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唯吾分享真正犯人 04日文字幕,台词

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いらっしゃいませ。 (女性行員)きゃー! (男)静かにしろ! どけ…! 動くな! 金を出せ! 動くな! 早くしろ! もたもたするな! 急げよ! 動くな! (銃声) ご苦労さまです。 遺体で発見されたのは この家に住む並木善也さん 45歳。 日の出銀行洛北支店の 支店長です。 (真田)死因は? (矢代有作)口の中がただれてるし アーモンド臭がする。 青酸性毒物による急性中毒死。 青酸反応が出た。 (吉村和彦)見てください。 遺書のようなものが 書かれてます。 (凛子)「皆」…? クラさん…。 はい。 実は 俺とこの男は…。 班長 アメフトやってたんですね。 これが班長で これがホトケさんですよね? 並木善也は 私の大学時代の友人です。 じゃあ 彼らの事を ご存じですか? こちらです。 (山村逸人)真田…。 (関口俊二)久しぶりだな。 並木と千春の結婚式以来だから 20年ぶりか。 そうだな。 (堀 孝行)僕も みんなに会うのは あれ以来なんだ。 同窓会しようって 山村に誘われてさ。 同窓会? (山村)俺と並木は 同じ 日の出銀行だろ。 支店長会議で会った時に 昔の仲間と集まりたいって 並木が言い出して 俺が 堀と関口に声をかけた。 どうせ お前は忙しいと思って 誘わなかったよ。 (並木千春)今夜は 妙に はしゃいでる気がしたわ。 (千春)皆さ~ん お待たせ~! (一同)お~! (千春)は~い…。 (並木善也)あ! コーヒー飲むか? コーヒー。 最近の俺の趣味なんだ。 (関口)うまい! エスプレッソの最大の魅力は アロマ… 香りだ。 香り。 (堀)いや~ おいしかった。 ごちそうさま。 そろそろ帰るよ。 (千春)え もう? (山村)すっかり 長居してしまった。 俺が死んでも… 千春とは 友達でいてやってくれよ。 なんで そんな事言うの? 縁起でもない! あ そうだ。 目覚ましの電池が切れているのを 忘れていた。 コンビニで 買ってきてくれないか。 ただいま。 あーあ…。 はい 買って…。 あなた? あなた! あなた! (千春の声)すぐに110番して みんなにも 戻ってきてもらいました。 最近のご主人の様子は どうでしたか? (千春)わかりません。 実は 私たちは 別居生活していまして…。 別居? 5年前 この家を建てた直後に 名古屋に転勤になったんだけど 結局 また 主人は 京都の支店に戻る事になって…。 でも 子供たちが 学校を変わりたくないって 言うんで 私と子供たちは そのまま名古屋に…。 で 今回は みんなで集まるっていうんで 来ただけなのよ。 仕事が原因かもしれない。 あいつの支店は業績が悪くて 上から罵倒されてた。 (梶原)係長。 カップに付着してた指紋 パソコンのキーボードの指紋 いずれも 並木さん 本人のものだけでした。 (桜井慎吾)それと このビンが ゴミ箱に捨ててありました。 中身は青酸カリです。 自殺で決まりでしょう。 撤収だな。 (倉元)ご苦労さん。 (倉元)今日のところは 帰っていただいて結構です。 (千春)なんですか!? なんでもありません。 自殺なら 僕たちの出番もありませんね。 いや 待て。 結論を出すのは… まだ早い。 その通りです。   (御子柴)他殺だとすると この中の誰かが 並木さんのコーヒーカップに 毒物を混入し そうとは知らずに 皆が帰ったあとに 飲んでしまったって事ですか。 奥さんは 遺体を発見してすぐに 通報したって言ってたけど…。 食器はすべて 洗い終わってました。 彼女には 偽装工作をする時間が あったと考えられます。 (六条 舞)班長 若~い! この人だけ あんま 変わってませんね。 あ ホントですね。 そのアルバム…。 まさか 勝手に持ってきたんじゃ…! ちゃんと 許可 取ってありますよ。 これ見て これ。 (舞)うわ~! みんな 仲良しだったんですね~! (堀)学生時代は 万年補欠の僕からは 想像もつかないだろ。 忙しそうだな。 僕は 就職に失敗したけど 必死に勉強して 資格を取って 会社を興した。 毎日仕事に追われて 昔の仲間と会うなんて余裕 ずっとなかったよ。 昨日が20年ぶりの再会って事か。 ああ。 久しぶりに…。 なんなんですか…。 人には パーソナルスペース というものがあるんです。 自分の周りの空間に 他人が入ってくると 今のあなたみたいに 無意識に体が動いて 相手との距離を 保とうとするんですね。 ほら ラッシュ時の満員電車や エレベーターの中で なんとなく落ち着かない気分に なったりするでしょう? あれは このパーソナルスペースが 保てなくなるからなんです。 だから なんなんです? 並木千春さんにも 試してみました。 なんですか!? 女性の場合は 特に 異性が背後に立つのを 警戒します。 ところが あなたが真後ろに立っても 彼女は 全然平気でした。 パーソナルスペースを 越えられる異性っていうのは 本当に親密な相手だけなんですよ。 例えば 親子とか… 夫婦とか… 恋人とか。 あなたと千春さんは 20年ぶりの再会じゃ ありませんよね? 付き合ってます。 僕たち。 お… おい!? いつから? …2年前。 名古屋に出張した時に 食事に誘ったのがきっかけだ。 再会した時の千春は チアリーダーで みんなのマドンナだった面影は まるでなかった。 でも 今は結構イケてるだろ? 僕と付き合いだして 千春は女を取り戻したんだ。 お前と千春にとって 並木は 邪魔な存在になってたのか? 並木は自殺なんだろ? まだ そうと 断定したわけじゃない。 (堀)僕じゃない。 千春でもない。 僕たちは ずっと一緒にいた。 コンビニまで送ってやるよ。 (千春)うん。   (堀の声)それから コンビニで買い物をして 千春を家まで送った。 家に入った直後に 千春が飛び出してきて…。 並木が死んでると言ってきた。 僕たちは 何も知らない。 (千春)真田君…。 関口…。 捜査が終わるまで 千春は あの家にも 名古屋にも戻れなくて このホテルに泊まってるって 聞いたから 話し相手になろうと思ってさ。 千春… ちょっと 訊きたい事があるんだ。 来てくれ。 …関口 悪い。 彫金に興味がおありなんですか? あ… ええ。 僕 今 彫金師 目指して 勉強中なんです。 それ うちの師匠の 作品展なんですよ。 以前は どんなお仕事を? あ~… 小説家目指してました。 ああ。 俺 こう見えても 昔 サラリーマンやってたんですよ。 でも 俺は 俺にしか出来ない事を やりたいんです。 そういえば 18金の表面加工をする時って 青酸カリを使うって 聞いた事があるんですけど。 (関口)それは昔の事ですね。 今は違う方法でやってますね。 堀君から連絡があったわ。 私たちを疑ってるようだけど 並木は子供たちの父親よ。 殺すなんてあり得ない。 並木は お前たちの関係に 気づいてたのか? 気づいていたとしても お互いさまだから。 あいつにも相手がいたのか? 誰だかは知らないけど。 あの人が 急に コーヒーに凝りだしたのは 女の影響だと思うわ。 二十歳のお誕生日の時 並木は 私に交際を申し込んできた。 あれって 真田君が 彼を後押ししてくれたのよね? あの頃が嘘みたい。 25年も経てば 人は変わる。 面倒見がよくて みんなから信頼されていた 真田キャプテンは 仲間を疑うなんて事 絶対にしなかった。   (倉元)並木さんは 他の支店の顧客を 横取りするという 強引なやり方をしていたそうだ。 吉村。 (吉村)はい。 顧客を取られた側の支店長が 山村でした。 お前は いつもそうだ! 自分の事しか考えない! それの何が悪い! 自分が一番大切… みんな そうだろう! 山村は 並木に対して かなり不満があったって事だな。 並木に愛人がいたっていう件は? はい。 手元の資料を見てください。 寝室と洗面所から 奥さん以外の 女性の毛髪が採取されました。 あの家に 女が出入りしてた事は 間違いありません。 それと 並木さんの携帯電話を 調べたところ 毎日 必ず 連絡をしている相手がいました。 この 「マキ」と登録されてる番号は 並木さん本人が購入した 携帯電話でした。 よし。 並木家を 再度 家宅捜索して この 「マキ」という女性の 身元を特定する 手掛かりを捜してください。 わかりました。 堀と並木千春の供述も曖昧です。 裏を取る必要がある。 それと 青酸カリの出所ですが 関口の周辺を 徹底的に調べてください。 以上… はい。 よし 担当 割り振るぞ。 (一同)はい! 真田さんって 学生時代の仲間でも 容赦しないんですね。 奴は 根っからのデカだからな。 刑事って職業は 友達なくしますね。 ミコ君は そんな心配しなくていいでしょ。 友達いないんだから。 …図星? いいえ。 ごめん! 班長… また1人で なんかやってますよ。 刑事補佐! 捜査会議には出てください。 あなたも 支援班の一員…。 なんで 俺の写真が…。 これは ソシオグラムといって グループ内の 心理的な相関図です。 好意的な関係は 実線で結んであり 嫌いな相手 敵対している相手は 点線で結んであります。 夫婦の間は うまくいってなかった…。 堀とは相思相愛って事ね。 そうです。 堀さん 得意気に言ってましたよね。 僕と付き合いだして 千春は女を取り戻したんだ。 学生時代は 他のみんなよりも 劣っていた自分が 今は 仕事で成功して かつてのマドンナと 不倫までしている。 今の堀さんは 昔の仲間たちを 見返している気分なんでしょうね。 つまり 堀さんは 並木さんに対して 対抗意識があった。 だから 点線。 関口さんは青い鳥症候群です。 青い鳥症候群って 現実を見ないで 夢ばかり追い求めてる人の事 ですよね? 俺にしか出来ない事を やりたいんです。 関口さんのような人は ビジネスマンとして 現実的に生きている人たちとは 話が合いません。 彼らに対して 苦手意識があると思われます。 だから 点線 点線 点線。 山村と並木は 仕事の面で敵対してた。 そう! だから 点線。 点線ばっかりねえ…。 そうなんですよ。 昨日の集まりは。 でも こんな心理状態の彼らが 並木の言い出した集まりに 参加するのは おかしくないですか? でしょう? 昨日の集まりは 単なる同窓会ではなく 何か 目的があったんじゃ ないでしょうか? わかりやすい東京土産ですねえ。 華子が来たんですか? ああ 大阪で同窓会があるんで ついでに寄ったんだと。 いや~ あいつ 妙にめかしこんでたなあ…。 久しぶりの 旧友との再会ですからね。 気合入れたんでしょう。 いや~ 大丈夫かな? あいつ…。 何がですか? え? 同窓会っていうのは 不倫の温床だからねえ…。 昔 好きだった相手と再会して 緊張して 胸がドキドキする。 そのドキドキを 相手への好意と錯覚してしまう。 典型的な つり橋理論のケースにはまって 思わず… ヨロヨロ フラフラ~。 ラブ・アゲイン…。 華子 女子校なんですけど。 え…? あ そうだったな。 女子校だったな! ハハ… な~んだよ…。 (諫早)ハハ 女子校か…。 ラブ・アゲイン…。   桐島さん! すみません…。 桜井。 はい。 はあ… まったく…。 男の独り暮らしにしては 調味料が多いわね…。 これ 何に使うんですかね? 貸して。 ヘーゼルナッツリキュール…。   桜井君。 (桜井)はい。 これの指紋を 調べてみてくれるかな。 これ 事件に関係あるんすか? 関係はなくても 興味はあります。 この間も カジさんに言われたでしょ。 (梶原)名刺があったよ! 「バリスタ 中沢真希」…。 (店長)お願い。 はい。 お待たせ致しました。 わぁ かわいい! すごい かわいい~! あっ ピンク…。 超かわいい! ごゆっくりどうぞ。 お待たせ致しました。 あ すみません。 ああいうのを出来る人を バリスタっていうんですよね? バリスタとは 豆や焙煎にもこだわり 極上のエスプレッソを淹れられる コーヒーの専門家の事です。 へぇ~。 じゃあ 私は あの アーモンドシロップをください。 はい。 僕は これを。 かしこまりました。 少々 お待ちください。 (中沢真希)ただいま~。 (店長)真希ちゃん お客さん 来てるよ。 どうぞ お座りください。 並木善也さんを ご存じですか? はい…。 自殺したって 元同僚から 連絡もらいました。 元同僚? 私 以前 滋賀の日の出銀行に 勤めてたんです。 並木さんは その時の上司でした。 こっちに転勤になった並木さんが 偶然 この店に来て 再会して…。 お付き合いを始めた…。 並木さんから この人たちの事を 何か 聞いてませんか? 奥さんでしょ。 この人もどこかで…。 (並木)俺には関係ない事だ。 関係なくないだろう! え? お前のせいで…! (並木)俺のせいじゃない! この人は 黒いスーツに 黒いネクタイで来たんですね? はい。 それ いつの事ですか? ちょうど… 1年位前ですかね。 (店員)お待たせしました。 カプチーノ・アーモンドシロップです。 すみません。 こちらが エスプレッソ・コレットになります。 どうも。 コレット? 普通のエスプレッソとは 違うんですか? エスプレッソに 蒸留酒を入れたものです。 うちのは ヘーゼルナッツ・リキュールを入れてます。 ヘーゼルナッツ・リキュール? 並木さんの家にもありました。 そうですね。 え? あれは あなたが? はい。 私が買いました。 並木家の台所にあった このビンには 誰の指紋も ついていませんでした。 買ってきた 中沢真希… それに 毎晩 飲んでいた 並木さんの指紋が ついているはずなのに きれいに拭き取られていました。 中身は? 異常ありません。 市販されている リキュールのままです。 中沢真希が 並木さんに別れ話を切り出され 逆上して殺したという可能性も ありますね。 不倫絡みの事件の多くは このパターンです。 よし! 中沢真希の 当日の行動を調べるぞ。 はい。 はい。 (関口)おい…! 放せよ… 警察に…! 関口さんと 言い争っていましたよね。 目撃者がいました。 あなたは 京南大学のアメフト部の コーチをしているんですよね? (倉元)「京南大学の 理化学実験室から 青酸カリが盗まれていました」 「並木さんの周りで あの大学に出入りしているのは あなただけです」 (吉村)「あなたは 顧客を取られた事に腹を立て 並木さんのコーヒーに 青酸カリを入れて殺した」 「あなたの犯行に気づいた 関口さんの口をも ふさごうとした。 そうですね?」 「黙秘します」   (御子柴)結局 班長の昔の仲間の中から 容疑者が出たって事か…。 班長 つらいでしょうね。 (舞)お疲れさまです! 関口俊二の容態は どうでしたか? まだ 意識は戻らない。 山村は 黙秘を続けています。 あの男は? さあ? 相変わらず 何 考えてんだか サッパリわかんない人ですよ。 はい いきますよ~。 536引く534は… 2。 ハハハ ほら カジュアルな笑顔になりました。 ありがとうございました。 気をつけてね~。 桐島さん! 急に こんなところまで呼び出して どういう事ですか。 勝手な行動は…。 班長は 学生時代 ある女性に告白して フラれた事がありますよね。 なんで そんな事を…。 並木家の集まりに なぜ 班長だけが呼ばれなかったのか それが どうにも気になって 実は 昨日から いろいろと調べてたんです。 ですから それは事件…。 中沢真希さんの話だと 1年ほど前 並木さんの元を訪ねた 山村さんが 黒いスーツに黒いネクタイだった っていうんで まずは その線から調べてみました。 2年前 この近くで 銀行強盗事件があったのは ご存じですか? ああ 確か 猟銃を持った2人組が 日の出銀行に…。 日の出…? 並木さんは 名古屋から京都に戻る前に ここ 滋賀県の 大津支店に勤めてたんですよ。 動くな! 金を出せ! もたもたするな! 早くしろ! 急げよ! 動くな! (銃声) (美濃部奈々子)うっ…! 犯人は 逃走直後に 逮捕されたんですが 撃たれた女子行員は 内臓と脊髄を損傷する重傷でした。 一時は リハビリを始めるまで 回復したんですけれども 感染症にかかってしまって… 去年 亡くなりました。 美濃部奈々子さん… 旧姓 吉川奈々子さん。 大学時代 チアリーダー部で 千春さんの親友だった方ですよね。 知らなかった…。 負傷者の名前までは 新聞に出ませんでしたからね。 それに 班長にだけは 知らせたくないと 思ってた人もいましたし。 山村さんです。 山村さんも 大学時代 奈々子さんに告白して フラれてるんですよね。 …ええ。 当時 彼女は 班長の事が好きだったんですよ。 デタラメな事 言わないでください。 デタラメじゃありませんよ。 お二人の仲が壊れるのを心配して どちらとも 付き合わなかったんです。 あなたに 何がわかるってんだ! 死んだ奈々子の心の中 読んだってのか! 残念ながら 私の専門は 生きてる人間です。 妹さんに聞きました。 失礼しました。 奈々子さんは 何よりも 仲間の絆を 大切にする人だったそうですね。 山村さんも 彼女の気持ちに 気づいてたんでしょう。 いまだに 班長に嫉妬心を持ってます。 だから 銀行強盗の事も 奈々子さんが亡くなった事も 班長にだけ 話さなかったんですよ。   さあ 入って。 (山村)真田…。   最後の試合 覚えてるか? 残り26秒。 俺と関口が 必死にラッシュを止め クオーターバックのお前が ロングパス…。 並木がキャッチして 逆転のタッチダウン。 ベンチから 真っ先に 堀が出てきて チアリーダーの千春も 大喜びで…。 俺たちは 最高のチームだった。 「あれから 20年以上の時が流れ みんな変わった」 「だが 変わらないものも あるのかもな」 奈々子のところに行ってきた。 「奈々子とは 卒業後も交流があったのか」 「年賀状だけはな」 「3年前に喪中のハガキが来て 彼女の夫が 病気で亡くなった事を知った」 お前 奥さん亡くしてたんだな。 奈々子が 仕事を探してるというので うちの銀行のパートを紹介した。 まさか あんな事件に 巻き込まれるとは…。 (山村)並木! 奈々子の容態は? まだ 意識が戻らない…。 (山村)おう お前たち…。 僕たちは 千春から連絡をもらって…。 ここで 雁首そろえていても 仕方がない。 俺は帰る。 (山村)おい… 並木! (山村の声)それ以降 並木が病院に来る事は 一度もなかった。 代わりに 千春が 奈々子とその家族に 謝り続けていた。 謝る…? ああ そうだ! 犯人たちはなあ 並木に融資を打ち切られた 腹いせに あの支店を襲ったんだ。 裁判でも 並木が動いたりしなきゃ 発砲する事は なかったと言ってた! あいつのせいで…! 奈々子は撃たれたんだ。 悪いのは犯人だ。 並木じゃない。 そんな事わかってるよ! でもな 俺たちは 昔の仲間なんだよ。 結局 あいつは 葬式にも現れなかった。 お前のせいで…! 俺のせいじゃない! (山村の声)あいつは 本当に変わってしまった…。 自分の事しか考えない男に なってしまった。 お前たちが 並木家に集まった あの日は…。 「奈々子の命日だった」 「ああ」 「奈々子の思い出話でもして 弔おうという事になったんだ」 並木には 奈々子の死を 悼む気持ちなんてなかった。 なのに なぜ あいつの家に集まったんだ? それは…。 俺だ… 俺が あの家で集まろうと言ったんだ。 並木の飲み物に 毒を入れるために。 「俺だ! 俺が… 並木を殺した」 山村さんは 嘘はついていません。 ただし 最後のひと言を除いてですけど。 班長もそう思ってる。 俺は あなたとは違う。 刑事としての勘です。 勘っていうのは 心理学的にいうと 論理化されない 経験則に基づく無意識の判断 という事になります。 おろそかには出来ません。 何が言いたいんです? 班長の思ってるとおり 彼は 誰かをかばってます。 そして その誰かは 昔のお仲間である事には 変わりありません。 ここから先 見たくない現実 見る事になりますけど…。 結果がどうだろうと ただひとつの真相を突き止める。 それが 私の… 捜査官の仕事です。 わかりました。 じゃあ ホンボシ突き止めましょう。   あなた! あなた! 俺と並木は 同じ 日の出銀行だろ。   大学時代 チアリーダー部で 千春さんの親友だった方ですよね。   班長 何か? 皆さん 彼らの心理的なつながりを示す ソシオグラムなんですが 正しくは… こうだったんです 今度は 実線ばかりですね。 みんな 美濃部奈々子という女性に 好意を持っていた っていう事ですか? そうです。 例の1万円札の鑑定結果って 持ってきてもらえましたか? ああ えーっと…。 これを見てくれ。 いくつか指紋がついてたが ここから 並木さんの親指の指紋が ここから 人さし指の指紋が 検出された。 おお…! つまり こう持ったって事だ。 (梶原)さらに 重ねるように 別の人物の指紋と掌紋が 検出された。 この人物が 最後に紙幣を握った…。 しかしねえ あの夜 集まったメンバーにも 中沢真希にも 該当しないんだなあ…。 じゃあ 今回の事件とは 関係がないって事ですね。 いいえ。 もう一度 よ~く このソシオグラムを 見てみてください。 指紋の照合が出来てない人物が 1人いる。 まさか 美濃部奈々子…? そうです。 あの集まりに 美濃部奈々子さんも 参加してたんですよ。 彼女は もう 亡くなってるんですよ。 それとも 幽霊でもいたって言うんですか? もしかしたら このヤマのホンボシは 幽霊かもしれません。 (倉元)今から 現場検証を始めます。 あの夜 座っていた席に 腰かけてください。 並木さんは どこに? ここです。 (堀)こっちに関口がいた。 ここには誰がいた? 誰もいない。 俺たち5人だけだ。 いや あの夜 この家には お前たちのほかに もう1人いた。 その事を お前たちは隠そうとした。 このビンから 指紋が拭き取られていたのも そのためだ。 お前たちは 全員でホンボシをかばってる。 違う! 俺だ! 俺が並木を殺したんだ! もう わかってんだ。 …ホンボシは。 ごちそうさまでした。 ありがとうございました。 またお越しください。 エスプレッソです。 あ… 悪いけど 僕 やっぱり コレットにしてもらえますか? (店員)はい。 それ 分量は決まってるんですか? 一応 決まってますが お好みに合わせる事も出来ます。 あ じゃあ… 並木さんと同じ量に してください。 この前 ここに来た時に 君に書いてもらった領収書。 ここについていた君の指紋が 並木家にあった お札の指紋と一致した。 君は 京南大学の理学部の学生。 実験室から 青酸カリを盗み出す事も出来る。 美濃部慧太君。 君は 奈々子さんの息子さんだね? 私が 慧太君を あの集まりに誘ったんです。 なんで…!? (山村)お前 奈々子の遺族に まだ 一度も会ってないだろう。 彼女の息子に謝れ。 一周忌なんだから いい機会だろ。 (並木)奈々子が死んだのは 俺のせいじゃないって 言ってんだろ! 謝る必要なんかない! (ドアの開く音)   君は…! 並木さんは ここの常連だったのに 君が奈々子さんの 息子さんだったっていう事に 気づかなかったんだね? …はい。 (慧太の声)あの男は 母が病院で苦しんでる時も…。 (真希)ダメ まだ仕事中…。 (慧太の声)奥さんは 何度もお見舞いに来て 何度も謝ってくれたのに その奥さんまでも裏切って…。 僕が あの家に行って あの人が 真っ先に心配したのは…。 真希との事は これで黙っててくれ。   (慧太の声)母の死に 少しでも 責任を感じてくれていたら 許そうと思ってました。 (慧太)でも 最後まで 謝罪の言葉はありませんでした。 だから…。 コーヒー飲むか? 最近の俺の趣味なんだ。 (慧太)手伝います。   コレットにしましょうか? そうだな。 俺のは いつもの量でな。   (うめき声) あなた どうしたの? (山村)大丈夫か! (うめき声) (千春)あなた!? (山村)おい… おい!? 並木! (千春)あなた… あなた! まさか 君が…? 警察を呼んでください…。 僕は どうしても この人を許せなかった…。 (千春)慧太君を 警察に引き渡すなんて 私たちには出来なかった。 だって 奈々子と約束したんだから! 私が死んだら… 慧太 独りぼっちになっちゃう…。 私がいるわ。 私が あなたの分も 慧太君を見守っていく。 俺も 慧太君の親代わりになる。 (堀)みんなで あの子を見守っていくから。 (奈々子)仲間って… いいね…。 みんなが仲間で… よかった…。 奈々子…? 奈々子! (山村)奈々子? 奈々子! 奈々子ー! (山村)俺たちと 仲間でよかった…。 それが 奈々子の最期の言葉だった。 私たちは あの子を…。 (千春)あとは 私たちでなんとかするから。 (慧太)でも…。 大丈夫。 (慧太)でも…! 大丈夫! みんなが 君を逃がしてくれたんだ。 それから 彼らは… 並木さんが自殺したように 偽装した。   (山村)これで 自殺に見える。 大丈夫か? 子供たちに なんて言ったらいいんだろう…。 一緒に考えよう。 あとは 指紋を消すだけだ。 行こう。 (千春の声)そのあと コンビニに寄って 家に戻り 警察に通報しました。 (山村)何があっても 慧太君の名前は出さない。 俺たちが あの子を守る。 みんなで そう約束したのに…! 本当の事 警察に話そうと思ってる。 ちょっ… ちょっと待て! 待てよ! (関口)なんだよ! (山村)慧太君の事を考えろ! あんな事 しちゃいけなかったんだよ。 (関口)放せよ… 警察に…! (山村)聞け! あいつは 仲間を裏切ろうとしたんだ! 逸人 罪を犯したものをかばうのが 仲間か? みんなを信じて 奈々子が頼んだ事は こんな事だったのか!   すまない…。 (嗚咽) 班長…。 関口が 意識を取り戻した。 (嗚咽) (ため息)   さあ… 行きましょう。   (御子柴)それ うちのチームの ソシオグラム? みんな 私の事が好き! …え? 20年の間に 立場も関係も 変わってしまったけど 心の中では 昔と変わらない絆が 残ってたのね…。 だから 殺人の罪をかぶってまでも 仲間との約束を守ろうとした。 それは 少し違います。 自分たちが 変わってしまった事も もう 昔のような絆に 戻れない事も 彼らは 十分わかっていたと 思いますよ。 じゃあ どうしてですか? 目の前で 突然 殺人という非現実的な出来事が 起きてしまった。 それを正当化するには 昔の絆にすがりつくしか 方法がなかったんですよ。 でも そんなものは所詮 犯罪を通してつながっただけの もろくて むなしい絆にしか すぎないんですけどね。 厳しいですね。 でも 班長はさすがですよ。 昔の仲間でも 徹底的に疑って ホンボシに たどり着いたんですから。 それは 全然違います。 班長は 初めから 仲間たちを信じてました。 いや 信じたかったんです。 自分が真実を突き止める事が 仲間たちの無実に つながってほしい…。 そう願って 捜査を続けてたんですよ。 そんな事は ひと言も口には出さずにね。 2人は お互いの事を どう思ってるんだろう?