園田教授の研究室の助教となった。 しかも 彼女が発表する予定だった論文まで あなたが引き継いだって 聞いたんすけど それって事実ですか? 浅井が園田教授を ゆすった記録はないわね。 こっちもないですね。 園田教授が講演会をすっぽかして みんなが慌てたことぐらいしか。 ちょっと待って。 この前も 同じようなことがあったわ。 つまり 樋口が いなかった日だけ 園田教授が大事な予定を すっぽかしていたってことか。 (高峰)ええ 1年前は 母親が病気になったとき。 そして つい最近 その母親の葬儀の日にも。 (塚本)野崎のことで 気になること分かりましたよ。 もともと野崎は 園田教授の 研究室にいたんですが その後 海外の研究機関で働いて つい最近 戻ってきたらしいんすよね。 三枝が言うには 一番 意外な場所に戻ってきたって。 意外な場所? (塚本)やつが 研究室を離れた理由は 園田教授と研究方針が合わず 対立したからだそうです。 でも なぜか園田教授は そのことを まったく気に留めてないんすよね。 どういうことだ。 (白石)新宿中央公園の 隣のホテルからは 彼女の目撃証言は出ませんでした。 ただ 別の場所で証言が取れましたよ。 樋口さんが全てをなげうってでも 隠そうとしたもの これでした。≪(ノック) (園田)はい。 (深沢)警視庁捜査一課の者ですが 園田教授 浅井先生が殺害された件で その手帳の中身を 見せていただけますか? 手帳? 弁護士を呼んでください。 捜査を不当に引き延ばしています。 いいえ これは正当な捜査です。 (ノック) 園田教授が書いていた日記と 自分に関係のある人を記した 人物メモです。 樋口さん 園田教授と不倫関係に あったというのは嘘ですね。 あなたが ゆすられていた 本当の理由は…。 こういうことだったんですね。 どうして わたしなんだ 人生を懸けて 取り組んできた研究が あと少しで成果が出るというのに なぜ今なんだ 大丈夫ですよ わたしが そばにいて 先生のこと お守りします 研究のことも忘れていくのか このまま続けましょう。 わたしが全力で支えますから 樋口 ありがとう 少し1人で考えさせてくれ (泣き声)昨日 わたしは 大学に来て何をしてたんだ? 山崎教授と ディスカッション されてましたよ 山崎 誰だ 隣の研究室の山崎教授です 古い友人か (浅井)いつノーベル賞を取ってもおかしくない あなたが 国の予算を使い放題のあなたが まさか 全ての記憶を失っていくとはね 来年には 研究の成果が出るはずだ それまでは何としても続ける いや あなたには今すぐ 研究から身を引いてもらう そして その成果は全て わたしが もらう わたしが殺したんだろうか (樋口)大丈夫ですよ 先生は何も 心配なさらなくていいんです わたしが何とかします (園田の泣き声) (樋口)先生 帰りましょ 思い出せない 先生じゃありません 先生は殺していない この付せんが付いているのが 浅井先生が殺害された日の 日記です。 それと これが 樋口さんのことが記された 人物メモです。 鑑定の結果 これらは全て 樋口さんの筆跡でした。 園田教授の記憶をすり替え 自分が犯人に見えるように しむけた。 そして 全部の罪を背負い込んだんですね。(園田)「15年前 大学駅前の喫茶店で知り合った」 「勉強したいと云う意欲が強く 聡明で 教えたことは直ぐ理解する」 (園田)「昔から 人を優しく包み込む様な 空気を持っており 彼女の周りには 自然と人が集まる」 (園田)「私の自慢の教え子であり信頼出来る助教である」どうして そこまでして。 先生に出会わなかったら 今のわたしはありませんでした。 この15年間で 先生が わたしに与えてくれたものは 計り知れないんです。 でも病気のことは すぐに分かるはずです。 それは 樋口さんも分かっていたんじゃ…。 教授には研究しかないんです。 あの人から それを取り上げるというのは 死を意味します。 わたしは1分でも1秒でも長く 続けさせてあげたかった。 せめて 今の研究の成果が出るまでは 何としてでも。 盗聴の受信機の中に 入れたままになってた メモリーチップがありました。 壊れていたんですけど データが復元できたんです。 犯行当時の内容が 録音されていました。 えっ? (浅井)いや あなたには今すぐ 研究から身を引いてもらう そして その成果は全て わたしが もらう 断る! 聞き分けの悪い人だな 樋口みたいに 素直に従えばいいんだよ 樋口。 お前 樋口に何をした 高が知れてますが 全財産を差し出してきた わたしの前で何度も 「公表はしないでくれ」って 土下座もしたな 今度は体を提供しろと言ったら あいつは ちゅうちょなく… (殴る音) 園田教授は 長年 続けてきた研究よりも 自分の病気が 公表されることよりも 一番に 樋口さんを 守りたかったんだと思います。先生。 (泣き声) 今のは? えっ? 今 そこにいた女性は? 樋口 瑤子さんという方です。 人を優しく包み込むような 空気を持った人だ。(倉田)最近 つくづく分かってきましたよ。 室長が なぜ 桜木をこのチームに入れたのか。 (長嶋)聞かせてもらおうか。 (倉田)未解決事件は 未解決の時間の分だけ 解決の糸口が そう簡単には見つかりません。 (長嶋)そうだな。 (倉田)桜木は いつだって 刑事らしくない普通の目で 捜査に当たります。 そのピュアな感覚は時に 解決への新しい何かを 見つけ出すこともあります。 それは うちでは 誰も持っていないものです。 その分 相手の気持ちに近づき過ぎて 傷つくことも多い。 でも少しずつ ホントに少しずつですが 強くなってきてると思います。 どうだ チームは だいぶ まとまってきたか。 (倉田)いえいえ まだまだ これからです。(三井)桜木さん 寮に届いてた お荷物です。 管理人さんが いつ帰ってくるか 分からないからって。 すいません。 係長からだ。 何だろ。 寝袋だ。 係長 ちゃんと覚えててくれたんだ。(大森)この番組のメーンテーマ オープニングテーマ 両方が収録された シングルCDと。 (竹林)オリジナル サウンドトラックを 抽選で各50名さまに プレゼントっす。 (秋山)ご希望のCDを明記の上 ご応募ください。