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唯吾分享青蛙公主03日文字幕,台词

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(香奈絵)こちらは
ブロードウェイで活躍されている
ミュージカル スター
倉坂 澪さん。
(澪)何で 私が あんな ど素人の
連中 相手にしなきゃなんないの。
こっちは プロなのよ プロ。
(清忠)この町の 古き時代の遺産
音楽堂。 これを取り壊し
県最大の ごみ処理場を
建設いたします。
(香奈絵)市長の思いどおりには
させないわ。
シャンソンズを復活させましょう。
(澪)古い戒律を守りたいなら
修道院へ お行きなさい。
(忠子)踊りたいんだったら
ブロードウェイへ
お帰りになったら どうですか?
(ピート)ユー アー ファイアド。
(桜)首?
(澪)戻れないってこと?
ずっと おばさんコーラス
やってろってこと?
(忍)伝説の ロックスターです。
(玉子)「シャンソンズ復活」だって!
ママ アイドルよ アイドル。
(大輝)ママ!
ママが 新聞 載ってる。
(南)えっ? 何 これ!? すげえ!
(みぞれ)恥ずかしい。
町 歩けない。
(未来)こっちが 歩けないって。
(遥子)まひる。 遅くなるわよ。
(忍)一希さん。
これ 見てくださいよ。
シャンソンズが…。
(一希)興味ねえっつってんだろ。
(忍)考えてもらえませんか?
僕たちと 一緒に…。
(香奈絵)スタートとしては
思った以上の 手応えね。
さすが ブロードウェイ スター。
(澪)当然の結果です。
でも しょせん 盆踊りレベル。
あの程度で
満足したわけでは ありません。
(澪)これから もっと派手で
斬新で
観客の心を わしづかみにする
パフォーマンスを
お見せしてみせます。
(香奈絵)では
ショークワイアを
やるってことで いいのね?
ええ。 結果も出たことですし
新しい挑戦に 異議はありません。
でも シャンソンズの運営方針や
練習計画は
リーダーである私が 考えます。
倉坂さんには コーチとして
技術指導をしていただければ。
(香奈絵)あなたは それでいいの?はい。
リーダーが そう おっしゃるんなら
何の異存も ございません。
(清忠)いったい これは
どういうことかね?
(哲郎)あっ。 しかし
地元の新聞ですし
記事も 小さいですし。
(清忠)小さな小石を 池に投げれば大きな波紋を生む。
(清忠)そんなことで
音楽堂を残したいという声が
盛り上がりでもしたら どうする。
あそこを ごみ処理場にすることは合併の必須条件。
(哲郎)はい。
まあ 自分の妻も
管理できない男に
期待をするのが
無理かもしれんが。
シャンソンズが これ以上
目立つ まねをしないよう
忠子に よく 言い聞かせろ。
(哲郎)はい。
(清忠)ああ それと 安見重工の
下請け工場の件
あれは どうなった?
(哲郎)あっ。 はい。
それは つつがなく。
音楽堂 同様 不要なものは
さっさと つぶせ。
(哲郎)ハァー。
(玲奈)あっ あっ。
(哲郎)何 何?
(玲奈)この前の ステージ
見に来てくれたんですね。
(哲郎)あれは 君たちが
あんなこと するから。
(玲奈)私 どうでした?
係長のために 踊ったんですよ。
(哲郎)ああ ごめん。
今 ちょっと忙しいから。
(玲奈)えっ?
(哲郎)また 後で。
(玲奈)また 後で。
(まひる)やって よかったですね。
まさか こんな記事になるなんて。
(みぞれ)恥ずかしいから
出回らないように
買い占めちゃったわよ。
(南)親戚中に 配んだろうが。
≪(玉子)ごきげんよう。
(忍)玉子さん。 そのサングラス。
(玉子)みんなが 私を
見てる気がして。
アイドルって 大変。
この勢いで 頑張りましょう。
早速だけど これ
ショークワイアの 研究リポート。
(みぞれ)うわ。
海外の ショークワイアを研究して
要点を ここに まとめてみたから。
(まひる)「ショークワイアの
文化と歴史」
(南)マジ これ 文字 多過ぎ。
(忍)これ 忠子さんが 一人で?
これに基づいて 練習計画を
作ってみました。
楽曲も 桜まつりで
評判が良かった
『浪漫飛行』のようなものを
リストアップして…。
レディース。 準備して。
あっ。 今 私が
説明しているところです。
歌は お勉強じゃありません。
学ぶものではなく 感じるもの。
余計な講釈は いりません。
私が 練習計画を作ることで
了承したはずですが。
考えるのは あなたの自由。
それを 活用するかどうか
決めるのは 私。
リーダーは 私のはずですが。
でも コーチは 私。
現場では コーチである 私に
全権があることを お忘れなく。
リーダーは そうね。 雑用係でも
やっていただければ 結構。
あなた方 勘違いも 甚だしい。
こんなもの 学芸会の記事が
学級新聞に載るのと 同じ。
(一同)ああ…。
昨日の栄光は さっさと忘れて
あしたの挑戦を 考えなさい。
ええ。 私が 歌唱を指導してる
合唱団が
マスコミに 大々的に
取り上げられまして。
でも それは 私の名声と
指導力によるものなんですが。
いえいえ。 ブロードウェイには
戻ります。
えっ? 取り上げられたメディア?もちろん 新聞です。
あー 全国紙では
ないんですけれども…。
[TEL](通話の切れる音)
あれ? もしもし。 も…。 シッ。
(せきばらい)
何よ。 いるなら いるって
言いなさいよ。 座敷わらし?
(まひる)あのう。
ウオーミングアップが 終わったので。
あっ そう。
(まひる)それと
就活の話なんですけど。
今の電話 就活じゃないの。
(まひる)ありがとうございます。
うん?
えーと。 実は 私 東京の会社も
受けてみることにしたんです。
コーチが いなかったら
きっと そんな勇気…。
でも 東京 初めてで
ちょっと怖くて。
あの。 ブロードウェイで
コーチが出てた
舞台のパンフとか
見せてもらえませんか?
うん!?
それ 見たら もっともっと
頑張れる気がして。
昨日の栄光は 忘れろって
言ったわよね。
あの。 写真でも 衣装でも
何でも いいんで。
過去は 振り返らない主義なの。
うん。
もう。 何で ないのよ。
≪(桜)澪。 いた いた。 やだ。
まだ 捜してんの? 例の靴。
あれは 私が ブロードウェイの
初舞台で履いた
大事な 幸運の お守りなの。
こんな田舎に
埋もれたままにしたら
私まで ここに 骨を埋めそうで
ぞっとする。
私には 栄光のステージが
待ってるんだから。
だったら 捨てなきゃいいのに。
捨てたんじゃなくて 落としたの。
(カエルの鳴き声)
あー ゲロゲロ うるさい!
アハハ。
ねえ。 香奈絵先生が
お店に来てるわよ。
えっ?
いい報告があるって。
(香奈絵)実は 新聞を見た
地元の テレビ局が
新しい シャンソンズに
興味を示してね。
テレビ局?
(香奈絵)取材させてくれって。
うまくいけば 番組で
歌わせてくれるかもしれないの。
番組?
テレビっていっても
ローカル局だけど
でも それが きっかけで
音楽堂を 残そうっていう声が
高まるかもしれないし。
確かに それを きっかけに
全国ネットで 話題になれば
私の名前が。 私の名前…。
あっ。 ローカル局なんかに
私は もったいないですけど
先生が どうしてもって
おっしゃるんだったら。
(桜)ちょっと テレビなんて
大丈夫?
商店街の お祭りとは 違うでしょ。ねえ 香奈絵先生。
そうね。 取材して
あんまり地味だったら
使われないかもしれないしね。
皆さん。
私を 誰だと?
(一同)えっ。 テレビ?
(玉子)すごい すごい。
(みぞれ)どうしよう。
美容院 行かなきゃ。
(南)ちょっと 衣装 どうすんのよ
衣装。
(玲奈)どこの番組?
シャラップ!
今の盆踊りのようなもので
テレビに挑戦しようなどと
あんた。
身の程知らずも いいとこです。
いいですか。
見た目だけ 派手にしても
何の意味も ありません。
テレビの観客は 画面の向こう。
その観客に
パッションを伝えるためには
さらなる 表現力を
身に付けなければなりません。
表現力?
イエス。
ショークワイアとは
1 自分を解放させること。
でも それは 桜まつりで
クリアしましたね。
2 感情を爆発させること。
感情?
ライト。
自分の感情を 爆発させて
もっと パワフルで エキサイティングな
ショーを見せるんです。
そして つかむのよ。
あしたの栄光を。
ということで 次の挑戦は…。
藤岡君。
(一同)おっ。 えっ?
(ギターの演奏)
「ロックです」
(ピアノの演奏)
(澪・忠子)「栄光に向かって 走るあの列車に 乗って行こう」
「はだしのままで 飛び出して
あの列車に 乗って行こう」
(一同)「弱い者達が 夕暮れ
さらに弱い者をたたく」
「その音が 響きわたれば
ブルースは加速していく」エブリボディー いくよ!
パッション 大事に。ゴー!
(一同)「ここは
天国じゃないんだ」
「かと言って 地獄でもない」
(大輝)ママ。 お仕事 頑張ってね。
(南)うん。 大輝もね。
(大輝)いってきまーす。
(南)よし。
(一同)「本当の声を
聞かせておくれよ」
「TRAIN-TRAIN 走って行け」
(男性)よう。
(一同)「TRAIN-TRAIN どこまでもTRAIN-TRAIN 走って行け」
≪(遥子)まひる。 東京 行ったら
お姉ちゃんに これ 持ってって。
迷惑 掛けたくないし
寄る予定 ないから。
(遥子)いいから 就活のこと
相談に乗ってもらいなさい。
あの子は 頼りになるから。
(一同)「TRAIN-TRAIN 走って行けTRAIN-TRAIN どこまでも」
「TRAIN-TRAIN 走って行け
TRAIN-TRAIN…」
走ってない!
はい。 最後 みんなで いって。
はい。 頑張って。どうしたもんだろ。
この ふにゃっとした 歌と踊りは。
私の 振り付け 台無し。
ふにゃっと?
もっと 感情を爆発させてよ。
(みぞれ)何なの これ?
合唱団で ロックって。
(玉子)バンドじゃあるまいし
女だけじゃ 無理です。
大丈夫。 私が 対策を考えるから。
ああ…。
(みぞれ)ああ。
何だろ? この貧相なメンツ。
何度も 言ってるでしょ。
みんな 仕事があるんです。
毎日 来れるのは 私たち
主婦だけで それぞれ 事情が。
もう 結構。
(忠子・みぞれ)えっ。
≪(重村)みんな 聞いてくれ。
(重村)今日 市役所から
助成金を打ち切るという
通達がきた。
(柴田)えっ?
(八木)打ち切るって
どういうことですか?
(重村)市の合併に伴い
うちの主要取引先である
安見重工の仕事は
今後 全て 安見市の工場に
一括発注される。
(柴田)うちみたいな工場は
お払い箱ってこと?
(重村)すまない。
(山根)ちょっ 待ってくださいよ。
こっちは 家族がいるんすよ
家族が。
(柴田)困るよ 困る。
家のローン あるしさ。
(一同)工場長 工場長…!
全然 駄目。
カエルの合唱団が。
(桜)駄目って ロックが?
田舎町の ママさんコーラスが
ロックをやる。
この斬新さ 意外性は
絶対に 引きがある。
われながら
素晴らしいアイデアだ。
ほんじゃ 何が 駄目なのよ?
やっぱり 今のメンバーじゃ
全然 パワーが足りない。
パワー。
じゃあ 人数を増やすとか。
人数より もっと欲しいものが。
欲しいもの?
男。
男。
男が 欲しい。
(忍)男ですか?
あんたみたいな
へなちょこじゃなくて
パワフルで パンチの効いた
歌声の男が 欲しいのよ。
だったら やっぱり 一希さんが。
あの ぶしつけで
生意気な男以外よ。
(忍)僕にとっては
伝説の ロックスターで。
あんたにとってだけでしょうが。
でも ドクター・リリスって
いったら ここらじゃ。
ドクター?
(玉子)ドクター・リリス。
どこかで
聞いたことが あるような。
(玉子)あった。
「ドクター・リリスは 10年前
群馬県 由芽市で
一世を風靡した ロックバンド」
(みぞれ)「東京進出後
プロへの登竜門であった
オーディション番組
『ROCK BANG! BANG!』出演を
最後に 解散」
『ROCK BANG! BANG!』って
懐かしい。
その ドンドンだか バンバンだか
知らないけどさ 他に 映像は?
(玉子)あっ。 これかも。
(みぞれ)@heaven。 安見市で
いっちばん おっきな ライブハウスだ。
(玉子)何で そんなこと
知ってるんですか?
(みぞれ)あの。 ほら。
うちの お兄ちゃんが 好きでね。
(ゼルエル)「さあ オペを始めよう」
何 これ? こんなの?
(ゼルエル)「Shock!」
(演奏)
(ゼルエル)「深い眠りに落ちた
お前が そこに」
「不治の病に うなされ
もがいていた」
「Rock! オペの時間だ
Shock! 覚悟はいいか」
「神の手で 奇跡を起こす」
ファンタスティック。
絶対 駄目です。
あんな過激なバンド
シャンソンズには 合いません。
あの はじけた
パフォーマンスこそ
今の シャンソンズに
足りないもんなの。
リーダーとして 言わせてもらえば私は そもそも
これ以上 男性を入れるのは
反対です。
決めるのは コーチの私。
(せきばらい)
私たちは私たちで
ロックを やってみせましょう。
(みぞれ)うん…。
(一希)だから
くどいっつってんだよ。
だから あなたに
興味があるんじゃなくて
あなたの 喉だけが欲しいの。
でも そういうわけにも
いかないでしょ。
(一希)こっちは
殺気立ってんだよ。
うろうろして
どうなっても 知らねえぞ。
ゼルエル!
素顔より よっぽど男前じゃない。
ドクター・リリスの ボーカル
ゼルエルさーん。
ふざけんなよ てめえ。
あら。 そんな かっとなっちゃって
よっぽど すてきな思い出が
あるみたいね。
私たち ロックやるの。
もう一度 ロックで 人の心
動かしてみたいと思わない?
ロックなんかでよ
何も 変わんねえよ。
この町も 町の連中も 俺たちも。
だから 音楽 捨てたってわけ。
ずいぶん 諦め いいのね。
あんただって
捨てらんねえんじゃねえのかよ。
うん?
(一希)えっ? 自分が捨てた靴
いまさら 必死こいて 捜してよ。
何 見たか知らないけどさ
よく聞きなさいよ。
私はね 日本人として初めて
ブロードウェイの舞台に立った
スターであり
あんたのような
場末のシンガーとは 違うんだ…。
あ痛っ。 痛っ。
(一希)チッ。(桜)でも この ゼルエル。
何で そんな 歌を毛嫌いしてんの。やってたくせに。
さあ? 何にしろ 絶対 あいつを
引きずり込んでやる。
そのためには
何があったか 調べないと。
いや。 そうは言ってもね
ほじくられたくない過去って
みんな あると思うよ。
他人の痛みは 他人の痛み。
私には関係ない。
(忍)はい。
ありがとうございます。
あらためて お伺いしますので
よろしく お願いします。
はい。 失礼します。
(八木)何 やってんだ。
何だ これ?
おい! こいつ 自分だけ
新しい就職先 探してるよ。
(柴田)はっ? 何だよ それ?
(山根)おい。 黙ってないで
何とか言えよ お嬢ちゃん。
おい。 ったく。
(重村)おい!
(山根)ハァー。
(柴田)何だよ それ?
(重村)大丈夫か?
(忍)大丈夫です。 慣れてるんで。
えっ?
(忍)あっ いや…。
子供のときから
よく やられてたんで。
女みたいだって。
(重村)みんな 気が立ってんだ。
許してやってくれ。
(店長)ドクター・リリス?
いやぁ 10年前でしょ?
スタッフ みんな代わってるし
昔のこと 知ってるやつ
いないんだよね。
誰か知ってる人 捜せない?
ほら。 ファンとかさ。
(店長)ファン?
いや 無理 無理。
『ROCK BANG! BANG!』出演直後に
解散したんなら
そこで 何か
あったんじゃないの?
そっち当たってよ。 まっ
東京のテレビ局のことじゃね。
東京。
あー。
キャッ。
ハァー。
[TEL]
あっ コーチ。
どうしたんですか?
あなた 今 東京よね。
練習 サボって
首になりたくないんなら
それ相応の仕事は
してもらいます。
えっ。 やだ。 そんな無理。
私に無理ですよ。
無理だ無理だと 思ってるから
無理なんです。
えっ。 でも… えーと。
力を尽くしもしないで
無理だなどという発言は
二度と 私の前で しないように。
ゲット イット?
[TEL](通話の切れる音)(美沙子)あっ。 まひる。
ああ…。
(美沙子)そう。
確か その番組の
プロデューサーだったと
思うんだけど。
うん。
えっ ホント?
じゃあ 知ってるかどうか
聞いてもらえるかな。
わあ 助かる。 ごめんね。
はい。 じゃあ また。
テレビ局の友達に 電話したら
すぐ 調べてくれるって。
ごめんね。 変な相談して。
(美沙子)あんたに
テレビ局 行ってこいなんて
むちゃくちゃな人ね。
どうやって アポ取ったらいいのか知りたかっただけなんだけど。
お姉ちゃん 顔も広いんだね。
(美沙子)これも 代理店の仕事。
ねえ。 それより 就活 どう?
ああ…。
(美沙子)いつでも 相談 乗るよ。
そっちも 紹介とか
少しは できると思うし。
あっ いや。 でも 大丈夫。
何とか 自分で頑張ってみる。
(哲郎)お待たせしました。
(清忠)どうにもならんようだな。
(哲郎)すみません。
(清忠)まあ あいつが言いだしたら聞かないことは
私も よく知ってるんだが。
あの ブロードウェイ女に
たきつけられたか。
あの女のこと ほじくってみろ。
はあ。
(清忠)うん?(哲郎)フゥ…。
(メールの受信音)(一同)「危険な誘いに
走り出す人達」
「変わらない毎日に
しがみつく人達」
「わけ分らず テレビが
ただ 騒さく ひびく」
「昨日のニュースなんて
誰も 欲しがらない」
「行くあてなく ただ漂う」
[TEL]
ない?
それが… はい。
ちゃんと 捜した?
ドクター・リリスは
テレビ出演直後に 解散してるの。
きっと そこに 解散の理由と
音楽を拒絶する秘密が
あるはずなんだから。
えーと それが…。
出てないみたいで。
あのう。
その オーディション番組に。
出てない?
その 『ロックドンドン』に?
はっ? あっ はい。
[TEL]どういうこと?
えっと…。
えっとは いらない。
[TEL]優勝確実と 前評判で。
あのう デビューさせたいという
事務所も いたらしいんですが。
ドクター・リリス側が
本番直前に帰っちゃったらしくて。
本番直前って。
ねえ。 もう一仕事
してほしいんだけど。
はあ。
(玲奈)うれしい。 最後に
ここに来たの いつだっけ?
(哲郎)もう 2年も前の話だよ。
(玲奈)楽しかったよね。
また あのころみたいに
付き合いたいなぁ。
(哲郎)アハハッ!
そういや 例のコーチ どう?
(玲奈)ああ。
もう 上から目線で 大変。
どこ 住んでんの?
(玲奈)商店街のシンガーズです。
ママと同級生みたいで。
ブロードウェイじゃ
どんな舞台 出てたの?
(玲奈)さあ? そんなことより
今度 私たち
テレビに出るかもしれないんです。
(哲郎)テレビ? どこの?
(玲奈)その先は 企業秘密だから
二人っきりになれる所じゃないと
話せないかなぁ。
前に よく行った あそこで。
(哲郎)あっ いや。 玲奈。
じゃなくて 桜井さん。
よく 古いこと 覚えてるな。
俺 昔のこと
すぐ 忘れちゃうからさ。
(玲奈)そんな簡単に 忘れられたら誰も苦しまないよ。
過去が 忘れられないから
困ってるんじゃない。
あー 男が欲しい。
男 男!
(桜)何で そんなに
こだわってんのよ。
もちろん 私のためよ。
私が ブロードウェイに戻るため。
ブロードウェイねぇ。
結局 誰かさんも
こだわってんじゃん。
昨日のことに。
私はね 昨日のことなんかよりも
あしたのために。
いい?
≪(ドアの開く音)
お客さん。
うん。 はい いらっしゃい。
(南)うっす。
(桜)何!? どうしたの? その顔。
いや。 元 旦那に
金 せびられてさ。
店まで 押し掛けてきて
断ったら これ。
(桜)嫌だ もう。 大丈夫?
大輝君には?
(南)大輝には
自転車で転んだって 話したから。
でも たぶん 気付いてると思う。
頑張って 気 使って
私に 笑ってくれてるけど。
練習 サボった 天罰じゃない?
そうかもな。
(南)「口づけを かわした日は」
「ママの顔さえも 見れなかった」
「ポケットのコイン あつめて」
「ひとつずつ 夢をかぞえたね」
「ほら あれは
2人の かくれが」
「ひみつのメモリー oh
どこで こわれたの」
(哲郎)帰ろう。
(南)「oh フレンズ」
「うつむく日は みつめあって」
「指を つないだら
oh フレンズ」
「時がとまる 気がした」
(『フレンズ』)
「ねえ 君は 覚えている
夕映えに よく似合う あの曲」
「だまりこむ 君がいつも…」
(桜)何かさ あんたも
あの ロックスターも
みんな 似てる気がしてきた。
何 言っちゃってんの。
(桜)断ち切らなきゃ
いけないぐらいなら
憎む方が 楽なのかも。
あんたが あの靴を捨てたように。
落としたの。
はい お代わり。
(南)「染まる
メロディー oh」
「2度と もどれない
oh フレンズ」
[TEL](バイブレーターの音)
(南)「他人よりも 遠く見えて」
「いつも 走ってた oh フレンズ」
[TEL](呼び出し音)
(南)「あの瞳が いとしい」
[TEL](アナウンス)「留守番電話に接続…」(男性)おう!
(男性)お疲れ…。
(男性)今日は よかったっすよ。
≪(哲郎)一希。
(一希)おう。
(哲郎)久しぶり。
(一希)ああ。
(哲郎)しっかし 何年ぶりかな?
一希と飲むなんて。
(一希)嫁さん 大丈夫なの?
(哲郎)あっ うん。
高校の友達と 飲んでるって
メールした。 ハハッ。
それより 最近 どう?
(一希)どうせ お前 うちの工場も
合併と同時に 閉鎖すんだろ?
(哲郎)市としても
何とかしてやりたいんだけど。
(一希)ハハハ。
お前のせいじゃねえよ。
(哲郎)この先 決まってんの?
(一希)何も。
お前みたいに 大学 行って
公務員でも なってりゃな。
俺は バンドやってた 一希が
うらやましかったけどな。
一度でも 本気で 夢を追えてさ。
俺なんか 何やってんだか。
この町のために
頑張ってきたつもりだけど
忠子には 伝わらないし。
あの お父さんの目。
ホントは ずっと 俺に
失望してる気がすんだよな。
(哲郎)あっ ごめん。
何か 変なこと 言っちゃって。
そういや 一希。
何で バンド 辞めたの?
プロまで あと一歩だったのに。
えっ?
無駄なこと やってんなぁって
気付いただけだよ。
あれ? どこ行くんですか?
まだ 就業時間で。
(八木)お前の 発注ミスで
作業できねえんだよ。
(忍)えっ? あれは 山根さんが
径40で 発注しろって言うから。
(山根)はっ? 何 言ってんだ。
ボケ。 径50だって言ったろ。
(忍)えっ。
(山根)帰るぞ。
(柴田)山根ちゃん。
わざと 間違えたの? やるね。
≪(忍)戻ってください。
お願いします。
(山根)うっせえんだよ。
お前が 1人でやれや。
(柴田)そんなに やってほしいなら土下座しちゃう?
(八木)お願いしますってな。
ほら。 ほら ほら。
(八木)あーっ。 痛たたっ。
うっ!?
何で 弱いやつっていうのは
弱い者を たたきのめすことしか
できないんだろうね。
(山根)何だと!?
手 出すなら ご自由に。
仕事がない上に 傷害罪で
ポリス行きじゃ お先真っ暗ね。
(柴田)無視 無視 無視。
(山根)くそ!
(忍)ありがとうござい…。
あんたみたいなやつにも
へどが出る。
えっ。
どいつも こいつも。
だから この町は。
礼は いらないから
サボった分 練習してもらおっか。
(一同)「激しい雨が 俺を洗う
激しい風が 俺を運ぶ」
「激しいビートが 俺に叫ぶ
何もかも 変り始める」
ストップ!
ストップ ストップ ストップ!
ない。 何もかも
変わり始めてない。
(みぞれ)えっ。
何? その ふにゃっとした歌と踊り。
それが あんたたちのロック?
これでも みんな 頑張ってると
思います。
忍君だって
工場が 大変な時期ですし。
(玉子)南ちゃんだって
元パパと もめてるし。
玲奈さんだって 彼氏と。
(玲奈)ああ ええ。
だったら その感情
ぶつけりゃ いいでしょ。
感情の中で
一番 激しいものは 何?
怒りでしょ!
怒り。
だいたい そこのあんた
弱っちいのよ。
そんなんじゃ いびられて
当たり前。
笑われて バカにされて。
言い返すことも できない。
何も 言い返せないっていうのは
自分自身 負け犬だって
認めてるからでしょ。
あんたみたいな
何の役にも立たない男
誰も 必要としてくれないわよ。
いびられ続けて
一生 生き恥さらすのね。
あああー!
そう。 これです。
世の中や 現状に 腹が立つなら
今みたいに 拳を握りなさい!
屈辱から 目をそらしていても
風向きは 一生 変わらない。
でも 風向きを変えたいんなら
自分で 風を起こすしかないの。
他人を 本気で助けようなんて
お人よしは
この世に いないんだから。
あなたも! あなたも!
あなたも!
ロックとは 反抗心。
闘うの! 駄目な自分と。
自分と。
(山根)昨日は どうもな。
(八木・柴田)おお!?
(八木)ハハハ!
(山根)フフッ。
待てよ!
自分は
発注ミスなんか してません。
(山根)あっ?
あれは あなたのミスです。
(山根)ハハッ。
だったら どうだよ?
文句あんのかよ? えっ?
遅れた仕事 取り戻しましょう。
(山根)何だ お前!?
これ あっちで いいですか?
(柴田)あっ いや…。
あああ!?
(山根)お前なんかが やってもな。
≪(重村)やらしてやれ。
(重村)あいつは
この工場を 守るために
新しい取引先を 見つけようと
電話を しまくってたんだよ。
あれが あいつなりの
反骨精神なんだろ。
(忍)一希さん。
ここ 置いときますね。
(一希)おい。
お前 何で 急に?
ロックです。
(一希)はっ?
あの人が 教えてくれたんです。
とてつもなく遅い。
あのう。 でも こんな昔のこと
いまさら 残酷じゃ?
残酷で 結構。
私 怖くて。
初めて 東京 行って
大きなビルも 擦れ違う人も
自分のこと 笑ってる気がして。
だから…。
ぐちゃぐちゃ 言ってないで
はい これ。 今日の譜面。何?
顔 貸してくれない?
ちょっと 見せたいものがあるの。
あっ?
あなたの秘密について。
あなたの秘密について。
≪(ドアの開く音)
(南)こいつが
ドクター・リリスの?
(みぞれ・玉子)ゼルエル!?
あの人 確か 哲ちゃんの。
ウエルカム トゥ シャンソンズ。
どうぞ。
レディース。 これから
興味深いショーを 見せましょう。
これは あひるちゃんが 東京の
テレビ局で 捜し出してくれた
お蔵入りの ドキュメント映像。
アメリカの オーディション番組では本放送とは別に
ドキュメント用のカメラを
回しておくの。
私の読みどおり
『ロックドンドン』も同様でした。
『BANG! BANG!』
こちらの彼が率いる
ドクター・リリスは
決勝戦には出なかったから
映像は 使われることは なかった。
でも この記録映像は
残ってました。
[TV](演奏)
[TV](一希)「落ちた… おま…」
[TV](スタッフ)カット カット。
[TV](一希)「そ…」
[TV](スタッフ)おい。 何やってんだ?
[TV](一希)すいませんでした。
[TV](スタッフ)頭から やり直し。
[TV](一希)はい。
[TV](スタッフ)あらためて
歌入りまで 5秒前。 4・3。
[TV](演奏)
[TV](一希)「むりに…」
[TV](スタッフ)どうした? あいつ。
[TV](一希)「お前が そこに…」[TV](メンバー)おい! 一希。
(一希)ふざけんなよ てめえ!
オーディション直前ってさ
緊張で 心臓が
破裂しそうになるよね。
あの ステージの
張り詰めた空気。
射るような ライト。
無言で見詰める カメラ。
オーディエンスもいない。
その世界に たった一人。
あなたは 自分の未来を
決定づける 大勝負を前に
きっと 押しつぶされそうだった。
だって ボーカルの あなたが
失敗したら
みんなの夢も ついえる。
怖くて 怖くて
たまらなかったよね?
そして あなたは
本番直前に 逃げた。
闘うどころか
失敗さえしなかったのよ。
だから あなたは 今でも
過去から 逃げ続けてる。
お前。
お前に 何が分かんだよ!
また そうやって 逃げるの?
あなたの歌は。 夢は
あそこで 終わったってわけ?
でも そうかな?
まだ くすぶってるじゃない。
終われないでしょ! これじゃ。
私たちも 終われない。
あなたに あなたのロックが
あるように
私たちにも 私たちのロックが
あるの!
ぶざまでも 笑われても。
(演奏)(一同)「終わらない歌を 歌おう
クソッタレの世界のため」
「終わらない歌を 歌おう
全てのクズ共のために」
「終わらない歌を 歌おう
僕や君や彼等のため」
「終わらない歌を 歌おう
明日には笑えるように」(一同)「世の中に 冷たくされて
一人ボッチで 泣いた夜」
「もうだめだと 思うことは
今まで 何度でもあった」
「真実の瞬間は いつも
死ぬ程 こわいものだから」
「逃げだしたくなったことは
今まで 何度でもあった」
「終わらない歌を 歌おう
クソッタレの世界のため」
「終わらない歌を 歌おう
全てのクズ共のために」
「終わらない歌を 歌おう
僕や君や彼等のため」
「終わらない歌を 歌おう
明日には笑えるように」
「終わらない歌を 歌おう
クソッタレの世界のため」
「終わらない歌を 歌おう
全てのクズ共のために」
「終わらない歌を 歌おう
僕や君や彼等のため」
「終わらない歌を 歌おう
明日には笑えるように」あれ?
あー もう。
どこ 行っちゃったかな?
うん?
何で あんたが!?
当たったんだよ。 俺の頭に。
ちゃんと 返したからな。
返してもらってない。
私の大事な靴を盗み
私に 無駄な時間を費やさせ
与えた精神的苦痛を
返してちょうだい。
過去に 反抗したいんなら
私たちの 次のステージに
参加しなさいよ。
テレビ局の スタジオ収録。
テレビ?
10年前 あなたが逃げた
あの場所よ。