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唯吾分享神探伽利略01日文字幕,台词

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(男のせきばらい) (男)「『車輪の下』 作 ヘルマン・ヘッセ。 ハンス・ギーベンラートは 疑いなく 才能に恵まれた 子供だった。 ほかの子供たちと 一緒に 走っているだけで どんなに品がよく 並外れているかは 一目りょう然だった。 シュヴァルツヴァルトの こんな小さな町で このような子供が 生まれたことは 一度もなかった。 この 窮屈な場所から 外の世界へ…」 (バイクのエンジン音) (エンジン音・騒ぐ声) (山下)よっしゃー! 着いたぞ ゴミどもー! っていうか こないだの女 マジで ブスだったんだってさ! (藤沢)そんなの ナンパして どうすんだよ!? (川島)だっせー! こいつね B専だろ お前! (男たち)B専! B専! B専! B専! (はじける音) (川島)危ない! (男たちの騒ぐ声) (山下)おい こら うるせえ! ご近所の皆さんに 迷惑でしょ! (川島)そうだ! 皆さーん! すいませーん! (向井)見ないでくださーい! (男たち)ウィー! (向井)こいつ この間さ 団地の屋上から 消火器 投げたんだぜ! (川島)嘘やん! (向井)お前 誰かに当たったら 死ぬって話だよ! (川島)つーか 消火器 爆発すんじゃないの? (藤沢)お前 マジ やばいよ。 犯罪だよ。 (男たち)やべえよ お前! 犯罪者だよ! ホントに! 通報すんぞ おめえよ! (山下)っていうか 今度 三中の屋上から 投げてみねえ? (藤沢)いいねぇー。 (山下)前みたく 夜中 忍び込んでよ! (向井)いいじゃん いいじゃん! (川島)三中か。 乗った。 俺も 乗った。 (藤沢)見つかったら やばくね? (向井)大丈夫だって。 (山下)どうせ 警備員なんて じじいなんだからさ ばれたら ボコっちゃえ…。(叫び声)(薫)事件が起こったのは 22時20分ごろ。 ちょうど1時間前です。 現場は 山王5丁目 桜川沿いの路上。 焼死したのは 山下 良介さん 19歳。 通報者は 一緒にいた…。 (弓削)うるせえよ。 書いてあるんだから 分かるよ。 すいません。 (弓削)小さい字 見てたら 気持ち悪くなっちゃった。 (弓削)おい 早くしろ! はい。 (弓削)うっす…。 草薙さん! (草薙)じゃあ 証言のほう 頼む。 (刑事たち)はい。 分かりました。 (草薙)おう ご苦労さん。 (刑事たち)ういっす。 (弓削)頭が 燃えたんですって? (草薙)ああ。 (薫)どうして そんなことが…。 (笛の音) (警官)ダメ! 入っちゃ ダメ! はい はい。 入っちゃ ダメだよ。 入っちゃ ダメだよ。 ダメ ダメ。 下がってね。 (母親)あっ すいません。 うちの子です! うちの子です! 真奈! (弓削)あっ。 これだな。 (母親)ありがとうございます。 花火の火が 引火したんですね。 (向井)違います。 ホントに 頭が燃え…。 (叫び声) (刑事)落ち着け 向井! (草薙)ああー。 パニクってんなぁ。 (弓削)あんときの目撃者も そうでしたよね? ほら。 田園調布の ネズミ男事件。 知ってます! あの ネズミを操って 人 殺した事件でしょ? あれも 草薙さんが 解決したんですよね? あと 蒲田の念力殺人とか 羽田の空中浮遊事件も。 それが認められて このたび 本庁に栄転だぞ。 すごいなぁ。 もっと一緒に 仕事したかった。 残念ながら あしたが 最後だ。 わたし 草薙さんの 後継者になります。 (弓削)何 寝言 言ってんだ 新米が。 (草薙)こちら 美人監察医の 城ノ内 桜子さんだ。 (桜子)美人監察医の 城ノ内よ。 内海 薫です。 よろしく お願いします。 (弓削)この手の事件 担当するの 初めてなんですよ こいつ。 (桜子)草薙さんに あこがれてるの? あっ はい。 貝塚北署の ミステリーハンターですから。 ミステリーハンターね…。 おい。 (桜子)よいしょ。 (弓削)うっ…。 首から上が 丸焦げ。 直接の死因は 頭けい部の 熱傷性ショック。 頭がい骨が…。 よいしょ。 炭化するほどの 熱傷よ。 (薫・弓削)うっ…。 (桜子)あっ ゲロ袋 そこ。 ねえ ねえ ねえ ねえ。 できたら トイレで 吐いてきて。 お前はいいのか? 平気です。 かわいい。 この事件 草薙さんがいなくて 真相解明できるんでしょうか? 弱気になってるな 内海。 そんなことありません。 お前 交通課にいたころから 刑事になりたかったのか? はい。 自分が おとりになって 痴漢 60人 逮捕したんだって? 65人です。 毎朝 ミニスカートはいて 通勤電車に乗りました。 へぇー。 あっ。 セーラー服 着て 乗ったことも。 よし。 お前に ホントのこと 教えてやる。 はっ? 俺はな ミステリーハンターなんかじゃないんだよ。 はっ? 俺が解決した 事件は 全部 あいつの お陰なんだ。 あいつ?(草薙)((そいつは 帝都大学 理工学部 物理学科 第13研究室にいる)) (草薙)((俺が 大学にいたときの 同期でな。 名前は 湯川 学。 物理学では 超がつく 天才だ)) ((天才?)) ((ただ ちょっと変わり者でな)) (ノック) (草薙)((俺たちは あいつのことを 「変人 ガリレオ」って 呼んでた)) ((変人 ガリレオ?)) こんにちは!(はじける音) (噴き出す音) あっ! (男)誰だ? 君は。 内海と申します! こちらの准教授の 湯川先生に…。 (湯川)湯川は 僕だが。 知らない顔だ。 貝塚北署 刑事課の者です! 草薙刑事の紹介で。 草薙? 先生に 捜査協力の依頼を…。 (栗林)ダメ ダメ ダメ ダメ。 お帰りください。 実験中で 忙しいんです。 先生も 続けてください。 はい 学生諸君 戻った 戻った。 じゃあ 後で 話を。 (栗林)捜査協力はできません。 今 みんなが見たのが プラズマ現象だ。 (栗林)草薙さんは 同期のよしみで 協力されただけなんだから 先生は。 先生の協力が 必要なんです! (栗林)はい お帰りください。 わけの分からない 事件が起きて!しつこいな! あなたに しゃべってるわけじゃ ありません! (栗林)僕は助手だよ。 じゃあ 黙ってて。 「じゃあ」って 何だよ!? 人が 燃えたんです! 先生。 ダメです。 電球の中にある フィラメントには 銅が 含まれてるからね。 プラズマは 一般に 気体中において…。ごく普通の 住宅街でですよ! 原子核の周りを 回っていた…。 (栗林)無視しましょう! 頭が 突然 燃え上がって 死んじゃったんです! (栗林)集中 集中。 みんなも見ない! 正イオンと 電子に分かれた状態を…。こんなこと ありえません! ありえない? 誰が 証明したんだ? えっ? 湯川先生。 1951年 7月2日。 フロリダ州 セントピーターズバーグで メアリー・リーザーという 67歳の女性が 自宅の部屋で 突然 燃え上がり わずか数分間で 炭になってしまった。 1982年 9月15日には イギリスの エドモントンで ジーン・サフィンという女性が 突然 口から火を噴き 頭部が炎上。 最近では 1998年 8月24日 シドニーで アグネス・フィリップスという女性が 車の中で 突然 燃えだした。 人間の体が 突然 燃えだすという 人体発火現象は 世界中で 目撃されているんだ。 まさに その オカルト現象が 起こったんですよ。 オカルト? おかしなことを言うな 君は。 現象には 必ず 理由がある。 人体発火にも リンによる 発火説。 細菌による 発火説。 人体ロウソク化現象による 発火説。 そして まさに 今 君が見た プラズマによる 発火説。 プラズマ? しかし まだ 人体発火現象を 解明できる 決定打はないんだ。 現場の周囲に 火の気は なかったのか? ニュースじゃ 花火に引火した 事故だって 言ってますよ。 ネズミ花火で 頭がい骨が 炭になりますか? 面白い。(薫)被害者は この位置に 座ってたそうです。 一緒にいた 三人はですね 同じ中学を 卒業した 遊び仲間だったんですが この辺りに 被害者を 見上げるような形で 座ってました。 ああ ちょっと。 ちょっと ちょっと。 これ。 あっ タバコの火を 押しつけたんですね。 何が 面白いんだか。 目撃情報では 後頭部から 燃えだしたそうです。 (湯川)後頭部。 頭の後ろで 炎が上がったと 思ったら 一瞬で 頭部全体が 火に包まれたと。 髪の毛に 油分の強い 整髪料は? つけてました。 でも そんなのに いちいち 火がついてたら 町中で マッチ棒みたいに 燃えてますよ。 マッチ棒か。 面白いことを言うな。 別に 面白くありません。 いや 実に面白い。 どうして燃えたか 分かりましたか? ハッハハハハハ…。 湯川先生。 さっぱり分からない。 ハッハハハハ…。で 分かったんですか? 前にも言ったように 現象には 必ず 理由がある。 頭が 突然 燃えたことにも 理由はある。 それは もう聞きました。 だから 「前にも言った」と 前置きしただろ。 同じことを 繰り返さなくても 結構です。 君は 何か 腹を立てているのか? 分かります? まさか 僕に? 科学者って 人の気持ちについては 深く考えないんだな。 当たり前だよ。 感情は 論理的ではない。 論理的ではないものに まともに 取り合うのは 時間の無駄だ。 分からないかな。 例えば 君が 犬のウンチだとしよう。 はい!? ウンチだから 臭くてたまらない。 なのに それを 目の前にして なぜ 臭いかを 考え続ける ヤツがいるか? 処理するか その場から逃げだすか とにかく 犬のウンチに まともに取り合うのは 時間の無駄だ。 つまり わたしは 犬のウンチ? そうだ。 何度も言わせるな。 この どす黒い感情は どうしたらいいの? 感情に興味はない。 今日のテーマは 突然 頭が燃えたことを 別のアプローチから 考えてみようということだ。 ああ むかつく。 つまり それは自然発生的なものか それとも 人工的なものなのか。 はっ? 分かりやすく言えば 事故なのか 事件なのか。 わたしは 事件だと思います。 なぜ? 刑事の勘。 実に 非論理的だ。 犬のウンチですか? ウンチだね。 ウンチ。 ああ ウンチだ。 あなたを 逮捕したい。 ほら また ウンチが出た。(薫)タバコの焦げ跡が 気になりますか? 黙っててくれ。あの子が どうかしたんですか? 何をしているんだろう? 自分で聞けば? 嫌いなんだ。 はっ? 子供は 論理的じゃない。 はっ!? 聞いてきてくれ。 早く。 糸を捜してるんです。 糸? 事件の夜も あの子 いたんです。 母親と やじ馬の中にいて ああやって 空を見上げてたんで 声かけたら 「空に 赤い糸が 浮かんでた」って。何が? 赤い糸です。 童話か何かで 読んだんですよ。 子供は 想像力 豊かだから…。 詳しく聞きたい。 どんな糸だったの? (真奈)ピーンって まっすぐな糸。 まっすぐな糸? どの辺りに? お空に 浮かんでたの? (真奈)ううん。 その辺。 おじさんの 頭ぐらいのところ? やめてくれ。 指 ささないであげて。 怖がってるから。 前にも見たことが? 前にも見たの? 赤い糸。 七夕さまの夜。 七夕? 3か月前…。 (真奈)もう帰らなきゃ。 ありがとう! 子供が 嫌いなんじゃなくて 苦手なんじゃないですか 湯川…。 何!? (時田)警察の方が 一体 何の用でしょう? (薫)ある事件の捜査で。 (時田)事件って 例の あれですか? (湯川)タレット パンチ。 (時田)不良が 焼け死んだ。 ええ まあ。 ベンダー。(金森)ダメです。 金属製品を 素手で触っちゃ。 そうでした。 塩分で さびてしまう。 失礼。 (時田)それより 分かったんですか? どうして 人が 燃えちゃったのか。いえ…。 恐らく 自然発生した プラズマによる 事故です。 プラズマ!? 何らかの理由で 放電が起き プラズマが発生して 火がついたんでしょう。 そういうことが 起きやすい 場所というのはあるんです。 ただ 100パーセント そうだとは 言い切れないので 我々としては 捜査を 続けざるをえません。 もし 同じ場所で もう一度 同じことが 起こったら その時点で 捜査は 打ち切りなんですけどね。 ちょっと! それでは 失礼します。 湯川先…。 ありがとうございました。 失礼します。 捜査 打ち切りって 何ですか!? 勝手なこと 言わないでください。 どうして 急に 事故だなんて! プラズマって 何よ!? ちゃんと 説明してください! ダメだ。 まだ 仮説の段階だ。 仮説は 実証して 初めて 確かなものになる。 それまでは 言えない。 それにしても…。 実に面白い。 何が 面白いのよ!? 人が 死んでるのよ! 二十歳にもならなかった 男の子が! あなたを 面白がらせるための 事件じゃないの! ふざけるのも いいかげんにして。 僕は 自分の理解を超える 現象を見たり とてつもない 難問を 目の前にすると 面白いと 思ってしまうんだ。 だから あそこで 面白いと 言ったのは ふざけてたわけじゃない。 もちろん 君を 怒らせるつもりもなかった。 で? つまり…。 もしかして 謝ってるんですか? 申し訳なかった。 じゃあ どうして 人が燃えたのか 教えてください。 ダメだ。 まだ 実証できてない。 それと これとは 話が別だ。わたしが どうして 刑事になったか。 わたし 小さいころに 家族 全員を 一度に 亡くしたんです。 家族旅行で行った ロサンゼルスで ホテルの部屋に いきなり 銃を持った 男たちが。 銃!? わたしは とっさに ベッドの下に 隠れたけど 両親と 姉は…。 撃たれた? 人違いで。 人違い!? 隣の部屋に 中国人の家族が 泊まってて。 チャイニーズ マフィアだったんです。 そのとき わたしは 刑事になろうって 誓ったの。 世の中の 犯罪者たちを みんな 捕まえてやるって。 そして いつか 家族を殺したヤツらを。 (泣き声) だから もし 今回の事件に 犯人がいるなら どうしても 捕まえたいんです。 教えて。 どうして 人が燃えたのか。 仮説が どうとか 実証が どうとか そんなの どうでもいい。 (泣き声) 教えて。 (泣き声) お願い。 (泣き声) かわいそうに。 どこまで 行くんですか? そのうち 分かる。 あのー。 まだ? もうすぐだ。ここだ。何なの? 事件現場の 再現だよ。 これは 炭酸ガスレーザーだ。 鉄板を 溶かしたり 切断したりする 工作機械だよ。 レーザー? SF映画に 出てくるだろう。 レーザー銃が。 まさか レーザー光線で 頭を 燃やしたっていうの!? 強力な レーザー光が 時田製作所から 発射されたんだ。 ありがとう。 はあー!? あの工場にあった 金属部品には レーザー切断面 特有の しわがあったし 炭酸ガスの ボンベも 転がっていた。 あそこの どこかに これと 同じものがある。 ちょっと待って。 時田製作所から 事件現場は 見えません。 この鏡には 100パーセント近く レーザーを反射する 金が コーティングしてある。 これに当たった レーザーは 上に反射して あそこにある 鏡に当たり さらに 反射して 向こうにある 鏡に当たる。 そこから 右に反射した レーザーは あの いちばん奥の 鏡に当たり 最終的に ターゲットに当たる。 つまり こういうことだ。 僕は この仮説を 実証してみせる。 あの工場に 犯人が? 誰よ? 動機は? それを調べるのは 君の仕事だろ。 僕の興味は どうすれば レーザーで 人の頭を 燃やせるか。 それだけだ。 ただ 君のために ワナは 仕掛けておいた。 ワナ? プラズマ自然発生説さ。 (弓削)何も 起きねえじゃねえかよ。まだ 2日目です。 そんなに 都合よくは。 時間の無駄だったんじゃねえかな。 あっ? えっ? どうしました? いや。 赤い光が。 えっ? ほら! えっ? うーん。 ほら! あっ。 あっ。 ほら! ほら! うわっ!? おい。 どこ 行くんだよ!?(男)火事! 火事! (弓削)どうなってんだよ!? (男)火事! 火事! (弓削)消火器 消火器 持ってきて! (スイッチを押す音) (落下音) 動かないで! 警察よ! あなた!? 容疑者は 金森 龍男 42歳。 事件のあった夜 金森は 被害者たちが 現場に集まっているのを 確認し レーザーを 発射したそうです。 (金森)((我慢できなかったんです。 あの子たちは 毎晩 大声で騒いで 録音 邪魔されて)) (弓削)((録音?)) ((僕は 目の不自由な人たちのために 朗読ボランティアを やっていまして)) ((朗読?)) ((追い払いたかっただけなんです)) (金森)((ゴミ箱 燃やして 脅かすつもりだったのに まさか 人に当たるなんて)) ((あんなふうに 燃えるなんて)) 金森には 同情すべき点も あると思います。 だって 被害者たちには 近所の人も みんな 迷惑してたんですから。 M4を 0.05度 傾けてくれ。 (紗江子)はい。 0.05って。 (警告ブザー) (村瀬)ダメです! 光軸のずれや 空気の温度差で 全く 安定しない。 悔しいのは 分かりますけど。 例えば 今 あのミラーを 0.01度 動かすだけで レーザーの照射点は 2メートル ずれる。 それだけ 精密さを要する 実験なんだ。 もう一度 測量し直してくれ。 M4を 0.05度 戻して M3を 0.02度 傾けてくれ。 (ける音) (刑事)おい。 静かにしてろ。 (村瀬)ダメでーす。 また 失敗。 今の 何回目? 42回目。 40。 あっ。 もう いいですって 湯川先生。 被害者の頭が 燃えたのは 偶然だったんですよ! もう一度! もう やめてください! 警察は払えませんよ 実験費用! (警告ブザー) (警告ブザー) いくぞー! もう いかないで。 (紗江子)燃えた。 成功だ。 ホントに 燃えた。 人体発火の 謎が解けたぞ。 (美雪)よかったね。 ご苦労さん。 (学生たち)お疲れさまでした。 じゃあ みんなは 実験のデータを 整理してくれ。 (学生たち)はい。 カッとなって 人を刺すバカが 山ほど いるのに こんな 遠回しな やり方で。 気の弱い人間なのね 金森は。 そうかな。 43回目で やっと 成功。 これは 何を意味してると思う? だから 被害者が燃えたのは 偶然だったんでしょ? 違う。 犯人も 同じ数だけ 失敗したってことだ。 えっ? 炭酸ガスレーザーの光を 人に当てたら どうなるか。 金属加工の 専門家なら 容易に想像できる。 それを 犯人は 実行しようと考えた。 (四人の騒ぐ声) (山下)((何で そんなに 静かなのかな?)) (向井)((うるせえな! ふざけんな!)) (川島)((おい。 Bだ B 言われたら ショックだべ!)) (向井)((あー もう。 アカネちゃーん! もう 何で 俺じゃダメなの! あーっ! ふざけんな もう!)) (金森のせきばらい)しかし 簡単にはいかない。 (四人の騒ぐ声) 犯人は 試行錯誤し 失敗を検証し 挑戦を繰り返した。 (花火の音) (四人の歓声) (四人)((わっしょい わっしょい わっしょい わっしょい…)) (四人の騒ぐ声) 犯人の頭の中には 成功の イメージがある。 レーザー光が 人間に命中し その体が 燃え上がる姿だ。 (四人の騒ぐ声) (足を踏み鳴らす音) (四人の騒ぐ声) (四人の騒ぐ声)(携帯を投げつける音) 女の子が 赤い糸を見たのは 七夕の夜。 つまり 犯人は 3か月以上前から レーザーの照射を始めた。 そして 僕と同じように 何度も 失敗を繰り返し ついに 成功した。 つまり 42回の 殺人未遂が あったんだ。(山下)((っていうか 今度 三中の 屋上から 投げてみねえ?)) (藤沢)((いいねぇー)) (山下)((前みたく 夜中 忍び込んでよ!)) (向井)((いいじゃん…!)) (川島)((三中か。 乗った)) (向井)((俺も 乗った)) (藤沢)((見つかったらやばくね?))(向井)((大丈夫だって!)) (山下)((どうせ 警備員なんて じじいなんだからさ ばれたら ボコっちゃえ…)) (三人)((うわっ! うわーっ! ああーっ!)) (金森の笑い声) この事件の犯人は 恐ろしく 執念深く 残酷な人間だ。(弓削)傷害致死で まあ せいぜい 4、5年の 懲役だな。 でも それで 罪を償えるとは 思いません。 素直に話したんだし 裁判官も 分かってくれるよ。 あなたは ホントに お芝居が上手ね。 (弓削)何だよ? 急に。 最初から 殺すつもりだったのね。 あれは 計画殺人。 違います。 僕は ホントに あんなことに なるなんて。 自分が 死にたいぐらいです! (弓削)お前 何 言いだしてんだよ!? 急に。 人を殺したことを 死ぬほど 後悔してる人間が どうして あんな 穏やかな声で 朗読できるの? 「車輪の下」の 最終章。 あれは あの事件の後に 録音したものでしょ? (弓削)お前 出とけ。 ここ 俺だけでいいから。 ちょっと 待ってください。 (弓削)いいから。 (ける音) (ける音) あいつらは 生ゴミだ。 (ける音) 生ゴミのわりには よく 燃えたよ。 (ける音) それが あなたの正体ね。 (栗林)ああ お帰りなさい。 先生 午後いちで 実習ですから。 はい。 急ぎます。 (テレビ)「その少女は 両親と 姉を失った」 (刑事)「かわいそうに。 隣の部屋に 泊まっていた マフィアの家族と 間違えられたんだ」 (刑事)「警部。 来てください」 (刑事)「うん? ああっ!?」 (テレビ)「一人 奇跡的に 助かった少女。 彼女は 世の中の すべての悪人を 捕まえることを 決意した」 何だ? これは。 はっ? ああ。 今 はやってる アメリカの 人気ドラマですよ。 (テレビ)「そして 彼女は 刑事になった」 (クラリス)「動かないで! ロサンゼルス市警の クラリスよ!」 (薫)((そのとき わたしは 刑事になろうって 誓ったの。 世の中の 犯罪者たちを みんな 捕まえてやるって)) 全く 信じられない人種だ。 ♪♪『KISSして』(天野絹恵)見た目がすべてじゃないと思います。 (神保美姫)人は見た目がすべてよ。 (凌)天野さん ダサいんです。 (田渕優作) ダサい。 見ていて不愉快だ。 何をするかよりも 誰とするか。 私に… ファッションのこと 教えてください。 私にも ちゃんと 洋服を好きな気持ちがあった。(達也)あれ?