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唯吾分享最强的名医 04日文字幕,台词

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(森山 卓)腹膜偽粘液腫。
(佐々井 圭)奥さんが
死んじゃったんだよ。
(相良浩介)一番大切な人を
助けられなかった。
あの時 相良浩介という医者は
一度 死んだんです。
オペの執刀は
森山先生にお願いして…。
一気にやりましょう 森山先生。
よし!
(拍手)
森山先生 おはようございます。
ああ おはよう。
おはようございます。
はい おはよう。
森山先生 おはようございます。
はい おはよう。
おはようございます。
おはよう。
(渋谷翔子)森山先生!
はい おはよう!
(翔子)おはようございます。
おはようございます。
おはようございます。
おはようございます。
今度 新製品が出るんです。
これは もう 一番に
森山先生に ご紹介しなくっちゃと
思いまして。
なんで 俺なの?
はい?
最近 相良先生に
べったりだったじゃない 君。
そりゃあ 新しい先生には
顔 覚えて頂かなきゃ。
でも 森山先生 有名人ですよ。
僕が… 有名人?
どこの病院に行っても
聞かれますもん。
森山先生って どんな人? って。
どうして 僕の話題になるの?
そりゃ 腹膜偽粘液腫のオペを
大成功させたからですよ。
はは… なんだ。
ははは… そういう事か。
でも 私は 前から思ってましたよ。
森山先生は名医だって。
名医って…。
森山先生。
ふふ… ふふふふ…。
ふふふふ…。
(相原亜美)420の石田さん
処置終わりました。
(宮部佐知)亜美ちゃん
戸川さんの入院準備お願い。
(亜美)はい!
(吉川みずき)ラウンド行ってきます。
私も ラウンド行ってきます。
(田村戸紀子)お願いね。(野々村彰人)うう… ああっ…!
どうしたんだよ?
野々さん 胸か?
胸が痛いのか?
はい 相良です。
「救急入電が入りました」
はい どうぞ。
「53歳 男性。 激しい腹部痛を
訴えられているそうです」
98… はい わかりました。
(戸紀子)救急入るわよ。
手の空いてる人 誰か行って。
え? 手の空いてる人って…
誰かいる?
私 行きます!
(戸紀子)頼むわ。
はい。
救急患者さん。
またー? ああ もう!野々村さん 着きましたよ。
病院ですよ 野々村さん。
治療室へ運ぶよ。
(みずき)
ストレッチャー入ります!
(野々村)
痛えって言ってんだろうが!
(夏木礼子)俊…。
(夏木 俊)うう…。
俊 大丈夫?
もう こんな大事な時に…
しっかりして。
(中村 恵)夏木俊さん どうぞ。
はい! ほら 行くわよ。
痛い…。
(皆川和枝)痛みは
いつ頃からですか?
ひと月ほど前からです。
(和枝)今も痛い?
(俊)ちょっと。
(和枝)じゃあ
おなかを触ってみますね。
おひざ曲げますね。
痛い 痛い 痛い…。
(礼子)最初に行った病院では
勉強のストレスからきてるんじゃ
ないかって言われました。
その次に行った病院では
感染症だって。
痛い…。
胆嚢炎?
膵胆管合流異常による
胆嚢炎だと思います。
へえ~ この患者は…
夏木俊。
14歳の男の子です。
14歳…。
当面は炎症を抑えるための
内科的治療が必要ですが
先の事を考えると…。
今のうちにオペしといた方が
いいでしょうね。
森山先生 お願い出来ます?
(笑い声)
腹膜偽粘液腫のオペやってから
みんな 手のひら返したような
態度取るんだよな。
(笑い声)
このオペは 相良先生じゃなくて
いいんですか?
外科は チームで
治療に臨む事になったんでしょ?
私としては もう 執刀の先生に
こだわる理由はありません。
じゃあ よろしくお願いします。
≪(ドアの開閉音)
チーム…。
そんなの
相良が言っただけじゃないか。まいったな… 胃潰瘍?
ええ かなり進行してましたよ。
これ 随分前から
痛み あったんじゃないですか?
野々村さん。
ちょっと
血圧を測らせてくださいね。
痛くったって
我慢するしかないだろ。
医者にかかるような
金はないんだから。
俊君は やはり
手術した方がいいでしょう。
手術?
37度4分です。
一応 検査結果を見て
遅くとも 来週頭には。
(夏木達也)入院は
どのくらいになりますか?
まあ… ひと月ですね。
ひと月…。
とりあえずは 入院して
治療に専念された方が
いいと思いますよ。
入院? 金がねえっつてんだよ。
財布の小銭が俺の全財産だよ。
えっ?
全財産?
先生 あまり長く
学校を休ませたくないんです。
息子の中学は 勉強の進み方が
早いものですから。
進学校に通ってるのか?
うん。
京明中学です。
京明!?
へえ~ すごいじゃないか。
あの… 野々村さん ご家族は?
もう5年も会ってない。
うち出たんだよ 俺は。
家出!?
野々村さんの住所は…。
ここには まだ。
家なんかねえよ。
いつも 飯場に寝泊りして…
金がない時は野宿だ。
野宿!?
つまり 俊君は…。
つまり 野々村さんは…。
エリート。
ホームレス?
ホームレス!?
ホームレス!?
えーっ!?
(野々村美佐子)「どうして 私が
治療費を払わなきゃ
いけないんですか」
(桃井正一)でもねぇ 野々村さん。
「あの人は 5年も前に 自分で
勝手に うちを出てったんです」
ええ それは
承知しておりますが…。
(堂上たまき)どうなの?
(美佐子)「あの人が
うちの番号を言ったんですか?」
ええ まあ そうなんですが。
「何 考えてんのよ…」
「今まで 私たちが どれだけ
苦労したと思ってるの!」
よくわかります ほんとに。
でもね 野々村さん…。
(野々村雅也)「もしもし?」
はい?
「親父の治療費なんて
絶対払いませんから
もう二度と電話しないでください」
あっ 息子さんですか。
あの 実は…。
(電話の切れる音)
もう とりつく島ありません。
ああ…。
どうなるんですか?
こういう場合。
えー? まあ 患者さんに
支払い能力がない場合には
役所の福祉課に相談するのよね?
まず 本人に
生活保護申請してもらって
それが通れば 国が
治療費を負担してくれますが…。
いや それは
期待出来ないんじゃないですか?
野々村さん 天涯孤独って
わけじゃないですから。
一応 家族は
いらっしゃるんですもんね。
ダメ ダメ!
あれは 絶対 払ってくれない。
今だって 最後 息子さんが出て
「二度と電話するな」って。
息子さんが?
何? それじゃ 治療費全額
うちが負担するって事?
もし オペになってもですか?
そんな…!
なんで ホームレスなんか
引き受けちゃったの?
私じゃありません!
相良先生よ! そう!
治療費は…。
うん 治療費は?
やっぱり ご家族に
お願いするしかないでしょう。
根気よく連絡取ってください
事務長。
(桃井)そんな…。
ああ はい…。
ちょっと。 ちょっと。
やっぱり これは
相良先生が払うんじゃない?
あの人が受け入れたんだから。
お給料から引いときますか?
また事務長に恨まれちゃったな…。
野々村さんと夏木俊君
あのまんまでいいんですか?
えっ?
いえ 俊君は まだ中学生だし…。
どういう事?
師長が
ご両親に言われたそうです。
部屋を変えてほしいって。
何 それ? ホームレスと一緒は
嫌だって事?
私だって嫌ですよ。
家族を捨てた人なんて。
嫌そうに見えなかったけどな。
笑顔でケアしてたじゃない。
それは… 仕事ですから。
宮部君。
君… 変わったね。
そんな話をしてるんじゃ
ありません!
私は 俊君と野々村さんを…。
地方から出稼ぎに来て
家族のために
一生懸命働いている人がいた。
はっ?
ところが たった1回
手を出したギャンブルで
それまでに稼いだ金を
全部取られて
借金まで作ってしまった。
俺は 家族に合わせる顔がない
迷惑はかけられないって
その人は そのまま
ホームレスになった。
えっ?
去年 僕が出会ったおじさん。
そのおじさんね 羽田の堤防で
釣り糸垂らしてたんだよね。
釣った魚を焼いて食うんだって…。
好き好んでホームレスになる人
なんかいないよ。
病室 変える必要ないでしょう。
≫おはようございます。
≫おはようございます。
何 ニヤニヤしてんだよ?
(大村真一)夏木?
いたよ 夏木!
(大村)おいっす!
(南 龍之介)おお 生きてんじゃん。
(大村)っていうか
結構 元気そうじゃん。
(南)これ お見舞い。 ほら。
(河原崎 司)クラスのみんなから
っつー事で。
(俊)ありがとう。
(南)俺 病室って
初めて来ちゃった。
(河原崎)病院ってさ くさくねえ?
うん。
(大村)こいつさ さっきから
同じ事ばっか言ってんだよ。
医学部志望のくせに。
(南)俺も 一応 医学部志望だから。
忘れないで。
(河原崎)っていうか 夏木
どこが悪いんだよ?
(南)全然 普通じゃん。
あっ ちょっと おなかが…。
病名は? 病名。
手術とかすんの?
(南)うっそー マジで?
(野々村)うるさい!
病院だぞ ここは。
静かにしろ ガキ共が。
(河原崎)帰ろっか。
じゃあな 夏木。
(俊)うん。
じゃあな。
じゃあ。
(ため息)
(ため息)
(大村)なんなんだよ
あのオッサン。
バーカ!
(河原崎)なんで夏木
あんな奴と一緒なの?
知らねえよ。
頭悪そうな顔してたよな あいつ。
(ため息)
相変わらずだな 京明の生徒は。
昔っから可愛げがねえ。
俺も京明だよ。
中学 高校 6年間通ってた。
お前ら たかだか14~15で もう
勝った気になってるんだろうが
京明卒業したって
人生どうなるか わかんねえぞ。
俺みたいにな。
はははは…。
京明の卒業生に
そんな人いるわけない。
「ああ 京明 京明 我が母校」
「輝く未来は 我らが作らん」
あっ すいません。
ああ 点滴? あっ どうぞ どうぞ。
(亜美)点滴しますよー。
野々村さん
ちょっと脈見せてください。
京明の校歌ですか? 今のは。
36年ぶりに歌ったよ。
俺 嫌いなんだよ この歌。
ちょっと おなか診ますね。
僕の同業者でも たくさんいますよ
京明の卒業生。
京明出て医者ってのは
一番いけ好かない連中だよ。
なるほど。
(野々村)病室変えてくれよ 先生。
ガキ共が来て
うるさくてしょうがないよ。
無理ですね。
他の病室はいっぱいだって
看護師長が言ってましたから。
えっ…。
申し訳ないんですけど
この部屋で我慢してください
野々村さん。
じゃあね 俊君。
あ~あ!
うっそー!?
野々村さんが京明!?
超進学校ですよ 京明って!
なんで 京明の卒業生が
ホームレスやってんのよ。
普通 官僚とか
医者になるんでしょ?
そうよ。 東大とか
どっかの医学部とか行って。
だから 私もびっくりしちゃって。
じゃあ 野々村さんって
俊君の先輩って事?
そうだ! うわっ…。
あんな品のない人が
先輩だなんて思いたくもない。
ねっ?
いや… でも
野々村さんが不機嫌なんです。
「ガキ共がうるさいから
病室を変えてくれ」って。
いや 逆でしょ!
嫌なのは俊君よ。 ねえ?
うん…。
でも 相良先生 ダメだって。
どうして?
ベッドが空いてないから。
空いてんじゃん!
ですよね!
私 あの先生 よくわかんない。
相良先生ってニコニコしてて
すっごい冷たい時ありますよね。
ねえ 佐知もそう思うでしょ?
相良先生です!
ああ… うん。
なんか わかんないとこあるよね
あの先生。
おはようございます。
(雅也)「何度も
電話してこないでください」
申し訳ございません。
お父様の治療費の件で
ご相談したいと…。
「お父様じゃないって
言ってんだろ! あんな奴」
あの お母様に代わって…。
(電話の切れる音)
…頂けませんでした。
(ため息)
もう 自分で電話してよ
相良先生!
相良~!
野々村彰人さんなんですが
胃潰瘍は かなり深くて
いつ穿孔するか
わからない状態です。
この3日間 投薬治療で
経過をみてきたんですけれども
やっぱり オペする事にしました。
予定は 来週頭です。
(段原 保)はい 先生。
ありがと。
夏木俊君のオペと重なるんですが
こっちは
難しいものではないので
スタッフは 森山先生の方に
回して頂いて結構です。
そんな人はいりませんよ。
こっちも
大したオペじゃないんだから。
そうですか。
俊君の病状はどうでしょう?
オペのプランは?
(ため息)
僕も説明しなきゃ
いけないんですか?
外科は 患者さんの情報を
共有するんでしょ?
それは 相良先生だけが。
(和枝)院長もおっしゃってます。
総合診療科の私も
加わるようにって。
面倒かもしれませんが
これも患者さんのためですから。
(佐々井)出た! はい 患者さ~ん。
ははははは!
僕 何かおかしい事 言いました?
別に。
患者さんを
第一に考えちゃいけないの?
いけないなんて言ってませんよ。
「病院は患者のためにある」
全くそのとおり。
でも いき過ぎた
患者至上主義は いかんでしょう。
いき過ぎた患者至上主義?
ナースは すでに
キレかかってますよ。
忙しすぎるって。
(千住義郎)ああ 相良先生が
救急患者
どんどん受け入れちゃうから。
でも ベッドは
まだ余裕があるじゃありませんか。
それでも追いつかないんですよ。
だったら ナースを増やしてくれと
事務長に頼めばいい。
でも 数の問題じゃないなら
彼女たちが要領が悪いのか
それとも
自分たちの仕事は この程度だと
高をくくっているのかです。
ああ?
そんな事 言っていいの? 先生。
(高泉賢也)ナース全員を
敵に回しちゃいますよ。
ははははは…!
さすが相良先生!
ははははは! 赤ひげかよ。
(一同の笑い声)
ははは 赤ひげ…。
まあ ホームレスにも
あんな手厚い医療を
施されるんですからね。
野々村さんは 我々が
手を差し伸べるべき
患者さんでしょう。
あ~ ホームレスだろうが
なんだろうが
そんなの関係ないと。
いえ…
ホームレスだからこそです。
はあ?
医者は 患者さんの
患部だけを診るのではなく
その人が どんな環境で
どんな生き方をしてきたのか。
その患者さんの人生を受け止めて
治療に当たるべきだと思います。
患者の人生を受け止める!?
はい。
何 言ってんですか?
そんなの医者の仕事じゃないよ。
無理無理 無理無理!
いやあ すごいな~!
何? 皆川先生も
そう思ってるんですか?
患者さんの生活環境を
考えるのは…。
人生っておっしゃってるんですよ
相良先生は。
僕は そんな事…
これっぽっちも思わない。
外科医は切って治す。
それが仕事だよ。
患者の人生なんてものに
関わる必要はない。
相良先生の考えを押しつけたら
病院のスタッフは
みんな疲れきっちゃうよな?
生身の人間なんだから 僕らは。
相良先生は 心構えとして…。
いえ。
うん…
森山先生のおっしゃるとおりかも。
僕が言ってる事は やっぱり
理想論なのかもしれない。
っていうか… 暴論でしょ!
(一同の笑い声)
赤ひげ。
よし じゃあ行こうか。
そうですね。
僕も回診に…。
(千住)高泉先生は外来?
(高泉)ええ。
私は 先生は
間違ってないと思います。
バウムクーヘン…
食べます? 皆川先生。
え?
いつものコンビニで
買ってきたんですけどね
これ
めちゃくちゃうまいんですよ!
ふんわりしてるんです ふんわり。
はい どうぞ。
先生…。
僕も
間違った事 言ったなんて
全然思ってませんよ。
じゃあ どうして あんな事を…。
だって あれ以上議論したって
森山先生たち ますます
頑なになるだけじゃないですか。
大事な事は
議論に勝つ事じゃないんです。
結果的に
みんなが変わってくれれば
それでいいんです。
まあ どうするかは…。
ゆっくり考えます。
うん うまい! ふわふわしてる。
あっ どうぞ。
圧勝!
(一同)プロースト!
(一同)クーッ!
いや~ 勝った勝った!
まさに 森山先生の圧勝ですよ。
見ものでしたよね 相良の顔!
ぐうの音も出ないってのは
ああいうのを言うんだ。
もう 目がうつろでしたもんね。
いやいや
完全に死んでましたって。
死んでた 死んでた!
ざまあみろ!
二度と偉そうな事
言うんじゃねえぞ 相良!
もう1回 乾杯するか!
プロースト!
(一同)プロースト!(俊のうめき声)
(野々村)どうした? 痛いのか?
(俊)痛い! 痛い!
うぅ…! うぅ…!
ちょっと待て。
(呼び出し音)
誰か! 誰か早く来てくれ!
(看護師)「どうしました?」
(野々村)子供が痛がってんだよ!
早く来てくれ!
先生!
俊君 大丈夫? どこが痛い?
おなか…。
おなか。 ちょっと触るよ。
なんで痛がってんだよ?
あの森山って奴の
診察ミスじゃないのか?
静かに。
もし そうだったら あんたら
訴えられるぞ!
うるさい! 黙ってろ!
あっ 痛い痛い痛い…!
ああ ごめんごめん 痛かったね。
これ 胃痙攣だな。
鎮痛剤 持ってきて。
はい。
大丈夫。 鎮痛剤打ったら
痛み止まるからね。
はい…。
痛みは 胃痙攣によるものです。
俊君の病気とは関係ありません。
そうか。
心配いりませんから
野々村さんも もう寝てください。
…ったく だから
病室変えてくれって言ったんだよ。おはようございます。
わたくし 堂上総合病院の…。
あっ 堂上総合病院の
桃井でございます。
(電話の切れる音)
失礼致しました。
あ~! もう…!
野々村さんの手術は
明日の朝 10時から始めます。
今回は
この内視鏡を使いますから
おなか切らずに手術出来ますよ。
金払えないんだぞ 俺は。
あ~ 治療費については
うちのスタッフが
野々村さんのご家族と
連絡取ってますから。
払うわけないだろ。
俺は
あいつら捨てて逃げたんだよ。
まあ その時は…
病院が負担しますよ。
なんで そんな事…。
だって 病院は 患者さんの体を
治すためにあるんですから。
病気で苦しんでる人を
放り出すわけにはいきませんよ。
じゃあ 野々村さん
ちょっと
おなか診せてもらえますか。
こちらに寝て頂きますね。
じゃあ 俊君の手術は
明日9時からという事で。
麻酔がかかってるから
手術は 全然痛くないから。
はい。
(達也)やっぱり 退院は
ひと月後になるんでしょうか
先生。
なるべく
学校を休ませたくないんです。
ああ そうおっしゃってましたね。
勉強が遅れると 高校に
上がれないかもしれないんです。
中学で!?
ははっ さすが京明 厳しいな。
でも やっぱり 体が第一ですよ。
あ… もちろん そうです。
完全に回復するまで
しっかり療養しましょう。
はい。
はい 終わりましたよ。
失礼します。
野々村さんって
お仕事 何されてたんですか?
家出する前は
普通に仕事されてたんでしょう?
商社だよ。
商社?
京明卒業して 東大行って…。
東大…。
あの頃 学生に一番人気のあった
会社に就職して
上司の娘と結婚して…。
40過ぎまでは よかった。
でも 管理職になった頃から
急にストレスがたまってきて
京明中学 落ちた息子を
怒鳴りつけて…。
家族の中で
俺だけ他人みたいになってきて。
ある日 突然
会社に行けなくなったんだ。
そのうち
家にも帰れなくなって…
逃げた。
週刊誌なんかに よくあるだろう。
エリートサラリーマンが
ホームレスになったなんて記事。
まさか 自分がそうなるとはな。
エリートか… はは…。
でも 逃げたら
急に楽になっちゃってさ。
もう5年か… 気楽なもんだよ。
俺はもう 何もかも捨てたんだ。
野垂れ死にしたって
別に構わないんだよ。
患者さんに そんな事言われたら
医者は立場ないじゃないですか。
手術なんかしたって同じだよ!
野々村さん。
僕には あなたの病気を治す
義務があるんです。
でも いくら体が健康になっても
患者さんが不幸のままじゃ
意味がないんです。
だって 何もかも捨てたなんて
そんなの嘘でしょ 野々村さん。
気楽に生きてる人はね
こんな胃潰瘍になんか
ならないんですよ。 それに
俊君と同じ部屋が嫌だって
おっしゃってる あれも
息子さんの事
思い出しちゃうからでしょ?
手術は 予定どおり行います。
じゃあ 僕は 会社へ戻るから。
お金の事は 私がやっとく。
ああ。
事務室に ご案内します。
友達は
見舞いに来てくれてるのかい?
来ません。
あんなの社交辞令だから。
いいんです。
僕 学校好きじゃないし。
京明だぞ。
もったいない事言うなよ。
よし。 明日は手術だから
今日は早く寝るように。
ずっと入院してちゃ
ダメなんですか?
君は勉強が嫌いなのか?
昆虫学者になりたいんです 僕。
昆虫?
ファーブルみたいな。
ああ 虫か。
でも お父さんは
これから この国は
大変な時代を迎えるから
いい大学に入って
勝ち組になれって…。
ふふふっ… 勝ち組ねぇ。
お父さんが正しいな。
虫じゃメシは食えないだろ。
じゃあ 医者になれよ。
頭がよくなきゃ なれないし
人に感謝されるぞ。
なんだよ…。
(和枝)あら!
当直ですか?
んなわけないでしょう。
もう帰りますよ。 明日
午前中 オペがありますから。
ああ そっか。
俊君の準備なさってたのね。
一応 子供のオペなんで。
ああ… 森山先生に頼んで
よかったわぁ。
えっ?
だって 京明中学ですよ 俊君は。
ああいう子は ませてるから
ちょっと こう 周りを
見下したりするじゃないですか。
でも 森山先生には
そんな事しないだろうし。
…どうして?
そりゃ むしろ
親近感感じてるだろうから。
このお医者さんが
どんな人かなんて
雰囲気でわかりますよ
子供だって。
そりゃそうでしょう。
色々 悩みとかもあるだろうから
相談に乗ってあげたら
どうですか?
絶対に喜ぶと思うわ 俊君。
僕は そんなに
暇じゃありませんよ。
ああ… ふふっ。 ですよね。
ごめんなさい。
じゃあ お先に失礼します。
お疲れさまでした。
(ドアが閉まる音)
ふーん… そうなの?
(野々村)もう寝たのか?
(野々村)寝たのかよ?
寝てます。
明日 手術だろ? 俺もだよ。
手術が終わったら
もう病室は別々だ。
よかったな。
実はな 俺には
お前ぐらいの息子がいたんだ。
いたっていうか…
別れた時は お前ぐらいで
今は… 19か。
(野々村)
俺の事 軽蔑してんだろうなぁ。
自分の親父が
こんなに弱い人間だったなんて
思いたくもないもんなぁ。
(俊)弱かったから…
ホームレスになったの?
じゃあ… 僕もなるかも。
(俊)京明卒業したって 人生
どうなるかわかんないでしょ!?
バカ!
今 そんな事言って どうすんだ。
お前 まだ中学生だろう!
これから
色んな可能性があるじゃないか。
苦手なんだよ 僕 競争は!
競争なんか しなくたっていい!
人生は人との競争だなんて
思ってたから
俺は こうなったんだ。
お前はな
あの小生意気な同級生より
ずーっと いい奴だ。
(野々村)あんな連中と
自分を比べる必要なんかない。
でもな 勉強だけは ちゃんとしろ。
将来 なんになるにせよ
きっと役に立つ。
親のためなんかじゃない。
お前自身のための勉強だ。
いいか お前は 俺みたいになるな。堂上総合病院の桃井でございます。
えー 留守番電話に失礼致します。
実は 野々村彰人さんの手術が
明朝10時に迫っておりまして…。
あの… また電話させて頂きます。
はい。
帰りましょう。
じゃあ 俊君
車椅子に移ろうか。
はい…。
(達也)大丈夫か?
(礼子)足元 気をつけてね。
大丈夫です。
じゃあ 行こう。
お父様とお母様は
どうされますか?
手術のあとは もう
この部屋には戻りませんけど。
(達也)出来たら
手術室の前で待ちたいんですが。
(亜美)大丈夫ですよ。
じゃあ 俊君 お父さんと
お母さんと一緒に行こ。
はい…。
待ってくれ!
大丈夫だ。
手術は うまくいくから。
(野々村)大丈夫だ。
おじさんも。
ああ。
さよなら。
じゃあな。
行こう。
(礼子)お世話になりました。
(達也)失礼致します。
先生!
ちゃんとやれよ。
絶対失敗すんなよ。
当たり前でしょう。 ふふふ…。
俺を誰だと思ってるんだ。(ため息)
おはようございまーす。
どうですか? 野々村さん。
ゆうべは よく眠れました?
(野々村)ああ…。
手術は 予定どおり
10時に行いますから。
お熱 測らせてくださいね。
お願いします。
あっ 俊君
もう行っちゃったんですね。
ああ。
やっと 静かになったよ。
本当に そう思ってます?
先生 あんたねぇ 医者のくせに
余計な事言いすぎ…。
お見舞いの方ですか?
雅也…。
雅也か?
(雅也)やっぱ わかんないよね。
5年前は 俺 中学生だったもんな。
(雅也)桃井さんでしたっけ?
事務長さんが
何度も何度も電話してきて
もう いい加減にしろよって
思ったけど…。でも やっぱ…
やっぱり… 親父だから。
治療費 払いに来ました。
雅也…。
だけど 母さん まだ怒ってるから
手術に立ち会うのは
俺だけだからね。ありがとう 雅也君。
本当にありがとう。
じゃあ 手術は10時からです。
僕たちは準備を。
宮部君。
はい。
9時半に迎えに来ます。でかくなったな お前。
だって… もう大学生だもん。
大学行ってんのか。
奨学金もらって 進学したんだよ。
ごめんな… 雅也…。
(野々村)ごめんな 雅也…。
もういいよ。
ごめんな。
もういいから 父さん。
ごめんな…。
今は…
今は 手術の事だけ考えよう。
(雅也)ね?
父さん…。
ごめんな…。先生が… 先生が事務長に
電話しろって言ったのは
息子さんが来る事を…。
そんな事 考えちゃいなかったよ。
やっぱり家族だ。
僕たちに出来る事なんて
たかが知れてる。
はい。(ため息)
俊君 手術は怖くない。
先生は名医だから
必ず うまくいく。
はい。
元気になったら
君は学校に戻るんだ。
昆虫学者を目指したって
いいけど
でも やっぱり
勉強はしなきゃダメだ。
せっかく京明に入ったんだし。
勉強ってのは 親のためじゃない。
自分自身のためなんだよ。
昨日も同じ事言われました。
誰に?
野々村さんに。
野々村? あのホームレス?
ありがとうございます。
あ… 麻酔 かけちゃって。
はい。こらしめてやりますか。
(みずき)謝ってください!
お前らなぁ!
(たまき)ダメよ…。
僕らは医学部出てるんですよ。
ナースとは全然違う…。
本当に使えないナースですね。
(亜美)退院されたら
健康な体にはなりません。
(千住)血圧低下してます。
君に期待してるからね。