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唯吾分享真正犯人 06日文字幕,台词

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(新田英佑) そいつらが悪いんだぞ! 俺の人生 台無しにしやがって! (倉元吾郎)犯人の新田英佑は 大学4年の時に この彩京硝子から 内定をもらったものの 経営不振で 内定が取り消しになりました。 今も就職先が見つからず この会社の人事部への恨みを 募らせてたようです。 (御子柴 衛)典型的な ジェーソン・ロドリゲスタイプの犯罪ですね。 班長 問題はこれです。 来てください。 (倉元)遺体は この会社の 営業三部に所属する北山晴紀さん。 新田は ビル内への侵入口を 探してる時に この遺体を発見し 首にかかっていたIDカードを 取ったと供述しています。 (矢代有作)転落死だ。 落下の衝撃で 腕時計が壊れている。 (真田英俊)6時45分…。 今朝ですか? いや 遺体の状況からみて 昨日の夕方だ。 その時刻に転落したとみて 矛盾はない。 (桜井慎吾)ガイシャの所持品です。 (御子柴)転落ってことは 事故や自殺の可能性も あるんですよね。 いや 爪の間に 繊維片が付着している。 (友枝凛子)本人の服とは 色が違う繊維ですね。 転落の際に 誰かの着衣をつかんだ。 他殺の線で捜査を始めよう。 (倉元)よし。 はい! (吉村和彦) 皆さんには これから 1人ずつ 聴取させていただきますので このまま ここでお待ちください。 それから 北山さんについては 何かお気づきの点がありましたら 随時 お話しください。 (吉村)ご苦労さまです。 (吉村)北山さんは 昨日の6時40分頃 ここから 1人で 出て行ったそうです。 (小嶌智彦)帰るのか? (北山晴紀) いや タバコ吸ってくる。 (吉村)こちらです。 本来 このビル内で喫煙するには 1階の喫煙室に 行かなければならないんですが 営業部の喫煙者たちは いつも この非常階段の踊り場で 吸っていたそうです。 この吸い殻 遺体が所持していたのと 同じ銘柄だ。 それに 火を消した痕跡がない。 (梶原 稔)凛子ちゃん! 何? 梶さん。 (梶原)これこれ。 どれ? 遺体の爪にあった繊維と 同じ色だ。 犯人は 人事部を襲った 新田の線もありですね。 IDカードを手に入れようと 突き落とした。 (桐島孝作) それはありえませんね。 下を見てください。 ここから落ちたら 危険だということは 一目瞭然でわかります。 もし この場所で 見知らぬ相手が近づいてきたら 人は 自分の身を守ろうとして 無意識のうちに 思わず警戒態勢に入ります。 とても タバコで 片手がふさがった状態じゃ いられないはずです。 だが 彼は タバコを吸い続けていた。 (北山)うわあー! つまり 彼は まったく 警戒心を抱かない相手に 押されて 落下した ということになります。 これは 顔見知りの犯行です。 (倉元)彩京硝子の営業三部は 酒や調味料の製造メーカーから ガラス瓶の注文を とってくる部署です。 北山さんは 入社5年目で 部内では最年少の社員でした。 ヘビースモーカーで 日に何度も あの非常階段で 吸っていたそうです。 落ちていた吸い殻の唾液から 検出されたDNAは 北山さんのものと 一致したそうです。 手すりから採取した繊維は ウール素材の緑色の毛糸。 遺体の爪に付着していたものと 一致しました。 ホシの着衣とみて 間違いないと思います。 (倉元)北山さんが殺害された ゆうべの午後6時45分 新田英佑に関しては アリバイが成立している。 他の同僚たちのアリバイは 現在 確認中だが この3人は 外回り中で 社内にはいませんでした。 裏も取れています。 班長。 我々 一課としては 引き続き 社内の人間を調べて 殺害の動機を持つ者を 割り出す方針です。 よろしく頼みます。 お知り合いみたいですね。 えっ? 彼女を見た時 ちょっと びっくりしたような顔 してたでしょ。 ほんとに 桐島さんは 人の顔 よく見てるんですね。 それが仕事ですから。 残念でした。 知り合いじゃありません。 えっ? 朝のバスで よく見かける人なんです。 あっ ファミリア ストレンジャー でしたか。 なんですか? それ。 よく見かける他人のことを 社会心理学では ファミリア ストレンジャーって言うんですよ。 知り合いじゃないのに 知っている。 確かに そういう人と 違う場所で会ったりすると びっくりしたりしますよね。 ええ。 彼女を使って… あら? (倉元)北山さんが タバコを吸いに行ったあと あなたは どうしていましたか? ここで 1人で仕事をしていました。 戻ってこないのを おかしいと 思わなかったんですか? 今 仕事が立て込んでいて 人のことになんて 構っていられないんです。 (吉村)昨日の昼休み あなたと北山さんが 喫煙室で揉めていたという 証言があるんですが。 (小嶌)お前 どういうつもりだ! 何を揉めていたんですか? (小嶌)それは… あいつ 得意先との約束を すぐ忘れるんで それを叱ったんです。 嘘をついてます。 まばたきの回数が多いでしょ? 福井係長。 人事部の事件が ニュースに流れて 得意先が説明に来いと 言ってきたんですが どうしましょう? (福井義人)課長 どこ行った? さあ…。 こちらにいらしたんですか。 (矢吹洋子)あの… 同じバッグ 持ってましたよね? あなたも気づいてたんですか。 偶然ですね。 昨日の夕方 6時45分 どちらにいらっしゃいましたか? 私は 6時から8時まで 会議室で 商品デザイナーと 打ち合わせをしていました。 (ドアの開閉音) (高田真弓)なんだ 課長も 花 買ってたんだ。 総務に言われて わざわざ 私 買いに行ってきたのに。 先に言っておけばよかったですね。 ごめんなさい。 こういう目立つことだけは しっかりやるのよね あの人。 だから 出世する。 あなたも 営業三部の方ですよね。 昨日の夕方 6時45分…。 私は 毎日 6時に帰る。 それ以降のことは 何も… 知りません。 (桐島の声)人は 強い関心を抱く 話題を前にすると 無意識に 唇を舌でなめるんですよ。 …なんで!? 最近 走ってないもんでね 体が鈍ってるんですよ。 はあ? ああー! 痛っ…! (三浦泰男)ああ 真弓ちゃん 人事部が襲われたんだって? そうなの。 私 犯人と同じ エレベーターに乗ってたのよ。 はぁ それは めったにない経験だね。 あんたね やらないんなら どきなさいよ。 そこはね 佐野さんの定位置なんだから。 (佐野 匡)あ いやいやいや…。 すいません。 すいません…。 大丈夫ですか? あ… 大丈夫です。 おっとっとっと…。 大丈夫です 大丈夫です。 どうぞ。 じゃ お言葉に甘えて。 あの… 定位置って あの人 決まったマシンが あるんですか? 同じ時間帯に顔を合わせる者同士 なんとなくね。 ああ…。 (店員)お待たせしました。 首切り課長? 矢吹洋子。 彼女は 人員削減の命令を受けて 2年前に 営業部に来たの。 人が嫌がる仕事をやります とでも言わないと うちの会社で 女で 営業の管理職なんかなれない。 そうまでして出世したいなんて 結婚もせずに 仕事一筋の女は もう必死よね。 さっきいた あの2人も 半年前にリストラされた犠牲者よ。 同じ営業部にいた人たちなの。 それで毎日 あのジムへ。 首切り課長の次のターゲットは 北山か… 福井係長の どっちかだったのよね。 福井係長…? 私ね 北山を殺したのは 福井係長なんじゃないかって 思うのよね。 (御子柴)北山晴紀の銀行口座には おととしから 7回にわたって 50万ずつの振込入金がありました。 一番最近のは 先週です。 振込人は…。 彼の周囲で このような名前の 人物はいません。 偽名となると 誰かをゆすってたか あるいは 金になる副業をしてたか。 はい。 (六条 舞)あっ ごめんなさい。 おう。 あの会社の 防犯カメラの映像を調べて 事件当日 緑色の服を着ていた 人物をピックアップしてきた。 あの男…。 福井係長ですね。 (御子柴)緑のベスト…。 私の服を調べる!? 捜査に ご協力ください。 お断りします。 北山の事件なんて 私には関係ない! おい 小嶌! 確認取れたか? まだです。 先方とつながりません。 (福井)なんだよ おい。 課長! これを…。 あっ… 係長! (福井)はい。 ファクスでなんて…。 (福井)たった3000万!? 何があったんですか? 長年のお得意さんを ライバル会社に 取られちゃったみたい。 あらら。 向こうのほうが うちより 安い卸値 提示したみたい。 最近 こんなことばっかりよ。 余計なことをしゃべるな! どうぞ。 営業の方っていうのは 非常階段の踊り場で 吸うんじゃないんですか。 あれは ミラーリングって いうんですって。 相手が気づかないように 鏡のように 相手のしぐさや姿勢を真似する。 そうすると 相手は 無意識のうちに警戒心を緩めて 心理的接近がしやすくなる。 営業のお仕事は長いんですか? 入社以来 ずっとだよ。 大変なお仕事ですよねぇ。 ストレスもたまるでしょう? ストレスだらけだよ。 客は 勝手な要求ばかり言うし 会社は 無理なノルマを押しつけてくる。 それでも 昔はよかった。 頑張れば 給料は上がった。 やりがいがあった。 今は やりがいがないんですか? 会社のために頑張ってきた 先輩たちが次々とリストラされ 残ったのは 使えない若造だけ。 営業のイロハも知らない女が 課長になる。 こんな時代が来るとはなぁ…。 (福井のため息) (ため息) あんた 俺に 何か用事があるんだろ? いや 助かりましたよ。 いえ。 皆さんの捜査の 手助けをするのが 我々 支援班の仕事ですから。 ところで お昼どうしますか? 私は本部に戻ります。 あ…。 じゃあ 私は食事をしてから 戻ります。 付き合ってあげればいいのに。 いや 職場以外まで 一緒にいたくないの。 そのひざ掛け 手編みですか? ええ。 お正月休みの間に 自分で編んだの。 上手ですね。 調べたいことがあるので 貸していただけますか? 調べるって 北山君の事件で? 私 疑われてるの? いいえ。 あなたのアリバイは 成立しています。 でも すべて隈なく調べるのが 私たちの仕事なんです。 ご協力お願いします。 わかりました。 お食事 終わってからで いいですよ。 いっつも ここでお弁当ですか? 営業部の課長になったら ランチを付き合ってくれる人が いなくなった。 みんな 仕事以外の時間まで 私とは 一緒にいたくないんでしょ。 それに ゆっくり食べても いられないしね。 営業は 常に時間に追われている。 前の部署の時は マイペースでも許されたけど 今は 時計ばっかり見てる。 営業部の前は どちらにいらしたんですか? 商品開発部。 住宅資材用の ガラスの開発をやってた。 断熱ガラスとか 防犯ガラスとか 結構 実績上げてきたのよ。 それなのに この歳になって 急に営業部に異動なんて。 辞令聞いた時は ショックだったわ。 異動の時期と リストラが重なって 首切り課長なんてあだ名 つけられて。 もしかして 気にしてます? えっ…? これ。 私も 最近 よくやるんですよねぇ。 眉間のシワが つい気になっちゃって。 嫌よね ここに くっきり 縦ジワが入るのって。 一日中 しかめっ面してるんだなぁって 思い知らされる。 本当はさ 仕事でトラブルが生じても 大丈夫よって 笑顔で部下たちに言えるような 上司になりたいんだけど そんな余裕は全然なくて。 私も 余裕 全然ない。 そうなの? 颯爽と 仕事しているように見えるけど。 見栄っ張りなんです。 同僚たちには ジタバタもがいてる 自分を見せたくない。 その緊張感が つい ここに出ちゃう。 (凛子と洋子の笑い声) なんのことですか? おたくの営業部は このところ 何度も 取引先を ライバル会社に取られたり 競争入札で負けてるそうですね。 (小嶌)紙パックや ペットボトルに押されて ガラス瓶業界全体が 不振ですから 客の取り合いは 激しくなる一方です。 調べてみました。 北山さんの口座に 振り込みがあった時期と そちらの営業部が 顧客を失った時期が すべて シンクロしているんですよね。 北山さんは 自社の情報を ライバル会社に流し その見返りに報酬を得ていた。 あなたが 北山さんと揉めていたのは この件だったんじゃ ありませんか? そうです。 北山が 朝一番に会社に来て 人のデスクやパソコンを 調べているのを見たので…。 俺がやっているという証拠でも あるんですか? (小嶌)お前 どういうつもりだ! (洋子)北山君が…? 必ず証拠を見つけて あいつに責任を取らせます。 私が 本人に聞く。 事実関係がわかるまで このことは 誰にも言わないでください。 (小嶌の声) 課長に任せることにしました。 他社に 情報が 流れているのではないかと 最初に疑いを持ったのも 課長ですし。 失礼します。 (御子柴)失礼します。 情報漏えいについて 彼と直接 話は出来たんですか? いいえ その機会はありませんでした。 私が この会議室で 商品デザイナーと 打ち合わせをしている間に 彼は亡くなってしまったんです。 (諫早賢三郎)えいっ… よいしょ。 うっ… くっ…。 お義父さん 大丈夫ですか? ここのところ 運動不足でな 体がなまって… 重い。 ハハハ… そんなお義父さんのために こちら 用意してみました。 うん? 白いアレイです。 こうやって白く塗ると 黒いものよりも 軽く見えるんですよね。 なるほど。 色のイメージによる 心理的錯覚か。 明るい色は 膨張して見えますからね 実際の重量よりも 軽い印象を受ける っていうやつです。 うんうん どれどれ。 あっ…! ああ… おぉ ほんとだ。 軽く感じる。 ただし それ… ペンキ塗りたてです。 えっ…。 あっ! ああっ! 孝作! お手手 こんなになっちゃったぞ! 彼女には アリバイが あるんじゃなかったんですか? (倉元)「北山さんが殺害された 午後6時から8時まで あなたは デザイナーと 打ち合わせをしていた」 「そのデザイナーに 確認したところ あなたは 途中で 席を外していますよね?」 「コーヒーのお代わりを淹れに 給湯室に行きました」 あなたが会議室を出たのが 6時40分。 それから10分ほどして 戻ってきたと デザイナーは証言してますが。 (倉元)情報漏えいの疑惑について 北山さんを問いただし 言い争いになった。 違います。 私が会議室を出たのは 6時20分です。 コーヒーを淹れて 5分で戻りました。 時計で確認してますから 間違いありません。 時計を見て 時間を 確認したわけじゃないんですか? (三宅秀美)だって 確認のしようがないわよ。 私 腕時計してないし。 あの日は ここに 携帯を置き忘れていったから。 じゃあ なんで 矢吹課長が会議室を出たのが 6時40分だって わかるんですか? うーん 厳密に その時間を 言ったわけじゃないわ。 6時に会議室に入って 40分ぐらい経って 彼女は席を外した。 そう言ったのよ。 6時20分だった可能性も あるんですね? ああ それはない。 時計 見なくたって だいたいの時間はわかるわ。 いくらなんだって 20分ってことはなかった。 30~40分は経っていた。 彼女が戻ってくるまで 10分以上 待たされたわ。 (咳払い) 何? なんでもありません。 デザイナーと矢吹洋子さんの 関係も調べた。 仕事上の付き合いだけで 故意に彼女を陥れるような証言を する理由は 見つからなかった。 矢吹さんは営業部になって 常に時間を気にして 時計ばっかり見てるって 言ってました。 6時20分っていう彼女の主張は 嘘ではないと思います。 「類は友を呼ぶ」という ことわざがあります。 ある社会心理学者の実験によると 人の好感度というのは 互いの性格や環境など 共通点が多ければ多いほど 高くなるものなんだそうです。 (ため息) ほら よく初対面の人間なのに 同じ県の出身だって わかっただけで 「おぉ~」って 仲良くなる瞬間って あるでしょ。 友達いないんで。 あるある。 昔からの友達みたいな 気分になったりする。 それ それ それ それ。 あなたも そういう感覚を 味わってるんじゃありませんか? (桜井)失礼します。 福井係長のベストは 被害者の爪の繊維とは 一致しませんでした。 矢吹洋子のひざ掛けとは 一致したよ。 同じ毛糸だ。 間違いない。 (凛子の声)桐島さんって 嫌な人。 人の心を見透かして…。 私は 矢吹さんに 自分との共通点を感じてる。 そのせいで 感情移入しすぎてるって。 なんか胸につっかえてるものでも あるのか? 話して 少しは 気晴らしになるようなら聞く。 話したくなければ 無理して話さなくていい。 支援班への異動が決まった時 内心ショックでした。 私は ずーっと 鑑識で やっていくものだと思ってたから。 どうして今さら 新しい部署に 行かなきゃならないのか 正直 不満でした。 それでも 与えられた職務には 全力を尽くしてきたつもりです。 大丈夫。 私は ここでも やっていける…。 そう思ってたけど…。 やっぱり 私には 捜査官の資格がない。 捜査官の資格って なんだ? (凛子の声) 所轄の生活安全課にいた頃 万引きした少年を 捕まえたことがあるんです。 初犯で 出来心だって言ってた。 絶対にしません! ごめんなさい! 信じてください! 本当に 本当に もう二度としませんから! お願いします! ごめんなさい! (凛子の声) 私は その子の言葉を信じて 逮捕はせずに 親を呼んで 厳重注意で済ませた。 ところが 3か月後 一人暮らしの老人宅で 強盗傷害事件が起きたんです。 (凛子の声)犯人は…。 (凛子の声)その後の調べで 少年は 窃盗の常習犯だ っていうことが判明した。 親として 私の前に現れた人物も 偽者。 あの子の涙に だまされた。 君は昔から 相手に同情したり 感情移入しすぎるところが あるって思ってたが そんな経験があったとは。 あなたと知り合った頃は もう鑑識にいたから。 私は 相手の嘘が見抜けない。 だから 鑑識に行ったんです。 物は 嘘をつかないから。 確かに 俺は 常に疑う習性がしみついてる。 でも 桐島さんは 信じることも疑うこともしない。 ただ 相手を観察する。 各自がやり方を貫くことで 見えてくる真実もある。 だから 凛子が相手を信じたければ 信じればいい。 こうでなきゃいけないっていう 方程式は このチームにはない。 俺たちは 「いわしの中の なまず」だからな。 (御子柴)矢吹洋子が 打ち合わせをしていたのは この会議室です。 (吉村)あなたのひざ掛けの毛糸が 北山さんの爪に入っていた。 これは もう動かぬ証拠でしょう! そんなこと言われても 私じゃない…! (吉村)いい加減にしろよ! (倉元)でかい声を出すな。 出てろ。 どうも。 すぐ戻ってきますので それまで こちらの部屋でお待ちください。 (ため息) なんなんだろ あの人…。 (ノック) はい。 お待たせしました。 さて ここで問題です。 私は あなたを 何分 待たせたでしょうか? 10分ぐらいですか? ブブー。 正解は 4分30秒でした。 えっ!? それだけしか 経ってないんですか? この部屋って 全体的に赤いですよね。 ええ。 人は 赤い光や赤い空間の中に 身を置くと 他の色の空間にいる時よりも 時間を長く感じるんです。 ほら 飲食店の 内装やインテリアって 赤系が多いでしょ? あれも そのためなんですね。 実際よりも 長く滞在したと錯覚させて お客の回転率を上げてるわけです。 錯覚…。 あのデザイナーさんは この会議室に入って 30~40分 経っていたと 感じていました。 でも その感覚は この部屋の色の 影響を受けていたと思われます。 実際には それよりも短い時間で 矢吹さんは席を立った。 「すぐ戻ります」という言葉も 心理的な影響を与えてますね。 すぐ戻るって言ったのに! デザイナーは 10分以上 待たされたと感じたけれど 実際は 矢吹さんの言うように 5分だった。 まあ 正確に5分だったかどうか までは立証出来ませんが 2人の証言の食い違いの原因は この部屋の色だったんです。 彼女は 嘘をついていない。 そうです。 あなたが信じてるとおり 矢吹さんは ホンボシじゃありません。 彼女 鏡 見てましたから。 鏡…? それ どういう意味ですか? 人は誰しも 頭の中に 理想の自分が住んでいます。 こうありたい こうあるべきだという姿です。 ところが 鏡は 現実の姿しか映してくれません。 さあ ここで また問題です。 鏡に 理想の自分とは程遠い自分が 映ってしまいました。 その時 あなたなら どうしますか? A 鏡から目をそむける。 B 理想の姿になれるよう頑張る。 B。 ブブー。 正解は Aでも Bでもありません。 ありのままの自分を受け入れる。 自分は 完璧ではない。 その現実を受け入れる。 自分には 出来ないことがある。 それを認める。 でも そんな自分だからこそ 出来ることもある。 私だからこそ… 出来ること。 梶さん! 梶さん… 梶さん! あ はいはい。 例の毛糸 もう一度 調べたいの。 (梶原)なんで? 物は嘘をつかないから。 私は 物から 真相を見つけ出す。 犯人の遺留品の毛糸と 矢吹洋子さんの ひざ掛けの毛糸は 素材も色素も同一ですが 1つだけ違う点がありました。 毛糸を製造する際 同一の色素で 同じ工程で着色しても ロットごとに 色の濃度に 微妙な違いが生じます。 その違いは 特別な分析機でなければ わからないものなので 専門機関に頼んで 調べてもらいました。 遺留品の毛糸と ひざ掛けの毛糸は 濃度が違いました。 つまり 同じ商品であっても ロットが違う。 製造された日時が違うんです。 北山と接触したのは 矢吹洋子ではなかった。 矢吹さんは シロです。 彼女とは別の時期に購入した 毛糸で編んだものを 犯人は着用していた。 手芸店には 購入者リストの提出を 要請してあります。 凛子さん リスト 届きました! 御子柴 購入者のリストから 北山晴紀…。 なるほど。 ホンボシがわかりました。 私の思ってたとおりの人物です。 佐野さん ちょっといいですか? お待たせして すいませんでした。 あなたに ここで 待ってもらうように 真弓さんに頼んだのは 私です。 桐島といいます。 友枝です。 警察が 私に なんの用ですか? あなた このところ 定位置のマシンを 使ってないそうですね。 あの時も すぐに移動してましたもんね? 定位置のマシンの前には 鏡があります。 今のあなたは 鏡を見ると なんだか 落ち着かない気分に なるんじゃないんですか? 鏡の中には 事件の目撃者がいますからね。 目撃者? ハハ… なんの話ですか? 彩京硝子のビルは 文字どおり ガラス張りです。 非常階段の踊り場に立つと 目の前のガラスが鏡になって そこに立つ者の姿が映ります。 北山さんを転落させた犯人は 鏡に映った自分の姿を 見てしまったんです。 つまり 自分自身が 自分の犯行の 目撃者になったわけです。 人は 鏡の前に立つと 正しい自分 美しい自分でありたいという 潜在意識が働くんですよ。 コンビニに鏡が多いのは まさに その潜在意識に訴えかけて 万引きを防止するためなんですね。 犯人は あの日以来 鏡に映る自分の目を見ると 良心が かきむしられるように痛んで 鏡を直視することが 出来なくなってしまったんです。 そうです。 この事件のホンボシは あなたです。 殺害現場の手すりには 犯人の着衣の毛糸が 残っていました。 カタログ通販で その毛糸を購入した人の中に あなたの奥さんの名前が ありました。 奥さんは その毛糸で あなたのセーターを編んだ。 事件当日の夜 このスポーツジムの 防犯カメラには 緑色の手編みのセーターを着た あなたが 映っていました。 佐野さん あなたが 北山さんを 転落死させたんですね。 (佐野の声)ジムの帰りに ふと職場が懐かしくなって あの非常階段に行きました。 (北山)佐野さん…。 (佐野)今月は サクラ醤油への 納品がある月だな。 あそこの佐藤部長は 気難しいところがあるから ミスのないようにな。 サクラ醤油なんて 小口の取引 いっそ なくなっちゃえば いいんです。 手間かかって 面倒なだけだ。 (佐野)お前は 何もわかってない! ちょっと やめてくださいよ! 俺が どれだけ苦労して あそことの契約を取ったか! 毎日 通って 頭下げて 信頼を勝ち取るのに どれだけ大変だったか! やめろよ! お前は なんにもわかってない! (北山)うわあー! (佐野)ああ…! (佐野)37年間 私は働いてきました。 給料をもらうため 家族を養うため。 それもありますが 働く理由は それだけじゃない。 サクラ醤油への営業が 成功した時の喜びは 昨日のことのように思い出せます。 あれが 私の… 誇りだった。 あなたが 私の無実を 証明してくれたんですってね。 私は 私の出来ることを しただけです。 ありがとう。 私 やめることにしました。 えっ…!? 警察をやめるの? まさか。 そうじゃなくて。 無理をするのを やめることにしました。 私は 私のまんま ジタバタする自分も隠さずに やっていきます。 私も そうしようかな。 これ以上 眉間のシワが深くなるの 嫌だもんね。 ここね。 フフフ…。 お得意さん取られた分 頑張らなくちゃ。 リストラ指令でも 負けてたまるもんですか。 課長! 行きますよ! ごめん。 じゃ…。 (洋子)お待たせ。 桐島さん! はい。 お昼 行くんですか? ええ。 油小路通に おいしいラーメン屋さんが あるんですけど 一緒にどうですか? ああ… 今日は ラーメンっていう 気分じゃないんですよね。 そうですか わかりました。 イタリアンは どうですか? このチラシを見せるとね 800円のランチが 500円になるんですよ。 安っ! でも 今日までなんです。 私も行っていいですか? もちろん。 じゃ ここで またまた問題です。 ピザとパスタ どちらがお好きですか? パスタ。 ああ…。 「ああ…」って なんか問題ありますか? とても言えません。