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唯吾分享青蛙公主09日文字幕,台词

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(澪)今度の県大会で 優勝できなかったら シャンソンズは解散。 (澪)この町の 思い出も 記憶も 全部 消える。 私たち 自分たちの力で 作りあげた 今の心 そのものです。[マイク](司会)なお 一般投票で 1位を獲得した シャンソンズは 合唱を逸脱した ショーにより 失格となりました。 (一希)失格!? (玲奈)何よ それ!? (まひる)どういうことですか!? 失格って どういうことですか? (審査委員長)あなたたちの合唱は 実に 素晴らしかったんですが 大会規定に 違反してるんです。 違反? 何が? ショークワイアというんですかね。 (忠子)ショークワイアの 何が いけないんですか? そもそも そんな 大会規定があるなんて 聞いたことが ありません。 (審査委員長)違反内容はですね…。あっ ここ ここ。 えー 第6条。 「参加者は 大会の風紀を乱さない 振る舞いをすること」 それで 第7条。 「立ち位置から 大きく 動かないこと」 「以上を 順守せぬ場合 失格とする」 大きい動きって どっから? こんな 時代遅れの規定 いまさら どうして? (審査委員長)由芽市の 井坂市長から 歴史ある大会だから きちんと ルールを守るようにと 言われまして。 やっぱり。 あの たぬき。 (清忠)シャンソンズの解散は 決定した。 予定どおり すぐ 手配しろ。 (香奈絵)また あなたの仕業なのね。 (清忠)ルールは ルール。 この大会は 伝統ある 合唱大会であって 自由な音楽の 発表の場ではない。 (香奈絵)どうして そこまで 邪魔を? (清忠)邪魔をしてるのは 君たちの方じゃないのかね? 由芽市が 一丸となって 新しい未来を 築くためには 古い過去の象徴など ない方がいい。 (香奈絵)ホントに それだけなの? 清ちゃん。 (清忠)約束どおり シャンソンズには 本日をもって 解散してもらう。 君も 責任者として 自分の身を 案じた方が いいんじゃないのかね? 送るよ 香奈絵ちゃん。 (南)何が 違反だよ。 ぜってえ 納得いかねえ。 (みぞれ)拍手じゃ 私らが 一番だったのに。 (玲奈)そうよ。 (忍)僕らの歌は 間違ってなんかない。 あんなに 声援 もらったんですから。 (玉子)何 これ? (玲奈)ああっ。 鍵 掛かってる。 (一同)えっ!? あの あの。 (みぞれ)何? これ これ。 ちょっと。 ちょっと来て。 (南)何だよ? あひる。 「本日より シャンソンズの 使用を禁止する」 (一同)ええっ!? (みぞれ)何 これ!? (一希)先手 打たれたな。 (哲郎)えっ。 これって…。 (清忠)何だ? (哲郎)いや。 (清忠)早く 戻れ。 作業を急がせろ。 (哲郎)はい。 (南)開かねえ。 どうすんだよ? 練習室も 閉め出されて。 このままじゃ シャンソンズは…。 (玲奈)本当に 解散。 (忍)何で こんな。 (一希)そもそも お前のせいじゃねえかよ。 どうすんだよ? 解散しましょう。 (一同)えっ!? 負けは 負け。 約束は 約束。 でも…。 私は 優勝できなかったら 解散すると 公言したの。 ルールを 知らなかったじゃ 言い訳にもならない。 反論する材料も 策もなく 下手に動いても つぶされるだけ。 (忍)じゃあ このまま 諦めろってことですか? 誰が 諦めるって言った? 私たちの目標は 音楽堂で 公演を行って その取り壊しを 阻止すること。 今は いったん 解散をして 反撃の タイミングをうかがう。 そんな 悠長なこと 言ってる場合じゃありません。 音楽堂の取り壊しまで あと 19日。 機会をうかがう 余裕はない。 そもそも あなたをあおって 不利な賭けをさせたのも 失格にさせたのも 私の父。 音楽堂の使用許可だって 父が 首を 縦に振らなければ 下りない。 この先 何をしたって 父の考えが 変わらないかぎり どうしようもないんだって 今回は 思い知らされました。 だから? 私が けりをつけます。 (一同)えっ!? 忠子さん。 (玲奈)ですよね。 間違えた? 大丈夫か? あいつ。 とにかく シャンソンズは 今日をもって 解散。 はい。 散った。 ごきげんよう。 (玉子)あっ いや。 あっ…。 (職員)ありがとうございます。 失礼します。 音楽堂 解体工事 県知事の許可 出ました。 (職員)えっ。 (職員)係長。 音楽堂の 電気とガスを止める 稟議書。 はんこ お願いします。 (職員)係長。 (哲郎)あっ。 はんこね。 (職員)はんこ。 お願いします。 (哲郎)はい。 忠子。 ちょっと すいません。 ≪(ドアの開く音) (清忠)何だ? ノックもしないで。 そんな 礼儀も知らない娘に 育てたつもりはないぞ。 礼儀を知らないのは お父さんよ。 あんな ひきょうな やり方。 ひきょう? ≪(ドアの開く音) 忠子。 これから 市長は来客が。 お父さん。 いつから そんなに 歌が嫌いになったの? 何の話だ? 小さいころ お父さん 私を肩車して よく 歌を歌ってくれた。 私 よく覚えてる。 なのに いつのころからか 歌が嫌いになって。 音楽堂のことだって まるで 憎んでるみたいに。 何が お父さんを そうまでさせるの? 音楽堂は おじいちゃんが 建ててくれた…。 帰りなさい。 ここは お前の来るところじゃない。 お父さん。 (哲郎)忠子。 行こう。 忠子。 行こう。(桜)で 市長のことは 忠子ちゃん任せなの? 娘が話すっつってんだから 仕方ないでしょ。 私が行ったら 今度こそ 殴りそうだし。 何度もなぁ 返り討ちに 遭ってるしね。 怒りに任せて ぶち当たっても 相手の思うつぼ。 まずは たぬきの弱点 見つけないと。 確かに。 でもさ みんなは大丈夫なの? これしきのことで つぶれるようなら それまでのことよ。 いや。 まあ そうは言っても あれだけ頑張ってさ 結果が 解散じゃ 衝撃は 大きいと思うよ。 解散っていっても 一時的に 地下に潜るだけ。 たぬき市長の 目につかないように。 地下に潜るったって 何か 手立て あんの? うわ。 ないんじゃん。 ≪(子供)3・4…。 (子供)ありがとう。 藤岡君。 (子供)何だよ? おばさん。 (子供)藤岡は 俺たちのものだ。 (子供たち)藤岡。 藤岡。 藤岡…。 うるさい。 くそがき。 ≪(ノック) ≪失礼しまーす。 どうしたんですか? (香奈絵)いきなり 今日付で 異動になってね 私は 図書館に配置換え。 ああ。 ここには 代理の館長が 送られてくるようよ。 そんな 急に? この手際の良さ。 全部 市長の差し金ね。 市長と 先生って 友達なんですよね? ええ。 幼なじみ。 えっ。 何か恨み? 先生 振った? アハッ。 本当に 政治的な判断だと思う。 音楽堂 取り壊しに 邪魔なものを 一掃したいだけ。 政治的判断って 何ですか? あの たぬき 何者なんですか? ここで 生まれ育ったのに 音楽堂にも 歌にも 何の愛着もないなんて どういうこと? 昔は そんなことも なかったんだけどね。 誰ですか? それ 清ちゃん。 ふーん。 井坂 清忠市長の 若いころ。 えっ!? き…。 し…。 こ… これが!? フフッ。 フォーク? フォークやってたんですか? えっ。 この年代の フォークって…。 70年代。 古い伝統や 体制に反発して 愛と平和を 歌ったのが フォーク。 ボブ・ディランや ジョン・レノンに倣い 反骨心あふれる歌が 席巻していた時代の話よ。 たぬき 笑ってる。 フフッ。 これは 東京の 野外音楽堂で 行われた フォークジャンボリーね。 私も 見に行ったから。市長が ラブ&ピース? すいません。 今日も 父と 話したんですけど 何の解決にも。 イエス イエス イエス。 んなこと 分かってる。 これは そう 簡単に 解決する話じゃないみたいね。 あんたのうち 代々 雅楽やってたんでしょ。 ええ。 古き良き 伝統的な音楽を 継承してきた。 はい。 おそらく 音楽堂つぶしは 政治的判断だけじゃない。 あんたの お父さん よっぽど 音楽に わだかまりが あるみたいだもんね。 ここの 元ゼルエル以上に。 おい。 わだかまりって 何ですか? それを ほじくんのよ。 ほじくる? あんたたちの 親子ゲンカに 乗ってあげる。 (一希)お前 また 人んちのことにな。 ほら。 ほら。 えっ? よし。 やるわよ 学級委員。 こんな弾圧に 屈しない。 練習は バレないように ここで やるから みんなに伝えて。 はい。 (桜)えっ。 ここ!? あんた そんな 勝手に決めて…。 ラブ&ピース。 ピース。 ピース。 市長は会合? どこで? 今日は 栃木。 あしたも 朝から あちこち 飛び回って 会議です。 全国の廃棄物を 受け入れるって 表明してから すごい反響で もう 勢いづいちゃって。 まったく どういうことよ。 まずは 自分の家を ごみ処理場にしろっていう話よ。 すいません。 すいません。 何? この夫婦愛。 [TEL](呼び出し音) [TEL](玉子のアナウンス)「玉子です」 「メッセージ どうぞ」 ≪(玉子)お願いします! ≪(所長)お願いしますって 困るんだよ。 (玉子)お願いします! (所長)おかえりなさい。 (玉子)どこ 行っても シャンソンズには 貸さないようにって 言われてるみたい。 (みぞれ)あんなに みんな 応援してくれてたのにね。 そうですか。 (玉子)私たち もうちょっと 色々 探してみる。 (みぞれ)そうよね。 私らが 落ち込んでちゃ 駄目よね。 (玉子)いってきます。 (忍)Singersで? うん。 分かった。(忍)一希さんは 続けるつもりですか? 今だって 職探しの帰りですよね。 (一希)バカヤロー。 大変なときだからこそ 歌うんだよ。 こうなったら 意地でも やってやんねえと。 (忍)なら 僕も頑張ります。 (忍)でも うちの店も いつ どうなるか 分からなくて 正直 不安で。 (ママ)あんた雇うほど もうかってないんだよね ごめん。 (南)もう ついてくんなって。 練習 行きたくたってさ まず 仕事 見つけねえと 話になんねえし。 あっ。 あのう 大輝君のためにも 昼間の仕事 探した方が。 (南)あんたが探せよ。 私なんかを まともなとこが 雇ってくれるわけ ないだろ。 大卒の あんたが 就職できないのにさ。 そうですよね…。 (南)ハァー。 あのう ちょっと待って。 (南)うるさいっ。 あっ。 ねえ。 来たの あんただけ? (桜)そりゃ がっくり くるさ。 先も 見えないまま 秘密練習なんてさ。 みんな やる気がないわけじゃ ないんですが。 んで? 市長の方は? 調子に乗って 飛び回ってるらしい。 どうせ 接待漬けでしょ。 もう あんまり 探らない方が いいんでない? あしたこそ とっつかまえて 弱み 探りだしてやる。 桜。 景気いいやつ いって。 はい。 おうっ。 いって。 任しとけ! おうっ。 おうっ。 おうっ。 これ どうですか? (『夢の中へ』)「探しものは 何ですか? 見つけにくいものですか?」 「カバンの中も つくえの中も 探したけれど 見つからないのに」 (澪・桜) 「まだまだ 探す気ですか?」 「それより 僕と踊りませんか?」 「夢の中へ 夢の中へ 行ってみたいと思いませんか?」 「Woo woo woo-」 あんたも 歌いなさいよ。 (桜・澪)「Woo woo woo- Woo woo woo-」 (桜・忠子)「さあ」 (せきばらい) 解体工事のスケジュールは まとまったのか? (哲郎)あっ。 (清忠)他の ごみ処理場の 建設計画も 急がせろ。 (哲郎)はい。 [マイク]「Don’t stop the music 懐かしい場所」 (清忠)何だ これは? (哲郎)シャンソンズですね。 (職員)実は 県大会の影響か 音楽堂を 取り壊さないでほしいっていう メールや陳情が 殺到してまして。 (職員)市内放送で 曲を 聴きたいという リクエスト…。 お前たちは バカか! くだらん夢を まだ 見たい連中がいるのか。 そんな声を 真に受けるな。 (玲奈)うーん。 帰ってこないですね。 放送を聴いたら 飛んで帰ってくると思ったのにね。 リピート かけてみます? 何時に 戻ってくんの? 今日は もう市役所には 戻らないと思います。 夜まで 予定ぎっちりで。 じゃあ どこで つかまえんのよ? 家 帰って 寝るときとか? (清忠)お疲れさん。 ただいま。 おかえりなさいませ。 (哲郎)どうぞ。 どうも。 あっ。 先祖代々 続いてきた 雅楽頭の系譜ですか。 歌の伝統を 継承しながら 町の名士として 政を行うっていうのは ずいぶんと 重責でしたでしょうね。 あっ。 あちらが 忠邦さん? 音楽堂を造られた 前市長。 忠子さんの おじいさま。 おじいさままでは 歌の伝統を 守ってこられたのに どうして 市長の代で こんな…。 ごめんなさい。 シャンソンズは 解散したはずだがね。 解散した 君らに 話す必要などないよ。 はい。 解散しました。 これは 個人的な興味です。 この 伝統 重んじる 政治家一族で ロン毛に ヒッピー姿の フォークシンガーは 当時 ずいぶんと 異端児だったでしょうね。 (哲郎)お父さん!? しかも こんな田舎町で おじいさまにとっちゃ ず…。 (湯飲みを置く音) あら。 また ごめんなさい。 君は まったく 分かっていないようだな。 ひとつ 教えてあげよう。 この町を 財政難に追い込んだのは私の父が建てた 音楽堂だ。 歌で 町おこしをと 50億もの 金を掛け 音楽堂を設立した。 華やかな音楽祭を 数多く行い 確かに この町は にぎわった。 だが それは 好景気のときの話で バブルが はじければ 歌に掛ける 金こそが 財政負担となる。 それでも 父は 歌あってこそ わが町ありと 金を 掛け続けた。 その結果 莫大な 累積赤字を生み この町を疲弊させた。 つまり 音楽堂こそが 諸悪の根源。 私は 父の尻拭いを しているにすぎない。 あっ。 これ これ。 ごめん。 見る? (忠邦)《お前は 音楽の 何たるかも知らん》(香奈絵)音楽堂が 町を駄目にした諸悪の根源だと…。 はい。 (香奈絵)政治的判断としたら 理にかなってるわね。 何か 父親への感情が そのまま 音楽堂への憎しみに なってるようなね。 こういう言葉を 知ってる? 憎んでいるということは まだ 愛しているということ。 憎んでいるなら まだ あの人に響く歌が あると思う。あなたなら 彼の心を 動かせる気がする。 って 言ってもねぇ。 父と息子の確執なんて 女には よく分かんないよね。 ねえ。 昼間の練習 ついに 誰も来なかったね。 一人 来てるじゃない。 どこに? ここに。 (大輝)フフッ。 何で チビ太? (桜)南ちゃん 昼の仕事が 見つかったみたいで 夜の練習には 来るから 預かっててくれって。 ねっ? (大輝)うん。 仕事 見つかったのは いいけどさ ここ 保育園じゃないっつうの。 (大輝)歌おうよ。 歌おうよ。 (桜)ハハッ。 もう。 子供の歌は 分からん。 (桜)まあ まあまあ そう おっしゃらずに。 (操作音) これなら どうだ? はい。 (『グリーン・グリーン』) (大輝)嫌だ! 何 言ってんの? あんたが 歌うっつったんだから。 ほら 歌うよ。 ねえ 澪。 これ 父親の曲だよ。パパなんか 大嫌いだ。(南)「Don’t stop the music 明日を集め」 よいしょ。 サンキュー。 まさか ホントに 仕事 見つけてくれると 思ってなかったからさ。 たまたま パートさんが 一人 辞めちゃって。 こちらこそ 助かりました。 あんたには 負けたよ。 フフッ。 ≪(足音) 誰? 父親。 大輝の。 (父)見っけた。 (一希)ずいぶん 古い写真だな。 ほい。 (忍)ありがとうございます。 (一希)仕事は 慣れた? (忍)まあ。 父親と おんなじことするのは 嫌なんですが 喜んじゃって。 (一希)そりゃ そうだよ。 (忍)一希さん。 (一希)うん? (忍)ホントに まだ 音楽堂で歌う チャンスがあるって 信じてますか? (一希)まあ。 信じてるわけじゃないけど 最近 この町のこととか 家族のこと 考えるようになってさ。 俺たちが いつか親父になったとき子供たちに 何を残せるかって。 (忍)親父になったときに。 それが ごみで できた未来じゃよ 情けねえだろう。 これって…。 あっ。 一希さん。 これは…。 (一希)自分も 音楽堂で 歌ったことがあんだろう。 しかも その笑顔。 つぶそうとしてる音楽堂と しっかり つながってたか。 今度こそ 追及してやる。 私が話します。 分かった。 ≪(戸の開く音) (清忠)ただいま。 お話が あります。 (清忠)うん? お父さん 音楽堂で コンサートをしたことがあるのね。 この日付 1978年っていったら 私は 3歳。 お父さんが 歌を歌わなくなったのは そのくらいだった気がする。 私を産んだときに お母さんが 亡くなって 男手一つで 私を育ててくれた。 そのことは 本当に 感謝してます。 だけど いつのころからか この家で お父さんの歌を 聴くことはなくなった。 本当は このコンサートや おじいちゃんのことが 関係あるんじゃないの? コンサートを したことがあるなら お父さんだって 音楽堂に 思い入れがあるでしょ。 この写真の お父さんは 歌の力を 信じてるように見えるのに。 (清忠)思い入れなどない。 嘘よ。 本当のこと 話して。 そんなに知りたければ 教えてやる。 確かに 私は かつて 音楽は 世の中を変える力を持つと信じていた。 東京から こっちへ帰ってきて この 古い町を変えてやると 燃えていた。 東京から 仲間を呼び集め 音楽堂でのコンサートを企画した。 だが 父は 私の音楽を認めなかった。 音楽堂は 伝統的な音楽をする場だと。 大反対し 公演など 絶対に させないと言った。 それでも 私は強行して 結果 チケットは まったく売れず 大きな借金を抱え 仲間も 未来も 失った。 音楽で失敗し 挫折した そんな私を見て 父は あざ笑っていたんだ。 もう 十分だろ。 分かったら もう あんなもの 守ろうとするな。なるほど。 自分の音楽を 全否定されて 揚げ句の果てに 借金。 借金は おじいさんが 肩代わりしたらしいから。 たぬきは 音楽を捨てて 父親の跡を 継がざるを 得なかったってことか。 ちょっと。 取りあえず これ 何とかして これ。 (南)ああ。 (一希)分かる気がするなぁ。 親父に負けたって 悔しさ。 (忍)おじいさんと市長は 最後まで和解できなかったんですか? ええ。 おじいさんの遺品は 全部 蔵に放り込んどけって 言われたぐらいだからね。 (桜)お互い 頑固なのね。 (南)でも 男親って 素直じゃねえからな。 大輝の父親もさ ろくでもないやつだけど 何だかんだ 大輝のこと 気に掛けてんだよね。 (父)《今日はよ 大輝に プレゼント あんだよ》 《ちょっと待ってろ》 《ジャーン。 電車のおもちゃ。 大輝 電車 好きだもんな》 《大輝 喜んでくれるかな? いやぁ。 どうだろうな?》 (南)ふらっと来て これ 渡してくれって。 こんなもんでしか 愛情 示せないみたいでさ。 大輝は 父親のこと 大嫌いだからって 絶対 受け取んないけど 私 こういうの 取っといてんだよね こっそり。 いつか 大輝が 父親のこと 知りたいって 思ったとき 俺 愛されてたんだって 分かるように。 ねえ。 あるんじゃない? えっ? ほら。 さっき 言ってた蔵。 えっ? 遺品 全部 しまいこんだって。 (哲郎)ああ。 そこに こういうものが あるんじゃないかって。 ほら。 あっ! (哲郎)忠子! ちょっと 行ってきます。 あのう お金は? 付けとく 付けとく。 (哲郎)すいません。 じゃあ 私たちも。 (忍)あっ そうか。 家族の絆は 家族で つくるもの。 あの親子は 昔のことと 向き合わなきゃいけない。 (『時には 昔の話を』)「時には 昔の話をしようか」 「通いなれた なじみの あの店」 (一同)「マロニエの並木が 窓辺に見えてた」 「コーヒーを一杯で 一日」 「見えない明日を むやみに さがして」 「誰もが 希望をたくした」 「ゆれていた時代の 熱い風にふかれて」 「体中で 瞬間を感じた そうだね」 (清忠)《親父の やってることこそ音楽なんかじゃない》 《こんな くそったれな伝統》 (忠邦)《お前は 音楽の 何たるかも知らん》 《だから そう言うんだ》 《音楽堂での コンサートなど 百年 早い》 (一同)「一枚 残った写真を ごらんよ」 「ひげづらの男は 君だね」 「どこにいるのか 今では わからない」 「友達も いく人か いるけど」 「あの日のすべてが 空しいものだと」 「それは 誰にも言えない」 「今でも 同じように 見果てぬ夢を 描いて」 「走りつづけているよね どこかで」 (哲郎)忠子。 これ。 [TEL] もしもし。 OK。 グッジョブ。 学級委員。 みんな 集めて。 This is it. はい。 はい。 鍵 大丈夫だった? (哲郎)うん。 何とか 大丈夫だと思う。 うん。 ありがとね。 (哲郎)うん。 いいんだよ。 忠子。 開けてみる? 俺 何か ドキドキするから…。 ねえ? 何 やってんの? 早く 開けて。 (哲郎)すいません。 早く 早く…。 早く。 早く! (哲郎)ちょっと待ってください。 (玲奈)わあ。 ちょっと 来ないだけで 懐かしい。 (玉子)ホントですね。 うわ!? (玲奈)うわ!? カモン カモン カモン カモン。 (玉子・玲奈)えっ? (玲奈)コーチ。 こんな夜中に 何です? (玉子)ここ 入っちゃいけないんじゃ? 入っちゃいけないところに 入るってことは? (みぞれ)ってことは? 立てこもるってこった。 (玲奈)何てこった!? (玉子)立てこもるって。 えっ!? [TEL] もしもし。 誰だね? 君は。 ブロードウェイの アンダースタディーであり 解散した シャンソンズの コーチで…。 [TEL](清忠)切るぞ。 ウエート ウエート ウエート ウエート ウエート。 [TEL]私たち 今から 市民センターに 籠城しますから。 籠城? はい。 音楽堂の使用許可を 求めて。 好きにしろ。 いつまでも 居座るなら 警察を呼ぶだけだ。 [TEL]あなたは 警察 呼べないと思うな。 だって この籠城の首謀者は 私じゃなく お宅の 頑固な娘さんだから。 [TEL](通話を切る音) ≪(チャイム)お待ちしてました。 (清忠)誰が 勝手に 入っていいと 言った? (哲郎)お父さん すいません。 僕が。 帰るぞ。 帰りません。 親子ゲンカは そこまで。 朝になって 騒ぎになったら 困るでしょ。 だから できるだけ ジェントルに。どうぞ。 お座りください。 市長に あらためて お願いします。音楽堂の使用許可を。 (清忠)許可など 出す理由も 必要もない。 音楽堂が この町の 諸悪の根源だと 教えたはずだ。 確かに おっしゃるとおり 音楽堂が この町を 駄目にしたのかもしれない。 でも ホントは ただの 個人的な 復讐なんじゃないですか? 音楽堂は 町にとっての 負の遺産じゃなく あなたにとっての 負の遺産。 そりゃ 消し去りたいですよね。 父親に負けて 笑われた メモリアルな場所なんて。 (清忠)父親のことなど 言うな。 そんなものが メモリアルなわけない。 大切な メモリアルよ。 ここに その確かな証しがある。 これ おじいちゃんの 遺品の中から 見つけたの。 「1977年 6月7日 野外音楽堂 フォークジャンボリー」 おじいちゃん。 お父さんの歌を 聴きに 東京に行って 録音してたの。 そんなはずない。 ≪(ケースから出す音) [テープ](『あの素晴しい愛を もう一度』) [テープ]「命かけてと」 これは 確かに お父さんの歌よね? [テープ]「誓った日から」 (清忠)やめろ! [テープ]「すてきな」 (停止スイッチを押す音) ラベルの裏には 1曲ずつ 感想が書いてある。 「1曲目 演奏 良好にスタート。 清忠 歌 4小節目 外す」 「2曲目 清忠 歌 まだまだ。 観客 未消化」 「3曲目 歌 まずまず。 観客 わずかだが 盛り上がる」 「未来に 期待」 「いつの日か 音楽堂を 観客で いっぱいにする姿を 見たい」 おじいちゃんは お父さんの音楽を 全部 否定してたわけじゃなかった。 むしろ 理解しようとして その力を 信じていた。 違う! 違わないです。 確かに 音楽堂で演奏し 勝負をするには まだ 未熟だと判断されただけ。 案の定 チケットは まったく 売れなかったんでしょ。 現実を あなたは 突き付けられて 自分から 音楽を 捨てたんじゃないんですか? 昔の話など 何の意味がある? 昔の話じゃない。 時を超えて 音楽堂は ずっと お父さんを見てきた。 お父さんの…。 お父さんの反抗も 挑戦も 憎しみも。 その全てを 受け入れて 今も 見守ってる。 おじいちゃんと一緒に。 ずっと そばに。 そっと 同じ時を 生きてるの。 なのに お父さんは 今 将来の。 未来の子供たちの夢を つぶそうとしている。 見守ってほしいの。 未来の子供たちに 思いを つなげていけるように。 おじいちゃんが そうしてくれたように。 もう一度 お父さんが 失った日々を 思い出して。 (『たしかなこと』)「時を越えて 君を愛せるか」 「ほんとうに 君を守れるか」 「空を見て 考えてた」 「君のために 今 何ができるか」 (一同)「疑うより 信じていたい」 「たとえ 心の傷は 消えなくても」 「なくしたもの 探しにいこう」 「いつか いつの日か 見つかるはず」 「いちばん 大切なことは」 「特別なことではなく」 「ありふれた日々の中で 君を」 「今の気持ちのままで みつめていること」 「君は 空を見てるか」 「風の音を 聞いてるか」 「もう二度と ここへは戻れない」 「でも それを哀しいと 決して思わないで」 「忘れないで どんな時も」 「きっと そばにいるから」 「そのために 僕らは この場所で」 「同じ風に 吹かれて 同じ時を 生きてるんだ」 「どんな時も きっと そばにいるから」[テープ]「今は もう かよわない」 [テープ]「あの素晴しい愛を もう一度」≪(ノック) (清忠)どうぞ。 やあ。 呼び出して すまないね。 (香奈絵)いいの? (清忠)ああ。 しかし 音楽堂は 予定どおり あと2週間で 取り壊す。 (清忠)これは この町の 未来のための 決断だ。 政を つかさどる者として これを 譲るわけにはいかない。 最後に 温情を下さるってこと? 昔 私が失った 一日。 その一日を あげるよ。 まあ その一日で 何ができるとも 思わないがね。 私たちは 諦めたりしない。 その一日で 未来を 切り開いてみせる。(一同)あっ。 シャンソンズ 再結成! (歓声) 音楽堂の解体まで あと2週間。 私たちが 公演をやろうが やるまいが 工事の準備は すさまじい スピードで 進んでる。 止められないかもしれない。 無意味かもしれない。 でも 1%でも 望みがあるなら 私は 戦いたい。 どう? (一同)おう! よっしゃ! はい! えっ? 今まで 歌えなかった 鬱憤 爆発させて 音楽堂の公演まで 突っ走ろう! (一同)おう! イェーイ! イェーイ! イェーイ! イェーイ…!≪(発声練習) (香奈絵)やってる やってる!(香奈絵)ああ…。 (香奈絵)ああ!? ≪(割れる音) 続けて。 (一同)はい。 アアー。 先生? 先生!? 先生!?