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唯吾分享神探伽利略08日文字幕,台词

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(テレビの音声)(千晶)ああー。 (千晶)お姉ちゃん?(千晶)何してんの? お姉ちゃん?[TEL](呼び出し音) [TEL] [TEL] (携帯電話が落ちる音) ≪[TEL] (警備員)誰か いるんですか? [TEL] [TEL] [TEL](呼び出し音) (サイレン) (ざわめき) (弓削)ひでえな。 (薫)被害者は 前田 美鈴 35歳。 料理研究家で この料理教室の 経営者の 一人です。 (弓削)何か所 刺されてんだ? これ。 うっ…。 被害者が 最後に目撃されたのは 7時半。 共同経営者の 金沢 頼子さんが 帰宅した時刻です。 そのとき 被害者は まだ 残業で 残っていたと。 (弓削)こりゃ えん恨だな。 だって 強盗目的だったら こんなに 刺す必要ねえもん。 犯人は 7時半以降に 侵入したと 思われます。 そして 8時50分ごろ 見回りの警備員が 教室内の物音に気づき 合鍵で 中に入りました。 そこで 不審な男を発見。 男は 窓から 逃走しようとして 転落。 即死です。 (弓削)身元は? それが 身元を 割り出すような持ち物を 何にも持っていないらしくって。 (ため息)(薫)うっ!? 何してるんです? (栗林)見てのとおり 料理です。 えっ? なぜ こんなところで? (栗林)先生の趣味です。 じゃあ 料理しながらで いいから 聞いてください。 3日前に起きた 殺人事件のことで ご相談があるんです。 やめてくださいよ。 食事前なんだから。 料理研究家の先生が 惨殺。 食欲がなくなる。 刃物で 200か所以上を めった刺しです。 犯人は 窓から逃走しようとして 転落死しました。 ただ その男は 身元を示すようなものを 何にも持っていなくって。 (湯川)うん。 先生 今日は お暇なんですね。 暇そうに 見えるか? だって 研究でも 何でも ないですよね これ。 研究室で 研究をしていなければ 暇だというのか? 仕事をしていなければ 暇。 実に 短絡的だ。 君は 暇だから トイレに行くのか? 暇だから 風呂に入り 暇だから 眠るのか? 僕は 限られた この貴重な時間を 真剣に 趣味に費やしている。 同時に 摂食行動という 生きるために 必要な行為でもある。 つまり 今 大変 忙しい。 で 今朝 犯人の身元が 判明しました。 (薫)犯人は 小杉 浩一 32歳。 大田区のアパートで 一人暮らしを していた 無職の男です。 (薫)都内中に 人相書きを はりだして やっと分かったんです。 (栗林)先生。 お皿 2枚で いいんですよね? はい。 でも 被害者と小杉の間には 全く 接点は 見つかりませんでした。 お宅の分 ありませんから。 ただ 実は 1か月前に 被害者は 練馬南署に ストーカー被害の相談に 来てたことが 分かりまして。 1枚 かけてるよ!? 本庁は ストーカーによる殺人だと 見ています。あー 最悪。 最悪です。 分かってますよ。 被害届が 出てたのに。 また 警察の失態です。 よし! できた! わあ! おいしそうだ。 聞いたかぎり 何の変哲もない 殺人事件だ。 僕は 興味がない。 さあ 食事にしましょう。 (栗林)いただきます。 ええ。 事件そのものは 何の変哲も ありません。 んっ! ただ 被害者の妹さんの証言が 奇妙なんです。 (千晶)((姉は そこに立ってたんです。 顔も はっきり見ました)) (弓削)((いや。 でも それ 何時ごろの話っすか?)) ((8時40分です。 寒いのに 庭に立っていたので おかしいなとは 思いました。 でもそのまま いなくなってしまって 帰ってこないので 10分ほどしてから 姉の携帯に 電話したんです)) (薫)妹の千晶さんは こう 証言しましたけど これは 絶対に ありえないことなんです。 ありえない? 千晶さんが電話したのは8時50分。 その直後に 物音に気づいた 警備員が 事件現場に 踏み込んでるんです。 そのときには もう 被害者は 殺害されていました。 えっ? 10分あるじゃない。 その間に 料理教室に戻ったんだよ。 それが 無理なんです。 なぜ? 目撃された場所と 事件現場 直線距離で 30キロ 離れてるんです。 どんな交通手段を使っても 絶対に 最速で 1時間以上 かかるんですよ。 10分で 30キロの移動なんて できるわけが ありません。 だから ありえないんです。 テレポーテーション。 テレポーテーション? 1593年 メキシコのグランドパレスの警備に あたる 兵士たちの前に 突然 銃を持った男が現れた。 たった今まで マニラ総督府宮殿の警備に あたっていたという その男は メキシコでは知りようのない マニラの事件について 語り始めた。 湯川先生? 1630年代 スペインの修道女 メアリーは 中央アメリカに 何度も テレポーテーションして 数多くの 布教活動の足跡を 残した。 1655年 インドのゴアから ポルトガルに 瞬間移動して 火あぶりにされた男の話もある。 冗談でしょう。 テレポーテーションなんて。 今 挙げた例のように 瞬間的に。 または ごく短時間の間に 人や ものが 長距離を 移動したという現象は 世界中で 報告されているんだ。 なぜ こんなことが起こるか? 僕は 大変 興味がある。 じゃあ 先生は 今回 テレポーテーションが 実際に 起こったっていうんですか? 分からない。 だが 面白い。 実に 面白い。(リポーター)被害者の女性が ストーカー被害を 訴えていたにも かかわらず またしても このような 悲惨な事件が 起きてしまいました。 ストーカー被害者の訴えに 耳を傾けない警察の 認識の甘さに対し…。 また テレビの 来てますよ。 ったく。 何で 捜査本部が こっちなんだよ? 謝罪会見の準備とか また 仕事 増えるぞ。 えっ? でも この事件 まだ 調べなきゃならないことが 山ほど あるのに 謝罪会見なんて…。 あのな こういう事件は 一刻も早く 謝罪して 終わりにしちまったほうが いいんだよ。 犯人は 小杉で 確定してんだから 細かいことは この際 いいだろ。 まあ しかたねえな。 城ノ内さんには 悪いけど。 城ノ内さんが 何か? あれ? お前 知らねえの? 被害者 城ノ内さんの 知り合いなんだって。 えっ!? (弓削)お前 また 余計なこと しようと 思ってないだろうな? この事件は かき回すなよ。 (舌打ち) (千晶)あなたたちのこと 絶対に 許しませんから。 (薫)待ってください。 お話だけでも。 (千晶)今さら お話しする事なんて ありません。 あなたたちが ちゃんと調べて ストーカーを 捕まえてくれていたら 姉は 死なずに済んだんです。 そのことは 申し訳ないと 思ってます。 ですから…。 警察は 言い訳ばっかりじゃない。 姉の周辺に 不審な人物は いなかったとか こんなことに なるなんて 想像もしていなかったとか。 もう そんな話 聞きたくないんです。 今後のことは 弁護士の先生に 相談していますから。 わたしは あなたが 何を見たのか 知りたいんです! 千晶さんの証言 わたしは どうしても 気になるんです。 (千晶)だって どう考えても 無理なんでしょ。 姉が 家に帰ってくるのは。 ええ。 今の段階では 警察で 正式な目撃証言として 採用することは できません。 あれは 間違いなく 姉でした。 きっと あなたたち 警察が 何もしてくれないから 姉の魂が 幽霊となって 自分の無念を 訴えるために…。 わたしは 別に あなたたちに 信じてもらえなくてもいいんです。 わたしは あなたが 何かを見たことは 信じます。 ぜひ お話を お聞かせください。 (千晶)わたし ふだんは 姉とは 別々に 暮らしていました。 でも 最近は 姉が ストーカーに 悩まされてると 聞いていたので 時々 姉のところに 泊まりに行ってたんです。 (千晶)あの日は 少し 風邪気味で 姉の家に 入った後 いつの間にか こたつで 眠っていました。 (千晶)((ああー)) (千晶)((お姉ちゃん?)) あなた自身の姿が 窓ガラスに 映っていたとは 考えられませんか? 考えられません。 部屋の電気は 消していたので 真っ暗でしたから。 では 何かを見間違えた 可能性は? 絶対にありません。 わたしは 姉の表情も 着ていた 黄色いコートも はっきり 見ているんです。 実際に 被害者は 黄色いコートを 着ていました。 あのう。 わたしの話 信じてくださるのは うれしいんですけど…。 どんなことでも 調べるのが わたしの仕事ですから。 僕は 不可思議な現象を 解き明かすこと以外 興味はないが。 そもそも 僕は目撃されたものが 幽霊だなんて これっぽっちも 信じていない。 湯川先生。 霊魂の存在を 簡単に肯定するのは 実に 非論理的だ。 じゃあ わたしは 何を見たって いうんですか? 分かりません。 だからこそ 調べる必要が あるんです。 寒っ!? 確かに 顔を見間違えるような 距離じゃない。 表情まで よく分かります。 どうして 庭に立っていたんだ? やっぱり 幽霊なんでしょうか? 何の目的で? えっ 分かりません。 自分の家に 帰ってきたかったからとか? 君も 幽霊の存在を 本気で 信じているのか? えっ? いやあ。 本気でというか 「もしかしたら いるかもな」ぐらいですけど。 うん? 先生? ちょっと。 くつろがないでくださいよ。 寒い。 窓 開けてたからですよ。 リモコンを。 ひょっとして 寒がり? 寒いのも 苦手なんですか? 苦手ではない。 嫌いなんだ。 リモコンを。 (電子音) だから くつろがないでくださいよ。 (湯川)僕は 幽霊なんてものは 全く 信じていない。 (薫)それは もう よく分かってます。 その理由は 幽霊は 目撃する人間が いなければ 現れないという矛盾が あるからだ。 人が 見ていることが前提で起こる 不可思議な現象は 認知心理学上の問題だと 解釈すべきだよ。 じゃあ どうして 千晶さんに お姉さんが 黄色いコートを 着てたことが 分かったんですか? ただの偶然? まさか ホントに テレポーテーションだと 思ってるとか? (桜子)美鈴さんの死因は 刺し傷による 失血性ショック。 致命傷と思われるのは 2か所。 270か所ある 刺し傷の中で その2か所だけが 微妙に 凶器の形状が 違うと思う。 どういうことですか? (桜子)致命傷以外の傷には 生活反応が なかった。 致命傷を与えた後に もしかしたら 別の刃物で 268か所の傷が つけられたってこと。 その 268か所の傷あとは 小杉の持っていた ナイフのものなんですよね? (桜子)うん。 でも 致命傷の傷と 一致する凶器は まだ 見つかってない。 ほかに 凶器を持ち去った人間が いると? 分かんない。 わたしが ただ 単純な ストーカー殺人だと 思いたくないだけなのかも。 わたしも 美鈴さんから 相談されてたの。 誰かに つけられてるような 気がするとか 無言電話 かかってくるとか。 でも わたし自身 結局 何にも してあげられなかったの。 城ノ内さんのせいじゃ ありません。 本部は 批判が 大きくなる前に ストーカー殺人だと 結論づけて 捜査を打ち切ろうと しています。 でも わたしは 別の可能性を 探ってみます。 一人ででも 徹底的に調べますから。 そう。 分かった。 後のことは あなたに任せる。 監察医として 美鈴さんの遺体に 刻まれた メッセージは 伝えた。 後の捜査 よろしく お願いします。 分かりました。この人なんですけど。 (店主)さあね。 常連でもないかぎり 客の顔は みんな 覚えたりはしないからね。 そうですか。 すいません。 (駅員)お客さま! 危険ですから やめてください! おお… お客さま! お客さま! 危険ですから やめてください! (管理人)何度も 話したでしょ? あの男はね ウチの中へ 閉じこもったまま めったに 姿なんか 見せないんだから。 家賃さえ ちゃんと 払ってもらったら どんな暮らし してるかなんて いちいち せんさくなんか しないわよ! はあ。失礼しまーす。 あっ 千晶さん。 刑事さん!? どうしたんですか? 事件を もう一度 調べ直してまして。 皆さんは? (千晶)ここは 閉めることに なりましたから。 今日は 片づけを 手伝いに来てるんです。 そうですか。 じゃあ ちょっとだけ。 (学生)単位の大切さ 分かってらっしゃいますか? (学生たちの話し声) (学生たち)お願いしますよ。 (栗林)先生。 どんなルートを使っても 10分で 30キロを移動するのは 不可能なんですよね? もう 十分ですよ。 それよりも 学生たちの リポートを 見ていただかないと。 ええ。 (栗林)じゃあ 順番。 順番にね。 (美雪)やった やった やった。 (栗林)いちばん 短いの…。 (美雪)栗林先生。 (栗林)はあー。 単位の問題が ありますから。 村瀬と 美雪ちゃんは 卒業が かかってます。 先生! 聞いてますか? はい。 (栗林)はい。 お願いします。(村瀬)絶対に やばいって あれ。 (森)あんな本 読んでる先生 初めて 見ますよね。 (美雪)オカルトとか 絶対 信じない人なのに。 (小淵沢)俺さ こないだ 聞いちゃったんだよね。 「どこでもドアというのは どういう 構造なんだろう?」って 真顔で つぶやいてんの。 (紗江子)かなり きてますよ それ。 (頼子)以前にも 警察の方に 言われて 調べたんですが 調理器具や 刃物で 事件後に なくなったものは ありませんでした。 ああ。 やっぱり そうですか。 あの。 金沢さんが お帰りになった 7時半には ホントに 美鈴さん以外は 誰も いらっしゃらなかったんですよね? (頼子)ええ。 間違いありません。 (生徒)授業が終わる 6時半には わたしたちは みんな 帰りますから。 (頼子)わたしは 事務の仕事があるんで いつも 7時半ごろまで 残業になるんです。 でも 美鈴先生は 新しい レシピを 作ったりする作業で ずっと 遅くなることも あったんですけど。 はあ。 ここに 泊まり込むことも ありましたから。 (頼子)ホント。 あんな 熱心な先生が 何で こんな。≪(ノック) 先生。 湯川先生。 共犯者が 凶器を持ち去った 可能性を考えて 小杉の周辺を 洗いました。 でも ホントに 孤独な 人間だったようで 親も 兄弟も いませんし 友人といえるような人も 一人も 出てきませんでした。 共犯者が いるとは 思えないんです。 この事件 犯人は分かってるのに 分からないことだらけですよ。 僕もだ。 えっ? 10分で 30キロの距離を 移動する方法が 分からない。 さっぱり 分からない。 でも わたしは 一つだけ 確信していることがあります。 この事件には きっと 裏があります。 幽霊の目撃と 被害者の傷の謎は きっと その 同じ何かに 関係していると思います。 どうして そう思う? 刑事の勘です。 (栗林)アッハハハハ。 実に 非論理的だ。 先生。 もう こんな事件に いつまでも かかわってる暇は ありませんよ。 いや。 そうとも言えない。 はい? ひらめきと 思い込みは違う。 アイザック・ニュートンが残した 数々の功績も すべて 最初は ただの 直感に すぎなかった。 20代の前半に 発見した 数々の 重要な原理を 後に 彼は 実験と 推理によって 実証していったんだ。 直感による 原理から実証される 真実というものは 確実にある。 どうやら やるべきことが 見えてきたな。 あの。 それは どういう? 君の勘に基づいて 一つずつ 調べていこう。 あ…。 まずは 小杉という男からだ。 分かりました。 実に 面白くない。寒いから 入りましょうよ。 小杉が 美鈴さんを ストーキングしていたと思われる 証拠は この部屋からは 一切 出てきていません。 最初から 美鈴さんを殺害した後 自分も 死ぬつもりだったから 証拠は すべて 処分していたのかも。 先生? はあー。 通信販売や 宅配サービスの 伝票ばっかりです。 ひきこもり同然の 生活だったようですね。 親しい人間は いないし この家に ほかの人間が 出入りしていた 痕跡も ありませんし。 これは!? 何か 分かったんですか? すばらしい。 何なんですか? ラックスマンの オーディオ クラシックスタイルだ。 はい!? 11年ぶりに出た セパレート型の 真空管アンプだよ。 それが? 僕も 欲しいと思っていた。 ♪♪(音楽) いい音だ。 もう! 何しに来たんですか? 小杉が どういう人物か 調べに来た。 だから それと このオーディオと 何の関係が? 音楽の趣味で 何かが 分かるんですか!? わたしの勘に基づいて 一つずつ 調べていくんでしょ! もしもし! ♪♪「もしもし カメよ カメさんよ」 そうですか。 無視ですか。 あら ごめんなさい。 ≪(ノイズ音) ♪♪(ノイズ音) ちょっ。 何なんですか!? 小杉は どんな髪形だった? えっ? 髪は 長かったのか? 短かったのか? 短いです。 丸刈り。 あのー。 それ 何の関係が…。 先生? 先生!((10分で 30キロの移動なんて できるわけが ありません)) ((じゃあ わたしは 何を 見たっていうんですか)) ((テレポーテーション?)) ((短いです。 丸刈り)) これ以外 考えられないな。 何か 分かったんですか? この事件には 確かに 裏がある。 そして。 そして? 千晶さんの証言は 真実ではない。 それって…。 説明は まだだ。 その前に 確認してもらいたいことがある。 先生! 靴! (千晶)事件の真相が 分かったと お聞きしましたけど。 どうして ここで? 湯川先生の 希望なんです。 ただ 詳しいことは わたしにも 分からなくって。 すいません。 そのうえ 先生が遅刻なんて。 失礼ですよねえ。 かまいませんよ。 そうだ。 ちょっと 駅のほう 見てきます。 もしかしたら 迷ってるかもしれませんから。 ここで 待っててください。 はい。 すぐ 戻ります。 ≪(チャイム) 遅くなりました。 お待たせして 申し訳ありません。 (千晶)あの。 たった今 刑事さんが 先生を迎えに。 あーあ。 入れ違いに なってしまいましたか。 あっ。 そうみたいですね。 彼女は いつも そそっかしい。 待ってると 日が暮れてしまいます。 先に 話を進めておきましょう。 失礼します。 警察が この周辺に 聞き込みを 行った結果 事件当日 あなたと同じように 黄色いコートを 着た人物を 目撃したという人がいました。 近くの商店街に 三人も。 ホントですか? やはり 誰かが いたというのは 確かです。 千晶さん。 でも それは お姉さんじゃ ありません。 えっ? あなたが見たのは 別人です。 それを お姉さんだと 思い込んでしまった。 そんなこと ありません。 だって わたし 姉の顔 見ましたから。 黄色いコートを着た 人物を見て それが お姉さんだと思い込んだ。 つまり 先入観です。 違います。 黄色いコートが 美鈴さんの お気に入りだと 知っていたため そう 誤認してしまったんです。 違います! わたしは ホントに 姉を…。 顔は 見ていません。 どうして そんなことが 分かるんですか? 見えるわけが ないんです。 この窓を よく 見てください。 結露が 発生している。 あなたが 美鈴さんを 目撃したという 事件当日の 気温は 8度。 今日よりも さらに 気温が低かった。 暖房で温められた この部屋の窓には 結露が 発生していたはずです。 庭にいる 美鈴さんの顔や 表情まで 分かるわけがないんです。 あの人が持っている スケッチブックには ある数字が 書かれています。 読めますか? もちろん あなたは 意図的に 嘘を ついていたわけでは ありません。 ただ…。 待ってください! そんなの おかしい。 数字は 読めなくたって あの人が 誰なのかくらいは 分かります! 誰ですか? 刑事さんでしょう?お気を 悪くしないでください。 これは 単純な心理学の実験です。 赤いコートを着た 内海君を 一度 目にしたこと。 そして その色の印象から これを 彼女だと 思い込んでしまった。 本来 見ていないものの 視覚的な情報を 脳が 補完してしまったんです。 残念ながら 美鈴さんが 幽霊になって 最後に あなたに会いに来たと 考えるのは 非科学的な ファンタジーだと 言わざるをえません。 じゃあ 一体? これは ストーカー殺人を装った 全く 別の事件なんです。 あなたが 目撃した 黄色いコートの 人物は 美鈴さんでは ありません。 その人物は 美鈴さんを 殺害した 実行犯なんです。 事件は 恐らく 突発的に起きた。 犯人は 図らずも 美鈴さんを 刺殺してしまった後に 自分の犯行を 隠ぺいしようとしたんです。 事件の日 犯人が 黄色いコートを着て ここに 現れた理由。 それは 近隣の人たちに 美鈴さんが 帰宅してきたと 認識させるためです。 何のために? 計画どおり 事が進んでいたら 美鈴さんの遺体は 翌朝まで 発見されなかった。 朝になって ようやく 事件が発覚する。 そしたら 警察は この周辺も 聞き込みをして 黄色いコートの 人物の 目撃証言を得る。 警察は その証言をもとに 美鈴さんが 一度 帰宅してから 料理教室に戻り そこで 殺害されたと 考えるだろう。 つまり 死亡したのは 移動の時間も 考えて 少なくとも 午後 9時半以降だと 判断される。 そして その時間には 犯人に アリバイがある。 アリバイ工作。 僕も 考え違いをしていたんだ。 犯人は 何かの目的を持って 千晶さんに 姿を見せたのだと。 しかし 偽者が 妹の 千晶さんの前に 現れるのは あまりにも リスクが大きすぎる。 そんなことをする 必要性が 全く 分からなかった。 分からないのは 当然のことだった。 計画は 途中で 破たんしていたんだ。 破たん? 犯人は この家の中に 美鈴さんの顔を よく知る誰かが いるとは 思ってはいなかった。 (千晶)((ああー)) (千晶)((お姉ちゃん?)) 犯人は 家の中を うかがい 驚いて 逃げ去った。 じゃあ 小杉は 一体 何を? 彼は ストーカーなどではなく 偽装工作を 手伝わせるために 犯人に 呼び出されただけだ。 犯人と 小杉は 相当 親密な関係に あったのだろう。 小杉の自宅には 女が 頻繁に 出入りしていた痕跡が しっかりと 残されていた。 待ってください。 調べましたけど そんなものは 何も。 それは 犯人が 「目に見える痕跡」を すべて 消し去ってしまったからだよ。 小杉の転落死は 犯人にとっても 予想外の 出来事だった。 だから 彼女は 慌てて 小杉の家から 自分の痕跡を 消したんだ。 すべての罪を 小杉に かぶせてしまうためにね。 彼女って? 真犯人が 誰か 分かってるんですか? アリバイ工作が 必要だった人物だよ。 論理的に考えれば 解は 導かれるはずだ。 翌朝 料理教室で 美鈴さんの遺体が 発見された場合 もっとも 疑われる人物は 誰か。 それって。 美鈴さんと 最後に会っていた人物。まさか!? 犯人は 金沢 頼子だ。(薫)美鈴さんに 嫌がらせを していたのも 金沢 頼子でした。 才能があって 注目されている 美鈴さんのことを 彼女は ずーっと ねたんでいたようです。 嫌がらせに 気が付いた 美鈴さんが 注意をしたところ 口論になり 金沢 頼子は 突発的に 包丁で 美鈴さんを 刺してしまったんです。 パニックになった 頼子は 小杉を 呼び出しました。 小杉と 頼子は 出会い系サイトで 知り合ったそうです。 プライドの高い彼女は 小杉の存在を 周囲に 秘密に してたそうなんですが どうも 生活費を出すかわりに 小杉を ペットのように 扱っていたらしくって。 孤独な 小杉は 彼女に 絶対服従していた。 二人は そういう 異常な関係に あったようです。 頼子を逃がした後 現場に残った 小杉は 猟奇的な ストーカー殺人に 見せかけるために 美鈴さんの死体を 執ように傷つけ 逃げた 頼子は 犯行時刻を かく乱するために 黄色いコートを 羽織って 美鈴さんの家を 目指しました。 同じような 黄色いコートが 料理教室の事務所に 置いてあることを 知っていたんです。 後は 先生が 解明したとおり。 待て。 はい? 何で ここで 君は 料理をしている? あっ。 これ。 城ノ内さんに この本 もらったんです。 (千晶)ありがとうございました。 (桜子)わたしは 何も してないわよ。 桜子さんが お姉ちゃんの 最後のメッセージを 受け取ってくれたんだって あの刑事さんが。 内海さん? (千晶)ええ。 わたし 犯人の姿を お姉ちゃんだって 信じ込んでたんですね。 真実が分かって ホントに 感謝しています。 久しぶりに 作ってみようかな。 ビーフシチュー。 わたしが 作ったものの中で 唯一 美鈴さんに 「おいしい」って 言ってもらえた 料理なの。 もう 寒いし 食べたら 温まるわ。 千晶ちゃんも 今夜 どう? (千晶)はい! あっ! すいません。 後で 片づけますから。 家で やってくれないか? 先生は どうして 頼子と 小杉の関係に 気づいたんですか? 小杉の身元が 判明する前に 頼子は あの部屋から 自分の荷物を 全部 持ち出してたんですよ。 塩を 入れすぎだ。 もう 口出ししないで。 あの部屋には 女性がいた 痕跡なんか なかったじゃないですか? ガリだよ。 ガリ? おすしのですか? 違う。 小杉の部屋で オーディオの ボリュームを 回したときに バリバリと 雑音が出ただろう。 はあ。 あれを 音響機器メーカーの 専門用語で ガリというんだ。 つまみの潤滑油が 空気中に漂う シリコン微粒子と結びついて 起こる。 ふうーん。 で? ある オーディオメーカーの 検証によると ラブホテルに納入した ステレオからは 通常のものよりも ずっと 早く このガリが 出るという データが出た。 そして その原因について 調べてみると 女性が使う ヘアスプレーが 影響してると 判明した。 ヘアスプレー? ヘアスプレーには 大量の シリコンが 含まれている。 だから 僕は 小杉の髪形について 尋ねたんだ。 丸刈りなら ヘアスプレーを使う機会は ほとんど ないだろうからね。 ああ。 だから。 注意深く 見れば 人の 痕跡などというものは いろいろな形で 残っているものだ。 なるほどね。 と 完成! 何だ? それは。 えっ? だから 青椒肉絲です。 味は 保証します。 ほら おいしい。 うん。 先生も どうぞ。 はい。 断る。 何で? おいしいわけが ないだろ。 もう。 そういうことは 食べてみてから 言ってください。 青椒肉絲の 絲は 細切りという意味だ。 これは 全く 細切りに なっていない。 いいじゃないですか! おいしいんだから。 料理は 科学だ。 材料の 切り方による 切断面の変化。 調味料を 混合 添加する タイミングと 順番 その量。 加熱や 冷却の加減。 それらの 組み合わせ方による 処理条件で 味が決まる。 料理は 理屈じゃありませんって。 ほら。 いいから 食べてみて。 ほら。 一口。 はい。 はいはい! うん? 今 おいしいって 思ったでしょ? フフッ。 ねえ? 先生。 今 絶対 おいしいって 思ったでしょ? ねえ? ハハハハ。 うーん おいしい。 いただきまーす。 ♪♪『KISSして』(神保美姫) 日本未上陸 SIELA&KEITH。 越前屋に呼ぶことができれば 年末商戦の目玉となります。 (蜂矢)大丈夫ですか? 越前屋のほうは。 (尾崎) あの百貨店は もう だめです。 ミラノの老舗ブランドのオーナー。 外国語に堪能な 日本人スタッフを探してる。 (凌)今 向かいます。 (蜂矢)特別ですから あなたは。 その結末が 別れであったとしても。 きれい事が上手な人だ。 (田渕優作)今 お返事します。 (天野絹恵)あれ? ちくっ。 私は 越前屋を離れます。