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唯吾分享青蛙公主08日文字幕,台词

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(澪)もし 優勝できなければ
シャンソンズは 即時 解散します。
(澪)あなたに オファーがあって
来たの。
(三宅)君は 僕のブランドが
欲しいだけだろ。
[TV](三宅)真っ白い五線譜に
メロディーを かくことから
ステージは 始まるんじゃないかと思ってます。
私たちに ふさわしい曲は 何か。
それは…。
オリジナル曲です。
(一同)オリジナル!?
イエス。
(南)そんなん 誰が作んの?
ユー。
(南)ゼルエル。
(一希)ふざけんなよ。
何で 俺が 曲なんかよ。
あら。 作る自信がないの?
(一希)バカヤロー。
あと 1週間ちょっとじゃ
どうしようも
できねえっつってんだよ。
私たちは 10人にも満たない
弱小合唱団。
100人の歌い手が
いるわけでも
名のある指揮者が
いるわけでもない。 だからこそ
自分たちにしか できない
パフォーマンスで
勝負しなければ 勝てないの。
だからって
何で オリジナルじゃなきゃ?
他の誰にも まねできない
世界で たった一つの
ショークワイアで勝負するためよ。
チッ。 あのな 俺が もともと
やってたのは バンドで
合唱曲なんか かけねえって。
ギター 触ったのも
10年ぶりなんだから。
技術じゃなくて
心で かけばいい。
私たちの中にある思いを
歌にして
オーディエンスの心に
響かせる。
今度の県大会で
優勝できなかったら
シャンソンズは 解散。
この町の 思い出も 記憶も
全部 消える。
それでも いいの?
解散は お前が 勝手に
決めたんだろうが。
勝てると思ったから 言ったの。
(一希)何だよ それ?
あなたなら できるはず。
ゼルエルだもん。
ムカつくな。 馬面。
褒められちゃった。
(一希)めんどくせえ!
持ってきましたよ 五線譜。
(忠子)で 曲ができるまで
私たちは 何をすれば?
まずは 敵情視察。
(一希)ヤバい ヤバい ヤバい
ヤバい ヤバい ヤバい…。
(まひる)あのう。
曲のことなら でけえ女に…。
就活のことですが。
おう。
リブレ ミュージックファクトリーの
最終面接 落ちちゃいました。
そうか。
効かなかったか お守り。
あの お守りがなかったら
もっと 駄目でした。
でも ちゃんと 自分の思いが
伝えられるようになったから
次こそは 頑張ります。
だから 一希さんも。
一希さんなら
私たちの 思いが詰まった曲を
作れると思うんです。
私 一希さんの曲 歌いたいです。
ハァー。
(ギターの演奏)
全然 出ない。
(ギターの演奏)
ヤベッ。
(ギターの演奏)
「ラ ラララ ラララ
ラララララ…」
ああー。
(忍)大丈夫ですか?
あそこに 「非公開練習」って。
非公開って 隠すほどのもの?
≪(扉の開く音)
≪(団員)あら。
シャンソンズの皆さん。
(団員)また 見学にいらしたの?
県大会会場の下見に。
音の反響とか ステージサイズを
確認しに。
(忠子)でも
非公開練習中のようなので
資料 頂いて
今 帰ろうかと。
(団員)シャンソンズさんなら
構わなくてよ。
(団員)今日は 大会本番さながらのリハをやってるから
参考になるんじゃないかしら。
(団員)フフッ。
競技は 自分との闘い。
よそが何をやろうが 興味など。
管弦楽団?
(団員)私たち ヘンデル作曲の
『ハレルヤ』をやるもので。
(玉子)ヘンデル?
(みぞれ)誰?
(南)ヘンデルとグレーテル。
ヘンゼル。
(団員)フフフ。 皆さん ヘンデルなんて興味ないでしょうけど。
『メサイア』の 『ハレルヤ』とは
これまた 正統派というか
古めかしいというか。
(団員)合唱は 正統派が一番。
ええ ええ。 ええ ええ。
正統派には 管弦楽団が
欠かせませんものね。
それに まあ ゴージャスなドレス。
(団員)特注なの。
ちょっと お高かったけど。
(南)どこに そんな金 あんだよ?
(団員)うちには
地元企業の スポンサーが
付いてるの。
それで 世界的指揮者まで。
指揮者だけじゃなくてよ。
≪(『ハレルヤ』の演奏)
(こずえ)「ハレルヤ ハレルヤ
ハレルヤ ハレルヤ ハレルヤ」
あれは…。
すごい。
(みぞれ)誰 あれ?
(団員)彼女は 江見こずえ。
私たち 安見合唱団の
ソリスト。
ニューヨークの オーケストラに
招かれて 共演してたんだけど
県大会のために 帰国して。
あの人が ソリスト。
(こずえ)澪ちゃん?
あっ。
やっぱり 澪ちゃんでしょう。
背が大きくて
子供んときと変わんないから。
お久しぶりです。
(こずえ)シャンソンズに ブロードウェイから
コーチが入ったって 聞いて
もしかしたらって思ってたんだけど。
こずえさんが 安見の
ソリストだったって 存じあげなくて。
県大会に 参加するんでしょ。
また あなたの歌が聴けるなんて
楽しみだわ。 ねえ 何 歌うの?
私のこと
覚えててくださったんですね。
忘れるわけないじゃない。
ステージ上で あなたは
いつだって 一番 輝いてた。
ありがとうございます。
でも 何よりも覚えてるのは
客席で応援してた
あなたの お母さん。
えっ。
いつも 真ん中の席に 陣取って
大声援だった。
懐かしいわ。
(桜)江見こずえ?
うん。 プロの声楽家でね
合唱コンクールとか
いろんな大会で 審査員やってた。
子供のころ よく
目をかけてもらってたんだけど
まさか 安見のソリストとはね。
世界的指揮者に 管弦楽団に
これまた 強敵のソリスト 現るか。
って これ 絶対 勝てないよ。
ストップ。
それ以上 言ったら
グーで殴ると思う。
ハハハ。 でもさ その人
お母さんのことも 覚えてたんだ。
うちの母親さ どんな小さな
ステージに 見に行っても 必ず
スタンディング オベーションしてたからね。
目立つ 目立つ。
でも 私にとっては 何より大切な
最高の観客だったな。
いい お母さんだったもんね。
フッ。
澪とは 似ても似つかない。
んなことより 問題は 元ゼルエルよ。
えっ?
あいつが 『ハレルヤ』を超える曲を作らなければ
あの 成り金 合唱団に勝って
優勝なんか できない。
昔話なんか
してる場合じゃなかった。
「ゼルエルです」
(一希)これ お願いします。
(局員)はい。
かしこまりました。(重村)今日で この工場を
閉鎖する。
(一同)えっ。
(忍)すいません。
最後の頼みだった 東京での営業も結局 駄目で。
(重村)お前は 最後まで
頑張ってくれた。
この辺りの工場じゃ
うちは 粘った方だが
いったん 操業を
停止する他ない。
(八木)操業 停止?
(山根)再開する
可能性は あるんですか?
(重村)再開の めどは立ってない。
機械も 差し押さえになる。
(柴田)差し押さえ!?
(重村)申し訳ないが
新しい職を探してくれ。
すまん。[TEL]
はい。 ああ お久しぶりです。
ええ。 はい。
舞子が?
今月中に?
工場閉鎖?
(一希)ああ。
(忍)僕のせいなんです。
取引先 見つけられなかったから。
曲は?
(忍)一希さん 職探しで大変で。
で 曲は?
忍君は 大丈夫なの?
(忍)僕は 実家暮らしなんで
何とか。
だから 曲は?
(一希)しつけえな。
(南)何だ 持ってきてんじゃん。
(一希)おい おい。
何だ。
えっ? 4小節?
(玉子)えっ。
やっぱ 合唱曲なんか
かけねえよ。
今 それどころじゃねえし。
朝から晩まで
職探ししてるわけじゃないでしょ。
仕事がない分
時間 有り余ってるでしょう。
それに だいたい
工場が つぶれるって
ある程度 覚悟できてたでしょ。
(忍)それだけじゃないみたいで…。
忍。 いいよ。
焦らないで。
私たち 信じて待ってるから。
どんな曲が上がってきても
大丈夫なように
しっかり 基礎練習して…。
悪い。
私が言えるのは 3つ。
取りあえず かけ。 もっと かけ。
あくまで かけ。
うるせえな この野郎。
一希さん。
で ちょっと 君は…。
一希さん。
(一希)何だよ。
他にも 理由があるんじゃ…。
みんなに相談をした方が
いいんじゃないんですか?
いいな? 俺の問題なんだよ。
チッ。
今度は 何?
(一希)業種は 問わないんで
すぐに 金の入る仕事
ありませんか?
(職員)ここんとこ 軒並み
つぶれちゃってね。
もう 何もないんですよ。
この町には。
日雇いでも 何でもいいんです。
まとまった金が 必要なんです。
(職員)いやぁ そう言われてもね。
嘘。
ああっ!?
(店長)ファイア。
(南)ファイアって 首!?
(店長)うちも かなり苦しくてね。
若い子だけ 残すことにしたんだ。
(南)いや。
若いって 私だって まだ…。
(店長)悪いけど 他の店 探して。
(南)いや。 ちょっと…。
困るんですけど。
割り箸を 奥歯に挟みながら
発声すると
口が横に開いて 声帯が広がり
声が響きやすくなる。
これは ミュージカルなどでも
採用されてる練習法で
ホールで歌うには
抜群に 効果が出る。
せーの。 アー。
(一同)アー。
他のメンバーは?
(玉子)あひるちゃんは 就活で
南ちゃんは あたらひ…。
新しい店を探すって。
うん。
みぞれさんは ご主人の仕事が
減って パート 探すって。
(忍)何か この町
みんな 一気に…。
だからこそ 県大会で
勝たなきゃいけないの。
音楽堂は この町の心。
それを守って
町のみんなを 勇気づけましょう。
(忍)でも 安見合唱団
すごかったし
結局 お金のある人たちには
かなわないんじゃ…。
貧乏人は 歌うなってこと?
貧乏 上等。
えっ?
私は あの音楽堂にも この町にも
何の愛着も 未練もない。
でも 金の ある 無いで
負けるなんて 絶対 認めない。
歌は そんなもんじゃない。
(玉子)けど 曲が できるかだって
分からないし。
曲がなくたって
レッスンは できる。
それに あいつは 絶対 かく。
なぜなら かきたくて
たまらないはずだから。
ホントに 大丈夫かしら。 あんなにプレッシャー かけちゃって。
確かに。
何よ。
状況が状況ですし
間に合わなかったときのために
他の曲を
用意しておきませんか?
必要ありません。
大会まで あと 7日もあれば。
3日前までに 曲目を
申請しなきゃいけないんですよ。
えっ!?
知らなかったんですか?
(玉子・忍)えっ!?
仮に 今 曲を用意したとしても
そんな 付け焼き刃的な選曲で
歌に 魂が入るわけがない。
仮に 曲が上がったとしても
それこそ 付け焼き刃的な
歌と 振り付けにならないかと
心配しているんです。
あなたっていう人は もう
どうして そう 大人げない。
あなたこそ 大人なら そんな
子供じみた 焦りは見せずに
もっと どっしり構えて
待ちなさいよ。
はい。 続けて。
(玉子)はい。
続けて。 はい。
イー。
(一同)イー。
あと 4日。 4日!?
4日…。
(清忠)どうだね?
シャンソンズは。
(哲郎)お父さん。 忠子は 今
県大会に向けて 練習中です。
(清忠)君が 忠子を応援するのは
構わんよ。
(清忠)家族は 家族。
仕事は 仕事。
その区切りさえ できれば
家族を思う気持ちは
あって 当然だよ。
(哲郎)あっ。
ありがとうございます。
(清忠)うん。 ハハハ。
(哲郎)家族は 家族ですよね。
(清忠)県大会で シャンソンズが
勝てる可能性は ゼロに近い。
その話なら…。
(清忠)仕事は 仕事だ。
優勝できなければ
シャンソンズは 解散。
音楽堂の 取り壊し反対を
叫ぶ者は いなくなる。
そして 音楽堂を解体し
その跡地に
県最大の ごみ処理場ができる。
さらに シャッター商店街は
そこで働く職員の 団地にする。
その工場一帯には
いずれ 第2 第3の
ごみ処理場が増設される。
えっ。
(清忠)君には言ってなかったかな。
いずれ この町は
日本中の産業廃棄物を
全国の自治体から 受け入れ
日本最大の
ごみ捨て場になる予定だ。
(一希)ハァー。
ああ。
20万なんか ねえよ。
[TEL]
[TEL](アナウンス)「おつなぎできません」
着信拒否してやがる。
ゼルエル?
あんたが
プレッシャー かけ過ぎて
逃げ出したんじゃないの。
シャラップ!
≪(こずえ)オー!
お邪魔だったかしら?
私を 安見合唱団に?
あなた方の 窮状を聞いてね。
県大会を前に
引き抜き工作ですか?
(こずえ)まさか。
私は あなたの才能を知ってる。
でも 引き上げて
あげられなかった。
それが 悔しいの。
私たちと一緒にやって
成功した方が
次の ステップアップに
つながる。
あなたの目指してんのは
ブロードウェイじゃなくて?
お心遣いは うれしいんですけど
私 ほら
一度 やり始めたことは
最後まで やり通す主義なんで。
みすみす チャンスを
逃すだけじゃなくて
あなた自身の才能も
埋もれてしまうかもしれないのよ。
埋もれやしませんよ。 そもそも
負ける気がしませんから。
(こずえ)ああ。
分かった。
でも もう一度 考えてみて。
あっ。
あなた自身のために。
はい。 ありがとうございます。
(こずえ)ごちそうさま。
(桜)ごめんください。
(こずえ)see you.
どうすんの?
先生。 どうしたんですか?
(香奈絵)こっから見る景色も
寂しくなってきたなぁって。
空き地が 増えて
明かりも 減って。
こういう町で
普通に 生きていくことが
一番 難しいのよね。
私がいない間に こんなに
変わってると思いませんでした。
(香奈絵)あなたが いたころも
小さい町には
変わりなかったけど
みんなが 上を向いてた。
うん。
今は 歌なんか歌う余裕もなくて
みんな 下向いて。
でも シャンソンズが
県大会に優勝すれば
きっと 希望を取り戻せる。
そんな 大げさな。
たまにね
一番星を 見つけに来るの。
「見上げてごらん 夜の星を」
「小さな星の 小さな光りが」
「ささやかな幸せを うたってる」
(澪・香奈絵)
「手をつなごう ボクと」
「おいかけよう 夢を」
「二人なら
苦しくなんかないさ」
「見上げてごらん 夜の星を」
(一希)よろしく お願いします。
(作業員)おう。 よろしくな。
じゃあ ねこに 砂利 積んで
向こうに運んでくれるか。
(一希)はい。
(澪・香奈絵)「名もない星が」
「ささやかな幸せを 祈ってる」
うん!?あの野郎!ちょっと! あんたのギター
売られてたんだけど。
どういうこと? ギターなきゃ
曲 かけないじゃない。
仕事中だよ バカヤロー。
みんな 大変なの。
それでも レッスンは続けてる。
あんたは どうよ。
何があったの?
あれは あんたの夢
そのものでしょう。
邪魔だっつってんだろ!
みんな 待ってんのよ。
あんた 元ゼルエルが
かけないのは
工場の閉鎖だけじゃないって
言ってたわよね。
(忍)すいません。 僕は 何も…。
知らないとは 言わせないよ。
曲の申請期限まで あと 3日。
それでも みんなが 信じて
待ってるの 分かってるでしょう。
僕も 詳しいことは
知らないんです。
ただ 毎月 誰かに
お金 送ってたみたいで。
それが今月中に まとまったお金を払わなきゃいけないとか何とか。
誰かって 誰よ。
さあ? 女の人みたいでしたが。
女!?
女。
女?
一希の女?
毎月 お金
送ってるらしいじゃない。
別れた奥さんに 慰謝料?
あいつ 結婚なんか
したことないよ。 …ないです。
じゃあ 誰よ?
あんた 私たちに協力するって
決めたんじゃないの?
だとしたら 妹かな。
妹?
一希 子供のころ 親が離婚して
生き別れになった 妹がいて。
ずっと 会ってないんだけど
いつも 気に掛けてたから。
そういえば ドクター・リリスで
妹のために 作った
未発表の曲があるとかって。
その妹さんのこと
もっとよく 調べて。
(哲郎)えっ。
今日中に。
俺が?
あなた以外に 誰が?
(玲奈)あっ。
見つけた。
(玲奈)見っかった。
あっ。 仲間に 入りたいって。
はい! ヘヘヘッ。
ねえー。
(一希)お願いします。
(局員)あっ。 はい。≪(男性)先走っちゃったのよ。
ハハハッ!
何 酔っぱらってんだよ おっさん。
(男性)前見て 歩けよ 前見て。
(男性)おい!
(男性)あっ。 おいおい。
おっさん 大丈夫か?
あっ。 一希さん!
(忍)大丈夫ですか?
何なの? その ぶざまな格好。
ギターを売った お金は?
もう 振り込んだよ。
病気の妹さんの 治療代。
何で 知ってんだ?
小さな町だもん。
すぐ 分かるわよ。
子供のとき 別れたっきり
会ってないのに
ギターを売ってまで
お金を送るなんて
ずいぶん 殊勝なのね。
これ以上 ほじられたら
困るんじゃない?
新薬が 出たんだよ。
保険の利かない。
あなたが送る 義務はない。
向こうの家族の問題でしょう。
俺が そうしたいんだよ。
どうして?
お金だけが
妹さんとの つながりなの?
(忍)コーチ!
家族も いないやつに
何が分かんだよ。
お前な。 こんな状況で
かけるわけねえだろ。
帰れよ! 帰れって。
≪(戸の閉まる音)
(桜)妹さんか。 だから
まひるちゃんのこと あんなに。
事情があるなら
先に言えっつうの。
ほう。
それで 引き下がってきたの?
だって それ以上 言える言葉が
何もなかったから。
はあ 珍しい。
他人の痛みは 他人の痛みとか
言ってる人がさ。
で どうすんの? 県大会。
[TEL]
(せきばらい)
[TEL]
歌って踊れる カラオケバー
Singersです。
えっ。 ああ。
はい。
考えてくれた?
いえ。
何を迷う必要があるの?
[TEL](こずえ)あなたが 他の
メンバーのことを 気に掛けてるなら
もう みんな引き連れて
いらっしゃいよ。
えっ。
[TEL](こずえ)県大会から
参加できるよう
私が 話 つけるから。
歌う環境だけなら
その方が 今より はるかにいい。
フッ。
それとも 音楽堂に
何か 思い入れでもあるの?
そんなもの ありません。
あなたの お母さんが
生きてらしても
安見で歌いなさいって
おっしゃると思うわ。
[TEL](こずえ)あなたが
スターになること信じて
応援してらしたから。
お母さんの思いに
報いなくていいの?
考えさせてください。
(トレーを落とす音)
ええ。
一希君が そんな状況では
オリジナル曲は
諦めるしかないですね。
これ以上 追い詰めても
苦しめるだけだし。
そうね。
すぐに 代わりの曲を
選びましょう。
どうしたんですか?
他の曲を選ぶことも
他の選択をすることもできる。
それでも 私は やっぱり
あいつの曲を待ちたい。
そうじゃなきゃ
勝てるイメージが
私の頭の中に
まったく 浮かばないし
あいつも ここで終わってしまう。
一希君に懸けたい思いは
私にだって あります。
でも それは 今の彼にとって
酷なことだし
それに そんな ばくちをしてる
余裕はないんです。
安見合唱団に 勝つためには
ばくちを打つくらいじゃなきゃ
駄目なのよ。
それで負けたら 解散なんですよ。
あなたには この町にも音楽堂にも思い入れは ないのかもしれない。
でも 私は ここで
諦めるわけには いかないんです。
私たちは 音楽堂を揺り籠に
育ってきたんです。
音楽堂の署名運動をしたとき
みんな 言ってました。
物心 付かないうちから
親に手を引かれて ここに来て
気付いたら いっつも
ここに いたって。
あなたの気持ちは 分かりますが
もう 時間がありません。
曲の申請まで あと 2日。
私が 代わりの曲を準備します。揺り籠か。
(笑い声)(澪)《お母さん。
今日の歌 どうだった?》
(母)《すっごく よかった》
(澪)《ここ お母さんの
特等席だね》
(母)《澪が 一番よく
見える場所だから》
《舞台で 転んだときも
よく見えた》
《いつか スターになって
また ここで歌ってね》
《それが お母さんの
一番の願い》
(澪)《うん。 約束》変わってないんだな。きったない字。ハロー。
何だよ。
話すことなんか もう ねえだろ。
あなたと ちょっと
昔話がしたいなと 思ってね。
あん?
子供のころ 私にとって 母親は
最高の観客だった。
何だよ? その話。
もしかして あなたにとって
妹さんも そうだったのかなって。
うちの母親ね 私が 15のとき
病気になっちゃってさ
私は 今の あなたみたいに
絶望して
歌なんて 歌ってる場合じゃないと思った。
そしたら 何て言われたと思う?
歌は 歌っている場合じゃ
ないときにこそ
歌うものなんだって。
この先 あなたは 一人になる。
つらいこと
苦しいことばかりかもしれない。
だからといって
歌うことまで やめてしまったら
暗闇に 閉じ込められて
心の虹まで 失ってしまう。
だから 何があっても
あなたの歌を 止めないでねって。
ねえ。 確かに この町は
もう 終わりかもしれない。
でも こんな状況だからこそ
歌が 必要なんじゃないかな?
ここは あなたにとっても
大切な場所。
私にとっても。
音楽堂を つぶすわけには
いかない。 そうでしょ?
かけねえんだって。
ギターが もう…。
≪ギターなら ここに あります。
(哲郎)俺が 買い取った。
欲しかったんだ。
この アローのギター。
(哲郎)貸してやるよ。
いつか 一希が買い戻すまで。
哲郎。
曲の申請期限は あした。
あなたの曲が 来なければ
歌わない。
たとえ それが どんなに
稚拙なものだったとしても
今 私たちの思いを
伝えることが できるのは
あなたが作った 歌以外
ないから。
あんたも それで いいわね?
こんな状況だからこそ。
待ってる。
(哲郎)じゃあ。母のこと 思い出させてくださってありがとうございます。
でも もし 母が生きていたら
ここで あなたは あなたの歌を
歌えって 言ったと思います。
ホントに それでいいの?
はい。
県大会で 私たちにしか
歌えない歌を お聞かせします。
なら 楽しみにしてるわ。
ありがとうございます。
グッドラック。
元ゼルエルが作る
私たちの曲で
必ず この ばくちに勝つ。
異議ないわね?
(一同)はい!
よし!
一希さん以外の曲を 歌うなんて
考えられないし。
(玲奈)安見に入るなんて
断って 正解です。
だいたい メンバー 100人もいたら自分の歌声も 聞こえねえじゃん。
(みぞれ)じゃあ 今日の練習は?
この学級委員が
ビビって 用意した曲があるので
それで 練習しましょう。
これは これで 必要だったでしょ。はい。 はい。
ミスチル。
(忍)『蘇生』?
ミスター 藤岡。
(『蘇生』)
1・2・3・4。 2・2・3・4。
3・2・3・4。 4・2・3・4。
5・2・3・4。 6・2・3・4。
7・2・3・4。
1・2・3・4。
(一同)「二車線の国道を
またぐように 架かる虹を」
「自分のものにしようとして
カメラ 向けた」
「光ってて 大きくて
透けてる 三色の虹に」
「ピントが 上手く合わずに
やがて 虹は消えた」
「胸を揺さぶる
憧れや 理想は」
「やっと 手にした瞬間に
その姿 消すんだ」
「でも何度でも 何度でも
僕は 生まれ変わって行く」
「そして いつか 君と見た
夢の続きを」
「暗闇から 僕を呼ぶ
明日の声に 耳を澄ませる」
「そうだ
心に架けた虹がある」
「そう何度でも 何度でも
僕は 生まれ変わって行ける」
「そして いつか 捨ててきた
夢の続きを」
「暗闇から 僕を呼ぶ
明日の声に 耳を澄ませる」
「今も
心に虹があるんだ」
「何度でも 何度でも
僕は 生まれ変わっていける」
「そうだ
まだ やりかけの未来がある」
≪(ドアの開く音)
一希さん。
とてつもなく…。
(一希)遅くなって 悪かった。
(一希)かいたぞ バカヤロー。
(歓声)
『Don’t stop the music』
OK レディース。
今から 3日で仕上げるわよ。
(一同)はい!
ああー!(女性)皆さん 頑張りましょうね。
(一同)はーい。
(玉子)どうしよう。
緊張してきた。
[マイク](司会)続いては
3年連続 優勝を誇る
安見市 女声合唱団の登場です。
すごい 拍手。
(南)なあ。 見に行こうぜ。
見に行く必要はない。
競技は 自分との闘い。
私たちは 今できる 最高の
パフォーマンスをすれば いいだけ。
みんな。 今は 自分たちのことに
集中しましょう。
(玉子)はい。 じゃあ 頭の入り
もう一度 確認しましょう。
(忍)そうですね。
(玉子)えっと。 最初は
私は みぞれさんと一緒です。
(みぞれ)隣だよね 隣だよね。
≪(団員たち)「ハレルヤ
ハレルヤ ハレルヤ」
≪(拍手)
(忍)いよいよ この次ですね。
[マイク](司会)シスター花ちゃんと
ブルーボーイズの『メモリー』です。
(一同)引き連れてる。
尻尾 付いてる。 尻尾 付いてた。
(一同)「メモリー
仰ぎ見て 月を」
「思い出を 辿り
歩いてゆけば」
「出逢えるわ 幸せの姿に」
(玲奈)こっちも すごい。
(南)いや 面白い。
これは これで ありね。
≪(拍手)
(司会)それでは 最後
由芽市で 35年の歴史を誇る
シャンソンズが 歌います。
イッツ ショータイム。 レッツ ゴー。
(一同)おう!
(拍手)
今 私たちの町は
消えゆこうとしています。
人々は うつむき
諦めきって
今日も 一人 また 一人
町を去っていく。
それでも 未来を信じて 疑わず
暮らし続ける
どうしようもない連中がいる。
ここにいる シャンソンズは
その代表です。
これから 歌う曲は 私たちから
皆さんへの メッセージ。
私たち 自分たちの力で
作りあげた 今の心 そのものです。
『Don’t stop the music』(一同)「ああ その心に いま何が
聴こえてるだろうか?」
「ああ 遠い あの夏
足元を かすめた風」
「飛んだ シャボン玉
転んで脱げた スニーカーと」
「笑い (声は) そこに
今はもう 見えないけれど」
「Don’t stop the music」
「懐かしい場所」
「忘れかけてた思い
歌にして」
「Don’t stop the music」
「手をつなごう」
「涙を止めるために
言葉よ さあ届け」(一同)「そう どんな時も」
「止められない歌がある
(It’s for you)」
「ああ 弱さと嘘
痛みさえ 力にして」
「ヒリヒリ感じる心は
生きろと叫んで」
「前へ (前へ) 進む
道しるべになる」
「Don’t stop the music」
(こずえ)これが 澪ちゃんの。
(香奈絵)ショークワイア。
(一同)「明日を集め」
「紡ぎだした歌声
空に響け」
「Don’t stop the music」
「心つないで」
「夢の先にある未来
カエルために」
「Let’s sing a song!」
いけ!
(一同)「Wow Wow Wo」
「Let’s Do it!
(Do it!)」
「Do it! (Do it!)
Do it! (Do it!)」
「Do it! (Do it!) Do it!
(Do it!) Do it! (Do it!)」
「Do it! (Do it!)」
「Don’t stop!!」
(こずえ)ブラボー シャンソンズ!ブラボー 澪ちゃん![マイク](司会)それでは 審査結果を
発表します。
全国合唱コンクール 群馬県大会
第3位は
桐生市 グリーンコーラス。
騒がない。
私たちは 優勝しか
毛頭 考えてません。
[マイク](司会)続いて 第2位は
安見市 女声合唱団です。
ってことは まさか!?
私たち!?
(玲奈・忠子)わあー。
静かに。
やっぱり!?
(一希)放せよ。 バカヤロー この野郎。
[マイク](司会)次は いよいよ
第1位の発表です。
おや。 これは 番狂わせですね。
全国合唱コンクールに出場する
第65回 県大会 優勝チームは…。
(ドラムロール)
(玉子)私たちですよね 私たち。
[マイク](司会)シスター花ちゃんと
ブルーボーイズです。
(一同)おおー!
やった!
何でだよ!?
(みぞれ)私たちの方が 拍手も。
[マイク](司会)なお 一般投票で
1位を獲得した シャンソンズは
合唱を逸脱した ショーにより
失格となりました。
(一希)失格!?
(玲奈)何よ それ!?
どういうことですか!?
[マイク](司会)では 優勝した
シスター花ちゃんと ブルーボーイズに
審査委員長から 優勝杯の授与を
お願いいたします。