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(司会者)今日の お客さまは
ご夫婦でいらしてくださいました。
(司会者)
小説家の 神林 彬さんと
フリーキャスターの奥さま
岡崎 安奈さん ご夫妻です。
よろしく お願いします。
(2人)よろしく お願いします。
(司会者)このたび
「理想の夫婦ランキング」
第1位に選ばれましたが。
今 どんな お気持ちですか?
(安奈)
私たちでいいのかなって。 ねえ。
(神林)
芥川賞のときより驚きました。
(安奈・神林)フフフ。
(司会者)あの ご結婚して
3年ですが ケンカをしたことが
ないと お聞きしましたが
夫婦円満の秘訣というのは
どんなものなんでしょうか?
ありきたりですが
感謝でしょうね。
僕みたいな 暗い小説ばかり
書いている 男の元に
こんな奇麗な方が
来てくれたわけですから。
(安奈)とにかく 私は もう
旦那さまを立てる
っていうことですかね。
主人の言うことは 全て正しいって自分に いつも言い聞かせてます。
《やめろよ。 やめろ!》
(神林)《やめろ!》
(安奈)《放して! 放してよ!》
(神林)《やめろ!》
(神林)《うわー!》
《それは やめろ。
それは やめろ!》
(安奈)《放して!》
(神林)《それは やめろ!》
《いいかげんにしろ!》
(神林)僕は すぐ
考え込んでしまうタイプなんで
彼女の明るさと おおらかさに
助けられてるんです。
主人といると 落ち着くんです。
フフッ。
この人がいれば
何が起きても 大丈夫って
思わせてくれるっていいますか。
(司会者)そうなんですね。
(安奈)
いつも 笑顔を心掛けてます。
(司会者)休日は どのように
過ごされてるんですか?
(古美門)何だ?
(黛)いいえ。
ただ 先生が このお二人を見ても
ご自身に翻って その不純さに
自己嫌悪なさったりは
しないんでしょうねと
思っただけです。
誰だ!? この気持ち悪い夫婦は。
ご存じないんですか?
(服部)神林 彬。
『絶望という名の希望』で
芥川賞を受賞して
今 乗りに乗っている作家ですね。
芥川賞作品ぐらい
お読みになったら いかがですか?
権威付けられたものだけを
ありがたがる
その節操のなさが愚民なのだ。
奥さまは フリーキャスターの
岡崎 安奈さん。
ああ 昔 朝の情報番組で
色気を振りまいていた
おバカキャスターか。
昔の話です。
今や彼女に憧れている女性は
たくさんいます。
お互いに自立していて
尊重し合い 支え合う。
おまけに美男美女。
私にとっても理想の夫婦像です。
結婚に理想などない。
あるのは 妥協か諦めか
あるいは
血で血を洗う 抗争だけだ。
気の毒な方ですね。
経験なさってから
おっしゃったら いかがですか。
先生。 離婚調停の ご相談ですが。
離婚?
断ってください!
離婚紛争など 汚物だ!
お電話 代わりました。
弁護士の 黛と申します。
失礼ですが お名前は?
はい。
神林 彬さん…。
えっ?
(司会者)お二人 本当に
仲が よろしいんですね?
うらやましい。
(安奈)ありがとうございます。
「分かり合うのに
言葉はいらない」
「ただ 味わい深い
コーヒーがあればいい」
いい広告ですね。
(服部)
あの銘柄ではございませんが
これも また おいしいです。
どうぞ。
(神林)はあ。
結婚生活は
2年目には破綻していました。
僕は ほとんど
仕事場で寝泊まりしているんです。
CMの契約なんかがあるんで
おしどり夫婦を
演じてきましたが もう限界です!
やり直すことは
できないんですか?
僕より
ショックを受けてるようだけど。
だって とっても お似合いの
お二人でしたのに。
ガラスの花瓶で殴られました。
下手したら 死んでましたよ!
彼女は ささいなことで激高し
手が つけられなくなる。
異常性格者と
言わざるを得ません!
(三木)あっ ひどいですね。
(安奈)殺されると思いました。
(沢地)お顔は
商品でも おありでしょうに。
ずっと 努力してきました。
何とか修復しようって。
でも… もう限界です。
あの男は 鬼畜です。
原因は
彼女の金遣いの荒さです。
結婚後 キャスターの事務所を
辞めた 彼女は
僕の収入を湯水のように
使うようになった。
注意すると 逆上して
暴力を振るうように。
結局 彼女は
金づるが欲しかっただけなんだ。
まんまと はめられた。 フフフ。
あの 岡崎 安奈さんが…。
女というのは
本当に恐ろしい生き物ですよ。
もともとは 彼の浮気が原因です。
ずいぶん前から 気付いてましたが我慢してました。
作家ともなれば
女遊びも 芸の肥やしだと?
(安奈)はい。 それに いつかは
変わってくれるんじゃないかって。
でも 無駄でした。
私は事務所を辞めて
彼を支えるためだけに
生きてきたのに。
結局 彼は 飯炊き女が
欲しかっただけなんです。
(井手)あの 神林 彬が。
私 自分の人生を大事にしようって決めたんです。
ご賢明な判断だと思います。
弊所には 離婚案件のエキスパートが
多数 在籍しております。
ご安心ください。
ご主人は 浮気に DVですからね。慰謝料は
相当額 期待していただいて
いいと思いますよ。
(安奈)はい。
私が 精いっぱい
お手伝いさせていただきます。
あの 古美門先生は
あちらですよね?
僕は 古美門先生の 評判を聞いて
伺ったんですが。
あいにく 私は 離婚問題は
やっておりませんもので。
あなたが高いのは聞いています。
しかし 僕の希望する条件で
離婚を成立させてくれたら
お望みの金額を
お支払いします!
私には
いくら金を積まれようと
決して 引き受けないことにしてる仕事が 2つあります。
1つは
ハイパー メディア クリエーター。
何をしていいのか
さっぱり分からないからです。
そして もう1つが
痴話ゲンカの仲裁です。
私の能力は
親戚の世話焼きばあさんの
代わりにあるわけでは
ないのです。
私と一緒にやってください。
せめて 憎しみ合うことなく
円満に お別れできるようにして
差し上げたいんです。
相変わらずの 朝ドラ全開だな!
離婚紛争は汚物だと
言ったはずだ。
円満な別れなどない。
常に 泥沼になる。
一度は愛し合った お二人です。
分かり合えるはずです!
限界知らずの バカだ。
古美門先生。 黛先生の教育だと
お思いになられて
お引き受けになられては
いかがですか?
黛先生の借金返済の
一助になるかもしれません。
(神林)あの
相手側の弁護士からなんですが。
あっ。
どうぞ。
お電話 代わりました。
神林さんの代理人を務めます
古美門と…。
ものすごく
聞き覚えのある声だよ。
お相手は 古美門事務所です。
(井手)ぼ… 僕に
リベンジさせてください!
本当に 井手先生で
よろしかったんですか?
井手は 補佐だよ。
補佐…。
では どなたが主任を?
沢地君。
時に ニューヨークは
今 何時かな?
離婚紛争とは ルール無用の
ストリートファイトです。
容赦なく 奥さまを
ぼっこぼこにしますが
よろしいですね?
(神林)ぜひ そうしてほしい。
見ておけ。

こちらの条件は
書いてあるとおり。
慰謝料は なし。 成城のご自宅を
含めて 共有財産は折半。
お待ちください。
妥当な条件だと思いますよ。
奥さまは暴力を振るって
神林さんの商売道具である
手を傷つけたんです。
(井手)しかしですね…。
お互い 裁判を避けたいでしょう。
この辺りで 手を打つことが
得策だと思いますが。
(三木)古美門先生。
うん?
勝手に
ぺらぺら 始めないでください。
うちの主任担当者が
まだなんで。
主任担当者?
(沢地)
間もなく 到着されるころです。
ふーん。 どうせ 誰が来ようと
この事務所の離婚担当は
ろくな人材が…。
(圭子)申し訳ありません。
飛行機の到着が遅れまして。
(圭子)岡崎 安奈さんの代理人を
担当します 圭子・シュナイダーです。
シュナイダー?
うわっ ちょっと!
(圭子)よろしく。
(安奈)よろしく お願いします。
概要は 機内で把握しました。
離婚の意思は
双方とも 変わらない。
(安奈)はい。
(圭子)問題は 条件面ですね?
(安奈)はい。
(圭子)こちらの条件は
共有財産の折半に加え
慰謝料 3億円です。
(神林)3億!?
(圭子)ご主人は不貞行為を働き
その上 暴力を振るってます。
アメリカでは
こんな額では 済みませんよ。
(神林)先生。
先生!
神林さんは
不貞行為を否定しています。
また 暴力についても 積極的に
行っていたのは安奈さんの方で…。
(圭子)男性と女性の暴力を
対等に論じることは できません。
安奈さんの 額の傷は
残る可能性があります。
フリーキャスターにとって
離婚後の経済活動を
著しく阻害します。
先生?
少しの間 つないでろ。
えっ?
失礼。
あっ ちょっと 先生。
逃げたんじゃないのか?
えっ!?
トイレよ。
昔から 私に叱られると
すぐ おなか下すから。
古美門君は。
古美門君?
さすがに よく ご存じですね。
元 奥さまともなれば。
えー!
最悪だ。

芥川賞受賞
おめでとうございます。
今の率直な お気持ちを伺っても
よろしいですか。
いつか もらえるんだろうなと
思ってたんで
特別な思いは ないです。
(安奈)
読ませていただきました。
何ていうか 神林さんって
実は すごく優しい方なんじゃ
ないかなって感じました。
(神林)どう感じようが
読む人の勝手ですよ。
何なのよ? これ。
安奈さん 神林さん。
覚えてらっしゃいますよね?
これが お二人の 初対面でした。
(安奈)ハァー。
安奈さんは 後に
このときのことを週刊誌の取材で
このように応えています。
「初めて会ったとき
ああ やっと会えた」
「なぜか そう思ったんです」
「今までの人生は この人と
出会うためにあったんだ」って。
ハァー。
一方 神林さんは
ご自身のエッセーで
このように語っていますね。
「この世に 自分より大切な者の
存在を信じたことは なかった」
「だが 目の前の この人は
確かに 私に そう思わせるのだ」
名文だと思います。
すいません。
あなたの意図が分からないわ。
お二人に愛し合っていたころを
思い出していただきたいんです。
少しでも
円満な解決を得られるように。
ハァー。
(圭子)あなたは 『赤毛のアン』?
はっ?
日本の弁護士の質も
ここまで低下したかと思うと
笑うしかないわね。
保育園の保母さんの方が
向いてるんじゃないかしら。
私は ただ…。
(圭子)一度 上野動物園に行って
カバが あくびをした瞬間に
頭を突っ込んでみるといいわ。
少しは ましになるでしょう。
女 古美門だ。
≪(ドアの開く音)
トイレにいませんでした。
えっ!?
やっぱり 逃げたな。
依頼者を 置いて帰ります?
仕方ないだろ。
体調が
危機的状況だったんだから。
数種の薬草を煎じた 漢方です。
整腸作用がありますから ぐいっと。ありがとう。
服部さんは
ご存じだったんですか?
先生に 離婚歴があったこと。
いえ。
あっ ただ 三木法律事務所に
在職していたころに
同僚の女性弁護士と意気投合して
共に 数々の訴訟を 勝利に導き
ついには 結婚されたんです。
ところが 数カ月で破綻。
奥さまは 渡米なされたという話は伺っております。
じゅうぶん ご存じですね。
古美門先生の
手の内を知り尽くした相手。
いわば 最強の刺客が
送り込まれたというわけです。
おなか下すのも 無理ないですね。
面 食らっただけだ。
あんな女 へでもない。
さあ 反撃開始だ。
(三木)元 夫を いたぶる気分は
どうだい?
爽快です。
いいバカンスになりそう。
だろ?
次回は 古美門事務所での協議を
申し込まれました。
構いませんよ。
ホーム アンド アウェーで。
(三木)よろしく 頼むよ。
こちらから出向いたのに
ご本人は不参加。
神林さんは お仕事だそうで。
熱心さが
足りないんじゃないかしら。
安奈さん。
歩み寄りませんか?
裁判になれば お二人の プライベートを
全国に知られることになります。
私は 妥協する気は
ありません。
(圭子)安奈さんは 順風満帆だったキャスターの事務所を辞めて
献身的に 神林さんに
尽くしてきたんです。
素晴らしい作品を
書いてもらうために。
そのおかげで 今日の 神林さんが
あるんじゃありませんか?
そのことに 鑑みれば 決して
不当な要求では ないはずです。
順風満帆とは
どういう意味ですかね?
安奈さんは 結婚するころには
すでに キャスターとしての人気はありませんでした。
(圭子)そんなことは…。
安奈さん。
あなたに 人気があったのは
色気を振りまいてさえいれば
バカでも通用していた
20代まででしたね。
30歳に さしかかるころには
後輩に担当番組を奪われて
テレビの露出は減っていく。
かといって 本格的に
報道番組を担える能力は
一向に身に付かない。
おそらく 事務所内でも
お荷物になりつつあることを
お感じに
なられていたことでしょう。
何ですって!?
あなたは セレブな生活を
手に入れるために
当時 芥川賞を受賞したばかりの
神林さんを誘惑し 結婚に
こぎ着けたのではありませんか?
よくも そんな…。
事実 現在 あなたが
世間に ちやほやされているのは
キャスターだからではなく
神林さんの妻だからです。
離婚されてしまっては
何の取りえもない
キャスターとは名ばかりの
四流タレントにすぎない。 だから
あなたは 駄々をこねてるんだ。
神林さんの浮気を でっち上げ
せめて できるだけ
金を取ってやろうと…。
(服部)おっ!
(圭子)安奈さん…。
ああ…。
うわー!
安奈さん!
ちょ ちょ ちょ…。
うわー!
ちょ ちょ ちょ ちょ…。
いやー!
(安奈)ちょっと 放して!
(服部)ごめん。
(安奈)うっ!
おケガは?
服部さん…。
服部さん…。
(服部)大丈夫。
服部さん…。
服部さん。
間もなく
お目覚めになるでしょう。
なぜ 戻ってきた?
(圭子)
長期休暇をもらえたから 遊びに。
いつから 離婚弁護士になった?
君は 企業法務専門だろう。
勝手に決めないで。
私は あらゆる訴訟のプロよ。
だいたい シュナイダーって
何だ?
エドワード・J・シュナイダー。
ドイツ系アメリカ人の会計士で
あなたの 数百倍 素晴らしい
私の夫。
どうせ 君の嫌みな性格と
最悪の寝相と
金遣いの荒さを知れば 遠からず
愛想を尽かすことだろうよ。
あなたに 金遣いのこと
言われたくないわ。
靴のコレクションで 2部屋つぶした
君には かなわないよ。
運転できないのに 高級外車を
集めるより ましでしょ。
今は ヘリコプター 欲しがってます。
君は 黙ってろ。
安奈を説得しろ。
3億なんて バカげてる。
安奈さんは
裁判までいく覚悟してるわ。
自爆テロと同じだぞ。
あなたこそ 神林を説得しなさい。
原因は 安奈にある。
見ただろ あの性格を。
安奈さんが ああしたのは
神林の不貞行為。
言い掛かりだ。
男は 浮気をするものよ。
ねえ。 古美門君?
最低。
法廷で この僕に 勝つつもりか?
僕が負け知らずなのは
誰よりも 君が知っているはずだ。
私も 日本にいたころは
そうだった。
僕が 君の訴訟を
手伝ってやっていたからだ。
あなたが負けなかったのは
私が手伝っていたからよ。
半導体の特許訴訟で
君が韓国企業に勝てたのは
僕が証人を口説いたからだ。
その証人は
敵のトラップだったと
見破ったのは 私!
それを承知で ダブルトラップに
仕立てたのは 僕!
そうするように
指示を出したのは 私よ!
ついていけない。
(服部)
あっ お目覚めでございます。
安奈さん。 立てる?
(安奈)はい。
(服部)さあ。
はい。
(安奈)すいません。
こんなところで
ぬくぬく遊んでる あなたが
訴訟の本場で 削り合ってる 私と
やり合えると思う?
カッコイイ。
よーし。
戦争じゃ!
(沢地)
調停は 不調に終わりそうです。
裁判になるでしょう。
(三木)それで いい。
終わるときが来たか。
やつ自慢の 不敗神話とやらが。
ハッ。
(安奈)ただいま。
はい 着いちゃった。
はい 着きました。
よいしょ。
はい 着いた。
(蘭丸)
新しい男の気配は ないね。
小学校の卒業文集まで
手に入れたけど
いわゆる いいとこの お嬢さん。
彼女を悪く言う人は
ホントに いない。
そうでしょうね。
それで 済むか。
こちらに有利な証言をしてくれる
人間を見つけ出すんだ。
強いて言えば
『お目覚めチャンネル』で共演してた
同じ事務所のキャスター
小松 凛くらいかな。
小松 凛?
(服部)お天気コーナーを
担当していた 通称 リンリン。
プロ野球選手だった 後藤 順平と
結婚して 今は 引退してます。
服部さん。 詳し過ぎます。
ハハッ。
たわいもない取りえです。
安奈と凛は 犬猿の仲で とにかく
ケンカが絶えなかったみたい。
もしかしたら
こっちに ついてくれるかも。
今 何してる?
旦那が 野球を引退して始めた
お好み焼き屋を手伝ってる。
何か チェーン店にもなって
繁盛してるみたいだよ。
(凛)確かに 私
彼女のことが 大嫌いでした。
私が 彼とのことを
週刊誌に書かれたときも
「自覚が足りない」とか
「あんなやつとは別れろ」とか
偉そうに言ってきて
私も むきになって 大ゲンカして。それは お怒りになるのも
無理はない。
(凛)でも 今になれば
それも 私のことを
思ってくれてのことだったんだって
分かります。
実際 彼
現役のころは 遊んでるって
噂 立ってたから。
(後藤)ハハッ。
(凛)ここを
2年前にオープンしたとき
安奈 お祝いに来てくれて。
それ以来の 常連さん。
今では 一番の親友です。
親友。
(凛)私たち 安奈の弁護士に
「証人として出廷してもらうかも」
って言われてます。
だから 皆さんには
協力できません。
証言することになったら
思いっ切り 安奈を
援護してあげるつもりです。
また 先手を打たれましたね。
うるさい。
(後藤)完成。
どうぞ 食べてってください。
(後藤)ナポリタンもんじゃ。
(凛)うちの人が 考案した
オリジナルメニューなんです。
評判いいんですよ。
じゃあ せっかくなんで
いただきます。
(後藤)どうぞ。
うーん。 おいしい!
先生。 すごい おいしいですよ。
こんな 吐瀉物のようなもの
食べたことがない。
絶対 おいしいですから。
食べてみてください。
熱っ! 熱くて食べられない!
すごい猫舌ですね。
ハァー。 だから 言ってるじゃ
ありませんか。 浮気なんて
ただの一度もしていません。
彼女の妄想です。
もちろん 信じています。
念のため お聞きしているんです。
裁判になれば
不貞行為は 致命傷なので。
神林さん。 相手の弁護士は
必ず 暴いてきますよ。
いや すでに
嗅ぎつけてるかもしれない。
大丈夫です。
ちゃんと 奇麗にしてあります。
というと?
相手とは 話もつけてあるし
メールなどの証拠も
全て 消去させました。
僕を裏切ったりしない。
神林さん。
相手を教えてください。
いや それは。
3億 取られますよ。
三沢出版 編集部の 高瀬なつみ。
六本木のホステスの 松山 愛。
銀座の 川辺 裕子。
主婦の 小島 美香。
キヨスクの店員の 大原 志保。
宝くじ…。
紙 足りませんよ。
いったい 何人いるんですか?
18人。
18人!?
(神林)覚えているかぎりで。
うらやましい!
3億 お支払いになったら
いかがですか?
服部さん。
はい。
西部戦線に
ずらりと並ぶ タイガー戦車に
丸腰で 向かっていくような
気分ですよ。
(服部)ハハハ。
ガッツです。
あっ。 おなかが緩くなったら
これを 早めに
また 飲んでください。
(リポーター)神林 彬さんと
岡崎 安奈さんの離婚裁判が
間もなく始まろうとしています。
おしどり夫婦といわれた 2人に
いったい
何があったんでしょうか。
奥さまから どのような仕打ちを
受けましたか?
ええ。 風呂上がりに
ベランダで涼んでいたら
内側から 鍵を掛けられ 下着姿で
一晩中 外に閉め出されました。
また あるときは
高熱を出して寝込んでいる際に
ドッグフードを出されたことも。
なぜ 彼女は そのような
虐待ともいえる行為をするように
なったのでしょう?
分かりませんが
結婚 2年目ぐらいから
彼女は 変わりました。
飼い犬ばかりを かわいがり
僕を虐げるように。
性交渉も
拒まれるようになりました。
おそらく もともと
僕自身への 愛情はなく
僕の持っている 地位や お金が
目的だったんだと思います。
それを手に入れた以上
愛情を示す必要はなくなったと?
(神林)そうだと思います。
渋谷の キャバクラ嬢 Aさん。
八王子の クラブホステス Bさん。ご存じですね?
あなたとの肉体関係を
証言してくださいました。
やはり 18人じゃ
ききませんでしたね。
うまやらしい~。
覚えてらっしゃらない?
身に覚えがあり過ぎて いちいち
記憶していらっしゃらないと?
原因は 明らかに あなたの
裏切り行為だと思いますが。
それは…。
ですから 彼女が 僕に
愛情を持たなくなったので。
僕は 他の女性に 安らぎを
求めるようになったんです。
倦怠期は
どんな夫婦にでも あるものです。
それを 相手のせいにするなんて
甘えだと思いませんか?
あなたは 著書の中で
男性と女性を 種と畑に例えて
独自の性的倫理観を
表現なさってますね?
「畑は 種を吟味するが
種は 畑を選ぶ必要はない」
「あれば まけば いい」
というような内容でした。
それは つまり 男が
浮気をするのは 正当なことだと。
それは あくまで 生物学的な
性差を言ったまでです。
あなたには 女性を蔑視する傾向があるんじゃ ありませんか?
そんなことは ないと思います。
ご主人の不貞には 何となく
気付いていらしたんですね?
はい。
彼は 作家ですから
もしかすると あるいは
そういうことも
必要なことなのかもしれないって
思って 我慢してました。
彼に いい作品を書いてもらいたいっていう一心で。
でも 心の中は
ぼろぼろに なっていきました。
おつらかったことでしょう。
(安奈)はい。
安奈さん。 あなたの主張では
神林さんの浮気によって
夫婦関係が
破綻したとしていますが
神林さんの主張は違います。
すでに 夫婦関係が
破綻していたから
別の女性に走ったのであり
その原因は
あなたの変化であると。
(安奈)変化することなんて
誰にだってあるでしょう。
新婚当時のままのわけ
ありません。
あなたの 神林さんへの態度が
変わったことは
お認めになるんですね?
共に 生活していれば
不満が爆発することもあります。
例えば?
(安奈)彼は トイレのとき
ドアを開けたまま用を足すんです。
何度 注意しても
直りませんでした。
それに 私がコーディネートした
リビングに
戦車や戦闘機の置物を飾るんです。それも 我慢できませんでした。
我慢できないほどの
ことでしょうか?
そんなことで 病床の 神林さんに
ドッグフードを与えるような
仕打ちをなさった?
(安奈)あれは チェリー。
いえ うちの チワワに
彼が面白がって 酒のつまみを
食べさせるからです。
犬には 毒なのに。 ドッグフードは人体には 毒ではありません。
性交渉を拒むようになった
理由は?
彼が 変態だからです。
変態?
(安奈)行為の最中に
ニュース原稿を読ませるんです。
それで 卑猥な言葉を言うように
強要するんです。
時には それを ムービーで
撮影することも。
ど変態です!
ホントに苦痛でした!
喜んでたろうが。
(安奈)喜んでないわよ。
(裁判長)不規則発言は
慎んでください。
(神林)あれで喜んでないなんて
よく言えたもんだな?
(安奈)演技に決まってるでしょ。
(神林)演技だと?
あれが演技だったら
アカデミー賞もんだね。
女優にでもなった方が
いいんじゃないのか?
(安奈)あなたを愛してる証拠…。
泥沼だ。
(安奈)変態! ど変態!
(神林)それも演技だろ?
(安奈)違います。
(神林)そんなことは
どうだって いい。 戦車や戦闘機をバカにするんじゃない!
(安奈)この人 変態です。
あんなの…。
ハハハ。
ほおー。
「泥沼裁判」
「病床に ドッグフード」
「神林 彬の変態プレイ」
「行為の最中
ニュース原稿を読まされ…」
ハハハ。
読まないでください 服部さん。
あっ。
申し訳ありません。
あの 戦況は
思わしくないんですか?
元 奥さまの 後手後手に
回っている感じです。
こんな汚物のような訴訟で
私の経歴が台無しになるなんて
あり得ない あり得ない
あり得ない!
あり得ないぞ! フーッ。
やっぱり 日本の飯は うまいわ。
(沢地)フフフ。
君江ちゃん。
(沢地)はい。
もう一軒 行こう。
(沢地)もちろんです。
あら 黛先生。
あっ。
黛…。
何だっけ?
女子会だ。
はっ?
ちょっと…。
一緒に来たまえ。
えっ? いや でも 裁判中ですし
倫理上 問題があるのでは?
そういう規則はない。
いいじゃない。 行きましょう。
私 飲みませんよ。
飲みませんよ。
あー。
結婚って 何なんですかね?
長期 売春契約。
ハァー。
夢ないな シュナイダーさん。
圭子で いいわよ。
圭子さんみたいな方が
何で 古美門先生と結婚したのか
さっぱり 分からないです。
あれで カワイイとこあるのよ。
(沢地)あれは 韓国企業との
訴訟のときでしたね。
そう。 私が担当した裁判で
完勝したわ。
三木先生が喜んで
褒美に 純金のメダルを。
いらないでしょ?
あの人らしいわ。
それを 圭子さんは
古美門先生に あげられた。
金メダルとか好きそうでしょ?
確かに。
(圭子)次の日 彼が半分にした
金貨を 私にくれたわ。
2人で勝ち取ったものだとか
何とか言っちゃって。
半分の金貨なんて
余計 いらないわよ。
すぐに 売っ払ったわ。
それでも まんざらでも
なかったから ご結婚された。
1年と持たなかったけどね。
別れるとき
もめなかったんですか?
最初から 離婚してもいいように
共有財産 持たなかったから。
はあ。
(沢地)ある日
古美門先生が帰宅されたら
荷物が 半分 なくなっていて
後日 判を押した離婚届が
送られてきた。
男って ホント バカですよね。
何で 浮気なんかするんだろう?
バカは あなたもよ。
『赤毛のアン』
うん? だって 古美門先生の
浮気が原因で
圭子さんは 出ていったんでしょ?
(圭子)彼は そう思ってる。
うん?
私もしてたもの ばりばり。
(沢地)フフッ。
圭子さんは 常に
複数いらっしゃいましたからね。
男と女の違いは そこよ。
うまいのよ 女は。
あっ これ 古美門君には内緒ね。
また ショック受けちゃうから。
(沢地)フフフ。
圭子さん。 何か食べます?
ナポリタンもんじゃ。
(沢地)ありませんよ。
黛。 食べた?
あの店 あれだけ おいしいわよね。
他のオリジナルメニューは
全部 駄目なのに。
(沢地)何ですか? その店。
そんなの 置いてあるんですか?
(圭子)そうなのよ。 あるのよ。
行ってみる?
(沢地)いや 遠慮します。
うわっ。
よいしょ。
(呼び出し音)
蘭丸君? ちょっと
手伝ってもらいたいことが。
間違いないか?
ええ。
当時 小松 凛と 後藤の熱愛を
報じた記者に確かめたんです。
だから どうしたってことかも
しれませんが。
いいや 使える。
一見 がらくたに見えるものも
使い手によっては
一撃必殺の武器となり得るのだ。
君にしては よくやった。
褒めて遣わす!
圭子さんと話してて
もしやと思ったんです。
何?
あっ。 昨夜 偶然 会ってしまって。
大丈夫ですよ。
仕事の話はしてませんし
こっちの情報も
一切 与えていませんから。
そうか。
はい。
有利に進めているようだね?
おかげさまで。
おそらく 次の証人尋問では
ほぼ 勝利を手中にできるものと
思います。
私たちも参加しよう。
では スケジュール調整いたします。(井手)楽しみですね。
古美門先生が 敗北する姿を
見届けてやりましょう。
何 言ってるの?
君 留守番だよ。
本日は 被告からの申し出で
証人として 後藤 順平 凛夫妻を
申請したいとのことなんですが
原告 構いませんね?
構いません。
私も 後藤夫妻には
尋問したいことがありますので
好都合です。
(裁判長)では これで。
(安奈)あの。
何ですか? 尋問したいことって。
それは 法廷で。
でも 親友に失礼なことを
聞かれても困ります。
失礼なことなど聞きませんよ。
ただ ちょっと確かめたいことが
あるだけです。 後藤 順平さんに。
(圭子)古美門先生。
くれぐれも 法廷でのモラルは
守ってくださいね。
私は真実を知るために
尋問するのみです。
はっきり 申し上げます。
私たちが お聞きしたいのは
この記事のことなんです。
バカ者!
手の内を明かして どうする!
いいじゃありませんか。 何も
衆人環視の下でやらなくても
ここで 決着がつくなら
その方が。
(裁判長)何ですか? それは。
今回の証人
凛さんと 後藤さんが
結婚前に 熱愛報道されたときの
記事です。
この記事を書いた記者を
取材しました。
記者は 安奈さん。
あなたを張っていて
この2人のスクープを
手に入れたそうです。
つまり 記者は 当初
安奈さんと 後藤さんの熱愛情報をスクープしようとしていたんです。
後藤さんの相手は
安奈さんでなく 凛さんだった。
ただの 誤解だったわけでしょう?
いや 記者は 「安奈さんと
後藤さんの仲も また
あれは 間違いなく
男女の仲だったはずだ」と
おっしゃっています。
誤解です。
後藤さんの 二股交際だったんではありませんか?
だから あなたは 凛さんに
辛辣に当たった。
結局 あなたが身を引き
人のいい 凛さんだけが
今も 本当のことを知らない。
根も葉もないことです。
ゴシップ誌の記者の言うことなんて信用するんですか?
「ナポリタンもんじゃは
後藤さんの考えたメニューだ」と
凛さんは
おっしゃっていましたね?
後藤さんの オリジナルメニューはどれも評判が悪く
ナポリタンもんじゃだけが
唯一 好評だそうです。
同じ人間が考案したものとは
思えないと
もっぱらの評判だそうで。
「6年1組 岡崎 安奈」
「将来の夢 ニュースキャスター」
「好きな男性のタイプ
スポーツマン」
「好きな食べ物 お母さんの作る
ナポリタンもんじゃ」
安奈さん。
あなたが 後藤さんに
教えて差し上げたものなんじゃ
ありませんか?
フフッ。
(圭子)百歩 譲って
もし 仮にそうだったとしても
神林さんと結婚する前の話です。
何も 問題ありません。
そう 言い切れるでしょうか。
神林さんと結婚した後も
凛さんに隠れて
後藤さんとの関係を
継続させていた可能性もあります。
(安奈)何ですって?
あなたが 後藤さんの店に
足しげく通うようになったのは
2年前。 結婚 1年後。
あなたの 神林さんに対する態度がなぜか 冷たくなった時期です。
(安奈)そんなこと…。
あなたは かつて
一番 結ばれたかった相手と
再び 恋に落ちた。
だから ご主人への不満が
押さえきれなかったんじゃ
ありませんか?
暴言です。
そうだとすれば
神林さんを裏切ったのは
あなたが先ということになる。
私は… 何もしてません。
何を証拠に言うんですか?
全て あなたの推測です。
だから
後藤さんに確かめるんです。
私は…
不貞行為なんてしてません!
あなたは そう言うでしょうね。
しかし スポーツマンの後藤さんは
法廷で嘘はつけないでしょう。
そんなこと質問されたら
凛まで傷つけることに。
仕方ありませんね。
証人採用された以上
尋問するのが 私の役目です。
取り消します。
承認申請 取り消します!
私が 原告として
承認申請いたします。
そんな…。
安奈さん。
確かに あなたが肉体的な
不貞を犯したのかどうかは
私には分からない。
しかし 凛さんと 後藤さんが
結婚した直後
神林さんと交際し
結婚を急いだ あなたの心には
常に 後藤 順平が いたんじゃ
ありませんか?
その穴を あなたは
神林さんに尽くし
彼を売れっ子作家に育てることで
必死に埋めようとした。
しかし 埋められない自分に
気付いたんです。
後藤さんが 引退後 始めた
鉄板焼き屋は大成功し
年商は 3億円だそうですね。
夫にも同じ額を請求しているのは
偶然でしょうか?
(圭子)ハァー。
(神林)先生。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
和解したって どういうことだ?
向こうの提案した条件を
全て のんだんです。
それは 完全に負けたと
理解して いいのかな?
そうですね。 では。
(三木)ちょっと待って。
どうして そうなったのか
経緯を説明してくれるか?
依頼者の決めたことですので。
(三木)それは 説明になってない。
私は もう
あなたの部下ではありませんよ。
残りの休暇で
温泉巡りをしてきます。
(沢地)仕方ありません。
古美門先生を倒せるのは
やはり 三木先生でなければ
無理ということじゃありませんか。
(神林)お願いします。
(業者)はい。
≪(安奈)ちょっと。
こんな物 置いてかないでよ。
(神林)あっ。 ごめん。
(神林)僕は 分かってるから。
君が不貞を犯してないって。
将来さ あのとき 離婚しなければ
よかったって
後悔するときが来るかもな。
将来 あのとき 離婚しておけば
よかったって
後悔するよりは いい。
(神林)フッ。 僕より作家だな。
うん。
じゃあ 元気で。
(安奈)あなたも。
(司会者)神林さんの要求を
全て 承諾なさったんですって?
(安奈)はい。
慰謝料は なしです。
まあ 裁判が嫌になった
っていうのも ありますが。
一人で 再出発しようって
決めたんです。
もう 前だけを向いていこうって。
フフッ。
(司会者)
お仕事も 本格的に再開されて。
(安奈)はい。 おかげさまで
講演なんかに たくさん
呼んでいただけるようになって。
「女性の自立」っていうテーマで
お話しさせていただいてるんです。
(司会者)そうなんですか。
(安奈)
私の話に共感してくださる方が
たくさん いらして。
私自身 励みになってるんです。
うーん。
お客さまです。
(圭子)お食事中?
バカンスにも飽きたわ。
ニューヨークに戻るんで
一応 挨拶に。
その必要は ない。
負け犬は 黙って去れ。
あなた
あんな詐欺師まがいの やり方で
勝ったつもりでいるわけ?
やはり 負け惜しみを
言いに来たわけだ。
昔から やり方が姑息なのよ。
男らしさというものが ない。
君は 昔から詰めが甘いんだ。
女らしい
繊細さというものが ない。
あなたと やり合うのは
人生の無駄遣いだと思い出したわ。
じゃあ とっとと 帰りたまえ。
(圭子)服部さん。
はい。
(圭子)今度 来るときは
あなたの手料理
ゆっくり 頂きたいわ。
喜んで。
(圭子)フフッ。
どうせ ハンバーガーと
ホットドッグで
ぶくぶくに なってることだろう。
ウフフ。
黛さん。
はい。
嫌なら 辞めなさいね。
こんな男の部下。
≪圭子さん。
わざと
負けたんじゃ ありませんか?
あの夜 偶然 会ったんじゃない。
《女子会だ》
《はっ?》
《一緒に来たまえ》
《ナポリタンもんじゃ》
《あそこの店
あれだけ おいしいわよね》
《他のオリジナルメニューは
全部 駄目なのに》
圭子さんは
あえて 私が気付くように
ヒントを与えたんじゃ?
はっ?
安奈さんの精神状態では
修復や 和解に応じさせるのは
不可能でした。
だから わざと
私たちに勝たせて
安奈さんにとって
最良の再出発に導いた。
現実に そうなってます。
今の 安奈さんは
お高くとまっていた
セレブ妻のころより はるかに
女性の共感を得て 輝いています。
古美門先生は 勝ったのでは なく
勝たされた。
さすが アン。
すごい想像力ね。
わざと負ける弁護士なんて
いるはず ないでしょ。
圭子さんの下で学びたいです。
冗談 やめてよ。
勝利のみが 全てでは ない。
私が理想とする弁護士像を
圭子さんに見た気がします。
一緒に 行かせてください。
一人で グリーン・ゲーブルズにでも
行ってなさい。
圭子さんのように
なりたいんです。
そして 古美門先生に いつか
勝てるようになりたいんです。
あなたは 私のようには
一生なれない。
なる必要もない。
せいぜい 古美門の下で
滑った 転んだ やってなさい。
そうすれば いつか
あいつを倒せるかも。
えっ?
彼に勝てるのは
私では ないってことよ。
じゃあね。
どういう意味ですか?
おっ!
オーホホホ。
おかえりなさい。
いい気なもんですね。
何も知らずに。
何も知らずとは?
全ては 古美門先生の
手の内を知り尽くした
圭子さんの
術中だったということです。
手の内を知り尽くしているのは
古美門先生も
また 同じかもしれません。
どういう意味ですか?
あうんの呼吸と言いますから。
古美門先生も また
圭子さんの意図が分かっていて
あえて それに乗った。
分かり合うのに
言葉は いらない。
意外と それが
男女の心理かもしれません