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唯吾分享美丘01日文字幕,台词

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(橋本太一) 美しい丘と書いて 美丘 それが 君の名前だった 僕は 今 君と初めて出会った あの場所に立っている あの日 君に出会わなかったら 僕は今も 誰かを心の底から 愛するということも知らずに 生きていただろう 君は嵐のように現れて 僕の心をさらって あっという間に いなくなってしまった 稲妻に似た 強い光だけを残して (洋次) 2限 経済原論か…。 はぁ… どうする? (邦彦) あ~ 俺 パス 太一は? あぁ…。 はい 太一も サボり決定ね。 ったく… そん中に そんな面白いことがあんのかね? あんのかね? ひと昔前の大学生ってさ ブラブラしてるだけで 何となく いい会社 入れたりしてたんだよなぁ。 まぁ 俺らなんか 3年の今から 必死こいて就活したって どうなるか分かんねえしな。 そうそう… って 洋次は いいだろう! いざとなったら 福島 帰って 酒蔵 継げばいいんだからさぁ。 う~ん いや…。 まぁな! いいだろ いいだろ~! いいね~ いいね~! いいね~! (洋次) おい 太一 お前は どっか当てあんの? あ~…。 はいはい 読書家の太一君! (邦彦) ドエスノ… ドエスド… ドエスト…。 はいはい おバカな邦彦君! ドストエフスキー ほい。 あぁ~。 お前 よく読めんな。 うぇ~ 細けぇ字! も~う。 あ~あ パッとしねえな 俺ら。 空から いい女でも 降って来ないかなぁ。 ねぇ 降って来ないかなぁ? そんなわけ…。 おっ… おい あれ! ん? あっ。 あっ。 まさか…。 飛び降り? あぁっ… どっ どうする!? どっ どうする!? 誰か先生 呼んで来る! じゃあ 俺 警備室! ハァ… ハァ… ハァ…。 ハァ… ハァ…。 ハァ…。 あっ…。 何やってんの? そんなとこで。 あの どうして そこにいるか 知らないけど とりあえず こっち側に 戻って来ない? 危ないからさ。 ね? 分かってるよね? ここ 10階だよ? もし ここから落ちたら… もし ここから落ちたら きっと きっと…。 やっ やめろ! ダメだ。 死んじゃダメだよ! ダメだって! ダメだ 死んじゃダメだ! うわ~!! (峰岸美丘) フフ… バッカみたい。 私が 自殺なんかするように 見える? 見えない。 死ぬ気もないんだったら どうして手すりなんか越えたの? 不思議だと思わない? 高さは同じなのに こっちと あっちじゃ 見える景色は 全然違うの。 すごいでしょ。 手すりひとつ越えちゃうだけで 世界が変わっちゃうんだよ。 世界が 変わる…。 (警備員) そこの2人 戻りなさ~い! 名前 何ていうの? 橋本太一 経済学部3年。 私は 美丘… 峰岸美丘。 (峰岸佳織) あの子の病気は 本当に治らないんでしょうか? 毎日 元気に学校に行って 普通の大学生と 変わらないように見えます。 私には まだ どうしても信じられないんです。 あの子の命が もう…。 (高梨) 見た目には 何ともないようですが 進行が止まったわけでは ありません。 頭痛や 目まいなどの症状は 日々 起きているはずです。 お嬢さんの病気は ゆっくりと しかし確実に進行しています。 あんなことの後で よく平気で食べられるな。 それより お前 よく あんな手すり越えられたな。 太一 お前さ 確か 高所恐怖症だったろ。 もう 二度とごめんだよ。 で 誰? あのコ。 峰岸美丘だって。 美丘ちゃんか… 結構 いい女じゃねえ? 俺 行っちゃおうかなぁ! はい 行かないよ~。 (洋次) ったく お前は 女と見れば すぐ…。 (麻理) 太一君 あのコと知り合いなの? いや 知り合いっていうか…。 いや さっきさ 屋上で 太一が 彼女のこと助けたんだよ。 (直美) 助けた? うん。 いや 大したことじゃ ないよ。 あんまり かかわらないほうが いいかもよ? あのコ 結構 有名人みたいだから。 有名人? (夏子) あんたでしょ 峰岸美丘って… 黙ってないで 何とか いいなさいよ。 うわ~ 女子の もめ事ってやつ? (えりか) あんた いっとくけどね ひとの男に手ぇ出すなんて最低! (由美の泣き声) あの泣いてるコ 法学部の3年生と 付き合ってたのに 峰岸さんに取られたんだって。 彼女いる人でも 平気で手を出すって噂だよ。 へぇ~ やるな 美丘ちゃん。 俺のことも奪ってくんないかな! おいおい やめろって! お前 笑えねえから 無理無理。 ねぇ ちょっと聞いてんの? 何とか いいなさいよ! 何で? 彼女いたら 付き合っちゃいけないの? 当たり前でしょ! あんた 頭 大丈夫? 私は 声かけられて 暇だったから ちょっと相手してやっただけ。 それに あいつ 「彼女なんていない」っつってたよ。 ひどい 本人のいる前で…。 私 ずっと片思いしてて やっと付き合えたのに…。 あんな男に 涙流すほどの価値があるとは 思えないんだけどね。 それでもいいんだったら より戻せば? 私は こっちからお断り。 あんた 何様のつもりよ! あんた ちょっと何すんのよ! ケンカ売ってんの!? こんなことして ただで済むと思ってんの? ≪ふざけないでよ!≫ ヤバっ…。 太一 お前 何やってんだよ! ごめん… あっ すいません。 みんな見てる…。 もういいよ 行こう。 手が滑っちゃって。 ごめんなさい 手が滑っちゃって。 (邦彦) あ~あ…。 ごめん。 マジあり得ない ああいうの。 いや 意外に女同士の戦いって 美しいんじゃねえ? 美しくねえよ! 余計なお世話。 ちょっと。 さっきの話 ホント? その… ひとの彼氏を取ったとか。 向こうが取ったっていうんなら そうなんじゃない? あなたは それで いいかもしれないけど 彼女の気持は考えないの? 麻理…。 かわいそう! ずっと片思いしてたって いってたよね? 片思いなんて 時間の無駄なのに。 何で そんな言い方するんだよ。 私は 時間がいくらでもあるなんて 勘違いしてないから。 (麻理) そんな立派な考えを 持ってるなら 二度も助けられた太一君に ちゃんと感謝したら? フッ 誰も「助けて」なんて 頼んでないし。 ちょいちょい… そりゃ ないだろ~。 あのさ~。 素直にお礼ぐらい いえない? ふ~ん。 じゃあ お礼しようかな。 えっ? じゃあね 太一君。 その時 僕は まだ知らなかった 美丘 君は 流れ星が燃え尽きるように 命を削って 輝いていたんだね 死と隣り合わせの 不安と恐怖と闘いながら 君は 限られた日々を 全速力で駆け抜けていた 美丘 そんな君と僕は出会い 一生分の恋をしたんだ ハァ ハァ…。 ダメだ! うわっ…。 あっ あぁ~! うわっ! ハァ ハァ…。 おはよう。 (橋本一郎) おい。 (橋本容子) や~ねぇ そんな格好でウロウロ。 あんたさぁ そろそろ 就職活動も始まるんじゃないの? 大丈夫なの? そんなんで。 太一 お前 何か やりたいこと決まったか? まだ。 まだ? あんたは いっつも はっきりしないで ウジウジと…。 しっかりしなさいよ! 分かってるって。 そうだぞ お前 太一 なぁ… お前 昔からさ ここぞっていう時の 決断力がないから もっと おとうさんみたいにな ビシっとな…。 ビシっと? ≪消しゴムくださ~い≫ は~い! (容子) ほら 結衣 早くしなさい 遅刻するわよ。 太一 今日 遅いの? え~ 今日は…。 あっ 麻理の誕生日。 (橋本結衣) えっ お兄ちゃん 彼女できたの? あっ 違うよ。 おとうさん 早く食べて。 私 今日 美容院 行くんだ 美容院。 そうか それは大変だ。 おはよう 美丘。 おはよう。 (峰岸 始) おはよう。 おはよう。 (峰岸) よし 食べようか。 うん。 ごめん… 私 ジュースだけでいいや。 えっ? そっか。 よっ。 ありがとう。 どうだ? 調子は。 変わりないよ。 そっか。 いってきます。 えっ? 美丘… 美丘 今日 病院行ってね 3時から検査だから。 分かってるよ。 あっ おかあさん やっぱり 一緒に行こうか? いってきます! フフ… 今日は 早く帰って来るのよ! (ドアが閉まる音) 本当に このままで いいのかしら。 ね あの子が今まで通りの生活を したいっていうから こうしてるけど。 決めただろ。 美丘の前では いつも明るく笑顔でいようって。 うん。 大丈夫だよ もともと強い子だったじゃないか。 でも… 病気になってから あの子 何考えてんのか 分かんなくなっちゃって。 はぁ…。 「今夜 キメる」って? 麻理と2人で 飯 行くんだろ? ほら その時に ちゃんと お前の その口で 「付き合ってくれ」っていうんだよ。 え~! 「え~!」じゃねえよ あんな麻理みたいな美人とな 何度も 飯 行って 映画行ったりして 付き合ってないってほうが どうかしてんぞ! うん…。 俺だったらなぁ 麻理と あんなことも こんなこともして くぅ~ フォ~! 頭ん中は それしかねえのかよ! (邦彦) 何で? それしかないよ。 (直美) ≪な~に?≫ 男3人で集まっちゃって。 何の相談? 何? あっ 太一君 今日 麻理と誕生日祝いするんでしょ? 頑張ってよ~! あぁ…。 (沢村) ≪直美!≫ あっ。 じゃあね。 お待たせ~! ありがとう 行こう。 (沢村) 行こうか。 相変わらず ラブラブだねぇ。 ヒュ~ヒュ~。 (邦彦) やかせるね やかせるね…。 (洋次) ヒュ~ヒュ~! ほら 直美だって ああいってんだから いいな 太一 ちゃ~んとプレゼントを買って それを渡して キメる! 分かったな? 分かった 今夜 キメる。 よし。 といったものの 何 買っていいか 全然分かんないな。 一・十・百・千・万・十万・百…。 はっ? 高っ! (咳払い) Excuse me? あっ… アイム ソーリー。 いや あの… ミテル ダケ! 経済学部3年 橋本太一! あっ。 何やってんの? いや… 誕生日プレゼントを。 あっ あの 麻理って人のか! えっ? 付き合ってんだ? いやいや あの… まだ。 フフっ 「まだ」ね。 へぇ~ 太一君さ どうせ 大して お金 持ってないんでしょ? えっ? あっ 私 用事できたから じゃ。 えっ!? 行くよ。 えっ? ちょ…。 ちょっと いいの? 何やってんの 早く。 こ… ここ? ああいう お嬢様は 高いもの 何でも持ってんだから 値段じゃなくて ハートで勝負しなきゃ。 あの人が持ってないもの でも つけてみたいと思うようなもの。 はぁ~…。 プレゼントひとつ買うだけで 結構 面倒なんだな。 その… 女のコと付き合うのって。 最近の男のコって みんな そういうんだよね。 恋をする時でも 楽ばかりしようとして。 「自分を変えたくない」 「新しいことはしたくない」 それじゃ いつまでたっても ホントの恋なんて できないよ。 うん…。 (店員) プレゼントですか? あ… はい。 それ きっと お似合いですよ 彼女さんに。 彼女? いや 違…。 ねぇ 太一 私 これがいいなぁ。 ちょ… やめろよ! はぁ…。 何か楽しくなって来た。 何だよ 急に。 いや こういう デートっぽいのも いいなぁと思ってね。 さっきだって デートしてたじゃないかよ。 あれは デートじゃ ないよ。 だって 彼氏だろ? あんなのが彼氏だなんて 失礼なこと いうな! 失礼なのは どっちだよ 彼氏じゃないなら 何なの? う~ん 暇つぶしかな。 まぁ もうちょっと面白かったら ひと晩ぐらい 付き合ってあげても いいかなぁとか思ったけど 全然つまんなくてさ。 「ひと晩ぐらい」って…。 私は 誰とも 本気で付き合ったりしないから。 どうして? どうしても。 彼氏なんて つくったって 仕方ないし。 えっ? あぁ! ちょ…! あっ! ねぇ これなんか いいんじゃない? ほら。 はぁ… 「麻理と違い過ぎる」とか 思ってんじゃ ないよ! いや…。 それ。 それにする。 えっ? それに決めた。 あっ そう…。 すいません! これ 端数 まけてもらえないっすか? あぁ…! 払います。 いや まけてもらいなよ。 いいよ。 (医師) 申し訳ありませんが うちでは お預かりできません。 東都大学病院の高梨先生と 私も同意見です。 現在の医学では どうすることもできません。 でも 先生 ほんの1%でも 娘が助かる希望は ないんでしょうか? この半年 いろいろな病院を 回って来ました。 もう 先生が最後の頼みなんです。 お願いします! 残念ですが…。 失礼します。 [TEL](振動音) はい。 もしもし 東都大学病院の高梨です。 あ… どうも。 もう 検査の時間を過ぎたのですが お嬢さんが まだ おみえになっていないので どうしたのかと。 えっ!? あの 行ってないんですか? あ… あの。 じゃあ 私 このへんで。 あっ ちょっと…。 えっ? あ… ありがと。 1人だったら きっと ろくなもん選べなかったよ。 フフっ だろうね。 [TEL](着信音) [TEL](呼び出し音) 美丘…。 [TEL](呼び出し音) 何してんの? [TEL](呼び出し音) [TEL](着信音) じゃあね。 ああ。 (麻理) 太一君。 一緒だったの? あ いや 一緒だったっていうか…。 今 そこで 偶然。 そうなんだ。 ほんじゃ! ああ。 じゃあ。 行こっか。 うん。 誕生日おめでとう。 わぁ! ありがとう。 (麻理) わぁ 素敵。 どう 似合うかな? 似合う。 …って 麻理なら何でも似合うけど。 私 こんな感じのアクセサリー 持ってないから すごく嬉しい。 そう よかった。 でも ちょっと意外。 太一君って こういうのが好みなんだ。 あっ…。 (店員) 失礼いたします。 お待たせいたしました。 失礼いたします。 じゃ おめでとう。 ありがとう。 麻理。 ん? あの…。 俺と…。 あっ 俺…。 あっ ごめん… 何でもない。 あぁ そう…。 (洋次:邦彦) いえなかった!? あぁ…。 いや 何か… いざとなったら 分かんなくなっちゃって。 分からないって 何が? その… 麻理と このまま 付き合っちゃっていいのかなとか。 だから いいんだっつってんだろ? 小っちゃいこと気にしないで 付き合っちゃえばいいんだよ。 でもさ… 誰かと付き合うのって その人のことが好きで どうしようもなく 会いたくなったり その人じゃなきゃダメだって 思ったり…。 そうなるから付き合うんだよなぁ。 おいおい 何を堅いことを いってるんだね~。 お前 誰か 他に 気になってるコでもいるのか? いや そういうわけじゃ…。 あっ! もしかして お前 「ほっぺにチュ~」の美丘ちゃん 気になっちゃったとか そういう話~? まさか。 あ~ でも分かるぞ。 太一みたいな まじめな奴に限ってさ 意外と ああいう破天荒な奴に ハマっちまったりするんだよね。 (店長の咳払い) すいません… はい。 お待たせいたしました あっ 間違えました すいません。 なぁ 太一 お前… あのコは やめとけよ。 マジで お前の手には負えないから だから絶対やめとけよ。 バ~カ。 ただいま。 美丘! 今日は 検査に行かなかったんだって? どういうこと? 別に… 面倒くさかっただけ。 面倒くさかった? あなた 自分の体のこと 分かってるんでしょ? 分かってるけど…。 もしかしたら どこかで 倒れてるんじゃないかって…。 おかあさん どれだけ心配したと思ってるの!? 何とか いいなさい! ほっといてよ。 もうさぁ 私の好きなようにさせて っていったでしょ? でも こんなに 毎晩 遅く帰って来て…。 もっと自分の体 大切にしなきゃ。 体なんて 大切にして何になるの? えっ? 検査なんて したって しなくたって 変わんないよ。 どうせ 私 死んじゃうんだから! おかあさんの前で 二度と そんなこと いわないで! はぁ…。 ただいま。 佳織。 何か あったのか? どうして あの子なの? どうして あの子が こんな病気に ならなくちゃいけないの? 半年前まで 美丘には普通の子と同じ 未来が待ってたのに。 どうして? どうして…。 はぁ…。 あっ…。 どこ行ったんだろう。 うおぉ~! びっくりさせんなよ もう。 何やってんの? いや 門のとこ越えるの見たからさ。 そっちこそ 何やってんの? こんなとこで。 うん? 私は 星 見に来ただけ。 星? そう。 こっから見ると 東京でも 結構 星がキレイなんだよ。 そんなに星 出てないよ。 そうじゃなくて。 こうやって 空の奥のほうまで じ~っと見るの。 そうすると もっとたくさん 星があるの分かるでしょ。 強い光のだけじゃなくて 弱い光のも。 あ~。 昔 理科の授業でさ 星の光って 1000年とか2000年ぐらいかけて 地球に届くって習ったでしょ。 あぁ。 だから 今見てる星の光も 1000年とか2000年ぐらい前の 光なんだよね。 あの星も 本当は もう なくなっちゃってるかもしれない。 星は いいなぁ。 えっ? 死んじゃった後も ずっと長い間 光り続けていられるなんて。 私達 人間なんか 死んじゃったら終わり。 何にもないもんね。 そんなことないだろ。 えっ…。 死んだら終わりなんてこと ないんじゃない? だって 死んだ人のことだって 生きている人が覚えていれば ずっと続いて行くだろ? (講師) 就職活動を始める時期は 早いほうが良いとされております。 昨今の経済状況により 企業は 新卒者採用数を 大幅に減らしております。 早い時期からの就職活動こそが この 就職氷河期を乗り越えられると 我々は考えております。 そこで わが校では 3年生を対象に…。 ん? 誰か探してるの? えっ… いや 何でもない。 おい どうした? いやいや 美丘ちゃん いないなぁと思ってさ。 ま~だ そんなこと いってんのかよ。 おやすみ…。 そっか 峰岸さんも 同じ3年生なのにね。 (講師) 君達には 輝く未来があるのです。 (医師) では トンネル入りますね。 おっ。 今日は ちゃんと来たね。 昨日 おかあさん 心配してたよ。 女子大生は いろいろ忙しいんだよ。 うん。 最近 頭痛や目まいは どうかな? 時々…。 大体 一日に何回ぐらい? 先生って 早くに結婚したの? (高梨) あぁ。 妻とは 大学の時に知り合ったから。 じゃあ 学生時代から 奥さん ひと筋。 フッ …なわけないか。 ちょっと 勝手に決めつけるなよ。 よし じゃあ なるべく 規則正しい生活をして 栄養のあるものを しっかり食べて 夜遊びは しちゃダメだよ。 先生。 ん? 私… あと どれくらい生きられますか? 前に一度 話したよね。 もう1回 ちゃんと聞きたいんだ。 君の脳にある病気は 現在の医学では 治療法がない。 発病して6か月。 今は 薬で進行を 遅らせているので 頭痛や目まいの 初期症状だけで済んでいるが 近いうち 君の体が動かなくなる日が来る。 その最後の段階に入ったら そこから…。 3か月から半年の命。 そうだ。 フッ。 だよね 前にも聞いた。 急に どうして そんなこと聞くの? 別に 何となく。 結婚するとか 子供産むとか 私には 全部 もう関係ないんだなぁと思って。 じゃあね 先生。 ごちそうさまでした。 あんな就職率で 「希望持て!」って いわれてもな。 まっ 絶望的だから あえて いってんだよな。 ねぇ 太一君は 何か目指してるものとかあるの? いや… まだ決めてないよ。 じゃあ 将来に絶望したところで 一日遅れの 麻理の誕生日祝い やっちゃいますか! イェ~イ! 行こう行こう! お~! 行こ行こ…! (邦彦) テンション高ぇな お前。 (洋次) 高ぇよ 高ぇよ! (直美) あっ あれ 峰岸さんじゃない? アハっ… ハハっ! はい! ア~ハッハッハッ…! ありがとう 行くよ! ほっ やった~! イェ~イ! イェ~イ! じゃ 次 行こう! ≪あっ ごめん!≫ あっ…。 何やってんの? バスケ。 行くよ! あっ ちょちょちょ! ちょうどいいじゃん! 今からさ 麻理の誕生日会やるんだけど よかったら 一緒にどうですか? えっ? ちょっと そんな急に…。 お前 空気読めよ 来るわけねえだろうが! 美丘さんと飲みてぇんだよ いいじゃねえかよ…! 行こうかな。 なっ! えっ!? カンパ~イ! あ~! うん。 何? いやいや さすが いい飲みっぷり み… ねぎしさん。 美丘でいいよ。 そう? じゃ 美丘ちゃんも 麻理の誕生日 祝っちゃってよ~。 みんなの中で 21歳 一番乗りだね。 やめてよ 誕生日も二十歳 過ぎたら 喜んでばっか いられないんだから。 うん 私 18歳ぐらいから 誕生日 嬉しくな~い。 確かに これからは 毎年 1コずつ 年 食ってくだけだもんな。 この ご時世 あんまり長生きしても 明るい未来は 待ってなさそうだしな。 うん それに シワくちゃの おばあちゃんになってまで 生きていたくないし。 若くてキレイなうちに 死んだほうが みんなにも 悲しんでもらえるし~! (邦彦) 若くてキレイって 自分でいうなぁ~。 はぁ~。 [TEL](ベル) はい 高梨です。 [TEL] あの… 峰岸です。 あぁ どうも。 今日 娘は ちゃんと伺ったでしょうか? はい 大丈夫ですよ。 ちゃんと予定通り 検査を行いました。 すいません ちょっと心配になって。 あの… 失礼します。 [TEL] 峰岸さん。 はい? あの若さで 迫って来る 死の恐怖と闘うのは 並大抵のことでは ありません。 美丘さんは 今 彼女なりに 必死で向き合おうとしている。 その途中なんじゃないですか? ありがとうございます。 私… 母親なのに 病気のあの子に 何にもしてやれなくて…。 もう どうしていいか 分からないんです。 [TEL] 夜分に 申し訳ありません。 [TEL] 失礼します ごめんなさい。 [TEL](通話が切れた音) 店長の特製ピザでございま~す! おぉ~。 店長に拍手~! ありがとうございます! 愛してます! (邦彦) うまそ~! ねぇ あそこにいるのって 沢村さん達じゃない? あっ ホントだ! ≪お前のサークル かわいいコ 多くね?≫ だろ? あ~ 確かに。 あぁ~ 直美の彼氏か。 おぉ ちょっと 声かけて来れば? うん! ちょっと行って来るね。 ≪やっぱ お前 ふた股はマズイだろ≫ だから ふた股じゃねえよ 直美のほうは ただの遊びだもん。 ≪出た≫ ≪最低だな≫ (沢村) だろ? アハハハ。 でもさ 一つ 不便なのがさ 本カノと名前が似てんのよ。 マユミと直美だろ? もう 何回間違えそうになったか 分かんねえよ。 ≪アハハハ…!≫ ≪ヤバ過ぎだろ それ!≫ (沢村) 1回は間違ってる 多分。 ≪アハハハ…!≫ (沢村) そろそろ行こうぜ。 ≪おぅ≫ ヤベェ。 参ったな…。 行くぞ。 おぉ…。 直美…? 私…。 騙されてたんだ…。 ふた股かけられてるの 気づかないなんて カッコ悪…。 そんなことねえよ。 ひでぇのは 向こうなんだからさ。 もう恥ずかしくて サークル出れないよ。 学校も行けないし…。 私もう… 死んじゃいたいよ! 何いってんだよ。 死ぬなんて いうなよ! (麻理) 直美…。 (泣き声) (泣き声) バッカみたい。 そんなことで死にたいんだったら 死ねば? 何で そんなこというんだよ。 ちょっと 今 自分が何いってるか 分かってるの? 1回 ひどい男に当たったぐらいで 死にたいなんていう奴は 死ねばいいんだよ! さっき いってたよね? 「どうせ死ぬなら 若くて キレイなうちに死にたい」って。 笑わせないでよ!! 年とって シワくちゃになって ボロボロになるまで生きるの カッコいいじゃない!! (ドアの開閉音) おい おい 太一! 太一! あ~あ まっ バレちまったら しょうがねえか。 ハハハ…! なっ。 次 どうしよっかなぁ 痛っ。 (沢村) 何だ? お前。 あんたみたいな奴 一番ムカつくんだよ!! 何しやがんだ! おい! おい てめぇ! ふざけんな!! ふざけんな!! ふざけんな!! チクショ~! ふざけんな!! 何だよ! キャっ! おいおい… おい! オラ! やめ… やめろ! 危ないよ! おい! やめろって! おい! あんたみたいな… あんたみたいな最低な奴が のうのうと生きてて それが ムカつくんだよ!! (沢村) しつけぇんだよ! ちょっと! もう…。 すいません ホント…。 さっきから 何なんだよ てめぇは! 太一君! (邦彦:洋次) 太一! (パトカーのサイレン) (パトカーのサイレン) ≪警察だ~!≫ ヤベっ 逃げろ! 太一 ヤバいぞ。 (警察官) 待ちなさい! 道 あけてください! どいて! 美丘 行くぞ。 ハァ ハァ…。 ハァ… ハァ…。 大丈夫? あ~~!! スッキリした。 「スッキリした」じゃ ないよ。 ムチャすんなよ! もう。 さっき 初めて私のこと 「美丘」って呼んだね。 えっ? そうだっけ? ハハ…。 フフっ。 ハハっ。 ハハ…。 (泣き声) あの時さ 私が屋上にいた時。 何で 手すり 越えて来てくれたの? 太一君 高いとこ 苦手なんでしょ? なのに どうして? どうしてかなぁ。 手すりの こっち側で 何いっても ダメだなって思って。 そしたら いつの間にか 体が動いてた。 今 考えても 不思議なんだ。 いつもの俺だったら 絶対あんなこと できないよ。 足がすくむほど 怖いのに。 でも なぜか 思ったんだ。 どうしても 今ここで このコを つかまえなきゃいけないって。 でも 越えてみて よかったよ。 ほら 美丘いってただろ? こっちと あっちで 見える景色は 全然違うって。 ホントに そうだった。 俺さ 生まれ変わったみたいに 見える世界が変わったんだ。 フフフ。 フゥ~! はぁ? 痛い! アハハ! キャ~! え~! ちょっ…。 何やってんの? おい! ア~ッハハハ! 何すんだよ やめろよ! 何やってんだ 早く出ろよ。 太一君も来たら? は? 気持いいよ~ 生きてるって感じする。 ほら~ カッコつけてんな! 分かった 待って… おい! アハハハ! え~? え~!? アハハハ! アハハハ…! 何 笑ってんだよ。 うわっ! ちょ… 冷たっ! 何してんの! 何だよ! うわっ! 太一君 ホントはね あの日 屋上で 私 このまま死んじゃおうかなって 思ってたんだ どうせ短い自分の命なんて どうでもいいやって思ってた でも 太一君が あの手すりを 越えて来てくれたから その手で つかまえてくれたから あの 空に一番近い場所で 太一君は 私の天使になったんだよ だから 私は あなたと 最後の恋をしようって 決めたんだ