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(店内の音楽) (関口)はいはい…。 (市村俊哉)はい 新田さん。 (新田輝夫)ありがとう。 (戸の開く音) (水沢成美)こんばんは! (関口)ああ! こっちこっち! 遅いからもう来ないかと思ったよ。 おじさん同士の会話じゃ 味気なくてさ。 こっち こっち こっち! (成美)え? 真ん中に座ってよ~。 待ってたんだから。 ねえ! こんばんは。 いらっしゃい。 (新田)さあ! ほら。 まず1杯。 (成美)ああ すいません! いただきます~。 はい。 (関口)ああ どうもどうも。 (新田)どうも お疲れでーす! (成美)お疲れさまです! (小山)第一発見者の 水沢成美さんです。 (織田みゆき) 織田と申します。 今朝の8時頃で 間違いないですか? はい…。 ゆうべ お店に携帯を忘れて 取りに…。 (捜査員)写真。 (シャッター音) (富樫謙三) 入り口の指紋 忘れるなよ。 (捜査員)ああ かなり血痕飛んでるなあ。 (富樫)死体周辺は 徹底的に調べろよ。 (捜査員)わかりました。 (糸村聡)ここでか…。 (富樫)そこも指紋とるからな。 ちょっと ごめんなさい…。 (捜査員)こっちと あとカウンターあたりも写真。 (富樫)おい そこ気をつけろ。 血痕が残ってるからな。 市村瞬…? (富樫)知らないのか? はい。 次のドラフト確実って 言われてる選手だ。 (大窪)トガさん。 (富樫)おう。 血が付着してます。 犯人が脱ぎ捨てたんですかね? かもな。 (大窪)じゃあ 回します。 (富樫)こっち まだ調べてないのか? 早くしろよ。 (捜査員)はい。 (捜査員)そこも足跡あるからな。 (宮下晴彦) 被害者は市村俊哉 35歳。 凶器は 店にあった包丁です。 (堂本治)死亡推定時刻は 昨夜の午前0時から2時の間。 おい。 (捜査員)はい。 せーの! (堂本)傷口は1か所。 3.5センチの刺切創です。 (堂本)おそらく 死因は失血死かと。 (曽根武雄)防御創は? なし。 おい。 はい。 (捜査員)動くぞ。 (宮下)それと 冷蔵庫にあった金がありません。 冷蔵庫? ええ。 ガイシャは 金庫代わりに 冷蔵庫に 金を保管していたようですね。 厨房から 被害者以外の足跡が 2つ見つかってます。 ちなみに 凶器 冷蔵庫からは 被害者以外の指紋は出てません。 一見 顔見知りの 金目当ての犯行に見えるが どうだろうなあ…。 ないな どうしたんだろう…。 なんだ? 糸村! ああ はい。 何してる? これ 店にあった写真なんですが どれも 被害者の首に 手ぬぐいのようなものが 巻かれているんですよ。 でも それが 見当たらないんですよね…。 ちょっと すいません。 それがどうしたんだよ。 いえ ですから ない事が気になるんですよ。 犯人が持ち去ったとか。 お前の推測はいい。 さっさと この遺留品をどうするか言え! はい。 では この 犯人が着ていたと思われる 血の付着していた ウインドブレーカーを鑑定に。 それから この木の枝のようなものも 鑑定に回します。 そのわけのわからん木も 鑑定するのか? わけわからないから 鑑定するんですよ。 気になりませんか? おい いくぞ! (一同)はい。 お嬢。 遺族に報告行ってきます。 (宮下)そうだ。 野口。 (野口洋)はい。 聞き込みですね? (宮下)そうだ。 目撃者を探してこい。 (村木繁)これ 神棚から 持ってきちゃったんですか? 特別な木かもしれません。 種類を調べてほしいんですよ。 (横山恵一)バチ当たりますよ。 それと この写真。 この部分なんですけど 解析してもらえませんか。 模様だか文字だか 写ってるんですけど…。 あっ。 この前 画像処理のソフト 差し上げましたよね。 ご自分でお願いしますよ。 あの… パソコンの調子が悪いんですよ。 ほんとですか~? (市村瞬)殺された? 兄が…。 はい。 今朝 お店で発見されました。 今 ご遺体は 十条署の方に安置されています。 ご確認をお願いしたいのですが。 そうですか。 でも 申し訳ありませんが これから練習がありますので 失礼します。 え? 他に ご家族は? いえ 私だけです。 両親は7年前に 事故で亡くなっていますから。 でも 正直 兄弟といっても 年が離れているので 兄とは ほとんど 交流がなかったんです。 あの…! 最後にお兄様とお会いしたのは いつ頃ですか? さあ? 覚えていませんね。 たった一人の家族なのに 冷たいもんだなあ。 恨みとか買うタイプでも ないしねえ… うん。 トラブルを抱えてた様子も なかったけどなあ…。 (井上)他に親しい人は? ああ… 常連客かなりいたからね。 ゆうべは 俺と あの店の大家の新田さんと…。 あっ 最近よく来てた 女性の記者さんもいたね。 女性の記者? うん。 そうねえ…。 確かめはしなかったんだけど デキてたんじゃないの? ほう。 いやあ でもな あいつ 不器用だったし…。 ハハ… そうですか。 じゃあ 他に何かトラブルを 抱えてたというような事は? そういうのもなかったと思うよ。 たださ…。 ただ? (宮下)大家の新田氏の話によると ガイシャが 居酒屋を オープンしたのは6年前。 客は そこそこ入っていたようです。 ところが 最近 急に店を閉めたいと言って 滞納していた家賃 50万を持ってきたそうですが ガイシャの銀行口座から 引き出した記録はありません。 店を閉める理由は? 何度聞いても 言わなかったそうです。 次! はい。 ガイシャは北海道函館出身。 12歳年下の弟がいますが 弟がまだ小さい頃に ガイシャが家を出たため ずっと疎遠だったようです。 年の離れた弟か。 ウインドブレーカーが 現場に残されていたな 糸村。 糸村! はい。 あっ はい。 えー 血痕からは 被害者の血液のみで 犯人の体液その他は 検出されませんでした。 また ウインドブレーカーは 量販品のため 入手先の特定には 時間がかかると思われます。 以上です。 よし 次。 はい。 常連客の話によると 被害者は 第一発見者の 水沢成美さんと 交際していたようです。 この水沢さんは 新聞社のスポーツ担当記者で 被害者の弟 市村瞬選手の記事も 書いています。 という事は 水沢成美は この兄弟と それぞれ 知り合いだったという事か。 怪しい足跡が2つあったな。 はい。 スニーカーの27センチと ローヒールの24センチですが…。 共犯って事も考えられますね。 よーし! ガイシャと弟 女性記者との関係を洗え。 (一同)はい! 地取り班は 引き続き目撃者探し。 (一同)はい。 それと店の詳しい帳簿があったな。 銀行の口座も含めて一から調べろ。 織田 お前がやれ。 はい。 聞き込みも怠るなよ。 はい。 以上! (一同)はい! (宮下)みんな 労を惜しむなよ! (一同)はい! (村木)う~ん これ以上は無理ですね…。 「龍」… 龍かな? あの 難しい方の…。 龍なんてつくの いっぱいありますよね。 そういう手ぬぐい 店の開店祝いとかでも 配ったりしますよ。 じゃあ これ配った人が犯人で 持ち去ったとか? あっ。 それより このパソコン どこが調子悪かったんですか? ん? あ… 村木さん触っちゃったから 直っちゃったんじゃない? さすが。 シャワー浴びたい…。 (ため息) 頑張れ。 (店長)いらっしゃいませ。 ああ。 すいません お客じゃないんですよ。 あの… こういう者でして。 ああ…。 今 この商店街 回ってるんですけれども これ 見た事ありませんか? 手ぬぐいなんですけど。 どちらかの開店祝いとかで 配ってたとか…。 さあ? 私は見覚えありませんが。 あの そこの居酒屋の事件ですか? ええ まあ…。 はい どうぞ。 (望月洋二)あっ ありがとう。 ちょっと よろしいですか? はい? この手ぬぐいなんですけれども 何かご存じありませんか? いえ 知りません。 そうですか…。 すいませんでした。 あっ すいません。 はい。 あの… 実は 俺 聞いちゃったんですよ。 えっ 聞いちゃった!? なんですか!? あっ… あの…。 事件があった夜 マスターが 女性と言い争ってるのを 店の前で…。 ああ! そういう話でしたら 大至急 担当の刑事さん 呼んできますので。 ちょっと 待っててもらえますか。 ちょっとです。 すいません。 弟の瞬さんとも お知り合いだったんですね。 昨日 第一発見者として 事情をお伺いした時は そんな事 おっしゃっていませんでしたけど。 別に言う必要もないと思いまして。 ただの 記者と取材対象の関係ですから。 もしかして 私を疑ってますか? そういうわけではありません。 では お兄さんのお店に 出入りしていたのも 取材の一環という事ですか? ええ まあ。 お店に夜遅くまで残っていた事も あるそうですね。 お二人は付き合っているものだと お店のお客さんも 思っていたそうですよ。 誤解です。 お付き合いはしていません。 (小山)チームメートから 聞きましたが 瞬さんとも よくお食事されてるそうですね。 選手とは 食事ぐらいしますよ。 もういいですか? 仕事がありますので。 ≪あの ちょっと すいません。 あっ! 市村… 市村さんですよね? 糸村さん…! あの これ お兄さんが使っていた 手ぬぐいなんですけれども 何か心当たりありませんか? そんなもの 知るわけないじゃないですか。 兄の事は 本当に何も知らないんです。 でも ちょっとぐらいは 知ってますでしょ? 一緒に暮らしていた時の事とか…。 だから 知りませんって! いつもフラフラして 何やっても長続きしないし 親も見放してましたよ。 糸村さん! ああ 織田君。 いつも言ってますけど… なんで? すいません。 まったく…。 う~ん…。 あっ。 あなた 第一発見者の方ですね。 ちょうどよかった。 あの この手ぬぐい 知りませんか? (成美)さあ? いつも首にかけてましたけど。 う~ん…。 あの…! はい。 市村君は ケガを克服して 今が大事な時なんです。 環太平洋選手権の 大きな舞台が待ってるんです。 お願いですから 今は野球に集中させてください。 お願いします。 ここへは来ないでください。 お疲れさまです。 お疲れさまです。 (曽根)目撃者がいた? (宮下)はい。 事件当夜 午前0時頃 店の中で男女が口論してるのを 聞いた者がいます。 女の方は おそらく 水沢成美じゃないかと。 話の内容は? よくわからなかったそうですが 女の方が 声を荒げていたそうです。 水沢成美は 何時に帰ったと言ってる? (小山)午前0時頃です。 すいません! あの…。 これを見てください。 店の帳簿です。 半年ほど前から 「N」という記述が数回あります。 これは 水沢成美のNでは ないでしょうか。 だとすれば 金の事で 口論になったとも考えられるな。 (宮下)事件当日 あなたが店を出たのは 何時ですか? 午前0時頃だったと思います。 うん。 実は その頃 亡くなった市村さんと女性が 口論してるのを 聞いた人がいましてね。 それは あなたで間違いないですよね? どんな話をしていたんです? フッ… 言えませんか。 別に。 たわいない話です。 ここに店の帳簿があります。 このNというのは あなたの事ではありませんか? お金を貸したからって それがなんだっていうんですか。 (宮下)でも 全部で100万近くなりますよ。 普通に貸すには 大金だと思いますがね。 (横山)こういう字体って 歌舞伎とか相撲とか… あっ 龍なんて力士に多そうだな。 僕は 北星龍が好きだったなあ。 豪快な投げが魅力的でさ お尻の筋肉がプリッ! あっ 木片の鑑定結果です。 ありがとう ありがとう。 えっ… えっ!? カラマツ? ただの? ええ ただの。 でも 塩の成分が検出されたので 流木かもしれませんね。 流木…。 今回は何も出ませんね。 まずくないですか? (大石鉄夫)何も出ないのか? (村木)あっ 係長。 鑑定費用 めちゃめちゃ 使いすぎてますけど。 (大石)横山。 あとは お前の自腹な。 (横山)えっ!? そんな! ちょっと… 糸村さん! 村木さん! あれ? これ…! (横山)もう なんで俺まで…。 まあまあ まあまあ。 現場100回って言うでしょ。 急に そんな刑事みたいな事 言って…。 ああ やっぱり…。 ねえ 横山君。 横山君。 え? なんで この部分だけ 血痕が付着してないんだと思う? え…。 えっと…。 被害者は ここ。 犯人は? ここです。 うん。 返り血か…。 この位置だったら 顔にも 結構飛んだんじゃないですかね。 俺ぐらいの背があれば。 だとすれば 横山君なら どうする? どうするって…。 気持ち悪いし… 逃げるためにも顔を拭かないと。 手ぬぐい! 犯人は 倒れてる被害者の首から 取ったんだ! そのあとは どうする? えっと… 持ち帰るんじゃないですかね。 そうとは限らないんじゃないかな。 ちなみに犯人らしき足跡は トイレにも入ってるんだけど どう思う? どうって…。 まさかトイレに捨てたとでも? いやいや いやいや…。 鑑識がタンクの中まで 調べてますって。 これって 血じゃ…。 横山君。 運がいい~。 まさか このために 俺を連れてきたんじゃ…。 (物音) (森川勇太)こたっつぁん…。 こんにちは。 君 亡くなった 市村俊哉さんの知り合い? こたっつぁんって 市村さんの事? うん そうだよ。 これは? こたっつぁんから もらったんだ。 小龍…。 やった! ありましたよ 糸村さん! これだよ…。 (拍手) (観客の歓声) 「江戸っ子は 暑い寒いなんて 言っちゃいけない。 ねえ」 「我慢をするってのが 江戸っ子の 美徳とされておりましたけども」 「兄貴! 兄貴!」 どうぞ。 あっ 恐れ入ります。 (柊 龍蔵)お待たせ致しました。 (勇太)お疲れさまです! (龍蔵)勇太の祖父です。 あの わたくし 警視庁の糸村と申します。 お忙しいところ 申し訳ありません。 早速なんですが 亡くなられた市村俊哉さん 以前 師匠のお弟子さんだったと 勇太君から伺ったんですが。 もう随分前になります。 おじいちゃん お茶。 ああ ありがとう。 勇太が まだ小さい時でしたから 7年ほど経つでしょうか。 ようやく 二ツ目になったところで。 二ツ目とは? 階級みたいなものです。 落語家は 見習い 前座 二ツ目 真打とありましてね。 ああ この手ぬぐいは 二ツ目になった時 わたくしが小龍と名づけて 作らせたものです。 二ツ目になって 初めて 自分の名入りの手ぬぐいを 持つ事が出来るんです。 それで どうして落語を やめてしまわれたんでしょうか? さあ? それが 今もって よくわかりません。 急に やめると 言い出しましてね。 でも こたっつぁんは まだ落語好きだったよ。 よく聞かせてくれたんだ。 それがこんな事になるなんて…。 もう どこ行ってたんですか!? 大変だったんですよ あのあと! これのおかげで 手ぬぐい見つけました。 科捜研に回しましたからね! ちょっと シカトですか!? うわっ! えっ 何? 何? 何? ああ もう…。 いい加減にしてくださいよ。 ああ ごめん。 ちょっと 聞き入っちゃってさ。 え? 落語? 市村選手と水沢さんが…。 いつ頃の話ですか? あいつのドラフトの記事が 出たあとですよ。 (瞬)いい? もう店には行かないで。 あいつは 俺に入ってくる金が 目当てなんだよ。 そんな…。 ドラフトの記事が出た途端 電話してきたのがいい証拠だろ。 急に兄貴面してよ…。 俺から金を引っ張るために 君を利用しようとしてるんだよ。 そういう奴なんだよ! ひどい兄貴がいるのかなって…。 よくあるじゃないですか こういう事。 有名になると。 ドラフトの金の話!? はい。 それと… 事件当夜の午前0時過ぎに 自転車で外出するのを チームメートが証言しています。 よし 引っ張れるか? はい。 (曽根)事件の夜 午前0時過ぎから どちらに いらっしゃってましたか? 正直に話してください。 別に。 ランニングです。 自転車で? あなた お兄さんの事 あまりよく思ってなかった みたいじゃないですか。 話を変えましょう。 あなたは 水沢成美さんと お付き合いをなさってますよね。 水沢さん… お兄さんに たびたび お金を 渡していたようなんですが…。 何か 弱みでも 握られていたんですか? 待ってください。 彼女が 金を渡していたって…? (曽根)ご存じなかったんですか? あなた それを知り 許せなくなって 店に行ったんじゃないですか? とにかく このままじゃ帰れませんよ。 アリバイ きちんとしといた方が いいでしょう。 はい 報告書。 ありがとうございます。 ん? 何やってるの? 帳簿に 毎日 お客さんごとの 売り上げが記載されているので 写真の日付から 常連客以外の顔と名前を 一致させようと思って。 なんの役に立つか わかりませんけどね。 捜査に役に立たない事なんて ないよ。 …って誰かが言ってた。 「マイクロクリスタリンワックス」 手ぬぐいから 検出されたんだけど…。 あっ 化粧品作ってたりとか 絵画の修復やってる人がいたら 教えてね。 そんなの わかるわけないじゃないですか。 (宮下)お嬢 ちょっと来い。 水沢成美が 自分から話しに来たぞ。 はい。 じゃあ 失礼します。 彼は 何も知りません。 関係ないんです。 だから すぐに帰してあげてください。 彼には 事件当日 午前0時過ぎに外出したという 目撃情報がありましてね…。 しかし その事を 詳しく話してくれないんですよ。 だから 今も 事情を聞いてるんです。 瞬…。 彼は 何も言ってないんですか? (宮下)ええ。 あの夜 私が アパートに呼び出したんです。 大事な話があったので。 (成美)ごめんなさい こんな時間に。 大丈夫。 でも 俊哉さんの事で 話があって…。 なんだよ…。 大事な話って言うから急いで…。 あいつには もう会うなって 言ったじゃん! どうして 俺の言う事 わかってくれないの!? 違うの! 落ち着いて聞いて。 あいつの話なら 俺は帰る。 (成美)あっ 瞬…? 待って! 瞬! やはり あなたたち2人は…。 はい 付き合ってます。 関係を隠そうと言ったのは 私の方です。 彼の将来を考えて。 それで? 彼を夜中に呼び出して 話したかった 大事な話っていうのは なんだったんですか? 金の話じゃないんですか? 弟さんは お兄さんを 随分 警戒してた。 あなたも なんらかの事情で 金を強要されてたんじゃ…。 違います! お金は私が… 私が渡していました。 どういう事でしょうか。 それは…。 俊哉さんが 借金の返済に 困っていたので 渡しました。 借金…? それでも足りなかったんです! だから…! だから 彼は 振り込め詐欺に 手を貸してしまった…。 振り込め詐欺? そうです。 あの晩 俊哉さんに 店に来てほしいと言われて…。 どうして そんな事…!? 俺がバカだっただけだ。 言い訳はしない。 でも このまま罪を重ねれば いつ捕まるか わからない。 だから その前に 自首したいんだ。 その方が 瞬にも迷惑をかけないと思う。 どうにか マスコミに知れないで 済む方法はないか…。 そんなの ばれるに決まってる。 なんで 今じゃないといけないの? 考え直して。 やっと 瞬君の夢が かなおうとしてるんでしょ? あなたが足引っ張って どうすんのよ! それで 弟さんに相談を? はい。 12月24日の客は10人。 ひい ふう みい よう いつ むう なな やあ こ…。 この人だけ いつも払ってないなぁ…。 係長 二課のウラがとれました! (曽根)おう。 市村俊哉は 振り込め詐欺の 出し子だったようです。 出し子!? 2週間前の事件で お金を下ろしたATMの 遺留指紋と照合したところ 市村俊哉のものと一致しました。 水沢成美の言ってる事は 事実だって事か? 糸村さん。 うん。 油分の他 詳しい鑑定が出ました。 村木さんによると 酸化鉄 酸化チタンなども 検出されている事から グリースペイント… いわゆる 歌舞伎や舞台の役者なんかが 顔に塗るドーランじゃないかと。 ドーラン? 役者…? あっ!! なんだ? 糸村。 手ぬぐいから検出された成分と 帳簿から不審と思われる人物が 一致しちゃったんですけど…。 (曽根)どういう事だ? 宮下さん この人ですよ ほら…。 この人! おおっ! (望月)「情けない事を言うな」 「それが臆病風でなく なんだ」 おく… 臆病風…。 どうも 望月さんでしたね。 先日は ご協力ありがとうございました。 あっ どうも…。 あっ 役者さんだったんですか。 「売れない」が 頭につきますけど。 (宮下)亡くなった居酒屋の ご主人とは 随分 親しかったそうじゃ ないですか。 飲みに行っても金を払わない 仲なら仲と この間 そう言ってくださいよ。 それと 役者さんなら使ってる ドーランありますよね? それも調べさせてもらいます。 あっ 俺 肌弱いんで メークをしないんです…! (宮下)確保! 確保! 貴様…! おとなしくしろ! あぁ… いたたた…! ほら行くぞ! おとなしくしろ! あっ 痛~…。 (勇太の声)でも こたっつぁんは まだ落語好きだったよ。 どうして落語を やめてしまわれたんでしょうか。 (龍蔵の声)さあ? それが 今もって よくわかりません。 お前の部屋から 他人名義の キャッシュカードが出てきたぞ。 どうせ 架空口座だろ。 調べれば すぐわかる。 返り血を拭いた手ぬぐい トイレに流したの 覚えてるか? 運が悪いな…。 出てきたぞ。 詳しいDNAも そのうち わかるから 観念しろ。 俺は…。 僕は 助けてやったんです。 あいつ マチキンに 随分 借金してたんで まとめて払ってやったんです。 で 毎月 いくら取り立てた? 全然たいした事ないですよ。 弟のドラフトの記事が 出た時にね… 俺 つい 口滑らして…。 いい金づる出来たなって 言っちゃったんですよ。 そしたら あいつ やめて自首するって 言い出しやがって…。 (俊哉)あの… 何度言われても 気持ちは変わりません。 絶対に 望月さんの事は 言いませんから もう勘弁してください。 このとおりです。 そうだよな…。 お前の気持ち わかるよ。 まあ 今日は飲もうよ。 な? ビールもらうよ。 すいません…。 (望月)飲もう。 (包丁を刺す音) (俊哉)ぐっ…! (望月)ああっ! (望月)あぁ…! (曽根)冷蔵庫の金をとったのは 物取りに見せるためか? そんな 自首して 何もしゃべらないなんて 信じるわけないじゃないですか。 こっちは組織なんだから。 お前の携帯から 情報が わんさか出てきたよ! 二課の皆さんも大忙しだ! こっちはこっちで ゆっくりやるから 覚悟しとけよ。 (望月)やるしかなかったんです。 すいません… ごめんなさい。 (ため息) (車の走行音) あなた この間の…。 まだ 何か? お兄さんの事について 少し 話があるんです。 お時間いただけませんか? あんな奴の話なんて 聞きたくありませんよ。 もう ほっといてください。 瞬さん。 あなたにだけは 聞いてほしいんです。 3分でいいんです。 お兄さんが使っていた手ぬぐいと 同じものです。 柊…? 柊小龍。 お兄さんの もう一つの名前です。 お兄さんは上京されてから 落語家の道を 歩んでいたようですね。 落語家? でも 相当苦労されたようです。 北海道の言葉が抜けなくて 他の人よりも長い修業を積んで ようやく二ツ目になった。 へえ。 でも 結局やめたんでしょ? 途中で。 はい。 念願の二ツ目になって まもなく。 やめたのは 7年前です。 7年前って 親父たちが死んだ時…。 あなた方のご両親が 亡くなられた時 お父さんには かなりの借金があったようです。 そのお金を お兄さんは ご両親の遺産と保険金 全てを使って払っています。 ちょっと待ってくれ。 あいつは そんな事 ひと言も言ってなかったぞ。 俺の学費や遠征費 ケガの手術代も全部 親の保険金があるからって…。 嘘だったんですね。 落語家の二ツ目というのは 二ツ目貧乏と呼ばれるほど 安定した収入を得るのが 難しいんだそうです。 だから お兄さんは すっぱりとやめて あの店を始めた。 しかし 思っていたほど うまくはいかなかった…。 そうですね? はい…。 俺 学もないし 後先考えず バカだからさ…。 でも あいつのひじさえ 良くなれば…。 あいつの夢だけは どうしても かなえさせてやりたい。 どうしても! だから… 一生かけてでも 借金は返していくつもりだ。 これ 使っていただけませんか? 君にまで 迷惑かけるわけにはいかない。 あなたのためじゃありません。 彼のために使ってほしいんです。 彼の夢のためにも。 すまない…。 すいません! (瞬)結局 人だまして 金巻き上げてたんだろ? 成美も だまされてたんだよ。 そんな事ないって…! 兄貴が振り込め詐欺やったなんて 世間にばれたら 俺の選手生命も終わりだもんな。 あいつは 俺の夢も 潰すつもりだったんだよ! それは違います。 え…? 犯人や振り込め詐欺の連中は あなたがプロに入って 大金を得たら お兄さんの犯罪をネタに 強請る気だった。 だから お兄さんは あなたの将来を守るために 自首するしかなかったんです。 たとえ自首をして マスコミに知られても あなたの実力なら 必ず プロに入れる。 そう信じて お兄さんは 警察に 全てを話す事に決めたんです。 じゃあ ドラフトの記事が出た時 あいつが ここへ来たのは…。 おーい 瞬! なんで こんなとこ来るんだ。 そう堅い事 言うなよ。 これ 差し入れ。 好きだったろ? いかめし。 いらねえよ そんなの。 あっ 瞬がお世話になってます。 お前 やめろよ! じゃあな。 ちょっと…! お兄さんは ただ あなたに 会いたかったんだと思いますよ。 だって 自首したら もう会えなくなるって 誰よりも わかってたから。 だから…。 お兄さんの店の神棚に 供えられていたものです。 ずっと不思議だったんです。 でも ようやくわかりました。 お兄さんの好きな落語に 『雁風呂』という演目があります。 『雁風呂』? その中に 渡り鳥である雁を語る 一説があります。 舞台は函館。 お兄さんは落語家をやめてからも 時折 練習していたようですね。 偉い! さすがにお前だ。 ひと目で雁風呂と見抜いたな。 はぁ~ しかし まあ 将監は名人だ。 秋の夜 雁は木の枝をくわえて はるか北の国から 海を渡ってくると 考えられていました。 それは 途中 羽を休める 小島もない長旅のため 海に枝を落として その上に止まって疲れをとり また 飛び続けるためです。 そうして 浜まで たどり着くと いらなくなった枝を浜辺に落とし さらに 南へ飛んでいき また春になると 浜辺に戻り 自分の枝を拾い 北の国へ帰っていくそうです。 お兄さんの思いは この木の枝に 込められていたんです。 この木の枝に? 1週間前 お兄さんは 故郷の函館に戻っています。 飛行機の搭乗記録が残ってました。 おそらく ご両親のお墓参りも したんでしょう。 自分の罪を謝り あなたの成功を祈ったに 違いありません。 そして 海岸へ行き この枝を拾って あなたに渡そうと思った。 これから広い世界に旅立っていく あなたのために。 俺の… ため? お兄さん いつも一人で 頑張りすぎてしまう あなたの事 心配してたんです。 だから 時には 羽を休める事も大事だって 落語の『雁風呂』を真似て 伝えようと思ったんでしょうね。 出来る事なら お兄さんは あなたが羽を休められる場所… この枝になりたかったんです。 でも もう それは かなわない。 ならば…。 水沢さん。 俊哉さんは 落語の師匠のお孫さんに こんな事を言っていたそうです。 いっつも お母さんが妹に甘くてさ 不公平なんだよな~。 そっか…。 こたっつぁん 何作ってんの? 函館名物 いかめし! 弟の大好物なんだ。 へえ~ うまそう! そうだ…。 今度 作り方 教えなくちゃ。 (勇太)誰に? ん? きっと 義妹になってくれる人。 義妹? 私… 俊哉さんに 作り方 教わっていました。 お兄さんが お二人の気持ちを どこまで知っていたのかは わかりません。 でも 俊哉さんは あなたに 思いを 託したかったんだと思います。 お兄さん あなたの事が 本当に大好きだったんですね。 全ては あなたを思っての事だったんです。 確かに 彼は愚かな事をしました。 でも その やむにやまれぬ衝動も 兄としての愛情だった。 僕は そう思います。 あいつ…。 兄貴…。 俺とキャッチボールなんか した事ないのに…。 (俊哉の声)おーい 瞬! お兄ちゃん…! お兄ちゃん…。