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日本语能力考试

唯吾分享青蛙公主01日文字幕,台词

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(澪)「Wow wow wow」
(澪)「Take me baby
or leave me」(女性)外人さん?
フゥー。
(男性)遅えんだよ バス。
(男性)これ どこ行き? あん?
天国行き? ハハハ。
(男性)死ね 死ね。
うっしょー。
この副流煙で
私の 黄金の喉 つぶす気?
荷物 運んで。
うおー あちい!
(男性)おい。 誰だ? あれ。
(女性)外人さん?
(男性)ええっ?
(クラクション)
(清忠)3カ月後に迫った
この由芽市と 安見市の合併は
私の長年の悲願であります。
(清忠)今日ここに その目玉となる事業を 発表いたします。
この町の 古き時代の遺産
音楽堂。 これを取り壊し
その跡地に 県最大の
ごみ処理場を 建設いたします。(拍手)
ハハッ。
(記者たち)市長。 市長。
(記者)ごみや 廃棄物を 由芽市で
全て 引き受ける気ですか?
(記者)これじゃ 合併じゃない。
身売りじゃないですか 身売り。
由芽市は 県最小の市であり
累積赤字は 180億円。
このままでは 破綻。
他に 選択肢があるかね?
(記者)財政赤字は
市長の殿様政治が
原因という声も ありますが。
(記者)この町は
ごみ捨て場じゃない。
市民の夢や 希望を奪うんですか?
夢や 希望?
じいさん ばあさんだらけの
この町で
この先 何の未来がある!
3カ月後の 最終議決で
音楽堂と共に この町は消える。
(哲郎)今の まずくないですか?
お父さん…。 あっ 市長。
(清忠)ほっとけ。
君は 市の役人として 合併計画を
粛々と 進めていればいい。
(哲郎)はい。(八木)工場長 ホントですか?
また 発注停止って。
(工場長)取引先が 安見市の工場にくら替え し始めてんだ。
(山根)下請け切りってことですか?(柴田)このままじゃ 倒産?
どうすんですか?
(工場長)工場どころか
町そのものが 消える運命なんだ。
諦めろ。
(八木)ちょっ 工場長。
(山根)一希。 どうする?
(シャッターを たたく音)
(南)てめえ 閉店って
どういうことだよ!?
私のドレス 返せよ!
(女性)たたいても 無駄よ。
夜逃げして もぬけの殻だから。
(南)はっ?
(南)ドレス なかったら
店 出れねえじゃんよ。
返せ! 私の一張羅!
返せ!
(みぞれ)コロッケ。 1・2・3。
(従業員)駄目だって 奥さん。
コロッケは
1人 1パックまでですよ。
(みぞれ)うちは 大家族なの。
家族2人で 1パックなら
6人で 3パックまででしょ。
あー! そのギョーザ 私が先に。
私んだって 言ってんでしょ。
離せ もう。 泥棒!
[TEL](メールの着信音)
(玉子)「今日は接待で
このまま 東京に泊まってく」
何 それ? また!? もう!
「スーパー ラッキー」
嘘 嘘。 アハハ! 見て!
みんな 見て。 当たった!
(まひる)えっと その。 私の趣味は音楽鑑賞と お菓子作りで…。
(面接官)野々村さん。
お見合いじゃないんだからさ。
将来の夢とか。
(まひる)夢ですか? 夢は…。
(面接官)君さ もう
何社 落ちてるんだっけ?
49…。 あっ 50。
(面接官)53社。
うちの大学
内定率 40% 切ってんの。
花嫁修業するとかさ。
家事手伝いとかさ。
もっと 君に ぴったりな道
いくらでも あると
思うんだけどな。
《私は 『コーラスライン』の
ステージを踏んだ スターよ》
(ピート)
《はい。 分かりましたよ》
(ピート)《一つだけ オファーが
あったことを 伝え忘れましたよ》
《プロデューサーは?》
《君の恩師》
《恩師?》
《君にとって メモリアルな
大舞台からの 招待状だ。
ハハハ》
(忠子)ここを つぶして
ごみ処理場に?
(香奈絵)ええ。
市長が 旗を振って。
(忠子)父が!?
どうして そんな…。
(香奈絵)それが
合併の条件らしいの。
安見市の 処理しきれなくなった
ごみを 一手に 引き受けて
手土産にする気でしょ。
そんな。 音楽堂は この町の象徴で掛け替えのない…。
(香奈絵)だから つぶすの。
今度は 合併の象徴として。
(香奈絵)市長の思いどおりには
させないわ。
もう一度 ここで
歌を歌いましょう。
えっ?
音楽堂を つぶさせはしない。
シャンソンズで この客席を
いっぱいに埋めて
ここが 町の 心のよりどころ
希望であることを 証明するの。
この客席を。
でも 今の シャンソンズじゃ…。
奇跡は 人が起こすもの。
もう一度 メンバーを集めて
シャンソンズを復活させましょう。
(哲郎)シャンソンズ 復活!?
ちょっと ちょっと
音楽堂で公演って 何 言って…。
いまさら そんなことしたって
あそこ 取り壊すのは
変わんないし。
このまま 何もしないで
諦めるのは嫌なの。
あそこは 私たちにとって
大切な場所で…。
[TEL](哲郎)いや。 俺は いいんだよ。
でも お父さんがねぇ。
養子の俺の立場としては…。
また それ?
どうせ ごみ処理場のこと
知ってたのに隠してたんでしょう。
そんなことより 知ってるよね?
お父さんが どんだけ 歌嫌いか。
ただでさえ 合併前で
ぴりぴりしてんのに。
ご機嫌 損ねたら
こっちに とばっちりが。
お父さんは お父さん。
私は 私。
やるだけ やってみたいの。
相変わらず しけてんなぁ。
(ピアノの演奏)
「うさぎ追いし かの山」
「こぶな釣りし かの川」
「夢は今も…」
≪(みぞれ)アハハ。
ごめん ごめん。 リーダー。
蛭子屋の特売で 一戦 交えてて。
(玉子)私は その。
町内会の どぶ掃除当番で。
(パチンコ玉の落ちる音)
(玉子)あっ もう。
(みぞれ)何やってんのよ。
もう 慣れっこよ。
いいから 練習しましょう。
(みぞれ)何よ あんたたち。
今日は シャンソンズの…。
(子供)うっさいな。
出てけよ おばさんは。
(子供)ぶりっこばばあ。
(玉子)ばばあ!?
おばさんって。
私たちは 立派な 合唱団でね。
(子供たち)「かえるのうたが」
(玉子)ああ もう! 館長は?
(子供たち)「きこえてくるよ」
(玉子)館長! もう うるさいな!
(子供たち)「クワ クワ…」
すみません。
昔のメンバーに
連絡したんですが
私たち以外 誰も。
(玉子)今どき ママさんコーラス
なんてって 笑われちゃって。
(みぞれ)10年前は
40人も いたのにねぇ。
やっぱり もう シャンソンズを
復活させるのは…。
大丈夫よ。 何とかなるわよ。
≪(ピアノの音)
(みぞれ)はっ。 何 何 何!?
この時間に まさか。
(玉子・みぞれ)幽霊!?
≪(ピアノの音)
(玉子)誰? 誰?
あれは…?
このピアノ 調律 合ってませんね。(みぞれ)声が 聞こえる。
(香奈絵)7時ジャスト。
相変わらず 時間には正確ね。
倉坂さん。
先生。 お久しぶりです。
(香奈絵)みんな。 こちらは
ブロードウェイで活躍されている
ミュージカル スター
倉坂 澪さん。
(みぞれ)ブロードウェイ?
(玉子)ブロードウェイって 商店街の?
ニューヨークの。
えっ どこ?
(香奈絵)私がいた 高校の
教え子で
卒業してからは 上京して あの
劇団フォーシーズンズに 入団。
その後 ブロードウェイに
挑戦して
日本人として 初舞台を踏んだ
由芽市の英雄よ。
(玉子)嘘 嘘。 そんな すごい人
この町に いたの? アハッ。
あなたは 彼女の高校の後輩だから知ってるわよね?
ええ。 面識はありませんが
由芽市が生んだ
伝説のスターです。
(みぞれ)やだ やだ。 握手して。
(玉子)しゅっとして カッコイイ!
(せきばらい)
(みぞれ)ああ。 でも どうして
そんな人が?
先生。 いつから リハーサルですか?
いつ 東京に たてば?
日本の舞台は 私には
物足りないですが
先生の
たっての願いということですし。
このとおり 準備は万端。
(みぞれ・玉子)おおっ。
シューズは パンプスに ダンスシューズ バレエシューズ
タップシューズ。 メーク道具 一式。
日本の アクターは
ここまで しないと思いますが
向こうでは これが当然で。
スコアを頂ければ
すぐにでも 歌ってみせますけど。
(みぞれ・玉子)
さすが ブロードウェイ。
劇場は どこです?
国立劇場 帝劇?
それとも 新しい舞台の
こけら落とし?
舞台は もちろん…。
うん?
ここよ。
うん?
(香奈絵)シャンソンズに
歌を 教えてほしいの。
シャンソンズ?
(玉子)それって コーチってこと?
コーチ?
(みぞれ)コーチだって コーチ。
(玉子)すごい すごい。
ブロードウェイの スターが。
ちょっと待ってください。
エージェントから聞いた話と
若干 食い違いが あるようなので。
私は 先生の紹介で
大きな舞台に…。
だから その大舞台が これ。
3カ月後の
シャンソンズ復活公演。
そのレッスンを お願いしたいの。
(香奈絵)よろしくね。
(みぞれ・玉子)お願いします。
コーチ。
えっ?
いいですか? 私は 数ある
ブロードウェイの オファーを蹴って
先生のために
駆け付けたんですよ。
なのに ママさんコーラスなんて
冗談にも 程が。
帰らせていただきます。
(香奈絵)あら。 残念。
なら 仕方ないけど
あれは どうなったかしら?
あなたが 東京に行くときに
貸してあげた お金 100万。
確か 出世払いって言ってたけど。
あっ。
えーっと。
あっ ほら。
「地元の歌姫 ブロードウェイで
『コーラスライン』に抜擢」
ええ。 エヘヘ。
あー すごいわね。
あれから ますます
出世したんじゃない?
私は あなたの親代わりだし
催促するつもりは ないけど
今 そのお金を シャンソンズの
活動費に 回したいの。
あっ 一時帰国のつもりだったので持ち合わせが ありませんし。
今 円高で。
あっ。 ドルで よければ 帰国後…。
困ったわねぇ。
なら 1カ月のレッスンで
手を打ちましょう。
悪いギャラじゃないと思うけど。
うまい!
桜。 ビア。 ワンモア ビア!
(桜)もう いきなり
10年ぶりに帰ってきてさ
ろくな挨拶もなく
荷物 預けてったと思ったら
今度は
ビール ビール ビールって。
酒が 挨拶よ。
ったく 何で 私が
あんな ど素人の連中
相手にしなきゃなんないの。
こっちは プロなのよ プロ。
(桜)じゃあ 何で 帰ってきたの?
帰りたくて 帰ってきたんじゃない。
だまされたの。
東京で 大きな舞台が
あるっていうからさ。
(桜)手伝ってあげたら?
館長に 恩返しできる
最後のチャンスかもよ。
あんたが いなくなってから
この町は すっかり変わった。
活気がなくなって シャンソンズの栄光も どこへやらだよ。
みんな 行き詰まってんだよね。
息苦しくて
歌を歌う気にも ならないくらい。
私には 関係ない。
でもさ 運命かもよ。
運命?
シャンソンズ復活のときに
現れた 救世主。
いい? 私は こんな
しょぼくれた町にも
あんな ぼろ音楽堂にも
何の興味も 感傷もないんだよね。
あんたが 高校んときに
使ってた部屋
元のまんまにしてあるから。
でさ ご飯
毎日 うちで食べていいよ。
ご飯?
うわぁ。
ぷっ。
オー オー。
いやぁ。
ぷーっ。
ああ ああ。
あれ。
何で いまさら こんな。これから しばらく…。
いいえ。 ほんの1カ月だけど
あなた方の コーチを
することになった 倉坂 澪です。
よっ。 ブロードウェイ スター!
(玉子)『キャッツ』やって 『キャッツ』!
どうしました?
いいえ。
私が教えるとなると それなりの
レベルじゃないと困る。
まずは あなた方の
実力を知るために
普段のレッスン 見せて。
(玉子・みぞれ)はい!
(玉子)楽しみですね 忠子さん。
うん。
(ピアノの演奏)
(3人)「うさぎ追いし かの山」
「こぶな釣りし かの川」
「夢は今も めぐりて」
「忘れがたき ふるさと」
何 これ? 念仏?
(玉子)どうでした? コーチ。
どうでしたも こうでしたも…。
いえ。
独創的で いいと思うんですけど。
(玉子)ああ やった!
ただ あなた Dが 外れてて。
Dって?
(みぞれ)あっ やだ。 外れちゃった?
(玉子)あっ ちょっと。
レです。 レ。
(みぞれ)英語よ 英語。
ドレミじゃなくて。
(玉子)さすが
ブロードウェイ帰りの 英語。
ドイツ語だよね。
ヘイヘイ ピート。
だから 最悪なんだって
ここの連中は。
[TEL]ど素人の 田舎者ばっかりで
唯一 まともなのは
つまんない学級委員。
オー ピート プリーズ。
他のオファー 探して。
[TEL]他なら どこでもいいから。
こっちは 忙しいんだ。
悪いね。
ウェイト ウェイト…。
[TEL](不通音)
何よ。
ハァ。 落ち着け。 落ち着け。
落ち着いて 深呼吸。
鼻から吸って 口から吐く。
フゥー。
ど素人に いらついて どうする。
フゥー。
ああ…。 過呼吸。
先生。 ホントに あの人を
コーチにするつもりですか?
(香奈絵)気乗りしない?
だって
何だか 私たちを
バカにしてるみたいで。
それに あの人 この町を
捨てていったんですよね。
ええ。 出てったっきり
音沙汰もなかったわ。
じゃあ どうして そんな人。
≪先生 いいところに。
あっ いやね。
皆さん 個性があって
よろしいと 思うんですけれども
いかんせん あの人数で
公演っていうのはね。
私も 非常に残念なんですけれどもここは すっぱり諦めて…。
≪(玉子)ああっ。
そう思って 私
こんなもん 作ってみました。(みぞれ・玉子)グッ。
(面接官)うちの会社で
何を やりたいですか?
(学生)はい。
私は 自分の経験を生かし
国際競争力のある
グローバルな企画を
提案していきたいと思います。
私は その…。
自分の経験を生かし
事務とか…。 あっ 経理でも。
(面接官)何か 資格でも?
はい。 世界遺産検定なら 3級を。
(面接官)はっ?
(哲郎)何これ? まずいよ まずい。こんなの 市長に見られたら。
(玲奈)フッ。
ウフッ。
(玲奈)これ 奥さまが
リーダー やってるんですね。
歌か。 私も時間あるし
一緒に やってみようかなぁ。
何 言って…。
いいから とにかく 捨てて。
(玲奈)はい。
(哲郎)早く 捨てて。
(玲奈)はい。
(山根)おい 一希。 これ見ろよ。
おばさんたちが
ブロードウェイだってよ。
(柴田)やるなら
ストリップ やってほしいよな。
(八木)見たくねえ。
(柴田)アハハッ。
(一希)アホらしい。
(柴田たち)ブロードウェイ。
ブロードウェイ。
(柴田)ありがと。
(南)ちょっと てめえ
何 触ってんだよ!
(柴田)いや マジックだよ。
ほら マジック。
(南)お触り禁止って
いつも 言ってんだろう。
(柴田)じゃあ 一緒に
デュエットしよう デュエット。
ええと 曲は…。
(南)シャンソンズ?
(柴田)あっ。 昔 好きでね。
懐かしくって。
(南)ブロードウェイ。
(哲郎)ただいま。
おかえりなさい。
あれ?
まだ ご飯 できてないの?
ごめんなさい。 あっちが
スタートしたばかりで 大変で。
勘弁してよ。 家のことは
しっかりやるって 約束したよね。
もし これが
お父さんに バレたら。
≪(戸の開く音)
(哲郎)お父さん。
(清忠)何だ。 食事じゃないのか。
(哲郎)帰ってらしたんですね。
ずいぶん早い お帰りで。 ハハ。
お父さん。
音楽堂を つぶすって 本気なの?
忠子!
あそこは おじいちゃんが
大切にしてきた…。
(清忠)雅楽頭の系譜は
私で 終わりだ。
女は黙って
家を守ってればいい。ブロードウェイ スター
倉坂 澪。
(みぞれ)玉子。
一人も 来ないじゃないよ。
(玉子)おかしいな。
そんなはず ないんですけど。
やっぱり ブロードウェイに
釣られて 来る人なんて。
残念だけど 今日は この辺で。
ブロードウェイって ここ?
(玉子)あっ。 お名前は?
(南)お前ら ちゃんと聴いとけよ。
「頬を刺す 朝の山手通り
煙草の空き箱を捨てる」
(みぞれ)何 これ?
(玉子)どうしましょう? コーチ。
うるさいし 服装が ちょっと。
合格。
この声量は 捨て難いです。
合格にしましょう。
「一番 綺麗な私を
抱いたのは あなたでしょう」
「消えない 涙の記憶を…」
(みぞれ)いいんじゃない? 彼女。
(玉子)どうです? コーチ。
何か。 何か もう 怖い。
感情が入ってて いいと思います。
合格。
(ピアノの演奏)
「メモリー 仰ぎ見て 月を」
「思い出を辿り 歩いてゆけば」
もう結構。 残念だけど。
あなた どうして歌を?
私 歌とか ミュージカルが
好きで。
大好きで。 自分でも
歌えるようになりたくて。
見るのと歌うのは 別。
不合格。
合格。
(玉子・みぞれ)えっ。
歌が好きなら
誰でも 参加してもらいたいの。
あっ。 ありがとうございます。
頑張ります。
よろしく お願いします。
(玉子)次が 最後の女性です。
高垣 忍さん。
(玉子)えっ?
(みぞれ)男!?
すいません。
これは ママさんコーラスで。
(忍)えっ。 でも チラシに
年齢 性別 問わずって。
(みぞれ)あっ。 ホントだ!
何やってんのよ。
ここは 年齢問わずって
書くとこでしょう。
(玉子)すいません。
あのう わざわざ
お越しいただいたんですが
お引き取りを。
あなた 歌ってみて。
(忍)はい。
(ピアノの演奏)
(忍)「ル ル ルルル
ル ル ルルル」
「ル ル ルルル…」
(玉子)カワイイ。
(みぞれ)いい。 ぎゅっと したい。
待って。 女性コーラスの
伝統は 守るべきで。
あのう 残念ですが 不合格…。
合格。
混声コーラスは 幅が広がるんで。
フフン。
ということで 何とか
めでたく メンバーも揃い
第1回 新生シャンソンズの練習を始めたいと思います。
(みぞれ)よっ。 ブロードウェイ!
(玉子)ミュージカル スター!
と 言いたいところ
なんですけれども
今に 今 まさに
私の お尻を たたいてる
この物体は?
(南)うちの息子 大輝。
カワイイでしょ。
(みぞれ・玉子)カワイイ!
(南)大輝。 こっち おいで。
(大輝)はい ママ。
(南)ママに チュー。
(みぞれ・玉子)ハハッ。 チュー。
何を考えてる?
(香奈絵)あら。 何のこと?
まさか シャンソンズを
復活させて
音楽堂 取り壊しの 反対運動でも
起こすつもりじゃないだろうね?
ただの 思い出づくり。
この町が なくなる前の
同窓会みたいなものよ。
(一同)「春の うららの隅田川」
「のぼりくだりの 舟人が」
「かいのしずくも 花と散る」
「ながめを何に たとうべき」
(玉子)ねえ まひるちゃんさ
全然 声 聞こえないんだけど。
すみません。
(みぞれ)声がれも しちゃって。
若いのにねぇ。
(南)あんたさ まひるじゃなくて
あひるって名前の方が
いんじゃね?
(忍)大丈夫。 頑張って。
(みぞれ)何 それ?
カワイイ子は 特別扱い?
(忍)違いますよ。 僕は みんなで
頑張っていこうって。
(みぞれ)なら 私も 励まして。
(南)ばばあが 何 言ってんだよ。
ばばあって 何よ!
(南)何だよ てめえ。 この野郎。
(みぞれ)あーっ。 この人 怖い。
冗談。 冗談 冗談。
あなたも ほら
メールばっかり してないで。
(玲奈)メールじゃなくて Twitter。
2年も 付き合ってる彼が
いるんですけど
煮えきらなくて
つい つぶやいちゃって。
(玉子)分かる それ。
うちのダーリンも
何だか最近 冷たくて。
(大輝)ママ。 おしっこ おしっこ。
シャラップ!
シャット アップ!
(大輝)ママ…。
今日は ここら辺で。
あなた方 井戸端が
好きなようだから。
あっ。 待ってください。
みんな 初めてで
コーラスが どういうものか
まだ 分かっていないだけで。
(南)そうそう。
まずは 手本 見せてよ。
(玉子)見たい!
(忍)じゃ 僕 何か 教材の本とか
ビデオ 探してきます。
そんなもん 何の役にも立たない。
歌は生。
生で 聴いてこそのものだから。
(玉子)生…。
あっ。 あのう。
これ。
安見市 女声合唱団 公開練習?
安見って…。
(みぞれ)いいじゃない。
ジョイフル安見で バーゲンやってるし。
(玉子)いい! 楽しそう。
歌は 生で聴くもんですもんね。
コーチ。
(一同)うわぁ。 さすが 安見市ね。
こんなホール いつの間に?
(みぞれ)さすが 都会。
若い男が いっぱい いる。
はい ちゃっちゃと
見学しましょう。 ちゃっちゃと。
(玉子)はい。
行きましょう 行きましょう。
総勢 80名を超えるって すごい。
安見市 女声合唱団は
県大会でも優勝した
エリート ママさんコーラスなんです。
(南)っていったって
どうせ 田舎は田舎じゃん。
ビビることねえよ。
(歌声)何 これ?
(まひる・忍)すごい。
(玉子)ああ…。
あんなの無理だし。
(みぞれ)一気に やる気なくなった。(玉子)はい。
(団員)あら。
シャンソンズの皆さんが
見学に来てるって
ホントだったのね。
(団員)由芽市から
わざわざ 来ていただいて。
(団員)まだ 活動してるなんて
知らなかったわ。
(団員)昔は あんなに
人気あったのにね。
(団員)何か 懐かしい。
(団員)でも うちと合併したら
同じ市に 2つも
合唱団は いらない。
(団員)シャンソンズも
町と一緒に 消えるのかと。
(団員)あら 失礼。
(団員)合併したら 遠慮なく
うちの門を たたいてね。
ちょっと難しいかもしれないけど。
(団員たち)フフフッ。
(桜)嫌だ。
そんなこと 言われたの?
ごめんなさい 私のせいで。
(みぞれ)仕方ないわよ。
だって ホントに うまいんだもん。(忍)すごかったですね。
コーラスって
ああいうふうに やるんですね。
(玉子)あれと比べたら
うちなんて お遊戯会。
(南)やっぱさ 公演なんて
無理なんじゃねえの?
(玉子)恥かく前に
気付いて よかったよね。
(みぞれ)あー!
バーゲン行くの 忘れた。
(玉子)あー!
(みぞれ)あした もう一遍 行く?
(玉子)行く行く。 マルハの
芋まんじゅう 買いたいし。
(玲奈)あれ おいしいのよね。
何なのよ? あんたたち。
バカにされて 何 すんなり
受け入れてんの?
そういうわけじゃ…。
じゃあ どういうわけよ。
あんたたち 悔しくないの?
あっさり 負け 認めちゃって
何が バーゲン 芋まんじゅう。
あんたたちさ いっつも
そうやって 諦めてきたんでしょ。
(南)でも こんだけ 差があったら
しょうがねえじゃん。
今は今。
未来は 分かんないでしょう。
私はね 音楽堂が
どうなろうが 関係ない。
合併しようが
知ったこっちゃない。
でも 戦いもしないで 逃げるのは
大嫌いなの。
あしたから やるわよ。
(みぞれ)えっ!?
朝8時 集合。
1秒たりとも 遅れないように。
勝負は ここからよ。
グッド モーニング レディース!
(一同)レディース?
今日から あなた方を
徹底的に 鍛え上げていきます。
まずは 発声練習ですが
あなた方のように
歌が下手な 人間が
無理にやっても
喉に 負担をかけるだけ。
そこで 自分の言いたい言葉を
大きい声で 叫んでください。
思いっ切り。
バカヤローでも 何でもいい。
はい。 思い切って。
レッツ ゴー。
(玉子)ダーリンのバカ!
(みぞれ)ダイコン 安くしろ!
はい。
今 叫んだ その声が
あなたにとって
一番 出やすい音域です。
(玉子)ああ…。
その声を 歌のように伸ばす。
日ごろ ため込んでる思いを
吐き出すように。
自分の周りの空気を 回して。
はい。 バカヤロー!
(南)エロじじい 触ってんじゃねえ!就活 頑張るぞ!
(玲奈)やだ。 これ すっきりする。
はい。
次に 音域を広げるために
サイレンの まねをします。
イー イー イー!
はい。 どうぞ。
(一同)イー イー イー。
はい。 もっと高く。
(一同)イー イー イー。
そこ 弱い。
声量ないんだ?
イー イー。
はい。 いいですよ。
アー。
(一同)アー。
楽に 声が出る瞬間が ありますよ。(一同)アー。
(みぞれ)アー アー。 出た。
ここが凝ってると
声が出にくいの。
(一同)アー。
選曲も 下手な あなた方の
レベルの低さに合わせて
取り組みやすいものにします。
えっ。 これって。
BOOM?
待ってください。
コーラスには それに
ふさわしい曲というものがあって。
ふさわしい?
(玉子のハミング)
あれでも?
「天国じゃなくても」
「楽園じゃなくても」
あっ。 めっちゃ いいじゃん。
ああ 歌いやすいかも。
じゃあ 『風になりたい』
レッツ ドゥ イット。
(ピアノの演奏)(一同)「大きな帆を立てて
あなたの手を引いて」
「荒れ狂う波に もまれ
今すぐ 風になりたい」
(従業員)ほら もたもたしない。
空揚げ弁当 5個 大至急。
すいません。
歌を 日々の生活に
浸透させることが 大事です。
「天国じゃなくても」
洗濯 掃除 料理のときに
常に 口角を上げて
頬を上げて 歌ってみてください。
「あなたに会えた幸せ 感じて」
つまんない家事が
楽しくできます。
「風になりたい」
(子供たち)キモ。
(玉子)「何ひとつ いいこと」
(リコ)ママ。
(女性)腰 入れなきゃ 駄目でしょ。(玉子)「なかった この町に」
(一同)「沈みゆく太陽
追い越してみたい」
「生まれてきたことも」
(山根)女みたいな字を書くな。
「幸せに感じる」
「かっこ悪くたっていい
あなたと 風になりたい」「何ひとつ いいこと
なかった この町に」
「涙 降らす雲を
つきぬけてみたい」
「天国じゃなくても
楽園じゃなくても」
「あなたの手の ぬくもりを
感じて」
(一同)「風になりたい」
「風に 風になりたい」
「風に 風になりたい」
(哲郎)遅いよ もう。
やだ。
迎えに来てくれたの?
今日 お父さんに
こっぴどく 怒られちゃってさ。
忠子のこと
ちゃんと 管理しとけって。
「管理」って 何 それ?
あのさ やっぱ
やめてくれないかな?
シャンソンズ。
何か 感づいてるみたいでさ。
ヤバいって。 なっ。 頼む。
あなたは 誰の味方なの?
そりゃあ もちろん
忠子のためを思って。
私は
私が やりたいようにやるから。
忠子。
忠子。
おい。 忠子!
「何ひとつ いいこと
なかった…」
[TEL](メールの着信音)
うん?
≪(遥子)また 駄目だったの?
あっ うん。
(遥子)はっ。
あんたは どうして そう…。
お姉ちゃんは 東京の大学 行って
いい会社 入って
すてきな人と
結婚したっていうのにねぇ。
(遥子)大した取りえも
ないんだからさ
お見合いでもしたら?
(ハミング)
(桜)ふーん。
やる気になったんだ。
これは やる気じゃなくて 怒り。
諦めて 妥協して。
そういう連中 見てると
無性に 腹が立つ。
ユー スイッチ 入ったね。
ふーん。
ヘヘッ。 そういえばさ
何か ニューヨークから
荷物 届いたよ。
何だか どっさり。
うん?
何 これ?
《ユー アー ファイアド》
ファイア?
首?
「君との契約は解除した」
何 これ? 何なのよ?
戻れないってこと?[TEL]
《うん?》
[TEL]
(英語)
(監督)《アイ ラブ ユー》
《ネクスト!》
《サンキュー》
《オー。
エクスキューズ ミー》
(一同)《シー ユー。
バイバイ!》
(ピート)《ああ 澪。
残念だったねぇ》
《あのプロデューサーに
センスがないだけよ》
《振り付けも 最悪ね。
次のオーディションは?》
(ピート)《ああ。
残念ながら 次は ない》
《ない?
意味が分からないけど》
《契約の更新は 難しいと
言ってるんだ》
《君は こっちでは
通用しない》
《10年 やってきて
分かったでしょう?》
《私は 『コーラスライン』の
ステージを踏んだ スターよ》
《それだって 一度
代役に選ばれただけだ》
《それっきり 何も仕事がない》
《ノー。 勘違いしてない?》
《私に 仕事がないのは
あなたの
マネジメント能力の問題で》
《ああ。 ハハハ》
《こういう言葉を
知ってるかな?》
《老いの悲劇は
老いたことに あるのではない》
《まだ 若いと
思ってることにある》
《老いたか どうかを
決めるのは 私》
《この国で 年齢は
何の問題にも ならない》
《実際 30・40でデビューした
大スターもいる》
《はい。 分かりましたよ》
《一つだけ オファーが
あったことを 伝え忘れましたよ》
《プロデューサーは?》
《君の恩師》
《恩師?》
(ピート)《君にとって メモリアルな
大舞台からの招待状だ》ずっと おばさんコーラス
やってろってこと?(一希)痛っ。
(一希)おい。≪(玉子)何か
楽しくなってきたよね。
(みぞれ)手応え あったって
感じよね。
(玲奈)ブロードウェイ スターって感じ。
(玉子)スターか!
(玲奈)届いちゃってるかも!
アメリカまで。
(忍)あのう!
(一同)えっ? えっ? 何?
コーチ?
やれば いいんでしょ。 やれば。
そこの あんたたち。
何が 手応えよ?
あんなんで 歌える気に
なってんじゃないわよ。
あんたたちの歌なんてね
そこら辺で歌ってる カエルと一緒。
私に ついてくるってことが
どういうことか 教えてあげる。
公演に向けて 今日から毎日
スパルタで レッスンします。
毎日!?
そんなの 無理です。
みんな 家のことがあるし 仕事や
パートが ある人たちもいて。
そんなもの 関係ありません。
基礎練から やり直します。
アー!
(一同)アー。
何なの? その発声は。
立派な 太鼓腹は 脂肪だけ?
(みぞれ)これは 体質で。
太ってるのは 体質じゃない。
怠け者だからです。
ちょっと。 これは 何?
お里が 知れるわね。
それから あれ。 目障りだから
連れてくんなって 言ったでしょ。
(南)ちょっと。 あれって 何よ?
うちの子のこと?
それは あなたが 毎日
練習するっていうから
しかたがなく…。
学級委員は 黙ってて。
はい。 頭から。
(忍)またですか?
(玉子)こんなこと できません。
私たち 普通の主婦なんです。
できないなら
辞めていただいて 結構。
あっ そう。 なら 辞めた。
私も。 今日 特売日だし。
特売日?
(みぞれ)ダイコン 1本 28円。
この時間 過ぎたら
150円に なっちゃう…。
ダイコン!
(忍)僕も 仕事
持ち帰ってきてるんで。
(玲奈)毎日 レッスンなんて
最初から 無理なのよね。
でも みんな あのう。
いいから あなたは続けて。
はい。
はい もう一度。
はい。
はい。 アー。
アー。
舌は 上げずに
下げるって 言ったわよね?
口の中を 広く
あくびをするように。
ここを 広げるの!
ああ!?
そうやって 舌も 背中も丸めて
ずっと 穴蔵に
閉じこもってるつもり?
あんたみたいなやつ 世の中 誰も
必要としてくれないわよ。
(みぞれ)まひるちゃん。
(玉子)かわいそうに。
いいかげんに してください!
どこまで 人を バカにすれば
気が済むんですか?
確かに あなたから見れば
私たちは 何の才能もない
ただの 田舎者かもしれない。
でも あなたは
私たちの何を 知っているの?
何も知らないくせに
勝手なことを 言わないで!
コーラスラインって言葉
知ってる?
無名の コーラス隊と
スポットを浴びる
スターを隔てる
舞台上の 目に見えない
境界線よ。
私は 確かに ひどいことを
言ったかもしれない。
でも そんなこと言われたら
私なら
悔しくて 悔しくて
意地でも 見返してやろうとする。
この線を越えるために。
死に物狂いで。
あんたたちは 自分に妥協して
一生 この線の そっちで
足踏みしてればいい。
コーチ!
歌なら 私が教えます。 あんな人に頼る必要はありません。
でも…。
(玲奈)行きましょう。
(南)バッカバカしい。
何が ブロードウェイだっつうの。
(みぞれ)間に合うかな?
28円 28円。辞める?
お金は 何とか工面して
必ず お返ししますので。
彼女たちのレベルに合った
コーチを 探すべきです。
もう 嫌気が差したの?
私は 夢を追い掛けて
必死に やってきました。
でも 彼女たちは 歌より
ダイコンが 大事なんです。
そんな人たちに
未来は ありません。
そうかしら?
あの子たちには
ダイコンが 大事かもしれないけど歌も 大事なの。
歌が好きだっていう
気持ちがあれば
未来は 開けるんじゃないかしら?
あの人たちが
歌を好きなはずは ありません。
覚えてる? 20年前
あなたが ここを旅立つとき
音楽堂で
私に 歌ってくれた歌。
「あなたに逢えて よかった」
「あなたには 希望の匂いがする」
まだ 未熟だったけど
ただ 歌が 好きで好きで
心のままに歌った 希望の歌。
私には あの歌が
あなたの未来に 見えた。
いつかまた あんなふうに
歌える日が 来るといいわね。
私には 分かりません。
バカバカしい。
≪「何ひとつ いいこと
なかった この町に」
≪「沈みゆく太陽
追い越してみたい」
≪「生まれてきたことを
幸せに感じる」
「かっこ悪くたっていい
あなたと 風になりたい」
≪何度 言ったら 分かるの?
もっと おなかに 力 入れて。
ほら やめない。 口の奥を開けて
舌は 上げずに下げる。
はい。
「何ひとつ いいこと
なかった この町に」
背筋 伸ばして
顔 真っすぐ。
「涙 降らす雲を
つきぬけてみたい」
強くなりたいんでしょ? だったらもっと 声 出して。 アー!
アー。
悔しくないの?
どこにも 就職できなくて
みんなに バカにされて 笑われて。
アー!
アー。
変わりたいんでしょ? だったら
その思いを 爆発させて。
アーッ!
アーッ!
おお!
出た。 出た。
出た。 出た。
ありがとうございます。 私…。
ちょっと ちょっと…。
待ってよ。
何 言っちゃってんの?
しょせん。 しょせん そこまでで
精いっぱいなんでしょ?
はい。
はいって。
だから もっともっと 練習して
うまくなります。
笑われるかもしれませんが
私 ただ 歌が 好きで好きで。
こんな私に 未来が
どうなるかなんて 分かりません。
でも 越えたいんです。
私の コーラスラインを。
教えてください コーチ。
お願いします!
アヒルは アヒル。
ハクチョウには なれません。
あした 待ってます。「歌が 好きで好きで」か。
「あなたに逢えて よかった」
「あなたには 希望の匂いがする」
「つまずいて 傷ついて
泣き叫んでも」
「さわやかな」
井坂です。 今日 いつもどおり
練習やるから 来てください。
「希望の匂いがする」
「町は今 眠りの中」
何で 出ないのよ?
何よ もう!
「あの鐘を 鳴らすのは あなた」
(八木)邪魔なんだよ お嬢ちゃん。
「人は みな 悩みの中」
「あの鐘を 鳴らすのは あなた」「町は今 砂漠の中」
「あの鐘を 鳴らすのは あなた」
「人は みな 孤独の中」
失礼します。
「あの鐘を 鳴らすのは あなた」
(鐘の音)
≪(足音)
よかった。
みんな やっぱり 来てくれたのね。
いや。 何か 歌 歌って
すきっとしたいなって。
憂さ晴らしってやつ?
暇だから 来てやっただけだし。
(玲奈)他に やることもないしね。
じゃあ 早速 練習しましょう。
あのう 澪コーチは?
(南)あんたさ あんなに
ひどいこと 言われて
まだ 教わりたいわけ?
コーチ 歌が好きだから
厳しいんだと 思います。
えっ?
いや。 ホントに
歌を好きな人なら
ホントに 歌を うまくなりたいと
思っている人を 教えられるはずで。
好きじゃないと思う あの人は。
自分が 好きなだけ。
さあ 練習しましょう。
私 新しい楽譜を 作ったから。
あの人は 今ごろ 空の上よ。
みんなのことも シャンソンズのことも
どうだっていいの。
この町を 捨てていったときと
同じように 捨てていったの。
そんな人に 期待しても…。
≪誰が 捨ててったって?
コーチ!
何しに来たんですか?
ずっと いたって。 柱の陰に。
(一同)えっ!?
いい? あなた方が
このまま 世間に出てね
私の教え子だなんて
言われたら 困るのよ。
私の名前に 傷が付く。
お断りします。
(南)あんたに 教わるぐらいならね変わんなくたって いいの。
(みぞれ)そのとおり。
コーラスラインなんか
踏み越えられなくても
私たちは 私たちに できることを
精いっぱい やるだけです。
越えてる!
(一同)えっ!?
ライン。
(一同)えっ? あっ!?
フリーズ! ライン
越えちゃったってことは
私の やり方に
文句ないってことでしょ。
来ちゃったから。 スターよりに。
いや。 これは たまたま…。
よろしく お願いします。 コーチ。
(一同)えっ?
うん。 なら 思い切ったこと
やりましょう。
この 惨めで
救いようのない この状況で
あなた方。 下手くそな あなた方が奇跡を起こす方法は
一つしか ありません。
ルールや 習慣を ぶっ飛ばし
自由に 歌って 踊る。
みんなで ショークワイアを
やりましょう。
(一同)ショー…。
ショークワイア?
うん。
新生シャンソンズの誕生ね。
そうだ。 続けるのは いいとして
一ついい?
前から ずっと 言おう 言おうと
思ってたんだけど。
あのう。
シャンソンズって 名前ね。
ださい。