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唯吾分享推理要在晚餐后04日文字幕,台词

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(影山)結婚パーティー用の ドレスでございますか。 (麗子)ちょっと 入るときは ノックぐらいしなさいよ。 (影山)固い信頼関係で 結ばれてる執事は あるじの部屋に ノックなしで入るのが 常識でございます。 (麗子)そういえば 今まで 一回もノックされてない。 それより お嬢さま そろそろ お時間で。 分かってるけど。 困っちゃうのよね 華があり過ぎる顔っていうのも。 だって 花嫁より目立っちゃ悪いでしょ。 しかも花嫁が あの有里さんじゃね。 どうしても私の方が。 にしても あの有里さんが この私よりも早く 結婚するなんてね。 ≪お気持ちは お察しいたします お嬢さま。 要するに お嬢さまは お友達が ご自分より先に ご結婚なさるのが どうしても納得いかないと。 そんなことないわよ。 《大財閥 宝生グループの会長 宝生 清太郎を父に持つ私は 世界屈指のお嬢さま》 《一方 沢村 有里さんは どこにでもいる そこそこのお嬢さま》 《幼稚園が一緒で それ以来 友達のいない有里さんと 仲良くしてあげてきたけど》 (有里の泣き声) (麗子)《はい どうぞ》 《私の方がカワイイし 成績優秀だし 爪の形も奇麗だし どう考えても 私の方がモテるはず》 《なのに なぜ? あっちが先に結婚する?》 (男性)《Hey baby》 《確かに 向こうは 海外留学の後 家事手伝い》 《お手伝いさんがいるくせに 何を手伝う?》 《きっと はやりのツイッターやらフェイスブックやらで 出会いまくりでしょ》 《で こっちといえば 出会う相手は だいたい すでに死んでるし 周りの男は 成り金主義の御曹司とか ぱっとしない連中ばかり》 《そのくせ 無駄に色っぽい女子が多いし》 《残るは この執事 影山》 《お嬢さま アホでらっしゃいますか?》 《お嬢さまの目は 節穴でございますか?》 《お嬢さまは いらない存在と なりつつありました》 《しばらくの間 引っ込んでおいて くださいますか》 《だけど お嬢さまであり 刑事である 私のプライドを ずたずたに切り裂く この男に 誰が》 沢村さまの邸宅に 到着いたしました。 《そうだ 今日の結婚パーティーよ》 《こんなときこそ 白馬の王子様を見つけなくっちゃ》 ≪(風祭)パカリ パカリ パカリ。 初めまして 白馬の王子が参上いたしました。 えっ。 (風祭)やはり あなたでしたか。 どちらさまですか? 何度か お会いしています。 その後ろ姿 よもや 見まごうことはございません。 《マイ スイート ハニー》 ここで お会いできるとは まさにデステニーのいたずら。 お名前をお聞かせ願えますか? 《言えない。 本当は あなたの部下 宝生 麗子です なんて絶対に言えない》 参りましょう。 ええ そうね。 はい はい はい はい はい。 夜空に星 カレーに福神漬け 恋にライバル 大いに結構。 どうして 風祭警部が ここに? おそらく今日の祝いの席の ゲストでございましょう。 どうしよう 風祭警部は 私が宝生家の令嬢だってこと 知らないのよ。 そうでございますね。 ていうか どうして執事のあなたがここまで来てるのよ。 もういいから外で待ってなさい。 かしこまりました。 ≪(有里)麗子さん。 来てくださったんですね? 有里さん? (有里)あっ! 大丈夫でございますか? (有里)あっ ええ。 お久しぶり。 相変わらずね。 麗子さん いつの間に こんな すてきな彼氏が? あっ いや。 でも ごめんなさい。 ブーケは違う人にあげようと 思ってたんです。 何だ その上から目線。 影山と申します。 本日は おめでとうございます。 (有里)ありがとうございます。 お二人とも 楽しんでってくださいね。 はい。 いっ いえ 有里さん 影山はね。 吉田さん。 (吉田)あっ はい。 お二人を会場へ。 (吉田)ああ はいはい。 あの 在園寺家の執事 吉田と申します。 (吉田)何とも お似合いの お二人でございますね。 さあ どうぞ こちらへ。 ありがとうございます。 あの いえ ですからね あの 影山というのはですね。 で ホントに来ちゃう。 なかなか 盛大なパーティーでございますね。 服装とか 普通にマッチしちゃってるし。 (細山)おお 風祭。 どうも 先輩 おめでとうございます。 (細山)ありがとう。 後輩の風祭と申します。 にしても あの新郎 ずいぶん年配よね。 ≪(佑介)だまされてんだよ 姉貴は。 (美幸)ちょっと お兄ちゃん 突然 失礼よ。 有里さんの弟さん? (佑介)沢村 佑介。 で こいつが妹の美幸。 で あちらの新しいお兄さまが 細山 照也 42歳。 てことは 有里さんの18歳も年上ってこと? (佑介)財産狙いだよ。 (美幸)ちょっと。 どういうことですか? この屋敷は もともと 在園寺家の物なんだ。 在園寺家。 明治時代から続く名家さ。 まあ その在園寺家も すっかり没落して 今じゃ名前を継ぐのは 50過ぎても独り身のばばあだけ。 屋敷を維持することすら できなくなって 遠い親戚のおふくろに 泣き付いてきたんだ。 お母さまに。 あっ あれが母です。 (佑介)で そのばばあに 援助する代わりに 俺たち沢村家が この屋敷に住むことになったんだ。 でも その在園寺家と 有里さんとの結婚に何の関係が? (佑介)3年くらい前に 細山は財産狙いで 在園寺家の 顧問弁護士になったんだ。 でも 在園寺家に金がないと分かると 今度は沢村家に近づいてきて あれよあれよという間に 姉貴と結婚だよ。 なるほどね だから有里さんは 私より早く結婚を。 お嬢さま お顔が喜びにあふれております。 (佑介)あれが噂の 在園寺家 最後の当主 琴江おばさん。 ほほう。 また時代遅れのドレス着ちゃって。 (佑介)色とか あせちゃってるだろ? ああは なりたくねえよな。 いえいえ あれはチュールエンブロイダリー。 めったに お目にかかれる代物ではございません。 (有里)おばさま。 (琴江)おめでとう とても奇麗だわ。 (有里)ありがとう。 (佑介)姉貴だけは懐いてんだよな。 (有里)友達の麗子さんが 来てくださったの。 そう。 有里のご友人だそうですね。 お越しいただき ありがとうございます。 本日は おめでとうございます。 おめでとうございます。 スズランの香りですか 奥ゆかしい。 (琴江)あっ。 [マイク](司会者)では ここで ちょっとしたサプライズ。 新郎新婦が選んだ ベストカップルに ダンスを披露していただきます。 決まりました。 サプライズダンスは あそこの すてきなカップルに お願いします。 私たち? それでは お願いします。 ≪(一同の拍手) 《ヤバい》 《私が 唯一 苦手とする ダンス》 《無理 無理 無理 無理 無理》 へっ? あっ あっ。 (一同の笑い声) (女性)カワイイ。 ≪(一同の拍手) ったく 何やってんのよ。 (琴江)あなたの執事ですね? えっ? 彼氏ではなくて ホントは そうなんでしょ? よくお気付きで。 執事の質というものは あるじの人生をも左右します。 あなたは幸せですよ 良い執事に恵まれて。 いいえ とんでもない。 いつも私のこと アホだの節穴だの言うし ああやって 変なことばっかりするの。 いつか分かるときが来るわ あなたにもね。 (有里)あっ ちょっと 私 飲み過ぎちゃったみたいなんでお部屋に戻ってます。 (吉田)大丈夫ですか 何か お薬でも? (有里)大丈夫 大丈夫。 (吉田)えっ。 ≪お嬢さま。 あっ では ごゆっくり。 先ほどは失礼いたしました。 レイディーに名前を聞くときには まず 自ら名乗るのが ジェントルメンの習わしでしたね。 申し遅れました 私 あの風祭モータースの御曹司で 警視庁 国立署の警部 風祭 京一郎と申します。 はい はい はい そうです。 結婚すれば 玉のこし間違いなし。 (店員)《お待たせいたしました》 警察力を駆使して 大人気店を貸し切ることでさえ 可能です。 それは まずいんじゃ。 して あなたのお名前は。 えっ。 教えてください あなたのお名前を。 そっ それは。 ほ。 ほ。 う? う? ≪ホウ・ショウレイ。 ホウ・ショウレイ。 ええ 彼女はホウ・ショウレイ。 香港の財閥グループのご令嬢で 私のフィアンセですが それが何か。 ホウ ホウ ホウ。 ウエルカム トゥー カザマツリ。 この広い地球で あなたに 出会えたことに感謝します。 [マイク](司会者)それでは ここで 新郎のご友人である 風祭 京一郎さまより ご挨拶を頂戴したいと思います。 (一同の拍手) 残念ですが では後ほど。 ≪(一同の拍手) 何とか 切り抜けたようでございますね。 (ため息) ただ今 ご紹介にあずかりました 新郎の後輩 風祭です。 あっ やめてくださいよ 何か 面白いことやれっていう空気は。 では リクエストに お応えして 得意の物まねを。 私 ちょっと お手洗い行ってくるわね。 風祭警部の物まね 私 見飽きてるから。 どうせ 時代遅れのケント・デリカットよ。 かしこまりました。 ちょっと失礼。 では どなたか 眼鏡を貸していただけますか? ホウ・ショウレイです。 ≪(女性の悲鳴) (吉田)あっ 有里さまのお部屋ですね。 有里さま 有里さま どうなさいました。 有里さん 開けるわよ。 おかしいな あの 少し休むとおっしゃって お部屋に お戻りになったんですが。 合鍵を取ってまいります。 お願いします。 有里さん 有里さん。 はい ケント・デリカット。 目が大きくなるよ。 ユタは田舎じゃないよ。 でも ゆったりしてるよ。 (吉田)お願いします。 有里さん。 有里さん。 (吉田)おっ お嬢さま どうなさいました。 大丈夫 生きてる。 有里さん? しっかりして。 有里さん? 有里さん? ≪(佑介)何だよ 今の悲鳴。 ≪(孝子)ちょっと どうしたの? あっ! 救急車を。 あっ あっ はい はい。 ねえ 何の騒ぎ? 琴江おばさんに何かあったの? (佑介)バカ おばさんじゃねえ 姉貴の方だ。 はい はい はい はい はい はい。 現場保全のため 皆さん外へ。 (サイレン) (雷鳴) (孝子)誰が 警察 呼んだんです。 あんなに多くのお客さまの前で 沢村家の恥もいいところです。 (三浦のせきばらい) (三浦)そう言われましてもね。 一応 形式上 近所の交番から ペーペーを僕が呼びました。 なに 花嫁の命に 別条はございません。 ちょっとした傷害事件です。 後は 数々の難事件を解決してきた この私に お任せいただければ 悪いようにはいたしません。 あの やはり署に連絡した方が。 それは僕の捜査が終わってからで 十分だよ。 ですが警部。 君 名前は? 三浦です。 じゃ 三浦君 しばらく黙って メモを取っていてくれたまえ。 はい。 では早速ですが 事件発見の経緯について ご説明いただきましょう。 まず最初に有里さんの部屋に 駆け付けた方は どなたですか。 何とショウレイさんでしたか。 私は階段の下で悲鳴を聞いて 駆け付けたんです。 (吉田)私は自分の部屋へ帰る途中 悲鳴を聞きまして。 鍵が掛かっていたので 吉田さんが合鍵を取りに。 《おかしいな》 それで私が鍵を開けて 中に入ったら。 (吉田)《おっ お嬢さま どうなさいました》 (佑介)《何だよ 今の悲鳴》 (孝子)《ちょっと どうしたの?》 《あっ!》 振り返ったら すでに皆さんがいて そこに影山が来て 最後に。 (美幸)《ねえ 何の騒ぎ? 琴江おばさんに何かあったの?》 (佑介)《バカ おばさんじゃねえ 姉貴の方だ》 なるほど 隣の部屋にいたのは 美幸さんですね? はい。 君は なぜ 最後に顔を出したのかな? 隣の部屋にいたのなら もっと早く騒動に気付いても よかったはずですが。 音楽を聴いていたんで。 そうですか では他の皆さんは どうして あの場所へ? 私は少し疲れたので 奥にある自室で 横になっていたんですが 途中で物音がしたので外へ。 では あなた方は。 (佑介)俺と母さんは パーティー会場から 外に出たときに 騒ぎに気付いて一緒に。 私も お二人と同じでございます。 会場を出たときに 声が聞こえましたので。 どうも怪しいですな。 (孝子)何ですの? 同じタイミングで 3人が会場から出たというのは 都合が良過ぎる。 もしかして 示し合わせて 外へ出たのではありませんか アリバイづくりのために。 違います。 何だか お寒い物まねが始まったから 外へ出ただけです。 (佑介)そうだよ ケント・デリカットなんて 俺 知らねえし。 部屋は入ったときから このような状態だったんですね。 ええ。 だったら事は簡単だ。 三浦君 この部屋の窓の下を 調べてきてくれたまえ。 鈍いね 君は。 今までの話で全て分かっただろ? 部屋には鍵が掛かっていた。 つまり犯人は この窓から飛び降りて 脱出したんだよ。 窓の外には 足跡などが必ず残っているはずだ。 ええ 僕も さっき そう思って あの 窓の下を調べたのですが 犯人の痕跡は 何一つ残っていなかったんです。 何!? じゃ 犯人は どうやって部屋から。 (佑介)姉貴は 犯人の顔 見てないんすか? (三浦)まだ 意識が 戻られていないようなので。 あの この中に1人だけ 有里さんを刺すことができた人が いると思うのですが。 何と 誰だい それは。 私? 何を言うんだ 僕の恋人に。 恋人じゃないですから。 ですが警部 彼女が 嘘をついていると考えれば この密室状態を 説明することができます。 どういうことかね。 (三浦)まず 彼女が有里さんを刺す。 部屋から飛び出した彼女は 執事の吉田さんが 駆け付けるのを見て 階段から来たふりをする。 さらに ドアが開かないと嘘をついた。 《あれ 開かないな》 (三浦)そして 吉田さんが 持ってきた鍵を受け取り いかにも 今 開けましたという そぶりで部屋の中へ入った。 つまり ドアの鍵は締まっていなかった。 違いますか? 違います。 それに どうして私が有里さんを? (三浦)実は あなたが有里さんの結婚を 腹立たしく思っていたようだ という証言が。 誰が そんな…。 あなたって人は この裏切り者。 とにかく それ以外に 説明のしようがないのです。 違います ホントに違います。 信じてください 私 やってないです。 はい はい はい はい はい はい はい。 いいですかショウレイさん。 これは あなたの無実を勝ち取るための 闘いです。 絶対に負けられない闘いが ここにある。 警部。 いいんです。 ご安心ください あなたの無実を晴らすべく 今ここに舞い降りました 白馬の騎士が。 《何? 何なの? 風祭警部が こんなに頼もしく見えるなんて》 《でも 今は もう あなたに頼るしかない》 警部 私を助けてください。 アイ アム ア ホワイツナイツ。 僕には分かっているよ 君が真犯人だということがね。 そう 犯人は君だ 沢村 美幸君。 えっ? 君は沢村家の財産が 細山に渡るのが許せなかった。 だから お姉さんを殺害し 結婚を破談にしようとした。 待ってよ 私は隣の部屋にいたんだよ。 はい 有里さんを刺した後 君は窓から外へ出たんだからね。 (三浦)しかし警部 窓の下には 何も跡が残っていませんでした。 はい 彼女は飛び降りたのではない。 窓から出て 隣の部屋のベランダに飛び移ったのさ。 そして彼女は何食わぬ顔をして 廊下から戻ってきた。 タイムラグを補うために わざわざヘッドホンを片手に 音楽を聴いていたなどという 嘘のアリバイまで用意してね。 《いける 今回の警部は ホントに さえてる》 正直に白状しなさい。 さあ 見たまえ。 君は この窓から出て 隣の部屋のベランダに。 ベッ ベランダがないってことは それは無理。 こんなことってあるかい? 出会ったばかりだというのに。 えっ? ショウレイさん あなたを逮捕します。 ちょっと待ってください。 認めたくはない。 だが それ以外に この密室を 説明することはできないんだ。 違います ホントに 私 やってないんです。 《影山 影山》 (時計の鐘の音) ティータイム。 (三浦)とにかく 有里さんの意識が戻るまで 皆さんは この屋敷から出ないように。 逮捕されちゃうよ。 ていうか影山 容疑者 宝生 麗子が 絶体絶命のピンチという このときに あなた何やってんのよ。 ご覧のとおりでございます。 厨房 お借りして お料理を。 シャー! カー! もう こうなったら お父さまに電話して ありとあらゆる手段を使って 無罪を。 どうやら お嬢さまにおかれましては 大変お困りのご様子。 いったい どうされたのでございますか。 何 とぼけたこと言ってんのよ。 あなたが余計な証言するから 私が容疑者になっちゃったんじゃない。 おや まさか お嬢さまは 真犯人の目星が 付いてらっしゃらないと? じゃ あなたは目星が付いてるの? 当然でございます。 先ほどまでの証言をまとめれば 犯人は 理詰めで浮かび上がってくるかと。 えっ? それが よもや プロの刑事であらせられる お嬢さまが お分かりにならないわけ ございませんよね。 分かるわよ。 ちゃんと考えればね。 では ちゃんと お考えくださいませ。 うん 部屋は密室。 庭には飛び降りた跡が なかったってことでしょ? そっか 犯人は ベランダから屋根に登ったのよ。 そんなことができるのは 犯人は佑介さんね。 もう これしかない。 どう? 影山 私の推理 正解でしょ? ああ どうやら 何にも言うことがないみたいね。 あ よかった これで逮捕されずに済む。 失礼ながら お嬢さま。 このまま逮捕あそばされ 少々 反省していただけますか? この私に向かって 逮捕されろですって? ていうか あなたこそ 公務執行妨害 いいえ 麗子お嬢さま侮辱罪で 逮捕だっつうの! お気に障ること 申し上げたのならば おわびいたします。 しかし 麗子お嬢さま侮辱罪 などという罪は 日本の法律にございません。 んなこと知ってるわ。 そして何より 今回の事件でも お嬢さまの観察力不足は 否めません。 観察力不足? はい。 私は 宝生 麗子。 世界屈指のお嬢さま そして正真正銘の刑事。 こんな男に お願いして 犯人の正体 聞くなんて 絶対にプライドが許さない。 だけど 今回は もう教えてよ。 かしこまりました お嬢さま。 ただし謎解きは こちらをお召し上がりになった 後にいたしましょう。 今回の事件の謎を解く鍵は 犯人が どのようにして 密室状態をつくり出したのか。 やはり これに尽きます。 そう そこよ。 私が考えますに あのとき密室状態を つくり出すことができた人物は おそらく 3人いらっしゃると思われます。 そんなにいるの? まず1人目。 最初に 確認しておきたいのですが お嬢さまは 本当に犯人ではございませんよね。 だから 違うって言ってるでしょうが。 いったい あなたは 誰の味方なのよ。 もちろん 私は お嬢さま…。 何で 一瞬 考える。 もういい あなたには頼らない。 お待ちください 一応 確認しただけでございます。 お嬢さまが 犯人でないのであれば あの密室状態を つくることができた人物は あと2人に絞られます。 誰。 分かった 追い込まれた私って強い。 犯人は執事の吉田さんよ。 ほう。 《あっ》 吉田さんは犯行後 部屋の外に出て鍵を掛けた。 そして私が来たところで 再びドアの前に姿を現す。 《有里さまの お部屋でございますよ》 で 鍵を部屋まで 取りに行くふりをした。 ねっ? 鍵を持っている吉田さんなら 密室をつくるなんて ちょちょいのちょいってわけよ。 確かに お嬢さまのおっしゃるとおり 吉田さんは 残る2人の容疑者の 1人でございます。 やっぱりね。 しかし それは不可能なのでございます。 どうしてよ。 お嬢さま 吉田さんは鍵を持ってくるとき ご自分ではドアを開けず なぜ お嬢さまに 鍵をお渡しになったのか お分かりですか? おそらく鍵の束の中から 有里さんの部屋の鍵を捜すのに 手間取ると お考えになったからでございます。 手間取る? どうして? あのときの吉田さんは 眼鏡を掛けていなかったことに 気付かれましたか? あっ してなかった。 実は 風祭警部が 物まねで使うと言いだしまして 吉田さんが貸していたのです。 デリカット? そういえば いつも宴会で 誰かから借りてやってる。 《救急車を》 《あっ あっ はい はい》 あのとき吉田さんは ボタンを 少し離して確認しておりました。 おそらく老眼でございましょう。 《お待たせしました》 故に 一刻を争う あの状況の中で 鍵を捜すという作業を お嬢さまに託したのでございます。 つまり お嬢さまが 現場に駆け付けるまでの わずかな間に 眼鏡をしていない吉田さんが 鍵を掛け 物陰に隠れるのは 不可能だということになります。 となると 残る容疑者は 1人だけでございます。 誰よ。 誰が どうやって 外から鍵を? いいえ 実は 犯人は 外から鍵をしたのではないのです。 どういうこと? 犯人は 部屋の中にいたのでございます。 はっ? 犯人は逃げようとしたところで ドアの外に お嬢さまの足音を聞き とっさに鍵を締めたのでしょう。 そして ドアの陰に隠れるなりしていた。 だから お嬢さまは気付かなかった。 でも待って。 吉田さんはドアの前にいて 部屋全体を見ていたのよ。 犯人の存在に 気付いたんじゃない? はい 気付かれました。 だから叫んだのです。 (吉田)《おっ お嬢さま どうなさいました》 あれは有里さんを見て 叫んだだけでしょ? いいえ 吉田さんにとって 有里さんは お嬢さまではございません。 はっ? ≪(有里の悲鳴) ご自分に置き換えて お考えください。 もしも お嬢さまが 有里さんの執事だとしたら 部屋の中から悲鳴が聞こえたとき お嬢さまなら どうされますか? どうって。 有里さん どうしたの? って聞くわよ。 ブブー それでは プロの執事失格でございます。 じゃ 影山なら どうするのよ。 もしも お嬢さまの部屋から 悲鳴が聞こえたら 私なら こういたします。 いきなり入るの? でも 一大事じゃなかったら。 お忘れでございますか? お嬢さま。 執事は あるじの部屋に入るとき ノックをしないということを。 あっ そっか。 《有里さま》 あれ? でも吉田さんはノックしてたわよ。 はい しかも有里さまと叫んでいました。 つまり お嬢さまと呼ばれる 本当のあるじは 別にいるということでございます。そして その相手こそ 有里さんの部屋に潜んでいた人物 つまり真犯人でございます。 お嬢さまと呼んでいる 相手でしょ? 妹の美幸ちゃん。 まさか孝子さん? じゃ 誰よ。 琴江さまでございます。 えっ! あの年で お嬢さまはないでしょ。 美幸さんの証言を 思い出してみてください。 《ねえ 何の騒ぎ? 琴江おばさんに何かあったの?》 《バカ おばさんじゃねえ 姉貴の方だ》 あの発言に何か 違和感を覚えませんでしたか? 確かに 何で琴江おばさんの ことだと思ったのかしら。 吉田さんが お嬢さまと叫んだからです。 それを聞いた美幸さんが 琴江おばさんの身に 何かが起きたと 考えたのでございます。 それに。 ≪《お嬢さま》 あのとき 琴江さまは まるで自分が呼ばれたかのように すんなりと振り向かれていました。 そういえば。 《有里さん》 つまり琴江さまは お嬢さまが有里さんを 診ている隙に部屋に出た。 《大丈夫 生きてる》 そこに孝子さんと佑介さんが合流。 全員が 今 この場に やって来たように見えたのです。 これが この事件の真相でございます。 ただし このままで終わればよいのですが。 はい はい はい はい はい。 沢村 有里さんが 意識を取り戻したそうですよ。 それで何て? うん 付き添っていた 細山さんが聞いた話ですと うん 犯人は見ていない。 ただ 男のようだったと 証言しているそうです。 男? これでショウレイさんの疑いは 晴れましたね ええ ええ ええ ええ。 では三浦君 早速 沢村 有里さんの話を 聞きに行こうじゃないか。 はい。 あなたのために 必ず 真犯人を見つけてみせましょう。 ツァイチェン。 男って どういうこと? これは 私が予想していた 最悪の展開でございます。 このままでは もう一つ事件が 起きてしまうやもしれません。 ≪(男性)うわ! 吉田さん。 近づかないでください。 やっぱり あなたが。 (吉田)はい 全て私がやったことでございます。 何で。 私は お嬢さまをだました この男が どうしても 許せなかったのでございます。 (細山)《いい天気ですね》 《そうですね》 《あっ すいません》 《あまりにも 奇麗だったものですから》 (吉田)細山は お嬢さまに 歯の浮くような言葉を並べて 近づいてまいりました。 しかし 在園寺家に 財産がないことが分かると あっさり有里さまに乗り換えた。 そのために お嬢さまが どれほど傷つき お心をお痛めになられたことか。 だから私は この男の肩に 頬をうずめる有里さまと この細山が どうしても許すことができなかったんです。 そんな。 しかし もう 終わりです。 せめてもの償いに。 吉田さん あなたは琴江お嬢さまの罪を かぶろうとしている。 そうではありませんか? 《おっ お嬢さま どうなさいました》 あなた あのとき 部屋の中に 隠れていた琴江さまを見つけ 全てを悟った。 ≪(足音) 《何も おっしゃらず 全て 吉田に お任せください》 さらに この場で 細山さんを殺害するふりをして 全ての罪をかぶり 自ら 命を絶つおつもりなのでしょう。 違う 違う 違う 違う 違う 違う。 初めて お会いしたとき あなたは 在園寺家の執事だと 誇りを持っておっしゃっておりました。 つまり 全ては お嬢さまのため。 そして 在園寺家のため。 ≪(琴江)もういいわ 吉田。 おっしゃるとおりでございます。 有里を刺したのは私です。 おっ おっ お嬢さま。 どうして。 有里は 1年前に留学先から帰国しました。 それまで細山さんと私に 何があったのかは知りません。 ですから 今日も無邪気に。 《おばさま》 《おめでとう とても奇麗だわ》 《ありがとう》 (琴江)それが かえって 私には苦しくて。 年がいもなく嫉妬して。 (琴江)気付いたら とんでもないことを。 本当に バカなことをしてしまいました。 申し訳ございませんでした。 おそらく有里さんは 琴江さまが犯人だということに 気付かれていると思います。 でも 有里さんは犯人を見ていないって。 ええ 見ておりません。 ただし香りに気が付いた。 琴江さまのスズランの香りに。 《スズランの香りですか 奥ゆかしい》 じゃ 何で言わなかったの? 吉田さんと同じです。 琴江さまを 守ろうとしているのです。 思い出してください お嬢さま。 あれは 部屋に残る スズランの香りを消すため 有里さんが必死に 香水の瓶を 割ったのでございましょう。 有里は本当の娘のように育てた 掛け替えのない存在だったのに。 それを私は。 有里さんはスズランのブーケを ご用意されておりました。 琴江さまの 大好きな お花です。 おそらく 琴江さまに お渡しするつもりだったので ございましょう。 これからの人生を 幸せに暮らしてほしい。 きっと そのような思いが 込められていたと 私には思えてなりません。 お嬢さまは 私の人生の全てでございました。 今回のこと お止めできなかったのは ひとえに執事である この私の責任でございます。 本当に申し訳ございませんでした。 (琴江)吉田。 (吉田)はい。 (琴江)あの日 あなたが この屋敷に やって来た日のことを まるで昨日のことのように 覚えています。 お嬢さま。 在園寺家が没落し この屋敷を 沢村の家に乗っ取られてからは あなたにも 苦労 掛けましたね。 よく ここまで 仕えてくれました。 50年間 本当に ありがとう。 もったいない お言葉。 やっぱり僕が見立てたとおり 犯人は あの没落マダムでし… アウチ。 いずれ 君とは 闘うことになりそうだ。 言っておくが。 言っておくぞ もう一度。 夜空に星 カレーに福神漬け 恋…。 どうして分かったの? もう一つ 事件が起きるかもしれないって。 吉田さんが琴江さんの罪を かぶろうとしていることが あなたには 分かってたってことでしょ? 執事たるものであれば 誰もが思い付くことでございます。 じゃ 何で 嘘 暴いちゃったの? 同じ執事であれば 吉田さんの気持ちが。 お嬢さま 確かに 大切な誰かを守ろうとする嘘は 時として美しいものでございます。 吉田さんの嘘は 執事として 称賛に値するかもしれません。 しかし しょせん嘘は嘘。 真実には かないません。 お嬢さまにおかれましては どんなときでも 真実を見詰める目を持つことを お忘れなきよう。 ところで お嬢さま ちょうどよい機会ですので 1つ確認を。 何? 私は お嬢さまのことを 何歳くらいまで お嬢さまと お呼びすれば よいのでございましょうか。 ちょっと待って影山。 あなた ひょっとして 私が50すぎのお嬢さまになると 思ってるわけ? 大丈夫よ そのうち奥さまって 呼ばせてあげるから安心して。 そう願いたいものでございます お嬢さま。 それまでに 私もダンスを覚えておきます故 そのときこそ 1曲 お付き合いいただければ。 (琴江)《いつか 分かるときが来るわ あなたにもね》