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(たね) 「えんやこら どっこいせ」 「どっこい こらこら よーい よい」 「えんやこら どっこいせ」 「うんとこ せーの さっさ」 ≪(春夫)精が出るね。 (久子)これから ふれあいセンターで パソコン教室なんです。 (三郎)たまには どうです? ウオーキングがてら。 (たね)早く行っちまえ。 鎌で 首 かっ切るぞ! (春夫)うわっ。 (さと子)あっ もう。 (たね)うっ…。 うっ。 うっ…。 (たね)帰れ。 じき 死ぬ。 (春夫)そんなこと言って。 (たね)お前らもだよ。 やめましょうよ。 (たね)三郎。 てめえも 長患いだろ。 原因不明のだるさ。 さと子。 丈夫さだけが取りえだった てめえの亭主は 何で 急に ぽっくり 逝っちまったんだ? 春夫。 てめえだって いつ 自分も ぶっ倒れるか ドキドキしてんだろ? (譲二)敦夫さんじゃねえか 俺たちを説得したのは。 あんたの亭主じゃねえか。 (たね)ああ。 だから 罰が当たって 真っ先に死んじまったんだ。 どのみち 俺たちには もう どうすることも できないんだ。 (さと子)ヘッ。 こんな年寄りが 何 言ってもね。 弁護士…。 雇うっていうのは どうだ? (春夫)5年前も 無駄だったじゃねえか。 地元のは 駄目だ。 どうせ ずぶずぶだからな。 東京に行って 一番 腕の立つ 弁護士 捕まえるんだ。 それが できれば 戦争を おっ始めることができる。 (霊媒師)ヨウヨミジクウヨカ。 ヨウヨミジクウヨカ。 ヨウヨミジクウヨカ。 出ていけ! 出ていかんかー! あっ。 これ 一緒に お願いします。 出ていかんか バカ者! (黛)出ていかんか バカ者! この たわけが! この たわけが! (霊媒師)えい! えい! えい! えい! えい! (霊媒師)いやー! いやー! こんな感じで除霊をいたしました。 (古美門)ありがとうございます。 大変 よく分かりました。 これで 取りついていた生き霊は いなくなり 素晴らしい恋人に巡り会える。 そう 浜村さんに おっしゃったわけですね? 正確には 素晴らしい恋人に 巡り会えるでしょうと言いました。 「でしょう」とは 「です」の未然形 プラス 推量の助動詞 「う」 「だろう」の丁寧な表現。 つまり 恋人に巡り会えるだろうと推し量ったまでであって 断定したわけではない。 そうですね? はい。 (浜村)私は あの霊媒師に 合計 500万円 近く 支払ったんですよ! なのに 結局 50回目の 見合いに失敗したんです! あなたは お正月に 初詣に行きますか? 初詣? まあ 毎年。 おさい銭を投げ 願い事をしますね? どんなことを? (浜村)僕の場合は やっぱり 恋人ができますようにって。 では 当然 神社にも おさい銭を返還するよう 請求してるんですよね? (浜村)えっ? いや そんなことは…。 なぜ しないんです? おさい銭を払ったのに 恋人ができなかった。 これも 詐取なのでは? そんなふうに 考えたことはなかった。 浜村さん。 除霊の効果が出るのは そもそも これからかも しれません。 51回目 いえ 今日にでも 運命の女性と 出会えるかもしれない。 どうでしょう? お帰りになる前に 傍聴席の ご婦人に 声を掛けてみては? 裁判所の喫茶室で お茶でも どう? と。 ありがとうございました。 礼は 結構。 教祖さまには 約束の成功報酬を 早めに ご用意するよう お伝えください。 実演する必要 絶対に なかったと思うんですけど? 髪の毛 ふけが すごいぞ! 塩です! ≪(春夫)あっ あっ あの! (譲二)何だよ! あっ… ご… ご… ご…。 俺たちの村を お助けください! (一同)お願いします! (譲二)お願いします! 野武士に襲われましたか? そうですか。 南モンブラン市から。 おしゃれな所なんでしょうね。 (一同)ハハハ。 (春夫)南モンブラン市といっても 外れの山の方ですから。 (三郎)昔 絹美村と呼ばれていた 地域なんです。 (服部)絹美村。 ああ 山々に囲まれた 静謐な集落でした。 服部さん。 行ったことが おありなんですか? (服部)はるか 昔。 本物の モンブランと比べると まあ 風情の違った 素晴らしい所でしたね。 本物の モンブランにも 行ったことが? 昔 ワンダーフォーゲルを やっていたころ 制覇しましたよ。 それで ご相談とは? (春夫)5年ほど前に 大きな工場ができまして。 工場? (三郎) 仙羽化学の化学工場なんです。 (久子)当時 必死に 反対運動したんですが 結局 出来上がってしまって。 強行されてしまったんですか? ひどい話ですね。 最近 ここ 1~2年ですが 病気になる者が 多いような気がしてるんです。 えっ? (春夫)何だか分からないが ぽっくり死んじまう者も。 あらあら。 (久子)私らにしても だいたい どこかしらね。 待ってください。 それは つまり 公害問題が 発生しているということですか? (春夫)私たちはそう思っています。(譲二)チクショー。 だとしたら 大変な事態ですね。 大変だ 大変だ。 (春夫)元 村長の奥さんに 東京で 一番の弁護士を 連れてこいと言われました。 いろんな弁護士に会って 相談したんですが みんな 手に負えないと 断られました。 まっ 仙羽化学といえば 天下の大企業。 恐れるのも 無理はないかと。 ええ。 しかも 仙羽化学の 顧問弁護士は あの方ですし。 ひょっとして 三木先生? はい。 (春夫)いろんな弁護士先生から 古美門先生と 黛先生を 推薦されました。 私もですか? (三郎)ええ。 お二人に相談するのが 一番いいだろうと。 (服部)黛先生。 名を とどろかせました。 いや…。 私なんか とんでもない。 フッ。 (服部)フッ。 (春夫)今日 法廷で見て 確かに お二人しかいないと 確信しました。 お願いします。 助けてください! (一同)お願いします! もちろん! お断りします! えっ? 理由は 4つ。 1つ。 人口より イノシシの方が 多いような田舎には 二度と行かないと 決めたから。 何を おっしゃってるんですか! 2つ。 私の弁護士費用は 皆さんの染みったれた年金の へそくりくらいでは 賄えないから。 よく お考えください。 これは 巨額の損害賠償請求訴訟になります。 勝てば 莫大な賠償金が 得られます! 3つ。 どうせ 勝てない。 分かんないじゃないですか。 絶対に 勝てっこない。 がっかりですね。 そりゃ 難しい仕事になることは 私だって 分かってます。 仙羽化学だけでなく 仙羽自動車 仙羽造船 仙羽金融。 明治以来 この国を支えてきた 巨大グループ全体と…。 4つ。 私は 皆さんのような 惨めな老人たちが大嫌いだから。 吐き気がするほど。 以上。 どうぞ はとバスツアーでも楽しんで お帰りください。 おい! 何だよ そりゃ! おい! まあ まあ まあ…。 お邪魔して すみませんでした! 先生が 絶望的人格者であることは分かってましたけど 今のは あまりに ひど過ぎませんか? だいぶ オブラートに 包んだつもりだがね。 服部さん。 僕 お風呂 入る。 はい。 先生 沸いております。 うん。 私 しばらく 留守にします。 ご健闘 お祈りします。 あれが 工場です。 ふるさとふれあいセンター。 (春夫) まあ 公民館みたいなもんです。 ああ。 おい みんな! (一同)おーい! (男性)先生さまが 着いたぞ! (春夫)東京から 来てくださった 黛先生だ。 (一同)あー! (男性)ずいぶん 若いが 東京で 一番の先生かい? あっ…。 一番は 後から来ます。 が… 私も そこそこ やります。 黛 真知子です。 よろしく お願いします。 (拍手) 関節が痛くて曲がらない。 症状が出始めたのは いつごろですか? (女性)工場ができたころだと 思いますけど。 じゃあ 病院で 詳しい検査を受けて 診断書を もらってきてください。 それから 普段 食べているものを教えて…。 (男性)お姉さん 俺は 去年 心筋梗塞をやってね。 (女性)私は 白内障。 (男性)俺はね…。 (女性)私も せきが止まらなくて。 (譲二)おいおい! お前ら うるさい! 井戸水を使っている方は 多いんですか? (春夫)ええ。 もともと ここは 水が奇麗な所ですから。 (譲二)おーい! ここで取れた 米だ。 ほら これ。 野菜。 ありがとうございます。 出ました! あれ!? あっ! 出ました! 何をしてるんですか? フェイシャルマッサージで ございます。 昔 エステティシャンを やっていたんですね? いや。 これは つい 最近 身に付けました。 ああ そうですか。 私の 貴重な リフレッシュタイムを 邪魔する者は 首だ! ついに 出たんです。 クロロタスムハリオサプロピレン。それは 何だ? 通称 ヘルムート38です。 それも 何だ? ヒ素化合物の一種で まだ よく分かってない 新物質らしいんですけど。 これが 原因で 間違いないです! なぜ そう 言い切れる? 他に あり得ないからですよ。 これで 公害訴訟を起こせます。 というか 起こさなければ なりません。 服部さん。 リフトアップも お願いします。 はい。 これでも まだ やる気にならないんですか? 言ったはずだ。 田舎も 年寄りも 嫌いだと。 いつまで 駄々 こねるんですか? 私は みんなに 報告しないといけないので 村に戻りますけど 絶対に 諦めませんからね。 じゃ。 (服部)古美門先生 私も 年寄りでございます。 服部さんは 別です。 (服部)はあ。 やっぱり 有害物質は 出てたんですね? チクショー。 立ち上がりましょう。 断固 戦いましょう! よーし! みんな 仙羽化学を倒すぞ! (一同)おー! えいえい…。 (一同)おー! えいえい おー! (池部)古美門って あの 古美門君? 彼が出てきたら そりゃ まずいじゃん。 (三木)ご心配なく。 あの男は 私が仕込みました。 手の内は知り尽くしているから かえって やりやすい。 (清川)わが 第四工場が 万が一 操業停止のような事態に 追い込まれたら? (三木)仙羽化学だけでなく 日本国 全体の損失。 いや… 沈没でしょうね。 ヘヘッ。 まっ しかし 打つべき手は 全て 打ってあります。 赤子の手ならぬ 老人の手を ひねるようなもの。 (池部)まあ 三木先生に任せるよ。 皆さまに おかれましては 何ら 憂慮されることなく 開発に まい進し この国の未来を 切り開いてください。 (男性)どうだ? これ。 「殺人工場を止めろ!」 (女性)止めろ! (男性)いいね! あした これ 持って 工場の前で座り込みだ。 お弁当 持ってね。 (女性)毛布も持っていこうかしら。 (笑い声) だから 私はね 知りたければ やめろっつったのよ! (譲二)俺はよ 死ぬまでで 1回でいいから この間できた 浅草のよ 世界ツリー行って…。 (春夫)古美門先生は やっぱり 参加してくれそうも ないですか? 気分屋なので ちょっと めんどくさがってるだけです。 必ず 説得します。 これ 黛先生宛てに 届いてたそうですよ。 はい。 私に? (三郎)うん。 どうも。 匿名で送られてきました。 いかがです? 間違いなく 私が 5年前に作った リポートだ。 先生は 三木事務所にいたころ 第四工場建設問題に 裏で関わっていたわけですね? 言ってなかったっけ? ちゃんと 説明してください。 ああ いいとも。 5年前 絹美村で 第四工場が建設反対にあったとき 矢面に立ったのは 三木だが その裏で ひそかに 暗躍し 当時の村長を 見事 籠絡。 着工に結び付けたのは この 私 古美門 研介なのである。 フハハハハ。 自慢してる場合ですか? あなたのせいで 公害が起きてるんですよ? 寝言を言うな。 私が 公害を 引き起こしたわけではない。 ええ。 でも 村の皆さんにとっては同然ですよ。 そりゃ この仕事 引き受けられませんよね? 利益相反にも なりかねませんし だが しかーし! うるさいな。 考えてみてください。 これは 逆に 過ちを償う チャンスだと思いませんか? 何だと? 今度は 村のために戦って 5年前の罪滅ぼしをするんです。 さあ 何らかの形で 協力してください! バカも ここまでくると 殺意を覚えるね。 私に 償うべき罪など 一つもないし 老人たちに 許しを得たいとも 思わない。 村が どうなろうと 興味はない。 もう いいです。 私が 弁護団を組織します。 勝手に張り切って 負けるがいい。 そして 介護士に転職することを お勧めする。 戦ってみなければ 分かりません。 分かるんだよ! 戦うということの意味は あの老人どもは 分かっていないから。 「ふれあいと きずなの里 南モンブラン市」 素晴らしい標語じゃないか。 この美しき文化を壊すことなど 彼らには できない。 おっしゃっている意味が 分かりません。 そうか。 ホントは 気付き始めているんじゃないのか。 あの老人どもの本性に。 彼らには 戦争と ズワイガニ食べ放題付き バスツアーとの区別が まったく ついていない。 私が 何とかします。 (沢地)光栄ですわ。 先生の お誘いを受けるなんて。 どういう 魂胆ですか? 君しか いないだろう。 老人たちに 私の所へ来るよう しむけたのも 君だね? 三木の指図か? (沢地)私の独断です。 つくづく 腹の底の見えない人だね。 こんな やり方をする 意図は何だ? (沢地)私は 三木の秘書ですよ。 表立って 動けるはずないでしょう。 私は ただ…。 絹美の お年寄りたちを助けたい。 その一心です。 君に そんな正義感がおありだと 思わなかったよ。 (沢地)何と思われようと それが 私の本心です。 三木に勝てるとしたら 古美門先生しかいないのですから。 君が こちらに ついてくれるのなら 勝てるかもしれませんがね。 三木を裏切れるんですか? (沢地)時々 思うんです。 3年前の あのとき 古美門先生と 一緒に 事務所を出ていたら 今頃 どうなっていたのかなって。 三木も知らない 私の電話番号です。 私に ハニートラップを 仕掛けているつもりか? (沢地)信じてもらえなくて 当然ですよね。 私は それだけのことを したんですから。 いくら後悔しても 時間は 戻ってはくれない。 (沢地)自分の はしたなさが 恥ずかしいです。 黛と フェロモンレベルが 違い過ぎる! なじみ過ぎだな? がに股に よーく 似合っている。 チッ。 うわー! マチャアキを ほうふつとさせる 見事な こけ方だ! 老人たちに 会わせたまえ。 よく ここへ来られたもんだ。 (一同)何しに来たんだ! 黛先生から 全て聞いた。 あんたが 村長を説得して 工場を建てさせた 張本人だったんだろ? 皆さん。 ひとまず 古美門先生の 話を聞いてあげてください。 皆さんに 謝罪したいそうです。 謝罪? なぜ 私が謝らなければ ならないんです? はっ? 私は自分の仕事を 完遂したまでです。 そして 今度は私の この能力を皆さんのために 使って差し上げて構わなくってよと そう言いに来たんです。 ここにいる うざいだけの 無能なバカ女では お役に立たないでしょうからね。 むろん 報酬しだいですが。 (一同)ふざけるんじゃねえよ! この野郎! あっ たねさん! たねさん! 大丈夫なのかい? (さと子) どうしても参加したいって。 どけどけ どけどけ どけー! ご無沙汰しております。 元 絹美村 村長夫人 有馬たねさん。 覚えておいでですか? その ふてぶてしい顔。 嫌みな 髪形。 忘れもしねえ。 私の亭主を たぶらかした くそ弁護士じゃねえか。 す… すまねえ たねさん。 こんなやつ 連れてきちまって。 (久子)私たち 知らなかったの。 (三郎)すぐ 帰しますから。 (譲二)二度と この土地に 足を 踏み入れさせねえ! (たね)お前ら よくやった! (一同)えっ? 確かに この男しか いねえだろうな。 仙羽 倒すにゃ。 (春夫)で… でも。 戦に勝つには 飛び切り強力な 武器を持たねば。 いい武器は 高いですよ。 フッ。 仙羽から 分捕った金の 3割で どうだ? 5年前 ご主人ではなく あなたが村長だったら 私は しくじっていたことでしょう。 ハハハ。 当たり前よ。 ハハハ。 では 取りあえず 相手の弁護士に ご挨拶でもしてきましょうか! (譲二)あれ フジテレビじゃねえか。 (久子)えっ? どれどれ? (譲二)あの 丸いのが付いてる。 (久子)あっ ホントだ。 タモリさんいるかしら? (譲二)バカ。 (三木)この件は 5年前にすでに 話がついているはずです。 皆さまの ご理解を得て かの地に工場を建てた。 当時 厳正なる 検査を行いましたが 有毒物質も 検出されなかった。 しかし 今回 クロロタスマニア…。 ヘルムート38が検出されたんです。 健康を害された皆さまには お気の毒なかぎりですが 本当に 工場が原因なのかどうか…。 (譲二)な… な… 何を言ってるんだ! (三木)仙羽化学は 未来をつくっている会社です。 未来には 常にリスクが存在する。 そのリスクも 皆さまに 説明した上で 合意されたはずですが。 水質汚濁防止法に 無過失責任主義があります。 過失であろうとなかろうと 企業側は責任を取らなければ なりません。 (三木)そこで ご提案ですが お見舞金として 1,000万円を ご用意させていただきます。 それで いかがですか? ゼロが 2つ足りません。 こちらの請求は 損害賠償 11億 飛んで 370万2,500円。 および 工場の操業停止。 それは 受け入れかねます。 はい! では 開戦ということで。 今度は 恥をかくだけじゃ 済みませんよ。 この事務所 つぶしちゃうかも! (一同)先生 先生! 先生 先生! これが 検出された化学物質 クロロタスムハリオサプロピレン。 通称 ヘルムート38のデータです。 当該地域の 地下水 米 その他の作物の一部から 検出されました。 微量ではありますが 恒常的に摂取したことによって 様々な健康被害が 表れたものと思われます。 中には 命を落とした者さえ。 仙羽化学 第四工場では 当該物質の発生を 認識してはおりません。 発生源がどこなのか 慎重に 検証する必要があると思います。 世界を変えるともいわれる 通称 カーボンX。 あらゆる 金属の代わりとなり 半導体などに用いれば コンピューターなどの性能を 飛躍的にアップさせる 夢の新素材。 そうですね? そうです。 まさに 未知なる研究であるならば誰にも予見できない 様々な物質が発生する可能性は 大いにあるんじゃありませんか? 私は 研究の専門家ではないので。 しかし 技術者ではあるでしょう? その矜持に従って お答えください。 発生している可能性は ありますか? ないとは言い切れません。 裁判長。 被告に対し 仙羽化学 第四工場の 大気土壌水質の 検査結果文書を提出するよう 命じられることを求めます。 (春夫)とにかく すごいの何の! 相手に付け入る隙 与えねえんだ。 (久子)相手の弁護士 手も足も出ない。 (譲二)これならよ ホント 勝てるかもしれねえな。 うるせえよ! ここは 病室だよ! いちいち 報告なんかしなくていいから 出ていけ! (譲二) 世界ツリーだろ 世界ツリー! 《彼らには 戦争と ズワイガニ食べ放題付き バスツアーとの区別が まったく ついていない》 (井手)まあ もし あれになったら 利益相反を問題にして 古美門先生を降ろしてしまえば いいわけですからね。 もし あれになったらって どういう意味だ? いや…。 俺が負けそうになったらっていう 意味か? いいえ。 その…。 また 余計なことを おっしゃいましたね。 襟足ばっか 気にしてんじゃねえぞ。 してますか? お前にはな 汚れ仕事を やってもらうことにした。 汚れ仕事? やるよな? はい。 今度は 失敗なさらないように。 お前の足元 細か過ぎて 伝わらない 物まねの床みたいに 開閉式になってんだ。 下に プールがあって おびただしいほどの サメがいる。 (沢地)これ以上 お会いするのは 危険です。 三木が落とそうとしてるのは 誰だ? 君の後悔が ホントなら 行動で示してほしい。 もし 三木先生の元を 追われるようなことになったら 古美門先生。 私を先生の おそばに置いてくださいますか? 優秀な秘書なら いつだって欲しいと思っているよ。 ありがとう。 (沢地)今夜は いけませんわ。 うん。 そうだね。 (服部)おかえりなさいませ。 どこ行ってたんですか? 手伝ってくださいよ。 うるさい。 ぺったんこ! ぺったんこ? ぺったんこって 何ですかね? 想像もつきません。 (服部)どうぞ。 (錦野)これ チェックイン 15分 遅れるらしいから。 分かりました。 (錦野)よろしく。 (錦野)おっ! こんにちは。 考えていただけましたか? 錦野副支配人。 こんなことは 言いたくないんです。 こちらと うちとは 長い付き合いですから。 (錦野)いや それは もう。 (エレベーターの到着音) (係長)ただ グループの中には こういうことになってしまった 以上 こちらとの ご縁は もう いいんじゃないかという 声も ありまして。 (錦野)いや それは…。 お父さんと 話し合っては いかがでしょうか? (係長) ひとつ よろしく お願いします。 (錦野)俺の立場も考えてくれよ。 うちのホテルは 仙羽グループが お得意さまだってことぐらい 分かってるだろ? 原告団のリーダーなんかに 祭り上げられて。 何やってんだよ! 親父。 すまん。 (錦野)仙羽化学さんから預かった。前金だって。 みんなを うまく説得してくれれば倍 払うって。 (シャッター音) うん。 うん! うん! 盗撮の腕が どんどん上がってるね! (蘭丸) 何か 気配を消すっていうより 背景に溶け込むみたいな。 もともと 影が薄いんじゃないの?(蘭丸)えっ? 役者としては どうなのかしら? わ… 技だよ! 技! あれ 技術! もう 服部さん。 お代わり。 (服部)ありません。 (蘭丸)ええっ!? (春夫)裁判は 何年も かかるかもしれないだろ? 長引けば それだけ 経費も掛かるし 先の短い人だっている。 しかも 必ず 勝てるって 保障はない。 弁護士なんて しょせん 人ごとだからな。 1,000万ってのは少ないが もう少し 上げてもらえるなら その辺で手を打つってのも。 訴訟中ではありますが ぜひ 原告団の皆さんに お話がしたいと 三木が申しておりまして。 来たぞ。 和解の申し込みだ。 では 南モンブラン市に お越しください。 皆さんの地元で お話ししましょう。 (男性)社長だ! (女性)社長 自らだよ! (女性)社長 自ら。 (三木)えー 本日は 訴訟中にも かかわらず このような 席を設けていただき 誠に…。 固い挨拶は抜きにして お昼でも召し上がってください。 ここで取れた お米。 新鮮な野菜。 おいしい井戸水です。 ここの皆さんが 毎日 口にしてきたものです。 さあ 遠慮なさらず。 皆さま 申し訳ありませんでした!(一同)申し訳ありませんでした! 原因につきましては 現在 調査中ではありますが 皆さんに つらい思いを おかけしたこと 心より おわび申し上げます! (村民たちの どよめき) つまらないものですが お納めください。 ようかんと 仙羽グループ全体で使える商品券 10万円分です。 守口さん。 目まいは どうですか? ご主人は? 私たちも こんなことが 起きているなんて ホントに驚いてるんです。 私たちにとって 皆さんは 家族です。 春には お花見。 夏には 花火大会。 冬の 餅つき大会。 私たちは 折に触れ 皆さんとの 絆を 育んできたつもりです。 どうか この難局も 手に手を取り合って 共に 乗り切っていきましょう! ねえ。 心を一つに。 仙羽化学さんは 総額 2,000万円をお見舞金として用意するそうです。 (男性)安いじゃねえか。 (三木)これを 和解金として この裁判を 終結させていただくのが 私たちの お願いでございます。 雨 降って 地 固まる。 仙羽化学と皆さんは 家族として より強い絆で結ばれていくことを 期待いたします。 んなこと できるわけねえだろうが。 (春夫)どうだろうか? みんな。 俺は 率直に言って 仙羽化学さんの誠意は 感じることができた。 この辺で 争いを やめても いいんじゃないかと思ってる。 えっ? (一同)えっ? 何だ? おい? これ おい 春夫さんじゃねえか。 錦野 春夫さん。 仙羽化学から 幾らほど もらったんですか? 先生…。 申し訳ありません。 皆さん。 残念ながら 錦野さんは 仙羽化学と通じていました。 (一同)えっ!? 錦野さんに説得された方も たくさんいらっしゃると 思いますが これは 相手側の策略です。 すまなかった。 息子に頼まれて…。 残念でしたね 三木先生。 出直そう。 私のせいです! 申し訳ありませんでした! ですから サメだけは! (沢地)いいのよ。 あれで。 はっ? 今後も 様々な手段で 皆さんに 懐柔してくると思われます。 気を引き締めてください。 (一同)はい。 あなたを 原告団から 排除しようとは思いません。 これからも 皆さんを 引っ張っていってください。 はあ…。 (久子)あの…。 はい。 (久子)私は 和解でいいかなっと 思うんだけど。 はっ? (久子)ねえ。 あなた。 (三郎)うん。 そうだね。 待ってください。 仙羽化学は 皆さんを だまそうとしたんですよ? (三郎)だますなんて 言い方しちゃ仙羽化学さん かわいそうですよ。 (久子)私たちも 娘にね 「裁判なんて やめた方が いいんじゃないか」って 言われてるのよ。 (三郎)2,000万もあれば みんなで分けても 一人頭 100万近くにはなる。 私たちには 分相応なんじゃないかな。 公害訴訟なんですよ? もっと もらって当然なんです! (久子)そんなにあったって。 ねえ? 私たちが望んでいたのは 仙羽化学さんの誠意なんです。 今回 それが よく感じられました。 そう。 絆を再確認できたもんね? 金が全てじゃないんですよ。 (久子)そうよね。 (拍手) 素晴らしい! 皆さんの お考えに 感服いたしました。 さすが 「ふれあいと きずなの里」だ。 それでは そのように 手続きしましょう。 黛君。 あとは頼んだ。 さようなら。 先生。 これで いいんですか? いいんだよ。 でも…。 彼らが いいと言ってるんだから。 ですよね? 皆さん。 ええ。 この世には 金よりも 大事なものがありますから。 なあ? (一同)そうだ そうだ。 見たまえ。 彼らの満足そうな この表情を。 ズワイガニ食べ放題ツアーの 帰りのバスの中 そのものじゃないか。 黛君。 よく覚えときたまえ。 これが この国の なれ合いという 文化の根深さだ。 人間は 長い年月 飼い慣らされると かくも ダニのような 生き物になるのだよ。 ダニ? 俺たちのこと言ったのか? 他に 誰かいますか? 自覚すらないとは ホントに うらやましい。 こけにされているのも 気付かないまま 墓に入れるなんて幸せな人生だ。 (三郎)あんた。 ちょっと ひどいんじゃないか! 申し訳ありません。 最初に申し上げたとおり 皆さんのような 惨めな 老人どもが 大嫌いなもんでして。 (譲二)おい 若造。 お前 何なんだよ! お前 そんなに偉いのか! (女性)そうよ。 (久子)目上の人を敬うってことが ないの? 私たちは 君の倍は生きてるんだ!倍も生きていらっしゃるのに ご自分のことも 分かって いらっしゃらないようなので 教えて差し上げているんです。 いいですか? 皆さんは 国に見捨てられた 民。 棄民なんです。 国の発展のためには 年金を むさぼるだけの老人なんて 無価値ですから ちり取りで集めて端っこに寄せて ようかんを食わせて 黙らせているんです。 大企業に寄生する 心優しいダニ。 それが 皆さんだ! 先生。 もう やめてください。 てめえだって ダニに寄生してる ばい菌じゃねえか! 私たちの何が気に入らないの! かつて この地は 一面に 桑畑が広がっていたそうですよ。 どの家でも 蚕を飼っていたからだ。 それは それは 美しい絹を紡いだそうです。 それを たたえて 人々は いつしか この地を 「絹美」と呼ぶようになりました。 養蚕業が衰退してからは 稲作に転じました。 日本酒に適した 素晴らしい米を 作ったそうですが 政府の農地改革によって それも 衰退した。 その後は これといった産業もなく過疎化の一途を たどりました。 市町村合併を繰り返し 補助金で しのぎました。 5年前に 化学工場が やって来ましたね。 反対運動をしてみたら お小遣いが もらえた。 多くは 農業すら 放棄した。 ふれあいセンターなどという 中身のない 立派な箱物も 建ててもらえた。 使いもしない 光ファイバーも 引いてもらえた。 ありがたいですね。 「絹美」という 古臭い名前を捨てたら 南モンブラン市という ファッショナブルな名前になりました。 何て ナウで ヤングで トレンディーなんでしょう! そして 今 土を汚され 水を汚され 病に冒され この土地にも もはや住めない 可能性だってあるけれど でも 商品券もくれたし 誠意も絆も感じられた。 ありがたいことです! 本当に よかった よかった! これで 土地も 水も 蘇るんでしょう! 病気も治るんでしょう! 工場は 汚染物質を 垂れ流し続けるけれど きっと もう 問題は 起こらないんでしょう! だって 絆があるから! (譲二)がー! ちょっと 皆さん! 落ち着いてください! 先生! ちょっと 離れてください。 放せ! 大丈夫ですか? (譲二)てめえなんか てめえなんか ぶっ殺してやる! (三郎) 譲二の気持ちは もっともだ。 そうよ。 どうして そんな ひどいことが言えるの! あんたは 悪魔よ! (春夫)あんたなんかに 俺たちの苦しみが 分かってたまるか! 俺たちだって あんたの言ったことぐらい 嫌というほど 分かってる。 みんな 悔しくて悔しくて 仕方ねんだ。 だけど 必死に気持ちを押し殺して納得しようとしてるんじゃねえか! なぜ? なぜ? ごみくず扱いされているのを 分かっているのに なぜ 納得しようとしてるんです? (春夫)俺たちは もう 年寄りなんだよ。 年寄りだから 何なんですか? (春夫)具合が悪いのに みんな 頑張ってきたんだ! だから 何だってんだ! だから いたわってほしいんですか? だから 慰めてほしいんですか? だから 優しくされたら すぐに うれしくなってしまうんですか? 先人たちに申し訳ないとは 子々孫々に恥ずかしいと 思わないんですか? 何が 南モンブランだ。 絹美村は 本物のモンブランより はるかに美しいと どうして 思わないんですか! 誰にも 責任を取らせず 見たくないものを見ず みんな 仲良しで暮らしていけば 楽でしょう。 しかし もし 誇りある生き方を 取り戻したいのなら 見たくない現実を 見なければならない。 深い傷を負う覚悟で 前に進まなければならない。 戦うということは そういうことだ! 愚痴なら 墓場で言えばいい! 金が全てではない? 金なんですよ。 あなた方が 相手に一矢報い 意気地を見せつける方法は。 奪われたものと 踏みにじられた 尊厳に ふさわしい対価を 勝ち取ることだけなんだ! それ以外に ないんだ! 錦野 春夫さん。 あなたは 元 郵便局長だ。 幾度となく 閉鎖されそうになった村の郵便局を 最後まで 守り抜いた! 守口 三郎さんは 小学校の校長先生。 村にいた 子供たちは みんな あなたの教え子だ! 奥さんの 久子さんは 街のデパートの化粧品売り場で 月間売り上げの記録の保持者! 郷田 譲二さんは 実に 100haもの田畑を開墾した! 鎌田さと子さんと ご主人は 田んぼをやりながら 日雇いの仕事を 幾つも幾つも 掛け持った! 富田 康弘さんは 商店街の会長。 毎年 祭りを盛り上げて あの クリスタルキングを 呼んだこともある! 板倉 初枝さんは 女だてらに クレーン車を動かし 6人の子供を育て上げた! 敗戦の どん底から この国の最繁栄期を築き上げた あなた方なら その魂を きっと どこかに 残してる! …はずだと期待した 私が 愚かでした。 いいですか? 二度と老後の暇つぶしに 私を巻き込まないでいただきたい。心優しいダニ同士 お互い 傷を なめ合いながら 穏やかに 健やかに どうぞ くたばっていってください。 それでは 皆さん さようなら! たねさん。 今 息 引き取った。 (一同)えっ!? たねさんの遺言。 「死んだら 全員で 遺影を持って 傍聴席を埋め尽くせ」 「裁判長に アピールするだろうから」って。 1人で 頑張ってたな。 田んぼ。 (さと子) 「えんやこら どっこいせ」 「どっこい こらこら よーい よい」 (一同) 「えんやこら どっこいせ」 「うんとこ せーの さっさ」 「えんやこら どっこいせ」 「わんさか わんさか しゅっ しゅっ!」 「えんやこら どっこいせ」 「どっこい こらこら よーい よい」 「えんやこら どっこいせ」 「うんとこ せーの さっさ」 「えんやこら どっこいせ」 「わんさか わんさか しゅっ しゅっ!」 (一同の笑い声) (春夫)先生よ。 あんたなら 幾ら取れるっていうんだ? それを決めるのは あなた方だ。 好きな金額を言えばいい。 私が取って ごらんに入れよう。 負けたら あんた 責任 取れんのか? 責任 取るわけないでしょう! はした金 あの世へ持っていっても仕方ねえか。 ハハッ。 (久子)絹美の者の意地。 見せてやるかね。 どうせ 死ぬなら 仙羽化学 道連れだ! 先生。 もう 投げ出したりなんかしねえ。 最後まで 俺たちと 戦ってくれよ。 少しは ましな目になられましたね。 いよいよ 始まりですね? 本当の戦いが。 (沢地)先生。 (三木)絶対に 敵を取る! 古美門を地獄へ落とす! はい。 先生。 必ず 勝ちましょうね。 簡単に言うな。 どうなるか 分かるものか。 えっ? 三木は 沢地を巧みに使って 君と 私を操っている。 ここまで 全て 三木の 思惑どおりに動いているはずだ。 思惑どおり? まさか 今日のことも? 途中で 裁判から 降りさせないための仕掛けだろう。 先生は わなと分かっていて 乗ってるんですか? 三木が 私と 決着をつけようとしてる。 受けて立つしかない。 先生…。 おそらく わが人生最悪の 戦いになるだろうよ。 (服部)人には 誰しも 過去というものがあります。 あなたには あり過ぎますがね。 目を背けたい過去にも 立ち向かわねばならないときも。 もし 打ち明けることで お心が軽くなるのであれば この 服部が お聞きします。 聞いていただけますか? 服部さん。 何なりと。 足 踏んでます。 失礼いたしました。