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(ナツコ)お母ちゃん。
お母ちゃん!
(母)ナツコ!
よう 帰ってきたな。
戦争 終わったんやね?
(母)そうや。 終わったんや。
これから うち ぎょうさん働いて
お母ちゃんを幸せにしたる。
うちが お母ちゃんを
幸せにするんや。
≪(ディレクター)はい カット。
OKでーす。
(メイ)お疲れさまでした。
フフッ。
(スタッフ)撤収です。
(梶原)メイちゃん。 よかったよ。
(メイ)お疲れさまでした。
(留美子)ちょっと
やり過ぎだったんじゃない?
お疲れさまでした。
(留美子)今どきの視聴者は
大げさだと しらけるわよ。
(メイ)お疲れさまでした。 フフフ。
お疲れさまでした。
ちょっと メイ?
お母ちゃんを幸せにしたる。
うちが お母ちゃんを
幸せにするんや。
(黛)
何て いい子なんでしょう。
(服部)
天才子役 安永メイさんですね。
(黛)メイちゃんには
いっつも 泣かされます。
永遠の理想の娘ですね。
(古美門)フン!
何か?
(古美門)成功する子役なんて
二とおりだろう。
大人の金もうけのために
むち 打たれる
哀れな操り人形か。
(古美門)大人の顔色を見て
手玉に取る ませた くそがきか。
彼女は
いったい どっちだろうね?
どちらでも ないと思います。
数年後には ちんぴらタレントと
できちゃった結婚するか 年寄りの愛人になっていることだろう。
服部さん。
はっ はい。
この方は 子供のときから
こうなんでしょうか?
さあ…。
いや 私は 先生にも 無垢なる
少年時代があったであろうと
そう思いますがね。
無垢なる少年時代?
はい。
どうですかね?
ウフフフ。
(古美門)《サンタクロースなんて
いるわけないだろ》
(児童)《サンタに
プレゼントもらったもん》
《4年生にもなって
本気で信じてるとは 驚きだ》
《あんなものは おもちゃメーカーの
策略に踊らされた
バカな大人たちの
自己満足イベントにすぎないんだよ》
《じゃあ 誰が
プレゼントくれたのよ》
《愚問だね》
《一度 寝たふりをして
薄目を開けているといい》
《忍び足で
枕元にプレゼントを置く
お父さんの まぬけ面が
見られるだろう》
(児童の泣き声)
(児童)《泣かないで》
(児童の泣き声)
(留美子)うん。
(留美子)うーん。
あっ。 メイ。 ママ 中央テレビの
皆さんと会食ね。
あしたは 衣装合わせだから
早く 寝なさいよ。
(メイ)ハハハ。
ハァー。
≪(ドアの閉まる音)
(呼び出し音)
ヒデ君。 来ない?
ユウキ君も いいよ。
大学の先輩?
いいよ 連れてきなよ。
(救急隊員)君たちが来たときは
どういう状況だったの?
(ヒデ)
俺たち 飲ませてないっすよ。
(学生)そうだよ。
(ヒデ)電話で呼び出されて
来たときには
もう 倒れてて。
≪(梶原)取りあえず 当面の間
休養とだけ言っておいたけど
記者会見は開かないと。
≪(留美子)駄目よ。
急性アルコール中毒なんて言ったら子役生命 終わりよ。
体調不良で押し通しなさい。
(梶原)いや 無理ですって。
(留美子)私は メイの母親であり
所属事務所社長よ。
あなたは 社員でしょう!
≪(あくび)
あー。
飲酒 喫煙 男遊びのフルコースか。ませた くそがき説が正解だったな。
週刊誌なんて 面白おかしく
適当なこと書くものです。
ふーん。
(服部)先生。 お電話です。
安永メイさまから。
安永!?
メイ!?
どうぞ。
あなたたちも どう?
ここ クラブハウス サンドイッチだけは
いけるのよ。
痛いって! あんた 下手!
もう いい。 行って。
すいません。
もんぺをはいて 芋のつるばかり
かじっていたが
現実は だいぶ違うようだね?
あなたが 噂の最強弁護士
古美門さんね?
世間は
君が入院中だと思っているが
ここで 何を?
(メイ)なじみの支配人に頼んで
かくれんぼ。
私を呼んだ理由は?
あなたを雇いたいの。
君が私を?
お金なら あるわ。
だろうね。
マスコミを名誉毀損で
訴えるおつもりですか?
マスコミ?
記事は 全部 本当のことよ。
おとなしいくらい。
(梶原)メイ。
(メイ)マネジャーの 梶原。
私が呼んだの。
あの女には
ここにいること
言ってないでしょうね?
今も 必死に捜し回ってるよ。
こんなこと やめよう。
これ以上 マスコミの餌食になってどうする?
弁護士を雇ったわ。 あの女にも
雇うように言っといて。
メイ。
まだ 引き受けたわけじゃないよ。
いったい 何を始めるつもりだい?(メイ)あの女と縁を切らせて。
あの女って?
母親よ。
お母さんと縁を切るなんて
何を おっしゃってるんですか?
親権を取り上げることができる
って 聞いたわ。
それは 虐待などの行為が
明らかである場合であって。
この 私を見て。
仕事と夜遊びに明け暮れて
肺は 真っ黒。 肝臓 ボロボロ。
12歳よ。
母親による 虐待そのものだと
言うわけだね? 面白い。
面白くありません。 メイさん。
お母さんと よく話し合いましょう。
親子なんだから。
もう そういう段階じゃないのよ。
ねえ 梶原。
(梶原)事務所の社長と 母親業と
一人で頑張っている
いい お母さんだよ。
だいたい 子供のお前に
法的手続きなんか取れるわけ
ないんだ。
それが 取れるのです。 くしくも
ことし 改正民法が施行され
現在では 子供自身が
請求権者となって
親権喪失や 停止を
申し立てることが可能なんです。
本件のような事案で適用されるか
定かではありません。
だからこそ われわれが
最初の審判を勝ち取るのだよ。
親子を引き裂く手伝いを
するんですか?
古今東西
あらゆる 子役の悲劇を
全て 一心に
抱え込んだようじゃないか。
ませた くそがきでもあり
哀れな操り人形でもあったわけだ。
メイ君。 いささか
難しい仕事になりそうなんだが。
2,000万で どう?
CM 1本分。
家庭裁判所に対し お母さんの
親権停止の審判を求める
申し立てを行おう。

(留美子)冗談じゃないわよ。
私が あの子のために
どれだけ苦労してきたか。
そうでしょ? 梶原。
(梶原)そのとおりです。
(沢地)なぜ お嬢さんは
このようなこと
言いだしたんでしょう?
一つは
お小遣いの件でしょうね。
あっ。 あの子
カードを勝手に使って
ブランド品 買いまくってたんで
欲しいものは 私に言って
買うことにしたんです。
それが 気に入らないのよ。
(梶原)もう一つは
あの件を怒ってるんでしょう。
(留美子)ハハッ。
30すぎのスタイリストと
付き合ってたんで
無理やり 別れさせたんです。
当然でしょ?
要するに 遊ぶお金と
好きな男性を自由にするため
親の監視下から
逃れたいと。
これは いわゆる
反抗期ですよね?
単なる 子供の わがままです。
裁判所が相手にするはず
ありませんよね?
(三木)通常であれば
即座に却下されるでしょう。
ただ 本日発売の週刊誌に
このような特集が。
(留美子)ハァー。
(梶原)あっ。
(沢地)ネット上でも
アクセスランキング トップに。
向こうの弁護士が
早速 仕掛けたようです。
弁護士が こんなことを?
(三木)信じられないでしょうが
金のためなら 平気で 親子の絆も
踏みにじる弁護士がいるんです。
家庭裁判所は
おそらく 審問を開くでしょう。
(梶原)審問?
(井手)通常の裁判とは違い
非公開で当事者などから
話を聞くんです。
ご安心ください。
われわれが 責任を持って
却下に追い込みます。
ここに置くことはないだろう。
問題が解決するまでです。
児童相談所にも許可を得ました。
服部さん。
(服部)はい。
私も付き添いますので
よろしく お願いします。
(服部)あっ はい。
(メイ)また 私の勝ち。
蘭丸 弱過ぎ。 つまんない。
(蘭丸)あー。
(蘭丸)先生。 俺 子守のために
呼ばれたわけ?
大先輩の お相手なら
光栄だろうと思ってね。
子役じゃないっすか。
芸歴は 大ベテランだよ。
蘭丸君って
役者志望なんですってね。
チチチッ。
志望じゃなくて 役者。
来月も劇団の舞台に立つしね。
(メイ)何の役?
えっ。 シャイロック。
(メイ)ベニスの商人ね。
やってみて。
(蘭丸)はあ?
見てあげるわ。
こんな機会 めったにないぞ。
自信がないのかしら?
(服部)ハハハ。
しょうがないな。
1回だけだかんな。
「やつは 俺をバカにした」
「ことごとく 俺の邪魔をして
俺の損を あざ笑い…」
はいはい はいはい。
陥りがちな失敗ね。
シャイロックは 悪役だけど
血の通った人間でもあるの。
そこが シェークスピアの
深いところよ。
はい 服部さん。
はっ?
「ハハハ…。 あー あー
やつは 俺をバカにした」
(メイ)うまい。
(服部)はっ?
いやいや…。
(井手)やはり こんな理由で
親権停止や
喪失が認められた例なんて
一つもありませんよ。
あまりに バカげてます。
(沢地)古美門先生は
不可能を可能にする方ですよ。
ねえ 三木先生。
引きずり出してみるか。
最終兵器を。
最終兵器?
≪(清蔵の気合)

(清蔵)はっ! はっ!

(清蔵の気合)

(清蔵の気合)
また 三木先生たちが相手なんて
もつれそうですね。
フン。
手ごわいの?
まさか。
私に 手ごわい敵などいない。
(三木)やあ。
よろしく お願いします。
もはや 皆さんは 私のことが
好きなんじゃないかと
思えてきましたよ。
(三木)こちらは
本案件を 手伝ってくださる
古美門 清蔵先生。
古美門…。
初めまして。 黛です。
(清蔵)古美門 清蔵です。
古美門 研介です。
(井手)そういえば お二人
同じ名字で いらっしゃいますね。
あら ホントだ。
こりゃ 奇遇だな。
(井手)古美門 清蔵先生は
長年 九州地方を中心に
検察官として 辣腕を
振るってこられた方だそうです。
九州の法曹界では
知らない者がいないほど
鬼検事でらした。
今回は 無理 言って
ご協力 願ったんだ。
親権問題は
慎重を期さねばならないからね。
申立人 安永メイによる
安永 留美子の
親権停止審判 申し立てについて
審問を始めます。
(清蔵)《佐藤 真弓ちゃんの
お母さんが 抗議にみえました》
《君は 「サンタクロースは いない」と
言ったそうですね?》
《はい》
《なぜ そんなことを
言ったんですか?》
《本当のことだからです》
《嘘を信じてる方が
バカだからです》
《サンタクロースが存在しない
という根拠は?》
《だって 嘘だから》
《いないものは いない》
《根拠を示しなさいと
言ってます》
《見たことないし》
《自分が 見たことがないものは
存在しないというわけですか?》
《僕だけじゃなくて
世界中 誰も見たことないです》
《世界中の人に
インタビューしたんですか?》
《サンタクロースが存在しない
という根拠は?》
《君は 根拠もなしに
勝手な見解で
クラスメートを
傷つけたわけですね?》
《文天堂に行って
カステラを買って
今すぐ 謝罪してきなさい》
《ちなみに そのお金は
君の お年玉のために
用意してたものなので
そのつもりで》
メイさんは
実に 生後7カ月から
芸能界で 馬車馬のごとく
働かされてきました。
母 留美子さんには ご自身も
女優として活動したが
挫折した過去があります。
その無念を
わが子に託したのです。
ご主人との離婚により
いっそう メイさんを
芸能界で 成功させることに
傾倒していきました。
一卵性親子と称されることも。
4年前 主題歌も歌った
ドラマ 『パパの恋人』が大ヒット。
メイさんが大ブレークすると
梶原マネジャーを引き抜き
自身が社長の
個人事務所を設立。
メイさんは ほとんど
学校へ行けなくなりました。
産業革命時代 炭鉱で
働かされていた 子供たちを
想起するのは
私だけでしょうか?
翻って 留美子さんは 素行が
どんどん派手になっていきました。
メイさんの 稼いだ お金で
ブランド品を買いあさり
毎晩のように遊び歩く。
《最高!》
時には 多感な年頃の
メイさんのいる自宅で
様々な男性と 様々なことを
楽しみました。
(留美子)《朝まで 楽しむわよ》
メイさんには 友達がいません。
父親も すでに再婚し
家庭がある。
頼れる相手はいないのです。
孤独の中で苦しみ
とうとう 急性アルコール中毒で
命を落とすところだった。
まさに 悲劇です。
民法第834条の2 第1項に基づき
母親である 安永 留美子の
親権停止の審判を
申し立てるものです。
ちょっと。
(三木)おいおいおい。
私には 娘と共に
必死で人生を切り開いてきた
美談だと思えますが。
娘を 吉原に売った金で
遊びほうけるのが 美談ですか?
留美子さんは 芸能活動を
強要したことはなく
全て メイさんの
意思だったそうですよ。
九九さえ あやふやなようでは
親の義務違反です。
家庭教師を雇って
勉強させていました。
イケメンの慶應の学生と
いちゃつきたかっただけじゃない。
何ですって!?
(メイ)あなたは 金と男のために
私を利用してきたのよ。 ビッチ!
(留美子)ビッチは どっちよ?
共演者の男の子と
手当たりしだい。
私が どれだけ
イメージ守るために
火消しをしてきたと思ってるの!
(メイ)私が稼げなくなると
自分が困るからでしょ?
(留美子)あなた
あのスタイリストとのことを
恨んでるだけじゃない!
自分も狙ってたからね。
まあまあ 落ち着きましょう。
裁判官。 このような 親子関係で
健全な発達が望めると思いますか。
前例のない
ケースではありますが
裁判所には
子供の福祉の観点から
思い切った ご判断をして
いただきたいのです。
(井手)あの…。
古美門 清蔵先生の
ご意見を伺っては
いかがでしょうか?
そうだな。
親権を停止させて
どうしたいのか?
メイさんは 更正したいのです。
芸能活動を休止し
勉学に励み
通常の人間関係と
社会を学びたいのです。
留美子さん。 それは
受け入れられないんですか?
いえ。
メイが望むなら受け入れます。
私は これまでも 仕事が嫌なら
辞めてもいいと言ってきたんです。
ああ。
これで 済んだ。
メイさんにとって 「辞めてもいい」という 母の言葉は
「辞めたら許さない」という
脅迫に他なりません。
なぜ そうなる?
理解に苦しむね。
メイさんは 物心付く前から
留美子さんの求める幸せこそ
自分の幸せなのだと
教え込まれてきたんです。
一種の洗脳教育です。
洗脳?
メイさんは 今 その洗脳から
賢明に抜けだそうとしている。
留美子さんの元で
それは かないません。
洗脳の定義とは?
一般常識と異なる
価値観や 思想を
植え付けることです。
黛先生でしたね?
あっ はい。
(清蔵)ご家族だけの習慣は
おありですか?
えっ?
(清蔵)黛家だけのルール。
あー…。
アハハ。
あっ うち 誕生日の人には
おめでとうって言って
ほっぺに チュッてやる
ルールだったんです。
だから みんな
そうなんだと思って
クラスの お誕生日の男の子に
チューしようとして
すっごい 引かれたんです。
アハハハ。
何ですか?
このぬるい あるある話は。
黛先生も
洗脳教育を受けておられる。
こんなものは
洗脳とは言いません。
しかし あなたが おっしゃった
定義に合致します。
あなたは 言葉を よく知らないで
使ってらっしゃるようだ。
洗脳とは 暴力など外圧を用いて
特殊な思想を
植え付けることであって
子供の教育に対して
行われる場合には
マインドコントロールという
言葉を使います。
もう少し 勉強なすっては?
親が自分の信じる幸せを
子に求めることは
ごく自然なことです。
そして それから 脱却するために
もがくことも 自然なことです。
メイさんは 極めて 正常に
発達されていると思われます。
喜ばしいことだ。
以上。
(三木)まったくもって
ごもっとも!
(服部)
あっ。 おかえりなさいませ。
信じられないわ!
何が最強弁護士よ!
君の態度だって 悪がき
そのものだったじゃないか!
天才子役なら
無垢なる子供を演じたまえ!
責任転嫁しないでくれる!?
芳しくなかったようですね?
古美門先生の あんな姿を見たのは初めてです。
いつもは 一 言われたら
十 言い返すのに
防戦一方というか
ぐうの音も出ないというか
サンドバッグ状態というか
蛇ににらまれた カエル…。
例えが多過ぎないか?
古美門 清蔵先生とは
どういう ご関係ですか?
関係などない。
続き柄としては 私の父だがね。
お父さま…。
やっぱり。
関係あり過ぎじゃないですか。
父と思ったことはない。
私は 正直 言って お父さまの
ご意見に 心を打たれました。
お父さまと言うな。
それに 私 思うんです。
親子の問題を解決するのは
法ではなく
親と子の絆であるはずだと。
親と子の絆ね。
私は もう いいでしょう。
後は 君たちに任せて 帰ります。
最後まで
やっていただきます。
やはり ご子息と戦うのは
お嫌ですか?
相手も 案件も
くだらな過ぎます。
91年。 大日証券脱税事件。
駆け出しの検事であった 私は
あなたに魅了されました。
以来 目標でした。
(三木)私が彼を採用したのも
あなたの ご子息であれば
育ててみたいと思ったからです。
しかし その結果
どんな悲劇を招いたかは…。
申しません。
古美門 研介という法律家は
あなたが生み
私が完成させた化け物です。
私たちは 共犯なのです。
ご子息を葬りましょう。
《なぜ 君が それを
食べてるのか 説明しなさい》
《何でも いい。
私を説得してみせなさい》
《真弓ちゃんは
カステラが苦手なので
持って帰りなさいと
言われたからです》
《真弓ちゃんの大好物は
カステラだという情報を得たから
君に カステラを
持っていかせたんですよ》
《それくらいの
予想つきませんでしたか?》
《頭の悪い子は嫌いです》
《どうせ
中途半端な人生を送るなら
家名を傷つけないように
どこか 遠くへ消えなさい》
《いないのに》
《サンタクロースは
いないのに》
メイさまは まだ お目覚めに
ならないんでしょうかね?
完全に 昼夜逆転です。
勉強も見てあげたんですが
だいぶ 遅れてますね。
気にすることはない。
九九は あやふやでも
出演料と源泉徴収の計算はできる。それが 不健全だと言うんです。
いらっしゃいませ。
先生。 お客さまです。
どうぞ。
何の ご用ですか?
古美門先生。
スカイツリー見物のついでに。
朝食が まだでしたら
ご一緒に どうぞ。
すぐ お帰りになるそうですよ。
服部さん。
古美門先生。
はい。
申し立てを取り下げなさい。
お断りします。
服部さん。 お帰りです。
君は メイさんに
自分を重ねているようだ。
10代で あなたと縁を絶ち
自力で
人生を切り開いてきたからこそ
今の 私があります。
今の 君とは?
まさか 君は 自分が成功者だと
思ってるわけじゃないだろうね?
ドブネズミが 高級スーツを
着てるようにしか見えない。
弁護士なんかに
なるべきじゃなかった。
昔から 君は
ひきょうで 卑屈で
そして 何よりも
頭が悪過ぎた。
むろん 君を 徹底的にしつけ
教え込むことを怠ってきた
私の責任だ。
君は もう 手遅れだ。
しかし あの親子は
まだ 間に合う。
よく考えなさい。
スカイツリーは大きいですよ。
昭和の電波塔より はるかにね。
時代は変わったんです。
見てみることにしましょう。
見送りは 結構。
先生と お父さまも
問題の根が深いようですね。
サンタクロースを
幾つまで信じていた?
えっ?
夜中に不法侵入してきて
荷物を置いていくという
老人のことだよ。
私は 今も信じてます。
何だって!?
今も サンタクロースはいると
思っています。
君の愚かさは
いつも 予想の上をいくね。
ホントにいます。
もう いい。
朝ドラの家庭はくだらないな。
服部さんは いかがです?
アハハ。 私の少年時代には
サンタクロースという
システムが ございませんでした。
それは 失礼。
≪(メイ)私は 信じたことない。
私は サンタなんて
一度も 信じたことない。
必ず 勝とう。
お呼び立てして すみません。
お忙しそうですね。
(梶原)マスコミの対応に
追われっ放しで。
梶原さん。 次回の審問に
出席してもらえませんか?
ずっと メイちゃんと 留美子さんを
間近で見てきた 梶原さんに
率直な意見を
言っていただきたいんです。
(梶原)そう言われても
私には…。
留美子さんと メイさんの関係は
もう 元には戻りません。
どちらと手を組むべきか
よく考えましょう。
金を生みだす 天才子役と
それを管理しているだけの
母親と。
そういう言い方。
メイが ずっと かわいそうでした。
この子は 幸せなのかなって
いつも…。
留美子さんは
確かに ひどい。
そう 述べていただけますか?
分かりました。
(梶原)やはり 接触してきました。
向こうの弁護士。
(留美子)そう。 で?
(梶原)留美子さんに
言われたとおり 言っておきました。
(留美子)アハッ。 ありがとう。
やっぱり 最後に頼れるのは
あなたね。
フフッ。 今回のことを機に
私自身も 少し落ち着こうかと
思ってるの。
いつまでも 若い男の子と
遊んでる年じゃないしね。
梶原。
あなたさえ よければ
考えといて。
分かりました。 では。
梶原マネジャーの件
うまく いったようです。
却下で決まりだな。
国民的人気子役を かどわかし
二人三脚で歩んできた 母親との
断絶を図ろうとした 悪徳弁護士。
全国民を敵に回すことでしょう。
(三木)やつに ふさわしい。
(一同)乾杯!
(ホスト)ここの お酒
おいしいっすよね。
今日は 前祝いよ。
じゃんじゃん お酒 持ってきて。
(一同)フゥー!
(裁判官)メイさんの
担当マネジャーになって
どれくらいですか?
(梶原)かれこれ 7年です。
留美子さんと メイさん親子を
最も 間近で
見てきた方なわけですね。 裁判官。
率直な ご意見を
聞かせてください。
親権の停止なんて
あり得ないと思います。
梶原さん?
(梶原)留美子さんは 深く子供を
愛する 真面目な母親です。
強いて
悪かった点があるとすれば
メイを わがままに
育て過ぎたことでしょう。
今後 しっかりと
しつけるべきです。
梶原さん。
これが 真面目な母親の姿ですか?
今日は 前祝いよ。
じゃんじゃん お酒 持ってきて。
(一同)フゥー!
(ホスト)
何か いいことあったんだ?
(留美子)私の美貌で
男を 一人 落としてきたのよ。
(一同)うー!
(ホスト)やるね! いい男?
加齢臭のひどい おっさんよ。
裁判に勝つために
芝居 打っただけなのに
ころっと その気になっちゃって。
(一同)ハハハ。
(ホスト)俺も 応援してるよ。
だって 勝ってくれなきゃ
ここにも 遊びに
来れなくなっちゃうもんね。
えー。 蘭丸ちゃんに
会えなくなったら 困る!
留美ちゃん。
俺は どこにも行かないよ。
シャンパン 持ってきて!
(一同)イェーイ!
梶原さん。
発言に訂正はありませんか?
あります。
ひどい女です。
(留美子)梶原!
(裁判官)
もう一度だけ 開きましょう。
ご本人たちの主張を聞いて
最終的に判断します。
どうしたら いいんですか?
メイを失ったら
私は どうしたら いいんですか!?
そんなことには なりません。
裁判所が親子を引き裂く決断を
そんな簡単にするはずが
ないんですから。
気休めは やめましょう。
形勢は逆転されたと
みるべきです。
古美門先生。
何を おっしゃるんですか。
姑息な手を使うから
墓穴を掘る。
あなたは ご子息を分かってない。
正攻法で やり合って
どうにかなる相手じゃないんだ!
(沢地)このまま 留美子さんが
母親失格と
見られてしまうかどうか
最終的には
裁判官の心証です。
相手は 天才子役ですからね。
(三木)留美子さん。
こちらで 台本を用意します。
徹底的に たたき込んで
裁判官の心を
揺さぶっていただきたい。
私は…。
(三木)あなたも かつて
女優を目指したんでしょう。
ここが 頑張りどこです!
(留美子)えっ…。
「母に逆らうことなんて…
できませんでした」
「なぜなら 母は…
娘の 私を愛していないからです」
「母が愛しているのは…」
「お金を稼ぐ 人気子役
安永メイなんです」
泣くの早かったかな?
蘭丸君。 これぞ 天才子役だよ!
(蘭丸)すげえ。
「必ず 親子関係は…」
「親子関係を修復できます」
「どうか 私たち親子の絆を…」
メイ…。
メイ…。

(梶原)留美子さん!
留美子さん!
留美子さん! 留美子さん!
(梶原)傷は浅く
心配ありません。
メイは?
何で メイは来ないのよ?
知らせましたが
「知ったこっちゃない」と。
(留美子)えっ?
(井手)ひどい。
審問には 出られそうですか?
酷なようですが
ここが 踏ん張りどころです。
思いのままを言えばいい。
やっぱり 行った方が
いいんじゃない?
(メイ)命に別条ないから。
お母さんが 自殺未遂したのよ?
そんな 大げさなものじゃ
ないって。
でも 親子なんだから。
(メイ)うるさい!
私は 行かない。
絶対に 行かない!
12歳の子が
母親と断絶しようとしている。
内心 どれほどの苦悩を抱え
血を吐く思いをしているか
君に分かるか?
二度と 薄っぺらい言葉を吐くな。
(服部)しかし メイさんは
お母さまの状態が
分かっているような
おっしゃり方でしたね。
まるで もう 見たかのような…。
「なぜなら 母は…
娘の 私を愛していないからです」
「母が愛しているのは…」
「お金を稼ぐ 人気子役
安永メイなんです」
今日で お父さまとも
決着ですね。
「お仕事は 大好きです」
「これからも
続けていきたいです」
黛さん。 お水ある?
水分 取っとくと 涙 出やすいから。
はい。
台本は 忘れろ。
えっ?
演技は なしだ。
自分が覚えろって。
いくら うまくても 演技は演技だ。本心を むき出しにして
ぶつかってこられたら
とても 勝てない。
お父さまなら そうする。
君は 思いのままを言いなさい。

(裁判官)家庭裁判所調査官の
報告も 検討した上で
当事者の主張を聞いて
結論を出したいと思います。
申立人 安永メイさんから。
いいのよ。
今の率直な気持ちを言えば。
子役 安永メイを演じてきた 君は
自分の言葉を持たないのかな?
そんなんじゃないけど。
私が 代弁しよう。
お母さんに このような
仕打ちをしたことを
ずっと 後悔しているね?
常に 思い悩み
心が折れそうになるのを
必死に耐えている。
だったら 取り下げればいい。
心を鬼にして
申し立てているのです。
愛する母のために。
(三木)そんなものは 詭弁だ。
いいですか。
留美子さんは 手首を切った。
メイさん。 あなた その事実
ご存じですよね?
あなたの仕打ちが
彼女を追い込んだんです。
なのに あなたは
見舞いにも来ようとしない。
それが 母を愛する
娘の振る舞いですか?
会いに行けば
元の もくあみだからです。
留美子さんは 過去に
少なくとも 二度
同じ行動をしています。
そうだね? メイ君。
一度目は 2年前
人気絶頂期だった メイさんは
それ故 アンチファンが増え 一時期
ひどい バッシングを受けました。
メイさんは 引退すら考え
留美子さんは その心労から
自傷行為をした。
二度目は 昨年
新たな人気子役が台頭し
世代交代が叫ばれ
メイさんの仕事が激減した時期。
同じく 自傷行為をしました。
違っていたら 訂正してください。
留美子さん。
メイさんは
その都度 激しく動揺し
母のために 必死に仕事に取り組み危機を乗り越えてきたんです。
今回も そうなると思いましたか?留美子さん。
そんな計算で 自傷行為をしたと
言いたいんですか?
いいえ。
問題は もっと深刻です。
留美子さんにとって
メイさんの成功は ご自身の成功。
メイさんの苦しみは
ご自身の苦しみ。
一心同体という比喩表現を超えた
危険な領域です。
留美子さんは 病んでいます。
そして 中毒症状で
倒れるまで飲むのも
一種の 自傷行為。
メイさんも また
病んでいるんです。
親子 手を取り 互いに
更正する道を探るべきです。
不可能です。 お互いの
依存関係を断ち切らなければ
治療も 更正も図れません。
親子の絆は 深くて強い。
深くて強い絆だから
困難なんです!
成功は 欲望を呼び
欲望は 破滅を呼ぶ。
自らの存在が
母を不幸にすることを
メイさんは知っています。
メイさんは
会いに行きたい気持ちを
必死に押し殺して
留美子さんを無視しました。
留美子さんを救いたいからです。
大好きな お母さんを。

お母さんには…。
私のこと 忘れて…。
自分の人生を
歩んでほしいんです。
でも いつか また…。
一緒に暮らしたい。
私の お母さんは…。
宇宙に 一人だけだから。
以上です。
(裁判官)では 留美子さんのお話を聞かせていただけますか?
留美子さん。
ありません。
(裁判官)
今回で 審問を終わりとします。

留美子さん。
どのような
結果になったとしても
親子の縁を切ることは
どんな法律にもできません。
思い合っていれば 親子です。

(井手)安永さん。
じゃあ 私も これで。
もう 帰られるのですか?
(清蔵)新幹線の時間なんです。
飛行機は 嫌いなもので。
(三木)結果は お知らせします。
いや 結構。
東京駅なら 逆方向ですよ。
スカイツリー 見てきましたよ。
想像より
ずっと 大きかったでしょう。
いや…。
東京タワーの方が大きかった。
はるかに。
また 東京へいらしてください。
色々 ご案内します。
息子さんと。
息子はいません。

(服部)ロンドンへ?
(メイ)うん。
父親のお姉さんって人が
置いてくれるって言うから。
カッコイイじゃん。
ロンドン留学なんて。
アハハハ。
後見人が すんなり見つかって
よかった。
私は あなたたちでも
よかったんだけど。
断る。
では 芸能界を
このまま 引退されるんで?
(メイ)そうだね。
どうせ イメージ がた落ちだもん。
でも もったいない気もするな。
子役はさ 賞味期限の短い
消耗品だよ。
やるだけやったら
はい 次の人生。
視聴者の皆さん
今まで ありがとうございました。
メイは とっても楽しかったです。
「いつか また 一緒に暮らしたい」
「私の お母さんは
宇宙に 一人だけだから」
どこかで
聞いた 記憶があるんだがね。
えっ?
『パパの恋人』 第3話の
名せりふですよね。 ドラマでは
お母さんではなく パパ。
宇宙ではなく 世界でしたけど。
ああ。
君は 根っからの女優だよ。
必ず カムバックするさ。
シェークスピアの国で
思う存分 学んでくるといい。
じゃあね!
(服部)ああ 持ちましょう。
(メイ)
あっ ありがとうございます。

(井手)父親を持ってしても
倒せず…。 ですか?
あんな老いぼれ
はなから期待してなかったよ。
(井手)えっ?
(三木)全ては 布石だ。
(清蔵)はっ! はっ!
はい。
ああ あなたでしたか。
いやー わざわざ
東京まで出てって
恥をかくとは
思いませんでしたよ。
うれしい? 私が?
ハハハ。 まさか。
ところで あなたのことは
まだ バレてないんでしょうね?
(服部)はい。
今でも こちらの 古美門先生は
私のことを 一般公募で
応募してきたと
そう 思ってらっしゃいます。
(清蔵)そう。
嫌なら いつでも
辞めていいんですからね。
いいえ。
先生に
拾っていただいた 命です。
せめて ご子息に
奉仕させてくださいませ。
それに 先生。
こっちは 楽しゅうございます。
(清蔵)フフフ。
うん。

ようやく あの老人たちが
動き始めたようです。

サンタクロースの起源は
恵まれない子に
無償で 穀物などを配っていた
4世紀の 司教
ニコラスとされています。
おそらく
彼の行いを 弟子が受け継ぎ
やがて 一般家庭にも
広がっていったんです。
だから どうした?
つまり サンタクロースは
無数にいるんです。
親が子に プレゼントをした瞬間
その人は
サンタクロースなんです。
サンタクロースとは 誰かが誰かを思う心 そのものなんです。
よって
サンタクロースは存在します。
詭弁だね。
私は そんなもの見たことがない。
先生の場合は
例外かもしれませんね。
いや。
古美門先生にも
素晴らしいプレゼントを
送り続けている
サンタクロースが
いるかもしれませんよ。
私が どんなプレゼントを
受け取ってるって言うんです?
大変 頼りになる
素晴らしい プレゼントが 目の前に。
えっ 私!? 嫌だ 服部さん。
やめてくださいよ。
こんなサンタなら いなくていい。
いや いてほしくない!
だいたい 君が来てから
ろくなことは ない。
君は 最悪のサンタだ!
だから 指ささないでください!
失礼です!
お前だって 指してるじゃないか!
先生が
指したからじゃないですか!
何だと この野郎。 このこの…。
やめてください。 危ないな。