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唯吾分享堂吉诃德03日文字幕,台词

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(城田正孝) よし。 なぁ。 (鯖島 仁) はい。 やっぱ 注射とか打つのかな? さあ それは診てもらってからだと 思いますけど。 だったら嫌だなぁ。 やっぱ帰ろうか。 いやいやいや ここまで来たんですから 診てもらいましょうよ。 実は 僕達… 中身が 入れ替わってしまったんです。 中身? つまり 心っていうか 魂っていうか…。 団地のチャイムを押した瞬間 僕が この人になって この人が 僕になっちゃったんです。 それは 大変ですね。 最初は 夢だと思いました。 ひと晩 眠って 目が覚めれば きっと 元に戻ってるって…。 でも 夢じゃなかったんです 現実だったんです! それは 辛かったでしょう お気持 お察しします。 先生 俺達 どこが悪いんだよ? どうすれば 元に戻れるんでしょうか? それは 難しい質問ですね。 俺達 元に戻れねえと困るんだよ。 そりゃ そうでしょう。 こんな趣味の悪い服 ホントは着たくないんです! 俺だって こんな服 着たかねえんだよ。 頭と顔だって こんなだし 汗っかきで オヤジ臭はするし 老眼も来てるし 夜中に 足もつるんですよ。 こんな体 もう うんざりなんだよ! 酒も葉巻も受け付けねえ ケンカは弱えぇし 体力は ねえ。 男として 最低じゃねえか! まっ あの… ちょっと お2人とも 落ち着いてください。 はぁ…。 はぁ…。 先生 頼む! お2人とも 随分 お疲れのようですね。 (医師) ご存じですか? 「忙しい」という字は 立心偏に 「亡くす」と書きます。 この立心偏には 「心」という意味がある。 お2人は きっと 忙し過ぎて 心をなくしてしまったんです。 ねっ。 ≪ふざけんじゃねえぞ コラ!!≫ (医師) うわ~~! あっ! あっ! た… 助けて~! 助けてほしいのは こっちのほうだよ! ひとが本気で相談してんのに ナメてんじゃねえぞ コラ!! 助けて~! 助けてくださ~い! この野郎! 落ち着いてください! うぅ~! やっぱり 信じてもらえませんでしたね。 今日も また一日 お前かよ。 あ~あ あゆみに会いてぇな。 あの ちゃんと 仕事 行ってくださいね。 ヤダよ もう行きたくねえ。 鯖島さん 希望を捨てちゃいけません。 ネットもありますし 元に戻る方法 僕 ググってみます。 ん? ググる? ネット? ハハっ 意味 分かります? 当たりめぇだろ! お前。 あれだろ? 網 張って ググっと引っ張るんだろ? ヘヘっ ハハハ。 はぁ…。 簡単だよ そんなもん。 ハハっ。 おはようっす。 (西脇) おい 城田 警察来てんぞ。 あぁ? 上等じゃないっすか 相手になってやりますよ。 (亜希) はぁ? あんた 何 寝ぼけたこと いってんの? (恭子) 補導された13歳の少年を 連れて来たの。 あの どういうことですか? ここには 罪を犯した14歳未満の少年を 指導する役割があるでしょ? あんた ホント 何 寝ぼけてんの? はぁ~ そんな面倒くせぇことも やってんだね ハハっ。 はぁ!? 何いってんだよ お前。 (水盛ミネコ) はい 皆さん ちょっと いいですか~? こちら 松岡文也君。 それから 京浜署少年係の刑事さんです。 どうも 京浜署の神山です。 あぁ~!? 神山! (西脇) どうした? 城田。 えっ 知り合いか? あっ いや… いいや。 君も児童福祉司か? ええ まぁ。 こんな若造に 不良少年の相手ができんのかよ? 何だと? てめぇ。 おいおい 城田! そういう言い方は 失礼かと存じますが。 まぁまぁ… ねっ では 早速 協議に入りましょう。 城田君 お茶 お茶。 へい。 ちょっ…。 えっと 文也君は 面談室で待っててくれるかな? 西脇君 お願い。 (西脇) あっ はい。 (西脇) 行こうか。 ((今さら ハネムーンなんて 何か照れるな ハハハ!)) (鯖島あゆみ) ((結婚して もう3年ですものね)) (兵藤)((お2人とも 心置きなく 楽しんで来てください)) (ヤス)((うっす)) ((夢 叶えてくれて ありがとう)) ((あなた!)) ((あゆみ!)) ((あなた!)) ((あゆみ!)) ((飛行機の時間がねえ この続きは バハマの オン ザ ビーチだ)) ((パトカーのサイレン)) ((あぁ?)) ((その旅行 キャンセルしてもらおうか)) ((神山!)) ((先週 京浜埠頭の倉庫が荒らされ 2000万円相当の ブランド品が盗まれた)) ((俺が そんなケチなヤマ 踏むわけねえだろ!)) ((おい!)) ((公務執行妨害で逮捕する!)) ((てめぇ! ハメやがったな この野郎!)) ((ちょっと待て! おい てめぇ この野郎!)) ((離せ! お前ら)) ((あゆみ! あゆみ~!)) (ヤス:ケン)((頭!)) ((あなた~!)) ((あゆみ~! あゆみ~!)) フッフッフッ…。 (神山) 1週間前 松岡文也は 深夜 徘徊していたところを パトロール中の警官が補導した。 その際 奴は ゲームソフトの海賊版が 入った紙袋を所持してた。 供述によると 駅前で 見知らぬ男に声をかけられ 「1万円やるから紙袋を ある場所に 運んでほしい」と頼まれたそうだ。 (亜希の声) 彼は 中身が何なのか 知らなかったんですね? (神山の声) 本人は そう供述してる。 だから うちの上は 奴の身柄を児童相談所に預けた。 だが 俺は奴を クロだと にらんでる。 それは どういう意味ですか? 松岡文也は 恐らく 密売組織の一味だ。 奴は 仲間をかばってる。 その根拠は? 俺の勘だ。 この密売組織は これまでに何万枚もの 海賊版のソフトを売りさばき 億単位の被害が出てる。 「児相」も この事実を忘れずに 厳しく調査してくれ。 いや そんなこと 僕らに いわれても…。 はいはいはい…。 お茶が入りましたよ~。 はい。 どうぞ。 あぁ すいません。 んっ!? うまいね! これ。 神山さん 私達の仕事は 子供達を裁いて 罰を与える仕事じゃありません。 そうです カウンセリングや面接を通じて 子供を立ち直らせることが 僕らの役目なんです。 だから「児相」は 甘っちょろいって いわれんだよ! ガキどもに ナメられるんだよ。 ここで甘い処分を受けて 犯罪を繰り返す連中が どれだけいると思ってんだ? 本気で奴らを更生させるには 厳しく罰して 性根をたたき直さなきゃ ならねえんだよ! (机をたたく音) 神山! ご大層な口を たたけるほど てめぇは 立派な人間なのかよ? (神山) 何? ちょっと気に入らねえからって 罪 でっち上げて なすり付けて…。 やることが汚ねぇんだよ!! ちょっと お前 何いってんだよ? だって こいつは 俺のハネムーン…。 (亜希) ハネムーン? いや その あの… つまり 警察は すぐに人を疑って 犯罪者扱いするってことだよ! (神山) おい 小僧! もういっぺん いってみろ! 何だと? この野郎! まぁまぁ… ねっ とりあえず 文也君のお話を 聞いてみましょう。 城田君 西脇君 お願い。 はい。 楓ちゃんは心理判定を。 (楓) はい。 児玉さんと難波さんは 中学校の 聞き取り調査を お願いします。 はい。 はい。 面談の様子 見させてもらうぞ。 何? あれ 感じ悪っ。 ホントに。 城田 お前 どうしちゃったの? えっ? あぁ…。 「どうした」って…。 あぁ! 俺は ただ あの男の子を 立ち直らせたいだけだ。 よっしゃ! 西やん 行くぞ! 「西やん」って…。 この野郎! (西脇) 最近 お前 変わったね! (兵藤) ねえさん 勘弁してください。 自分 ホント 何も…。 あの人が 外泊するなんて 結婚以来 一度もありませんでした。 それが この1週間で 2回ですよ? 2回。 いや だから それは 総長の呼び出しで…。 そんな話 信じられると思います? 女でしょ? 女ができたんでしょ? いや 自分は ホント 何も知らないですから…。 ただいま~。 (ヤス) ご苦労さまです。 皆さん おそろいで。 いや~ 暑いね~。 「皆さん 実は ボク ある人と中身が…」。 (ケン) ブラインドタッチ? (ヤス) どこで あんなテクニックを…。 (兵藤) 頭 ケータイのメールも ろくに打てねえのに。 (西脇) これから 君の話を聞いて 事実内容を確認します。 それによって 今後の君の 援助方針を決定します。 おぉ そうだぞ! (松岡文也) はい。 まず どうして そんな仕事を引き受けたのかな? 確かに どうしてなんだよ? お小遣いが欲しかったから。 うん… でもさ 運ぶだけで 1万円も貰えるなんて おかしいなって思わなかった? そうだよ。 特に そんなふうには…。 (西脇) そっか。 以前にも こういうことは やったことある? いえ 初めてです。 その相手とは 本当に初対面だったのかな? 初めてだったのかなぁ? はい。 ウソじゃ ないって いえる? はい。 (ドアが開く音) (神山) おい! ホントのこと吐け! 俺を騙そうったって そうはいかねえ。 おめぇの人生 台無しにしてやろうか? ちょっと 何てこというんですか! 子供は 大人の言葉に 影響を受けやすいんですよ! (神山) おめぇら すっこんでろ! 神山さんよぉ 頭 冷やしましょうよ。 ここは サツの取調室じゃ ねえんだよ! てめぇ! 邪魔すんな。 あれれれ…? 刑事が堅気に 手ぇ出そうってんですかぁ? (恭子の声) 松岡君 学校では どんな感じですか? (教師) 極めて普通の子ですよ 成績も中ぐらいだし 目立つようなことは 何もありません。 最近 何か変わった様子は ありませんでしたか? 特に これといったことは…。 お友達との関係は どうですか? 良好だと思いますよ いつも 一緒にいる友達がいますから。 友達? 俺らが? 確かに 文也 いっつも 俺らに くっついてたけど 友達っつうのは ちょっと…。 (生徒の声) あいつとは 全然 口きいてないし。 (生徒の声) まぁ 空気みたいなもんです。 おめぇ見てたら 鯖島って野郎の 若ぇ頃を思い出すぜ。 あぁ? 鯖島? あ~ 噂で聞いたことありますよ。 義理人情に厚い 伝説の極道 男の中の男だって。 ハハハ…! ハハハ…! 笑かすなよ あれは ただのバカだ。 バカ? あのガキを吐かせて 密売組織を挙げれば 俺は 「マル暴」に返り咲けるんだ。 そしたら あの野郎 今度こそ ムショへ たたき込んでやる! 上等じゃねえか 神山。 てめぇに手柄なんて やるもんか。 (恭子) 文也君 学校では印象が薄く あまり 目立つ子ではなかったようです。 (亜希) いじめというわけでは ないんですが 一緒にいた仲間にも 存在を 認められてなかったみたいで。 心理テストの結果を見ても 内向的で 対人関係を築くのが 苦手なタイプだと うかがえます。 彼と話した感触は? 何か こう 隠してるって感じあった? 正直 どちらともいえませんねぇ。 (大森) でも もし 彼がホントに 犯行グループのメンバーだとしたら どこで出会ったんだろうね? 文也君の周辺を調べる限り それらしい仲間は 見当たらないんですよね。 もう少し 時間をかけて 観察してみましょう。 城田君 文也君を一時保護所に 連れて行ってくれる? うっす。 お前 今日から ここに泊まりだ。 入れ。 いや~ しかし お前 いい根性してんなぁ。 あんなに脅されてんのに 仲間かばうなんて お前 なかなか できることじゃねえぞ。 僕 誰も かばってなんかいません。 いいから いいから 分かってるから なっ。 神山には 絶対いわねえから 心配すんなよ。 (幸子) 城田さん。 あぁ? 見たよ あんな怖い顔した刑事と 渡り合うなんて なかなか やるじゃん。 何だ お前も ここで暮らしてんのか。 ミネコさんに捕まっちゃってさ。 ミネコ? 腐れ縁? 6歳の頃からの付き合いだしね。 ふ~ん。 じゃ いってきま~す。 何だ? あいつは。 アレックス ごめんね なかなか相手してやれなくて。 トカゲ相手に 何 語ってんだよ 気色悪ぃな~。 だって アレックスは 僕の友達ですから。 お前 マジでいってんのか? はい。 去年のクリスマスも 一緒に過ごしたんですよ フフっ。 ((よし じゃあ アレックス ハッピー メリークリスマ~ス)) ((クラッカーの音)) ((ハハハ…!)) ((ケーキ食べる?)) いや~ 何だかなぁ。 お前の頭 かち割ったらよ ミソは ミソでも カニミソが出て来んじゃねえか? ハハハ…! 何か いってることが オジサンですよねぇ。 あぁ? トカゲと友達で 何が悪いんです? 鯖島さんは 自分の理解できないことを すぐに否定しますけども 今の世の中 いろんな繋がりがあるんです あって いいんです。 今日 僕が書き込んだ ネットの 相談サイトだって そうですよ。 「僕達の中身が入れ替わった」って 書き込んだら 早速 解決法を考えてくれる人 こんなにたくさん いたんです…。 ホントだ。 ほらほら…。 これ どうやんだよ? これ こう押して行くんですよ。 「雷に打たれる」 「キスをする」? 「抱き合って 神社の階段を転げ落ちる」。 「黒魔術をかけてみる」って これ バカにされてんじゃねえかよ! いや この人達は この人達なりに 真剣に心配してくれてるんですよ。 いや~ やっぱ 分かんねえな。 まぁ 50歳前のオジサンには 無理かもしれませんね。 何だと? この野郎。 この ハゲ! 何ですか! この ヒョロヒョロ! フッ お前 「ヒョロヒョロ」って これ 自分の体じゃねえかよ。 このハゲ頭だって あなたのハゲ頭じゃないですか。 そうか…。 そうですよ。おはようさ~ん。 (一同) おはようございます。 張り切ってるねぇ。 おお 気合入れとかねえと 神山にナメられっからね。 城田君さ 最近 先輩に対する口のきき方 なってないんじゃないの? そうです? (亜希) うん。 (西脇) 城田 文也君のご両親に 時間つくって来てもらったから 一緒に面談すんぞ。 えっ? ねぇ! 今日 神山 来んの? あっ いやいや… 神山 来るんですか? いいから 早く来いよ。 ちょ… おいおい! おい 西やん! おい! 「西やん」 やめろって…! 分かったよ 西脇さん! (文也の父) このたびは 息子が ご迷惑をおかけしました。 あの 文也君の家での様子を 伺いたいんですが。 (文也の母) 以前は 口数も少なく 愛想のない子だったんですけど 最近 急に明るくなって よく 話をするようになりました。 急に明るくなった…。 (文也の父) ええ。 ケータイでのメールのやりとりも 頻繁にやってました。 食事中にも何度か やってたので 注意をしたことがあります。 ケータイですか。 メル友? (西脇) はい。 文也君には 親しいメル友が いたようです。 でも彼には メールするような友達 いないはずよ。 じゃあ 誰とメールのやりとり してたんでしょう? 偽造ソフトの密売組織。 今日の14時…。 文也君? (見崎 駿) おにいちゃん さっき出てったよ。 えぇ!? こりゃ 参ったわねぇ。 (西脇) 所長 どうします? あの刑事が 文也君の失踪に気づいたら 間違いなく手配されますよ。 いやいや…。 そんなことしたら 神山の手柄になっちゃうでしょ。 でも このままじゃ 説明のしようがないじゃない。 あぁ…。 何とか切り抜けられる方法 ないっすかね? う~ん…。 文也君は 散歩に出ている。 散歩? 一時保護した子は 児童福祉司の 付き添いがあれば 外出できる。 それだ。 俺が何とか あのガキ 取っ捕まえて来ますんで ちょっと 時間 稼いどいてください! でも 彼は自分から逃げたのよ。 それって 自分の罪 認めたようなもんじゃない。 これ以上 「児相」としては かばうことはできないわ。 (大森) 確かに 今後のこと考えると これ以上 警察に歯向かわないほうが 賢明かもしれないね。 チッ おい コラ ふざけんじゃねえよ! お前ら あのガキ 立ち直らせるんじゃ なかったのかよ。 俺は 諦めねえぞ。 警察よりも先に あのガキ 捜し出して 神山の鼻 明かしてやる。 よっしゃ! (西脇) おい! ちょっと待て 城田 おい! 所長 どうしましょう? どうするも こうするも 出てっちゃったもんは 仕方ないもんねぇ。 おい 面談の時間だろ ガキは どこだ? 城田君と お散歩に。 散歩? 神山だ 松岡文也が逃亡した。 ああ そうだ 「児相」から逃げ出したんだよ。 奴の写真を 管内の全ての警察官に 配布して捜し出せ! この落とし前は 後で きっちり つけてもらうからな。 あっさり バレちゃったじゃないですか! 刑事って すごいわね。 (西脇) 感心してる場合じゃ ないでしょ! このままだったら 僕ら 全員 処分されちゃいますよ。 (幸子) ねぇ。 こんなことして ホントに あの子が救えると思ってんの? えっ? あ… はい 分かりました。 あの 兵藤さん ヤス ケン… 一緒に来てもらえませんか? 何か あったんすか? 説明は 後で。 (ドアが閉まる音) また 隠し事? 実は お前達に ある子供を捜してほしいんだ。 (一同) へい。 この子だ。 頭と このガキの関係は? それは つまり…。 あっ ちょっと訳ありでね。 (咳払い) この子の名前は 松岡文也君。 ゲームソフトの海賊版を 大量に持っていたことから サツに 目をつけられてる。 このガキ サツに 手配されてるんすか? そうだ。 頭 これのガキっすか? (ヤス) バカ…! 「刑事の神山が 噛んでんだよ」。 刑事の神山が 噛んでんだよ。 四の五のいわずに…。 頭 後ろの方は? ん? まぁまぁ いいんだ いいんだ いいんだ。 とにかく お願いします 僕 この子を救いたいんです。 捜してください お願いします。 へい。 行くぞ。 (ヤス:ケン) へい。 お願いします。 はぁ…。 警察を敵に回して たった3人で 勝ち目あるんですか? この街は 俺らの庭みてぇなもんよ。 裏道で ネタ拾って来りゃ きっと サツも出し抜ける。 なるほどですね。 ああ。 あっ これ さっき百貨店で 買って来たんだけどよ 持ってけ。 なぜです? 厄よけだよ 厄よけ。 あっちの店に行けば 分かるんじゃないっすかね。 あっ…。 (神山) 見たことあるだろ? おいおい…! (パトカーのサイレン) (メールの受信音) (着信音) もしもし。 頭 情報屋のミツコから 面白い話が聞けました。 どんな? 最近 ゲームソフトの海賊版を扱う 羽振りのいい ブローカーがいるそうです。 そいつの居所は? おい。 ブローカーの山岡っていうのは あんたか? 待て コラ。 (山岡) 気安く「ブローカー」なんて 呼んでんじゃねえよ! お前な そんなナメた口きいてると 痛い目 遭うぞ!! オラ! オラ! (山岡) 何だ? てめぇ! あっ! クッ! 暴力は やめましょう! あぁ! おっ! おぉ~! おぉ! おぉ やっぱ 俺 強いなぁ。 アハハ…。おい 君! ちょっと。 待て! ≪神山さん≫ あぁ。 例の少年が目撃されました。 最初に話を持ち込んで来たのは 二十歳の大学生っす。 そいつは どこのどいつだ? (山岡) さぁ… やりとりは 全部 メールでしたから。 10人ほどのグループで 役割分担し 海賊版のソフトを 俺の所に持ち込んで来たんす。 彼らと文也君は どこで知り合ったんです? (山岡) ネ… ネットです あいつら 友達のいない 寂しいガキどもを ネット上で探して 似た者同士のフリをして 近づいて行ったんですよ メールの やりとりだけでね。 それじゃ 会ったこともねえのに そいつらの口車に 乗せられたってことか? 文也君の場合 きっと そこに すがりつくしか なかったんですよ。 (鯖島の声) 彼は 現実の世界で 孤立していました。 友達から無視され 誰も相談に乗ってくれる人が いなかった。 (鯖島の声) だから ネットで出会った彼らに 救いを求めたんです。 たとえ それが犯罪でも 彼にとっては 海賊版ソフトを運ぶことが 友情の証しだったんです。 だから 死に物狂いで 仲間をかばってたんです。 一度も会ったことねえのに 何で そこまですんだよ? 彼にとっては それだけ大切な人達なんです。 いや~ 分かんねえ。 いや 全然 分かんねえわ。 (メールの受信音) (山岡) 「ダニエル 警察 取引中止」。 おい どういうことだよ? ダニエルが サツに追われてるんすよ。 ちょっと… 「ダニエル」? おたくらが捜してる ガキっすよ。 恐らく 文也君のハンドルネームです。 ハンドル? ネット上の匿名です。 いやいや 何で 本名 使わねえんだ? (山岡の声) あいつら 証拠を全部 処分するつもりだ。 えぇ!? それじゃ トカゲの尻尾切りじゃ ないですか! ねぇ! じゃ 文也君 どうなるんです? ねぇ! おい! 「トカゲ」だ 「ダニエル」だ そんなもん関係ねえだろ! このままじゃ 神山に 先越されちまうじゃねえかよ! おい 取引先は どこだ? 文也は どこに向かってんだよ? よ~し こっちだ! はい。 行くぞ! おい ちょっと…。 (ヒカリ) これで いつでも遊べるじゃん。 (エリ) ねぇ! 超楽しみ! (エリ) ねぇねぇ いつ遊ぶ? (ヒカリ) えっ 早速 決めちゃう? ≪いいね! いいね!≫ ダメだ… あ~ しんどい。 いや ちょっ…。 あぁ~。 しんどいとかじゃないですよ。 いや お前の体だろ これ。 頑張ってください もうちょっとです。 何で? どうしてだよ? (操作音) ≪文也君 メールなんか打っても ムダだよ≫ ここには もう… 誰も来ない。 裏切られたんだよ 君は。 …っていうか 最初から 利用されてただけなんだ。 どういうこと? 君が 友達だと思ってた奴は 君を運び屋として利用するために 近づいて来ただけなんだよ。 君の理解者なんかじゃ なかったんだよ。 ウソだ… そんなのウソだ! 「警察に追われてる」って メールしたでしょ? それを見て 奴ら 君を切り捨てたんだ。 ほら 神山が来る前に行くぞ。 よし。 おい。 文也君。 僕はネットで ひとと繋がることを 否定するつもりはない。 でも こんなことをする奴が ホントに 友達だって いえんのかな? あんた達に 何が分かんだよ。 あんた達なんかに 俺の気持が分かってたまるか! フフフ…。 ダニエルの気持なんか 分かんねえよ。 フッ ハハハ 何が 「ダニエル」だよ。 お前 文也だろうが! そんな小せぇウソついてっから 裏切られんだよ。 これが お前のお友達だっていうなら 何で 本当の名前 隠すんだよ? なぁ これが お前の本当のダチなのか? ん? おい!!あ~あ。 (パトカーのサイレン) あっ! うわ! 松岡文也! もう逃げられんぞ! おい 帽子とサングラス! えっ? いいから かぶれよ ほら 面が割れると面倒なんだよ。 その紙袋を持って こっちへ来い! 早くしろ! こいつは今 俺と散歩中なんだよ。 邪魔すんな。 行くぞ。 ちょっと 鯖島さん! 捕まえろ! 全員確保だ! (パトカーのサイレン) 早くしろ! 文也 急げ! (パトカーのサイレン) (急ブレーキ音) 危ねぇだろ!! どけ~!! ミネコさん あの城田って人 とんでもないこと してるんだけど。 所長。 ん? どこ 行くんすか? ちょっと 散歩。 うわ~! こっちだ! (神山) おい 向こうだ! 捜せ! ≪はい!≫ あっ! あっ! おい! 大丈夫!? 文也君! ったく ほら つかまれ! ほら 早くしろ! よ~っしゃ! 文也君… あの 僕 代わりますよ。 うるせぇ! えっ? これは 神山と俺の タイマン勝負なんだよ! 邪魔すんな! いや でも…。 よし! あっ…。 あ~! あっ! ほらほら もう…。 痛てて…。 一人でカッコつけないでください。 僕だって 文也君を守りたいんですから。 うるせぇな! ほら つかまれ 行くぞ! えっ? よいしょ。 おぉ… よいしょ。 大丈夫か? 頑張れ 文也君。 ひ弱な俺は あり得ねえんだけどな! 仕方ないじゃないですか。 「仕方ない」って お前…! まぁ 確かに仕方ねえか。 でも 筋トレぐらいしとけよ お前。 頑張れ! 文也君! オラ 行くぞ! あ~ ちょっと しんどい…! 声ばっかりじゃないですか。 一回 休憩するか。 えっ ダメですよ! 追いつかれちゃいます! 確かに。 あぁ~! お前ら 急げ! ほら! お前ら ちょっと 速いんじゃないか? 頑張ってくださいよ 頑張ってください。 あぁ~! えっ? マズい マズい! 引き返せ! あ~! あっ! あっ! うぉ! チクショ~ こっちもか! 挟まれた。 (神山) 残念だったな! てめぇらの悪あがきも そこまでだ! チクショ~! (車のクラクション) (急ブレーキ音) 城田君 散歩 長過ぎ 早く乗んなさい。 おい 早く乗れ! おい 待て! おい! 一時保護中の児童に対する権限は 所長である私にあります。 私の許可なしに この車に乗ることはできません。 だとよ 残念だったな 神山。 そういうことなんで これで失礼します。 (文也) あの…。 これ 調べてください。 ≪おい そのガキ こっちによこせ≫ 警察 ナメんじゃねえぞ! もういい! 帰るぞ! ≪でも 神山さん≫ (神山) いいから! (神山) 行くぞ! おめぇみてぇな児童福祉司が いたとはな。 案外 いい人ですね あの刑事さん。 あんな奴 褒めなくていいんだよ。 いや だって何か すがすがしいっていうか。 だから 褒めんなっつってんだろうが! そんな…。 (文也) ねぇ。 2人は友達なの? んなわけねえだろうが! そんなわけないでしょ! はぁ。 えっ? (亜希) 神山さん 結局 私達のこと認めてくれたのね。 (恭子) キツいこといってた割には いい人だったよね。 そうですよね 何か 私 ファンになっちゃいました。 何か 調子 狂うんだよな~ 神山め。 あ~あ。 城田さんってさ バカ? 何だと? コラ。 だって普通 あんなムチャ しないでしょ。 男にはな 引き下がれねえ勝負 ってのがあんだよ。 は? おめぇも そんなん カチャカチャやってねえで ちゃんと心に血の通ったダチ つくれよ ったく。 余計なお世話です。 文也君のケータイの通信履歴の解析 終わったそうよ。 これで共犯のコが捕まるのも 時間の問題ね。 結局 神山の手柄か。 サイトで仲良くなった人達に…。 (ミネコの声) 文也君も 正直に話してくれてるし このまま 立ち直ってくれるといいわね。 はぁ… ったく 近頃のガキは どうなってんだろうなぁ。 何が楽しくて こんなもんに すがるんだろうなぁ。 しょうがないじゃない 出来ちゃったんだから。 また 訳の分かんねえ新人類が まだまだ増えるってことか。 新人類? 随分 古い言葉 知ってんのね。 新人類…。 そうだね… うん。 はぁ~。 ≪おにいさん おにいさん ちょっと そこの おにいさん≫ あぁ? おにいさん いい男だね~。 脚長いし 女のコにモテるでしょ? モデル? モデルやってるでしょ ちょっと遊んで行かない? カンパ~イ! ちょっと おにいさん 何者? あぁ 本物? ハハハ…! すご~い! そうかな? ねぇ もっと頼んでもいい? おう 頼め頼め 遠慮すんなよ。 (歓声) (振動音) もしもし…。 あの~ 鯖島さんですか? 城田さんって知ってます? 酔いつぶれて寝ちゃったんです。 すぐ行きます。 世話の焼ける人だな。 あっ! 何やってんですか! みっともない! ん? あぁ? 起きた~! 起きた~! 城田さん おはよう。 (一同) おはよう~! もう 寝たらダメだぞ。 あぁ 俺 飲んだのか。 頭 痛ぇな~。 じゃあ 私の膝 貸してあげる! えっ 私も! ≪来て!≫ えっ いいの? (一同) いいよ~! ≪来て来て!≫ じゃあ…。 すんません。 あぁ~! ずる~い! 次 私~! にしても 何か 腹へったな。 あ~ん。 バカ お前ら そんな食えねえよ! じゃあ あ~ん。 ちょっと すいません すいません やめてくださいよ。 僕の そんな まぬけ面 見たくありません。 そんな固ぇこというなよ あっ そうだ このオジサンね こんな怖い顔してるけど 中身は ピュアなんだぞ。 (一同) えぇ~! ほらほら 座れ座れ。 あっ ちょっと…! 今日は 俺のおごりだ パ~っと飲めよ。 ちょっと どこ行くんですか!? あ~ 気持悪ぃ。 かわいい~! え… あっ! あら! ちょっと…! ヘヘっ… あぁ~! ≪あんた~~!!≫あゆみ? あゆみさん!