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唯吾分享上锁的房间01日文字幕,台词

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(榎本)窓には
鍵が 掛かっています。
(榎本)そして ドアも
開けることは できません。
なぜなら ここに 遺体があり
それが テーブルと ソファによって
固定されていたからです。
(榎本)通風口は 小さ過ぎて
通れないし
他に 侵入経路として
使えそうなものは
一切 ありません。
つまり ここは 完全な
密室だったというわけです。
(榎本)では 問題です。
この部屋で 発見された遺体は
どのようにして
死に至ったのでしょうか?
(榎本)単なる自殺か?
自殺に見せ掛けた 他殺か?
全ての鍵は
この密室が 握っています。
(里奈)お待たせしました。
(純子)はい。
(里奈)どうぞ。
(ノック)
(芹沢)どうぞ。
(芹沢)申し訳ありませんが 本日は予定が詰まっておりまして。
はい。 えー。
来週のですね
木曜日は いかがでしょうか?
今? あっ いや。
今からは あの…。
(芹沢)ああ 分かりました。
(芹沢)では ウェリントンホテルで15分後に。 失礼します。
(純子)おはようございます。
今日から お世話になります
青砥 純子と申します。
青砥君。 確か 経験は?
小さな個人事務所で 2年ほど。
まさか 自分が
フリードマン・芹沢総合法律事務所で
働けるなんて。
しかも 芹沢さんに
付かせていただけるなんて
ホントに 夢みたいです。
お役に立てるよう
精いっぱい 頑張ります。
日船貿易の 円山社長が
ウェリントンホテルの ラウンジで待ってる。
会って 話を聞いてきてくれ。
えっ? 芹沢さんは?
俺は これから 弁論を
済ませてだな
中央朝日銀行で
デューデリが 待ってる。
デューデリ?
買収や 合併の際
対象となる企業の
資産価値を調査する?
デューデリジェンスです。
そういうことだ。 じゃあ 頼むよ。
あっ あっ。 あのう。
それで 私は どうすれば?
だから 君は これから
円山社長と 会うんだよ。
用件は おそらく
GEブラザーズとの契約書の件だ。
相手の要望と 懸念事項を聞いて
私に報告してくれればいい。
はい。
いいか?
相手は 大切なクライアントだ。
とにかく 話を合わせて
相手の機嫌を 損ねないよう
細心の注意を払ってくれ。 頼むよ。
頑張れ 純子。 よし。
(円山)実は 今日は 個人的な
相談事があって 来たんです。
えっ? あの。 あっ はい。
(円山)先日 新日本葬礼社の
大石社長が 自殺されましてね。
それは お悔やみ申し上げます。
(円山)大石さんは
末期の 膵臓がんで
余命半年と
宣告されていたんですが。
遺体が 発見された部屋は
鍵が掛かっていて
誰も入れない状態だったし
警察では 病を苦にしての
自殺だと 断定してるんですが
ちょっと 気になることが
ありましてね。
はい。
(円山)実は 日下部先生は
新日本葬礼社の業務を
ご担当なされているんですが
つい最近 大石社長から
遺言状の書き換えを
依頼されていたというんですよ。
書き換え?
(日下部)大石社長は
新日本葬礼社の
過半数の株式を含む 遺産の全てを唯一の身寄りである
おいの 池端専務に
相続されるつもりでした。
すでに 公正証書による遺言状も
作成済みだったんですが
考えを変えられたんです。
どうしてですか?
(日下部)池端専務の横領が
発覚したからです。
なのに 書き換えが行われる前に
命を絶ってしまうなんて
おかしいと 思いませんか?
そして もっと 妙なことに
自筆の遺言状まで
残されていたんです。
しかも
その 自筆の遺言状の内容と
私が 以前に作成した
公正証書による 遺言状の内容は
ほとんど
変わりがなかったんです。
えっと。
つまり その 同じ内容の遺言状が
2通 残されたってことですか?
そういうことです。
でも 警察は
部屋が密室だったから 自殺としか考えられないと 言うんです。
(円山)それで
申し訳ないんですが
芹沢先生に 調査を
お願いしたいと 思ってるんです。
調査ですか?
バカ。 何で そんなもん
引き受けるんだよ?
お断りしたら 気分を
害されるかと 思いまして。
相手が
クライアントだからってな
何でも 合わせりゃいいってもんじゃ
ないんだよ。 できないものは
できないって 言わないと。
とにかく 相手に合わせろって。
(小高)大金庫室には
現金の他に
絵画や 銅像 貴金属類なども
保管されています。
だいたい 総額 200億に
なるのではないかと 思います。
(小高)どうぞ。
何が 殺人事件だよ? 俺は
企業法務しか やらないんだよ。
でも やっぱり いまさら…。
君は ここで待ってろ。
あのう。 絵画のリストが
見当たらないんですが。
(小高)えっ?
申し訳ありません。
おい。 絵画のリストが抜けてるぞ。
(川崎)あっ。 今 お持ちします。
すいません。
すぐ 戻ります。
(小高)じゃあ 先に。
ああ。
ああ。 ハァー。
どうしよう?
(電子音)
えっ? あれ?
あれ?
あれ? あれ?
えっ? ちょっと 待って。
ちょっと 待って。
嘘。 ちょっと 待って 待って。
待って 待って 待って。
ふん!
ちょっと!? 嫌!
んっ…。 うわー!
(川崎)えっ!?
いかん いかん! いかーん!
(小高)ま… まさか!?
えっ? えっ?
はい?
ですから この扉のロックは
一度 閉まったら
次の業務の 開始の時刻まで
開かないシステムに
なってるんです。
冗談じゃないですよ! 今日は
この後ね 大事な契約があるんだ!
おい。 早く出してくれよ!
おい!
(小高)芹沢さん。
今日は 何曜日ですか?
金曜日ですよ。
そんなことより 今…。
(小高)銀行は 土日は休業です。
(川崎)つまり 月曜日の朝まで
扉は開きません。
嫌。
どうしよう?
お願い。 開いて。 どうしよう?
これ。 このダイヤルで
開くんじゃないですか?
緊急時には この2つのダイヤルで解錠できることに なっています。
ああ。 何だ。 よかった。
が 私は 暗証番号を
1つしか 知りません。
もう一つは?
頭取が ご存じです。
頭取? 頭取は…。
頭取は 今 金庫の中に
いらっしゃいます。
(女性)どうしたら
いいんですかね?
(男性)人命救助が…。
(ざわめき)
(川崎)おい 君。
何やってんだ?
(川崎)おい。(川崎)誰だ? 君は。
東京総合セキュリティの
榎本です。
守衛から 連絡を受けて 来ました。
助けてください。 人が 中に。
金庫が 閉まっちゃって。
(川崎)せっかくですが
お引き取りください。
何をやっても 無駄ですから。くそ! 何で こんなことに。
おい 出せよ!
出せ! 出してくれよ! おい!
(小高)やめてください。
酸素が減ります。
これ 何ですか?
自由変換ダイヤルの場合
ダイヤルを左に回して 重くなった箇所の数字を グラフにして
暗証番号を 推察していくんです。
自由変換って?
使用者が好きなように 暗証番号を設定できる タイプのことです。
番号の変更は
各ディスクごとに できて。
例えば 0から 99まで
目盛りが ついていれば
1枚につき 100とおり。
番号が変更できる ディスクは
通常 4枚なので 100の4乗で
計 1億とおりの変更が可能で
一億変換ダイヤルとも
呼ばれています。
はあ。
分かりませんか?
えっ?
分かりませんか!
いや。
あっ はい。 いまいち。
想像してみてください。
この ダイヤル錠の心臓部には
切り欠きがついた ディスクと呼ばれる円盤が 4枚 ついています。
全てのディスクの 切り欠きを
ある位置に 一列に揃えると
その隙間に デッドボルトが
入りこめるよう動き 解錠します。
あのう。
自由に番号を設定できる ディスクが
4枚の場合 4つの数字を
合わせるわけですが
例えば 左へ5回以上で 45。
右へ4回で 12。
左へ3回で 99。
右へ2回で 57という具合に
左回りと 右回りを
交互に合わせていきます。
あのう。 もう その辺で。
最初の 5回以上というのは
5回以上 回せば 全ての
ディスクが 一緒に回ってる…。
もう いいです! 大丈夫です。
ありがとうございます。
あっ。
(脚立から 下りる音)
(川崎)だから 無理だって
言ったでしょ?
すいません。 思ったより
手間取りました。
はい?
(鍵の開く音)
えっ!?
開いた。
開いた? 開いた?
ねえ? あっ。 開いた!
まだ 17分しか たってないのに。
芹沢さん。 すいませんでした。
私の不注意で。
君の?
はい。 つい ボタン 押しちゃって。
じゃあ この扉 閉めたの 君?
はい。
何なんだよ! お前。
ホントに
申し訳ありませんでした。
持ってろ!
はい!
(川崎)頭取。
(小高)それにしても 大丈夫か?
このセキュリティー。
それで 日下部さんと一緒に
大石さんが 自殺した
奥多摩の山荘に
行く約束に なってるんです。
俺を 金庫に閉じ込めた上に
今度は 奥多摩までドライブかよ?
どれだけ 俺の時間を
無駄にしたら 気が済むんだよ?
10分で 俺が 幾ら稼ぐか
教えてやろうか? だいたいな
警察が 自殺だって言ってるものをどうすることも できないだろう?
でも もし
自殺じゃなかったとしたら?
だから それを
どうやって 証明すんだよ?
あっ。 ご苦労さまです。
要は 部屋が密室だから
自殺ってことになるわけですよね。
だったら 密室じゃなかったことを証明できれば…。
簡単に言うなよ。 警察でも
分かんなかったようなことを
犯罪捜査に関して 素人の俺たちが本気で分かると 思ってんのか?
じゃあ 専門家を
連れていきましょう。
犯罪の専門家は 警察ですよ。
そうじゃなくて。
家とか 鍵とか 防犯とか
そういうのに 詳しい人です。
誰なんだよ?
えーと。 例えば
警備会社の人とか?
すいません!
すいません。 あのう。
ちょっと 聞いていいですか?
例えば
ドアも窓も
外から開けられない部屋で
その部屋を 誰も出入りが
できなかったとして…。
密室ですか?
そう。 密室です。
それで その中で
人が死んでいたとして。
でも その人が
自殺したわけじゃなかった場合
その密室の謎を 解くことって
できますか?
おい。 話が 唐突過ぎんだよ。
えっ?
行くぞ。 すいませんね。
できますよ。
えっ?
それが もし 他殺であるならば
破れない密室なんて
この世に 存在しません。
(日下部)遺体を発見した日の
3日ほど前から
大石社長と
連絡が取れなくなって。
やな予感が していたんです。
会社に行って 聞いたら
山荘にいると 言われて。
ああ。 大石社長は よく 山荘に
こもることが あったようで。
その間は 外部との連絡を
一切 絶っていたらしいんです。
だから 大丈夫だと。
池端専務は そう言いました。
だけど 私は 社長の体のことが
どうしても 心配で。
それで 安否を
確かめさせてほしいと
無理に お願いしたんです。
(日下部)どうぞ。 こちらです。
榎本さん。
お時間 大丈夫ですか?
榎本さん。
はい。
この後 仕事
入ってるんじゃないですか?
いえ。 ありません。
そんなこと ないでしょ。
無理なさらないで。
してないです まったく。
榎本さん 忙しいんだから
迅速に 済ませよう。 なっ?
普段 その鍵は
どなたが 管理されてるんですか?
ああ。
一つは 社長が持っていて
もう一つの合鍵は
会社の金庫に 入れてあります。
金庫を開けることが できるのは
池端専務と
秘書の 田代さんだけで。
今日も 田代さんに頼んで
鍵を借りてきました。
でも あの日は 鍵がなくて
玄関からは 入れなかったんです。
(池端)《カーテンが
閉まってるな》(池端)《ああっ!》
(日下部)《どうしたんですか?》
(池端)《人影が》
(日下部)《えっ?》
《あっ!》
(窓を たたく音)
(日下部)《社長! 社長!》
《開けて! 開けて…》
(池端)《どけ!》
(日下部)《社長!》
《あっ》
ここから 中に入られたんですね?(日下部)そうです。
あっ。 で あのドアに 白幕が。
ああ。 たぶん それじゃないかな。
あの幕って もしかして
葬儀用ですか?
そうです。 供花のバスケットも
よく 使うようです。
遺体は かなり
腐敗してたんですよね?
はい。 顔が ぱんぱんに
腫れ上がっていて
一瞬 誰か
分からないくらいでした。
それに 口から
うじが 湧いていて。
ああ 失礼。
死因は モルヒネの
大量摂取ということですが。
ええ。 大石社長は
がんの痛みを抑えるために
ご自分で
静脈注射をしていたんです。
えっ? ご自分で
打たれてたんですか? モルヒネを?
ホントは いけないことなんですが知り合いの医師から
モルヒネを
もらっていたようです。
大石社長は アメリカで
エンバーマーの講習を 受けていたので
注射器の扱いも
心得ていたんでしょう。
エンバーマーって 何ですか?
(日下部)葬儀専門の 遺体を
処置する 技術者のことです。
防腐剤を 注入して
血液を排出したり
時には 損傷した遺体を
修復しなければならない
ハードな仕事です。
これは やっぱり あれだな。
自殺だな。
いや。 聞けば聞くほど
そうだとしか 思えない。
そうですか?
やっぱり 自殺でしょう。
ねえ? 榎本さん。
ちょっと。 ねえ?
自殺なんかじゃありません。
大石社長は 殺されたんです。
誰にですか?
池端専務です。
そう 決め付けなくても
いいでしょう。
後は われわれが精査をして
後々 きちんと報告しますから。
じゃ 今日は
もう 行きましょうか。 ねっ?
あっ。 ちょっと 待ってください。
榎本さんが。
ああ。 あれ 駄目だ もう。
全然 分かってない。
(チャイム)
連絡 ありませんね
榎本さんから。
後で 円山社長に電話して
あれは 自殺でしたって
報告しとくよ。
えっ? でも 榎本さんは…。
あいつだって
自殺だと 思ってるよ。
まだ 分からないじゃないですか。
分かる 分かる。
そういう顔してたもん。 ああ。
ハァー。
[TEL]
あっ。 榎本さんからです。
話って 何なんだよ? 電話で
済ませりゃいいじゃないか。
すぐに 終わりますから。
ちゃんと 専門家の意見を
踏まえた上で 報告しないと
クライアントが 納得しませんよ。
30分だけだぞ。
はい。
すみません。 青砥と申しますが。
榎本さんは いらっしゃいますか?
(社員)榎本?
はい。
って 榎本 径のことですか?
はい。
どういった ご用件です?
あっ。 ちょっと
防犯について 伺いたくて。
(社員)榎本 ここには
いませんけど。
えっ?
ホントに こっちで
合ってんのかよ?
さっきの人が こっちの奥だって
言ってたんで。ここのことかな?
榎本さん。
いらっしゃいますか?
榎本さん。 青砥です。(物音)
あっ。
榎本さん。
こんにちは。
どうぞ。
どうも。
これ 鍵ですか?
正式には 鍵ではなく 錠ですね。
鍵というのは 錠に差し込む方の
もののことを指します。
それは 江戸時代の
蔵錠ですが
残念ながら
鍵は 見つかっていません。
へえー。 こっちにも
いっぱい ありますね。
これは 土佐錠。
江戸時代のもの。
これは 安芸錠。
広島のもの。
これは インドで
ネパール チベット イラン。
このような スライド錠と
好対照をなすのが
ヨーロッパの ウォード式。
錠の旋回圏内に
障害となる突起を 設けているためアジア型より
防犯性が高められています。
タイム。 タイム タイム。
大変 申し訳ありませんが
お話の続きは
また 今度ということで。
そろそろ 本題に
入っていただけないでしょうか?
あっ。 私 現場の見取り図
描いてきたんで。
おい。 余計なもん 触んなよ。
うわっ!
(サイレン)
ああ やっちゃった。
(サイレン)
何で 君は
そういうこと するのかな?
象さん
触りたかっただけなんです。
すいません。
(サイレン)
お待たせしました。 大石社長の
山荘を再現してみました。
縮尺の割合も ほぼ 同じです。
いつの間に 測ってたんですか?
ざっと 歩き回れば 分かります。
これ 全部 記憶したんですか?
あっ すごい。
窓に 鍵も付いてる。
あっ。 花と 掛け軸まで。
おい。 見取り図。
えっ?
さっき 描いてきたって
言わなかった?
言ってません。
あっ そう。
で 結論は?
やっぱり 自殺でしょ?
それは
今から考えます。
そこからなのかよ。この部屋は 完全な密室でした。
遺体は テーブルと
ソファによって 固定され
ドアを開けることは できません。
窓には 鍵が掛かっていて
他に
侵入経路に なるようなものは
一切 ありませんでした。
窓から出た後で 鍵を
掛けることは できないんですか?
クレセント錠だけなら
立て付けが悪い サッシの場合
うまく 揺さぶれば 振動で
外したり 掛けたりすることは
可能です。 でも ここの窓は
しっかりと 施工されていて 全然
がたつきは ありませんでした。
しかも 全ての クレセント錠に
ロック機構が 付いてるんです。
この つまみを ガラス越しに
外から動かす方法は ありません。
うーん。
なるほど。 つまり
自殺だったということだな。
いえ。
自殺とは 考えにくいですね。
えっ?
この白幕なんですが
100本近い 画びょうで
上から 下まで
固定してあったようです。
100本?
はい。
ドア枠に びっしりと
針の跡が ありました。
脚立に乗って 100本も 画びょうを打つのは かなりの重労働です。
死期が近い 老人が
やったこととは 思えない。
それに この ガラステーブルなんですが
優に 20kgは あります。
なぜ こんな重たいものを
わざわざ ここまで
移動させなければ
ならなかったのでしょうか?
遺言書のことも含め あまりにも
不自然なことが 多過ぎます。
ですよね。
確かに 君の言うとおりだよ。
でもね 警察だって
それぐらいのことは 考えただろ。
しかし 自殺として
処理せざるを得なかった。
つまり これに
異議申し立てをするためには
犯人が。 いや。 仮に
犯人がいたとして いかにして
密室を つくったかという
論理的な根拠が 必要になる。
そうですね。
さっきも 言ったように
窓の鍵を 外から
掛けることは できないとすると
可能性があるのは
遺体と 白幕によって
ふさがれてる ドアのみです。
可能性 あるんですか?
検証してみましょう。
白幕は 三方を
画びょうで 固定されています。
内開きのドアは その中に
すっぽりと 収まってるため
大きく 開くことはできませんが
白幕に 十分な
たるみがあるので
下から入って 何とか 廊下に
滑り出るくらいまでなら
ぎりぎり 開けることはできます。
ただ そうなると 犯人は
廊下に出てから
遺体を 動かしたことになります。
そんなこと できるんですか?
例えば こういう方法があります。
まず 遺体を ドアから
少し 離れた位置に座らせて
腰の辺りに 細い ひもを回し
それを持って 廊下へ出ます。
そして ひもを
ドアの下から 引っ張って
遺体を ドアへ 引き寄せるんです。
しかし ガラステーブルは
ここに あります。
まずは 遺体を
ドアまで 引き寄せてから
次に テーブルを 別のひもで
引き寄せたっていうのは?
さらに
ソファも ありますからね。
3つとも 動かしたというのは
さすがに 現実離れしてます。
つまり これは あれだな。
自殺だ。
なっ? なっ?
あっ! ドアを あらかじめ
外しておいて 後で
はめ直したんじゃないですか?
このドアは
隠しちょうつがいなので
それは 不可能です。
隠しちょうつがい?
これです。
隠しちょうつがいの場合は
ドアを 全開にした状態じゃないとねじ止めをすることが
できないんです。 だから…。
おいおい おいおい おいおい。
これ いったい いつまで
続くんだよ? 朝までか?
結局 自殺なんだろ?
そうだと言ってくれよ。
頼むからさ。
分かりません。
分からないって 何だよ!? おい。
何か 別の発想が
必要なのかもしれない。
これまでとは 違う次元の発想が。
さあ もう 気が済んだろ?
この件から 手 引こう。
そりゃ 俺だってさ できることなら
真相 追究したいよ。
殺人を犯した人間が
法で 裁かれることもなく
のうのうと 生きてるなんて
そりゃ 弁護士として。
いや。 それ以前に
人として 絶対 許せない。
でもな 密室が破れなきゃ
殺人だと 断定することは
できないんだから
しかたがないじゃないか。
なっ? なっ?
あれは どう考えても
自殺じゃないです。
このまま 終わらせるなんて
私には できません。
何なんだよ? お前 いったい。
自殺でも 他殺でも
どっちでもいいよ。
誰が 誰を
どうやって 殺したかなんて
何で 俺たちが 一生懸命
考えなきゃいけないんだよ!?
そもそもさ 俺はさ 推理小説とか
探偵ドラマとか
そういう類いのものは
大嫌いなんだよ!
だいたいな
名探偵が 行くさきざきで
どうして 都合よく 難事件が
いつも 起こるわけ?
えっ? それに あいつらさ
犯人 分かっても
すぐ もったいぶるじゃないかよ。
ああー。 あれが いらつくんだわ。
今は まだ 言えません。
何を言ってんだよ?
今 言えよ。 ここで 言えよ。
すぐ 言ってくれよ!
時間の無駄なんだからさ!
ハァ。 そう。
時間の無駄なんだよな。
俺は こんな ちっぽけな事件に
関わってる暇 ないんだ。
あっ。 待ってください!
あと 1日だけ。
円山社長に 報告するの
あと 1日だけ
待ってもらえませんか?
えっ?
調査は 私 一人で 続けます。
それで 何の進展もなかったら
諦めます。 お願いします。
筆跡は
ご本人のものなんですよね?
(日下部)一見 それらしくは
ありますが 大石社長の手は
病気のせいで ひどく
震えるようになってましたから。
鑑定は 微妙だと思います。
すでに 作成していた
遺言状の内容は
公表されていなかったんですよね?
(日下部)ええ。 内密にするよう
大石社長から 言われてました。
会社が傾きかけたときに
池端専務が 個人で
2,000万の保証人になったと
書いてありますが。
(田代)ああ。 その件について
知っている 役員は
誰も いなかったんですが
調べてみたら
事実であることが 分かりました。
では 知っていたのは 大石社長と
池端専務だけなんですね?
あっ はい。
私も 知りませんでした。
(日下部)あの。
はい。
あれから 何か 分かりましたか?
ええ。
密室の件は かなり 難問です。
ハァー。 そうですか。
モルヒネの致死量について
調べたんですが
常用者だと
耐性が つくらしいですね。
(日下部)ええ。 あっ。
ただ 大石社長の体内からは
致死量の数倍の量が
検出されたらしいです。
だったら
事故ってことは ないですよね?
やっぱり 覚悟の自殺か
そうじゃないとしたら
犯人も 注射の心得がある
人物ということになります。
(田代)あっ。
何ですか?
(田代)私 専務が 社長に
痛み止めの注射を されてるの
見たことがあります。
そうなんですか!?
(田代)クリニックが 休みの日で
社長が ご自分で
打とうとされてたら
専務が 「私が 打ちましょう」って
言って。
専務は 以前 社内の エンバーマーの
陣頭指揮をしてましたので。
池端専務も?
専務は アメリカで
資格を取ってるんです。
(日下部)やっぱり
あいつが やったんだ。
すみません。 ちょっと
お伺いしたいことが
あるんですけど いいですか?
実は 先週の月曜日に
亡くなられたんですよ。
「遺言状。 末期癌の苦痛を
耐え忍んで 生きるより
自ら 人生の幕を引くことを
決意した」
「我が 新日本葬礼社は
熟慮の結果
池端 誠一専務に託すのが
最善であるとの 結論に達した」
「かつて 私の行った
不動産投機の失敗により
社が傾きかけたとき
それを救ったのは
池端君だからである」
「彼が 銀行に乗り込んで
説得を重ね
個人で 2,000万の保証まで
背負ってくれたことで
わが社の 今日があると
言っていい」
「社員諸君は 一丸となって
新社長を支えてくれるよう
衷心より 望むものである」
(雷鳴)
榎本さん!
どうしたんですか?
あっ。 どうも。
もしかして もう一度
現場を 見に来られたんですか?
中には 入れませんが
気になって。
そうですか。 私も 同じです。
ありがとうございます。
うわー!?
どうしたんですか?
こんにちは。
あっ。 待って 待って。 逃げないで。
怒ったりしないから。
私は 青砥 純子。
君の名前は?
(大輝)松田 大輝。
うん。 大輝君。
ここで 事件があったの
知ってる?
うん。
誰か 自殺したんでしょ?
うーん。 自殺かどうかは
まだ 分からないの。
僕 見たよ。
見たって 何を?
男の人。
えっ?
こっから 見えた。
その人は あっちの奥の
ドアの前に 座ってた?
立ってた。
立って…。 えっ?
白い布のところに 立って
こっちを見てた。
白い頭のおじさんが 怖い顔で
にらんでたから 逃げたんだ。
(読経)
おい。
目撃者 いたって ホントかよ?
はい。 大石社長が
亡くなられた日の翌朝に
白い頭のおじさんが
部屋にいるのを 見たそうです。
白い頭のおじさん?
はい。
日下部さんに 確認しました。
池端専務は 白髪だそうです。
で どうすんだ?
日下部さんが
いるはずなんですけど。
(円山)先生方。
いらしてくれたんですか。
先日は 大変 失礼いたしました。
(円山)いや いや いや。
今度は 個人的なことで
大変 ご面倒を掛けて
申し訳ございませんでした。
面倒なんて とんでもない。
お安い ご用ですよ。
私はね 企業法務しか
やらないような
そんな 拝金主義の弁護士とは
違いますから。
あっ。 実はですね あれから
徹底的に 調査を行いまして
われわれは 警察も
知り得なかったような
衝撃の事実を
つかむことに 成功したんです。
これで 事件は もう
解決したも同然です。
ご安心ください。
(円山)ほう。
さすがは 芹沢先生。
頼りがいがある。
池端専務は?
はい。
(日下部)あれが 池端専務です。ねえ? あの人 見て。
君が見たの あの人でしょ?
うん。 そうだよ。
ビンゴだな。
(日下部)やっぱり。
(円山)どういうことですか?
行こう。
ちょっ。 あっ 失礼。
(円山)あっ。
何しようってんだよ?
本人と 話をします。
こんなところでかよ?
ちょっ 待て。 待ちなさい。
おい。
池端専務。
お伺いしたいことが あります。
私 フリードマン・芹沢総合法律事務所…。
大輝君。
この人に 間違いないよね?
言って。
君は この人を見たのね?違う。
えっ?
違うよ。
嘘!? えっ? でも さっきは。
(大輝)あの人。
(大輝)僕が見たのは
あの写真の おじさんだよ。
あの人? えっ?
でもさ あの 白い幕のところに
立って
君を 見てたんでしょ?
うん。 そうだよ。
(池端)いったい 何の話ですか?
この度は
ご愁傷さまでございました。
青砥。 青砥。
さあ。
ちょっと 急いで。
何が どうなったんだ?
(日下部)あっ。 さあ。
おかしいですよ。 検視によると
大輝君が 大石社長を
目撃した時間には すでに 社長は
死亡しているはずなんです。
これって どういうことですか?
知るか。
厳粛な場でさ
俺に 大恥 かかせて。
自分で 考えろよ!
分かった。
大輝君が 目撃したのは
大石社長に変装した
池端専務だったんじゃないですか?
芹沢さんは どう思われますか?
簡単だよ。 遺体はさ ドアから
つり下げられてたんだよ。
それを 窓外から見ると
たたずんでるように見えた。
あっ なるほど。
それです。 それですよ。
残念ながら それは 無理です。
何でだよ?
お忘れですか?
例の白幕は
ドアの上部の壁に
張られているんですよ。
遺体を 白幕より 外側に
つり下げることは 不可能です。
だから 自殺だよ 自殺。
俺は 初めから
そう言ってたじゃねえかよ。
この部屋 空気 悪いんだよな。
もう。
やっぱり 違う次元の発想が
必要なんですかね?
違う次元。
何か?
犯人は 四次元空間から
侵入したのか?
榎本さんが そう言ったんですよ。
ちょっと 待ってください。
われわれに 認識できる
もう一つの次元が 存在します。
もう一つの次元って?
時間だといわれています。どうしたんですか?
何で 気付かなかったんだ。
何がですか?
これで 密室は破れました。
えっ?
どうやって?
それは あした お話しします。
出たよ。 出ちゃったよ。
俺が 一番 苦手なやつ。
何で あしたなんだよ?
もったいぶるなよ。 今 言えよ!
すぐ 言えよ! ここで…。
えっ? 出掛けた?
(田代)はい。
出社するなり 山荘を
片付けるからって
金庫から 鍵 持ち出して
今さっき 出ていきました。
山荘か。
早くしてください!
(池端)また 君たちか!
(池端)すると 君たちは
私に 断りもなく
こそこそと この部屋に
出はいりしていたというわけだな。
私たちは 大石社長の死因を
究明しようとしているだけです。
(池端)大石社長は 自ら
尊厳ある死を 選ばれたんだ。
警察だって
自殺という 結論を出してる。
いまさら 死因について
議論する余地はない。
今すぐ 出てってくれないか?
待ってください。
もし 警察にも
解明できなかった 密室の謎を
私たちが 解いたとしたら?
密室の謎?
何だ? それは。
それは 榎本さんが 説明します。
もったいぶったわけでは
ないですよ。
えっ?
前もって
確認しておきたいことが あって。
僕には 法医学の知識が
ほとんど ないものですから。
法医学?
はい。
やっぱり 思ったとおりでした。
ああ。 そうなの?
結構。
話を 聞こうじゃないか。
まず ハエのことから
お話しします。
(池端)ハエ?
青砥さん。
あっ はい。
日下部さんは 遺体を発見した際
口から うじが湧いていたと
言っていましたよね?
言ってました。
ハエが 卵を産んでから
ふ化するまでに 1日
最短でも 半日は かかります。
ということは 日下部さんたちが
窓を割って 入る前に
すでに 部屋の中に ハエが
いたということになります。
あっ はあ。
では 密室状態だった この部屋に
ハエは どうやって
侵入したんでしょう?
えっ? えー。
(池端)そんなもの
通風口でも 何でも あるだろうが。
そこには 目の細かい
フィルターが 付いています。
(池端)ドアの隙間から
入ったんだよ。
ドアの下枠には 隙間風防止用の
スポンジ付きテープが
貼られています。
ハエが 侵入するのは
無理でしょう。
上部と 左右には
隙間は まったく ありません。
(池端)だったら たまたま
最初から 部屋の中に いたんだよ。
それしか ないだろ?
そうかもしれません。
しかし 他にも
こう考えることができます。
大石社長が 亡くなられた後
この部屋は 一度 開けられていた。
密室は 途中で 一度
破られてたってこと?
いえ。 そのときは まだ 普通に
出はいりが できたんです。
密室が完成したのは
再び ドアが閉ざされて
さらに 長い時間が
経過した後のことですから。
言ってる意味が
全然 分からない。
つまり
この事件の キーワードは
時間だというわけです。
では 犯人が取った行動を
順を追って 話しましょう。
大石社長は 一人 静かに
後継者問題について
考えるために
この山荘に やって来ました。
犯人が訪れたのは
その直後です。
犯人は 経営上の問題か 何かを
口実にして しばらくの間
大石社長と 話し合いました。
やがて 大石社長が
がんの痛みに 襲われたので
犯人は 「痛み止めの注射を
してあげましょう」と言って
致死量の数倍の モルヒネを打ち
昏睡状態に陥った
大石社長の体を 横たえ
絶命するのを 見届けました。
横たえた!? えっ?
座らせたんじゃないんですか?
この密室における 最大の謎は
どうやって 遺体を
ドアの すぐ内側に
座らせたかということです。
ひもで引っ張ったり
ドアに つるしたりする以外に
果たして どんな トリックを
使ったのか?
散々 頭を悩ませましたが。
ようやく 答えに
たどりつくことが できました。
どうやったんですか?
犯人は 遺体を
座らせてはいなかった。
えっ?
遺体が 自分で座ったんですよ。大石社長を殺害した後
犯人は ドアに 白幕を張り
ガラステーブルと ソファを動かし全ての準備を整え
いったん 帰っていきました。
遺体を放置して 帰った?
あまり 長い間 不在するわけに
いかなかったんでしょう。
おそらく 車を飛ばして
会社へ戻り
仕事を済ませてから
12時間後に 再び 山荘を訪れた。
12時間後?
密室を完成させるために
それまで 待つ必要が
あったんです。
犯人が 部屋に入ったときには
すでに 臭気が
こもっていたはずです。
それで たまらず 窓を開けた。
ハエが侵入したのは
このときだと 考えられます。
遺体は 計画どおり 死後硬直で
彫像のように 硬くなっていました。
犯人は 遺体を ドアに立て掛け
爪先を テーブルの下に入れて
固定し
廊下へ出てから
遺体が ずり落ちないよう
慎重に ドアを閉めました。
これで 犯人の なすべきことは
全て 完了しました。
後は 時間が 解決してくれます。
時間がたつと どうなんだよ?
死後硬直というのは 顎から 上肢
下肢の順に進んでいき
約 12時間で
ピークを迎えた後
今度は 同じ順で
次第に 緩んでいくそうです。
法医学って
そのことだったんですか。
それで?
立て掛けられていた 遺体は
上の方から ゆっくりと 硬直が
緩んで 関節が曲がるようになる。
ドアに当たって 体重を支えていた首が 次第に 前に折れて
肩で ドアに
接するようになるわけです。
背後の幕は シルクですから
よく 滑ります。
その後 股関節 膝と
硬直が解けると
遺体は ドアに もたれながら
滑り落ちていき
最終的には 完全に 座り込んだ
姿勢になったはずです。
わざわざ 扉を 幕で覆ったのは
このためだったんです。
それを 証明できるのか?
あんたが言ったことは
単なる 憶測だ。
想像じゃないか!
少年の証言が あります。
くだらん! そんなもんで
何を証明できるんだ!?
それと
その白幕です。
遺体の頭部は 長時間
白幕に接していた上
腐敗しつつ ありましたから
DNAの痕跡が
繊維に 付着しているはずです。
しかも 白幕が つってあった
高さも 特定できますから
遺体が立っていたことは
証明できるでしょう。
白幕が処分される前に 気付いて
幸いでした。
(池端)分かった。 では 君の
言うとおり 他殺だとしよう。
しかし それと 私を結び付ける
証拠は 何もない。
そうだろ?
はい。 ありません。
えっ?
別に 犯人が あなただなんて
言ってませんよ。
えっ?
話は 以上です。
あっ あの。
ちょっと 榎本さん。
何でしょう?
いや あの。 しょ… 証拠を。
僕は 密室が破れたと
言っただけです。
そこから先は 興味ないですから。
えっ!?
ハハハハハ。
結局 犯人を特定する証拠は
どこにも ないわけだな。
バカバカしい。
私は 失礼するよ。
(池端)どいてくれないか?
どけ!
どくわけに
いかなくなっちゃったんですよ。
他殺だったとしたら
あの遺言状は
大石社長が 書いたものではないということになりますよね。
(池端)それが どうした?
ああ。
遺言状に 書いてあったんですが
新日本葬礼社が
破綻しかけたとき
あなたは 個人で 2,000万円の
保証人になってますね。
親族とはいえ
大変 ご立派なことだ。
(池端)会社を救うためには
そうするしか なかったんだよ。
ただ そのことは
あなたと 大石社長の
2人だけしか 知らない
事実だったとか。
だとするとですね
大石社長 亡き今
あの遺言状を書けたのは この世にただ 一人ということになります。
残念ながら 池端さん。
あなたしか いないんですよ。
仮に 遺言状を疑われたとしても
密室が 完璧ならば
警察は 動くことはない。
あなたには 勝算が
おありだったんでしょうね。
まっ 確かに それは
間違いでは ありませんでした。
現に 警察は 自殺と断定をして
葬儀も 無事に
行われたんですから。
後は 証拠を処分して
全てが 片付けられるはずだった。
彼さえ 現れなければね。
(円山)いやー。 それにしても
芹沢先生の手腕は
大したもんだ。
恐れ入りました。
何を おっしゃるんですか。
やめてください。
(円山)あれだけ 難解な密室の謎をあっさりと解いてしまうなんて。
いや。 ホント お見事。
ああ。 先生 刑事になれますよ。
いやいや いやいや。 また 何か
お困りのことが ありましたら
何なりと お申し付けください。
仕事は 大きい 小さいで
選ばないのが 私の主義ですから。
(円山)えっ? アハハハ。
ハハハハ。
今週は 君のせいで
大損害だったな。 いいか?
今後は 企業法務以外の仕事は
絶対に 受けるなよ。
肝に銘じとけ。
仕事は
大きい 小さいで
選ばないんじゃないんですか?
あんなの 方便に決まってんだろ。
そうですね。
俺は 今日は
事務所に 戻らないから。
お疲れさまでした。
ああ。
あいつとは あらためて
報酬の話を しとかないとな。
後々 厄介なことになったら
面倒だ。
分かりました。 でも
榎本さん すごかったですね。
ああいうのを
天才っていうのかなぁ。
ただの 変人だろ。
お疲れさまでした。(カーラジオ)今日 午後 3時すぎ
東京 練馬区の住宅で
男子高校生が 死亡しているのが
発見されました。
発見された 部屋には
練炭の燃えかすが入った
こんろが置かれており ドアや
窓には 内側から 鍵が掛けられ
目張りで 密閉されていました。
密室ってことか。(錠の開く音)
さて 来週の密室です。
密室解明のキーワードは
「サイエンス」
以上 榎本でした。